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歯列矯正の歴史を徹底解説!本格的に日本ではじまったのは?

2023年8月25日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、現在はさまざまな矯正治療が普及しています。近年は特に多くの方が矯正治療を受けていますが、実は歯列矯正は意外と歴史が長いことをご存知でしょうか。

 

日本で普及し始めたのは戦後で、現在でも技術改良が進んでいます。しかし、海外では長い歴史があり、元をたどれば1000年以上も前から矯正治療が行われています。

 

今回は矯正の歴史についてみていきましょう。

 

目次

■歯列矯正の歴史は意外と古い!本格的にはじまったのは?
■そもそも歯科矯正って?
■マウスピース矯正の歴史も知りたい
■インビザラインが日本ではじまったのはいつ?
■日本における歯列矯正の普及について
■歯列矯正はコンプレックスを解決するために有用な手段
■まとめ

■歯列矯正の歴史は意外と古い!本格的にはじまったのは?


歯並びの重要性が認識されるにつれ、日本では矯正治療を受ける方が増えているように思えます。しかし、海外では欧米圏を中心に古くから治療が行われています。

 

歯が動くことは、古代ギリシャ時代から知られていたそうです。古代ギリシャ時代は紀元前ですので、歯列矯正のルーツは少なくとも2000年以上前ということになります。日本は弥生時代の頃ですので、想像がつかない方も少なくないでしょう。

 

一方、歯並びや噛み合わせについて言及したのは古代ギリシャ時代の人々ですが、現代に続く矯正治療が始まったのは18世紀頃です。当時フランスの歯科医師だったピエール・フォシャールが有名な書籍を執筆し、ワイヤーを使用した矯正治療が誕生しました。ワイヤー矯正は現代でも広く普及していますが、実は300年近い歴史があります。

 

ピエール・フォシャールが本を執筆して以降、さまざまな矯正装置や治療方法が開発されました。その中で、現在の矯正治療に大きな影響を及ぼしたのがベッグ法とエッジワイズ法です。

 

ベッグ法はオーストラリアで生まれた矯正治療の方法です。歯に弱い力をかけることで、少しずつ歯を矯正することを前提にしています。エッジワイズ法は、20世紀初頭に生まれた矯正治療の方法です。ベッグ法とは違い、強い力をかけることで歯並びを矯正します。

エッジワイズ法は、これまでに数多くの技術改良が行われ、日本における矯正治療の礎になっています。一方、弱い力で歯を動かすベッグ法の考えは、少しずつ歯を動かすマウスピース矯正に受け継がれています。

■そもそも歯科矯正って?


歯列矯正をしている口元

歯列矯正をしている口元

歯列矯正は、歯に力を加えることで移動させ、歯並びや噛み合わせを改善する治療をいいます。噛み合わせが悪いと食べ物を十分に咀嚼できず、消化に影響するおそれがあります。また、歯並びの悪さは発音・滑舌に悪影響を及ぼすほか、顔の輪郭を変えるなど審美面にも影響を与えます。歯列矯正は歯並びを整え、こうした美容・健康への影響を改善することを目的としています。

 

歯列矯正の方法は、大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。最近はマウスピース矯正が注目されています。

ワイヤー矯正は、ブラケットという装置にワイヤーを組み合わせ、歯を固定することで歯並びを改善する治療方法です。歯の表面に装置を取り付ける表側矯正と、舌側に取り付ける裏側矯正があります。表側矯正は治療費が安価な反面、装置が目立ってしまう欠点を抱えています。一方の裏側矯正は、装置が目立たず審美面に優れるものの、治療費は高額になる傾向があります。

 

マウスピース矯正は、樹脂製の装置(マウスピース)を利用して歯並びを矯正する治療方法です。治療費が安価なうえ、装置が目立たないので審美面に優れています。しかし、ワイヤー矯正と比較して治療期間が長めです。ただ、痛みや違和感が少なく、幅広い症例に対応できます。

