出っ歯と矯正歯科【症例】:出っ歯をインビザラインで改善/東京・世田谷区
2024年5月13日
出っ歯は、上の前歯が通常よりも前方に突出している状態を指します。この状態は審美的な問題だけでなく、口腔内の健康にも影響を与えることがあります。出っ歯は相対的に上顎の前歯が前方に出ているため、上顎前歯の外傷のリスクも高くなることが予想されます。
今回は、出っ歯がもたらすデメリットと矯正治療のメリットとデメリットについて解説します。
出っ歯とは
出っ歯とは、主に上顎の前歯が正常な咬合位置よりも前方に突出している状態を言います。これは遺伝的要因や幼少期の習慣(指しゃぶり、過度なおしゃぶり使用など)、顎の成長異常などが原因で起こることがあります。
出っ歯のデメリット
審美的な問題:社会的な交流において、第一印象は重要な役割を果たします。出っ歯はしばしば自己意識やコンプレックスの原因となり得ます。
発音の困難: 出っ歯の状態は、一部の音の発音が難しくなることがあります。これにより、コミュニケーションがスムーズでなくなる可能性があります。
口腔衛生の問題: 歯が正常な位置にない場合、ブラッシングやフロッシングが困難になることがあり、結果的に歯周病や虫歯のリスクが高まります。
顎関節への負担:不正咬合は顎関節に余計なストレスをかけることがあり、顎関節症の原因となることもあります。
口唇閉鎖不全(唇が閉じづらい): 歯が前方にあるため口唇が閉鎖しづらいため口呼吸となり、その結果口腔内が乾燥しやすくなることで歯周病や虫歯のリスクが高まることがあります。
矯正治療のメリット
出っ歯の矯正治療は、これらの問題を解消し、機能的で美しい笑顔がつくれます。
見た目の改善
: 矯正治療は顔のバランスを整え、より自信を持って笑顔を見せることができるようになります。
発音の改善
: 歯並びが改善されることで、発音の問題が解消され、はっきりとした話し方が可能になります。
口腔衛生の向上
: 正しい位置に歯が並ぶことで、ブラッシングやフロッシングがしやすくなり、口腔衛生が向上します。
- 顎関節の健康
: 正しい咬合により、顎関節への負担が減少し、顎関節症のリスクを減らすことができます。
矯正治療のデメリット
しかし、矯正治療には以下のようなデメリットも存在します。
- 治療期間の長さ
: 出っ歯の矯正治療は、場合によっては数年間に及ぶことがあります。この長期間にわたる治療は、患者にとって精神的、時間的な負担となることが少なくありません。 - 治療費用
:矯正治療は他の歯科治療に比べて高額な部類に入ります。特に複雑な出っ歯の場合、治療計画によってはさらにコストが増大する可能性があります。 - 一時的な不快感
: 矯正治療を始めた当初は、新しいアライナーやブラケットによる違和感や痛みを感じることがあります。また、アライナーを頻繁に取り外す必要があるため、日常生活において少なからず不便を感じることもあります。 - 見た目の変化に対する自己意識
: ブラケットを使用する伝統的な矯正治療では、金属部分が目立つことがあり、見た目に対する自己意識が強くなることがあります。ただし、インビザラインのような透明な矯正器具を選択することで、この点はある程度緩和されます。
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