矯正治療は歯を動かした後も大事~インビザライン矯正の保定について~

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矯正治療は歯を動かした後も大事~インビザライン矯正の保定について~

2023年1月13日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

当院で取り扱っている「インビザライン」によるマウスピース歯列矯正ですが、実は歯を想定の位置まで動かして完了ではありません。その後に、大事な「保定」の段階があります。これをいい加減にしてしまうと歯は結局元の位置に戻ってしまい、矯正はゼロからやり直しとなってしまうのです。 

 

今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えします。 

目次

■保定とは
■なぜ保定期間が必要なのか
■保定期間の長さ
■保定期間中の注意点
■保定装置の種類
■インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」
■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内
■まとめ

■保定とは


「保定」とは、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにすることです。 

 

具体的な処置としては、歯並びの後戻りを防ぐ保定装置(リテーナー)を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させます。 

 

保定とは、矯正治療を終えてから5年、10年経っても、整った歯並びや正常な噛み合わせが維持できるようにするための、大切な仕上げのプロセスといえるでしょう。 

 

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

 

■なぜ保定期間が必要なのか


歯並びがキレイになるとそれで安心してしまい、そこで治療は終わりだと考えてしまう方も多いと思います。 

 

しかし、矯正位置までずっと移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より動きやすい状態であり、何も着けずに放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうとする「後戻り」を起こしてしまいます。また、歯ぎしりや歯の食いしばり癖といった口腔内やあごの動きの習慣によっても、歯が思わぬ位置へ動きかねません。 

 

そのため、歯が定着するまでの保定期間が必要なのです。

 

■保定期間の長さ


一般的に保定装置は、矯正にかかったのと同じ期間は装着が必要とされています。たとえば矯正治療に2年かかった場合は、保定装置をつける期間も2年以上という訳です。また一日のうちで装置をつける時間も、矯正中同様20時間以上が理想です。一定期間を過ぎた後は、歯科医師に判断してもらいながら、装着時間を減らすことが可能です。 

 

ただし、保定装置をしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。怪我をしても徐々に元の状態に戻ろうとするように、歯も何もしないと元に戻ろうとする力が働きます。 

 

それを防ぐためには、できるだけ長い期間保定装置をつけるのが理想的であり、つけていればつけているだけきれいな歯並びを保てるのです。就寝中だけでも、リテーナーをつけることをお勧めします。 

 

■保定期間中の注意点


保定期間中には装置で歯が動かないようにすることに加えて、歯並びを悪くさせるような生活習慣も見直す必要があります。 

 

たとえば頬づえや、睡眠時の体位のように、習慣としてやってしまっていることも、歯並びを悪くする原因になりかねないのです。 

 

見直す必要のある習慣は、目に見えるものだけではありません。患者さんの中には、唇や舌などを使って、口腔内で歯並びに悪影響を及ぼすくせを行っているケースがあります。具体的には、歯を舌で押してしまうくせ、爪を噛んでしまうくせといったものです。 

 

なお、保定期間中の診療では、保定装置の調整や歯並び・かみ合わせのチェックや調整、 

口腔内のセルフケア指導と併せて、歯並びを悪くさせてしまう癖の改善や唇や舌の正しい使い方を学ぶ指導(MFT)も行っています。 

 

■保定装置の種類


保定装置は大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、さらに「取り外し式」の中に、プレートタイプとマウスピースタイプがあります。その方の症状や生活環境、ご希望などを勘案して最適な保定装置をご提案しています。 

 

それぞれの特徴をひとことで言うと、固定式は針金が歯面についている限り歯は動かず、後戻り防止を強力にアシストしてくれるものです。一方、取り外し式は、患者さんに歯並びの後戻り管理が任せられます。 

 

インビザラインでの矯正に慣れた方にとっては、矯正装置の頃と同じように歯磨きや食事の時以外は装着するといった取り外し式の保定装置の方が、なじみやすいかもしれません。 

 

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

 

○固定式 (フィックスリテーナー)

前歯の裏側に細いワイヤーを貼り付けて、固定するタイプのものです。最も後戻りに対して抑止力があります。フィックスリテーナーでは、前歯6本あるいは小臼歯を含む合計8本を固定するのが一般的です。 

 

フィックスリテーナーは一旦装着すると自分では取り外せませんが、それほど大きなものではなく、意識しなくても長時間保定できるメリットがあります。その一方で、リテーナーの接着部分などは歯磨きしづらくなるため汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるのがデメリットです。 

 

○取り外し式

◇プレートタイプ

プレートタイプのリテーナーは、歯の表側にワイヤーが通り、内側をプラスチックで取り囲むように作られています。細かく分けるとその中でも、「ホーレーリテーナー」、「ベッグリテーナー」などと種類が分かれています。プレートタイプのリテーナーはインビザラインのように、食事や歯磨きの時など必要に応じて外すことができるのが魅力です。ただし、装置に厚みにより慣れるまでしゃべりにくかったり、表側のワイヤーが見えて人目が気になったりします。 

 

◇マウスピースタイプ

インビザラインのように、透明なリテーナーも存在します。プレートタイプのリテーナーとの大きな違いは、なんといっても薄いこととワイヤーがないために快適に使用できることと、全体を包み込むため治療終了時の歯並びを保ちやすいことでしょう。 

さらに、食いしばりや歯ぎしりといった歯並びを後戻りさせかねない癖を、ある程度防止する働きがあるのも利点です。 

一方、長く使うと劣化してしまうので再作成が必要となる場合があります。 

 

インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」


インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社では、インビザラインで矯正された方向けに「ビベラリテーナー」という純正の保定装置も開発しています。 

 

このビベラリテーナーは、インビザラインと同じように審美性・耐久性に優れた保定装置です。 

 

ビベラリテーナーの特長としては、次のような点があります。 

  • 目立ちにくい透明な装置 
  • 取り外し式装置のため清潔 
  • 高い強度(従来の透明リテーナーと比べ30%以上高い強度) 
  • 歯列データを記録・保管 
  • クリンチェックデータから作製 
  • インビザライン以外で治療を受けた患者様にもご利用可能 

 

■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内


ここまでお伝えした通り、せっかく矯正しても治療後のリテーナーを装着していないと、歯並びは元に戻ってしまいます。しかし、実は後戻りの原因としてはそれ以外にも、「不正咬合の原因が残っている」「不十分な矯正歯科治療」といった、いわば歯科医の不注意や、知識・技術の未熟さによるものもあるのです。 

 

ただ理由はどうあれ、再矯正となれば「また高額な費用が掛かってしまう……」「また長期間の治療を我慢しなければならない……」などといった事をイメージされるかと思います。 

 

「再矯正によって、患者様に2度も高額な治療費、長期間の治療という負担を負わせたくない」という院長の想いから、当院では「短期間」で、かつ「お手頃価格」で後戻り矯正を行う「再矯正」プランをご提供しております。 

 

詳しくお知りになりたい方は、ぜひ当院までご相談ください。 

 

■まとめ


今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えしました。 

 

当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のメール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。 

 

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