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マウスピース矯正の痛みはどのくらい?痛みの原因について

2022年12月2日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
 
マウスピース矯正のトラブルでよく耳にするのが、「痛み」に関してです。今回はマウスピース矯正で生じる痛みの種類とその対処方法などをご紹介していきます。
 
痛みの原因と対処法を事前に知っておくことでご不安を解消できたらと思います。 

目次

■マウスピース矯正治療における痛みの原因
■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには
■当院の痛みの少ない治療方法について
■まとめ

 
 

■マウスピース矯正治療における痛みの原因



 
 
1)歯が動く痛み
歯は骨の中に埋まっていて、多少の加圧では微動だにしません。しかし、矯正装置を使用し負荷をかけ続けると、歯は少しずつ移動します。
 
歯に力を加え続けると、歯の周囲にある歯根膜は正常な状態に戻ろうとします。この際、細胞の働きにより押し付けられた側の骨が溶け、反対側には骨が形成されます。この力を利用して歯並びをキレイに整えます。
 
このように力をかけ続けることで歯を動かすので、歯が動く際に違和感や痛みを感じることがあります。
 
矯正装置をつけた直後は、痛みと言うよりも引っ張られている感覚があり、その後、痛みを感じる傾向があります。しかし徐々に痛みは減り、約1週間もすれば治まるケースがほとんどですのでご安心ください。
 
1枚のマウスピースでの歯の移動量はコンピュータ計測で0.25mmと言われています。この0.25mmとは、歯と骨の間に存在する解剖学的隙間(歯根膜の厚み)です。つまり歯の隙間分のみの移動量しか力が加わらないので最適な優しい力が計測されているのです。少しずつ歯を動かすので、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向があります。
 
 
2)アタッチメントがあたる痛み
アタッチメントは歯とほぼ同色の樹脂でできており、治療後には撤去します。歯にかかる圧力を調整することが可能な装置で、設置すると効果的に歯を動かしていくことができるため、治療箇所やその状態によってアタッチメントの形状、数、設置場所を決めていきます。
 
アタッチメント自体は歯の表面につくので、口の中に違和感を感じる方もいますが、普段はマウスピースが被さるのでそれほど気にならなくなります。
 
アタッチメントの出っ張りが口の中で引っ掛かり、口内炎や口腔内の傷の原因となり、痛みを引き起こすことがあります。また、マウスピース取り外しの際にこの出っ張りに引っ掛かり、痛みを感じる人もいます。
 
 
3)噛んだり、上下の歯がぶつかった時の痛み
矯正中は、常に歯に圧力がかかっている状態が続いています。圧力がかかっている歯は敏感になっていることがあり、硬い物を噛んで衝撃が加わったり、上下の歯が強くぶつかりあった時に、普段よりも痛みや違和感を感じることがあります。
 
ただ、この痛みも矯正が進むことで緩和されていきます。もし痛みがある場合などは、硬いものを噛むような食事はなるべく避けるようにし、柔らかいものを選ぶように心がけてみてください。
 
 
4)マウスピースが歯茎や舌に当たる痛み
マウスピースが歯茎や舌にあたり続けると、傷や痛み、口内炎の原因になる場合があります。
 
 
5)ゴムをかけたことによる痛み
マウスピース矯正の一つであるインビザラインの場合、ゴムを使用する場合があります。ゴムを使用して歯を引っ張る力を強め、歯により強い圧力をかけて移動させる方法です。
 
そのため、強い力が加わるので痛みが生じることがあります。ただ、痛みがあるからといって使用を中断してしまうと治療期間がのびてしまったり、思ったような治療結果を得られなくなってしまうため、自己判断でゴム掛けを中断せず、痛みが数日でおさまらない場合は歯科医師に相談するようにしましょう。
 
 
6)久しぶりにマウスピースをつけた時の痛み
長期間マウスピースを装着しないでいると、歯の後戻りが起きてしまうことがあるので、久しぶりに装着すると痛みが出てしまう場合があります。
 
 

■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには


マウスピース矯正による痛みは人によりますが、耐えられないほどの痛みを感じることはなく、2~3日程度違和感を感じる程度と言われています。
 
 
○歯が動く痛みへの対処法
マウスピース矯正は、矯正器具が柔らかいプラスチックでできているため、口腔内に当たる際の痛みも少なく、口内炎ができにくいという特徴があります。そのため、生じる痛みの多くは歯が動く際のものです。
 
歯が動くことによる痛みには、氷で冷やす対処法もおすすめです。歯の痛み=歯が動いているということなので、その妨げになるようなことはなるべく避けるようにすることをおすすめします。
 
 
○アタッチメントがあたって痛いときの対処法
この痛みに対しては、「矯正用ワックス」でアタッチメントの凸部部分を覆うことで対処できる場合が多いです。矯正用ワックスの使用に関しては、担当の歯科医師に相談してみることをおすすめします。
 
 
○噛む時の痛みと対処法
なるべく柔らかい食べ物を選択するようにし、固い食べ物はよく火を通すなどして柔らかくしてから食べるようにしましょう。
 
 
○器具を調整してもらう
マウスピース矯正であれば、耐えられないほどの痛みは出にくいですがどうしても痛い場合は、担当医に相談してみましょう。器具を調整することで痛みが緩和されることがあります。
 
また、マウスピースが歯肉や舌に当たって痛い場合は、マウスピースをヤスリなどで削ることで痛みを取り除くことができます。
 
削りすぎてしまうと、変形してしまう原因になるので、不安な場合は、通院している歯科医師に削ってもらいましょう。少し研磨をしたり調整をすることで痛みが和らぐことがありますので、我慢せずにまずは相談することも大切です。
 
 
○後戻りに関連する痛みの対応
耐えられないほどの痛みを感じられた場合やマウスピースの浮きが多い場合は、マウスピースの使用を一時止め、早めに担当医まで連絡をしてください。
 
※歯の後戻りを防ぐため、長期間通院できない場合は必ず最後に装着したマウスピースを1日20時間以上装着するようにしましょう。
 
 

■当院の痛みの少ない治療方法について


当院の「ライトフォース理論」と「光加速装置」を利用した矯正なら痛みを最小限に抑えた治療が実現できます。
 
 
○痛みを和らげる「ライトフォース理論」
ライトフォースとは直訳すると「弱い力」という意味です。その名の通り、歯にかける力を弱くすることで痛みを軽減する方法です。従来の方法と比べると1/2~1/5程度の力になります。
 
これだけ聞くと、「力を弱くしたら歯は動かないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。確かに今までは「強い力を掛けたほうが早く治療が終わる」と考えられていましたが、近年の研究でそれは誤りであることが証明されたからです。
 
そもそも歯は、骨代謝(骨の新陳代謝)を繰り返すことで少しずつ動いていきます。骨代謝が活発になるほど歯は早く動くのですが、歯にかける力が強すぎると周囲の血管が圧迫されて血流が悪くなり、かえって歯の動きを阻害してしまいます。
 
ライトフォース理論に基づいた治療なら、歯の動くスピードを損なうことなく痛みを抑えることができます。治療法や個人差にもよりますが、数ヶ月~1年以内に治療を終えられるケースもあります。
 
 
○光加速装置(オルソパルス):痛みを軽減し、治療期間を短縮

 
治療効果をさらに高めたい方には、この「光加速装置(オルソパルス)」をご提案しています。赤外線を照射することで歯の周囲の細胞が活性化させ、さらなる「痛みの軽減」や「歯の動くスピードをアップ」させる効果があります。
 
 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
痛みは人それぞれですが、マウスピース矯正で想定されるものは上述した通りです。事前に知っておくことで少しでも不安を解消出来たらいいですよね。
 
ご紹介したとおり、当院では痛みの少ない治療を行うこともできます。気になる方は、ぜひ一度無料矯正相談にお越しください!
 

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スポーツや楽器を吹いても大丈夫?スキューバダイビングは? インビザライン矯正中の趣味の活動について

2022年11月25日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
 
インビザラインによる歯の矯正をお考えの皆さんの中には、スポーツや吹奏楽器の演奏といった趣味をお持ちの方も多い事でしょう。「矯正中にスポーツをすると、悪影響にならないかしら?」、「矯正用のマウスピースをしたまま演奏しても大丈夫?」と、矯正中の活動が気になる方もいるかもしれませんね
 
そこで今回は、インビザラインによる矯正治療中の趣味の活動について、ご紹介していきます。ぜひ参考になさってください。
 

目次

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?
■スポーツ用マウスガードとの違い
■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意
■スポーツと歯並びの関係
■スキューバダイビングとインビザライン矯正
■ジム通いとインビザライン矯正
■楽器演奏とインビザライン矯正
■まとめ

 
 

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?