■マウスピース矯正の歴史も知りたい


矯正治療は大別してワイヤー矯正とマウスピース矯正がありますが、マウスピース矯正の歴史についても触れたいと思います。

長い歴史を持つ矯正治療ですが、マウスピース矯正が始まったのはここ数十年のことです。始まりは1980年代~1990年代頃で、透明な樹脂を利用したマウスピース型の矯正装置が開発されました。それまではワイヤー矯正が一般的でしたが、マウスピース矯正が誕生したことで、より多くの治療ニーズに対応できるようになったのです。

 

1990年代に装置が誕生して以降、マウスピース矯正は急速に普及していきました。2000年代に入ると、多くの歯科医院がマウスピース矯正に対応し、現在ではリスクの少ない矯正治療手段として一般化しています。

また、1990年代後半から現在まで、さまざまなマウスピース矯正装置が開発され、多くの方に利用されています。日本で特に有名なのはインビザラインですが、マウスピースによる矯正治療の普及に貢献したといっても過言ではありません。

■インビザラインが日本ではじまったのはいつ?


インビザラインをもっている手元

インビザラインをもっている手元

世界的に圧倒的なシェアを占めているインビザラインですが、1997年にアメリカのアラインテクノロジー社が開発しました。アメリカでは1999年から提供されていたものの、日本では7年ほど遅れ、2006年より本格的な提供が始まりました。

 

インビザラインは着実に技術改良が進められ、ワイヤー矯正とほぼ同程度のクオリティの矯正治療ができるようになりました。その結果、現在では多くの歯科医院がインビザラインを採用し、矯正治療で利用しています。

■日本における歯列矯正の普及について


さまざまな矯正治療の方法が確立されている日本ですが、矯正治療は海外に比べて普及しているとは言えません。歯並びに対する意識は非常に高いものの、実際に治療を受ける方は限られているのです。

 

欧米では矯正治療が普及しており、子どもの頃から歯並びを矯正するケースも珍しくありません。予防矯正という考え方がありますので、子どものうちから歯並びを改善しよう、と考えている親御さんが多いことがうかがえます。

 

一方、日本は歯列矯正に興味がある方、関心を持っている方の割合はかなり多いとされています。しかし、治療費や装置の見た目などが気になるなどの理由から、治療に踏み切れない方がほとんどです。子ども向け矯正はもちろん、成人矯正を受ける方もまだまだ少ないのが実情です。

■歯列矯正はコンプレックスを解決するために有用な手段


しかし、歯並びにコンプレックスを抱いているなら、歯列矯正を前向きに検討するべきでしょう。歯列矯正は、歯並びを正常な状態へと導き、審美面や咀嚼・発音などを改善することが可能な手段です。コンプレックスを解消するためにも、有用な手段といえるでしょう。もし治療を受けるか迷っている方は、一度カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

 

費用が気になる方も多いと思いますが、一度歯並びを矯正すれば、半永久的にそのままの状態を保つことが可能です。そう考えると、治療を受ける価値はあると思います。治療費は矯正方法によって異なるものの、インビザラインなどのマウスピース矯正なら44~99万円前後で治療可能です。また、デンタルローンなど分割払いを利用すれば、月々の負担を抑えられます。

装置が目立つのが嫌という方も多いと思いますが、治療方法を選べば、装置が目立たずに済みます。例えば、裏側矯正は装置を歯の裏に装着するため、装置が目立つことはありません。インビザラインなどのマウスピース矯正も同様で、目立たない矯正治療が可能です。

■まとめ


歯列矯正は非常に歴史が長く、歯が動かせることについては紀元前から知られていました。現代に続く矯正治療の礎が築かれたのは18世紀に入ってからですが、それでも数百年の歴史があります。

 

日本でも徐々に矯正治療が普及していますが、海外に比べるとまだまだです。ただ、歯並びが悪いと発音が悪くなったり、顔の輪郭が変わったりと、さまざまな悪影響が及びます。もしコンプレックスがある方は、歯列矯正を検討してみてはいかがでしょうか。当院でもカウンセリングを実施しているので、お気軽にご相談ください。

