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40代の歯列矯正のリスクとは?すきっ歯をマウスピースの部分矯正で改善した歯科矯正症例

2024年7月11日

40代の歯列矯正とは? 実際の症例を含めメリッデメリットを紹介

 

すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の間に隙間ができる状態を指し、見た目だけでなく、食事や発音にも影響を及ぼすことがあります。

多くの人がすきっ歯を気にしており、その解決方法として歯列矯正治療を選択しています。

すきっ歯の矯正治療以外の治療方法としては、虫歯の時に使うコンポジットレジンを歯に盛って歯の隙間を埋める方法おまりますが、この方法ですと本来の歯の大きさよりも歯が大きくなってしまうため審美的に合わない方が多いのではないかと思われます。

 

今回は実際の症例を提示し、リスク等をご紹介します。

 

インビザライン部分矯正とは?


部分矯正は、全体的な歯列矯正が必要ない場合に、特定の歯列だけを治療する方法です。

この方法は治療期間が短く、コストも抑えられるため、特にすきっ歯のように一部の歯並びだけが気になる方に適しています。

インビザラインによるすきっ歯治療

インビザラインは透明なマウスピースを使用した歯列矯正治療で、見た目を気にすることなく歯並びを整えることができます。

40代の患者様にも人気があり、非抜歯で短期間での治療が可能です。

 

 

 

 

40代のすきっ歯治療症例紹介


 

 患者情報:

 

  •  年齢:40代
  •  性別:男性
  •  診断:上顎前歯のすきっ歯

 治療内容:

  •   治療方法:インビザラインによる部分矯正
  •   治療期間:4ヶ月
  •   非抜歯での治療

 治療の流れ:

  1.  初回カウンセリング:診断と治療計画の作成
  2.  マウスピース作成:インビザラインの装着開始
  3.  定期チェック:4週間ごとのチェックアップ
  4.  治療完了:6ヶ月後に治療終了

 治療結果:

治療開始から6ヶ月後、上顎前歯の隙間が閉じ、自然な歯並びを実現しました。患者様は治療中も快適に過ごすことができ、大変満足されました。

 

患者様は、昔からすきっ歯がコンプレックスで気になり、歯列矯正治療を検討していました。、なかなか歯列矯正治療を開始できなかった理由として矯正歯科の費用が高く、生活への負担が大きく、またワイヤー矯正だと目立つため、なかなか歯列矯正治療を開始することができなかったとのことでした。今回コンプレックの解消したいとして矯正相談させていただき、奥歯の前後関係は良好で、奥歯はしっかり噛めていたので、目立たない矯正装置を希望していたので治療費も抑えられるマウスピース型矯正装置の部分矯正として、インビザライン部分矯正をお勧めした結果治療開始となりました。

治療期間は半年と短期間で終了し、歯並びにも満足していただけました。

現在は後戻りを防ぐために、マウスピース型の保定装置を使用しております。

保定装置は、動的治療終了後から半年から1年は、食事と歯ブラシ以外の使用を推奨しており、その後使用時間は減らして、動的治療後1年半以降は睡眠時の使用を提案しております。

もし、使用時間を減らしたあとに、マウスピースの装着時の違和感や窮屈感を感じた場合は使用時間の増加をおすすめしております。

【ビベラリテーナー】インビザライン矯正の保定装置について

 

すきっ歯治療をお考えの方へ

すきっ歯が気になる方は、ぜひ当クリニックでのカウンセリングを受けてみてください。部分矯正により、短期間で美しい歯並びを手に入れることができます。特に、インビザラインは見た目を気にせず治療が行えるため、歯磨きもしやすく、また値段もやすく始めるにも、40代の方々にも非常におすすめです。

 

 

40代での歯科矯正治療について


矯正歯科治療のデメリット、リスクとして、治療期間が長くなります。また歯茎の腫れ、歯周病、歯根吸収、虫歯、歯槽膿漏、歯髄充血、歯肉退縮など種類は多岐にわたります。また、口元を始め顔への影響も出やすく、ほうれい線が増えたり、深くなる等もあります。噛み合わせの変化も生じます。

この中で、歯肉退縮の原因に関しては、矯正力に対する生体反応との関連が強いです。

歯が動くためには歯周組織の存在が大きく関与します。

 

歯牙が歯周組織の中に埋まっています。歯牙は内側から外側に向かって、歯髄腔、象牙質、セメント質の3層で形成されます。

その表層に、歯周組織として歯根膜、歯槽骨、歯肉となります。

歯が動くときに関与する部位は、歯根膜、歯槽骨、セメント質となります。

それぞれの組織のには以下の細胞等があります。

 

1.  歯根膜

歯槽骨壁と歯根表面を被うセメント質の間に介在する特殊化された繊維性結合組織

 

骨芽細胞

未分化間葉細胞から分化した骨表層に存在する。

 

骨細胞

骨芽細胞からさらに分化した細胞。骨芽細胞が自ら分泌した基質によって基質内に埋め込まれると骨細胞となる。周囲の細胞同士でギャップジャンクションを介してネットワークを形成し、矯正力などの機械的刺激の情報伝達に関与する

 

破骨細胞

血液幹細胞から分化した単球マクロファージ系の細胞で、骨吸収を営む。破骨細胞の前駆細胞は血管を介して骨吸収領域に集結し、融合して多核の巨細胞である破骨細胞へと分化し。局所的な骨吸収を引き起こす。

 

線維芽細胞

1型、3型コラーゲンやフィブロネクチンを合成し、歯根膜繊維の形成に関わる

 

マクロファージ

組織や細胞の破片、および異物の処理を行う。歯の移動時には硝子様変性組織の吸収を行う

 

セメント芽細胞

セメント室形成に関わる。

 

2.  歯槽骨(下に移行するほど石灰化度が高い)

類骨:骨芽細胞から分泌された直後で石灰化されていない骨表層の基質

線維骨:類骨下層に存在する。線維成分を多く含み石灰化度が低い

層板骨:線維成分が少なく石灰化度が高い。線維骨が吸収され、層板骨に置き換わる

 

3.  セメント質

骨組織に比べるとその代謝活性が低く、吸収されにくい。このことによって歯の移動が可能となる。

 

 

歯に矯正力が加わると以下の変化が生じます。

 

4. 歯根膜と歯槽骨の変化

ある大きさ以上の力をある期間以上歯に作用させると、歯の周囲の歯槽骨の骨改造が生じ、歯は力の作用方向に移動する。

力の作用方向の対応側(圧迫側):骨吸収

力の作用方向の反対側(牽引側):骨形成

 

40代、50代、60代と大人が矯正を始めるとなると、10代20代などの若い世代に比べ上記の生体反応の動きが遅くなるため、相対的に歯の動きも遅くなります。また骨形成も遅いため、歯肉退縮のリスクも若い子に比べると生じる可能性があります。40代、50代、60代の男性、女性ともに歯を動かすうえで大きなの矯正の効果を出して歯肉退縮を予防、軽減するために、歯の動きのしっかりコントロールし歯周組織の負担軽減をすることが重要となります。

