インビザライン矯正(マウスピース矯正)も後戻りする?矯正治療後の歯の後戻りに関して。
2022年7月29日
「インビザライン矯正も後戻りのリスクがありますか?」という相談を受けるケースもあります。
せっかく治療費と、期間をかけて歯列矯正をしても、その結果を長期間保持できないのでは困りますよね。
今回はインビザライン矯正で後戻りが起こる理由や後戻りした場合の対処法などについてご紹介します。
インビザラインに興味がある方や検討している方はぜひ参考にしてください。
■歯の後戻りとは?
後戻りというのは、矯正治療が終わった後に、美しくなった歯並びが元に戻ることを言います。
もちろん完璧に元通りになるのではありませんが、後戻りするとせっかく綺麗になった歯並びにほころびが見え始めます。歯を支える骨が安定せず起こり、マウスピースによる矯正以外であっても後戻りは起こり得ます。
矯正の治療によって歯を移動させる際には、歯を支える骨が吸収されて歯が移動し、その動いたところで新しく骨が作り上げられて固定化されるという流れです。
矯正治療が終了して間もない頃は、まだまだ脆弱な部分もあり、せっかく動かした歯が元に戻ろうとする力が働くのです。
以前の習慣のまま口や顎の動きを続けると、歯が後戻りするということですよね。
そして歯を抜いた際は、歯を抜かなかった場合に比べて後戻りする可能性も高まると言われています。
どちらにしても後戻りのリスクがなくなるまでは、リテーナーをつけることになるでしょう。
■インビザライン矯正は後戻りをしやすい?
一般的なワイヤーを使った矯正と比べると、インビザラインは後戻りしにくいと言われています。インビザライン矯正はマウスピースを用いますが、保定アイテムを使用することに抵抗を感じる患者様が少ないという点も影響しているはずです。
ワイヤー矯正の場合は矯正が終了した後にマウスピース型などの保定装置を使います。ですが多くの患者様がこういった保定装置に慣れていないので抵抗を感じてしまい、勝手に途中でやめてしまうことがあるのです。
インビザライン矯正の場合は、マウスピースを着用する習慣がすでにありますから、リテーナーに抵抗を感じることは少ないでしょうね。
インビザラインは後戻りしにくいと言われてる
■インビザラインで後戻りをしてしまう理由
インビザラインによる矯正は、保定装置を使い続けると後戻りしづらいですが、例外的に後戻りをするケースもあるでしょう。
代表的な理由を紹介します
○マウスピースの装着時間を守らない
インビザライン矯正中は、およそ1日あたり22時間以上に渡ってマウスピースを装着します。
ですがマウスピースなので自分でつけたり外したりを自由に行えるため、ルールを守らなければ当然計画通りに進みません。
美しい歯並びを作り上げ、それを維持するためにも、しっかりとルールを守ってください。
○リテーナーを使用しなかった
歯並びの矯正治療後には、後戻り予防のための「保定」を行います。
ワイヤー矯正と同様に、インビザライン矯正の治療後にも必ず行います。
矯正治療で並べた歯をしっかりと固定し、後戻りを防ぐためにリテーナーを使うという形です。
期間はおよそ2~3年程度です。しかし患者様によってその期間は違ってきますし、矯正治療が終了したばかりの頃は当然装着時間も長くなります。
上記のようにルール厳守ですから、後戻りが発生しないように注意しましょう。
ちなみに歯並びは、日常的な癖や年齢的な要因によっても変化していきます。ですから、固定期間が終わってからも保定装置を付けるケースも見られます。
○口に関する癖がある
自分では気づいていないかもしれませんが、多くの方が口に関係する癖思っています。
舌で前歯を押したり、口で呼吸をしたり、歯ぎしりをしたりなど。本当に様々な癖があります。
矯正治療が終わった後も癖が続いていれば、癖の内容次第では後戻りの原因になりかねません。
こういった口に関する癖がある際は、インビザラインによる矯正を行っている最中にトレーニングを行っておくことも重要です
○歯周病が進行している
歯周病は多くの日本人が罹患している病気であり、細菌の感染が原因で発生します。
