医院ブログ

マウスピース矯正「専門」
LINE予約
二子玉川」駅より徒歩
03-6431-0972

診療時間:10:00~18:30 / 診療日:水・金・土
※13:00~14:30はお昼休み

  • 無料カウンセリング
  • 無料メール相談
キービジュアル

インビザラインで治療中の生活はどんな感じ?注意点も解説

2023年9月1日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザラインで矯正治療をしたいけれど、どんな生活になるのか不安…という方も多いでしょう。
そのため、今回はインビザラインの治療に際して多くの方が気になっている疑問に答えていきます。

 

目次

■インビザラインで治療中の生活はどんな感じなのか
■インビザラインの治療中に気を付けるべきこと
■その他インビザラインの治療に関する疑問と答え
■「紹介文を読む・歯科医院で相談する」ことでインビザライン生活を想像
■まとめ

■インビザラインで治療中の生活はどんな感じなのか


インビザラインを持っている女性

インビザラインを持っている女性

インビザライン治療は1~3年程度の時間がかかりますが、治療中の生活が気になる方も少なくはないでしょう。ただ、インビザライン治療中の生活リズムが変化することはなく、これまでと同じように過ごしても問題はありません。

 

しかし、大きく変化する部分もあるので注意しましょう。特に違うのは、マウスピースを装着しなくてはならない点です。インビザライン治療では、マウスピースを1日20時間以上は装着する必要があります。就寝時はもちろん、日常生活においても常にマウスピースの装着が求められます。装着を忘れてしまわないように、しっかりと習慣化しておきましょう。

インビザラインはマウスピースを自由に取り外せる一方、装置の自己管理が求められます。装着時間はもちろんですが、マウスピースの衛生状態も管理しなくてはいけません。また、紛失してしまわないように注意が必要です。ケースへ入れて持ち運ぶなど、保管を工夫したほうがよいでしょう。

 

インビザライン治療を開始した後は、定期的に歯科医院へ通院する必要があります。日頃から検診を受けている方なら問題ないと思いますが、歯科医院に行く習慣がない方は、定期的な通院を忘れないようにしましょう。ただ、インビザライン治療の通院頻度は2ヶ月に1回程度です。年6回ほどで済みますので、負担が増えるほどではないかと思います。

インビザラインは複数のマウスピースを使って歯並びを移動させますが、数週間に1回の頻度で交換する必要があります。交換を怠ると治療が計画通りに進まず、治療期間がのびてしまう可能性があるので注意しましょう。交換日を確認するなど、適切な管理が求められます。

■インビザラインの治療中に気を付けるべきこと


インビザライン治療中は、マウスピースを取り外して飲食を楽しみましょう。マウスピースをつけたまま飲食をすると、本体が傷んだり破れたりするおそれがあります。そして飲食が済んだら早めに歯磨きを行い、速やかに再装着することが重要です。もし外食などで歯磨きが難しい時は、マウスウォッシュで口腔内をきれいにしましょう。

 

また、治療中は糖分が多い食べ物・飲料は極力避けることをおすすめします。糖分は虫歯菌の大好物で、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。もしインビザライン治療中に虫歯などができた場合、矯正治療を中断して虫歯治療を優先しなくてはいけません。治療計画に狂いが生じますので、甘いものはなるべく控えておきましょう。

色素が強い食べ物や飲み物も控えることが重要です。歯はもちろん、マウスピースに色素が沈着すると、変色してしまう可能性があります。カレーやトマトソース、コーヒーなどは減らしたほうがよいでしょう。ただ、あくまで見た目が不衛生になるだけですので、過度に控える必要はありません。

 

マウスピースを装着する際は、隙間ができないようにすることも大切です。マウスピースが歯から浮いたり、密着しなかったりすると、歯が正しく移動できないおそれがあります。計画通りに治療が進まなくなる可能性があるので、毎回マウスピースはしっかりと装着しましょう。

■その他インビザラインの治療に関する疑問と答え


疑問を抱えている男性のイラスト

疑問を抱えている男性のイラスト

・インビザラインは矯正中に目立たないか
歯科矯正に際して、多くの方が治療中の見た目を気にされます。従来のワイヤー矯正は、ワイヤーやブラケットと呼ばれる装置が目につきやすかったためと言えるでしょう。
しかし、インビザラインは透明なマウスピースを用いるため目立ちにくく、周囲の目を気にせずに治療ができます。
仕事や学校で人と会うことが多く、見た目を気にして迷っていた方にとってインビザラインは大変おすすめの治療方法です。

 

・インビザラインの痛みや違和感はないか
歯科矯正といえば、歯を動かすために加える力によって痛みや違和感が辛いというイメージを持たれている方もいらっしゃいます。
しかし、インビザラインは従来のワイヤー矯正と比べて痛みや違和感が少ない治療方法です。これは、マウスピースによって比較的弱い力で歯を動かすためです。
はじめの1週間〜10日くらいは異物感や痛みを感じると言われていますが、こちらも徐々に慣れていくことができます。

 

・インビザラインの衛生面について
歯科矯正には歯磨きがしづらくなるというお話を聞いたことがあるかもしれません。インビザラインの場合は、食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができます。長期間装置を着けたままにするワイヤー矯正とは異なり、通常通りの歯磨きができるので、むし歯や歯周病の予防も比較的簡単にできます。また、マウスピースの方も取り外した際に洗浄することができるので安心です。
前項でもご紹介したとおり、外食などで歯磨きが難しい場合にはマウスウォッシュで口腔内をできるだけ綺麗にすることをおすすめします。

 

・インビザラインの装着時間について
マウスピースは1日20時間以上は装着する必要がありますが、自身で管理できるのか不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
食事や歯磨きなどのシーンを除いて、治療中は装着している状態が基本となりますので、習慣化がカギとなります。先述の通りインビザラインは痛みや違和感が少なく、見た目も目立たない治療のため、すぐに慣れることができます
装着時間を管理したりリマインドをしてくれたりするアプリもありますので、不安な方はぜひ活用してみましょう。

 

・インビザラインで治療中の運動について
インビザラインは取り外しのできる矯正装置なので、使用している患者様のなかには「矯正装置を付けたままスポーツをしても大丈夫か」「取り外して運動をした方が良いのか」という疑問を抱く人も見られます。インビザラインやリテーナーは、装着したまま運動していただいてOKです。むしろ取り外してしまうと、装着時間が短くなってしまうので注意が必要です。また、運動中のに飲むドリンクにも要注意です。スポーツドリンクは塩分補給として使用されることが多いですが、糖分を多く含んでいるため、矯正装置をつけたまま飲むと虫歯になりやすくなってしまいます。運動中の水分補給はできるだけお水かお茶など、糖分を含んでいないものにしましょう。

■「紹介文を読む・歯科医院で相談する」ことでインビザライン生活を想像


本記事のような紹介文を読んだり、事前に歯科医院で相談をすることで、インビザライン矯正を行っている自分自身の生活を想像しやすくなります。矯正は短期間で終わるものではなく、中長期的に続くものです。そのため、事前に情報収集をしておくことは非常に重要です。

 

当院は無料相談を実施しており、矯正治療に関するさまざまな疑問にお答えしています。ご納得して治療に臨んでいただけるように誠心誠意努力しています。
何か不安な点や疑問に思うことなどがありましたら、ご質問ください。

■まとめ


矯正治療に興味を持っている方や自分の歯列にコンプレックスを抱いている方におすすめのインビザライン治療。しかし治療を始めると、一体どんな生活になるのか…と不安を感じている方も多いはずです。
今回は、多くの方が気になっている矯正中の生活についての疑問にお答えしてみました。
インビザライン治療にご興味を持たれた方、まだまだ疑問がある方は、ぜひ当院の無料相談を受けてみてください。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

歯列矯正の歴史を徹底解説!本格的に日本ではじまったのは?

2023年8月25日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、現在はさまざまな矯正治療が普及しています。近年は特に多くの方が矯正治療を受けていますが、実は歯列矯正は意外と歴史が長いことをご存知でしょうか。

 

日本で普及し始めたのは戦後で、現在でも技術改良が進んでいます。しかし、海外では長い歴史があり、元をたどれば1000年以上も前から矯正治療が行われています。

 

今回は矯正の歴史についてみていきましょう。

 

目次

■歯列矯正の歴史は意外と古い!本格的にはじまったのは?
■そもそも歯科矯正って?
■マウスピース矯正の歴史も知りたい
■インビザラインが日本ではじまったのはいつ?
■日本における歯列矯正の普及について
■歯列矯正はコンプレックスを解決するために有用な手段
■まとめ

■歯列矯正の歴史は意外と古い!本格的にはじまったのは?


歯並びの重要性が認識されるにつれ、日本では矯正治療を受ける方が増えているように思えます。しかし、海外では欧米圏を中心に古くから治療が行われています。

 

歯が動くことは、古代ギリシャ時代から知られていたそうです。古代ギリシャ時代は紀元前ですので、歯列矯正のルーツは少なくとも2000年以上前ということになります。日本は弥生時代の頃ですので、想像がつかない方も少なくないでしょう。

 

一方、歯並びや噛み合わせについて言及したのは古代ギリシャ時代の人々ですが、現代に続く矯正治療が始まったのは18世紀頃です。当時フランスの歯科医師だったピエール・フォシャールが有名な書籍を執筆し、ワイヤーを使用した矯正治療が誕生しました。ワイヤー矯正は現代でも広く普及していますが、実は300年近い歴史があります。

 

ピエール・フォシャールが本を執筆して以降、さまざまな矯正装置や治療方法が開発されました。その中で、現在の矯正治療に大きな影響を及ぼしたのがベッグ法とエッジワイズ法です。

 

ベッグ法はオーストラリアで生まれた矯正治療の方法です。歯に弱い力をかけることで、少しずつ歯を矯正することを前提にしています。エッジワイズ法は、20世紀初頭に生まれた矯正治療の方法です。ベッグ法とは違い、強い力をかけることで歯並びを矯正します。

エッジワイズ法は、これまでに数多くの技術改良が行われ、日本における矯正治療の礎になっています。一方、弱い力で歯を動かすベッグ法の考えは、少しずつ歯を動かすマウスピース矯正に受け継がれています。

■そもそも歯科矯正って?