 

 

 

 

 

ご相談はダイヤモンドプロバイダーへ


当院はインビザライン矯正のエキスパートである認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。
マウスピース矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。また、治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行い、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点でご説明いたします。当院では口内環境、ライフスタイル、予算などに応じて複数の選択肢をご提案するようにしていますし、決してひとつの治療法を押し付けるようなことはいたしません。
歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひ一度当院の無料個別相談へお申し込みください。

 

世界シェアNo.1のインビザラインは適応症例の幅が広いのが特長のひとつです。
とはいえ、そのインビザラインでも対応が難しいケースがあり、歯科医院によっては同じインビザラインでもできることとできないことが起こり得ます。
しかし、矯正を専門とし、かつインビザラインでの治療実績の豊富な当院は、他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

また、当院ホームページでは、インビザラインについて、さまざまな視点からより詳しいご説明を差し上げています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

マウスピース矯正専門の当院がおすすめする「インビザライン」の治療の流れ

 

矯正治療の流れ


 

  1. 初診相談・検査(所要時間:約60分)

まずはクラウドでの問診票をご記入いただきます。その後、お口の中の写真 / 顔写真 / 専用の機械 を利用して歯のスキャンをさせていただきます。こちらの資料の内容を元にドクターとのカウンセリングとなります。ビフォーアフターを想像しながら、抜歯、非抜歯などの可能性など自分自身にとって今、大切にしたいこと、矯正治療に対する希望をお伺いして、症状の説明、治療方針を相談を行い。

お見積もりやお支払い方法もお伝えさせていただいております。

 

 

  1. 診断(所要時間:約60分)

初診時にお伺いしたご希望と、検査結果(顎の骨のレントゲン写真)を元に患者様にとって最適なプランに合った治療の流れやどのように歯を動かしていくかご案内します。

お支払い方法についても再度ご説明させていただいております。

 

 

  1. 矯正治療開始(装置セット所要時間:約60~120分)

矯正装置を装着し、歯を動かす矯正力を作用させる治療をスタートします。

矯正装置により装着時間は様々ですが、約60分~120分ほどお時間をかけて装置をつけていきます。装置の使用方法や注意点なども詳しくご説明させていただきます。

 

 

  1. 定期治療(1回約30分~60分)

定期的に歯の動きを確認し装置の調整をおこなっていきます。

 通院頻度:8~12週に1回目安

 

 

  1. 装置除去(約90分~135分)

歯並びが綺麗になったら装置を外します。

その後、歯並びを維持する保定装置(リテーナー)の使用をしていただきます。

 

 

  1. 術後定期健診(約30分)

保定装置(リテーナー)の定期健診となります。

装置を除去してすぐの期間は後戻りをしやすい期間となりますので、長時間の使用となり通院も3~6ヶ月に1回を目安に健診をお願いいたしております。歯並びが比較的安定し、使用時間も短くなってきたら通院も1年に1回程度での健診となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科での矯正治療のご予約・お問い合わせ


 矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。インビザライン矯正デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますのでぜひご相談ください。当院の矯正治療は目立たないマウスピース型矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)インプラントアンカー矯正()も可能です。症例も八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯、開咬、過蓋咬合など様々な症例も対応します。治療後は保定装置で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。

料金に関しては、処置料がない定額制となります。

料金表

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

当院は東急田園都市線の二子玉川駅 https://www.tokyu.co.jp/railway/station/dt.html から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日も診療してます。

 

 

 

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列 矯正歯科

 https://www.kyousei-shika.net/clinic/164852/

 

住所: 〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-6-1 6階

医院の電話 番号: 03-6431-0972

予約はこちら(ホーム ページ web) https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

 

 

アクセスは:https://www.instagram.com/reel/CYm3wSOIUFX/

歯科医師、衛生士、受付、院長含めスタッフや院内の雰囲気がわかります。

 

インスタグラム https://www.instagram.com/futakodental/

 

医療法人社団D.D.Orhto 三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

https://www.sangenjaya-ortho.com/

 

 

 

lineでも予約が可能です。

line 二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科

line 二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科

2024/6/9 初稿

2024/7/11 改訂

 

 

世田谷区三軒茶屋駅徒歩3分は裏側インビザラインの目立たない矯正歯科が得意

 

マウスピース型矯正装置のインビザライン矯正とは?ワイヤー矯正との比較で解説!

2024年7月11日

マウスピース型のインビザラインでの矯正治療とワイヤー矯正でのホワイトニングと歯の動きの違いを解説

インビザラインとは?


インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を整える革新的な矯正治療法です。この治療法は、アライン・テクノロジー社によって開発され、1997年に市場に導入されました。それ以来、世界中で多くの患者に利用され、確かな実績を積み重ねています。

 

 

インビザラインの特徴

  1. 透明で目立たない: インビザラインは、透明なプラスチック製のマウスピースを使用します。このため、装着していても目立ちにくく、日常生活や仕事、社交の場でのストレスが少ないのが特徴です。
  2. 取り外しが可能: マウスピースは取り外しができるため、食事や歯磨きの際に外すことができます。これにより、従来のワイヤー矯正と比べて口腔衛生を保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクが低減します。
  3. カスタマイズされた治療計画: インビザラインの治療は、最先端の3Dスキャン技術を用いて患者一人一人の歯型を正確に取り、そのデータを基にカスタマイズされたマウスピースを作成します。このマウスピースは2週間ごとに新しいものに交換し、少しずつ歯を動かしていきます。
  4. 快適な装着感: マウスピースは滑らかなプラスチックでできており、歯や歯茎に対する刺激が少なく、装着中の不快感がほとんどありません。また、金属アレルギーの心配もありません。
  5. 短い通院間隔: 通常のワイヤー矯正では月に一度の通院が必要ですが、インビザラインの場合、通院の頻度が少なくて済むことが多く、忙しい方でも継続しやすいです。

 

インビザライン矯正で歯が動く仕組み


インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を少しずつ移動させる矯正歯科治療法です。このマウスピースを使用することで、歯を理想的な位置に移動させる仕組みについて詳しく説明します。

 

1. 3Dスキャンと治療計画の作成

インビザライン矯正は、まず患者の歯型を正確に取ることから始まります。専用の3Dスキャナーを使用して患者の口腔内をスキャンし、詳細なデジタルモデルを作成します。このデータを基に、インビザライン専用のソフトウェアで歯の移動をシミュレーションし、最適な治療計画を立てます。この計画には、治療の各段階で歯がどのように動くかが詳細に示されています。

 

 

2. カスタムマウスピースの作成

治療計画が確定すると、その計画に基づいて一連のカスタムマウスピースが作成されます。各マウスピースは、患者の現在の歯の位置から少しずつ歯を移動させるように設計されています。通常、1つのマウスピースは1週間ごとに交換し、次の段階に進むようになっています。

 

 