進行していくと、歯を支える骨が溶けることもある怖い病気ですから、自覚症状がなくても歯科医院に行って検診をしてもらいましょう。
もし歯周病が進行している場合は、歯を支える骨が安定しないので、結果的に後戻りしやすくなるでしょう。
■インビザラインで後戻りしたときの対処法
後戻りをした際は、下記のような対処を行います。
○保定装置を使って止める
早い段階で後戻りに気付いた場合は、リテーナーを使ってそれ以上の進行を防ぎましょう。
ですが、ある程度進行してしまっている状態で保定装置を使うと、入らなかったり、装着した際に痛みを覚えることがあります。
保定装置を入れるために無理をすると状況がより悪化する可能性もあるので、何か違和感などがありましたが気軽にご相談ください。
○再度矯正を行う
後戻りを治すには、再度矯正治療を行うという方法もあります。
早期に再度矯正治療を行うことによって、比較的短い期間で改善が見込めるケースも。
後戻りを放置してしまうと症状がどんどん進んでしまい、歯並びが悪化したり、治療期間が長期化することもあり得ます。
■まとめ
ここではインビザライン矯正で後戻りが起こるメカニズムや、後戻りした際の対処方法に関して案内しました。
インビザライン矯正であってもマウスピースの装着時間を守らなかったり、そもそも保定装置をしっかりつけなければ、後戻りが起こりやすくなります。
せっかく少々面倒な思いをして矯正をしたのですから、リテーナーをきちんと使って、後戻りの予防を行いましょう。そうしなければ、時間や金銭的な負担が再度かかることもあるでしょう。
また、当院では後戻り矯正も実施しております。
「歯並びを美しくしたい!という想いで矯正治療をされにもかかわらず、それが達成することができなくなってしまった方に、再度、高額な治療費、長期間の治療という負担を負わせたくない」という想いから、「短期間」で、かつ「お手頃価格」で提供しております。
後戻りが気になる方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
インビザラインについて検討中の方やお悩みの方もどうぞお声がけください!
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失敗しない矯正歯科クリニックの選び方。専門性、費用料金、治療期間に関して
2022年7月22日
街中で多くの歯科医院を見かけると思いますが、皆様はどのような基準でクリニックを選んでいますか?
矯正治療をするにあたってクリニック選びはとても重要で、高額なお金をかけるわけですから信頼できるところを選びたいですよね。
今回は、歯科矯正を成功させるために知っておくべき、矯正歯科クリニックの選び方に関して案内します。
■矯正歯科クリニックの選び方|6つのポイント
矯正歯科クリニックを選ぶときに重視したいポイントをピックアップしました。今後矯正治療を受けるためにクリニック選びをする方は参考にしてみてください。
矯正歯科クリニックの選び方の6つの視点
○矯正歯科学会の認定医が在籍しているかどうか
矯正歯科学会の認定医が在籍しているというのは是非ともチェックすべきポイントでしょう。
たくさんの歯科学会がありますが、そんな中でも最も規模が大きな「日本矯正歯科学会」の認定医以上の資格を有しているかがポイントですね。
認定医は、「指導医・臨床指導医」に比べるとベーシックな資格ですが、厳しい基準が設けられているので、認定医になるのも並大抵の事ではありません。
そして世界的に人気があるインビザラインに関しても、7種類のランクがあります。
当院はその中のトップクラスでもある「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。
ですからインビザラインに関して、何か不安なことがありましたら、お気軽に当院へご相談ください。
○治療費用がわかりやすくて妥当な金額かどうか
矯正治療は、虫歯のような保険適用治療とは異なるので、高額な費用がかかりがちです。
そのため、治療にかかる金額が分かりやすく提示されているか、そのうえ、妥当な金額かどうかが重要なポイントです。