早速「インビザラインの矯正中でもスポーツして大丈夫か?」という疑問についてお答えすると、結論として「スポーツの種類による」ということになります。
 
 
インビザラインの様なマウスピース型の矯正装置であれば、金属製のブラケットとワイヤーを用いる従来の矯正装置に比べて、口の中を傷つけるリスクは少ないと言えます。そのため、多くのスポーツでは、矯正治療中もこれまで通り楽しんでいただいて、問題ありません。
 
 
ただし、アメフトやラグビー、ボクシングなど体同士が激しくぶつかり合うようなスポーツや、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどボールが顔に当たる可能性のあるスポーツ場合、口元に衝撃が加わるとマウスピースが破損する可能性があります。心配な方は、取り外したうえでプレーされることをお勧めします。
 
 

■スポーツ用マウスガードとの違い


スポーツでマウスピースと聞くと、ボクシングなどで使われるマウスピースを思い出す方もいるでしょう。インビザラインのマウスピースにもスポーツをする際のプラス効果を期待されるかもしれませんが、その効果は基本的にありません。
 
「スポーツマウスガード」とも呼ばれるスポーツ用のマウスピースは、衝撃から歯や口を守ったり、瞬発力を発揮する際に噛みしめたりすることが目的です。そのため比較的厚めで、丈夫に出来ています。
 
一方、インビザラインのマウスピースは矯正装置が目立ちにくいものとなるよう、半透明の薄いプラスチックでできています。そのため、衝撃や強い噛みしめに耐えきれず、変形・ひび割れ・破損等のトラブルが生じる可能性があります。
 
インビザラインのマウスピースを装着しながらスポーツすること自体は問題ありませんが、スポーツマウスガードの代用とはならない事をご承知おきください。
 
 

■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意


インビザラインの矯正装置を付けてスポーツする際には、もう1点注意していただきたいことがあります。それは、水分補給のための飲み物についてです。
 
体を動かす際には、スポーツ飲料を飲むという方も多いかと思います。ただ、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれているため、マウスピースを装着したまま飲むとむし歯のリスクを高めることになってしまいます。
 
マウスピースを装着ながら飲む場合は、極力水を飲むようにしてください。もし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して飲むようにし、運動後は歯磨きをしっかりと行うようにしましょう。
 
 

■スポーツと歯並びの関係


スポーツと歯並びには、実は大きな関係性があります。
 
スポーツにおいては瞬発力、反発力などが勝敗を左右します。その際、重要になるのが歯の噛み合わせです。噛み合わせがズレていると、力を発揮するために食いしばることができません。このため一瞬の力を十分に発揮できず、パフォーマンスに悪影響が出てしまうのです。
 
また、歯並びが悪いと、あごについている噛みしめる筋肉のバランスが崩れます。それは、あごの関節の近くにあって、体の平衡感覚を保つために重要な役割を果たす「三半規管」にまで作用し、身体全体のバランスの崩れや顎関節症、肩こり、頭痛を引き起こす要因になります。
 
スポーツにおけるさらなるパフォーマンスの向上を目指したい方は、一度自分の歯並びも見直してみてください。
 
 

■スキューバダイビングとインビザライン矯正


皆さんの中には、スキューバダイビングが趣味という方もいらっしゃるでしょう。ダイビングをする際には、レギュレータとつながるマウスピースを噛む必要がありますから、気になるかと思います。
 
ダイビングに関しても、口がしっかりと開け、レギュレータのマウスピースを噛むことができれば、矯正治療中に行って問題ありません。ただし、「レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか」「噛んだ際に痛みがないか」などについては、十分気をつけてください。レギュレータのマウスピースには様々な種類がありますので、できるだけ無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締められるものを選びましょう。
 
また、レギュレータを強く噛みがちな方は、それによりインビザラインのマウスピースを破損するおそれもあります。矯正治療中に初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認してください。不安があれば、インストラクターやダイビングショップ等へ相談されることをおすすめします。
 
そこまで聞くと、マウスピースを外しての潜水をお考えになるかもしれません。しかし、インビザラインを使って矯正治療をスムーズに進めるためには、1 日 22 時間以上の装着が必要とされています。食事中などその他の取り外し時間を考えると、レジャーやトレーニングの際には矯正装置は装着していることが理想です。
 
 

■ジム通いとインビザライン矯正


ご自身の健康や体づくりのためのジム通いや日々のトレーニングと、矯正治療への関係はどうでしょうか。
 
こちらも、基本的には従来通り行っていただいて問題ありません。ただし、ウェイトトレーニングなど歯を食いしばって行っている場合、マウスピースが破損する恐れがあります。
 
また、そもそも歯を食いしばること自体、矯正治療にとってあまり良い事ではありません。気になる方は担当医にご相談ください。
 
 

■楽器演奏とインビザライン矯正


楽器の中でもトランペットやサックスといった吹奏楽器は、その名の通り口から息を吹いて音を奏でます。
 
矯正装置を付けながらでも、吹奏楽器の演奏は可能です。
 
従来のブラケットとワイヤーを使った矯正装置だと、演奏の際に口腔内や唇がブラケットやワイヤーに当たって痛みを感じるという事がありました。マウスピースを使ったインビザライン矯正であればその心配はありません。
 
ただ、口腔内の状況が前とは異なる上、矯正治療が進むにつれてその状況も少しずつ変化していくため、練習等でそれに対応していただく必要があります。そのため、治療計画については、大きな大会や発表会といったイベントスケジュールも考慮する必要があります。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。
 
 

■まとめ


今回はインビザラインによる矯正治療中の趣味の活動についてお伝えしました。いくつかの注意点を考慮していただければ、矯正治療中であっても従来通り趣味を楽しんでいただけます。また、矯正治療によって歯並びや噛み合わせを整えることは、スポーツや吹奏楽器の演奏にとってもいい影響をもたらします。
 
「趣味を楽しみながら矯正治療もしたい!」とお考えの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。
 

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インビザラインのゴムかけとは?~目的や方法について~

2022年11月18日

こんにちは、マウスピース矯正専門の、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
 
インビザライン矯正では、「ゴムかけ」と呼ばれる治療の途中で上下の歯にゴムをかけて噛み合わせを整える処置をすることがあります。ゴムかけは頑張り次第で矯正の仕上がりが良いものになる大切な治療の一つです。
 
今回はそのインビザラインのゴムかけについて詳しくご紹介します!
 

目次

■インビザラインのゴムかけとは?
■ゴムかけの効果
■インビザラインの主なゴムかけの種類
■ゴムかけの方法と注意点
■さぼるとどうなる?
■ゴムかけで起きやすいトラブル
■まとめ

 

■インビザラインのゴムかけとは?


インビザライン治療の大切な装置の一つにゴムかけがあります。ゴムかけは治療の期間や成功に大きく関わってきます。ゴムは「エラスティック」と呼ばれます。
 
ゴムかけの治療の段階になると、自分の歯やマウスピースに丸い突起のような装置をつけます。突起はマウスピースの上下に何箇所かあります。前歯に近い、口を開けたときに目立つ部分は目立たない透明の突起で、奥歯の方は金属製を使用することもあります。金属製には外れにくいという特徴があります。
 
エラスティックは、医療用のゴムが使われています。輪の状態になっていて、大きさの異なる種類がいくつかあり、輪の大きさが小さくなるほど、矯正する力は強くなります。歯を動かす距離や矯正する力の強さを考えて、どのゴムを使うかが決まります。このエラスティックをマウスピースに付けた突起状のボタンにひっかけます。
 
かけ始めるタイミングは患者様によって異なります。そのためインビザライン矯正を始めてすぐに使い始めたり、ある程度歯並びが整ってから使い始めたりすることもあります。ただ多くの場合、ある程度歯並びが整う中盤から後半にかけて行われることが多いです
 
いずれにしても、担当医から「ゴムかけを始めましょう」と言われますので、必ず指示に従うようにしましょう。
 
 

■ゴムかけの効果


1)歯の移動を助ける
ゴムかけをすることで、歯が移動するのを助けます。マウスピースだけで歯を動かすよりも早く歯並びが整っていきます。ゴムかけを行う時期は、見た目の歯並びのガタガタが整ってきた時期が多く、噛み合わせの調整に入る頃に始まるケースが多いです。
 
 
2)噛み合わせを整える
上下のマウスピースの突起にゴムをひっかけて引っ張り合うことで、上下の噛み合わせや左右のにずれた噛み合わせのバランスを整えます。ゴムをかける突起の位置によってかかる力の方向が変わり、それぞれの症例の矯正をサポートします。

3)望ましくない歯の移動を予防する
顎間ゴムには望ましくない歯の移動を予防する役割も持っています。
 
例えば、出っ歯の治療では、抜歯して前歯をそのスペースに移動させる手法がよく用いられます。しかし、奥歯が前の方に移動して、前歯を収めるべきスペースが狭くなってしまうことがあります。そこで、奥歯の望ましくない移動を予防するために顎間ゴムを補助として使用します。
 
 

■インビザラインの主なゴムかけの種類


ゴムはかけ方によって効果は異なります。インビザライン矯正では主に以下のようなゴムのかけ方があります。
 
 
①Ⅱ級ゴム
Ⅱ級ゴムは、出っ歯の改善に使用します。
 
上の歯を後ろへ、下の奥歯を前に移動するため、上顎の前から3番目の歯と、下顎の前から6番目の奥歯にかけることが多いです。
 
 
②Ⅲ級ゴム
Ⅲ級ゴムは、受け口の改善に使用します。
 
上の歯を前へ、下の奥歯を後ろに移動するため、上顎の前から6番目の歯と、下顎の前から3番目の歯にかけることが多いです。
 
 
③垂直ゴム
垂直ゴムとは、開咬(かいこう)の改善に使用します。開咬とは、噛み合わせたときに上下の前歯が大きく開いている状態のことです。
 
縦に引っ張り合うように、上下の歯に垂直にかけます。
 
 
④交叉ゴム
交叉ゴムとは、交叉咬合(こうさこうごう)の改善に使用します。交叉咬合とは噛んだときに歯並びの途中で上下の噛み合わせが左右にずれている状態のことです。
 
上下の同じ歯に噛み合わせをまたぐように表側と裏側にかける必要があるため、奥歯の場合難しいこともあります。
 
 