歯列矯正をしている口元

歯列矯正をしている口元

歯列矯正は、歯に力を加えることで移動させ、歯並びや噛み合わせを改善する治療をいいます。噛み合わせが悪いと食べ物を十分に咀嚼できず、消化に影響するおそれがあります。また、歯並びの悪さは発音・滑舌に悪影響を及ぼすほか、顔の輪郭を変えるなど審美面にも影響を与えます。歯列矯正は歯並びを整え、こうした美容・健康への影響を改善することを目的としています。

 

歯列矯正の方法は、大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。最近はマウスピース矯正が注目されています。

ワイヤー矯正は、ブラケットという装置にワイヤーを組み合わせ、歯を固定することで歯並びを改善する治療方法です。歯の表面に装置を取り付ける表側矯正と、舌側に取り付ける裏側矯正があります。表側矯正は治療費が安価な反面、装置が目立ってしまう欠点を抱えています。一方の裏側矯正は、装置が目立たず審美面に優れるものの、治療費は高額になる傾向があります。

 

マウスピース矯正は、樹脂製の装置(マウスピース)を利用して歯並びを矯正する治療方法です。治療費が安価なうえ、装置が目立たないので審美面に優れています。しかし、ワイヤー矯正と比較して治療期間が長めです。ただ、痛みや違和感が少なく、幅広い症例に対応できます。

■マウスピース矯正の歴史も知りたい


矯正治療は大別してワイヤー矯正とマウスピース矯正がありますが、マウスピース矯正の歴史についても触れたいと思います。

長い歴史を持つ矯正治療ですが、マウスピース矯正が始まったのはここ数十年のことです。始まりは1980年代~1990年代頃で、透明な樹脂を利用したマウスピース型の矯正装置が開発されました。それまではワイヤー矯正が一般的でしたが、マウスピース矯正が誕生したことで、より多くの治療ニーズに対応できるようになったのです。

 

1990年代に装置が誕生して以降、マウスピース矯正は急速に普及していきました。2000年代に入ると、多くの歯科医院がマウスピース矯正に対応し、現在ではリスクの少ない矯正治療手段として一般化しています。

また、1990年代後半から現在まで、さまざまなマウスピース矯正装置が開発され、多くの方に利用されています。日本で特に有名なのはインビザラインですが、マウスピースによる矯正治療の普及に貢献したといっても過言ではありません。

■インビザラインが日本ではじまったのはいつ?


インビザラインをもっている手元

インビザラインをもっている手元

世界的に圧倒的なシェアを占めているインビザラインですが、1997年にアメリカのアラインテクノロジー社が開発しました。アメリカでは1999年から提供されていたものの、日本では7年ほど遅れ、2006年より本格的な提供が始まりました。

 

インビザラインは着実に技術改良が進められ、ワイヤー矯正とほぼ同程度のクオリティの矯正治療ができるようになりました。その結果、現在では多くの歯科医院がインビザラインを採用し、矯正治療で利用しています。

■日本における歯列矯正の普及について


さまざまな矯正治療の方法が確立されている日本ですが、矯正治療は海外に比べて普及しているとは言えません。歯並びに対する意識は非常に高いものの、実際に治療を受ける方は限られているのです。

 

欧米では矯正治療が普及しており、子どもの頃から歯並びを矯正するケースも珍しくありません。予防矯正という考え方がありますので、子どものうちから歯並びを改善しよう、と考えている親御さんが多いことがうかがえます。

 

一方、日本は歯列矯正に興味がある方、関心を持っている方の割合はかなり多いとされています。しかし、治療費や装置の見た目などが気になるなどの理由から、治療に踏み切れない方がほとんどです。子ども向け矯正はもちろん、成人矯正を受ける方もまだまだ少ないのが実情です。

■歯列矯正はコンプレックスを解決するために有用な手段


しかし、歯並びにコンプレックスを抱いているなら、歯列矯正を前向きに検討するべきでしょう。歯列矯正は、歯並びを正常な状態へと導き、審美面や咀嚼・発音などを改善することが可能な手段です。コンプレックスを解消するためにも、有用な手段といえるでしょう。もし治療を受けるか迷っている方は、一度カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

 

費用が気になる方も多いと思いますが、一度歯並びを矯正すれば、半永久的にそのままの状態を保つことが可能です。そう考えると、治療を受ける価値はあると思います。治療費は矯正方法によって異なるものの、インビザラインなどのマウスピース矯正なら44~99万円前後で治療可能です。また、デンタルローンなど分割払いを利用すれば、月々の負担を抑えられます。

装置が目立つのが嫌という方も多いと思いますが、治療方法を選べば、装置が目立たずに済みます。例えば、裏側矯正は装置を歯の裏に装着するため、装置が目立つことはありません。インビザラインなどのマウスピース矯正も同様で、目立たない矯正治療が可能です。

■まとめ


歯列矯正は非常に歴史が長く、歯が動かせることについては紀元前から知られていました。現代に続く矯正治療の礎が築かれたのは18世紀に入ってからですが、それでも数百年の歴史があります。

 

日本でも徐々に矯正治療が普及していますが、海外に比べるとまだまだです。ただ、歯並びが悪いと発音が悪くなったり、顔の輪郭が変わったりと、さまざまな悪影響が及びます。もしコンプレックスがある方は、歯列矯正を検討してみてはいかがでしょうか。当院でもカウンセリングを実施しているので、お気軽にご相談ください。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

矯正治療の歯科医院選びで見るべきポイント

2023年8月18日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

矯正治療を受けるにあたって、もっとも大切なのが歯科医院選びです。どこも同じと考えている方が多いと思いますが、歯科医院を間違えると、治療に失敗したり後悔したりする可能性があります。

今回は、信頼できる歯科医院を選ぶポイントを紹介します。

 

目次

■矯正治療の歯科医院選びでのチェックポイント
■歯科医院選びを失敗すると…
■歯科医院選びで失敗したら…
■まとめ

■矯正治療の歯科医院選びでのチェックポイント


パソコンを見ている女性

パソコンを見ている女性

矯正治療を検討中の方は、時間をかけて歯科医院を選びましょう。少なくとも以下のポイントをチェックし、安心して治療を受けられるかどうか判断が必要です。気になる歯科医院をいくつかピックアップし、それぞれの要素を比較してみましょう。

 

・実績の有無はどうか
最初に確認しておきたいのが矯正治療の実績です。矯正治療は歯型の採取など、さまざまな場面で歯科医師の技術が問われます。そのため、症例実績が乏しい歯科医院は技術に不安が残りますし、適切な治療を受けられない可能性があります。

目安はありませんが、実績数が多いほど信頼性は高いといえます。ただし、実績のみで歯科医院を選んではいけません。他の要素も含めて比較検討しましょう。

 

・カウンセリング体制が整っているか
矯正治療の成否は、最初のカウンセリングで決まるといっても過言ではありません。それほどカウンセリングは重要で、患者様の悩みや現在の歯並びから最適な治療方法を提案し、治療計画を立てる段階となります。

カウンセリングがおざなりだと、治療計画に大幅な狂いが生じることも珍しくありません。かえって歯並びが悪化するリスクもあるので、カウンセリングが丁寧な歯科医院を選びましょう。

 

・価格は適正か
治療費の妥当性も確認が必要です。矯正治療は自由診療が基本で、同じ治療方法でも歯科医院によって治療費が異なります。例えばトータルで100万円かかる歯科医院もあれば、80万円で済む歯科医院もあります。少しでも出費を抑えたい方は、治療費が適切か他の歯科医院と比較してみましょう。

当院は少しでも患者様の負担を減らせるように、適正価格での治療に努めています。また、上限提示方式を取り入れ、治療前に治療費の総額をお伝えできるようにしています。

 

・通いやすいか
歯科医院を選ぶ時は、アクセス性もしっかりと考慮しましょう。矯正治療は一度で終わるものではなく、1~2ヶ月に1回程度のペースで通院しなくてはいけません。もし自宅から歯科医院までの距離がある場合、途中で通院が面倒になったり、負担が増えたりする可能性もあるでしょう。

矯正治療は完了までに1~3年ほど時間がかかります。歯科医院は自宅の近くか、電車や車で通院しやすい範囲で選びましょう。

 

・メリット以外にデメリットも教えてくれるか
矯正治療はメリットだけでなく、少なからずデメリットもあります。そのため、治療について説明を受ける際、しっかりデメリットも話してくれるかチェックしましょう。

デメリットを隠し、メリットばかり強調する歯科医院は信頼性が高いといえません。後々トラブルにならないように、デメリットも包み隠さず教えてくれる歯科医院を選びましょう。

 

・様々な質問に回答してくれるか
矯正治療について不安や疑問を抱えている方も多いと思います。もし疑問などがある時は遠慮せず、積極的に質問することをおすすめします。

この時、質問に回答してくれなかったり、返答が曖昧だったりする歯科医院は注意が必要です。矯正治療に関する知識や経験に乏しい可能性があります。また、対応が誠実とはいえませんので、余計不安が増してしまうでしょう。

 

・シミュレーションシステムがあるか
矯正治療は、精度の高い治療が求められますが、そのうえで欠かせないのがシミュレーションです。歯科医院を選ぶ時は、治療結果をシミュレーションできるかどうかも確認しておきましょう。シミュレーションできる場合、精度の高い矯正治療が期待できます。ただし、必ずしも想定どおりに治療できるとは限りませんので、実績なども考慮しましょう。