高額過ぎるクリニックも避けたいですが、逆に安過ぎるクリニックにも注意が必要です。
安いということは悪い意味で何か理由がある可能性もあるので、失敗しないためにも「妥当な金額」という点が重要になります。
○治療費用や期間を具体的に伝えてくれるか
矯正を実際に行う前に、治療に必要な費用の総額や治療期間をしっかり提示してくれるクリニックを選択したいです。矯正は自由診療ですから、各クリニックの金額が大きく異なるケースも多々あるので注意してください。
治療をする前にしっかりとカウンセリングや診療をするクリニックなら、詳細な費用や期間についても伝えてくれるはず。
このタイミングで治療費用が明らかに高額な際や曖昧な説明しか受けられない場合には気を付けてください。
○カウンセリングを丁寧に行うかどうか
口の中の状態の確認の他に、治療に付いてのメリットやデメリットをしっかり説明してくれるクリニックは安心感があります。
矯正治療を行うことになれば、複数の装置を使うことになるかもしれません。
患者様が抱えている悩み事をしっかりとヒアリングして、それに応じた形で治療方法提案してくれたり、親身になってくれるかもチェックすべき項目です。
○診断結果や契約書などを渡してくれるか
診断結果に関する書類や見積、そして契約書といった書類を提示し、渡してくれるかも重要です。
カウンセリング時に使用する資料を渡してくれると自宅に帰ってからに返すこともできますよね。
クリニック側が率先して患者様にこのような資料を渡してくれるかどうかも、クリニック選びのポイントです。
○不要な検査をしない
矯正治療をするとなると、口の中の状態を把握するために多くの検査をすることになります。
中には、必要ではない検査をわざと行い、結果的に費用がかさむ例もあります。
不審だと感じる場合には、検査に関する質問を投げかけてみましょう。その回答次第でクリニックの善し悪しが分かります。
■矯正前にチェックすべき3つのポイント
ここでは…矯正前に行うべきセルフチェックポイントを紹介します。
○歯並びで気になるポイントを知る
矯正治療を受けるのであれば、自分の歯並びの中でどこが特に気になるのかを知ることが重要になります。
ある程度であれば、鏡を使えばセルフチェックが可能です。
そして、歯並びに加えて、歯や顎に違和感がないかどうかもチェックしましょう。
○歯列矯正で特に治したい箇所を確認
矯正治療をする際に、最も治したい箇所を明確にしておきましょう。どのあたりが気になるかを伝達することにより、理想的な歯並びに近づきやすくなります。
○顎関節に痛みがあるかどうか
歯科矯正は歯並びの矯正のみならず、顎関節の痛みについての相談もできます。歯並びが良くない要因に、噛み合わせによるものがあるので、症状に合った治療法を選択したいです。
■まとめ 矯正歯科のクリニック選びは慎重に行っていこう!
矯正歯科クリニックを選択する重要なポイントを紹介いたしました。
矯正歯科クリニックを選ぶポイント
- 矯正歯科学会の認定医が在籍
- 治療費用が分かりやすくて妥当な金額
- 治療に必要な費用や期間を丁寧に伝えてくれる
- カウンセリングをしっかりと行ってくれる
- 診断結果や契約書などの書類を渡してくれる
- .不必要な検査をしない
矯正治療は自費診療ですので、保険診療よりも真剣にクリニック選びをしなくてはなりません。
信頼できる歯科医師・クリニックかどうかを見極めたいですね。
二子玉川駅前デザイン歯列矯正歯科では、低価格でクオリティの高い矯正治療を行っています。
そして、患者様のいろいろな疑問や悩みにお答えしたいとの想いから、「矯正治療」に付いての個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。
納得できる治療を選択していただくことが、何よりも大切です。
矯正治療について気になられる方は、ぜひお気軽に当院ホームページからでもご相談ください。
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インビザライン矯正(マウスピース矯正)の治療期間はどのくらい?治療期間を短くする方法は?
