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ワイヤー矯正で目立たないようにするためのポイント(裏側矯正、審美ブラケット、目立たないワイヤー)

2023年6月30日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

数ある矯正治療の方法の中で、長い歴史を持っているのがワイヤー矯正です。ブラケットという装置にワイヤーを通す治療方法であり、装置が目立ちやすいというデメリットがあります。

今回は目立たないようにするための方法を紹介していきます。

 

目次

■目立ちにくい色のワイヤーを選ぶ
■クリアブラケットもおすすめ
■裏側矯正で目立ちにくくする
■正しい歯磨きもワイヤーを目立ちにくくするために必須
■ワイヤーではなくマウスピース矯正という方法もある
■まとめ

■目立ちにくい色のワイヤーを選ぶ


もしワイヤー矯正で目立つのが嫌なら、目立ちにくい色のワイヤーを取り入れている歯科医院を探しましょう。ワイヤーの色を変えるだけでも、ほとんど目立たなくなります。

 

従来のワイヤー矯正は、銀色のワイヤーを使ってブラケットを固定しています。しかし、銀色のワイヤーは非常に目立ちやすく、笑った時や口を開けた時などに相手に見られてしまうことがあります。装置の見た目が気になる方にとっては、ハードルが高い治療方法といえるでしょう。

一方、現在は銀色以外のワイヤーを取り入れている歯科医院も増えています。特に多いのは真っ白なホワイトワイヤーで、銀色のワイヤーのような光沢がなく、歯に溶け込んでしまうほど目立ちにくくなっています。少し近い距離から見ても、装置を取り付けていることが分かりにくいほどです。また、ホワイトワイヤーも種類によって色味が異なりますので、自分の歯の色に合わせることもできます。

 

ホワイトワイヤーは白い塗料でコーティングしているものと、白い金属(ロジウム)でコーティングしているものがあります。前者は耐久性に難があり、少しずつ塗料が剥げてしまうので注意しましょう。後者は耐久性が高い反面、治療費が割高になってしまう可能性があります。希望する方は、費用の見積もりを見てから判断しましょう。

■クリアブラケットもおすすめ


ワイヤー矯正で目立ちにくくしたい場合、クリアブラケットを取り入れてみましょう。ホワイトワイヤーと合わせて使うことで、さらに目立ちにくくなります。

 

一般的なワイヤー矯正では、ブラケットも金属製のものを利用しています。金属製のワイヤーと合わさると非常に目立つため、治療を敬遠してしまう方も少なくないでしょう。

しかし、クリアブラケットはプラスチックで作られており、無色透明で目立つ心配がありません。金属特有の光沢もないため、見た目を気にせず装着することが可能です。

 

クリアブラケットは比較的安価で、治療費を抑えられる可能性もあります。費用を抑えつつ、目立たない矯正治療を希望する方は、クリアブラケットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

ただし、クリアブラケットは表面に傷がつきやすく、着色しやすい点がデメリットです。コーヒーやワインなどの色が沈着したり、喫煙でヤニが付着したりすることがあります。

なお、目立ちにくいブラケットなら、他にもセラミック製のものが挙げられます。着色する心配がないため、変色を避けたい方は検討してみましょう。

■裏側矯正で目立ちにくくする


裏側矯正

裏側矯正

装置が目立つのが嫌なら、裏側矯正にするのもよいでしょう。裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーやブラケットを装着する矯正治療の方法で、舌側矯正・リンガル矯正とも呼ばれています。

 

裏側矯正は、矯正装置を歯の裏に取り付けるため、笑った時などに装置が見えてしまうことがありません。周囲にバレずに矯正することが可能です。審美面は通常のワイヤー矯正より優れているため、接客業など見た目が重視される職業の方や、目立たない矯正方法をお探しの方におすすめです。

 

また、歯の裏側は常時唾液が循環しているため、表側の矯正と比べて虫歯・歯周病になりにくいメリットがあります。表側矯正は、ブラケットの部分に唾液が循環しにくいため、虫歯になるリスクが高めです。

また、裏側矯正は食べかすが詰まりにくいので、表側矯正ほど飲食で神経質になる必要がありません。もし詰まっても見えないため、気にせずに飲食を楽しめます。

 

しかし、裏側矯正は高い技術を要することから、表側矯正と比べて費用が高くなります。クリニックによって異なりますが、治療費が100万円を超えることも珍しくありません。費用を抑えたい方は、慎重に検討したほうがよいでしょう。

装置の調整に時間がかかるため、治療期間も長くなりがちです。治療期間を短くしたい場合、カウンセリング時に目安を聞いてから治療可否を判断しましょう。ただ、治療を担当する歯科医師の技術も影響するため、表側矯正よりも長くなるとは一概に言えません。

■正しい歯磨きもワイヤーを目立ちにくくするために必須


もしワイヤー矯正を選ぶのであれば、正しい歯磨きの方法を身に付けましょう。装置を目立ちにくくするためには、正しい方法でブラッシングすることがほぼ必須といえます。

 