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矯正治療の歯科医院選びで見るべきポイント

2023年8月18日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

矯正治療を受けるにあたって、もっとも大切なのが歯科医院選びです。どこも同じと考えている方が多いと思いますが、歯科医院を間違えると、治療に失敗したり後悔したりする可能性があります。

今回は、信頼できる歯科医院を選ぶポイントを紹介します。

 

目次

■矯正治療の歯科医院選びでのチェックポイント
■歯科医院選びを失敗すると…
■歯科医院選びで失敗したら…
■まとめ

■矯正治療の歯科医院選びでのチェックポイント


パソコンを見ている女性

パソコンを見ている女性

矯正治療を検討中の方は、時間をかけて歯科医院を選びましょう。少なくとも以下のポイントをチェックし、安心して治療を受けられるかどうか判断が必要です。気になる歯科医院をいくつかピックアップし、それぞれの要素を比較してみましょう。

 

・実績の有無はどうか
最初に確認しておきたいのが矯正治療の実績です。矯正治療は歯型の採取など、さまざまな場面で歯科医師の技術が問われます。そのため、症例実績が乏しい歯科医院は技術に不安が残りますし、適切な治療を受けられない可能性があります。

目安はありませんが、実績数が多いほど信頼性は高いといえます。ただし、実績のみで歯科医院を選んではいけません。他の要素も含めて比較検討しましょう。

 

・カウンセリング体制が整っているか
矯正治療の成否は、最初のカウンセリングで決まるといっても過言ではありません。それほどカウンセリングは重要で、患者様の悩みや現在の歯並びから最適な治療方法を提案し、治療計画を立てる段階となります。

カウンセリングがおざなりだと、治療計画に大幅な狂いが生じることも珍しくありません。かえって歯並びが悪化するリスクもあるので、カウンセリングが丁寧な歯科医院を選びましょう。

 

・価格は適正か
治療費の妥当性も確認が必要です。矯正治療は自由診療が基本で、同じ治療方法でも歯科医院によって治療費が異なります。例えばトータルで100万円かかる歯科医院もあれば、80万円で済む歯科医院もあります。少しでも出費を抑えたい方は、治療費が適切か他の歯科医院と比較してみましょう。

当院は少しでも患者様の負担を減らせるように、適正価格での治療に努めています。また、上限提示方式を取り入れ、治療前に治療費の総額をお伝えできるようにしています。

 

・通いやすいか
歯科医院を選ぶ時は、アクセス性もしっかりと考慮しましょう。矯正治療は一度で終わるものではなく、1~2ヶ月に1回程度のペースで通院しなくてはいけません。もし自宅から歯科医院までの距離がある場合、途中で通院が面倒になったり、負担が増えたりする可能性もあるでしょう。

矯正治療は完了までに1~3年ほど時間がかかります。歯科医院は自宅の近くか、電車や車で通院しやすい範囲で選びましょう。

 

・メリット以外にデメリットも教えてくれるか
矯正治療はメリットだけでなく、少なからずデメリットもあります。そのため、治療について説明を受ける際、しっかりデメリットも話してくれるかチェックしましょう。

デメリットを隠し、メリットばかり強調する歯科医院は信頼性が高いといえません。後々トラブルにならないように、デメリットも包み隠さず教えてくれる歯科医院を選びましょう。

 

・様々な質問に回答してくれるか
矯正治療について不安や疑問を抱えている方も多いと思います。もし疑問などがある時は遠慮せず、積極的に質問することをおすすめします。

この時、質問に回答してくれなかったり、返答が曖昧だったりする歯科医院は注意が必要です。矯正治療に関する知識や経験に乏しい可能性があります。また、対応が誠実とはいえませんので、余計不安が増してしまうでしょう。

 