2022年7月15日
ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、痛みを感じにくい矯正方法として注目されているインビザラインですが、治療にかかる期間が気になるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、インビザライン矯正にかかる一般的な期間について詳しくご紹介します。
記事の後半には、インビザライン矯正を長引かせてしまう主な原因や、期間内に矯正を完了させるためのポイントについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
■インビザラインの矯正にかかる平均的な期間
インビザライン矯正にはいくつか種類が存在しますが、そのなかでも人気の「インビザライン・Full」と「インビザラインGo」の平均的な治療期間についてご紹介しましょう。
インビザライン矯正の治療期間は、マウスピースの製作数によって大きく変動します。
マウスピースの数が多ければ多いほど治療期間が長くなります。矯正する範囲や元々の歯並びの状態によって必要なマウスピースの数は異なることを理解しておきましょう。
インビザラインFullは2-3年 / Goは3ヶ月-半年の治療期間
■インビザライン・Full(フル)の治療期間
インビザライン・Fullは、上下の歯全体の矯正に適している治療方法です。
前歯から奥歯である臼歯まですべての歯が矯正の対象となります。
インビザライン・Fullの場合、矯正が完了するまでに大体50個前後のマウスピースが必要といわれていますが、場合によってはそれ以上の個数が必要な場合もあります。
症例によって異なるものの、矯正治療が完了するまでにおよそ2年から3年程度かかることが多いです。
■インビザラインGo(ゴー)の治療期間
インビザラインGoとは、前歯の矯正に適した歯列矯正システムのことをいいます。
動かせる歯が前歯から小臼歯のみとなりますので、歯全体の矯正や噛み合わせ治療などには向いていません。しかし、歯並びの乱れが軽度の方やインプラント治療などのために歯牙移動が必要な方におすすめの矯正方法です。
症例によって治療期間は前後するものの、大体3ヶ月から半年程度で済むケースがほとんどです。インビザライン・Fullよりも短期間で矯正が完了するというメリットがあります。
■インビザライン矯正が長引いてしまう主な3つの原因
インビザライン矯正を体験した人の中には、治療が長引いてしまったという方もなかにはいるようです。そこで、ここからはインビザライン矯正で長引いてしまう主な3つの原因について詳しくご紹介しましょう。
○リファインメントが必要な場合
インビザラインをはじめとする矯正治療を行う際は、治療完了に向けて緻密な治療計画を練っていきますが、予定通りに治療が進まないこともございます。
新しいマウスピースを製作する上で、一定期間内に到達できなかった箇所をチェックし、誤差を少しずつ修正していくのです。この一連の作業を「リファインメント」といいます。
このリファインメントを実施する回数は個人差があり、1回だけで済む方もいれば2〜3回程度必要な方もいます。リファインメントの回数が多ければ多いほど治療にかかる期間も長くなってしまうのです。
○決まった時間にマウスピースを装着していない場合
インビザライン矯正を行う際は、1日20時間以上マウスピースを装着しなければなりません。装着するのを忘れてしまったり、必要な時間数に満たない時間で装着したりすることで、計画通りに矯正治療が行えない可能性があります。
自分で簡単に着脱できるのが魅力であるインビザラインですが、しっかりと時間管理をしなければ治療期間が伸びてしまうこともあるので注意が必要です。
○虫歯や歯周病にかかってしまう場合
インビザライン矯正を行っている最中に、虫歯や歯周病にかかってしまうと、虫歯や歯周病の治療が優先されてしまうため矯正期間が伸びてしまうことが考えられます。
小さな虫歯の場合は1回の通院のみで済みますが、神経までに達した虫歯を治療するためには、複数の通院が必要です。さらに、歯を大きく削る場合は、マウスピースを新しく作り直さなければならないことも考えられます。