■ゴムのかけ方と注意点


○ゴムかけは、インビザラインに限らずすべての歯列矯正法で行える手法です。
 
歯並びや治療の状態によってゴムかけが必要ないまま治療が終了する場合もあります。
 
 
○インビザラインのゴムかけは患者様自らが行う必要があります。
 
正しくゴムがかけられない場合、治療期間が伸びたり最初のシミュレーション通りの効果が出なくなったりしてしまうことがあります。
 
慣れないうちは時間がかかったり、ゴムをかけているため話しづらいといった不自由を感じる場合がありますが、徐々に慣れてくるでしょう。
 
 
○1日20時間以上つける
 
ゴムの装着時間も大切です。基本的にマウスピースの装着時間と同等の最低1日20時間以上つける必要があります。食事や歯磨き以外のときは、マウスピースを装着してゴムもかけると覚えておきましょう。
 
 
○ゴムは毎日取り替える
 
エラスティックは毎日、新しいものと取り替えます。衛生的な意味だけでなく、ゴムの伸縮性が弱くなるとゴムかけの効果が減少してしまうので必ず取り替えるのを忘れないようにしましょう。左右どちらかのゴムが切れてしまった場合は、両方新しいゴムに取り換える必要があります。
 
左右の噛み合わせや引っ張る力を均等にして矯正する必要があるためです。
 
 
○外出時も必ずゴムとホルダーを忘れずに
 
外出するときはマウスピースケースと一緒にゴムとゴムかけをするエラスティックホルダーも忘れずに持ち歩きましょう。万が一、外出先でゴムが切れてしまったときはすぐに新しいものに付け替えます。
 
 

■さぼるとどうなる?


ゴムかけが面倒、目立つから見られたくない、忘れてしまったなどの理由でさぼってしまうこともあります。そのようなことが長く続くと以下のようなデメリットがあります。
 
 
①計画通りに治療が進まない
 
長期間かけていなかったり、さぼったり、ご自身の判断で時間を短くしたりすると、治療期間が延びてしまうことに加えて、仕上がりが違ったものになる可能性があります。
 
 
②後戻りする可能性がある
 
矯正治療によって動かした歯は、元の歯並びに戻ってしまう「後戻り」する傾向にあります。長い時間さぼるとかけ始める前の歯並びに戻ってしまうため、必ず指示された通りにつけましょう。
 
 

■ゴムかけで起きやすいトラブル


1)ゴムがかけられない!
 
顎間ゴムに慣れていない頃はゴムをかけるのも一苦労!特に奥歯になればなるほど、その難易度は上がっていきます。
 
何回トライしてもゴムがかけられない場合はそのままにせず歯科医師に相談しましょう。また、ゴムかけをするための専用のスティックやピンセットを使ってみるのもおすすめです。
 
最初は鏡をみながらコツをつかむまで何度も繰り返してみて下さい。当院もゴムかけの方法などアドバイスを行っていますので、お気軽にご相談下さい。
 
 
2)痛みが出てきた!
 
ゴムかけをすると大きな力が歯にかかるため、ゴムかけをしたばかりの頃は痛みを感じる方も多くいらっしゃいます。
 
痛みがあるからといってすぐにゴムを外してしまうことはしないで下さい。我慢できない痛みの場合は歯科医師に相談しましょう。痛みは2日〜3日ほどで慣れてしまうことがほとんどです。
 
 
3)ゴムが切れてしまった!
 
ゴムが切れてしまうことも多々あります。基本的にゴムかけに使うゴムは24時間を目安に新しいものに交換しましょう。劣化したゴムを使っていると引っ張る力が弱かったり、切れてしまう原因にもなります。
 
また、ゴムが切れてしまった時も新しいものにすぐ付け替えられるようにゴムは常に複数持ち歩くようにして下さい。
 
 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
 
ゴムかけを始めたときは、歯を動かすときの痛みであったり、話しにくかったり、見た目が悪かったりするためつらいと感じる方もいます。ただ、ほとんどの場合1~2週間で慣れてくることが多いです
 
まずは3日間使い続け、習慣をつけるようにしましょう。慣れてくればつらさも緩和され、楽に感じるようになります。ただ、痛みが悪化する、顎まで痛くなってきたなど症状がひどくなるようでしたら我慢せずにすぐに歯科医院にご連絡してください
 
当院では矯正相談を無料で受け付けております。治療について不安なこと、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!
 

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横顔の美しさと歯列矯正の関係

2022年11月11日

当院には、横顔を綺麗にされたいという患者様もよくご来院されます。「横顔に自信がない…「もっと口元を下げたい」「顎の突出感が気になる」など、横顔に関しても様々なお悩みがありますが、これらを改善するクリニックとしては、歯科医院より美容外科を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
 
たしかに美容外科でも、このようなお悩みへのアプローチは可能です。ただし、美容外科では多くの場合、顎の骨を削り骨格を整形するという手術を施します。
 
一方、中にはこのような手術をしなくても、歯列矯正で、フェイスラインを根本的に整える事が可能な場合もあります。
 
今回は横顔の美しさと歯列矯正の関係についてご紹介します。
 

目次

■横顔の美しさが重要な2つの理由
■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び
■歯列矯正による横顔改善
■歯列矯正の方法
■まとめ

 
 

■横顔の美しさが重要な2つの理由


正面から見た顔の美しさについてはよく着目されますが、横顔の美しさに言及する方はそれほど多くはありません。しかし、次の理由から、横顔の美しさも大切であると言えるのです。
 
 
○フェイスラインが人の印象を決める
フェイスラインとは、あごからこめかみ、そして髪の生え際までぐるりと一周したライン、つまり顔の輪郭のことです。正面・横顔問わずこのフェイスラインがシャープで整っていると、若く美しい印象を相手に与えます。また、顔も小さく見えるので、全身のバランスが整って見えるのです。
 
反対に、フェイスラインがゆるんだり、歪んだりしていると、顔全体がぼんやりとした印象になり、年齢以上に老けて見られることが多くなります。さらに顔が大きく見えることから、全身のバランスも悪く見えてしまいます。
 
このように、フェイスラインは顔だけでなく、全身の美しさにも影響を与える重要な要素と言えます。
 
 
○横顔のフェイスラインは人からよく見られる
フェイスラインと聞くと、多くの方は正面から見た場合のフェイスラインをイメージされるかもしれません。しかし、フェイスラインを整えるにあたっては、正面からのものを整えただけでは不十分と言えます。なぜなら、他の人が通常多く目にするのは、正面よりも横顔、つまり横から見たフェイスラインだからです。
 
自分ではなかなか見落としがちですが、横顔のフェイスラインは他人にチェックされやすいことを理解しそれを整えることで、他人から見た美しさの印象もまた変わってくるのです。
 
 

■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び


ではどうすればフェイスラインの整った横顔美人となるのでしょうか。その目安の一つに「Eライン(エステティックライン)」があります。
 
「Eライン(エステティックライン)」とは、横顔において鼻先と顎先を直線で結んだ線のことをといいます。アメリカの矯正歯科医であるロバート・リケッツ氏により提唱され、横顔の美しさを表す指標として、歯科や美容外科の分野で用いられています。
 
一般的に、唇がEラインからはみ出していなければ美しい横顔だとされており、歯列を矯正することで、このEラインの関係性が改善する可能性があるのです。
 
例えば出っ歯の方の場合、上唇の先端がEラインよりも前に出ていることが多く、口元が前に突き出て見えてしまいます。このようなケースでは、歯列矯正により唇側に傾斜していた前歯を後方に引き戻すことで、口元の突出感が解消される場合が多いです。また、前歯が正しい位置に戻ることで唇も閉じやすくなり、横顔の引き締め効果も期待できるのです。
 
下顎が前方へ突出し噛み合わせが逆になっている状態の受け口の場合においても、歯列矯正により下顎の突出を抑え、理想的なEラインに近づけることが出来ます。
 
ただし、噛み合わせや歯並びの状態によっては、必ずしもEラインの改善に効果があるわけではないため注意が必要です。また、Eラインが崩れる原因としては、歯並びや顎の状態によるものだけでなく、鼻の高さや顔の骨格自体がその原因となっている場合もあります。
 
 

■歯列矯正による横顔改善


歯列矯正というと、「歯並びの美しさを獲得する治療」「噛み合わせを正す治療」と考えられていますが、副次的効果として「顔のバランス」を整えたり、「口元の美しさ」も獲得できたりする場合があります。
 
矯正治療をすれば、必ずフェイスラインも同時に整うわけではないのですが、次からあげるように歯並びが大きく崩れている方が治療を行うと、フェイスラインも同時にシャープになる傾向があります。
 
・出っ歯
上顎の前歯が下顎の歯よりも大きく前に出ている歯並びです。
 
・受け口
下顎が上顎よりも前に出ている歯並びです。
 
・上下顎前突
上下の歯ともに前へ突き出している歯並びです。最近では「口ゴボ」とも言われており、この不正咬合はEラインを大きく乱します。
 
・歯のデコボコ
歯が様々な角度で生えて、デコボコになってしまっている歯並びです。
 
・噛み合わせが浅い
奥歯が噛んでいるのにもかかわらず、前歯が噛んでいない歯並びです。
 
・嚙み合わせが深い
通常噛んだ時に下の前歯を上の歯が覆う形が理想とされますが、必要以上に上の歯が覆い、下の前歯がほとんど見えない様な状態の噛み合わせの事をいいます。
 
 