 

・失敗ケースのリカバリーが可能か
他院での治療で失敗した…という時もありますが、当院では「リカバリー」にも対応しています。治療に失敗した他院の技術力や対応に納得できない場合など、お気軽にご相談ください。

■歯科医院選びを失敗すると…


 

歯科医院を選ぶ際は、実績のチェックや価格の妥当性の確認などが必要です。面倒に感じる方も多いと思いますが、歯科医院選びに失敗すると、さまざまなリスクを被ることになります。

 

・異常があらわれることも
特に懸念されるのは矯正治療の失敗です。歯科医院が適当な治療を行った場合、治療開始前と比べて歯並びが悪化するおそれがあります。歯並びが悪化してまった結果、咀嚼や発音に影響が生じる可能性も否定できません。顔の輪郭が変化してしまう危険すらあります。

また、顎関節症になるリスクが高まります。顎関節症は顎の痛みだけでなく、顎が外れたり、飲食や会話すらできなくなったりします。矯正治療に失敗するだけで、こうした症状が出る可能性もゼロではないのです。

 

・技術力が低かった…
歯科医院選びを失敗した結果、技術力の低さに悩まされる可能性も考えられます。矯正治療は歯科医師の技術が問われるため、技術力が低いと正しく矯正できなかったり、治療計画に狂いが生じたりする場合があります。安心して治療を受けるためには、確かな技術を持った歯科医院を選ぶべきです。

 

当院は、インビザラインを中心に多数の症例実績があります。インビザラインについては、年間150症例以上の実績を持つ医院が認定を受ける「ダイヤモンドプロバイダー」に選ばれています。技術力には自信がありますので、安心してご利用ください。

 

・治療費が相場より高い
相場よりも高い治療費に悩まされるリスクもあります。矯正治療は自由診療が中心で、治療費は歯科医院によって異なります。そのため、間違った歯科医院を選ぶと、相場より高額な治療費を請求される危険があるのです。矯正治療費の相場は、表側矯正が60~100万円、裏側矯正が100~150万円程度です。マウスピース矯正は、部分矯正で30~50万円、全体矯正は60~100万円程度の費用がかかります。

 

・雑な治療計画を立てられる
矯正治療を成功させるためには、精度の高い治療計画が求められます。しかし、歯科医院を安易に選んでしまうと、雑な治療計画を立てられる危険があります。

 

治療計画がアバウトだと、予定通りに治療が進む可能性は低いです。途中で計画を見直す羽目になるか、治療期間が伸びてしまう可能性もあります。また、歯並びが予定とは異なる状態になるリスクも潜んでいます。

■歯科医院選びで失敗したら…


悩んでいる女性

悩んでいる女性

安心して治療を受けたいなら、歯科医院は慎重に選ぶ必要があります。それでも間違えて選んでしまった場合、セカンドオピニオンとして他の歯科医院に相談するのも手です。そのまま同じ歯科医院に通い続けると、リカバリーが困難な状態になるおそれもあります。他の歯科医院に相談し、場合によっては治療を引き継いでもらいましょう。

 

当院では、他の医院で治療した歯並びのリカバリー治療も行っています。理想の歯並びに近づけるように、再治療の提案が可能です。他の医院の治療に満足できなかった方や、不満を感じている方はご相談ください。

■まとめ


食べ物をしっかり噛めない、滑舌が悪いなど、歯並びに起因する悩みを抱えている方は、矯正治療を検討してみてはいかがでしょうか。ただ、歯科医院選びに失敗すると、余計歯並びが悪化したり、治療期間がのびたりするおそれがあります。実績や費用、体制などをチェックし、信頼できる歯科医院を探しましょう。

当院では、患者様のニーズに合わせて選べる矯正治療を提供しています。カウンセリングはもちろん、診断料や調整料も無料です。また、安心して治療を受けられるように、最初から治療費の総額を提示しています。幅広い症例に対応していますので、歯並びでお悩みの方は一度ご相談ください。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

インビザラインとほかのマウスピース矯正の違いを解説

2023年8月11日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

マウスピース矯正は治療費が安価で、装置が目立たないことから人気を集めています。一口にマウスピース矯正といっても色々ありますが、その中でもインビザラインは多くの歯科医院が導入しています。幅広い症例に対応しているので、治療方法で迷ったら検討してみるとよいでしょう。
今回は、インビザラインとそのほかのマウスピース矯正の違いを紹介します。

目次

■マウスピース矯正が注目されている理由
■インビザラインの特徴について
■インビザラインとほかのマウスピース矯正が違う点
■まとめ

■マウスピース矯正が注目されている理由


マウスピース矯正を口元に入れようとするて手元

マウスピース矯正を口元に入れようとする手元

数ある矯正治療の中で、多くの方に注目されているのがマウスピース矯正です。注目される理由はいくつか挙げられますが、その一つが治療で利用する装置の色です。

 

治療で利用するマウスピースは基本的に無色透明で、装着した状態ではほとんど目立ちません。近くで会話していて目立たないため、自分で言わなければ相手に気付かれないことも多いです。表側矯正のように、矯正治療中であることがバレる心配もありません。

 

また、痛みや違和感が少ないことも注目されている理由の一つです。マウスピース矯正は、長い時間をかけて少しずつ歯並びを移動させます。1ヶ月に1ミリ前後のペースで移動させるので、ワイヤー矯正よりも痛み・違和感が少なめです。一方、ワイヤー矯正は歯を固定して力をかけるため、一時的に強い痛みや違和感が生じる方もいます。

 

自由に取り外しできる点も人気の理由でしょう。ワイヤー矯正は歯に装置を固定しますので、自分で取り外すことができません。しかし、マウスピース矯正は自由に取り外し可能です。装置のことを気にせずに飲食を楽しめますし、普段と同じように歯磨きできます。

■インビザラインの特徴について


マウスピース矯正は、さまざまな治療方法がありますが、日本で広く普及しているのがインビザラインです。矯正治療について調べている方は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

インビザラインは、1997年にアメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正の装置です。アライナーと呼ばれる透明なマウスピースを使い、歯並びを矯正していきます。マウスピースは数十枚使うのが一般的で、2~3週間に1回の頻度で新しいものへ交換し、1ヶ月に1ミリ程度のペースで歯を移動させます。

インビザラインは装置が目立たないうえ、自由に取り外すことが可能です。飲食中や歯磨き中にも取り外せますので、日常生活への影響を最小限に抑えられます。ただし、1日20時間以上は装着が必要ですので、装着時間の管理が求められます。

インビザラインは価格も手頃で、全体矯正でも100万円以下で治療できる症例がほとんどです。ほかのマウスピース矯正や表側矯正とほぼ同じで、裏側矯正よりも費用を抑えられます。治療費の負担を減らしたい方は、インビザラインを検討してみるとよいでしょう。

治療期間は症例によって変わりますが、目安は1~3年です。定期的な通院が必要ですので、じっくり腰を据えて治療に取り組みましょう。そのため、自宅から通院しやすい範囲で歯科医院を探すことが望ましいです。

■インビザラインとほかのマウスピース矯正が違う点


悩んでいる男性のイラスト

悩んでいる男性のイラスト

マウスピース矯正の中でも、特に世界的な知名度を持つのがインビザラインです。ほかのマウスピース矯正と似ている部分もある一方、異なる部分も多数あります。メリットも多いため、迷ったらインビザラインを検討してみるのもよいでしょう。

ただし、一概にインビザラインがよいとは限りません。症例によっては、ほかのマウスピース矯正が適している場合もあります。

 

・実績
インビザラインとほかのマウスピース矯正の違いとして、症例実績が挙げられます。一口にマウスピース矯正といっても色々な種類がありますが、インビザラインほど症例実績を持つ方法はめったにありません。インビザラインは世界中で利用されており、症例実績はトータルで数百万に上ります。日本でもインビザラインの実績は多く、当院でもかなりの実績を誇っています。

 

・費用
矯正治療をするにあたって、費用が気になる方も多いかと思います。しかし、一般的なマウスピース矯正とインビザラインの治療費に明確な差はなく、相場はいずれも60~100万円前後です。実際の治療費は歯科医院によって異なりますので確認必須です。なお、当院は税込44万円(月額4,300円)~はじめられます。

 

・見た目、目立ちにくさ
装置の見た目や目立ちにくさについても、インビザラインとマウスピース矯正の違いはほとんどありません。ただ、インビザラインは無色透明なのに対し、ほかのマウスピース矯正は色付きのものを利用する可能性もあります。必ずしも無色透明とは限りませんので、気になる方は治療前に聞いておきましょう。どうしても無色透明がよい時は、インビザラインの検討をおすすめします。

 

・可能な症例
対応可能な症例も異なります。歯科医院にもよりますが、インビザラインは部分矯正・全体矯正どちらも対応が可能で、幅広い症例に適用できます。一方のほかのマウスピース矯正は、前歯の部分矯正のみに対応している場合があるなど、治療方法によって異なります。しかし、インビザラインも全症例に対応できるわけではありません。歯科医院で検査を受け、治療できるか聞いてみましょう。

 

・歯型採取
歯型の採取方法も大きく異なる点です。インビザラインでは、iTeroという専用の3Dスキャナーを利用して歯型を採取します。iTeroは精度の高い歯型採取が可能で、かつスピーディに採取できます。また、小さなスキャナーヘッドを口に入れるだけなので、患者様の負担も少ないです。普通のマウスピース矯正の場合、シリコンを使って歯型を採取する場合もあります。精度が低く時間もかかるので、患者様の負担は大きいです。

 