インビザラインの矯正治療期間中は、いつも以上に口腔内のケアを徹底して行う必要があるのです。
■インビザラインの矯正を期間内に終わらせる5つのポイント
インビザライン矯正を期間内に完了させるためには、次の5つのポイントをしっかりとおさえることがとても重要です。
○装着期間をしっかり守る
マウスピースの装着時間をしっかりと守ることは、期間内に矯正治療を完了させるために非常に大切なポイントです。
旅行中にマウスピースを持ってくるのを忘れてしまったり、寝落ちをしてしまって、うっかり装着し忘れてしまったりすることがないように、食事と歯磨き以外の時間は常に装着するように心がけましょう。
○マウスピースの紛失を防ぐ
マウスピースを紛失してしまうと、新しいマウスピースを作成するのに時間がかかり、歯が元の歯並びの状態に戻ってしまう「後戻り」という現象が起こってしまいます。そのため、マウスピースの管理は非常に大切です。
マウスピースは決められた場所に清潔な状態で保管するように心がけましょう。
○しっかりと通院する
インビザライン矯正では、定期的に歯科医院に通院をし、調整を行う必要があります。
この調整では、きちんとマウスピースが装着できているかはもちろんのこと、順番通りにマウスピースが使用できているかの確認、歯にやすりをかける「IPR」という処置やアタッチメントの付け替えなどを実施します。
通院ができないと、元々の治療計画通りに進まなくなってしまう恐れがあるため、確実に通院するようにスケジュール管理を行っていきましょう。
○口腔内を清潔な状態に保つ
1日20時間以上マウスピースを装着し続けなければならないため、通常時以上に口腔内を清潔な状態保つ必要があります。十分に歯磨きができていない状態でマウスピースを装着することで、口臭や虫歯の原因となってしまうので注意しましょう。
○アライナーチューイを活用する
アライナーチューイと呼ばれるシリコン状のスティックを活用することで、マウスピースを歯の状態にフィットさせることができます。
自分ではうまく装着できていると感じていても、微妙なズレや隙間がどうしても生じてしまいます。アライナーチューイを使ってマウスピースを正しい状態に装着していきましょう。
■インビザラインの矯正期間をより短くするためにできること
インビザライン矯正は、ワイヤー矯正に比べて目立ちにくく痛みが少ない方法としてとても人気です。しかしワイヤー矯正よりも治療期間が長くなりがちというデメリットもあります。
より短期間で矯正治療を終わらせたい方におすすめなのが、ワイヤー矯正とインビザライン矯正を併用して治療を行う方法です。たとえば、マウスピースでの歯の移動が難しい箇所はワイヤー矯正を行い、そのほかの部分はインビザライン矯正を施すことができます。
歯並びの状態や希望の仕上がり時期などを担当医と相談しながら、最適な治療方法を探していきましょう。
■まとめ
インビザライン矯正にかかる期間を理解して美しい歯並びを手に入れよう
インビザライン矯正にかかる期間の目安について詳しくご紹介しました。
歯並びや口腔内の状態によって治療にかかる期間は大きく異なります。具体的な治療期間を知りたい場合は、歯科クリニックでのカウンセリングがおすすめです。
インビザライン矯正の詳細は「インビザライン矯正」をご覧ください。
当院では皆様に安心して納得したうえで治療を受けていただきたいという思いから、「無料カウンセリング」を行っております。
気になられる方はぜひ一度当院のHPからでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
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【最新版】インビザライン矯正(マウスピース矯正)のメリット・デメリット
2022年7月8日
芸能人をはじめ現在では多くの方に利用されているインビザライン矯正ですが、みなさんは何が良いのかをご存知でしょうか?「なんとなく人気の矯正治療」というイメージしかお持ちでないという方に、今回はインビザライン矯正のメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
インビザラインは見た目を気にせず治療を進められる
■インビザラインとは?