■歯列矯正の方法


歯列矯正には、いくつかの方法があります。
 
 
①ブラケットとワイヤーによる歯列矯正
それぞれの歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付けたうえで、そこにワイヤーを通して歯を動かすタイプの矯正方法です。
 
従来の歯の表側に取り付ける方法に加え、最近では歯の裏側に装着する「裏側矯正(リンガルブラケット)」と呼ばれる矯正方法も広まっています。この方法は矯正の中では最も目立ちにくく、他人から装置が見えないため、矯正していることを知られたくないという方にお勧めです。
 
 
②マウスピースによる歯列矯正
マウスピースを交換しながら一定期間装着し続けることで、歯を矯正する方法です。当院では、世界でナンバーワンのシェアを誇る「インビザライン」と呼ばれる透明なマウスピース型の矯正装置を利用しています
 
「装置が目立ちにくい」、「取り外しが可能で、食べ物の制限がない」、「装置の洗浄も簡単に行うことができる」というメリットがあります。ただし反面、装置を装着する判断は患者様に一任されるため、装置を付ける時間が短かったりつけない期間があったりした場合は、矯正が進まず治療期間が長くなってしまうというデメリットも存在します。
 
 

■まとめ


いかがでしたか?横顔の美しさは、自信につながり、他人からの印象も変化します。当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお答えする機会を設けております。
 
どんな事でも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
 

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インビザラインの失敗例から学ぶ!原因と対処方法

2022年11月4日

目立たず矯正治療ができるマウスピース矯正の中でも、インビザラインは人気が高い治療法です。しかし、矯正治療は決して安くありません。せっかく高い費用と長い年月をかけて歯並びを整えるため、失敗はしたくないですよね。ここでは、インビザライン治療の失敗例や原因を紹介しつつ、失敗しないための対処方法をお伝えします。
 
現在治療中の方だけでなく、矯正治療をご検討中の方もぜひご一読ください。
 

目次

■インビザラインの失敗例
■インビザラインが失敗する6つの原因
■インビザラインの成功の秘訣
■まとめ

 
 

■インビザラインの失敗例


インビザライン治療でよくある失敗例を3つ紹介します。
 
 
1)噛み合わせのバランスが悪くなってしまった
綺麗に並んでいる歯のみを求めてしまうと、噛み合わせが崩れてしまう場合があります。 噛み合わせが崩れてしまう理由は、マウスピースの装着により、マウスピースの厚み分だけ奥歯が先に当たるからです。インビザライン治療では、マウスピースを1日20時間ほど装着するため、常に奥歯には圧力が加わります。そのため、奥歯が沈み込んでしまい、噛み合わせのバランスが悪くなります。
 
 
2)顎関節症になってしまった
噛み合わせが不安定になり、顎に負担がかかりすぎると、顎関節症(がくかんせつしょう)になる可能性もあります。 顎関節症(がくかんせつしょう)になると「口が開けづらい」「口を開くときに不快音が鳴る」といった症状が起こります。「硬い食べ物や大きい食べ物が食べれない」「顎の音によるストレス」などの弊害が生まれます。
 
 
3)歯茎が下がってしまった
矯正治療によって歯を引っ張ることで、歯茎が動きます。そのため、歯茎が下がって、歯が長くなったように見えることもあります。無理な力を加えすぎたり、マウスピースを適切に使わなかったりすると歯茎が下がりすぎてしまうため、治療計画に沿って適切に矯正を進めることが大事です。
 
 

■インビザラインが失敗する6つの原因


インビザライン治療が失敗する原因は主に6つです。
 
 
1)むし歯や歯周病がある
虫歯や歯周病があると、歯形が変化してしまい、マウスピースが合わなくなります。歯に合わないマウスピースを装着しつづけても、矯正治療はできません。そのため、治療前に虫歯や歯周病の治療を終えることが大事です。また、矯正治療中に虫歯や歯周病が進行する可能性もあります。矯正治療中に虫歯や歯周病などが症状が悪化すると、矯正治療を中断しなければいけなくなる可能性もあります。
 
インビザライン治療はマウスピースを簡単に取り外しができるため、歯磨きをしっかり行い、虫歯予防も行ってください。症状の悪化を防ぐためにも、歯医者へ行くときは、矯正の状態チェックと合わせて虫歯や歯周病などの診察も合わせて行いましょう。
 
 
2)口腔内を清潔に保てていない
マウスピースを装着している状態では、唾液が歯に行き渡りません。唾液には、乾燥を防ぐだけではなく、細菌の増殖を防ぐ、口臭や虫歯、歯周病などのトラブル予防などの役割があります。そのため、インビザライン治療中は、通常よりも口腔トラブルになる可能性が高まります。特に、歯磨きを怠ると、虫歯や歯周病になりやすくなります。矯正治療の妨げになるため、できるかぎり口腔ケアを行い、口の中を清潔に保ちましょう。
 
 
3)インビザライン治療に適さない症例である
インビザライン治療に適さない症例の場合、他の治療も並行して行わないと失敗の原因になります。
インビザライン治療に適さない場合は、ワイヤー治療やブランケット治療と併用することで失敗のリスクを下げることができます。
 
 
4)装着時間が不足している
インビザライン治療では、マウスピースの装着時間が20時間以上必要です。1日20時間以上アライナーを装着することで常に歯に力が加え続けられ、歯が順調に動きます。
 
装着する時間が不足すると、治療計画通りに歯が動かず、矯正治療に時間がかかってしまいます。マウスピースの装着時間は患者さまの自己申告になるため、計画通りの時間を装着することが失敗を防ぐポイントになります。基本的に食事と歯磨き以外の時間はすべて装着するようにしましょう。
 
また、アライナーをより歯にフィットさせるために大事なのがチューイです。チューイを10分以上しっかりと噛むことで血流が良くなり、アライナーのフィットが良くなります。装着時間を守るとともに、歯にしっかりとフィットさせた状態にするためにも、チューイを必ず噛むようにしましょう。
 
 
5)マウスピースの交換時期を守らない
インビザライン治療は、治療計画に沿って新しいマウスピースに交換することが必要です。治療が進むにつれて歯が動くため、同じマウスピースを装着しつづけても矯正が進みません。 交換時期には関しては歯科医師から指示を聞いてきちんと守りましょう。
 
 
6)自己管理の甘さ
インビザライン治療は自己管理になります。そのため、つけ忘れや外したままの時間が長くなると、歯の動きが悪くなり治療計画通りに進めることができません。付け忘れをしないよう注意が必要です。
 
 

■インビザラインの成功の秘訣



 
 
1)実績・経験・技術のある歯科医師を選ぶ
『インビザライン』は矯正の知識がある歯科医師が扱える矯正方法であり、全体矯正・部分矯正どちらもできます。マウスピースを外部へ発注することからデジタルに頼る部分が大きいように見えますが、実際に治療計画や治療方針を立てるのは歯科医師です。
 
インビザライン矯正の治療で歯科医師が判断しなくてはならないことは多くあり、根拠を持ってその判断ができているかが治療の成功・失敗を左右します。
 
〇歯科医師に訊ねたい事項
・全体矯正なのか部分矯正なのか
・どのように歯が動くスペースを確保するのか
・なぜIPRをするのか
・なぜ歯列拡大をするのか
・治療完了までどのくらいの期間が必要なのか
・マウスピース矯正をしても平気な口内環境なのか
・歯列・噛み合わせなど全ての問題を把握しているのか
 
インビザラインを用いた矯正ができるという資格的な安心感ではなく、この先生なら大丈夫と信頼関係を築ける歯科医師を探すことが大切です。
 
 
2)装着時間をしっかり守る
インビザラインで失敗しないためには、患者様が責任を持って装着時間を守ることも必要です。
 
〇推奨されているルール
・1日20~22時間以上
・食事・歯磨き以外は装着しておく
 
インビザラインは約7日ごとに新しいアライナーへ交換することで、少しずつ歯を動かしていく矯正です。装着時間を守らない場合には計画した通りに歯が動かず、治療計画が崩れていきます。
 
どうしても飲み会や旅行などで装着できない場合には、担当医に相談するか、装着できなかった分の時間をプラスしてから次のアライナーへと交換する必要があります。
 
まだ歯が動いていないのにも関わらず新しいアライナーへ交換すると、歯への矯正力が強くなり強い痛みや圧迫感を感じることもあります。
 
 
3)抜歯やIPRの必要性を再度確認する
抜歯やIPRはインビザライン矯正失敗の原因になりかねないので、再度その治療の必要性を歯科医師に確認するのも対策の一つです。
 
〇抱えるリスク
・抜歯:歯が倒れこむ危険性がある
・IPR(ヤスリで削る):歯を削りすぎて矯正完了までの期間が伸びることがある
 
抜歯やIPRは健康な歯に手を加えることになりますので、その治療が本当に必要なのでなければなるべく避けたいですよね。みなさん一本でも多く健康な歯を残しておきたい気持ちはあると思います。
 
確信を持った治療計画を準備している歯科医師であれば、抜歯やIPRの必要性を納得いくように説明してくれると思います。しかし、経験や技術のない歯科医師の場合は、あまり良い回答が得られないことがありますので、そうなった場合は歯科医師を選び直すことも選択肢に入れておきましょう。
 
 
4)矯正中に違和感を覚えたらすぐに担当医に相談する
そして、インビザラインで失敗しないために非常に重要な対策として、矯正中に違和感を覚えたらすぐに担当医に相談することを覚えておきましょう。
 
〇通院間隔の差
・ワイヤー矯正:月に1回の通院が必要
・インビザライン:1〜3ヶ月に一回の通院が必要
 
インビザライン矯正の場合は、矯正途中に発生する問題に気がつかないリスクがあります。新しいマウスピースに交換するとそれまでにはない矯正力が歯にかかるため、違和感や痛みを覚えることがあります。少しでも不安な違和感を覚えた場合には、気軽に担当医に相談しましょう。
 
 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?インビザライン矯正で成功するために、まずは気になる歯科医院で相談してみましょう。当院では無料で矯正相談を行っています。少しでも気になるという方はお気軽に当院のHPからでもお問い合わせください。

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インビザラインを付け忘れたらどうなるの?