3. マウスピースの装着と歯の移動

マウスピースは透明なプラスチックで作られており、歯に対して微小な力をかけます。この力が歯を徐々に新しい位置に移動させます。具体的には、次のようなプロセスで歯が動きます。

  • 圧力の適用:マウスピースは特定の歯に対して圧力をかけ、その歯を目標位置に移動させます。この圧力は計算されており、歯や歯茎に過度な負担をかけないようになっています。
  • 骨のリモデリング:歯が動く際に、歯を支えている骨(歯槽骨)がリモデリング(再形成)されます。圧力がかかる側の骨は吸収され、反対側では新しい骨が形成されます。このプロセスにより、歯が新しい位置に安定します。

 

 

4. マウスピースの交換

約1週間ごとに、新しいマウスピースに交換します。各マウスピースは、前のマウスピースよりも歯をさらに理想の位置に近づけるように設計されています。この段階的なアプローチにより、歯は少しずつ、確実に移動していきます。

 

 

5. 定期的なチェックアップ

治療中は、定期的に歯科医師のチェックを受けることが重要です。歯科医師は、治療計画通りに歯が移動しているかを確認し、必要に応じて治療計画を調整します。このチェックアップにより、問題が発生した場合でも早期に対処できるようになります。

メリットと注意点

メリット

  • 目立たない:透明なマウスピースはほとんど見えないため、日常生活で目立たずに矯正歯科治療を行えます。
  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生を保ちやすくなります。
  • 快適な装着感:マウスピースは滑らかなプラスチックで作られており、装着中の不快感が少ないです。

注意点

  • 装着時間の遵守:効果を最大限に引き出すためには、1日20〜22時間の装着が必要です。
  • 口腔衛生の維持:マウスピースの洗浄や口腔内の衛生管理を怠らないよう注意が必要です。

 

 

 

ワイヤー矯正とは


ワイヤー矯正(ブラケット矯正とも呼ばれます)は、最も伝統的で広く行われている歯列矯正の方法の一つです。この治療法は、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、それをワイヤーで結んで歯を動かす仕組みです。以下に、ワイヤー矯正の詳細について説明します。

 

 

1. ワイヤー矯正の基本構造

ワイヤー矯正は、以下の3つの主要な部品で構成されています:

  • ブラケット:各歯に取り付けられる小さな装置で、金属やセラミックでできています。ブラケットは歯の表面に接着剤で固定されます。
  • アーチワイヤー:ブラケット同士を結ぶ細いワイヤーで、歯に力を加えて動かします。このワイヤーは定期的に調整され、歯が徐々に理想の位置に移動するようにします。
  • エラスティック、結紮線:ブラケットとアーチワイヤーを固定するために使用される小さなゴムバンドまたはワイヤーです。これらは歯科医院で治療の進行に応じて交換します。

2. ワイヤー矯正の特徴

 

ワイヤー矯正での矯正力のメカニクス

ブラケットを各歯に接着します。その後、アーチワイヤーをブラケットに通し、エラスティックで固定します。これにより、歯に持続的な力が加わり、歯が少しずつ移動し始めます。

 

定期的な調整

ワイヤー矯正では、通常月に一度のペースで歯科医師の診察を受け、アーチワイヤーの調整を行います。ワイヤーを締めたり交換したりすることで、治療の進行に応じた適切な力が歯に加わるようにします。

 

メリット

  • 適応範囲が広い:ワイヤー矯正は、軽度から重度の歯並びの問題まで幅広く対応できます。特に複雑なケースや大きな歯の移動が必要な場合に効果的です。
  • 治療の確実性:ワイヤー矯正は強力な力を持ち、計画通りの治療が進みやすいです。
  • 治療期間の安定性:取り外しができないため、装着時間に影響されずに治療が進行します。

デメリット

  • 目立ちやすい:金属のブラケットやワイヤーが目立つため、審美性に欠けることがあります。セラミックブラケットを使用することで目立ちにくくすることも可能ですが、金属よりも費用が高くなります。
  • 口腔内の不快感:ブラケットやワイヤーが口内に当たり、口内炎や擦れが生じることがあります。
  • 食事や歯磨きの制限:硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要があります。また、歯磨きが難しくなるため、口腔内の清潔を保つための工夫が必要です。

3. ワイヤー矯正の治療後のケア

治療が完了し、ブラケットとワイヤーを取り外した後も、保定装置(リテーナー)を使用して歯の位置を安定させる必要があります。リテーナーは、歯が元の位置に戻らないようにするための重要な装置であり、歯科医師の指示に従って使用します。

 

 

 

インビザライン矯正とワイヤー矯正の違い


矯正治療を検討する際、インビザライン矯正とワイヤー矯正のどちらを選ぶかは、非常に重要な決断です。それぞれの治療法には独自の特徴やメリット、デメリットがあります。ここでは、インビザライン矯正とワイヤー矯正の違いを詳しく比較していきます。

1. 見た目と装着感

 

インビザライン矯正

  • 透明で目立たない:インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していることがほとんど目立ちません。見た目を気にする方には大きなメリットです。
  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため、日常生活に支障をきたすことが少ないです。
  • 快適な装着感:滑らかなプラスチック製で、口内に対する不快感が少ないです。

ワイヤー矯正

  • 目立ちやすい:表側矯正だと金属のワイヤーが目立つため、見た目に影響します。セラミックブラケットを使用することで目立ちにくくすることも可能ですが、完全に隠すことはできません。気になる場合は裏側矯正がおすすめです。
  • 固定されている:取り外しができないため、常に装着している必要があります。
  • 口内の不快感:ブラケットやワイヤーが口内に当たり、口内炎や擦れが生じることがあります。

2. 治療期間と効果

インビザライン矯正

  • 個人差あり:治療期間は患者の症例や遵守度によって異なります。1日20〜22時間の装着が推奨され、これを守らないと治療が延びる可能性があります。
  • 軽度から中程度の症例に効果的:軽度から中程度の歯並びの問題に対して効果的と言われていますが。抜歯などの複雑な症例でも治療が可能となります。

ワイヤー矯正

  • 安定した治療期間:固定されているため、計画通りの治療が進行しやすいです。通常はインビザラインよりも治療期間が安定しています。
  • 幅広い適応症例:軽度から重度の歯並びの問題まで幅広く対応できます。特に大きな歯の移動が必要な場合に効果的です。

 

 

3. 口腔衛生とメンテナンス

インビザライン矯正

  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができるため、口腔衛生を保ちやすいです。
  • 洗浄が必要:マウスピース自体の洗浄が必要です。食後に毎回歯を磨くことが推奨されます。

ワイヤー矯正

  • 固定されている:ブラケットやワイヤーが常に口内にあるため、歯磨きが難しくなります。特に歯間やブラケット周辺の清掃が重要です。
  • 特別なケアが必要:食べ物の制限や特別な清掃道具(インターデンタルブラシやフロス)が必要です。

4. 治療の柔軟性

インビザライン矯正

  • 柔軟性が高い:マウスピースの取り外しが可能なため、重要なイベントや食事の際に柔軟に対応できます。
  • 患者の遵守が重要:装着時間を守ることが治療の成功に不可欠です。

ワイヤー矯正

  • 柔軟性が低い:取り外しができないため、常に装着する必要があります。
  • 治療の確実性が高い:固定されているため、計画通りに治療が進むことが多いです。

 

 

インビザライン矯正とワイヤー矯正は併用できる?