・痛み
インビザラインとそれ以外のマウスピース矯正は、いずれも痛みが少ない治療方法です。ほとんど違いはないので、安心して治療を受けられるかと思います。インビザラインなどは、歯並びをゆっくりと矯正しますので、人によっては痛みを感じなくて済む場合もあります。マウスピースを装着した際の違和感は覚えるかもしれませんが、すぐに慣れる方が多いです。

 

・通院の頻度
インビザラインの通院頻度は、治療を始めた頃は月に1回程度ですが、慣れてきたら2ヶ月に1回程度で問題ありません。一方、ほかのマウスピース矯正は種類によって異なります。数週間に1回の場合もあれば、1~2ヶ月に1回の場合もあるため、治療を受ける前に確認が必要です。手間を省きたい方は、インビザラインを検討してみるとよいでしょう。

 

・効果
矯正治療の効果は、インビザラインもほかのマウスピース矯正もほぼ同じといえます。しかし、インビザラインは3Dスキャナーを使って歯型を採取しますので、治療の精度はかなり高いです。適切にマウスピースを装着していれば、治療計画に大幅な狂いが生じる心配はありません。

 

・後戻り
後戻りのリスクは、インビザラインもほかのマウスピース矯正も同じです。適切に対応しなければ、歯並びが元に戻ってしまうおそれがあります。矯正治療では、歯並びを矯正した後に一定期間リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーは後戻りを防ぎ、歯並びを定着させる役割があります。なお、リテーナーの装着期間の目安は1~3年です。

■まとめ


マウスピース矯正は装置が目立たず、痛みや違和感が少ないことから人気を集めています。矯正治療は目立つ・痛いと考えている方も多いと思いますが、負担を減らしたい方は、マウスピース矯正を検討してはいかがでしょうか。

 

中でもインビザラインは症例実績が多く、さまざまな歯並びに適用できます。費用も一般的なマウスピース矯正とほぼ同じで、痛みや違和感は少なめです。通院頻度も1~2ヶ月に1回で済みますので、忙しい方でも安心して治療を受けられます。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

インビザラインで後悔しないために確かめたいこと

2023年8月4日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

透明なマウスピースを利用したインビザラインは人気が高く、さまざまな症例に対応できます。しかし、インビザラインは完璧な治療方法ではなく、失敗してしまう可能性もあります。ただ、失敗のリスクは低いため、過剰に心配する必要はありません。

今回は、インビザラインで後悔しないために確かめておくべきことについて紹介します。

 

目次

■インビザライン治療で後悔しないために注意することはある?
■インビザラインの成功体験談もチェックしておきたい
■インビザライン治療前に確かめておくこと
■後悔しないための歯科医院選び
■まとめ

■インビザライン治療で後悔しないために注意することはある?


手のひらにインビザラインを置いてある

手のひらにインビザラインを置いてある

まず先に述べておくと、治療についてしっかりと調べずにインビザライン治療を受けると、後悔する可能性もあります。不安がある方はカウンセリングを受け、歯科医師としっかり相談したうえで判断することをおすすめします。

 

ただし、これはインビザラインに限った話ではありません。ワイヤー矯正や、他のマウスピース矯正などでも治療に失敗してしまう可能性はあります。
例えば矯正治療を行った後、歯並びが元の状態に戻ってしまう「後戻り」と呼ばれる現象があります。後戻りは典型的な矯正治療の失敗例ですが、インビザラインに限らず、ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正でも起こります。なお、後戻りを防ぐためには、リテーナー(保定装置)を装着しなくてはいけません。

 

インビザラインに限らず、矯正治療は後悔する可能性があります。また、症例によって適切な治療方法は異なりますので、歯科医師とじっくり話し合って決めることが求められます。

ただ、後悔したくないからといって、矯正治療を避けるのも考えものです。むしろ不正咬合を放置する影響のほうが大きいでしょう。歯並びでお悩みの方は、ぜひ矯正治療の検討をおすすめします。

インビザラインの失敗例として、まず挙げられるのが歯根の露出です。歯は歯肉に包まれると同時に、根の部分が骨に埋まる形で支えられています。しかし、歯に許容範囲を超えた力をかけてしまうと、骨が吸収されてしまう場合があります。その結果、歯肉が衰えて歯茎が少しずつ下がり、歯根の露出につながります。こうしたケースは、無理なインビザラインの治療計画を立てた際に起こります。

 

インビザラインは歯並びを整え、不正咬合を正すための治療手段です。しかし、歯並びがかえって悪化してしまう失敗例もあります。特に多いのは、上下の歯の中心線(正中線)が合わなくなるケースです。出っ歯などの乱ぐい歯はなくなったものの、正中線が左右にずれてしまう失敗例は時折見られます。治療完了時まで気づかないケースも見られますが、治療中に定期的な検診を行うことで防止できます。

インビザライン治療後、余計に噛み合わせが悪くなる失敗例も挙げられます。めったに見られませんが、治療計画に無理があったり、歯型を正確に取れていなかったりすると、噛み合わせが悪化する可能性があります。もし審美面が改善しても、噛み合わせが悪化しては意味がありません。咀嚼や発音など、日常生活に影響が及ぶおそれがあります。

 

このような失敗事例は、治療計画に問題があるケースがほとんどです。治療を受ける歯科医院は慎重に選びましょう。

当院はインビザラインの症例実績が豊富にあります。患者様の歯並びをしっかりチェックし、最適な治療計画を提案していますので、安心してご利用ください。

■インビザラインの成功体験談もチェックしておきたい


一方、インビザラインは失敗例だけでなく、多数の成功例があります。例えば、インビザラインの治療後に受け口が改善され、顔の輪郭が変化するケースも見られます。

受け口などの不正咬合は、顔の輪郭を歪めてしまうことも珍しくありません。人によっては見た目に自信が持てなくなり、コンプレックスになることもあるほどです。そのため、インビザライン治療によって改善すれば、受け口などの不正咬合を改善すると同時に、審美面を整えられる可能性があります。コンプレックスの解消にもつながるでしょう。

 

また、インビザライン治療を受けて発音しやすくなった、食べ物を噛みやすくなったなど、生活面が改善された成功例も少なくありません。インビザラインは失敗例より成功例が多いので、安心して治療を受けられるかと思います。

■インビザライン治療前に確かめておくこと


 

もしインビザラインを検討中の方は、治療前に以下のポイントを確かめておきましょう。いずれも治療の失敗を防ぎ、後悔しないためにチェックが必要です。

 

・費用面の問題
まず考えておきたいのは費用面の問題です。世間一般的にインビザラインは、部分矯正で30~40万円前後、全体矯正で70~100万円前後の費用がかかります。これは他の矯正治療にも当てはまることですが、一部症例を除いて保険は適用されません。全額自己負担となるので注意しましょう。

一括払いが難しい場合、クレジットカードの分割払いやデンタルローンなどの支払い手段があります。治療を受ける前に、歯科医師と相談してみましょう。

 

・技術、経験に関する問題
治療を担当する歯科医師の技術や、経験についても確認が必要です。インビザラインは高精度な治療が可能な反面、治療計画の正確性や仕上がりのクオリティは歯科医師の技術・経験に左右されます。矯正治療の経験が乏しい場合や、インビザラインの症例実績が少ない場合、適切な治療を受けられない可能性があります。安心して治療を受けたい方は、技術や経験豊富な歯科医師が在籍する医院を選びましょう。

 

・通いやすさの問題
インビザライン治療が完了するまでには、およそ2~3年の時間が必要で、月に1~2回程度の通院が求められます。もし自宅から歯科医院まで距離があると、途中で通院が面倒になってしまう可能性があります。途中で通院を止めてしまうと、矯正治療に大きな影響が及びかねません。最後まで治療を受けるためにも、できるだけ自宅の近くか、通院しやすい立地の歯科医院を選びましょう。

 

・無料カウンセリングがあるか
無料カウンセリングの有無も確認が必要です。カウンセリングが有料だった場合、相談するだけで費用が発生します。インビザライン治療を受けるか迷っている方は、カウンセリング無料の歯科医院を選ぶべきでしょう。無料であれば気軽に相談できますし、専門家の視点で適切な治療方法を提案してもらえます。もし治療を断った場合でも、費用を請求される心配がありません。

■後悔しないための歯科医院選び


不思議そうにしている女性のイラスト

不思議そうにしている女性のイラスト

インビザライン治療で失敗しないためには、慎重な歯科医院選びが求められます。安易に歯科医院を選んでしまうと、結果的に後悔してしまうおそれがあります。

インビザラインに限らず、矯正治療の成否を左右するのは歯科医院です。歯科医師の矯正治療に関する知識が乏しく、症例実績が少ない場合、治療に失敗したり、予想とは違った仕上がりになったりする可能性も否定できません。

 

後悔しないためには、インビザラインの治療費はもちろん、歯科医師の知識や経験、症例実績なども考慮する必要があります。これらを確認したうえでカウンセリングを受け、安心して任せられるかどうかを判断しましょう。治療に関する疑問も積極的に質問し、不安があるならしっかりと相談することも重要です。

当院では、患者様一人ひとりの不安や悩みを聞き、治療に関する疑問にもしっかりお答えしています。治療方法や期間、費用についても丁寧な説明に努めていますので、インビザライン治療を検討中の方はお気軽にご相談ください。

■まとめ


インビザライン治療は、さまざまな症例に対応できる矯正治療の方法です。しかし、失敗する可能性もゼロではないため、治療を受ける歯科医院は慎重に選ぶ必要があります。

歯科医院を選ぶ際は、治療費だけでなく、歯科医師の技術や経験、通いやすさなども確認が求められます。無料カウンセリングの有無もしっかりチェックしましょう。安心して治療を受けたい方は、慎重に歯科医院を選ぶことをおすすめします。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