ワイヤー矯正は、ブラケットの隙間に食べかすが詰まりやすいデメリットがあります。特に表側矯正の場合、食べかすが詰まると目立ってしまいますので、詰まった時はブラッシングで速やかに取り除かなくてはいけません。自然に取れることも珍しくないですが、そのまま長く残ってしまう場合もあります。

 

また、ブラケットの隙間に食べかすや歯垢が蓄積すると、その部分が虫歯になってしまう可能性も否定できません。もし虫歯ができた場合、矯正治療を中断し、虫歯治療を優先する必要があります。虫歯を予防するためにも、正しい歯磨きが必要不可欠です。

なお、ワイヤー矯正中の歯磨きは、装置の隙間を重点的にブラッシングしましょう。ブラケットの上または下に歯ブラシを少し傾けて当て、汚れをかき出すように細かくブラッシングすることが重要です。ただし、力を入れすぎるとブラケットが外れる可能性があります。少し手間はかかりますが、ブラケットを一つずつ磨いていきましょう。

■ワイヤーではなくマウスピース矯正という方法もある


ワイヤー矯正はポピュラーな矯正治療の手段ですが、表側矯正は装置が目立ちやすく、裏側矯正は費用が高い点がネックです。もし目立たず、費用の手頃な治療方法をお探しなら、マウスピース矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

 

マウスピース矯正は、一人ひとりの歯型に合わせたマウスピースを装着し、少しずつ歯並びを矯正する方法です。ワイヤー矯正と比べて治療期間が長いものの、装置は自由に取り外せるため、飲食中に食べかすが詰まる心配はありません。歯磨き時もマウスピースを外せるので、ワイヤー矯正ほど手間がかからないのもメリットです。

 

マウスピース矯正は、ほぼ1日中マウスピースを装着する必要があります。しかし、マウスピースは透明な素材でできており、笑った時に装置が目立つこともありません。審美面においては、ワイヤー矯正よりも優れています。

費用もさほどかかりません。裏側矯正は100万円を超えることも多いですが、マウスピース矯正なら100万円以下で済む症例がほとんどです。治療費を抑えられますので、費用が気になる方もマウスピース矯正を検討してみましょう。

当院では、透明なマウスピースを使ったインビザライン治療を行っています。症例数がトップクラスのダイヤモンドプロバイダーに認定されていますので、さまざまな症例への対応が可能です。歯並びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

■まとめ


矯正治療と聞いて、ワイヤー矯正が思い浮かぶ方は少なくないでしょう。確かにポピュラーな治療方法ですが、装置が目立ちやすいため、審美面がよいとはいえません。裏側矯正なら審美面の問題を解決できるものの、今度は費用が高くなる問題が発生します。

 

インビザラインなどのマウスピース矯正は、装置が目立たず、治療費を抑えることが可能です。当院では、手頃な価格でインビザライン治療を行っていますので、歯列矯正を検討中の方は、一度ご相談頂けたらと思います。

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歯列矯正歯科は子供の時に始めるべき?大人の矯正はもう遅いの?

2023年6月23日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

歯列矯正に適した時期は子供時代だと言われておりますが、大人になってからの歯列矯正にも多くのメリットがあります。

歯列矯正をいつ始めるかお悩みの方は、ご参考になさってください。

目次

■歯列矯正と年齢に関して
■歯列矯正をするのは早いほどが良い?
■悪い噛み合わせが起因の症状対策のためにもできるだけ早く
■大人になってからの歯列矯正もおすすめ
■さまざまな年齢で治療できるのが歯列矯正のメリット
■まとめ

■歯列矯正と年齢に関して


歯列矯正を検討している方にとって、年齢の問題はシビアです。年齢による制限はあるのか、おすすめの年代はあるのか…といった疑問も多いはずです。

 

基本的には歯列矯正に年齢制限はなく、歯の状態が健康で、歯を支えている骨もきちんとしていれば年代は問わず治療可能です。例えば小学生が歯列矯正を受けることもかなり多いですし、高齢者が行うケースも増えてきています。矯正を行うことで見た目が非常に若くなり、自分に自信が付きやすくなります。

 

あくまでも目安ですが、子供の場合は6歳から7歳など小学校の低学年から開始することも多く、永久歯に生え変わる前の段階で歯並びを綺麗にしておくという措置も取られています。

 

大人の歯列矯正は現状の歯並びを整えて美しくすることが一般的ですが、子供の場合は成長を活用して永久歯が綺麗に並ぶスペースを作ることが目的となっています。

 

近頃は20代や30代などの大人の方の歯列矯正も増えてきており、口元の美に関する意識改革が進んでいます。インビザラインの登場など、気軽に矯正ができるようになったことも要因のひとつでしょう。

 

■歯列矯正をするのは早いほどが良い?


