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悪い歯並びの種類と不正咬合を改善する矯正治療法とは?

2022年4月29日

今回は、悪い歯並びの種類と、歯並びの悪さを改善する矯正治療「インビザラインⓇ」をご紹介します。
 
歯並びの悪さを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

■不正咬合の種類
■不正咬合をインビザラインで改善しよう
■インビザラインの特徴
■インビザラインの治療期間を短縮するポイント
■まとめ

 

■不正咬合の種類


歯並びが悪いことや噛み合わせの悪さを「不正咬合」と呼びます。
不正咬合には、下記のようにさまざまな種類があるのです。一つ一つ、その特徴を見ていきましょう。

 

  • 下顎前突/受け口
  • 下顎前突とは、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態の不正咬合を指します。この歯並びは、一般的に受け口やしゃくれとも呼ばれています。また、反対咬合と呼ばれることもあります。
     
    下顎前突は、下の前歯に対して上の前歯が前に出る正常の歯並びとは正反対なので、滑舌が悪くなりがちで、発音がしづらくなることが特徴です。
    特に、サ行の発音が難しくなり、極端な下顎前突にお悩みの方の中には、人前で話すことに抵抗を感じている方もいるようです。
     
    このような下顎前突の原因は、下顎が大きかったり、上顎が小さかったりと骨格の問題が大きいです。
     

  • 上顎前突/出っ歯
  • 正常な歯並びは、上の前歯が下の前歯よりも2㎜程度前に重なっています。
    状顎前突は出っ歯とも呼ばれ、上の歯が下の歯よりも著しく前に出ているのです。これは、日本人に多く見られる不正咬合で、上の歯が前に大きく傾いて生えているタイプや、上顎の骨が前に出ているタイプなどがあります。
     
    この歯並びの原因は、上顎の骨が下顎に比べて大きかったり、上顎の骨が前に出ていたりという先天的な要因と、指しゃぶりや舌で歯の裏側を押すなどの日常的に行っている癖により起きたりする後天的な原因があります。
     

  • 叢生(そうせい)/乱ぐい歯
  • 叢生は、隣り合う歯が重なり合ってデコボコに乱れた歯並びのことを指し、乱ぐい歯とも呼ばれます。日本人の不正咬合の中でも非常に多い症状で、顎が小さく歯の生える場所が十分にないところに歯が無理やり生えているので、ガチャガチャと重なり合って生えてしまうのです。
     
    八重歯もこの叢生の種類に入ります。
    叢生は、歯磨きやデンタルフロスがしにくく歯の奥に汚れが溜まりやすいので、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。
     

  • 上下顎前突
  • 上下顎前突とは、上下の前歯が前に突き出ている状態を指します。
    歯が前に出ているので口が閉じにくく、口腔内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。
     
    前歯が前に出ているだけなら歯を後ろに引っ込める治療のみで済むのですが、顎の骨が小さく前歯を引っ込めるためのスペースがない場合は、抜歯が必要となるケースがあります。
     

  • 開咬
  • 開咬はオープンバイトとも呼ばれる不正咬合で、歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態を指します。
    前歯が噛み合わないので食べ物を噛み切るのが難しかったり、空気が抜けて発音しづらかったりと日常生活に影響が出る場合があります。
     
    また、前歯が噛み合わないため、奥歯に集中して負担がかかり、奥歯が欠けたり割れたりするリスクもあるのです。
     

  • 空隙歯列/すきっ歯
  • 空隙歯列は、一般的にすきっ歯と呼ばれる不正咬合です。顎が大きかったり、顎に比べて歯が小さかったりする場合、歯の生えるスペースが余り、歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態です。
     
    歯がスカスカでまばらに生えているように見えるのも空隙歯列の持つ特徴です。
    空隙歯列は歯と歯の隙間から空気が外に漏れるので、発音に支障が出てしまいます。また、歯と歯の隙間が大きく上下の歯がきちんと噛み合わないので、ものをしっかり噛み切れなかったり、上手く咀嚼できなかったりする可能性があります。
     