過去にもご紹介していますが、初めてこのブログを読んでいただいたという方に向けてインビザライン矯正の特徴についておさらいしたいと思います。
インビザライン矯正とは、従来のワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピース型の装置を装着する矯正方法です。従来のワイヤー矯正は、歯の表側にワイヤーが見えてしまい、他人からの目が気になってしまうというデメリットがありました。透明なマウスピースは非常に審美性が高く、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。世界100ヶ国以上で提供され、900万人を超える方がインビザライン矯正による治療を受けている、今大人気の矯正治療方法です。
■インビザライン矯正治療の流れ
透明なマウスピース装置を使用してどのように治療を進めるのか、気になりますよね。メリットとデメリットを知る前に、インビザライン矯正治療の流れを簡単にご紹介します。
- 無料相談
矯正治療に対する疑問や不安、矯正治療を受けようと思われたきっかけなどをお伺いし、歯並びの状態も少し確認させていただきます。治療に進む前に、おおよその治療期間や費用についても丁寧にご説明いたします。 - 検査・歯型のスキャン
むし歯や歯周病の状態などを確認します。患者様ご本人にあったマウスピース装置を制作するために歯型のスキャンを行います。 - 診断結果のご案内
検査の結果や今後の治療方法をご説明します。しっかりと不安点やリスクなどをご説明させていただいたうえで、患者様の同意を得られた場合のみ、治療を開始します。 - 治療計画のご説明
今後歯をどのように動かしていくのか、3Dシミュレーションを用いてご説明いたします。 - 治療スタート
患者様ご自身でマウスピースの装着・交換を行っていただきます。
定期的にクリニックへご来院いただき歯の動き方をチェックします。 - 保定装置の装着
治療完了後は、矯正した歯が元に戻ってしまうのを防ぐため、保定装置を装着していただきます。(1日の装着時間は通常だんだん短くなります。)
一般的にインビザラインの治療は上記のような流れで行われます。それでは、インビザラインのメリットについてご説明しましょう。
■インビザラインのメリット
○目立ちにくい
インビザラインの特徴でも触れましたが、そのメリットは何と言っても「目立たない」ということです。従来の金属ワイヤーとブラケットによる矯正装置とは異なり、マウスピース型の矯正装置は透明で、着けていることが他人からほとんどわかりません。
○来院回数を削減できる
「目立ちにくい」という特徴以外に、他のマウスピース型矯正歯科装置と比べ「来院回数を大幅に短縮できる」特徴があります。
インビザライン以外のシステムの場合、約2~3週間のペースで来院し、その都度、歯型を採り、新しいマウスピースを作製する必要がありますので、患者様にはそれなりの負担となります。しかし、インビザラインでは、各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しします。そのため来院回数(6~8週間に1回のペース)を減らすことができます。
○痛みや違和感が少ない
一つのマウスピースで歯を動かす距離が少ないため、他の方法と比べると痛みも少ないことが多いです。また、歯の部分だけを覆う構造になっているため金属ワイヤーとブラケットのような従来の装置にあった装着時の違和感が少ないのも特徴です。
○取り外しが可能
マウスピース型矯正装置の大きなメリットは「取り外しができる」点にあります。食事や歯磨きの際はご自分で取り外していただくことができる為、歯やマウスピースの手入れがしやすく、むし歯や歯周病などにかかるリスクも削減できます。
○幅広い症例に対応
一般的には、抜歯が必要なケースや重度の出っ歯の場合はマウスピース矯正を利用できない場合が多いですが、インビザラインでは短期間の部分的なワイヤーやゴムを併用することで幅広い症例に対応が可能です。
■インビザラインのデメリット
上述のように、インビザラインは従来の矯正方法とは違い、目立たず痛みを伴わない非常に優れた矯正装置です。しかしながら、そんなインビザラインにもデメリットが存在します。
○担当医の技術に左右される
インビザラインのライセンスは、歯科矯正のきちんとした知識や技術を持つ歯科医にのみ付与されます。インビザラインの歯型は、コンピュータ上で設計され、製作もデジタル技術により行われますが、肝心の治療計画や治療方針を作成・決定するのは担当医です。