歯列矯正を始める年齢は上記の通りさまざまですが、早い方が良いと言われることもあります。

単純に早く矯正をして歯並びを整えておけば、その後の日常生活の質を格段に高められます。コンプレックスの予防や美しい口元の獲得、さらには健康的な問題の排除にもつながるでしょう。

 

成長段階にある若い頃は歯周組織の新陳代謝も活発化しており、矯正による歯の移動も行いやすいです。結果的に大人になってから治療をする場合より短期間で済むケースもみられます。とにかく成長段階と同時に矯正治療が行えるというのは早く治療を開始した際の大きなメリットです。

しかしそれぞれ子供の状況や家庭的な問題もあると思うので一概には言えません。実際のところ、大人になってからの矯正治療も人気を集めていて、自分自身で必要かどうかをしっかり判断でき、そして希望する治療法も決めることができます。

 

ちなみに、子供の頃に歯列矯正をする方が良い、と言われる理由のひとつに、医療費控除の問題があります。
大人の場合は通常、発音や咀嚼をはじめとした機能面にかかわる問題がある場合以外は医療費控除は認められません。一方で子供の場合には、多くの場合に医療費控除が認められると考えても良いでしょう。治療は高額になることも多く、そのため医療費控除が果たす役割も大きいです。
結局のところ、早く矯正ができる環境にあればすべきですが、大人になってからでも決して遅いわけではありません。70歳80歳などで実際に矯正をしている方もいらっしゃいます。

自分が「必要だ」と考えるタイミングで治療を開始するのも良いでしょう。ですがそれは健康な歯や歯茎の状態があってこそなので、常に口内ケアはしっかりと行ってください。

 

■悪い噛み合わせが起因の症状対策のためにもできるだけ早く


噛み合わせが悪いと見た目が良くありませんし、審美的な悪影響が大きくなります。しかし見た目だけの問題でなく、良くない噛み合わせに起因した症状も現れます。

 

多種多彩な症状が挙げられ、全ての方に該当するわけではありませんが、例えば顎関節症も噛み合わせの異常が起因して発生する可能性があります。顎関節症になると口の開けにくさや痛み、口を開けた時に音が鳴る、といったさまざまな悩みが出てくるでしょう。

 

その他には、慢性的な肩こりや偏頭痛の原因にもなりかねず、不快な日常生活になってしまいます。その他の体調不良にも繋がりかねません。

意外なところですと、虫歯や歯周病のなりやすさもアップしやすいです。噛み合わせが悪いと部分的に歯磨きがしにくくなり、結果的に不衛生な部分ができます。そして歯列が良くない状態で咀嚼をし続けていると、歯に負担がかかってしまい、歯と歯の間にある骨のスペースが広がって、細菌の侵入経路になることもあるでしょう。

 

精神的に落ち着きがなくなる、耳に関する多彩な症状が出てくる、顔がゆがむ、咀嚼に問題を感じる…挙げればキリがないほどの症状があります。

できるだけ早く歯列矯正によって噛み合わせを治療することで、噛み合わせが起因の症状の対策になります。今注目されているQOLのアップにも繋がるので、仮に子供時代に行っていなかった場合でも、大人になってから矯正治療を実施するケースも増加しています。

 

矯正している口元

矯正している口元

 

■大人になってからの歯列矯正もおすすめ


矯正治療といえば子供の時に行うものだ!というイメージが今でも残っているかもしれません。確かに学生時代に治療をした方も多いでしょうし、周囲に矯正のワイヤーを他人取り付けていた子がいたことを覚えている方もいらっしゃるでしょう。

 

そういった状況が徐々に変化してきていて、諸先進国のように「自分が歯列矯正をしたいと思った時にする」という気風が高まりつつあり、大人になってからの歯列矯正も増加の一途をたどっています。子供時代とはまた違ったメリットを享受でき、自らの希望で多種ある治療法の中から自由に選べます。最近ではインビザラインのようなマウスピース治療もかなり盛んで、透明のアライナーを使用するためとても目立ちにくく、慣れれば医療に使いやすいと評判です。

 

ワイヤーを使った歯列矯正ならば大人になってからの治療は厳しいかもしれません。しかしマウスピースによる治療なら、自由に取り外しができ、飲食や歯磨きの際にはマウスピースをつけない状態でいられます。

就職活動や転職活動、婚活など、大人になってからは、歯列の悪さがコンプレックスになります。上記したように健康な歯や歯茎などを有していれば、基本的に年齢を問わずに治療ができるので、悩む心配もありません。

当院はたくさんの大人の患者様にインビザライン治療を施していて、実績も十分です。何か気になることやご相談がある場合には、どうぞお気軽にカウンセリングを受けてみてください。

 

笑っている女性

笑っている女性

 

■さまざまな年齢で治療できるのが歯列矯正のメリット


歯列矯正は極端な年齢でなければいつでも治療が受けられます。患者様の口内の状況や希望される条件によって治療法は異なりますが、自分のタイミングで噛み合わせを治せるのはかなりのメリットです。