    ■不正咬合をインビザラインで改善しよう


    上記でご紹介した不正咬合などは、矯正治療で治すことが可能です。
    矯正治療は歯に銀色のワイヤーを取り付けるイメージがあると思いますが、現在は周りから目立ちにくいマウスピース型矯正歯科装置が人気です。
     
    特に、インビザラインは薄く透明になっているので、装着していても周りの方から気づかれにくいというメリットがあります。
    それでは、当院のインビザラインについてご紹介します。
     
    インビザラインのようなマウスピース型矯正歯科装置には、7つのランクが設定されています。
    当院は、症例数がトップクラスにあたる「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けております。
    こちらは、インビザライン矯正(マウスピース型矯正)を年間150症例以上行った医院が認定されます。
     

    ■インビザラインの特徴


    インビザライン矯正には、累計600万件以上の治療実績があり、歯並び全体の矯正はもちろん、部分的な矯正、後戻りした歯の再矯正など幅広いケースに対応できるといった特徴を持ちます。
     
    そんなインビザラインは、抜歯しなければならないケースでも対応可能です。
    一般的にマウスピース矯正は、抜歯が必要な方の治療は難易度が高いとされています。しかし、当院のインビザラインでは抜歯が必要な場合でも対応できます。
     
    歯並びによってはワイヤー矯正と併用する場合もありますので、気になる方は一度ご相談にお越しいただければと思います。
     
    また、通常のワイヤー矯正は自分で自由に取り外しができないので、食事や歯磨きがしにくいというデメリットがあります。
     
    しかし、インビザラインなら自分で自由に取り外しができるのです。
    注意したいのは、装着時間が短くなると治療期間が伸びてしまうことです。ご自身でしっかり管理し、装着時間をきちんと守ることが大切です。

     

    ■インビザラインの治療期間を短縮するポイント


    インビザラインはこれまでのワイヤー矯正に比べて治療期間が短いというメリットがありますが、治療期間をより早くさせたいという方向けに、光加速装置というもののご利用も可能です。
     
    光加速装置は、治療期間を1/2~1/3まで短縮させる装置です。光加速装置は赤外線を利用して、細胞を活性化させることによって、治療スピードを向上させるのです。
    また、治療中の痛みを軽減するといった効果もあります。
     

    ■まとめ


    ご紹介した通り、悪い歯並びや噛み合わせなどの不正咬合には、さまざまな種類があります。
    人によってお顔がまったく異なるように、歯並びも千差万別。まったく同じ歯並びは存在せず、人によっていろいろな歯並びや噛み合わせがあるのです。
     
    不正咬合をそのままにしておくと、体やメンタルに良くない影響を与えるケースもあります。
     
    ぜひ、ご自身に合った矯正治療で、不正咬合をキレイな歯並びへと改善してください。
    当院では患者様が抱えているお口のお悩みやコンプレックス、疑問などにお応えする機会を設けております。
     
    どんな些細なことでも構いませんので、お気軽に私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味のある方は、無料カウンセリングや無料メール相談からお問い合わせください。
     

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    インビザライン矯正の効果はいつから実感できる?

    2022年4月22日

    今回はインビザラインⓇの効果がいつから実感できるのか、変化の様子やインビザラインⓇの特徴などを詳しくご案内致します。
    インビザラインⓇを使った矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

     

    目次

    ■インビザラインⓇについて
    ■インビザラインⓇの効果はいつから実感できる?
    ■効果をより早く実感するためには?
    ■当院のインビザラインⓇ
    ■まとめ

     

    ■インビザラインⓇについて


    インビザラインⓇとは、これまでのワイヤー矯正とはまったく違う、マウスピース型になっている矯正装置を指します。インビザラインⓇは透明なマウスピース型になっており、矯正中の目立つ見た目を気にすることなく歯列矯正を進めることが可能です。

    そんなインビザラインⓇは、世界100ヶ国以上で提供されており、900万人を超える方がインビザラインⓇによる治療を受けているのです。

    インビザラインⓇによるマウスピース矯正は、アライナーを装着して歯を少しずつ動かし、1週間~2週間ごとにアライナーを交換することによって、徐々に歯並びが整っていきます。

     

    ■インビザラインⓇの効果はいつから実感できる?