歯の裏側矯正中は喋りにくい?噂の理由と簡単な解消方法を解説

2023年7月28日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

ワイヤー矯正は、大きく分けて表側矯正と裏側矯正があります。このうち裏側矯正は歯の裏に装置を取り付けるため、中には喋りにくい・発音しづらいと感じる方もいます。ただ、人それぞれ感じ方に違いがあるほか、対策次第では喋りづらさを解消することも可能です。
今回は、これらの内容について詳細を紹介します。

 

目次

■歯の裏側矯正について
■歯の裏側矯正中は喋りにくいの?
■どんな音が発音しづらくなるの?
■裏側矯正中の喋りにくさを解消する方法
■歯の裏側矯正のメリットとは
■まとめ

■歯の裏側矯正について


裏側矯正

裏側矯正

裏側矯正は、歯の舌側にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、金属製のワイヤーなどで歯を固定する矯正治療の方法です。舌側矯正と呼ばれる場合もあります。治療期間は症例によりますが、表側矯正とほぼ同等か、マウスピース矯正より短くて済むことも多いです。

 

一般的な歯列矯正の方法は、冒頭で触れた表側矯正で、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けます。しかし、ブラケットやワイヤーの色によっては、装置が目立ってしまう欠点があります。裏側矯正は、装置が表から見えにくいため、見た目を気にする必要がありません。

ただ、表側矯正と比較して治療費が高くなる傾向があります。症例によって異なりますが、100万円を超えるのが一般的です。治療費を抑えたい方には不向きですが、装置の見た目を気にしたくない方には裏柄矯正が適しています。

■歯の裏側矯正中は喋りにくいの?


裏側矯正は、歯の裏にブラケットを取り付けるため、通常時よりも滑舌が悪くなってしまう方もいます。もちろん個人差がありますが、会話がしにくくなったり、喋りづらくなったりすることは覚悟したほうがよいでしょう。

人間は喋る際に舌を動かすことで音を発しています。しかし、歯の裏側に異物があると、舌を動かしづらいと感じてしまい、喋りにくい・発音しづらいといった問題が生じることがあります。裏側矯正中は、歯の裏にブラケットを装着していますので、普段とは状況が異なります。その結果、喋る時に舌がブラケットに当たってしまい、滑舌が悪化する場合があります。

ただ、滑舌が悪くなってしまう現象は一時期のみで終わります。治療が完了するまでの間、喋りにくさを感じるケースはほとんどありません。人によって異なりますが、早ければ1週間、遅くとも1ヶ月程度で元通りになるでしょう。滑舌が悪くなるからといって、裏側矯正を諦める必要はありません。

 

矯正装置を装着して間もない頃は、普段と口腔内の状態が違います。そのため、舌が上手く動かせず、滑舌が悪くなってしまうのです。一方、矯正装置の違和感は徐々に薄れていき、そのうち慣れて気にならなくなります。少し時間は必要ですが、慣れてしまえば普段と同じように話せるようになります。

■どんな音が発音しづらくなるの?


裏側矯正を始めたばかりの時期は、普段より喋りにくくなって不便を感じるかと思います。しかし、全ての言葉が発音しづらくなるわけではありません。発音が難しくなるのは、主にサ行・タ行・ナ行・ラ行の単語です。また、ザ行・ダ行など、濁点を含む言葉の発音が難しくなる場合もあります。

 

サ行やタ行の音は、舌を歯の裏側や歯茎の近くに付けた状態で発音します。ところが、歯の裏側にブラケットがあると、うまく舌を付けられず、音が抜けたような発音になってしまうことがあります。滑舌が悪くなるので、聞き手にうまく伝えられなくなったり、舌足らずに感じられたりする場合もあるでしょう。また、矯正装置を付けて間もない頃は、舌がブラケットに触れる感覚に慣れず、先端が痛んでしまう場合もあります。

ほとんどの方は、1週間から1ヶ月程度で元通り話せるようになります。しかし、サービス業や接客業など、人と会話する機会が多い方は注意が必要です。仕事に影響が出る可能性がありますので、治療開始のタイミングはもちろん、治療可否も含めて慎重な判断が求められます。装置が目立たず、発音への影響も少ないマウスピース矯正のインビザラインも検討するべきでしょう。

■裏側矯正中の喋りにくさを解消する方法


会話をしている男女

会話をしている男女

もし裏側矯正中に喋りづらい・滑舌が悪いと感じた時は、「あいうべ体操」を実践してみましょう。あいうべ体操は、舌や口の周囲の筋肉をトレーニングできる体操です。口呼吸の改善につながると言われていますが、滑舌の改善にも効果が期待できます。すぐに実践できますので、毎日コツコツ取り組んでみるとよいでしょう。

 

あいうべ体操は、まず口を大きく動かしながら、あ・い・うを発音します。次は「え」ではなく、思いっきり舌を伸ばし、いわゆる「あっかんベー」の状態にしましょう。これを毎日数回ずつ、1日3セットを目安に実践するのがおすすめです。個人差はありますが、舌が鍛えられることで、裏側矯正中の滑舌がよくなる場合があります。

また、早口言葉を練習してみるのもおすすめです。早口言葉は無関係に思えるかもしれませんが、口や舌をしっかり動かせるので、滑舌のよいトレーニングになります。裏側矯正中の喋りにくさを感じている方はもちろん、普段から滑舌に自信がない方も、早口言葉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

早口言葉は、基本的に何でも大丈夫です。例えば「隣の客はよく柿食う客だ」でもいいですし、「東京特許許可局」でも構いません。何度も繰り返し、口や舌を動かすことが重要です。ただ、早口言葉を喋る際は腹式呼吸を取り入れ、意識的に舌を動かしましょう。もし舌を噛みそうな時や、上手く言えない時は、ゆっくりの状態から始め、少しずつ早くするのがおすすめです。

母音を意識して喋るのもよいでしょう。裏側矯正中は、舌を普段のように動かせない場合があるため、母音がうまく発音できないことがあります。しかし、母音は全ての言葉に含まれていますので、「あいうえお」をしっかり発音できるように意識しましょう。最初は難しくても、少しずつ発音できるようになります。

裏側矯正中の喋りにくさは、数週間ほどで感じなくなるのが一般的です。そのため、各種体操・トレーニングを実施しながら、慣れるまで母音を意識して喋るようにしましょう。

■歯の裏側矯正のメリットとは


歯の裏側矯正は、一時的に発音しづらくなる・喋りにくくなるなどのデメリットがあります。一方でメリットもあります。

裏側矯正は装置を歯の裏側に装着しますので、まず目立つことがありません。表側矯正とは違って外見を気にせず、これまでと同じように過ごせます。装置の外見が気になる方や、人と触れ合う機会が多い方にとっては、装置が目立たないことは大きなメリットになります。

 

また、虫歯のリスクが低い点もメリットといえます。歯の裏側は唾液が溜まりやすく、表側よりも虫歯菌に触れることが少なめです。もちろん毎日のブラッシングは欠かせませんが、歯の裏側はエナメル層も厚いため、虫歯になる可能性は低いといえます。

 

表側矯正と比較して、飲食をしやすいこともメリットでしょう。表側矯正は、ブラケットと歯の隙間に食べかすが詰まる場合もあります。しかし、裏側矯正は食べかすが詰まりにくく、もし詰まったとしても外からは見えないので、見た目を気にせずに飲食を楽しめます。ただ、飲食のしやすさという点では、矯正装置を自由に取り外せるマウスピース矯正が優れています。

■まとめ


歯の裏側矯正を始めると、ブラケットが邪魔になってしまい、滑舌が悪くなることもあります。ただ、あくまで慣れの問題ですので、ほとんどの方は1週間から1ヶ月程度で元に戻ります。しかし、接客業に従事しているなど、人と会話する機会が多い方は注意が必要です。

もし喋りにくいと感じたら、早口言葉を練習するなど、トレーニングを実践してみましょう。母音を意識して喋るなど、喋り方を工夫するだけで改善される場合もあります。いずれにせよ、少しでも不安がある方は、一度歯科医師へ相談することをおすすめします。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

 

歯科矯正の初期費用はどのくらい?

2023年7月21日

 

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

費用面の問題から、歯科矯正を受けるべきかお悩みの方もいらっしゃると思います。確かに治療費は問題になりがちですが、歯科医院によってはクレジットカードの分割払いやデンタルローンも利用可能です。また、初期費用や治療費が安価なクリニックを選べば、安心して治療を受けられるかと思います。

 

ここでは、初期費用に関するさまざまなことを紹介していきます。

 

目次

■歯科矯正をする際に気になるポイント
■歯科矯正の初期費用ってどれくらい?
■当院の初期費用など、費用面について
■当院の矯正について
■矯正は高い…というのは間違った情報
■まとめ

■歯科矯正をする際に気になるポイント


矯正治療を受けるにあたって、多くの方が気にするのが費用でしょう。治療方法によっては、100万円を超えるため、気軽に利用できるとは言い難いかもしれません。しかし、マウスピース矯正や部分矯正は手頃で、治療費を1ヶ月あたりに換算すると数千円ほどです。比較的安いと感じた方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、治療期間が気になってしまう方もいらっしゃると思います。治療方法によって異なりますが、治療完了までには1~3年程度の時間が必要です。また、定期的な通院が求められるため、治療期間中に引っ越すと治療計画に影響する場合があります。もし引っ越す可能性がある方は、治療を開始するタイミングを慎重に判断しましょう。

 

矯正装置の見た目が気になる方も多いと思います。特に装置を歯の表面に固定するワイヤー矯正は、会話した時に装置が見えてしまうことがあります。しかし、裏側矯正やマウスピース矯正であれば、装置が目立つ心配はありません。マウスピース矯正なら、任意のタイミングで装置を取り外せます。

 

もし歯科矯正で悩みや不安がある方は、一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。治療費や期間について、丁寧な説明が受けられますので、話を聞いてもらうのもおすすめです。

■歯科矯正の初期費用ってどれくらい?