「心理的に美しくなりたい・コンプレックスを解消したい・噛み合わせ由来の症状の対策をしたい」のようにいろいろな理由が考えられます。

最近は他人に矯正治療のことがバレにくい透明のマウスピースを使った方法も登場しています。本当に重要な仕事やイベントの際だけ取り外すこともできますし、ワイヤーを使った方法とは違い、飲食や歯磨きの際にはストレスも感じず、虫歯対策も行いやすいです。

歯列矯正は早い方が良いと言われることも多いですが、大人になってからでも決して遅くはありません。治療によるメリットも多々あり、今後はより希望する方が増えるでしょう。

■まとめ


歯列矯正は小学校の低学年くらいに行うのが良く、もちろんその時期以外の子供にもおすすめです。しかし大人の歯列矯正もかなり有用であり、必ずしも早い段階で施術する必要はありません。
実際に当院では、たくさんの大人の患者様が歯列矯正をされています。大人であれば自己管理もしやすく、仮にマウスピースによる矯正だとルール厳守しやすくなるでしょう。

 

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インビザライン矯正中の歯磨き/お口のケアはどうする?虫歯にならないために注意するポイント

2023年6月16日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

今回は、インビザライン治療中の歯磨きの仕方、歯磨きが大切な理由を解説します。

インビザラインは簡単にマウスピースを取り外せるため、歯磨きしやすく、口腔内の清潔を保てます。

目次

■インビザライン治療中の歯磨きの方法は?
■インビザラインの治療中に歯磨きが重要な理由
■歯磨きができない状況の場合の対処法
■インビザライン治療中の歯磨きで注意すべきポイント
■マウスピースを外して歯磨きができるのはインビザラインの魅力
■まとめ

■インビザライン治療中の歯磨きの方法は?


歯磨きは口腔内の健康を維持し、歯磨きや歯周病を予防するために欠かせないものです。これはインビザライン治療中も同様で、毎日しっかりと歯磨きする必要があります。

インビザライン中の歯磨きの方法は、通常の歯磨きの方法と大きな違いはありません。歯磨きをする際は、最初にマウスピースを取り外します。次に歯ブラシに歯磨き粉を付け、歯を一本ずつ丁寧に磨きましょう。特に歯間は歯垢が蓄積しやすいため、入念にブラッシングすることをおすすめします。

 

歯を磨き終わったらうがいをして、マウスピース本体も洗浄しておきましょう。なお、マウスピースを歯ブラシで磨く際は、流水で汚れを洗い落としながら磨くのがおすすめです。時間がない時や、隅々まで汚れを落としたい時は、マウスピース専用の洗浄剤を使うとよいでしょう。

 

歯磨きで使用する歯磨き粉は、できるだけフッ素入りのものをおすすめします。マウスピースを装着していると、唾液が口腔内全体に行き渡りにくいため、歯の再石灰化が遅くなります。フッ素は歯の再石灰化を促進する働きがあるため、口腔内の健康維持につながります。虫歯も予防できますので、インビザライン中はフッ素配合の歯磨き粉を用意しておきましょう。

インビザライン中でも毎日こまめに歯磨きすれば、虫歯になるリスクを低減できます。また、マウスピースの脱着が必要な点以外、普段の歯磨きと変わりありません。日頃から歯磨きしている方なら、特に負担が増えることもないでしょう。

 

歯磨きしている女性

歯磨きしている女性

 

■インビザラインの治療中に歯磨きが重要な理由


一方、気が向いた時しか歯磨きしない方や、ほとんど磨かない方も中にはいらっしゃると思います。確かに歯磨きが面倒に感じる時もあると思いますが、インビザラインにおける歯磨きは、普段よりも重要性が高めです。

インビザライン中は、ほぼ1日マウスピースを装着することになります。しかし、マウスピースを装着すると唾液による自浄作用が働かなくなり、細菌が繁殖しやすくなるのです。また、先述した再石灰化の働きも弱まるため、歯のエナメル質が少しずつ失われてしまうリスクもあります。

 

インビザライン治療中は虫歯ができやすいと言われています。その理由は上記で挙げたとおりで、歯磨きを怠ると、それまで健康だった歯が虫歯になってしまう可能性があります。失われた歯は元に戻りませんので、大切な歯を失わないように注意しましょう。

 

もし虫歯ができた場合、インビザラインの治療計画を見直すことになる可能性があります。詰め物・被せ物の影響で歯並びやかみ合わせが変わってしまうと、マウスピースの作り直しも必要です。余計な費用がかかってしまいますし、インビザラインの治療期間も延びてしまいます。そうならないように、こまめな歯磨きを行い、虫歯の予防に努めましょう。

 

■歯磨きができない状況の場合の対処法


ただ、インビザライン治療中に諸事情で歯磨きできない場合もあると思います。もし歯磨きが難しい時は、うがいだけでもしておきましょう。歯磨きほどではありませんが、口腔内の汚れや食べかすを除去することが可能です。ただし、うがいだけで十分とはいえないので、他の方法も併用しましょう。