2022年10月28日

マウスピース型矯正であるインビザラインは、矯正装置の取り外しができるという大きなメリットがあります。
 
しかし、取り外せるが故に、装着し忘れる可能性もあります。もし装着し忘れると、どのような影響があるのでしょうか。
 
そこで今回は、インビザラインを付け忘れた場合の影響や付け忘れてしまった時の対応、付け忘れを防ぐ方法などについてご紹介します。インビザラインによる矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
 

目次

■インビザラインのメリットであり注意点
■インビザラインの装着時間
■インビザラインを付け忘れてしまった場合の影響
■長期間インビザラインを付け忘れたときの対処法
■保定装置(リテーナー)の付け忘れにも注意
■インビザラインの付け忘れを防ぐには?
■まとめ

 
 

■インビザラインのメリットであり注意点


従来のワイヤー矯正装置の場合、一度装着すると取り外しができませんでした。そのため、歯みがきや食事がしにくいというデメリットがありました。
 
一方、インビザラインのようなマウスピース型矯正は、自分で自由に取り外しができます。そのため、食事の時は取り外せばよく、歯みがきもしやすいため口腔内の健康を保ちやすいというのが大きなメリットです。
 
しかしそれは同時に、「矯正の成否も、患者さんの心がけによるところが大きい」ということを意味します。ご自身が矯正用のマウスピースをつけない限り、いつまでも歯は矯正されないのです。
 
 

■インビザラインの装着時間


インビザラインは、毎日20時間以上装着するように決められています。
この装着時間を下回ってしまうと、歯の動きが悪くなる可能性があるので気を付けましょう。
 
 

■インビザラインを付け忘れてしまった場合の影響


では、インビザラインを付け忘れてしまった場合、どうなるのでしょうか。それは、
「どの程度の期間、インビザラインを付け忘れていたのか」によって異なります。
 
数日程度の付け忘れであれば、歯並びが大きく後戻りする可能性は少ないです。そのためもし少し付け忘れても、すぐにインビザラインを装着しなおせば問題ありません。
 
しかし、1週間以上も付け忘れてしまった場合は注意が必要です。この場合、治療計画に遅れが発生してしまいますし、動いた歯が元の位置に戻る原因にもなります。インビザラインは自由に取り外せるので付け忘れることもありますが、治療計画にズレが発生しないように、付け忘れを防ぐことが重要です。
 
 

■長期間インビザラインを付け忘れたときの対処法


では、もし長期間インビザラインを付け忘れたときはどのように対処すればよいのでしょうか。
 
インビザラインを付け忘れた場合でも、適切な対処を行うことによって、悪影響を最小限に抑えることが可能です。
 
○装着予定だったインビザラインの装着は見送ったほうが良い
インビザラインの付け忘れが長期間の場合は、装着予定だったインビザラインの装着を見送ったほうが良いでしょう。
 
インビザラインの付け忘れは、歯並びが元の悪い状態に戻ろうとする「後戻り」を発生させます。そのため、予定していた歯並びの状態とは大きく異なる歯並びになってしまい、装着予定のインビザラインが合わないケースがあるのです。
 
無理に装着予定のインビザラインを装着しようとしても、痛みを感じ、歯にとって逆効果となりかねません。
 
 
○速やかに歯科医師に相談する
痛みの有無にかかわらず、インビザラインを長期間付け忘れてしまった場合は速やかに歯科医院に連絡してください。そのうえで、矯正治療を担当する歯科医師に事情を正直に話し、今後の治療計画について相談しましょう。
 
また、引っ越しやご病気、妊娠・出産などに伴いインビザラインによる矯正をいったん中断したいという場合でも、ご自身の判断だけで中断せず、必ず事前に歯科医師にご相談ください。
 
 

■保定装置(リテーナー)の付け忘れにも注意


付け忘れに関しては、インビザラインといった矯正装置同様に、保定装置(リテーナー)と付け忘れにも注意が必要です。
 
「保定」とは、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにすることです。
矯正位置までずっと移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より動きやすい状態であり、何も着けずに放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうとする力で、後戻りを起こしてしまいます。また、歯ぎしりや歯の食いしばり癖といった、口腔内や顎の動きの習慣によっても思わぬところへ動いてしまいかねません。
 
その歯並びの後戻りを防ぐために、保定装置を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させる必要があります。一般的に、保定装置は矯正にかかったのと同じ期間は装着が必要とされています。たとえば矯正治療に2年かかった場合は、保定装置をつける期間も2年以上という訳です。
 
付け忘れなどによって保定装置をしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。怪我をしても徐々に元の状態に戻ろうとするように、歯も何もしないと「元に戻ろうとする力」が働きます。それを防ぐためには、できるだけ長い期間リテーナーをつけるのが理想的です。
 
保定装置は大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分かれ、その方の症状や生活環境、ご希望などを勘案して最適な保定装置を選択することになります。もし「取り外し式」のものをつけられる際は、矯正装置の時と同様に付け忘れへの注意が必要です。
 
 

■インビザラインの付け忘れを防ぐには?


ここまでご説明した通り、インビザラインを装着して理想の歯並びを手に入れるためには、付け忘れを防ぐことが大切です。最後に、インビザラインの付け忘れを防ぐ方法についてご紹介します。
 
 
○スマホのアラームを設定する
スマートフォンには、便利なアラーム機能があります。インビザラインの付け忘れ防止には、こちらをうまく活用しましょう。
 
インビザラインを装着する予定時間にアラームを設定し、インビザラインを装着する時間であることを気づかせるのです。
 
また、既に付け忘れた経験がある場合は、どのようなタイミングで付け忘れたのかがわかっているかと思います。そのタイミングにアラームを設定すれば、再発防止となり効果的でしょう
 
 
○食事や歯磨きの時間を決めておく
インビザラインは食事や歯磨きの時以外では、基本的に装着したままになります。そのため、食事や歯磨きといったインビザラインを取り外す時間をあらかじめ決めておくことも、付け忘れ防止となるでしょう。
 
これはひいては、食事や歯磨き、就寝、起床の時間が一定となり、規則正しい生活をすることにもつながります。
 
あらかじめインビザラインの装着時間をしっかり確保できるように、食事や歯磨きの時間を決めるなど、規則正しい生活を心がけましょう。
 
 
○1ステージ前後のマウスピースを持ち歩く
旅行など外出先だと、マウスピースの装着がおろそかになりがちです。そのため外出するときや旅行へ行くときは、1ステージ前後のマウスピースを持ち歩くようにしましょう
 
いつも使用する鞄の中に入れておけば、つけ忘れたり紛失したりした場合でも、すぐに対処することができますし、つけ忘れによるリスクも軽減することができます。
 
なお持参する際は、マウスピースが破損しないように専用のケースに入れておきましょう。
 
 

■まとめ


今回は、インビザラインを付け忘れた場合の影響や対応についてご紹介しました。
 
患者さんご自身の心がけに頼るところが大きいインビザラインですが、同時に「目立たない」、「痛みや違和感が少ない」などメリットも多い矯正方法です。
 
当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のオンラインカウンセリングや、メール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 

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インビザラインの治療の流れ

2022年10月21日

今回はインビザラインを検討中の方に知っていただきたい、基本的な治療の流れについて詳しくご紹介します。
 

目次

■詳しい治療の流れ
1)初診相談
2)各種の精密検査
3)抜歯や虫歯・歯周病治療といった初期治療
4)矯正用のマウスピースを作成するための歯の型取り
5)理想の歯並びへの歯の移動シミュレーションの作成
6)アライナーの使用方法のご説明と装着の開始
7)口や歯の状況の定期的なチェック
8)アライナーの装着完了と追加矯正
9)治療の完了と保定装置の装着
■費用について
■まとめ

 
 

■詳しい治療の流れ


1)初診相談
歯並びについて、患者様がどのようなお悩みや矯正治療へのご希望をお持ちなのかを最初に伺います。お口の中の現況や歯並びの問題点を検討し、治療方針についてご説明します。治療期間や費用などについても併せてご説明します。無料での初診のご相談のときには、直ちに矯正治療を始めるかを決めていただく必要はなく、帰ってからじっくりご検討いただけます。
 
当院では、カウンセラーによる「無料個別相談」を行っています。矯正治療について気になることにすべてお答えします。また、光学スキャンでお口の型取りを行うiTeroによる治療前シミュレーションも行っていますので、お気軽にお問い合わせください!
 