    インビザラインⓇでの矯正治療は透明なマウスピースを使うので、これまでのワイヤー矯正と比較して、患者様の歯の動きを患者様ご自身で把握しやすいといった特徴があります。

    しかし、歯の動きに関しては一定ではありません。また、患者様によって不正歯列の状態が違ってくるので、インビザラインⓇでの矯正効果を感じる時期には個人差が出てきます。

    ここからは、一般的にインビザラインⓇでの矯正の効果はいつから実感できるのかをご紹介いたします。

    基本的に、1枚のマウスピースで歯が動く量は約0,25㎜となります。マウスピースは約1週間から2週間で交換するので、歯が動く量は1ヶ月で最大1㎜程度となります。
    したがって、歯の動きがわかりやすいすきっ歯のような空隙歯列の場合では、少しの移動量でもすぐに効果を実感できるのですが、重度の叢生(ソウセイ)などは効果を実感するのに時間がかかる可能性があるでしょう。

    なぜなら、重度の叢生などの場合は、歯列全体を動かすことが多いので、その場合は臼歯部から動かします。そのため、動きがわかりやすい前歯部は後から動かすので、インビザラインⓇ矯正の効果を実感しにくいのです。

    インビザラインⓇの効果を実感できるのは、早ければ2ヶ月程度、遅いと半年程度かかるケースもあります。個人差もあるので、歯が1㎜動いたとしてもすぐに動いたと感じる方もいれば、動いていないと感じる方もいるでしょう。

     

    ■効果をより早く実感するためには?


    では、インビザラインⓇの効果をより早く実感するにはどうすればよいのでしょうか。下記では、効果を早く実感するためにできることをご紹介します。
     
    □光加速装置を使用する

    インビザラインⓇは、光加速装置で治療期間をさらに短縮することが可能です。
    光加速装置は、インビザラインⓇによる治療期間を1/2~1/3まで短縮させることができるのです。

    赤外線の力を利用し、細胞を活性化させることによって、インビザラインⓇ治療の速度をアップさせます。また、治療中の痛みを軽減するといった効果もあります。

     
    □決められた装着時間をしっかり守る

    インビザラインⓇによる矯正治療は取り外し可能なマウスピースを使用しているので、患者様自身がきちんと装着しなければその効果が十分に発揮しません。そして、しっかりと装着したとしても、決められた装着時間が短いと歯が予定している位置に移動することはないでしょう。

    このように、効果を早く実感したいのなら、決められた装着時間をしっかり守ることが大切です。
    ちなみに、一般的なインビザラインⓇのマウスピース装着時間は20時間とされています。
     
    □インビザラインⓇの取り換え期間を守る

    1枚のマウスピースは約2週間程度装着して、歯が動いてから新しいマウスピースに取り替えます。インビザラインⓇは患者様自身で新たなマウスピースに取り替えることができ、通院回数が少ないこともメリットの一つですが、その反面、ご自身で決められた期間をしっかり守って取り替えなければ、計画通りに治療が進まないのです。

    そのため、歯科医師の指示に従い、適切な時期にマウスピースを取り替えることが大切です。
     
    □口腔内ケアを行って虫歯を予防する

    インビザラインⓇは歯磨きや食事中に装置を取り外すことができるので、非常に衛生的な点が魅力です。そのため、歯列矯正中に起こりがちな歯へのいろいろなリスクやトラブルを軽減できます。