 

うがいの代わりにマウスウォッシュを利用する手もあります。マウスウォッシュは殺菌作用があり、製品によってはフッ素が配合されています。また、香りが付いているものが多いため、口臭の予防も可能です。なお、マウスウォッシュを利用する際は、必ずマウスピースを取り外しましょう。

 

歯の間に詰まった汚れを取り除きたい時は、歯間ブラシやデンタルフロスがおすすめです。歯の隙間に溜まった汚れは、虫歯の原因になる場合があります。虫歯予防のためには、こまめに取り除くことが重要です。歯磨きが難しい時は、歯間ブラシかデンタルフロスを使い、汚れを除去しておきましょう。

上記は、あくまで歯磨きができない時の対処法です。虫歯の予防には心もとないため、歯磨きが可能になったらブラッシングしましょう。

 

■インビザライン治療中の歯磨きで注意すべきポイント


インビザライン治療中の虫歯予防には、歯磨きが効果的です。ただし、いくつか注意点もありますので、しっかり押さえておきましょう。

まず歯磨きのタイミングですが、基本的に普段どおりで問題ありません。しかし、食後は速やかに歯磨きを行い、マウスピースを装着しましょう。インビザラインのマウスピースは、1日20時間以上装着が必要です。時間が空くと治療に影響しますので、すぐに歯磨きしてマウスピースを装着することが望ましいといえます。

 

もし外食などですぐに歯磨きが難しい場合マウスピースを外しマウスウォッシュを使い、すぐマウスピースを装着しましょう。その後、歯磨きが可能になったら早めにブラッシングすることをおすすめします。

歯磨き前にマウスピースを装着することに抵抗がある方も多いと思います。しかし、装着時間が短くなる可能性があるため、食後はなるべくマウスピースを装着しましょう。

インビザライン治療中は、唾液による自浄作用が働きにくいため、普段より時間をかけて磨くことも重要です。歯の表面はもちろん、歯間も念入りにブラッシングしましょう。歯垢や食べかすが残ってしまうと、虫歯になるおそれがあります。歯間までしっかり磨ける歯ブラシを使いましょう。

 

矯正治療中は、矯正前と比べて一時的に歯の隙間が広がってしまう場合もあります。食べ物が詰まりやすくなりますので、磨き残しがないよう注意しましょう。

 

■マウスピースを外して歯磨きができるのはインビザラインの魅力


矯正治療中は、普段と口腔内環境が変わるため、歯磨きが難しくなる場合もあります。しかし、インビザラインはマウスピースを取り外せるので、普段と同じ感覚で歯磨きが可能です。

ワイヤー矯正の場合、歯の表面に矯正装置を取り付けますが、装置は取り外すことができません。そのため、歯と装置の間に汚れが溜まりやすく、磨き残しが増えてしまう場合もあります。普段と同じ方法で歯磨きを続けた結果、知らないうちに虫歯ができてしまう可能性も否定できません。

 

インビザラインの場合、マウスピースを取り外した状態で歯磨きできます。1日20時間装着が必要ではあるものの、歯磨きの際は取り外せるのが大きなメリットです。

ワイヤー矯正の場合、インビザラインのように装置を取り外せないため、歯磨きが面倒になってしまうこともあるでしょう。一方、マウスピースを自由に取り外し可能なインビザラインには、そのような煩わしさがありません。歯磨きの手間を増やしたくない方には、通常のワイヤー矯正よりもインビザラインがおすすめです。

 

マウスピース矯正

マウスピース矯正

 

■まとめ


インビザライン治療中は、唾液の自浄作用や歯の再石灰化作用が弱まるため、口腔内の環境が悪化してしまう可能性があります。虫歯もできやすくなりますので、こまめな歯磨きを欠かさないようにしましょう。

歯磨きが難しい時のために、うがいやマウスウォッシュ、歯間ブラシなど、歯磨き以外の代用手段も用意しておきましょう。しかし、歯磨きの代替手段でしかないため、歯磨きできる時はしっかり磨くことが重要です。

インビザラインはマウスピースを取り外してブラッシングできます。ただ、マウスピース本体も汚れますので、1日1回は洗浄しましょう。

 

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インビザライン矯正装置に慣れるまでの期間やケア方法/痛みや違和感に関して

2023年6月9日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

今回は、インビザライン治療に慣れるまでの期間と違和感・痛みを抑える方法をご紹介します。

インビザラインを進めている方も、検討中の方も、この記事でご紹介する方法をご参考になさってください。

目次

■インビザラインに慣れるまでの期間は?
■ケアに慣れるまでにはどれくらい必要?
■インビザライン治療の違和感を抑える方法
■取り扱い方法など、ルールを知ることが重要
■インビザラインとワイヤー治療の慣れやすさの違い
■まとめ

■インビザラインに慣れるまでの期間は?