インビザライン矯正とワイヤー矯正は、それぞれ異なる特徴と利点を持つ矯正治療法です。これらの治療法は通常は別々に行われますが、特定の症例では併用することも可能です。以下に、インビザライン矯正とワイヤー矯正の併用について詳しく説明します。

 

1. 併用が有効なケース

 

複雑な症例

  • 部分的な歯の移動: ワイヤー矯正は大きな歯の移動や複雑な歯並びの問題に対応するのに適しています。このため、治療の初期段階でワイヤー矯正を行い、大まかな歯の位置を整えることがあります。
  • 仕上げの調整: インビザライン矯正は微細な歯の移動に適しており、治療の仕上げとして使用されることがあります。例えば、ワイヤー矯正で大まかに歯を動かした後、インビザラインで最終的な調整を行うことで、より精密な仕上がりを実現できます。

2. 併用の方法とプロセス

初期診断と治療計画

  • 詳細な診断: 併用治療を検討する場合、詳細な口腔内診断と3Dスキャンによる精密な計画が必要です。これにより、各治療法の最適な適用タイミングを決定します。
  • 治療計画の策定: 歯科医師が個々の症例に基づいて、治療の各段階でインビザラインとワイヤーのどちらを使用するかを計画します。この計画には、治療期間や費用、通院頻度などの詳細も含まれます。

初期治療

  • ワイヤー矯正の開始: 初期段階では、ワイヤー矯正を用いて大きな歯の移動を行います。ブラケットとワイヤーを使用して、歯を理想的な位置に動かすことから始めます。
  • 中間調整: ワイヤー矯正での大まかな移動が完了した後、インビザラインを使用して細かい調整を行います。これにより、治療の精度を高めることができます。

仕上げと保定

  • インビザラインでの最終調整: インビザラインのマウスピースを使用して、歯の微細な移動を行い、最終的な位置に調整します。この段階では、細かい歯の移動や仕上げの調整が行われます。
  • 保定期間: 治療が完了したら、リテーナーを使用して新しい歯の位置を保定します。リテーナーは、歯が元の位置に戻らないようにするための重要な装置です。

3. 併用のメリットとデメリット

メリット

  • 総合的な効果: 両方の治療法の利点を活かすことで、より総合的で効果的な治療が可能です。大きな移動はワイヤーで、微細な調整はインビザラインで行うことで、理想的な歯並びを実現します。
  • 柔軟な対応: 患者のニーズやライフスタイルに合わせて、治療を柔軟に調整することができます。特定の時期に目立たない治療を希望する場合などに有効です。

デメリット

  • 治療費の増加: 両方の治療法を併用するため、費用が高くなる可能性があります。治療計画の段階で、費用について詳しく確認することが重要です。
  • 複雑な治療計画: 複数の治療法を併用するため、治療計画が複雑になり、患者と歯科医師のコミュニケーションが重要になります。

 

 

インビザラインでの矯正治療とワイヤー矯正でのホワイトニング


ホワイトニングには大きく分けてホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、セルフホワイトニングの3種類があります。以下にそれぞれの特徴と白くなるメカニズムを説明します。

 

 

1. ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニング方法です。歯科医院で作成されたカスタムトレイとホワイトニングジェルを使用します。

特徴:

  • 利便性: 自宅で自分のペースで行える。
  • 持続期間: 数週間から数ヶ月間、継続して行う。
  • コスト: オフィスホワイトニングよりも比較的安価。

白くなるメカニズム: ホワイトニングジェルに含まれる過酸化水素や過酸化尿素が、歯のエナメル質や象牙質に浸透し、色素を分解することで歯を白くします。

 

 

 

2. オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うプロフェッショナルなホワイトニング方法です。

特徴:

  • 即効性: 1回の施術で効果が実感できることが多い。
  • 施術時間: 通常、1回の施術は約60〜90分。
  • コスト: 他の方法よりも高価ですが、迅速な効果が得られる。

白くなるメカニズム: 高濃度のホワイトニングジェル(過酸化水素または過酸化尿素)を歯に塗布し、特殊な光やレーザーを照射することで、ジェルの効果を活性化させ、短時間で歯を白くします。

 

 

3. セルフホワイトニング

セルフホワイトニングは、専用のセルフホワイトニングサロンで行う方法や、市販のホワイトニングキットを使用する方法です。

特徴:

  • 手軽さ: 比較的低コストで手軽に行える。
  • 使用時間: 短時間で済むことが多い。
  • 効果の持続: 効果は一時的で、持続期間は短い。

白くなるメカニズム: 低濃度のホワイトニングジェルを使用し、ジェルが歯の表面の着色を軽減することで歯を白くします。過酸化水素やその他のホワイトニング成分が含まれますが、濃度が低いため効果は限定的です。

 

矯正治療中でにホワイトニングできるタイミング

・インビザラインでの矯正治療は、ホームホワイトニングの使用が可能となります。

・ワイヤー矯正の場合、表側矯正は全てのホワイトニングが治療中には難しいですが、裏側矯正の場合は歯の表側に矯正装置が付いていないのでオフィスホワイトニングは可能となります。

 

 

■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ


当院はインビザライン矯正のエキスパートである認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。
マウスピース矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。また、治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行い、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点でご説明いたします。当院では口内環境、ライフスタイル、予算などに応じて複数の選択肢をご提案するようにしていますし、決してひとつの治療法を押し付けるようなことはいたしません。
歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひ一度当院の無料個別相談へお申し込みください。

世界シェアNo.1のインビザラインは適応症例の幅が広いのが特長のひとつです。
とはいえ、そのインビザラインでも対応が難しいケースがあり、歯科医院によっては同じインビザラインでもできることとできないことが起こり得ます。
しかし、矯正を専門とし、かつインビザラインでの治療実績の豊富な当院は、他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

また、当院ホームページでは、インビザラインについて、さまざまな視点からより詳しいご説明を差し上げています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

マウスピース矯正専門の当院がおすすめする「インビザライン」の治療の流れ

 

 

 

 

 

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科での矯正治療のご予約・お問い合わせ


 矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。インビザライン矯正デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますのでぜひご相談ください。矯正治療は目立たないマウスピース型矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

当院は東急田園都市線の二子玉川駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日も診療してます。

 

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列 矯正歯科

住所: 〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-6-1 6階

医院の電話 番号: 03-6431-0972

予約はこちら(ホーム ページ web) https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

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前歯のすきっ歯を部分矯正/マウスピース(インビザライン)の症例紹介|治療期間6ヶ月(東京都世田谷区・20代女性)