    ですが、歯を削る必要がある虫歯ができてしまって詰め物やかぶせ物をすると、歯列が変形してしまい、マウスピースが合わなくなってしまうでしょう。

    食事中は必ず装置を取り外すことはもちろん、歯ブラシやデンタルフロスを使って普段以上に口腔内ケアを心がけることがポイントです。
     

    ■当院のインビザラインⓇ

    マウスピース矯正には7つのランクが設定されており、当院では上位クラスに当たる「ダイヤモンドプロバイダー」認定を受けています。このダイヤモンド認定は、豊富な治療実績を持つ医院のみが認定されます。

    当院では、透明で目立ちにくい世界シェアナンバーワンのインビザラインⓇが44万円~、月額4,300円~からスタートできます。

    また、当院のインビザラインⓇは治療後の歯並びを治療前に無料で確認することができます。
    矯正後はどんな歯並びになるのか、治療前に知りたいですよね。
    当院ではiTero(アイテロ)というシステムを利用し、治療後の歯並びをシミュレーションしています。
    シミュレーションに費用は一切かかりませんのでご安心ください。

    さらに、当院のインビザラインⓇは抜歯ケースでも対応可能です。
    一般的にマウスピース矯正は、抜歯が必要な患者様の治療は難易度が高いとされています。
    そのため、経験が少ない歯科医師に相談すると、「インビザラインⓇは使用できません」と治療を断られる可能性があるのです。

    しかし、当院では抜歯が必要なケースでも対応できます。歯並びによってはワイヤー矯正と併用するケースもあります。まずは、患者様の歯並びを見て、検査をしないことには判断ができないため、一度ご相談にお越しいただければと思います。
     

    ■まとめ

    インビザラインⓇによるマウスピース矯正について理解できましたでしょうか。

    メリットの多いインビザラインⓇによるマウスピース矯正は、非常に魅力的です。通常のワイヤー矯正は、自分で自由に取り外すことができないので、日々の食事や歯磨きがしにくいといったデメリットがありました。
    また、見た目に関しても、銀色のワイヤーが目立つので周りの目が気になるといった方も少なくありません。

    しかし、インビザラインⓇによるマウスピース矯正は、自由に取り外すことが可能です。透明なので、審美面に関しても優れています。

    当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けています。どのような些細なことでも構いませんので、お気軽に私たちにお話しいただけたらと思っています。

    インビザラインⓇにご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
     
    【個別相談はこちらから】

    インビザラインでの矯正期間を半分にする「光加速装置」とは?

    2022年4月15日

    今日は矯正期間を短くする光加速装置についてご紹介いたします。

     

    目次

    ■ 光加速装置の特性
    ■ 近赤外線が矯正期間を短縮するメカニズム
    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください

     

    ■ 光加速装置の特性


    通常の歯列矯正は2~3年にもわたることがほとんどですが、光加速装置を用いることで1/2〜1/3程度にまで短くすることができます。結婚式や就職活動といった大切なイベントを控えている方や、とにかくできる限り早く治療を終わらせたい方の選択肢として光加速装置はとても有益です。

    光加速装置とはどのようなものでしょうか。
    光にもさまざまな種類がありますが、当院でご紹介するPBMヒーリングやオルソパルスでは、どちらも近赤外線を用いています。
    近赤外線とは何でしょう。近赤外線は電磁波である赤外線の一種で、可視光の赤色より波長が長く、遠赤外線より波長の短いものです。人の目では見ることの出来ない光であり、一般的にはリモコンや赤外線通信に使われています。近赤外線を照射したときの光を吸収する度合い(吸光度)を測ることができますが、そのしくみは果実糖度計などにも利用されています。

    では、この近赤外線がどうして矯正スピードを速めることができるのでしょうか。
    近赤外線を照射すると、赤外線の波長が皮膚から筋肉へと浸透して、筋肉の深いところにある凝りを直接温めてほぐします。赤外線があたると温まる性質は、赤外線ヒーターなどをご想像いただけるとわかりやすいかと思います。