マウスピース矯正のインビザラインに慣れるまでの期間は人それぞれ異なります。ですが比較的早く慣れるケースが多く、数日~2週間程度もあれば違和感や痛みも感じず、普段通り過ごせるでしょう。

はじめてインビザラインのマウスピースを装着した際は痛みを感じますが、およそ3日くらいで慣れてきます。そもそもマウスピースを装着する機会が普通はないので戸惑いがちですが、それに慣れてくると違和感も徐々に和らいでいきます。そしてまた数日経過し、約1週間経つと、マウスピースを装着することによる不快感はほぼなくなるでしょう。

 

インビザラインは普通のマウスピースとは違って歯を移動させるものなので、矯正力があるゆえの痛みはあるかもしれません。ただ、この問題も早い段階で収まり、きちんと装着していれば1週間~10日程度で慣れてくるはずです。

矯正力があるといっても、ワイヤーによる治療と比較すると移動量が小さいので、心配する必要はありません。インビザラインの痛みや違和感、不快感に慣れるまでの期間についてまとめると、「数日~2週間」ということになります。ですが人によって感じ方は違いますし、もともとの歯並びも異なるので例外も発生し得ます。あまりにも痛すぎて装着が難しい場合や何らかの問題が生じた際には、歯科医院に連絡をし確認してはいかがでしょうか。

 

■ケアに慣れるまでにはどれくらい必要?


インビザラインによる痛みや不快感に慣れるまでの期間はすでに紹介しましたが、この治療法はワイヤーによるものとは異なり日常的なケア・メンテナンスが不可欠です。
例えば、マウスピースは飲食や歯磨きをする際には取り外します。簡単なように見えてマウスピースの装着や取り外しは意外とコツが必要です。しかし1日に複数回脱着を行い、それを毎日続けていけば早ければ1週間くらいで慣れるでしょう。

 

マウスピースは歯に装着し続けるものですから、どうしても不衛生になりがちです。予期せぬ炎症が発生することもありますし、虫歯や歯周病を予防する意味でもマウスピースのケアやメンテナンスは必要不可欠でしょう。

 

マウスピースに流水をあて、全体的に指の腹側でこすり洗いをしてください。20時間以上毎日使っているとこすり洗いだけでは不十分なケースも出てきますから、毎日一度は毛が柔らかい歯ブラシを使って丁寧に洗浄しましょう。そしてマウスピース専用の洗浄剤を使ったケア・メンテナンスも定期的に行うようにしてください。このように頻繁にインビザラインのマウスピースの装着やケアを行っていると、長くても3週間以内に慣れると思います。

 

インビザライン

インビザライン

 

■インビザライン治療の違和感を抑える方法


インビザラインに慣れるためには、違和感、痛みをできるだけ抑える必要があります。

治療をはじめたばかりではなく、2個目以降のマウスピースを使う場合には、一つ前に使用していたアライナーに戻してみるのもおすすめです。毎日少しずつ歯が移動していて、適切なタイミングで新たなものに交換します。インビザラインが誇る高性能なシミュレーションのおかげである程度は予測できますが、完璧には不可能です。そのため一つ前のマウスピースに戻す、というのも有用なのです。

 

治療を開始したばかりの場合は上記の方法は無理です。違和感や痛みを感じるとマウスピースを取り外してしまうこともあるでしょう。しかしこれが逆効果となり、インビザラインに慣れにくくしているケースもあります。もちろんあまりにも痛過ぎる場合は一時的に取り外すのも問題ありません。ただ外し続けると、治療に遅れが発生する可能性もあります。

違和感を抑えるためには、決められた時間しっかりと装着することが重要なのです。

そして、違和感がなくなるまでは、できるだけ硬い食べ物を避けることも大切でしょう。

 

悩んでいる女性

悩んでいる女性

 

■取り扱い方法など、ルールを知ることが重要


インビザラインに慣れるためには、取り扱い方法やルールを把握する必要があります。正しく扱えていなければ違和感が生じやすくなりますし、矯正効果も期待しにくくなります。以下は基本的なことなので、是非とも把握しておきましょう。

 

単純に装着すれば良いわけではなく、きちんと歯列にフィットさせましょう。歯列に沿うように奥歯側からはめていきます。全体的に力が均一に行き渡るようにすることが大切で、油断をするとマウスピースと歯の間に頬の内側を挟む可能性もあります。隙間がなくしっかりと装着できたか確認し、その後チューイーを数十秒程度噛みます。

 

取り外す際は、奥歯の内側からゆっくりと外していきます。アタッチメントを歯に装着している場合は、少し外しにくくなるものの、こちらも1週間程度で慣れるでしょう。

 

脱着に関するルールの他に、保管方法も知っておきましょう。専用の保管ケースを活用すると紛失しづらくなり、清潔な状態を維持できます。

飲食の際にインビザラインのマウスピースを外すのが面倒…と思うかもしれません。しかし飲食の際には外さなければ、マウスピースに着色しやすくなり、さらに虫歯リスクが高まります。

 