経験や技術が不足している医師がインビザライン治療を行い、歯列矯正に失敗するケースも少なくありません。インビザライン治療が優れた矯正治療法であるからこそ、歯科医師の技術で効果にばらつきが生じてしまうというデメリットがあります。
インビザライン矯正を始めようとお考えの方は、症例が多く経験が豊富な歯科医師を選ぶことがとても重要です。
○患者様の協力が必要不可欠
インビザラインは、食事や歯磨きの際は自由に取り外しができる優れた矯正装置です。とはいえ、好きな時に装着してよいというわけではありません。インビザラインでは基本的に、マウスピース装置を1日20時間以上装着する必要があります。
装着時間や付け替えの時期を守ることを前提に治療計画が立てられ、マウスピース装置もそれにあわせて制作されるため、万が一決まりを守らずに装着していると、治療計画の変更や、マウスピース装置を新たに制作しなおさなければならなくなるなどのリスクもあります。また計画通りに歯が動かないことで、マウスピース装置の交換を行ってもうまく歯が動かなかったり、痛みを伴ったりする場合もあります。インビザライン矯正を進めるためには、患者様のご協力が何よりも大切です。
○歯周病やインプラントがある場合は使用できない
重篤な歯周病がある場合は、矯正治療の途中で歯が抜けてしまう恐れがあるため、インビザライン矯正ができません。その場合は、矯正治療の前に歯周病の治療が必要になります。また、インプラントは天然の歯と違い後から移動させることができません。もしインプラント治療と歯列矯正を同時に希望する場合は、先に歯列矯正を行ってからインプラントの治療を行うことをおすすめします。
■まとめ
今回は今世界から注目されるインビザライン矯正について、そのメリット・デメリットを詳しくご紹介しました。
当院は、インビザラインを扱う歯科医院のランクのうち、トップクラスにあたる「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。インビザライン矯正(マウスピース矯正)を年間150症例以上行った医院が認定されます。
インビザラインによる矯正を始めようか迷っている方、現在治療中だが思ったような結果が出ていない方など、インビザラインに関するお悩みはぜひお気軽に当院までお問い合わせください。
インビザライン矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。
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インビザライン矯正(マウスピース矯正)の 失敗例(歯根露出、噛み合わせの悪化、噛めない)
2022年7月1日
今や多くの人に認知・利用されているインビザライン。
透明で目立たないマウスピースを使った矯正ですが、今回はそのインビザラインが
残念ながら失敗してしまったケースについて、原因も含めてお話します。
現在インビザラインを行っている、もしくはこれからインビザラインを考えていて、
絶対に失敗したくない!という方はぜひ最後までご覧ください。
■インビザラインで失敗するケース
インビザラインによる矯正が失敗に終わってしまうというケースには、大きく分けて6つのパターンがあります。
○歯根の露出
インビザライン矯正により、歯根が露出するケースです。
歯は顎の骨に埋まっています。歯列矯正により無理な力をかけることで、歯肉の退縮につながり、歯根が露出してしまうと考えられているのです。
また、歯根が露出すると、「ブラックトライアングル」という歯と歯の間に隙間が生じてしまう可能性もあり、これが生じるとそれを目立たなくするためにさらなる治療が必要になることもあります。
無茶なスケジュールを立てた結果、歯根が露出することもあり得るのです。
○噛み合わせの悪化
スケジュールやマウスピース自体に問題があったならば、インビザラインのおかげで歯並びが美しくなっても、噛み合わせが悪くなるというケースも見受けられます。
○歯並びが悪化
歯列や噛み合わせを整えるための矯正だったはずが、反対に歯並びが悪化してしまうというケースもあります。特に多くみられるのが、正中とよばれる口の中心が合わなくなってしまうケースです。
出っ歯や受け口などが改善されたとしても、正中がずれてしまったことにより、うまく噛み合わない失敗例が多く見受けられます。これは矯正が完了するまで気づかない方も多いので注意が必要です。
○虫歯・歯周病の原因に
インビザラインがもとで、虫歯や歯周病になるケースもあるでしょう。
原因は、口腔内の不衛生と考えられます。下記のような使用方法は注意が必要です。
- 長い時間のマウスピースの装着
- 正しくない衛生管理