    また、近赤外線には、血中の赤血球から一酸化窒素を遊離させることで、一酸化窒素が血管の周りの筋肉を弛緩、血管を拡張させて血流量を増加させ、新陳代謝を活発にするという効果があります。矯正治療は歯を支える骨の新陳代謝を利用して歯を動かすため、細胞が活性化すると治療に必要な時間も短くなるというわけです。血流増加は1~2時間持続されます。

    ■ 近赤外線が矯正期間を短縮するメカニズム


    近赤外線が矯正にかかる時間を大幅に短縮できるしくみを、歯の移動に焦点を合わせて説明しましょう。

    歯は同じ方向に持続的な力を加えていくことで、少しずつ力の加わった方向に動くしくみになっています。
    歯と周囲の歯槽骨との間には、繊維に富んだ歯根膜(しこんまく)という組織があります。動かしたい歯に対し矯正装置で適度な力を加え歯根膜を圧迫すると、圧迫されたところに骨を吸収する細胞(破骨細胞)が現れます。破骨細胞は、古い骨を溶かして吸収することで骨の新陳代謝を担う重要な細胞です。
    ところで、古い骨、骨が吸収される、という表現に違和感を覚える方がいらっしゃるかもしれません。骨は硬いのでいちど作られたら変わらないように思われがちですが、実のところ骨というものは新陳代謝を続けて生き続ける組織なのです。健康な成人では、骨がつくられる量と骨が溶かされて吸収される量が釣り合っており、そのバランスによって常に骨が若々しく保たれているのです。

    破骨細胞が吸収した反対側で引っ張られる歯根膜には、骨を作るもとになる細胞(骨芽細胞)ができます。そうして歯はゆっくりと動き出します。これは、歯が骨の中を通って自然に生えてくるときに起こる変化と同じメカニズムです。矯正治療とは、矯正技術で加える力の大きさや方向を十分に考慮しながら、歯を無理なく自然の場所へ動かす治療法なのです。

    光加速装置は、ご自宅で毎日光が照射される部分を上下の歯茎に5分間ずつ当てるだけです。これを1日1回行います。一般的に、インビザラインではアライナー(マウスピース)一枚につき0.2~0.25mm程歯を動かすことができます。インビザライン矯正と光加速装置の併用を行うと、マウスピースの交換が早まり、マウスピースの交換サイクルを早く保つことができます。また、インビザライン矯正はワイヤー矯正に比べ歯を移動距離を小さくマウスピースを交換するため比較的痛みが少ないと言われていますが、新しいマウスピースに交換した初日には締め付けや窮屈さを感じる人がいます。光加速装置を用いることで、こうした不快感もかなり軽減されることが予想されます。

    当院では、光加速装置としてオルソパルスとPBMヒーリングライトをご紹介しています。オルソパルスはカナダのバイオラックスリサーチ社に、PBMヒーリングライトはドイツで開発された装置です。どちらもインビザラインでの矯正とあわせて用いることで、治療の加速化が期待されているすぐれた装置です。

    今回ご紹介した光加速装置のひとつであり、当院でもご提案しているオルソパルスの使い方がわかる公式動画があります。英語での提供になりますが自動翻訳である程度内容を把握いただければと思います。
    https://youtu.be/ppFg_gJMrP0

     

    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください


    今回は矯正治療の大幅な短縮化を図る光加速装置についてご紹介いたしました。インビザラインをはじめとするマウスピース型矯正とも相性がよいこうした装置の併用で矯正期間をよりストレスなく過ごせる選択肢があることをご記憶いただければ幸いです。
    当院では、「短期集中矯正プラン」をご紹介しています。詳しくはホームページをご覧ください。
    当院では患者さまのさまざまな疑問や悩みにお答えしたく、毎月5名様限定で「矯正治療」に関する個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。ぜひご相談ください。

    https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

    八重歯はインビザラインで矯正可能?八重歯の原因とリスクを解説

    2022年4月7日

    今日は笑顔を特徴づけると言われることがある「八重歯」について取り上げたいと思います。

     

    目次

    ■ 八重歯はどんな歯並び?なぜ八重歯になるの?
    ■ 八重歯は矯正したほうがいいの?
    ■ 八重歯はインビザライン®️で矯正できる?
    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください

     
     

    ■ 八重歯はどんな歯並び?なぜ八重歯になるの?