・シミュレーションシステムがあるか
矯正治療は、精度の高い治療が求められますが、そのうえで欠かせないのがシミュレーションです。歯科医院を選ぶ時は、治療結果をシミュレーションできるかどうかも確認しておきましょう。シミュレーションできる場合、精度の高い矯正治療が期待できます。ただし、必ずしも想定どおりに治療できるとは限りませんので、実績なども考慮しましょう。

 

・失敗ケースのリカバリーが可能か
他院での治療で失敗した…という時もありますが、当院では「リカバリー」にも対応しています。治療に失敗した他院の技術力や対応に納得できない場合など、お気軽にご相談ください。

■歯科医院選びを失敗すると…


 

歯科医院を選ぶ際は、実績のチェックや価格の妥当性の確認などが必要です。面倒に感じる方も多いと思いますが、歯科医院選びに失敗すると、さまざまなリスクを被ることになります。

 

・異常があらわれることも
特に懸念されるのは矯正治療の失敗です。歯科医院が適当な治療を行った場合、治療開始前と比べて歯並びが悪化するおそれがあります。歯並びが悪化してまった結果、咀嚼や発音に影響が生じる可能性も否定できません。顔の輪郭が変化してしまう危険すらあります。

また、顎関節症になるリスクが高まります。顎関節症は顎の痛みだけでなく、顎が外れたり、飲食や会話すらできなくなったりします。矯正治療に失敗するだけで、こうした症状が出る可能性もゼロではないのです。

 

・技術力が低かった…
歯科医院選びを失敗した結果、技術力の低さに悩まされる可能性も考えられます。矯正治療は歯科医師の技術が問われるため、技術力が低いと正しく矯正できなかったり、治療計画に狂いが生じたりする場合があります。安心して治療を受けるためには、確かな技術を持った歯科医院を選ぶべきです。

 

当院は、インビザラインを中心に多数の症例実績があります。インビザラインについては、年間150症例以上の実績を持つ医院が認定を受ける「ダイヤモンドプロバイダー」に選ばれています。技術力には自信がありますので、安心してご利用ください。

 

・治療費が相場より高い
相場よりも高い治療費に悩まされるリスクもあります。矯正治療は自由診療が中心で、治療費は歯科医院によって異なります。そのため、間違った歯科医院を選ぶと、相場より高額な治療費を請求される危険があるのです。矯正治療費の相場は、表側矯正が60~100万円、裏側矯正が100~150万円程度です。マウスピース矯正は、部分矯正で30~50万円、全体矯正は60~100万円程度の費用がかかります。

 

・雑な治療計画を立てられる
矯正治療を成功させるためには、精度の高い治療計画が求められます。しかし、歯科医院を安易に選んでしまうと、雑な治療計画を立てられる危険があります。

 

治療計画がアバウトだと、予定通りに治療が進む可能性は低いです。途中で計画を見直す羽目になるか、治療期間が伸びてしまう可能性もあります。また、歯並びが予定とは異なる状態になるリスクも潜んでいます。

■歯科医院選びで失敗したら…


悩んでいる女性

悩んでいる女性

安心して治療を受けたいなら、歯科医院は慎重に選ぶ必要があります。それでも間違えて選んでしまった場合、セカンドオピニオンとして他の歯科医院に相談するのも手です。そのまま同じ歯科医院に通い続けると、リカバリーが困難な状態になるおそれもあります。他の歯科医院に相談し、場合によっては治療を引き継いでもらいましょう。

 

当院では、他の医院で治療した歯並びのリカバリー治療も行っています。理想の歯並びに近づけるように、再治療の提案が可能です。他の医院の治療に満足できなかった方や、不満を感じている方はご相談ください。

■まとめ


食べ物をしっかり噛めない、滑舌が悪いなど、歯並びに起因する悩みを抱えている方は、矯正治療を検討してみてはいかがでしょうか。ただ、歯科医院選びに失敗すると、余計歯並びが悪化したり、治療期間がのびたりするおそれがあります。実績や費用、体制などをチェックし、信頼できる歯科医院を探しましょう。