- マウスピースを装着したままの飲食
- 口腔ケア不足
虫歯や歯周病が発覚した際、その治療が優先となるので、矯正期間も当初の予定より伸びる恐れがあります。
虫歯や歯周病によって、マウスピースが自分の歯に合わないケースも出てくるかもしれません。
その場合は、再度型取りから行う必要が出てくるかもしれないため、矯正中には特に虫歯や歯周病対策が必須です。
○歯型採取後時間がかかった
マウスピースが完成したけれどすぐに装着せず時間を要した場合、矯正の失敗につながる可能性も高くなります。
歯の場所は毎日変化しているので、マウスピースが完成し次第、できるだけ早めに受け取り、装着を開始してください
○矯正の効果が薄い
インビザライン治療を行った患者様の中には、歯列矯正の効果が薄かった思う方もいるみたいです。
矯正効果が芳しくない原因の一部を紹介します。
- 保定装置をきちんと装着せずに、後戻りしてしまった
- マウスピースを順番通り装着していない
- 作成された全てのマウスピースを装着していない
- 装着すべき時間未満の装着だった
- 途中で虫歯などに罹患した
上記のような原因が考えられます。
歯科医師の忠告を守れば防ぐことができるものが大半ですから、後戻り防止のためにもきちんと保定を行いましょう。
面倒な気持ちも分かりますが、ルールを守る重要性を理解してください。
■インビザラインで失敗しないために
ではここからは、インビザラインで失敗しないためにどのようなことに注意をすれば
よいのかをご紹介します。
○実績・経験・技術がそろった歯科医師を選ぶ
インビザラインは矯正知識豊富な歯科医師が実施できる方法であって、全体矯正・部分矯正どちらも可能です。
デジタルで歯型を取って、マウスピースの制作は外部に依頼するのですがスケジュールを作り上げるのは担当の歯科医師です。インビザライン矯正は、歯科医師の技量も成否に大きくかかわってきます。
インビザラインの症例数が多い歯科医院や、しっかりと認証を受けた歯科医院であるかなど、治療前から見極める必要があります。
また、資格や経験だけではなく、「この先生なら任せられる」という信頼関係を築けるかどうかも重要なポイントになります。
○装着時間をしっかり守る
インビザライン矯正で失敗しないためには、装着する患者様本人がしっかりと装着のルールを守ることが必要不可欠です。
インビザラインの着用は、1日20~22時間の着用が推奨されています。
飲食や歯磨きの際は、衛生面からも装置を外した方がよいですが、それ以外の時間はなるべく装着するように心がけましょう。装着時間を守らず使用すると、治療計画通りに歯が動かず、矯正失敗の原因になります。装着できない時間ができる場合には、担当の医師に相談するか、装着できなかった分の時間をプラスしてから次のアライナーへ交換するなどの必要があります。担当医の指示にしっかり従い、正しい装着をしましょう。
○マウスピースや歯のケアをしっかりと行う
マウスピースや歯のケアをしっかり行うことも大切です。ケアをしっかりせず、口腔内の衛生環境が悪化すると、むし歯や歯周病、口臭などのトラブルの原因にもつながります。
これらのトラブルを引き起こしてしまうと、矯正が計画通りにスムーズに進まなかったり、途中で中断せざるを得ない可能性が出てきます。
せっかく始めた治療の中断を避けるためにも、歯のケアに加えてマウスピース装置もしっかりとケアし、清潔な状態を保ちましょう。
インビザラインの成功には医院選び・自己管理が重要
■まとめ
今回は、インビザラインで失敗してしまう6つのケースと、それを避けるための3つの対策をご説明しました。
上述したように、インビザライン矯正では、特に歯科医院・歯科医師選びが重要です。
そこで参考にしたいのが、インビザライン矯正のステータスランクです。
インビザライン矯正には、7つのランクが設定されています。
当院はトップクラスの「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。
インビザライン矯正を年間150以上行った医院が認定されます。
インビザラインによる矯正を始めようか迷っている方、現在治療中だが思ったような結果が出ていない方など、インビザラインに関するお悩みはぜひお気軽に当院までお問い合わせください。
インビザライン矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。
また、マウスピース矯正で失敗してしまった方は「こちら」をご覧ください。
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