 
●iTeroの特徴

 
特徴1 苦しい型取りは一切不要
歯型の採取は歯列矯正では必須となる作業ですが、「苦しい」「えずいてしまう」という理由で苦手な方も多いと思います。しかしインビザライン治療で使用するiTeroならそのような心配はありません。3Dスキャナーが歯型を素早く採取しますので、従来のような息苦しさを感じることが少なくなりました。
 
特徴2 治療後の仕上がりをシミュレーションできる
治療後にどんな歯並びになるか、事前に確認したくはありませんか?歯型を採取することで、現在の歯並びから治療後の歯並びをシミュレーションしてその場で確認することができます。
 
特徴3 治療精度の向上
従来の型取りに比べ、高い精度でお口の構造を読み取ることが可能です。矯正治療では型取りのデータをベースに治療を行うため、元の精度が高ければ仕上がりの精度も高くなります。
 
特徴4 治療期間の短縮
スキャンデータはすぐにマウスピース矯正の製造元へ送ることができます。データのやり取りに時間がかからないため、治療期間の短縮が可能です。
 
 
2)各種の精密検査
インビザライン矯正治療の計画を立てるために様々な検査を行います。
 
インビザライン矯正治療の計画をきちんと立てるには、様々な検査が必要となります。具体的には、口腔内検査(虫歯・歯周病がないか、歯並びや咬み合わせ、顎の状態の診断)、レントゲン撮影、口腔内や顔貌の写真撮影、歯並びの型取りなどが挙げられます。これらの精密検査を行うことで、患者様に合わせたベストな計画を立案します。
 
 
3)抜歯や虫歯・歯周病治療といった初期治療
型取りをきちんと正確に行うには口腔内の病気を治しておかなければなりません。
 
歯に病気がある状態で型取りを行っても、その後、抜歯などの必要が生じて歯並びが変わってしまうおそれがあります。そこで虫歯や歯周病などの症状が確認できた場合には、初期治療を行うことで、より長持ちする矯正治療を実現できるのです。
 
 
4)矯正用のマウスピースを作成するための歯の型取り
先述したとおり、口腔内3DスキャナーiTeroを用いた精密な型取りを行います。
 
矯正用マウスピース(アライナー)作成のため、iTeroを用いた精密な歯の型取りを行います。これによって造られた歯型と、治療計画やレントゲン写真、口腔写真といった他のデータを併せて、米国にあるアライン・テクノロジー社へオンラインデータとして送付致します。
 
 
5)シミュレーションを踏まえた上での治療計画のご説明
歯の移動シミュレーションをご確認いただいて具体的な治療計画のご説明を行います。
 
矯正治療を行った場合に、歯はどう動いて最終的にどのような歯並びとなるのかを、シミュレーションでご確認いただきます。その上で、精密検査の診断結果とインビザライン矯正の治療計画を再度矯正担当医がご説明致します。
 
患者様に納得していただけるまで修正を行い、治療計画が定まってからアライナーを発注します。アライナーは約2~3週間ほどで届きます。
 
 
6)アライナーの使用方法のご説明と装着の開始
アライナーが届き次第、スタッフからアライナーの装着・取り外し方法や注意点、お手入れの方法などについてのご説明をいたします。着脱がスムーズにできるようになれば、装着を開始していただきます。
 
アライナーを交換する頻度は概ね10日に1度であり、1日に20時間以上装着していただく必要があります。これらは患者様にて管理していただくことになります。
 
 
7)口や歯の状況の定期的なチェック
1~3ヵ月ごとに担当医による口腔内状況の確認があります。
 
インビザライン矯正治療においては、1~3ヵ月ごとに通院していただく必要があります。その際には、アライナーの使用状況が適切かどうか、歯は想定した通りに移動しているか、口の中に何か問題が生じていないか、といった点をチェック致します。場合によっては補助装置の使用や治療を行うこともあります。
 
アライナーの装着期間は、通常で半年~2年ほどです。ただ、これはあくまでも目安であり、患者様の治療前の歯並びなどにより変わってきます。
 
 
8)アライナーの装着完了と追加矯正
誤差修正のための追加矯正(リファインメント)を要することがあります。
 
予め立てた治療計画と実際の歯の動きにはズレが生じることもあります。そのズレの生じ方によっては、誤差を修正するための追加矯正をする必要があります。これはもう一度歯並びの型取りを行い、アライナーを作成して装着していただくというものです。
 
 
9)治療の完了と保定装置の装着
歯並びが後戻りするのを防ぐための保定を行います。
 
矯正装置で歯を動かして並べても、しばらくの間は歯に戻ろうとする力が働きます。そこで歯並びが安定するまでリテーナーと呼ばれる保定装置を装着していただく必要があります。これが保定期間です。
 
保定期間には、概ね3ヵ月ごとに通院していただき、歯の戻りがないか、その他歯の病気に罹っていないかといった点を確認致します。より確実に歯並びを維持するためには、保定期間が過ぎた後にも保定装置を装着なさることを推奨致します。
 
一般的に保定期間は2年ほどです。
 
 

■費用について


当院では、治療前に治療費の「総額」をお伝えします。それ以上に追加費用は発生しません。
「矯正治療の料金体系が分かりにくい・・・」
「装置代の他、来院するたびに調整料が数千円かかる・・・」
「結局、いくらかかるのかが分からないと不安・・・」
という方も安心して治療を開始していただけます。
 
 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は治療の流れについて詳しくご紹介いたしました。イメージがつかめたでしょうか?
 
先述したとおり当院では無料個別相談を行っています。気になることがある方は、ぜひ一度ご相談ください!
 

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あなたの身体の不調は「悪い歯並び」が原因かも?

2022年10月14日

歯並びの悪さを気にしている方は、見た目にコンプレックスをお持ちの方が多いですが、実は「悪い歯並び」は見た目だけでなく、日常生活の意外なところに影響を及ぼしていることもあります。
 
今回は悪い歯並びが及ぼす影響とその改善方法についてご紹介します。
 

目次

■悪い歯並びってどんな状態のこと?
■悪い歯並びが引き起こすトラブル
■悪い歯並びの改善方法
■まとめ

 

■悪い歯並びってどんな状態のこと?


「悪い歯並び」というのは、主に以下の状態、もしくはそれらが複合的に発生している様子を指します。
 
 
①歯がデコボコに生えている「叢生(そうせい)」
歯がガタガタに生えてしまっているのが叢生(そうせい)です。 顎が小さい、顎に対して歯が大きいなどの先天的な問題や、指しゃぶり、舌を突出する癖などが主な原因です。
 
 
②歯が全面に突出している「出っ歯(上顎前突)」
出っ歯(上顎前突)は、遺伝的に前歯が大きい場合や、舌で前歯を押す癖、指しゃぶりなどが原因で起こりやすいものです。
 
 
②噛み合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」
上の歯が、かぶさり過ぎている状態を過蓋咬合(かがいこうごう)と呼びます。骨格に問題があり、顎関節が通常の位置よりも下がった位置にあることで、下顎全体を後退させてしまい、上顎と咬み合わなくなくなることが主な原因です。このため、噛み合わせが深くなることもあります。
 
 
③前歯が閉じない「開咬」
開咬は「オープンバイト」とも言われ、前歯が閉じません。奥歯だけに圧力がかかり負担が強くなってしまいます。原因としては主に遺伝と癖(指しゃぶりや舌で歯をおしてしまう癖、口呼吸など)が挙げられます。
 
 
⑥隙間が空いている「すきっ歯」
すきっ歯(空隙歯列)は歯と歯の隙間が空いている状態を指します。
・もともと歯の本数が少ない
・舌で歯を押し出す癖
上記が原因になっているケースが多いです。
 
 
⑦噛み合わせが悪い「交叉咬合(こうさこうごう)」
交叉咬合(こうさこうごう)はクロスバイトとも呼ばれ、上下の歯の噛み合わせがすれ違い交叉してしまう状態をいいます。上下の奥歯の噛み合わせが横ずれし、その影響で上下の前歯の中心がズレてしまうことも…。
 
交叉咬合(こうさこうごう)は主に以下の原因が考えられます。
・バランスの悪い状態のまま顎が成長してしまった
・片顎のみで咀嚼する癖を続けていた
・頬杖(ほおづえ)をつく癖がある
 
 
⑧下顎が突出している「受け口(下顎前突)」
下の顎が前に出てしまっている状態が「受け口」です。原因は「遺伝による骨格の形成」「唇や舌の筋肉の癖」が主に挙げられます。フェイスラインを見ると、下唇が通常より前に出ています。
 
 

■悪い歯並びが引き起こすトラブル


上記のような悪い歯並びをそのまま放っておくと、次のようなトラブルが起こりやすくなります。
 
 
1)虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと、歯が重なりあった部分のブラッシングが不十分になるため、虫歯や歯周病が起こりやすくなります。また、歯並びが悪いせいで特定の歯に大きな力が加わると、歯周病が悪化しやすくなります。歯を失う二大原因といわれている虫歯と歯周病から歯を守るためにも、歯並びや噛み合わせが重要なのです。
 
 
2)しっかり噛めない
歯並びや噛み合わせの影響によって、普段からよく噛まずに食事をしていると、消化不良の原因になります。さらに、しっかり噛む習慣がつかないことで、口元の筋肉や顎の骨の成長が進まないため、俗にいう「お口ポカン」になりやすいほか、噛む力がしっかりと鍛えられない可能性があります。
 
 
3)口臭の原因になる
歯並びや噛み合わせが悪いせいで口がきちんと閉じられないと、口呼吸の癖がついてしまい、お口の中が常に乾燥した状態になります。また、しっかりと噛む習慣がない場合、唾液の分泌量が少ないため、さらに乾燥が進んでしまいます。するとお口の中に雑菌が繁殖し、口臭がひどくなってしまう恐れがあるのです。
 
 
4)顔貌が変化する
歯並びや噛み合わせは上顎や下顎の突出のほか、正中線がずれて左右非対称の状態になるなど、顔のゆがみの原因になります。これらの問題は機能的なトラブルだけでなく、見た目に対するコンプレックスにもつながることから、お子様のうちに対処しておくと安心です。
 