    「八重歯」という言葉は多くの皆さまがお聞きおよびかと思います。
    八重歯を具体的に説明いたしますと、犬歯(前歯から数えて3番目のとがっている歯)が前に出て、他の歯と重なってデコボコとした歯並びのことを「八重歯」と呼びます。八重歯は犬歯に限っての呼び方になりますが、八重歯や乱ぐい歯と言われるように歯並びがでこぼこしてしまう状態を、歯科では「叢生(そうせい)」と呼びます。

    叢生は、歯の大きさと顎の大きさの間に起こるアンバランスから生まれます。言い換えると、顎が小さくて歯が並ぶスペースがないために本来あるべき歯列から飛び出てしまうのが叢生です。では、なぜ八重歯のような叢生が起きてしまうのでしょう。
    食生活の変化で、昔ほど硬いものを食べなくなったため私たちの顎が発達しなくなりました。最近の若い方は顔の小さい人が増えていますね。しかし、歯のサイズは変わりません。そのため、歯がうまく並び切らずガチャガチャになってしまうのです。
    顎の発達だけではありません。乳歯がむし歯になり早期に脱落してしまったり、永久歯が生えるべき時期になっても乳歯がうまく脱落しなかったりすると、永久歯のスペースが確保できず、正しい位置に生えることができません。犬歯は他の歯に比べて生え変わり順が遅いため、歯列からはみ出てしまうことが多いのです。
    食生活の変化によって顎が小さくなったことによる小顔化や、子どものころ、歯が生え変わるタイミングでのトラブルで起こったのが八重歯の正体です。
     
     

    ■ 八重歯は矯正したほうがいいの?


    一見チャーミングな八重歯、わざわざ矯正する必要があるの?とお考えのかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、八重歯をはじめとする叢生も、本来生えるべき位置から歯がずれている点で立派な不正咬合のひとつで、さまざまな不具合を呼び起こします。
    まず、食べ物が詰まりやすいうえ、気を配ってもセルフケアがやりづらく、歯垢がつきやすい状態になります。結果としてむし歯や歯周病といった病気を引き起こしがちです。歯が重なり合っているのでむし歯が見つけにくいことも、治療が遅れる原因となってしまいます。
    叢生がやっかいなのはそれだけではありません。歯が当たってお口の中を傷つけやすいことや、八重歯が邪魔をして口を閉じにくくなるのもデメリットです。口が閉じにくくなることは口臭の原因になるのです。もちろん、食べ物を効率よく噛めないこともありますし、「かわいい」ではなく「カッコ悪い」「だらしない」などと言われてしまうと心理面でもマイナスになりかねません。叢生を含む不正咬合による不定愁訴(頭痛・肩こり等)もみられます。

    八重歯を尊ぶ傾向がある日本は、海外から見ると少し特殊なようです。
    インビザライン®️を提供するアライン・テクノロジー社の日本法人が2012年に日本に住む外国人100名を対象に行ったアンケート調査では、「日本人の歯並びを悪いと感じる」と回答した人が76%と、多くの外国人が日本人の歯並びを悪いと感じていることが明らかになりました。

     

    参考:https://digitalpr.jp/r/1275

     

    八重歯は、海外では「バンパイアティース(吸血鬼の歯)」として敬遠されています。そもそも海外では矯正治療をしてキレイに整った歯並びが、社会的にもステータスが高いとされる傾向があります。国際化が進む状況を鑑みても、八重歯を含む叢生は適切な時期に矯正することをお勧めしております。

     
     

    ■ 八重歯はインビザライン®️で矯正できる?