当院では、患者様のニーズに合わせて選べる矯正治療を提供しています。カウンセリングはもちろん、診断料や調整料も無料です。また、安心して治療を受けられるように、最初から治療費の総額を提示しています。幅広い症例に対応していますので、歯並びでお悩みの方は一度ご相談ください。

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インビザラインとほかのマウスピース矯正の違いを解説

2023年8月11日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

マウスピース矯正は治療費が安価で、装置が目立たないことから人気を集めています。一口にマウスピース矯正といっても色々ありますが、その中でもインビザラインは多くの歯科医院が導入しています。幅広い症例に対応しているので、治療方法で迷ったら検討してみるとよいでしょう。
今回は、インビザラインとそのほかのマウスピース矯正の違いを紹介します。

目次

■マウスピース矯正が注目されている理由
■インビザラインの特徴について
■インビザラインとほかのマウスピース矯正が違う点
■まとめ

■マウスピース矯正が注目されている理由


マウスピース矯正を口元に入れようとするて手元

マウスピース矯正を口元に入れようとする手元

数ある矯正治療の中で、多くの方に注目されているのがマウスピース矯正です。注目される理由はいくつか挙げられますが、その一つが治療で利用する装置の色です。

 

治療で利用するマウスピースは基本的に無色透明で、装着した状態ではほとんど目立ちません。近くで会話していて目立たないため、自分で言わなければ相手に気付かれないことも多いです。表側矯正のように、矯正治療中であることがバレる心配もありません。

 

また、痛みや違和感が少ないことも注目されている理由の一つです。マウスピース矯正は、長い時間をかけて少しずつ歯並びを移動させます。1ヶ月に1ミリ前後のペースで移動させるので、ワイヤー矯正よりも痛み・違和感が少なめです。一方、ワイヤー矯正は歯を固定して力をかけるため、一時的に強い痛みや違和感が生じる方もいます。

 

自由に取り外しできる点も人気の理由でしょう。ワイヤー矯正は歯に装置を固定しますので、自分で取り外すことができません。しかし、マウスピース矯正は自由に取り外し可能です。装置のことを気にせずに飲食を楽しめますし、普段と同じように歯磨きできます。

■インビザラインの特徴について


マウスピース矯正は、さまざまな治療方法がありますが、日本で広く普及しているのがインビザラインです。矯正治療について調べている方は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

インビザラインは、1997年にアメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正の装置です。アライナーと呼ばれる透明なマウスピースを使い、歯並びを矯正していきます。マウスピースは数十枚使うのが一般的で、2~3週間に1回の頻度で新しいものへ交換し、1ヶ月に1ミリ程度のペースで歯を移動させます。

インビザラインは装置が目立たないうえ、自由に取り外すことが可能です。飲食中や歯磨き中にも取り外せますので、日常生活への影響を最小限に抑えられます。ただし、1日20時間以上は装着が必要ですので、装着時間の管理が求められます。

インビザラインは価格も手頃で、全体矯正でも100万円以下で治療できる症例がほとんどです。ほかのマウスピース矯正や表側矯正とほぼ同じで、裏側矯正よりも費用を抑えられます。治療費の負担を減らしたい方は、インビザラインを検討してみるとよいでしょう。

治療期間は症例によって変わりますが、目安は1~3年です。定期的な通院が必要ですので、じっくり腰を据えて治療に取り組みましょう。そのため、自宅から通院しやすい範囲で歯科医院を探すことが望ましいです。

■インビザラインとほかのマウスピース矯正が違う点


悩んでいる男性のイラスト

悩んでいる男性のイラスト

マウスピース矯正の中でも、特に世界的な知名度を持つのがインビザラインです。ほかのマウスピース矯正と似ている部分もある一方、異なる部分も多数あります。メリットも多いため、迷ったらインビザラインを検討してみるのもよいでしょう。

ただし、一概にインビザラインがよいとは限りません。症例によっては、ほかのマウスピース矯正が適している場合もあります。

 