お金を出そうとしている女性

お金を出そうとしている女性

・ワイヤー矯正の場合
ワイヤー矯正は、大別して表側矯正と裏側矯正があります。費用の相場が異なりますので、違いをしっかり把握しておきましょう。

歯の表面に装置を取り付ける表側矯正は、70~130万円の費用がかかります。歯科医院によっては、60万円台で治療を受けられる場合があります。費用に少々バラツキがありますが、症例によって治療の難易度が異なるためです。しかし、他の矯正よりも費用は安価ですので、出費を抑えたい方には表側矯正が適しています。

 

一方、歯の裏側に装置を取り付ける裏側矯正は、100~150万円ほど費用がかかります。表側矯正と比べると、およそ1.5倍~2倍の費用がかかる計算です。裏側矯正は、装置の装着に技術が問われるため、表側矯正よりも費用が高くなります。

費用のみを比較した場合、表側矯正が魅力的です。しかし、審美面は裏側矯正が優れており、装置が目立つ心配がありません。表側矯正も目立たない装置が増えていますが、費用より審美面を重視するなら裏側矯正が適しています。

 

・マウスピース矯正の場合
透明な装置を利用するマウスピース矯正の場合、費用は部分矯正が10~60万円程度、全体矯正が60~100万円前後です。インビザラインなどのマウスピース矯正を検討中の方は、この金額を目安にしましょう。ただ、歯科医院によってはカウンセリングや検査料、毎月の調整料が発生します。

 

歯科矯正において、ワイヤー矯正(表側矯正)は治療費が安価と言われています。しかし、実際はマウスピース矯正のほうが安く済む症例も多いため、必ずしも表側矯正が最適とは限りません。治療費を抑えたい方は、治療方法を慎重に判断するべきでしょう。

マウスピース矯正は装置が目立たず、いつでも自由に取り外しできるメリットがあります。飲食中はもちろん、歯磨き時も取り外せますので、生活への影響もほとんどありません。

一方、マウスピース矯正の治療期間は2~3年です。ワイヤー矯正よりも歯をゆっくり移動させますので、その分時間がかかります。

■当院の初期費用など、費用面について


 

もし費用が気になる方は、当院での治療もご検討ください。当院では、患者様の負担をできるだけ抑えられるように、手頃な料金で矯正治療を実施しています。

 

一般的な歯科医院では、初回のカウンセリングや診断時に料金が発生します。診断料は3万円程度が相場ですが、当院では無料で診断しています。もちろん初回相談料も頂きません。

 

矯正治療を始めると、毎月歯科医院へ通院して矯正装置を調整してもらう必要があります。一般的な歯科医院では、毎月調整料を請求していますが、当院なら調整料も無料です。一般的な調整料の相場は3~5千円ですので、年間3~6万円程度を節約できます。

また、治療費は部分矯正が簡易的な症例で44万円、通常の症例で77万円です(いずれも税込)。デンタルローンを利用すれば、月々あたり4,300円または7,600円のお支払いで済みます。治療の途中で追加費用が発生することもありませんので、相場よりも手頃な料金で矯正治療が可能です。

■当院の矯正について


当院では、主にインビザラインを使用した矯正治療を行っています。インビザラインは、1990年代にアメリカのアラインテクノロジーが開発したマウスピース矯正装置です。これまでに世界で多数の患者様が利用した実績があります。当院のマウスピース矯正は難症例でも治療可能で、全ての歯並びの矯正に対応しています。

 

また、インビザラインは独自にランクを設けており、当院はダイヤモンドプロバイダーに認定されています。ダイヤモンドプロバイダーは、インビザライン矯正が年間150症例以上の医療機関に与えられるランクです。当院はインビザラインの実績が多数ありますので、安心して治療を受けて頂けるかと思います。

 

前歯の部分矯正や、歯を抜くことなく矯正を実施するプラン、痛みを抑えた矯正プランなど、さまざまなプランを提供しています。患者様の悩みや希望に合わせた提案をしていますので、まずはお気軽にご相談ください。お急ぎの方には、短期集中で歯並びを矯正するプランも提案可能です。

 

後戻りしてしまった歯の矯正プログラムも用意しています。過去に他の歯科医院で治療した歯並びが戻ってしまった方も、当院にご相談ください。噛み合わせをしっかり整えると同時に、後戻りのリスクを抑えた治療方法を提案します。

■矯正は高い…というのは間違った情報


矯正治療の相場を見て、意外と安い・高くないと感じた方も多いのではないでしょうか。治療方法によって差があるものの、手が届きにくい金額ではないかと思います。

 

他の歯科治療と比べても、歯科矯正の費用が際立って高額なわけではありません。例えばインプラントの場合、1本あたり30~40万円程度の費用がかかります。インプラントの種類・本数次第では100万円を超えますので、矯正治療だけが高い、とは言い切れないのです。

ワイヤー矯正(表側矯正)とマウスピース矯正なら、70~80万円ほどで治療を受けることが可能です。初期費用はかかるものの、保定後は半永久的に効果が続きます。矯正治療後は、噛み合わせや発音が改善されるため、日常生活における恩恵も大きなものがあります。

先に述べたように、クレジットカードの分割払いや、デンタルローンを利用すれば、初期費用の負担を軽減できます。一度にまとまったお金を用意できない方、資金の工面が難しい方でも、安心して治療を受けることが可能です。分割払いなら月々数千円で済むため、家計の負担も減らせるかと思います。

■まとめ


歯並びが悪化すると、満足に咀嚼ができなくなるばかりか、発音・滑舌が悪くなるおそれがあります。顔の輪郭が変化する場合もありますので、ぜひ矯正治療を受けることをおすすめします。

 

歯科矯正は高いと思われがちですが、治療方法によって異なります。表側矯正やマウスピース矯正なら、70~80万円程度で矯正治療が可能です。

当院の場合、通常の症例なら77万円で歯並びの矯正が可能です。カウンセリングや診断料も無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

 

インビザラインの「チューイー」って何?使い方を徹底解説

2023年7月14日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

インビザラインでは、チューイーと呼ばれる補助具を用いて治療する場合があります。必要不可欠ではありませんが、当初の計画通りに治療を進めたいのであれば、チューイーを使うことをおすすめします。使用を怠ると、マウスピースが適切に装着されず、治療に少なからず影響が及ぶ可能性もあります。

今回は、チューイーの詳細や交換のタイミング等を紹介します。

 

目次

■インビザラインの「チューイー」とは?
■インビザラインでチューイーを使用して得られる効果とは
■チューイーの使い方と目安の使用時間
■チューイーを使用する際に注意したい点
■チューイーを交換するタイミングは?
■まとめ

■インビザラインの「チューイー」とは?


インビザラインのチューイーは、ロール状のチューブのような補助具です。本体はシリコンでできており、アライナートレーシーターと呼ばれる場合もあります。主にマウスピースが歯から浮き上がらないように、しっかりとフィットさせるために使います。

 

インビザラインの治療で用いるマウスピースは、歯にピッタリとフィットさせることが重要です。しかし、マウスピースを交換したばかりの時期などは、歯にフィットせず、浮き上がってしまう場合があります。チューイーは、こうしたマウスピースの浮きを改善するために用いられています。

チューイーは弾力があり、何度か繰り返し使うことが可能です。ただ、使用しているうちに弾力性が低下しますので、適切なタイミングで交換する必要があります。もしストックがなくなった場合、他のもので代用できますが、あくまでも代用品です。チューイーの価格は1袋数百円と安いため、歯科医院で何袋かまとめて購入しておきましょう。

■インビザラインでチューイーを使用して得られる効果とは


チューイーの効果は、インビザライン治療を計画的に進めやすくなる点にあります。インビザラインは、治療開始時に歯並びの変化をシミュレーションします。適切にマウスピースを装着すれば、治療期間が当初の計画より大幅に延びることはありません。しかし、マウスピースを正しく装着できていなかった時は話が別です。マウスピースを浮き上がった状態で装着し続けた場合、治療が計画どおりに進まなかったり、歯が想定と異なる方向に移動したりするおそれがあります。

 

チューイーは、マウスピースと歯をしっかりと密着させ、治療計画の遅れやトラブルを予防する役割を果たしています。チューイーを噛む時、マウスピースには力がかかりますので、ピッタリ装着することが可能です。もちろんチューイーなしで計画どおりに治療することも不可能ではありません。ただ、インビザラインにおけるチューイーの重要性は高いため、できる限り用いることが望ましいといえます。判断に迷った時は歯科医師と相談し、使用すべきかどうかアドバイスを受けるとよいでしょう。チューイーを使わないことで得られるメリットはありません。一方で理想通りに歯が動かず、治療計画が遅れる可能性もあるなど、使わないことによるデメリットのほうが目立ちます。マウスピースの装着に慣れてくると、チューイーなしでも装着できるようになると思います。ただ、慣れないうちはチューイーを使い、歯にフィットさせることを心がけましょう。

■チューイーの使い方と目安の使用時間


時計

時計

インビザラインでチューイーを用いる時は、正しい使い方を覚えることが重要です。最初はコツが掴めず、なかなか思うように使えないかもしれません。しかし、使い方は難しくありませんので、すぐに慣れると思います。もしうまくいかない時は、歯科医師から使用方法のレクチャーやアドバイスを受けましょう。チューイーを使う前に、まずマウスピースを装着します。鏡でチェックしながら、指で押しながらゆっくりと装着しましょう。この時、マウスピースが歯から浮いていても問題ありません。

 

マウスピースを装着したら、次に前歯でチューイーを挟み込みます。上下の前歯で加え、落ちないように挟み込んでください。そのままの状態を保ち、歯でチューイーを噛み切るようにグッと力を入れます。そしてチューイーを外し、マウスピースが浮いていないか確認しましょう。マウスピースが歯に密着し、浮いていない状態ならOKです。