これまでとは全く違う生活に戸惑うかもしれませんが、早くインビザラインに慣れて、効果をしっかりと実感したいならばルールは厳守です。

 

■インビザラインとワイヤー治療の慣れやすさの違い


インビザラインは、ワイヤーを使用せずに矯正可能な治療法です。ワイヤーによる矯正治療と比較すると非常に手軽ですが、慣れやすさに関してもインビザラインの方が優秀でしょう。ワイヤー治療は歯にしっかりと装着され、自分で取り外すことはできません。それに比べてインビザラインは飲食の際や歯磨きのときに外すことができるので、自由が利きやすいと評判です。

 

そして、ワイヤーを使った矯正であればインビザラインよりも強い力がかかりますが、マウスピースを使う方法だとそれほどかかる力は強くありません。結果的にインビザラインはワイヤーに比べて痛みが出にくく、ケース次第では自在に取り外せます。

 

ワイヤー治療は想像していた以上に痛い、ということもあります。徐々に慣れてきますが、心配な場合はインビザラインがおすすめです。痛みだけでなく、見た目についてもインビザラインが優秀でしょう。透明のマウスピースなので目立ちにくく、気分的にも沈みにくくなるため、ワイヤー治療よりも慣れやすくなります。

 

■まとめ


インビザライン治療に慣れるまでには、早ければ1週間程度、長くても2、3週間もあれば慣れてきます。従来の矯正治療とは異なりマウスピースを使うため、治療に臨む際のハードルも低くなるはずです。

正しい方法で脱着し、そして洗浄や保管のルールも守れば、より早い段階で慣れることができるでしょうし、治療効果も期待しやすくなります。

インビザラインのことで疑問や心配がある方は、是非カウンセリングを受けてみてください。

 

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歯並びが悪くなる原因や習慣(口呼吸、頬杖、指しゃぶり)。悪い歯並びは遺伝?

2023年6月2日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

歯並びは人それぞれ異なりますが、さまざまな原因で悪化します。

今回は、歯並びを悪化させる「見直すべき習慣」を紹介しますので、是非、ご自身の習慣を見直してみてください。

目次

■歯並びが悪くなる原因
■歯並びが悪くなる習慣とは
■歯並び改善には矯正治療も有効
■まとめ

■歯並びが悪くなる原因


○遺伝も影響している

歯並びが悪くなる原因の一つとして挙げられるのが遺伝です。

顔の輪郭や体格が親から遺伝しやすいのと同じように、歯列も影響を受けることがあります。

しかし、歯並びそのものが遺伝するわけではありません。

遺伝の影響を受けるのは歯と顎の大きさや形状で、後述の生活習慣と相まって歯列不正を引き起こすのです。

歯と顎の大きさ・形状は、歯並びを左右する主な要因です。
これらは親からの遺伝の影響を受けやすく、人によっては上顎前突(出っ歯)・下顎前突(下顎前突)が遺伝することもあります。親が上顎前突・下顎前突の方は、ご自身も少なからず遺伝の影響を受ける可能性があるのです。

 

ただし、遺伝は歯並びを悪くする原因の一つでしかありません。例えば、親や下顎前突や上顎前突であっても、自分までそうなるとは限らないのです。

遺伝の影響を受けるかどうかは人それぞれで、影響度合いも異なります。反対に親の歯並びがきれいでも、自分は上顎前突や下顎前突などになってしまうこともあります。

 

○顎の発育不良も原因に

顎の発育不良も原因の一つです。歯並びは、歯と顎の大きさや形状のバランスによって決まります。特に上顎と下顎のバランスが重要で、いずれかの発育が悪かった場合、歯並びに影響が及ぶことがあります。

 

顎の成長は10歳前後で大きさがほぼ決まり、男性は18歳前後、女性は15歳前後になると成長が止まるといわれています。それ以降は成長せず、成人した時点では顎の大きさ・形状が完成しています。

そのため、子供の頃に顎がしっかり成長しなかった場合、上顎前突や下顎前突になったり、乱杭歯になったりする可能性があります。顎の発育は予測が難しく、遺伝の影響はもちろん、生活環境も深く関わります。ただ、小学校低学年の頃であれば、矯正装置によって顎の成長を増進させることも可能です。早い段階から顎の発育をコントロールすることで、歯並びを正しい状態へと導けます。

しかし、成人後であっても歯並びの改善は可能です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの選択肢があるため、諦める必要はありません。

 

○虫歯や歯周病が歯並びに影響することも

歯並びを悪化させる3つめの原因が虫歯・歯周病です。意外に感じるかもしれませんが、これらが原因で歯並びが悪くなる方も少なくないのです。虫歯になると、少しずつ歯が欠けていき、最終的に失われてしまう場合があります。