・実績
インビザラインとほかのマウスピース矯正の違いとして、症例実績が挙げられます。一口にマウスピース矯正といっても色々な種類がありますが、インビザラインほど症例実績を持つ方法はめったにありません。インビザラインは世界中で利用されており、症例実績はトータルで数百万に上ります。日本でもインビザラインの実績は多く、当院でもかなりの実績を誇っています。

 

・費用
矯正治療をするにあたって、費用が気になる方も多いかと思います。しかし、一般的なマウスピース矯正とインビザラインの治療費に明確な差はなく、相場はいずれも60~100万円前後です。実際の治療費は歯科医院によって異なりますので確認必須です。なお、当院は税込44万円(月額4,300円)~はじめられます。

 

・見た目、目立ちにくさ
装置の見た目や目立ちにくさについても、インビザラインとマウスピース矯正の違いはほとんどありません。ただ、インビザラインは無色透明なのに対し、ほかのマウスピース矯正は色付きのものを利用する可能性もあります。必ずしも無色透明とは限りませんので、気になる方は治療前に聞いておきましょう。どうしても無色透明がよい時は、インビザラインの検討をおすすめします。

 

・可能な症例
対応可能な症例も異なります。歯科医院にもよりますが、インビザラインは部分矯正・全体矯正どちらも対応が可能で、幅広い症例に適用できます。一方のほかのマウスピース矯正は、前歯の部分矯正のみに対応している場合があるなど、治療方法によって異なります。しかし、インビザラインも全症例に対応できるわけではありません。歯科医院で検査を受け、治療できるか聞いてみましょう。

 

・歯型採取
歯型の採取方法も大きく異なる点です。インビザラインでは、iTeroという専用の3Dスキャナーを利用して歯型を採取します。iTeroは精度の高い歯型採取が可能で、かつスピーディに採取できます。また、小さなスキャナーヘッドを口に入れるだけなので、患者様の負担も少ないです。普通のマウスピース矯正の場合、シリコンを使って歯型を採取する場合もあります。精度が低く時間もかかるので、患者様の負担は大きいです。

 

・痛み
インビザラインとそれ以外のマウスピース矯正は、いずれも痛みが少ない治療方法です。ほとんど違いはないので、安心して治療を受けられるかと思います。インビザラインなどは、歯並びをゆっくりと矯正しますので、人によっては痛みを感じなくて済む場合もあります。マウスピースを装着した際の違和感は覚えるかもしれませんが、すぐに慣れる方が多いです。

 

・通院の頻度
インビザラインの通院頻度は、治療を始めた頃は月に1回程度ですが、慣れてきたら2ヶ月に1回程度で問題ありません。一方、ほかのマウスピース矯正は種類によって異なります。数週間に1回の場合もあれば、1~2ヶ月に1回の場合もあるため、治療を受ける前に確認が必要です。手間を省きたい方は、インビザラインを検討してみるとよいでしょう。

 

・効果
矯正治療の効果は、インビザラインもほかのマウスピース矯正もほぼ同じといえます。しかし、インビザラインは3Dスキャナーを使って歯型を採取しますので、治療の精度はかなり高いです。適切にマウスピースを装着していれば、治療計画に大幅な狂いが生じる心配はありません。

 

・後戻り
後戻りのリスクは、インビザラインもほかのマウスピース矯正も同じです。適切に対応しなければ、歯並びが元に戻ってしまうおそれがあります。矯正治療では、歯並びを矯正した後に一定期間リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーは後戻りを防ぎ、歯並びを定着させる役割があります。なお、リテーナーの装着期間の目安は1~3年です。

■まとめ


マウスピース矯正は装置が目立たず、痛みや違和感が少ないことから人気を集めています。矯正治療は目立つ・痛いと考えている方も多いと思いますが、負担を減らしたい方は、マウスピース矯正を検討してはいかがでしょうか。

 

中でもインビザラインは症例実績が多く、さまざまな歯並びに適用できます。費用も一般的なマウスピース矯正とほぼ同じで、痛みや違和感は少なめです。通院頻度も1~2ヶ月に1回で済みますので、忙しい方でも安心して治療を受けられます。