2024年6月27日

 

 

 

 

 

部分矯正 マウスピース矯正(インビザライン)の症例紹介です。

この患者様は、東京都世田谷区内からご来院の20代女性で、空隙歯列(すきっ歯)の症状がありました。

治療法はインビザラインの部分矯正。非抜歯で矯正治療を行い、キレイな歯並びになりました。治療期間は6か月です。

 

歯並びのことでお悩みなどがある場合には、是非当院までご相談ください。初診相談は無料です。

治療の流れは動画で

 

 

 

 

 

●治療法
マウスピース部分矯正(インビザライン)

●非抜歯

●リスクと副作用:歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み

 

 

 

歯並びのことでお悩みなどがある場合には、是非当院までご相談ください

 

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科
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御予約はこちら https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

 

 

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で重要な矯正補助装置「チューイ・顎間ゴム・アタッチメント」

2024年6月25日

 

 

矯正治療で使用する矯正装置にはワイヤー矯正、拡大床などいろいろな装置が使用されます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)も使用される矯正装置の一つです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療する上で重要な矯正補助装置があり、今回は紹介します。

 


 

 

①アタッチメント

 

歯の動きをサポートする為の白色の突起を歯の表面につけます。

どのような形で、どこに付けるかは、治療のシミュレーション(クリンチェック)時に3Dデータ上でご確認いただけます。

歯の表面を傷つけるものではなく、治療後には取り除くため残ることもありません。

詳しくは  https://www.futako-ortho.com/blogs/archives/162

 

 


 

②顎間ゴム

 

歯の咬み合わせを改善したり、微調整するために使用します。

特に、元々咬み合わせの位置のズレが大きい場合に使用するケースが多いです。

上顎と下顎にかける場合と、アンカースクリューにかける場合があります。

 

詳しくは https://www.futako-ortho.com/blogs/archives/129

 


 

 

③チューイ

インビザラインのチューイーは、ロール状のチューブのような補助具です。本体はシリコンでできており、アライナートレーシーターと呼ばれる場合もあります。主にマウスピースが歯から浮き上がらないように、しっかりとフィットさせるために使います。

 

詳しくは https://www.futako-ortho.com/blogs/archives/1188

 


 

上記のものがマウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療する上で重要となる矯正補助装置です。

使用方法と使用時間を守ると治療効果が高くなります。

 

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科
TEL:03-6431-0972

御予約はこちら https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

 

気になる前歯の部分矯正/裏側の部分矯正もできる?

2024年6月21日

部分的な歯並びにお悩みの方も少なくありません。
このように、部分的な歯並びのみに対する矯正を部分矯正と言います。最近は、プチ矯正と呼ぶこともあるようです。

今回は、前歯だけの部分矯正の特徴やメリットなどをご紹介します。全体的な矯正とは違う特徴やメリットがありますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

目次

■前歯だけの部分矯正
■部分矯正の方法
■前歯のみの部分矯正のメリット
■前歯のみの部分矯正のデメリット
■部分矯正後はリテーナーが必要
■歯列矯正期間を延ばさないようにするポイント
■まとめ

■前歯だけの部分矯正


前歯は、奥歯と比較すると歯の根の形がシンプルで、比較的動かしやすい歯です。そのため、部分矯正で前歯のみを治療する場合は、全体矯正と比べて治療期間が短く、費用も抑えられるのです。

そんな部分矯正は、以下のような方に最適な矯正治療です。

  • 前歯の歯並びのみ気になっている
  • 短期間で前歯の矯正をしたい
  • 前歯のみ治して費用を抑えたい
  • 重要なイベントまでに前歯を美しくしたい

 

前歯の歯並びのみ気になっている等の場合は部分矯正

前歯の歯並びのみ気になっている等の場合は部分矯正

 

前歯は歯の根の形がシンプルで動かしやすい

前歯は歯の根の形がシンプルで動かしやすい

 

■部分矯正の方法


部分矯正に使う矯正装置はいくつかあり、使用する装置によって費用は変化します。装置の種類は主に、2つ。

ブラケットとワイヤーを使用する方法とマウスピースを使用する方法があります。

○ブラケットとワイヤーを使用する方法

ブラケットは、ワイヤーで歯をしっかり固定する矯正装置のことです。

金属製の留め具をブラケットと呼び、矯正したい歯表面に取り付け、歯並びを徐々に調節していきます。

前歯の歯並びをしっかり治したい方に最適です。
全体矯正は、およそ24のブラケットをつけますが、部分矯正であれば平均6~10個程度のブラケットで矯正します。

このブラケットによる矯正治療が終わると、ワイヤーの代わりにリテーナーと言われる保定装置を取り付けます。

この装置を取り付けることで、ブラケットで矯正した歯が元に戻る後戻りを防ぐのです。

 

○マウスピースを使用する方法

マウスピースによる矯正は、すきっ歯・歯並びのずれが軽いケースに向いている矯正装置になります。

マウスピース矯正は、はじめに矯正が後わった際の状況をシミュレートします。それに合ったソフト・ハードのマウスピースを複数作ります。

そして、作成したマウスピースをステップごとに使い分けて歯列矯正していきます。

定期的に噛み合わせの状態をチェックし、必要に合わせて新しいマウスピースを作ります。
マウスピース矯正は、金属アレルギーのある方やスポーツをしている方にもおすすめです。ブラケットは金属で凸凹もあるので、スポーツなどで外から力が加わってしまうと、予定通りに歯を動かせなかったり、口の中を切ってしまったりする可能性があるのです。
その点、マウスピースは凸凹がなく、外部からの力を受ける影響も少ないですし、口腔内を金属で切ってしまう心配もありません。

また、マウスピース矯正はご自身で取り外しが自由にできるので、歯磨きや飲食の際に取り外すこともできます。

当院では、インビザラインというマウスピース矯正を取り扱っていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

 

○裏側矯正

前歯だけの矯正でも、裏側矯正が可能です。裏側矯正は、歯の裏面にワイヤーをつけて矯正するやり方です。
裏側矯正は表側から矯正装置が見えないため、矯正をしていると周りに知られたくない方や、人としゃべる機会が多い方に人気です。

そんな裏側矯正は、矯正装置が舌に当たりやすいので、装着したての際に異物感が気になる可能性があるでしょう。しかし、使っている間にだんだんと慣れていくので、ご安心ください。

 

■前歯のみの部分矯正のメリット


次は、前歯だけの部分矯正のメリットを見ていきましょう。

○治療期間が短くて痛みが少ない

前歯は奥歯に比べて動かしやすいので、全体矯正と比較すると治療期間が短くて済みます。

また、同じ理由によって、痛みが少ないというメリットがあります。

 

○費用が抑えられる

治療期間が短く、矯正装置も前歯だけに取り付けられるので、費用が抑えられるというメリットがあります。

 

○矯正装置が目立ちにくい

矯正装置が小さいので、目立ちにくいという特徴があります。

全体的な矯正は、笑った時や口を大きく開けるとワイヤーがどうしても目立ってしまいますが、部分矯正ならあまり目立たないでしょう。

 