 

前歯が終わったら、今度は隣の歯も同様にチューイーを使います。最終的に奥歯までチューイーを噛み、マウスピースが密着すれば問題ありません。なお、奥歯は見えづらいため、ガムを噛むイメージで使うのがおすすめです。両奥歯でしっかり噛めば、マウスピースと歯を密着させられます。チューイーを使用する時間の目安は2~3分程度です。最初は5~10分程度かかるかもしれませんが、慣れれば短時間で済みます。なお、チューイーの使用を続けるためにも、徐々に習慣化させていきましょう。

 

ただ、新しいマウスピースへ交換した際は、マウスピースと歯の間に隙間ができやすくなります。チューイーの利用に慣れてしまった方も、時間をかけ、歯とマウスピースを密着させることが重要です。

■チューイーを使用する際に注意したい点


チューイーを利用する時は、噛む時の力加減に注意しましょう。噛む時の力が弱いとマウスピースが歯にしっかり密着せず、隙間ができてしまうことがあります。鏡でマウスピースをチェックしながら、歯に少しずつ力を加えていきましょう。なお、チューイーは丈夫にできているので、噛み切ってしまう心配はありません。ただし、チューイーでマウスピースを無理に押し込んではいけません。マウスピースにズレが生じ、変形してしまうおそれがあります。また、歯や歯茎に強い痛みが生じることもあるので気をつけましょう。

 

チューイーを噛む順番にも注意が必要です。最初はマウスピースの前歯から始め、少しずつ奥歯へと移動させていく噛み方が正常です。最初に奥歯から始めたり、前歯と奥歯の間から始めたりしてはいけません。マウスピースが正しく装着できず、ズレが生じることがあります。チューイーを使用した後は早めに洗浄し、しっかりと乾燥させましょう。基本的に水洗いで問題ありませんが、洗わずに利用すると雑菌が繁殖します。また、乾燥が不十分な雑菌が繁殖しますので、使用後は風通しのよい場所に置いておきましょう。

■チューイーを交換するタイミングは?


不思議そうな女性のイラスト

不思議そうな女性のイラスト

チューイーは基本的に消耗品です。洗浄すれば何度か繰り返し利用できますが、適切なタイミングで交換しましょう。交換の目安は弾力がなくなった時です。新品のチューイーは弾力性があり、噛んだ時に強く反発します。しかし、何度も使っているうちに弾力性が弱まり、噛んだ後しばらく元の形状に戻らなくなる場合もあります。チューイーの弾力性が弱まると、噛んでもマウスピースがうまく装着できず、隙間ができやすくなります。弾力が乏しくなったら新品へ交換しましょう。

 

また、チューイーが破れたり、穴が空いたりした場合も交換が必要です。破損したチューイーを使うと、マウスピースがずれてしまうおそれがあります。装着時のトラブルを避けるためにも、破損した時は速やかに考案しましょう。その都度チューイーを交換するのが面倒な方は、マウスピースの交換とタイミングを合わせるのもおすすめです。同時に交換すれば、チューイーの取り替えを習慣化できます。ただし、破損した場合は話が別です。マウスピースの交換まで待たず、すぐに新品へ取り替えましょう。

■まとめ


インビザラインを治療計画通りに進めたい場合、マウスピースをしっかりと装着する必要があります。ただ、手で装着すると隙間が生じやすいので、チューイーを使いましょう。最初は時間がかかると思いますが、慣れればスムーズにマウスピースを装着できます。チューイーを使用する際は、噛む順番に気をつけましょう。前歯から徐々に奥へと噛むのが正しい順番です。また、使用後は必ず洗浄し、適切なタイミングで交換する必要があります。破損や紛失に備えたい方は、何袋かストックしておくとよいでしょう。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

インビザラインはどんな人に向いている?

2023年7月7日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

透明なマウスピースを使うインビザラインは、人によって向き不向きがあります。治療を受けるか迷っている方は、自分の適性をチェックしてみるとよいでしょう。判断に悩んだ時は、歯科医院でカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

今回は、具体的にどんな人が向いているのか、についてなど紹介します。

 

目次

■インビザラインには向き不向きがある
■インビザラインが向いている人って?
■こんな人はインビザライン要注意!
■歯科医院のカウンセリングでの判断もおすすめ
■まとめ

■インビザラインには向き不向きがある


インビザラインを持っている手元

インビザラインを持っている手元

インビザラインはデメリットの少ない矯正治療の方法ですが、誰にでも適しているわけではありません。人それぞれ向き不向きがハッキリ分かれますので、治療の可否は慎重に判断する必要があります。

例えば、インビザラインは歯を抜かない症例が多いため、歯を抜きたくない方におすすめです。従来のワイヤー矯正では、歯の隙間を作るために歯を抜くことが必要な症例もあります。しかし、インビザラインは抜く必要性がある症例が少なく、ほとんどの場合は抜くことなく矯正可能です。

 

一方、インビザラインは自己管理が求められます。マウスピースの装着時間を守るのはもちろん、紛失にも注意しなくてはいけません。ワイヤー矯正より手間がかかるため、自己管理できない方には不向きといえます。

他にも、個々の事情によって向き不向きが分かれます。インビザライン治療を受けたい方は、後述する向き不向きをチェックして治療の可否を判断しましょう。

■インビザラインが向いている人って?


ワイヤー矯正とは違い、インビザラインは以下に該当する方に適しています。下記に当てはまる方や、治療に興味がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

・歯並びの乱れが比較的軽度な人
インビザラインが適しているのは、歯並びの乱れが軽度の方です。インビザラインはマウスピースを使って少しずつ歯を移動させるため、軽度の不正咬合の治療に適しています。

従来のワイヤー矯正に比べて時間はかかってしまいますが、数本の歯並びが乱れている場合や、部分的に矯正が必要な場合であれば、インビザラインを検討してみましょう。軽度の不正咬合であれば、ほとんどの症例に対応できます。

 

・矯正にあたって歯を抜きたくない人
歯を抜かない矯正治療を希望する方も、インビザラインが向いているでしょう。症例にもよりますが、従来のワイヤー矯正はスペースを確保するために歯を抜く必要がある場合もあります。しかし、歯並びによっては健康な歯を抜かなくてはいけないため、大切な歯を失うことにつながります。

インビザラインも歯を抜いても可能ですが、必須というわけではありません。歯が生えている方向や位置、隙間に問題がなければ、抜かずに治療できます。

 

・毎日20時間以上装着できる人
マウスピースを1日20時間以上装着することに問題がない場合、インビザラインが適しているといえます。ワイヤー矯正は常に装置を装着した状態にあるため、装着時間を気にする必要がありません。しかし、インビザラインのマウスピースは自由に脱着が可能な反面、最低でも1日20時間は装着することが求められます。

1日20時間以上問題なく装着できるなら、インビザラインを検討してみましょう。ただ、装着の習慣化や時間の管理が必須です。装着時間を守るのが難しい場合、生活リズムの見直しが必要といえます。

 

・適切なタイミングでマウスピース交換ができる人
インビザラインは、1~2週間に1回のペースで新しいマウスピースへの交換が必要です。このペースを守ってマウスピースの交換ができる方は、インビザラインが向いているでしょう。マウスピースを適切なタイミングで交換することで、当初の計画どおりに治療が進みます。反対にタイミングがずれた場合、治療計画の延長や見直しが必要になる可能性があります。

 

・ケア、メンテナンスができる人
治療で使うマウスピースを適切にケア・メンテナンスできる方もインビザラインが向いています。マウスピースは色移りしやすく、使い続けているうちに雑菌が繁殖します。そのため、ほぼ毎日歯ブラシで磨いたり、洗浄剤を使って洗ったりする必要があります。こうしたケア・メンテナンスに毎日取り組める方は、インビザライン治療もほとんど苦にならないでしょう。

 

・ワイヤーを使った矯正が嫌な人
ワイヤー矯正が嫌な方や、不安を感じる方にもインビザラインがおすすめです。ワイヤー矯正は装置が目立ってしまうほか、人によっては違和感や痛みを覚えてしまう場合があります。感じ方は人それぞれですが、ストレスを感じる方も中にはいます。

インビザラインのマウスピースは透明で目立たないうえ、違和感・痛みもほとんどありません。ワイヤー矯正が嫌な方でも、安心して治療を受けられます。

 

・飲食時には装置なしで食べたい人
矯正治療中も装置を取り外して飲食を楽しみたい…そんな方にもインビザラインが適しています。マウスピースは1日20時間以上装着が必要ですが、いつでも好きな時に取り外せます。取り外した状態で飲食できますので、装置の違和感に悩まされる心配はありません。

ワイヤー矯正は常時装置を取り付けているため、少なからず違和感が生じます。また、装置と歯の隙間に食べかすが詰まりますので、取り除くための歯磨きの手間が増えます。

 

・どうしても装置を外したいタイミングがある人
仕事中に短時間だけ装置を外したい、重要なイベントの時は装着したくないなど、何らかの理由で装置を外したいタイミングがある方にも向いています。ただし、マウスピースは1日20時間以上装着が必要です。装着時間をしっかり守れるように、時間の管理を徹底しましょう。

■こんな人はインビザライン要注意!