    マウスピース型矯正装置世界シェアNo.1、1,100万人以上が使ってきた実績のあるインビザライン®️ですが、歯を覆うタイプの矯正装置だから八重歯などの叢生には対応できないのでは?とお思いになるかたもいらっしゃるかもしれません。
    適応症例が広いのが特長のインビザラインには、もちろん叢生の治療実績もございます。軽度の八重歯ならそのまま治療できることが多いです。
    抜歯を行なってからの矯正治療では、歯を抜いてできたスペースを埋めるために他の歯を動かさなくてはなりません。歯は1ヶ月あたりたったの0.3mm程度しか動かせないのに、スペースを作るために八重歯と関係ない歯を延々と動かさなければならないのは非効率ですよね。非抜歯の矯正治療ではその必要がありません。期間の面でも非抜歯矯正がおすすめできるのです。

    当院では、矯正治療用アンカースクリューを用いたインプラント矯正と呼ばれる矯正治療治療や、歯の表面を少しだけ削り、歯を動かすためのスペースを確保するディスキングという治療法で、歯を抜かない矯正治療を行っています。

     

    非抜歯の矯正治療に関してはホームページでも詳しく説明しておりますので、あわせてご覧ください。
    https://www.futako-ortho.com/nonextraction/

     

    重度の乱ぐい歯の場合には抜歯することもあります。しかし、当院ではまずは非抜歯で対応することを前提に検討をいたします。当院では

    必要ない歯など存在しないと考えているからです。
    当院では、抜歯しなければ機能的にも見た目的にも正しい咬み合わせが実現できないと判断する場合に限り、抜歯を行います。それは、そもそも歯というものは咬み合わせがきちんと正しい状態でないとじゅうぶんに機能しません。たとえ抜歯をしたとしても矯正治療によって噛み合わせが改善されれば、歯並びはもとより全身の健康状態にも好影響を与えられます。すみずみまでブラッシングが行き届きやすくなり、むし歯や歯周病のリスクも抑えることができます。
    もちろん、なぜ抜歯の判断に至ったかという根拠を丁寧にご説明したうえ、患者さまがご納得いただけた場合に抜歯のうえ矯正治療に入ります。当院は矯正の相談に加え、検査・診断までを無料で行っております。

    抜歯したらインビザラインが使えなくなるのでは?というご質問をいただくことがありますが、当院はインビザライン専門の矯正歯科クリニックで、かつ取り組み症例の多い「ダイヤモンドプロバイダー」認定施設です。インビザラインの性能だけに頼るのではなく、そこに担当医の経験や知識、技術をプラスすることで、さまざまな難しいケースや他の歯科医院様で断られてしまったケース、うまく矯正できなかったケースにも対応してきました。
    もちろん、歯並びや咬み合わせはひとりひとり異なります。矯正にかかる期間や金額も考えると、患者さまの状況を多面的にお伺いしたうえで矯正に踏み切るかどうか、いつ踏み切るかといった意思決定を患者さまご自身がされることがたいへん重要になってきます。当院では、事前の相談から検査、診断までを一貫して無料で行うことで、患者さまの矯正に関する意思決定を客観的に支援しています。

     
     

    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください


    インビザライン®️矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。マウスピース矯正での治療に興味があるものの、歯並びの状況で他院では断られてしまった方、以前マウスピース矯正で失敗してしまった方でも、当院でしたらインビザラインで治療できるかもしれません。

    ぜひ一度、当院の無料相談へお越しいただき、お話をお聞かせください。
    https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

    マウスピース矯正治療後の保定について

    2022年4月1日

    新年度が始まり、新しいことにチャレンジしようとお考えの方も少なくないことと思います。この機会に歯並びをきれいにしようとお思いの方は矯正治療についてさまざまなご検討をされていることと思いますが、目立たないながらも矯正治療の成功に欠かせない最後のステップである「保定」についてお話ししたいと思います。

     

    目次

    ■ 保定とは
    ■ 保定装置の種類
    ■ インビザライン専用保定装置のご紹介
    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください