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インビザラインで後悔しないために確かめたいこと

2023年8月4日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

透明なマウスピースを利用したインビザラインは人気が高く、さまざまな症例に対応できます。しかし、インビザラインは完璧な治療方法ではなく、失敗してしまう可能性もあります。ただ、失敗のリスクは低いため、過剰に心配する必要はありません。

今回は、インビザラインで後悔しないために確かめておくべきことについて紹介します。

 

目次

■インビザライン治療で後悔しないために注意することはある?
■インビザラインの成功体験談もチェックしておきたい
■インビザライン治療前に確かめておくこと
■後悔しないための歯科医院選び
■まとめ

■インビザライン治療で後悔しないために注意することはある?


手のひらにインビザラインを置いてある

手のひらにインビザラインを置いてある

まず先に述べておくと、治療についてしっかりと調べずにインビザライン治療を受けると、後悔する可能性もあります。不安がある方はカウンセリングを受け、歯科医師としっかり相談したうえで判断することをおすすめします。

 

ただし、これはインビザラインに限った話ではありません。ワイヤー矯正や、他のマウスピース矯正などでも治療に失敗してしまう可能性はあります。
例えば矯正治療を行った後、歯並びが元の状態に戻ってしまう「後戻り」と呼ばれる現象があります。後戻りは典型的な矯正治療の失敗例ですが、インビザラインに限らず、ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正でも起こります。なお、後戻りを防ぐためには、リテーナー(保定装置)を装着しなくてはいけません。

 

インビザラインに限らず、矯正治療は後悔する可能性があります。また、症例によって適切な治療方法は異なりますので、歯科医師とじっくり話し合って決めることが求められます。

ただ、後悔したくないからといって、矯正治療を避けるのも考えものです。むしろ不正咬合を放置する影響のほうが大きいでしょう。歯並びでお悩みの方は、ぜひ矯正治療の検討をおすすめします。

インビザラインの失敗例として、まず挙げられるのが歯根の露出です。歯は歯肉に包まれると同時に、根の部分が骨に埋まる形で支えられています。しかし、歯に許容範囲を超えた力をかけてしまうと、骨が吸収されてしまう場合があります。その結果、歯肉が衰えて歯茎が少しずつ下がり、歯根の露出につながります。こうしたケースは、無理なインビザラインの治療計画を立てた際に起こります。

 

インビザラインは歯並びを整え、不正咬合を正すための治療手段です。しかし、歯並びがかえって悪化してしまう失敗例もあります。特に多いのは、上下の歯の中心線(正中線)が合わなくなるケースです。出っ歯などの乱ぐい歯はなくなったものの、正中線が左右にずれてしまう失敗例は時折見られます。治療完了時まで気づかないケースも見られますが、治療中に定期的な検診を行うことで防止できます。

インビザライン治療後、余計に噛み合わせが悪くなる失敗例も挙げられます。めったに見られませんが、治療計画に無理があったり、歯型を正確に取れていなかったりすると、噛み合わせが悪化する可能性があります。もし審美面が改善しても、噛み合わせが悪化しては意味がありません。咀嚼や発音など、日常生活に影響が及ぶおそれがあります。

 

このような失敗事例は、治療計画に問題があるケースがほとんどです。治療を受ける歯科医院は慎重に選びましょう。

当院はインビザラインの症例実績が豊富にあります。患者様の歯並びをしっかりチェックし、最適な治療計画を提案していますので、安心してご利用ください。

■インビザラインの成功体験談もチェックしておきたい


一方、インビザラインは失敗例だけでなく、多数の成功例があります。例えば、インビザラインの治療後に受け口が改善され、顔の輪郭が変化するケースも見られます。

受け口などの不正咬合は、顔の輪郭を歪めてしまうことも珍しくありません。人によっては見た目に自信が持てなくなり、コンプレックスになることもあるほどです。そのため、インビザライン治療によって改善すれば、受け口などの不正咬合を改善すると同時に、審美面を整えられる可能性があります。コンプレックスの解消にもつながるでしょう。