インビザライン

インビザライン

一方、下記に該当する方にはインビザラインがおすすめできません。ワイヤー矯正など、他の治療方法を検討したほうがよいでしょう。

 

・歯を大幅に移動しないといけない人
重度の不正咬合など、歯が大幅に乱れている方は、インビザラインが不向きといえます。インビザラインは、マウスピースを利用して0.2~0.3mmずつ歯を移動させます。1ヶ月でも最大1mm前後しか歯を動かせないため、大幅な移動を要する症例には不向きです。ただ、個々の症例によりますので、カウンセリングを受けて判断するとよいでしょう。

・管理を正しくできない人
マウスピースや装着時間の管理が難しい方も、インビザラインは向いていません。何度か触れたとおり、インビザラインは1日20時間以上の装着が必要です。もちろん20時間を下回る日がずっと続いた場合、治療計画の大幅な見直しが求められます。

また、マウスピースの自己管理も必須で、破損や紛失に注意しなくてはいけません。もし破損・紛失した時は、新しく作り直す必要があります。再作成は時間がかかるため、治療期間も延びてしまうでしょう。

■歯科医院のカウンセリングでの判断もおすすめ


もしインビザラインを始めるか迷った時は、歯科医院でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。カウンセリングでは、歯科医師が患者さんに対して悩みや不安を丁寧に聞き、検査で現在の状態をしっかりと確認します。そのうえでインビザラインの適性を判断しますので、判断で迷った時におすすめです。

 

当院では、矯正治療に関するカウンセリングを無料で実施しています。診断料も頂きませんので、歯並びやインビザライン治療でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。小さな悩み・相談でもしっかりお応えします。

カウンセリングを受けたら無理やり治療を勧められるのではと、不安を感じている方もいらっしゃると思います。しかし、無理やり治療を勧める歯科医院はめったにありません。当院も患者様の意思を第一にしていますし、治療内容・費用についても丁寧な説明に努めています。カウンセリングに不安を感じている方も、安心してご利用ください。

■まとめ


インビザラインは歯を抜く必要性が低く、装置を自由に取り外しできる点が魅力です。軽度の不正咬合の方や、ワイヤー矯正が嫌な方は、治療を検討してみてはいかがでしょうか。ただし、重度の不正咬合の方や、装着時間の管理が難しい方には不向きです。ワイヤー矯正も含めて検討しましょう。

迷った際は、歯科医院でカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。当院のカウンセリングは無料ですので、歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

 

ワイヤー矯正で目立たないようにするためのポイントやコツ

2023年6月30日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

数ある矯正治療の方法の中で、長い歴史を持っているのがワイヤー矯正です。ブラケットという装置にワイヤーを通す治療方法であり、装置が目立ちやすいというデメリットがあります。

今回は目立たないようにするための方法を紹介していきます。

 

目次

■目立ちにくい色のワイヤーを選ぶ
■クリアブラケットもおすすめ
■裏側矯正で目立ちにくくする
■正しい歯磨きもワイヤーを目立ちにくくするために必須
■ワイヤーではなくマウスピース矯正という方法もある
■まとめ

■目立ちにくい色のワイヤーを選ぶ


もしワイヤー矯正で目立つのが嫌なら、目立ちにくい色のワイヤーを取り入れている歯科医院を探しましょう。ワイヤーの色を変えるだけでも、ほとんど目立たなくなります。

 

従来のワイヤー矯正は、銀色のワイヤーを使ってブラケットを固定しています。しかし、銀色のワイヤーは非常に目立ちやすく、笑った時や口を開けた時などに相手に見られてしまうことがあります。装置の見た目が気になる方にとっては、ハードルが高い治療方法といえるでしょう。

一方、現在は銀色以外のワイヤーを取り入れている歯科医院も増えています。特に多いのは真っ白なホワイトワイヤーで、銀色のワイヤーのような光沢がなく、歯に溶け込んでしまうほど目立ちにくくなっています。少し近い距離から見ても、装置を取り付けていることが分かりにくいほどです。また、ホワイトワイヤーも種類によって色味が異なりますので、自分の歯の色に合わせることもできます。

 

ホワイトワイヤーは白い塗料でコーティングしているものと、白い金属(ロジウム)でコーティングしているものがあります。前者は耐久性に難があり、少しずつ塗料が剥げてしまうので注意しましょう。後者は耐久性が高い反面、治療費が割高になってしまう可能性があります。希望する方は、費用の見積もりを見てから判断しましょう。

■クリアブラケットもおすすめ


ワイヤー矯正で目立ちにくくしたい場合、クリアブラケットを取り入れてみましょう。ホワイトワイヤーと合わせて使うことで、さらに目立ちにくくなります。

 

一般的なワイヤー矯正では、ブラケットも金属製のものを利用しています。金属製のワイヤーと合わさると非常に目立つため、治療を敬遠してしまう方も少なくないでしょう。

しかし、クリアブラケットはプラスチックで作られており、無色透明で目立つ心配がありません。金属特有の光沢もないため、見た目を気にせず装着することが可能です。

 

クリアブラケットは比較的安価で、治療費を抑えられる可能性もあります。費用を抑えつつ、目立たない矯正治療を希望する方は、クリアブラケットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

ただし、クリアブラケットは表面に傷がつきやすく、着色しやすい点がデメリットです。コーヒーやワインなどの色が沈着したり、喫煙でヤニが付着したりすることがあります。

なお、目立ちにくいブラケットなら、他にもセラミック製のものが挙げられます。着色する心配がないため、変色を避けたい方は検討してみましょう。

■裏側矯正で目立ちにくくする


裏側矯正

裏側矯正

装置が目立つのが嫌なら、裏側矯正にするのもよいでしょう。裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーやブラケットを装着する矯正治療の方法で、舌側矯正・リンガル矯正とも呼ばれています。

 

裏側矯正は、矯正装置を歯の裏に取り付けるため、笑った時などに装置が見えてしまうことがありません。周囲にバレずに矯正することが可能です。審美面は通常のワイヤー矯正より優れているため、接客業など見た目が重視される職業の方や、目立たない矯正方法をお探しの方におすすめです。

 

また、歯の裏側は常時唾液が循環しているため、表側の矯正と比べて虫歯・歯周病になりにくいメリットがあります。表側矯正は、ブラケットの部分に唾液が循環しにくいため、虫歯になるリスクが高めです。

また、裏側矯正は食べかすが詰まりにくいので、表側矯正ほど飲食で神経質になる必要がありません。もし詰まっても見えないため、気にせずに飲食を楽しめます。

 

しかし、裏側矯正は高い技術を要することから、表側矯正と比べて費用が高くなります。クリニックによって異なりますが、治療費が100万円を超えることも珍しくありません。費用を抑えたい方は、慎重に検討したほうがよいでしょう。

装置の調整に時間がかかるため、治療期間も長くなりがちです。治療期間を短くしたい場合、カウンセリング時に目安を聞いてから治療可否を判断しましょう。ただ、治療を担当する歯科医師の技術も影響するため、表側矯正よりも長くなるとは一概に言えません。

■正しい歯磨きもワイヤーを目立ちにくくするために必須


もしワイヤー矯正を選ぶのであれば、正しい歯磨きの方法を身に付けましょう。装置を目立ちにくくするためには、正しい方法でブラッシングすることがほぼ必須といえます。

 

ワイヤー矯正は、ブラケットの隙間に食べかすが詰まりやすいデメリットがあります。特に表側矯正の場合、食べかすが詰まると目立ってしまいますので、詰まった時はブラッシングで速やかに取り除かなくてはいけません。自然に取れることも珍しくないですが、そのまま長く残ってしまう場合もあります。

 

また、ブラケットの隙間に食べかすや歯垢が蓄積すると、その部分が虫歯になってしまう可能性も否定できません。もし虫歯ができた場合、矯正治療を中断し、虫歯治療を優先する必要があります。虫歯を予防するためにも、正しい歯磨きが必要不可欠です。

なお、ワイヤー矯正中の歯磨きは、装置の隙間を重点的にブラッシングしましょう。ブラケットの上または下に歯ブラシを少し傾けて当て、汚れをかき出すように細かくブラッシングすることが重要です。ただし、力を入れすぎるとブラケットが外れる可能性があります。少し手間はかかりますが、ブラケットを一つずつ磨いていきましょう。

■ワイヤーではなくマウスピース矯正という方法もある


ワイヤー矯正はポピュラーな矯正治療の手段ですが、表側矯正は装置が目立ちやすく、裏側矯正は費用が高い点がネックです。もし目立たず、費用の手頃な治療方法をお探しなら、マウスピース矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

 

マウスピース矯正は、一人ひとりの歯型に合わせたマウスピースを装着し、少しずつ歯並びを矯正する方法です。ワイヤー矯正と比べて治療期間が長いものの、装置は自由に取り外せるため、飲食中に食べかすが詰まる心配はありません。歯磨き時もマウスピースを外せるので、ワイヤー矯正ほど手間がかからないのもメリットです。

 

マウスピース矯正は、ほぼ1日中マウスピースを装着する必要があります。しかし、マウスピースは透明な素材でできており、笑った時に装置が目立つこともありません。審美面においては、ワイヤー矯正よりも優れています。

費用もさほどかかりません。裏側矯正は100万円を超えることも多いですが、マウスピース矯正なら100万円以下で済む症例がほとんどです。治療費を抑えられますので、費用が気になる方もマウスピース矯正を検討してみましょう。

当院では、透明なマウスピースを使ったインビザライン治療を行っています。症例数がトップクラスのダイヤモンドプロバイダーに認定されていますので、さまざまな症例への対応が可能です。歯並びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

■まとめ


矯正治療と聞いて、ワイヤー矯正が思い浮かぶ方は少なくないでしょう。確かにポピュラーな治療方法ですが、装置が目立ちやすいため、審美面がよいとはいえません。裏側矯正なら審美面の問題を解決できるものの、今度は費用が高くなる問題が発生します。

 

インビザラインなどのマウスピース矯正は、装置が目立たず、治療費を抑えることが可能です。当院では、手頃な価格でインビザライン治療を行っていますので、歯列矯正を検討中の方は、一度ご相談頂けたらと思います。

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

  • 無料カウンセリング
  • 無料メール相談
03-6431-0972

〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-6-1 6階

このページの先頭に戻る