○歯磨きしやすい

前歯の部分矯正では、全体矯正とは異なり、矯正用の装置をすべての歯に取り付ける必要がありません。

そのため、歯磨きがしやすくなり、矯正中でも虫歯や歯周病を防ぐことができます。

 

■前歯のみの部分矯正のデメリット


では、メリットの多い部分矯正にデメリットはあるのでしょうか。

ここからは、考えられる部分矯正のデメリットをご紹介します。

 

部分矯正はピンポイント的な部分しか動かさないため、全体的な嚙み合わせは調節不可能です。

ですから、前歯以外の嚙み合わせに何も問題がない患者様が部分矯正の対象です。

 

■部分矯正後はリテーナーが必要


前歯のみの部分矯正でも、歯列矯正後の保定期間はリテーナーをつける必要があります。

歯列矯正が終わったすぐあとは、歯が矯正を行う前の状態に戻ろうとしますから、リテーナーを使って防ぎます。
人によってさまざまですが、リテーナーをつける保定期間は1~2年程度です。

保定開始後は、半年から1年程度がほとんど1日中リテーナーを装着します。

歯の状態が安定してきたら、就寝中だけなどリテーナーをつける時間を調節します。

 

■歯列矯正期間を延ばさないようにするポイント


歯列矯正期間を延ばさないようにするためには、歯科医師の指示に従って正しく矯正装置をつけることが大切です。

医師の指示通りにしないと、正常に矯正が進んでいかないリスクもあり、治療期間が長引く可能性があるのです。
また、リテーナーを取り付ける保定期間もしっかりと守り、再度矯正治療を行わないようにすることも重要です。

さらに、矯正治療中は歯科医院へ定期的に通うことになるため、通院ペースをしっかり守ることも大切です。
期間が空くと、正しく矯正を進められなくなるかもしれません。
マウスピース矯正では歯の矯正状況に合ったマウスピースを使うので、歯科医院に通わないと治療の期間が長くなります。

 

 

 

 

 

■まとめ


見た目の印象を大きく左右する前歯の歯並び。
前歯は笑った時に一番目につく部分でもあります。

すきっ歯や凸凹歯など、前歯の乱れた歯並びでお悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
前歯の歯並びが気になる方は、全体矯正と比べると期間や負担・費用などが抑えられる部分的な矯正がおすすめです。

当院はインビザラインという透明なマウスピース型の矯正や可能な限り歯を抜かないで矯正するプラン、痛みが少ない矯正プラン、出っ歯やすきっ歯などに対応した部分矯正などさまざまな矯正方法を取り揃えております。

まずは、あなたの抱えるお悩みを当院にお話ししてみませんか?一緒に口元のコンプレックスやお悩みを解決しましょう!

 

前歯の部分矯正の詳細は「前歯の部分矯正」をご覧ください。

 

 

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TEL:03-6431-0972

御予約はこちら https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

 

 

 

受け口を歯列矯正で改善: 40代女性の反対咬合をインビザラインで治療

2024年6月16日

受け口(下顎前突)は、下顎が上顎よりも前に出ている状態を指します。

この問題を改善するためには、適切な矯正治療が必要です。今回は受け口の改善についてご紹介します。

 


1. 受け口の問題とは?

受け口は、噛み合わせや顔のバランスに影響を与えるだけでなく、発音や食事にも支障をきたすことがあります。

これを改善するためには、専門的な矯正治療が必要です。

2. インビザラインによる治療

インビザラインは、アライナー矯正の中でも最も広く知られているブランドの一つです。

インビザラインは、3Dスキャンを使用して個別にカスタマイズされたアライナーを提供し、受け口を効果的に改善します。

  • メリット

    • 見た目の良さ

      : 透明なアライナーは目立ちにくく、治療中でも他人に気づかれにくいです。

    • 取り外し可能

      : 食事や歯磨きの際にアライナーを取り外すことができ、衛生管理がしやすいです。

    • 快適さ

      : 金属のブラケットやワイヤーがないため、口腔内の違和感が少ないです。

 

3. 受け口の改善プロセス

インビザラインを使用した受け口の治療は、次のステップで進行します。

  1. 初診と診断: 歯科医師が口腔内を検査し、受け口の状態を評価し治療計画をご説明します。
  2. 3Dスキャンと計画作成: インビザラインのシステムを使用して、歯の動きのシミュレーションを行い、治療計画を作成します。
  3. アライナーの作成: 計画に基づいて、個別にカスタマイズされたアライナーが製作されます。
  4. 治療開始: 患者さんは定期的に新しいアライナーに交換し、歯を少しずつ動かしていきます。
  5. 定期的なチェックアップ: 歯科医師による定期的なチェックアップを受け、治療の進行状況を確認します。

4. 結果と効果

インビザラインによる受け口の治療は、通常数ヶ月から1年以上の期間を要しますが結果として美しい歯並びと正常な噛み合わせを実現できます。

患者さんの生活の質も大きく向上します。

 

 

5. 治療報告

今回は40代女性の反対咬合をインビザラインで治療を行なった症例を提示します。

 

 

 


結論

受け口の治療には、インビザラインをはじめとするアライナー矯正が非常に効果的です。

見た目の自然さと取り外し可能な利便性を兼ね備えたこの治療法は、多くの患者さんにとって理想的な選択肢となります。

専門の歯科医師と相談し、自分に最適な治療計画を立てて、美しい歯並びを手に入れましょう。

 

治療に関するご相談やご予約は、一度、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科  https://www.futako-ortho.comにご相談ください

 

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どう選ぶ?矯正治療をする歯科医院選び。 矯正専門医院? 一般歯科医院? メリットデメリットは?

2024年6月15日

矯正治療は美しい笑顔を手に入れるための重要なステップです。

一般歯科でも矯正治療は行われていますが、矯正専門クリニックを選ぶことには独自の利点と課題があります。

今回は、矯正専門クリニックで治療を受ける際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

 

 


メリット

1. 専門知識と経験

矯正専門クリニックの医師は、矯正治療に特化した高度なトレーニングと豊富な経験を持っています。

彼らは多くの症例に対応してきたため、複雑なケースでも適切な治療計画を立てることができます。

 

 

2. 最新の技術と設備

矯正専門クリニックでは、最新の治療技術や設備が導入されています。

デジタルスキャナーや3Dプリンティング技術を活用することで、より正確で快適な治療が可能です。

 

 

3. カスタマイズされた治療計画

患者一人ひとりのニーズに応じた、オーダーメイドの治療計画が提供されます。

個々の口腔状況やライフスタイルに合わせた最適なアプローチが取られるため効果的な治療が期待できます。

 

 