すると歯が失われた部分に隙間が生じてしまうため、虫歯に隣接した歯が飛び出るなど、歯並びが乱れることがあるのです。歯周病も同様で、歯が失われてしまうリスクがあります。なお、歯並びの悪さが虫歯の引き金になるケースもあります。これは歯の隙間に歯ブラシが行き届かず、汚れが蓄積しやすいためです。また、口呼吸が増えて唾液の分泌量が減ることも影響しています。虫歯や歯周病が歯並びを悪化させ、さらに虫歯を引き起こすことも考えられます。いずれにせよ、虫歯や歯周病は予防に努め、適切な治療を受けることが大切です。

 

矯正している口元

矯正している口元

 

■歯並びが悪くなる習慣とは


○口呼吸も歯並び悪化の要因に

歯並びを悪化させる習慣の一つが口呼吸です。一見すると、口呼吸と歯列は無関係に思えるかもしれません。しかし、口呼吸する際の歯に影響し、歯並びを悪くすることがあります。

 

舌は、上顎の前歯の裏側に先端が付いた状態が正常です。この位置に舌があることで、顎と筋肉のバランスが保たれています。鼻呼吸した場合、この位置から舌がずれることはないため、歯並びへの影響もありません。

しかし、口呼吸をすると舌が正常な位置からずれてしまいます。舌が本来よりも前に出たり、下に移動したりするため、顎や筋肉の均衡が崩れてしまいます。その結果、顎の形状が変化して上顎前突や下顎前突になることがあります。口呼吸は細菌を増殖させるなど、口腔内の環境悪化もまねきます。口呼吸が癖になっている方もいらっしゃると思いますが、できるだけ改善に努めましょう。

 

○子供のころの指しゃぶりも影響している

指しゃぶりにも注意が必要です。歯並びを悪化させてしまう原因の一つで、開咬をまねいてしまう可能性があります。指をしゃぶり続けると、前歯が噛み合わなくなる状態が続きます。そのため上下の歯に隙間ができてしまい、噛み合わせに問題が生じてしまうことがあります。開咬になると歯の隙間から空気が抜けるため、発音にも影響が及んでしまいます。また、指をしゃぶっている時は前歯に力がかかるため、前歯が他の歯も前に出てしまう場合もあります。歯並びがガタガタになりますので、指しゃぶりの習慣を改善させることが大切です。ただ、3歳までの指しゃぶりなら大きな影響はありません。まだ乳歯の段階ですので、しばらく様子を見てから判断しましょう。

 

○ついついしてしまう頬杖にも注意

無意識に頬杖を付く癖がある方も多いと思いますが、意識して改善に努めましょう。頬杖も歯列不正につながりますので、決してよい癖とはいえないのです。

頬杖は歯に強い負担をかけるため、歯並びが変化してしまう可能性があります。例えば左手で頬杖を付いた場合、左側の奥歯に負担をかけてしまいます。口腔内で歪みが発生するため、歯が内側へと移動してしまうリスクがあるのです。

 

もちろんすぐに影響するわけではなく、まれに短時間の頬杖を付く程度なら問題はありません。一方、日常的に頬杖を付く習慣があるなど、頻繁に頬杖を付いてしまう方は注意が必要です。少しずつ歯並びに影響し、歪みが生じてしまうおそれがあります。なお、他にも歯ぎしりや食いしばりなどの癖は、歯並びを悪化させてしまいます。癖が付いている方は、頬杖同様に意識して改善することをおすすめします。

 

■歯並び改善には矯正治療も有効


歯並びが悪化する原因や習慣は人それぞれです。もし生活に影響が出ているようであれば、矯正治療を検討してみましょう。

一度歯並びが悪化してしまうと、自然に改善されることはまずありません。一方の歯列矯正は、上顎・下顎前突や開咬などの不正咬合を改善する効果的な手段です。治療費はかかりますが、矯正することで、歯並びが原因による悩みや問題を解決できます。

 

矯正治療の方法は、大きく分けるとワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。各々メリットとデメリットがあるので、慎重に選びましょう。

ワイヤー矯正は、ブラケットという器具を歯に装着し、ワイヤーを通して歯並びを改善する方法です。装置を歯の表面に装着する表側矯正と、下側に装着する裏側矯正があります。ワイヤー矯正は装置の自己管理が不要な反面、ブラッシングしづらい点がデメリットです。

マウスピース矯正は、専用のマウスピースを使用して矯正する方法です。一人ひとりに合ったマウスピースを作成し、時間をかけて歯並びを矯正します。メリットは装置が目立たない点や、比較的費用が安価で済む点です。一方、マウスピースの自己管理が不可欠で、紛失には注意する必要があります。

 

インビザラインを持っている手元

インビザラインを持っている手元

 

■まとめ


歯並びが悪くなると咀嚼が難しくなり、食べ物の消化に影響することも珍しくありません。また、顔の輪郭が変わるなど、見た目にも大きく影響を及ぼすおそれがあります。

歯並びが悪化する原因や習慣は人によりますが、お悩みなら矯正治療を検討してみましょう。矯正すると口腔内の環境が改善されるほか、生活・審美面の不安や悩みを解決できる可能性があります。

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