 

また、インビザライン治療を受けて発音しやすくなった、食べ物を噛みやすくなったなど、生活面が改善された成功例も少なくありません。インビザラインは失敗例より成功例が多いので、安心して治療を受けられるかと思います。

■インビザライン治療前に確かめておくこと


 

もしインビザラインを検討中の方は、治療前に以下のポイントを確かめておきましょう。いずれも治療の失敗を防ぎ、後悔しないためにチェックが必要です。

 

・費用面の問題
まず考えておきたいのは費用面の問題です。世間一般的にインビザラインは、部分矯正で30~40万円前後、全体矯正で70~100万円前後の費用がかかります。これは他の矯正治療にも当てはまることですが、一部症例を除いて保険は適用されません。全額自己負担となるので注意しましょう。

一括払いが難しい場合、クレジットカードの分割払いやデンタルローンなどの支払い手段があります。治療を受ける前に、歯科医師と相談してみましょう。

 

・技術、経験に関する問題
治療を担当する歯科医師の技術や、経験についても確認が必要です。インビザラインは高精度な治療が可能な反面、治療計画の正確性や仕上がりのクオリティは歯科医師の技術・経験に左右されます。矯正治療の経験が乏しい場合や、インビザラインの症例実績が少ない場合、適切な治療を受けられない可能性があります。安心して治療を受けたい方は、技術や経験豊富な歯科医師が在籍する医院を選びましょう。

 

・通いやすさの問題
インビザライン治療が完了するまでには、およそ2~3年の時間が必要で、月に1~2回程度の通院が求められます。もし自宅から歯科医院まで距離があると、途中で通院が面倒になってしまう可能性があります。途中で通院を止めてしまうと、矯正治療に大きな影響が及びかねません。最後まで治療を受けるためにも、できるだけ自宅の近くか、通院しやすい立地の歯科医院を選びましょう。

 

・無料カウンセリングがあるか
無料カウンセリングの有無も確認が必要です。カウンセリングが有料だった場合、相談するだけで費用が発生します。インビザライン治療を受けるか迷っている方は、カウンセリング無料の歯科医院を選ぶべきでしょう。無料であれば気軽に相談できますし、専門家の視点で適切な治療方法を提案してもらえます。もし治療を断った場合でも、費用を請求される心配がありません。

■後悔しないための歯科医院選び


不思議そうにしている女性のイラスト

不思議そうにしている女性のイラスト

インビザライン治療で失敗しないためには、慎重な歯科医院選びが求められます。安易に歯科医院を選んでしまうと、結果的に後悔してしまうおそれがあります。

インビザラインに限らず、矯正治療の成否を左右するのは歯科医院です。歯科医師の矯正治療に関する知識が乏しく、症例実績が少ない場合、治療に失敗したり、予想とは違った仕上がりになったりする可能性も否定できません。

 

後悔しないためには、インビザラインの治療費はもちろん、歯科医師の知識や経験、症例実績なども考慮する必要があります。これらを確認したうえでカウンセリングを受け、安心して任せられるかどうかを判断しましょう。治療に関する疑問も積極的に質問し、不安があるならしっかりと相談することも重要です。

当院では、患者様一人ひとりの不安や悩みを聞き、治療に関する疑問にもしっかりお答えしています。治療方法や期間、費用についても丁寧な説明に努めていますので、インビザライン治療を検討中の方はお気軽にご相談ください。

■まとめ


インビザライン治療は、さまざまな症例に対応できる矯正治療の方法です。しかし、失敗する可能性もゼロではないため、治療を受ける歯科医院は慎重に選ぶ必要があります。

歯科医院を選ぶ際は、治療費だけでなく、歯科医師の技術や経験、通いやすさなども確認が求められます。無料カウンセリングの有無もしっかりチェックしましょう。安心して治療を受けたい方は、慎重に歯科医院を選ぶことをおすすめします。

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