 
5)顎の関節に負担がかかる
歯並びや噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎に負担がかかってしまうため、顎関節症になりやすくなります。顎関節症とは、「カクカク音がする」「口が開かない」「顎が痛い」などの症状がみられる病気で、マウスピースや生活習慣の改善による治療のほか、最悪の場合は外科手術が必要となる場合もあります。
 
 
6)きれいな発音ができない
歯並びや噛み合わせが原因でお口をしっかり閉じることができないと、滑舌が悪くなる恐れがあります。
 
お口から息が漏れてしまうため、歯擦音と呼ばれるサ行が発音しにくいほか、タ行やラ行が相手に聞き取りにくい場合があることから、話すことにコンプレックスを感じている方も少なくありません。
 
 
上記のような問題は必ず起こるわけではありませんが、歯並びが悪いと見た目の問題だけでなく、身体の不調につながることもあります。例えば頭痛・肩こり、耳鳴り、胃腸障害などが挙げられます。
 
 

■悪い歯並びの改善方法



 
前述したように悪い歯並びは見た目の問題だけではなく、身体の不調にも影響することがあります。こちらでは、悪い歯並びを防ぐ方法や歯並びが悪いと思ったときに検討することについてご紹介します。
 
 
1)生活習慣改善
固い食べ物をあまり食べない食生活や、顎や歯に影響を及ぼす癖は悪い歯並びに繋がります。そのため、生活習慣の改善が最も身近でできる方法です。頬杖をつかないようにしたり舌で前歯を押さないようにしたりと、原因となることをしないように意識しましょう。
 
「すでに歯並びが悪いから防ぎようがない」と落胆する方もいらっしゃるかもしれませんが、生活習慣を改善できれば、これ以上歯並びを悪くしないようにすることができます。
 
 
2)歯並び矯正
歯並びの悪さによる見た目の印象や体調など、悩みを抱えていらっしゃる方には歯列矯正という選択肢があります。気になるところを治療する「部分矯正」、口腔内のバランスを調整し噛み合わせを改善する「全体矯正」を検討してみてはいかがでしょうか。
 
また、歯列矯正には大きく分けて以下2つのタイプがあります。
 
 
① ワイヤータイプ
ワイヤータイプは、歯にブラケットという装置をつけてワイヤーを通す方法です。
矯正治療というと、このワイヤータイプをイメージする方が多いのではないでしょうか。3~4週間毎に通院が必要な場合が多く、ワイヤーの強さを調整しながら歯を動かします。
 
ワイヤータイプの中にも選択肢があり、装着場所が歯の表側か裏側かによって目立ち方が異なります。ワイヤーによる矯正の後は、後戻りを防ぐためにマウスピースによる保定をするのが一般的です。
 
 
②インビザラインタイプ
インビザラインタイプとは、ワイヤーを使わずに最初からマウスピースのみで矯正を行う治療です。 透明のマウスピースを装着することで歯を動かしていきます。マウスピースの適合や歯の動きを確認するために、1~2ヶ月ごとに通院が必要です。
 
コンピューターでマウスピースを作成するため定期的な通院は必要ですが、患者様自身で取り外しができることや手入れが簡単なことがメリットです。また、透明で目立ちにくいのも選ばれるポイントです。
 
 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。歯並びの悪さは、自分自身で鏡を見たときに感じることが多いものです。そして、自分で分かるからこそ、コンプレックスに感じることも少なくありません。
 
しかし歯並びの悪さを自覚していても、どの程度悪いのかや噛み合わせはどうかといったことは判断が難しいです。そこで、歯並びがどの程度悪いのか、治療の必要があるのかといったことを確かめたい場合は専門の歯科医師に相談することをおすすめします。
 
当院では無料の矯正相談を行っています。気になることがある方は、ぜひ一度ご相談ください!
 

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インビザライン矯正Q&A

2022年10月7日

最近広く知られるようになってきた「インビザライン」をはじめとするマウスピース矯正ですが、中には様々な疑問をお持ちの方もいるかと思います。
 
そこで今回は、よく聞かれる疑問何点かにお答えします。
 

目次

■インビザライン矯正の治療期間はどれくらいですか?
■インビザライン矯正は、どんな歯並びでも治療することが出来ますか?
■インビザラインとその他のマウスピース矯正の違いはなんですか?
■治療中に引っ越す可能性があっても、すぐにインビザラインによる矯正治療を始めて大丈夫ですか?
■妊娠中でもインビザライン矯正は受けることはできますか?また治療中に妊娠したら、どうなりますか?
■ワイヤー(ブラケット)矯正からインビザラインによる矯正に切り替える事は可能ですか?
■インビザライン矯正と併せて、ホワイトニングを行うことはできますか?
■まとめ

 
 

■インビザライン矯正の治療期間はどれくらいですか?



 
A.個人差がありますが、全体矯正の場合で2年~2年半が目安です。
 
ただし部分矯正などの場合は、これよりも短い治療期間で済むケースもあります。
 
 

■インビザライン矯正は、どんな歯並びでも治療することが出来ますか?


 
A.中には残念ながら対応できないケースもありますので、歯科医師にご相談ください。
 
様々なケースに対応できるのが特徴のインビザライン矯正ですが、中にはそれを用いることが適さない症例の方がいらっしゃることも事実です。そのため、まずは歯科医院にいってしっかりと相談することが大切です。当院では無料相談も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね。
 
 

■インビザラインとその他のマウスピース矯正の違いはなんですか?


 
A.型取りの回数や負担が少なくて済むなど、様々な違いがあります。
 
「同じマウスピース矯正なら、インビザラインも他のものとあまり変わらないでしょ?」とお考えの方がいるかもしれません。しかし、インビザラインには、他のマウスピース矯正との様々な違いがあります。
 
最も大きな違いは、歯型を取る回数です。多くのマウスピース矯正では、次の段階の矯正装置につけ替えるタイミングで毎回歯型の採取を必要とするのに対し、インビザラインの場合は、基本的に歯型どりは治療前の1回です(※微調整が必要なケースでは、再度歯型を取ることがあります)。
 
また歯型を採取する際、従来はシリコンの入った大きなトレーを口に入れて採取していました。そのため歯型採取が苦手な方も多く、負担をかけていました。当院のでは、光学スキャナの「iTeroシステム」を採用しており、3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで、素早く歯型を採取できます。苦しい型取りは一切不要な上、治療後の歯並びを「治療前」に確認していただけます。
 
マウスピース矯正において世界シェアNo.1のインビザラインは、累計600万件以上の治療実績があります。また、メーカーである米国アライン・テクノロジー社は、コンピューター・テクノロジー、ビジネスモデル、口腔内スキャン、マウスピース製造プロセスなど幅広い技術分野で、全世界累計550件以上におよぶ特許や知的財産を保有しています。
 
そのため、高い効果を生み出すインビザラインのシステムは、他のマウスピース矯正が簡単にマネできないものとなっています。
 
 

■治療中に引っ越す可能性があっても、すぐにインビザラインによる矯正治療を始めて大丈夫ですか?


 
A. 引っ越しが予定されている時期によって変わります。治療を始める前に、転院が必要になった時の対応を確認してください。
 
皆さんの中には転勤や進学などにより、将来引っ越す可能性があるという方もいらっしゃることでしょう。その場合、引っ越しが予定されている時期によって、おすすめする対応も分かれます。
 
 
○引っ越しまでの期間が1年未満と短い場合
 
例えば、引っ越し予定までの期間が1年も残されていない場合は、転居後に矯正治療を開始されることをおすすめします。なぜなら、インビザラインによる矯正治療は、2~3年の期間を要する上、頻繁に担当する歯科医師や歯科医院を変えるのに適していないためです。
 
ただし、部分矯正のように場合によっては6ヵ月程度で終わる治療もあります。そのため、まずはどの程度までの矯正治療を希望するのか、自分なりに決めておきましょう。
 
 
○引っ越しまでの期間が1年以上と見込まれる場合
 
引っ越しまでの期間が1年以上と見込まれる場合は、インビザライン矯正を始めた方が良い場合もあります。もし見込みよりも早く引っ越すことになった場合でも、インビザライン矯正であれば、矯正システムが画一化されています。また、全国でも取り扱っている歯科医院が多いため、比較的転院しやすいといえます。
 
とは言え、思いがけない引っ越しや単身赴任などにより、通院が難しくなる事態は起こりえます。治療を始める前に、転院が必要になった時の対応を歯科医院に確認しておくと安心でしょう。
 
 

■妊娠中でもインビザライン矯正は受けることはできますか?また治療中に妊娠したら、どうなりますか?


 
A. 矯正治療を受けることはできますし、妊娠後も治療は継続できます。(ただし、妊娠初期に治療を開始するのは避けた方がいい場合もあります。)
 
女性の方の中には、インビザライン矯正とともに妊娠について気になっている方もいらっしゃるでしょう。
 
 
○インビザライン矯正の開始について
妊娠中でも、インビザライン矯正を開始すること自体は可能です。
 
ただし治療を行うにあたっては、最初の精密検査においてレントゲン撮影を行う必要があります。また、症例によっては、抜歯のために麻酔が必要になるケースがあります。
 
歯科医院で使うレントゲンや麻酔は腹部から離れた口元に対して行うため、基本的にはお腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。しかし、「妊娠したかも」という場合には、念のため上記2点は避け、時期を改めて矯正治療を開始されることをおすすめします。
 
 
○矯正治療中に妊娠した場合
矯正治療中に妊娠した場合、基本的には治療はそのまま続けることが出来ます。
 
ただし、妊娠中は精神的にも不安定になりがちです。また、つわりや貧血など体調も変わりやすくなります。中には、マウスピースを付けたままつわりで何度も吐いてしまい、マウスピースを破損・変形させてしまう方もいらっしゃいます。
 
インビザライン矯正がストレスになる場合には、無理せずに中断してください。もしも中断される際は、今後の治療の流れやその後の治療計画を検討するためにも、ご自身の判断だけで中断するのではなく、必ず担当の矯正医師に相談するようにしてください。
 
 

■ワイヤー(ブラケット)矯正からインビザラインによる矯正に切り替える事は可能ですか?