4. 多様な治療オプション

矯正専門クリニックでは、インビザラインや舌側矯正など、さまざまな矯正治療オプションが提供されることが多いです。

これにより、見た目や生活に配慮した治療法を選ぶことができます。


デメリット

1. 高額な治療費

矯正専門クリニックでの治療は、一般の歯科医院と比べて高額になることが多いです。

高度な技術と設備、専門的な知識が求められるため、治療費が増加する傾向にあります。

また、基本的に、医療はどこの医院も一緒と考えている方が多いと思われますが、実際は違っており提供される治療に差があり医院によって行う治療内容に得意不得意はあります。

特に矯正専門クリニックは、矯正治療が得意なので専門で治療しているので、一般歯科で提供される矯正治療と違いはあります。

 

 

2. 限定された場所

矯正専門クリニックは都市部に集中していることが多く、地方に住んでいる方にはアクセスが難しい場合があります。

通院が困難な場合、治療を続けることが難しくなることも考えられます。


まとめ

 

矯正専門クリニックでの治療には、多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。

自分にとって最適な治療を選ぶためには、クリニックの評判や医師の経験、治療費などを総合的に考慮することが重要です。

 

 当クリニックは、矯正専門クリニックとして、豊富な症例数と難症例への対応経験を有しています。

一人一人の患者様に合わせたカスタマイズされた治療プランを提供しています。

透明なマウスピース「インビザライン」による矯正治療は、美しさと快適さを兼ね備えており、多くの患者様から支持されています。

ダイヤモンドプロバイダーとしての高い専門性と経験を活かし、複雑な症例にも対応可能です。

透明なマウスピースによるインビザライン矯正にご興味がある方は、ぜひ当クリニックまでお問い合わせください。

 

 

 

治療に関するご相談やご予約は、一度、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科  https://www.futako-ortho.comにご相談ください

 

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出っ歯の非抜歯矯正での治療:30代女性 インビザライン非抜歯と口元の変化

2024年6月14日

出っ歯の悩みは多くの人が抱える問題です。しかし、抜歯せずに矯正治療を行うことで、自然な歯並びを実現することができます。

今回は、インビザラインを用いた非抜歯矯正治療について詳しくご紹介します。

 


1. 出っ歯とは?

出っ歯とは、上の前歯が前方に突出している状態を指します。

出っ歯の原因として、歯の位置関係、骨の位置関係が大きく関わります。

骨の上に歯がのっかっているため、上顎の骨が前方に位置したら相対的に歯並びも出っ歯になることがあります。

骨の位置関係にズレがなくても、上顎の歯のみが前方にあると出っ歯となります。

出っ歯は審美的な問題だけでなく、噛み合わせや発音に影響を与えることがあります。

 

 

2. 非抜歯矯正のメリット

非抜歯矯正は、歯を抜かずに自然な位置に移動させる治療法です。この方法には以下のようなメリットがあります:

  • 自然な歯並びを維持できる
  • 治療期間が短くなる場合がある
  • 抜歯による痛みや不快感がない

3. インビザラインとは?

インビザラインは、透明なマウスピースを用いた矯正治療法です。

このマウスピースは取り外し可能で、食事や歯磨きの際に取り外すことができるため日常生活に支障をきたしません。

 

4. インビザラインによる出っ歯の治療

インビザラインを用いることで、出っ歯の治療も効果的に行うことができます。非抜歯での治療は、特に以下のようなポイントで効果を発揮します:

  • 上顎の歯列全体を後方に移動させることで、出っ歯を改善
  • 口元の美しさを保ちながら、自然な笑顔を実現

口唇の位置や形状にもポジティブな変化

今回は30代女性出っ歯をインビザライン非抜歯で治療を行なったのでご提示します。

 

 


5. まとめ

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科では、インビザラインを用いた非抜歯矯正治療を提供しています。出っ歯の悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。自然な歯並びと美しい口元を実現しましょう。

お問い合わせ

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インビザラインの洗浄方法・管理方法・臭い防止方法

2024年6月11日

インビザラインを使用することで、美しい笑顔を手に入れるための矯正治療が快適に行えます。

しかし、その効果を最大限に引き出すためには、マウスピースの日々の洗浄とケアが欠かせません。

ここでは、インビザラインの正しい洗浄方法について詳しくご紹介します。

 


 

 

インビザラインの洗浄の重要性

インビザラインは透明なマウスピースであるため、目立たず快適に装着できますが、毎日使用するうちに汚れやバクテリアが付着します。

これを放置すると、口腔内の健康を損なう恐れがあります。また、マウスピース自体の透明度が低下し、見た目にも影響が出ることがあります。

適切な洗浄を行うことで、これらの問題を防ぎ、常に清潔で効果的な矯正治療を続けることができます。

インビザラインの洗浄手順

 1. 毎日の洗浄

  1. インビザラインを外す:毎食後にインビザラインを外し、洗浄を行います。
  2. ぬるま湯で洗う:インビザラインをぬるま湯で洗います。熱湯は変形の原因となるため避けましょう。
  3. ソフトブラシで磨く:柔らかい歯ブラシで汚れを磨いて取ります。またはインビザライン専用のクリーナーを使用して、優しくブラシで磨きます。
    研磨剤が含まれている歯磨き粉は傷がつく恐れがあるため使用しないでください。
  4. すすぎ:洗浄後は、再度ぬるま湯でしっかりすすぎます。

 2. 週に一度の徹底洗浄

  1. 専用洗浄剤を使用:インビザライン専用の洗浄剤を使用して、より徹底的な洗浄を行います。洗浄剤を水に溶かし、マウスピースを30分から1時間浸け置きします。
  2. しっかりすすぎ:浸け置き後は、しっかりと水ですすぎ、洗浄剤の残留物を取り除きます。

洗浄時の注意点

  • 歯磨き粉:研磨剤が含まれていないマイルドな歯磨き粉を選びましょう。研磨剤が含まれている場合は使用しないで中性洗剤で洗浄してください。
  • 熱湯は避ける:インビザラインは高温で変形する可能性がありますので、必ずぬるま湯を使用してください。
  • ブラシの選択:柔らかいブラシを使用し、優しく磨きます。硬いブラシはマウスピースを傷つける恐れがあります。

 

 


まとめ

インビザラインの洗浄は、毎日の簡単なケアと週に一度の徹底洗浄で効果的に行うことができます。

これにより、常に清潔で透明なマウスピースを保ち、快適な矯正治療を続けることができます。

当クリニックでは、インビザラインの洗浄方法についてのご相談も承っておりますので、

何かご不明な点がございましたらお気軽に一度、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科  https://www.futako-ortho.com/contact/#link03にご相談ください

 

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インビザライン矯正(マウスピース矯正)の調節って何するの?調節時に行うこと

2024年6月10日

マウスピース型の矯正装置であるインビザラインは、周りから矯正中だということがわかりにくく、取り外しができるので非常に人気があります。

そんなインビザラインは、定期的に歯科医院へ通い、細かく調節する必要があります。
ほかの矯正装置は6~8週間で1回ほど通院するのですが、インビザラインは2~3ヶ月に1回の通院と通院回数は少ないです。

では、この調節時に一体どんなことをしているのでしょうか。

この記事では、インビザラインの調節時に行うことをご紹介します。インビザラインに興味がある方や、インビザラインを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■インビザラインの調節時に行うこと
■調節時のチェック事項
■インビザラインを使った生活について
■インビザラインの効果
■まとめ

■インビザラインについて


インビザラインとは、従来のワイヤー矯正とはまったく異なるマウスピース型の矯正装置です。
インビザラインは透明なマウスピース型で、非常に審美的です。
目立たないインビザラインは、見た目を気にすることなく矯正治療をスタートさせることができます。

インビザラインはアライナーを装着し、歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。2週間ごとにアライナーを交換することによって、徐々に歯並びがキレイに整っていきます。

 

インビザライン

インビザライン

■インビザラインの調節時に行うこと


インビザラインは調節時に何を行うのでしょうか。次は、インビザラインの調節時に行うことを見ていきましょう。

○アタッチメントセット

インビザラインのマウスピースが完成した後は、アタッチメントセットと言って歯の表面に人工的に凸凹をつけていく処置が行われます。アタッチメントは、歯とほとんど同じ色の樹脂でできている突起のようなものです。

歯の表面にアタッチメントを取り付けることで、歯に力が加わりやすくなるので、治療計画通りに歯を移動させやすくなるのです。
アタッチメントセットは簡単に言うと、歯の動きを助ける役割を持っています。

 

○IPR

次にIPRという歯と歯の間のやすりがけについてご紹介します。
この処置は、歯を動かすスペースを作るために行うのです。

歯の表面のエナメル質という硬い組織を少し削り、歯の横幅を若干小さくします。歯を削ると聞くと心配になる方もいますよね。
しかし、IPRを行う際に削るのはほんの数ミリとごくわずかなのでご安心ください。

IPRの処置後は冷たい食べ物や飲み物がしみる場合がありますが、数日から1週間程度で落ち着くでしょう。

 

 

 

○ゴムかけのためのボタンセット

また、患者様によっては歯にゴムをかけるためのボタンという装置を取り付ける方もいます。
ゴムかけはその名の通り、小さなゴムをボタンという装置にかける作業を指します。このゴムかけは、噛み合わせの改善や調節をするために行います。

 

■調節時のチェック事項


インビザラインの調節時は、以下の項目を確認します。

○マウスピースの適合

インビザラインのマウスピースがしっかり歯にはまっているかを確認します。歯列全体のフィット具合をチェックすることによって、マウスピースの装着時間はきちんと守られているか、治療計画通りに歯が動いているのかがわかるのです。

 

○補助装置の有無

ボタンやアタッチメントなどは最終的に除去するため、取れてしまう可能性があります。このような補助装置が外れていて、付直しが必要だと判断した場合は、再装着を行います。

 

■インビザラインを使った生活について


「インビザラインで矯正治療をしたいけれど、実際どんな生活になるの?」と不安を抱えている方も少なくないでしょう。
そこで、最後に毎日の生活の中でインビザライン治療がどんなイメージで進んでいくのかをご紹介します。

○朝食

就寝前に装着していたマウスピースは、朝起きたら一度取り外します。軽くうがいをしたら朝食です。食べ物の制限は特にないので、好きなものを食べて良いのがうれしいですね。

 

○歯磨き

朝食後はしっかり歯磨きをしましょう。インビザラインはワイヤー矯正と違って、いつも通り歯磨きしてOKです。
歯がキレイになったら、マウスピースを取り付けて1日が始まります。

 

○デスクワーク

デスクワークの方は、仕事中に矯正装置が気になって仕方ない…なんて心配はありません。
インビザラインは厚さ0.5ミリと非常に薄いので、自然な装着感で歯にフィットします。

しかし、インビザラインを付けたまま食べることはできないので注意が必要です。
飲み物は「水」であれば問題ないでしょう。
その他の飲み物に関しましては、マウスピースに着色がついてしまう可能性があるので、注意しましょう。

 

○営業やプレゼンなど

インビザラインは透明なマウスピースなので、装着したときに目立ちません。矯正していることを周りから気付かれないのが魅力です。
会話もこれまで通りスムーズにできるので、人前で話す機会が多い職業の方にもおすすめです。

 

○接客業

接客が多い仕事をしている方は、人と顔を向き合わせて話すので距離感も近くなりがちです。
インビザラインは目立たないので、人との距離が近くても安心です。

 

○運動やスポーツジム

インビザラインは運動の制限が特にありません。ワイヤー矯正の場合は、激しいスポーツ時に口腔内を切ったり、装置が壊れたりする心配がありますが、インビザラインはそういった心配もありません。

 

○水泳やスイミングジム

インビザラインは、水泳なども問題なくできます。しかし、インビザラインは透明なので、プールサイドや水中で取り外してなくさないように気を付けましょう。

 

○寝る前の歯磨き

就寝前は、しっかりと歯磨きをしましょう。その間に、マウスピースは洗浄剤でキレイに洗っておくと良いですね。

 

インビザラインは食事制限もなく歯磨きもできる

インビザラインは食事制限もなく歯磨きもできる

 

■インビザラインの効果


インビザラインは、ワイヤー矯正に比べて効果が実感しやすいと言われています。
ワイヤー矯正は、治療が完了するまで歯の表面にブラケットという器具を付けているので、治療途中の徐々に正しい位置に動く歯を確認することが困難です。

しかし、インビザラインは約2週間に一度、新しいマウスピースに交換するので、少しずつ動く歯が確認でき、矯正効果を実感しやすいのです。

そんなインビザラインは1日に20時間以上装着する必要があります。
装着時間をきちんと守らないと、治療の効果が期待できません。

食事と歯磨きの際はマウスピースを取り外すので、それ以外の時間に頻繁に間食してマウスピースを取り外してしまうと、効果が実感できなくなる可能性があります。
また、インビザラインは定期的に新しいマウスピースに取り替える必要があります。患者様ご自身で新しいマウスピースに取り替えることができ、通院回数も少なくて済むのです。

ですが、その反面ご自身で期間を守って取り替えなければ計画通りに治療が進みません。
歯科医師の指示に従い、適切な時期にマウスピースを取り替えることが大切です。

 

■まとめ


インビザラインのようなマウスピース矯正には、7つのランクが認定されています。
当院は、症例数がトップクラスに当たるダイヤモンドプロバイダーの認定を受けております.

また矯正専門クリニックですので、抜歯などの難症例から部分矯正まで幅広く対応が可能です。

 

当院では矯正治療前の相談を無料で受けております。
お口のお悩みや矯正に対する疑問・不安など、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ私たちにお話しいただければと思います。

ご興味がある方は、ぜひ当院のホームページからお気軽にお問い合わせくださいね。
無料メール相談も行っているので、お忙しい方でも安心してご利用いただけます。

当院と一緒に理想的な歯並びを目指しましょう。

 

当院は症例数トップクラスのダイヤモンドプロバイダー

当院は症例数トップクラスのダイヤモンドプロバイダー

 

 

 

 

 

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