 
A.切り替えは可能です
 
歯の矯正装置の代表的なものに、口腔内に主に金属製のワイヤーやブラケットを取り付けて矯正する「ワイヤー(ブラケット)矯正」があります。しかし、既にワイヤー矯正をされている方の中にも、見た目や口腔内での違和感、また通院の大変さからインビザライン矯正への切り替えを検討されている方がいるかもしれません。
 
ワイヤー(ブラケット)矯正から、インビザラインによる矯正に切り替える事は可能です。
 
その際は、まず現在通院している歯科医師に希望を伝え、相談なさってください。もし別の歯科医院へ転院する場合は、それまでにかかった費用の支払いに関しても解決させる必要があります。
 
また、新たにインビザライン矯正を始める場合も、精密検査など一から矯正治療を開始される患者さんと同様の段取りを踏むことになることをご理解ください。
 
 

■インビザライン矯正と併せて、ホワイトニングを行うことはできますか?


 
A.基本的にはできます
 
インビザラインによる矯正といった自分の歯に関心をお持ちの方には、歯を白くするホワイトニングに興味がある方もいるでしょう。
 
基本的にはインビザラインによる矯正と並行して、ホワイトニングを行うことはできます。ただ、まだ矯正治療が初期の場合は、ホワイトニング効果を高める上でもより矯正が進んだ段階でのホワイトニングをお勧めする場合もあります。

当院では、ホワイトニングも行っています。インビザラインによる矯正治療をご契約いただいた方には、6回分のホワイトニングジェルを無料でご提供していますので、ぜひご相談ください。
 
 

■まとめ


今回は、「インビザライン矯正 Q&A」と題して、インビザライン矯正に関する様々な質問にお答えしました。
 
当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のオンラインカウンセリングや、メール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 

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インビザライン矯正中のトラブルについて

2022年9月30日

最近では、当院でお勧めしている「インビザライン」をはじめとした、マウスピース矯正にチャレンジしようとする方が増えています。しかしそれに伴って、矯正中のトラブルに遭う方も増加しています。
 
今日は、マウスピース矯正中によくあるトラブルについてご紹介します。あらかじめトラブルの具体例とその際の対処法を知っておくことで心の準備ができ、休診時などもしもの時にもスムーズに対処できることと思います。ぜひ参考になさってください。

 

目次

■矯正中のトラブルが起こりにくいインビザラインによる矯正
■トラブルの具体例と対策
■トラブルが起こったら歯科医院に連絡を
■まとめ

 

■矯正中のトラブルが起こりにくいインビザラインによる矯正


インビザラインをはじめとするマウスピースを使った矯正は、金属製のブラケットやワイヤーをつかう従来の歯科矯正に比べて内口腔内が傷つくといった矯正中のトラブルが起こりにくいのがメリットの一つです。
 
とは言え実際には、マウスピース矯正であるがゆえのトラブルも発生しています。
 
 

■トラブルの具体例と対策


 

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正で起こりうるトラブルとしては、次のようなものがあります。対策と併せてご紹介します。
 
 
【アライナーを紛失した】
インビザラインなどマウスピース型の矯正装置(アライナー)は、自分で外すことができます。そのため食事の際や洗浄のため外した際に、紛失してしまう事が少なくありません。アライナーの多くは透明であるため、発見をより難しくします。
 
○対応策
1)必ず何かしらのマウスピースを装着する
 
アライナーを紛失したからといって、何もマウスピースを着けていないまま過ごしてしまうと、歯が元の場所に後戻りしようとしたり、予定に反した方向へ動いてしまったりする可能性があり、治療計画が必要以上に遅れる原因になってしまいます。
 
ひとつ前のマウスピースなど、必ず何かしらのマウスピースを装着しておきましょう。
 
2)アライナーを口につけておく&外すときはケースに入れる習慣をつける
また対策としては、「アライナーを口につけておく&外すときはケースに入れる習慣をつけること」が挙げられます。
 
外すことができるとはいえ、マウスピース型矯正装置は基本的にはつけっぱなしにすることによって効果を発揮します。インビザラインの場合だと1日20〜22時間は装着しておくことが決められており、具体的には歯磨きと食事の瞬間以外はほぼ装着しているという計算になります。
 
そのため、まず「アライナーを外す時間は食事時間と歯磨きの時ぐらいで、基本的にはずっと装着する」という認識を持って矯正治療にあたっていただくのが、いちばん大切になります。「外す必要がある用が済んだら、すぐつける」という行動様式を身につけることで、アライナーはいつもお口の中にあるようになり、正しい装着と紛失防止の一石二鳥になります。
 
またマウスピースを外して保管する必要がある場合は、専用のケースに入れて、決まった場所に保管する習慣をつけましょう。ケースに入れずに置いておくと、紛失のリスクがある他、ほこりを被って不衛生になったり、誤って破損するおそれもあったりします。インビザラインには専用ケースがあるので、気になった方は歯科医院に相談するとよいでしょう。
 
 
【アライナーが割れた・変形した】
インビザラインのアライナーは非常に壊れにくい材質ではありますが、様々な要因で、アライナーが割れてしまうこともあります。
 
とくに、歯列の不揃いの程度が大きい場合は付け外しが難しく、割れやすいといわれます。また、無理な力でアライナーの取り外しを繰り返したり、重たいものの下敷きになったりして、破損してしまう事もあります。
 
また、アライナーをお湯などで洗ってしまい、その熱によってアライナーが変形してしまうといったケースもあります。
 
○対応策
・歯科医院へご連絡を
アライナーが割れた、もしくは変形したといっても、多少のひび割れでアライナーの力が充分歯に加わっていると歯科医師が判断した場合は、交換予定日まで使用するように指示が出る場合もあります。自己判断は避けて、歯科医院へご連絡ください。
 
また、装着が難しいほど大きな破損や変形の場合も、一つ前のアライナーを取り付けるなど
何かしらマウスピースを装着した上で、歯科医院の判断を仰ぐようにしましょう。
 
 
【アタッチメントが取れた】
つるつるした歯の表面にただアライナーをつけるだけだと、歯を動かしている時にマウスピースが滑ってしまい、計画通りに歯を動かすことが出来ません。
 
これを防ぐと共にアライナーの働きを補助する目的で、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれるレジン製の突起物を取り付けるのですが、このアタッチメントが何らかの拍子で取れてしまうケースがあります。
 
アタッチメントが取れても患者様が痛みを感じることはほとんどありませんし、脱離したり一部が欠けたりしても、そのことは気づけないことさえあります。また飲み込んでしまっても、人体にも害のない材料で作られているので問題はありません。
 
ただし、アタッチメントが取れてしまったことで、アライナーによる矯正の効果が正しく得られない恐れがあります。
 
○対応策
・アライナーの脱着に注意する
アタッチメントは、食事のときや、マウスピースの脱着のときの摩擦や衝撃で取れてしまうことが多く見られます。
 
アタッチメントが取れないようにするには、マウスピースを着脱する際、左右均等に力がかかるようにすることがポイントです。片側にだけ力がかかる状態で着脱をしようとすると、アタッチメントが取れやすくなります。また、片側に力が寄るのはマウスピースの破損にもつながるため、注意が必要です。
 
 
【その他】
これら3つ以外にも、マウスピース矯正中のトラブルとして、
・マウスピースが当たって痛みや口内炎がある
・治療用のゴムをかけるためのボタンが外れてしまった
といったケースもあります。
 
いずれの場合も、まずは矯正治療を受けている歯科医院にご連絡ください。
 
 

■トラブルが起こったら歯科医院に連絡を


ここまでご紹介したケースを始め、矯正中に何かトラブルが発生したり、おかしいと感じたりすることがあれば、必ず治療を受けている歯科医院にご連絡・ご相談ください。
 
「診察予約を取り直すのが大変」、「電話する時間がない」、「歯医者さんに迷惑がられるのではないか」等々の理由で連絡をためらう気持ちがあるかもしれません。しかしその結果として、治療が計画通りに進まないという患者さん自身にも歯科医院にも喜ばしくない事になってしまいます。
 
私たち歯科医院は、患者さまのよりよい歯並びを実現するための応援団です。困ったことがあったら遠慮なくご連絡ください。
 
 

■まとめ


今回は、インビザラインによる矯正中によくあるトラブルについてご紹介してきました。
 
どんなに注意深くしていても、起きてしまうのがトラブルです。そんな時でも、マウスピース矯正を専門とする当院なら、トラブルのご相談に適切かつ迅速に対応いたします。
 
歯科矯正を行う際に一番大切なことは、トラブル時の対応を含め信頼できる歯科医院を選ぶ事です。当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富なドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者様の歯並びや噛み合わせのお悩みを解決します。歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひ一度当院の無料個別相談へお問い合わせください。
 

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