     

    ■保定とは


    保定というのは、矯正して整った歯並びを安定させて元に戻らないようにする目的で、矯正治療後の歯並びの後戻りを防ぐ簡単な装置(リテーナー)を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定していくことです。
    歯並びがキレイになるとそれで安心してしまい、そこで治療は終わりだと考えてしまう方が残念ながら少なくありません。ですが、矯正治療後はさまざまな原因により歯並びが後戻りしてしまうことがあるのです。矯正治療のトラブルで「後戻りしてしまった」というケースには、保定がうまくいかなかったケースも少なからず見られます。
    保定とは、矯正治療を終えてからも5年、10年経ってもキレイになった歯並びがいつまでも美しく健康なままで維持できるようにするための、大切な仕上げのプロセスといえます。

     

    保定の必要性
    これまでにも何回か歯が動くしくみについてご説明してきましたが、歯並びはとても繊細なバランスで成り立っています。ですので、治療が終わって装置を外した後に何もしないで過ごすと、歯は矯正をする前の状態に戻ろうとするでしょう。
    保定期間中には装置で歯が動かないようにすることに加えて、歯並びを悪くさせるような生活習慣も見直す必要があります。たとえば頬づえや睡眠時の体位のような気づかずにやってしまっていることも歯並びを悪くする習慣のひとつです。
    身体を使った習慣だけではありません。唇や舌などにも気づかないうちに歯並びに悪影響を及ぼすたくさんのくせがあります。上下の歯が非機能的な接触を生じているブラキシズムと呼ばれる状態や、舌で歯を押してしまうくせ、爪を噛んでしまうくせといったものもそのひとつです。保定期間中の通院では、歯並びを悪くする癖をなおし唇・舌の正しい使い方を学ぶ指導(MFT)が受けられます。

     

    保定の期間
    一般的に、保定装置は矯正にかかった期間だけ装着しておき、その後も就寝中は保定装置をつけるのが理想的とされています。しかし「保定」が終わってもリテーナーをしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。
    保定期間は、リテーナーという後戻り防止装置を装着しながら通院していただきます。来院いただいた時には、

     

    • ・リテーナーの調整
    • ・歯並びのチェックなど
    • ・口内の清掃やブラッシングの指導
    • ・歯並びに影響する癖の改善指導(MFT)   などを行います。

     

    怪我をしたら徐々に元の状態に戻るのと同じように、歯も同様で、「元に戻るための力」が働くのです。予防するために、矯正治療が終わった後はリテーナーを一定の間つけて「現在の歯並びが正しい」という点を自分に教え込みます。保定はそれだけ重要なことなのです。
    当院では保定が不十分で後戻りしてしまった歯の再矯正プログラムをご提供しています。詳しくはホームページ「後戻り矯正プログラム」をご覧ください。(リンク

     

    ■保定装置の種類


    保定装置は大きく分けて「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、患者様の症状などを考慮して最も良い保定装置を選びます。両方選択するケースもあります。
    それぞれの特徴をひとことで申し上げると、固定式は針金が歯についている間、歯は動かないで後戻りを防ぐために助けてくれます。取り外し式は、患者様に後戻り管理が任せられます。マウスピース型の矯正に慣れた方にとっては矯正装置の頃と同じように歯磨きや飲食の時以外は装着するといった取り外し式リテーナーの動作はなじみのあるものかもしれません。

     

    固定式 (フィックスリテーナー)
    前歯の裏側に細いワイヤーをつけて固定するため、後戻りに対する抑止力が期待できます。フィックスリテーナーでは、前歯6本あるいは小臼歯を含む合計8本を固定するのが一般的です。
    フィックスリテーナーは一旦装着すると自分では取り外せないのですが、それほど大きなものではなく意識しなくても長時間保定できるメリットがあります。その一方で、リテーナーの接着部分などが歯磨きしづらくなってしまい、汚れや歯石が溜まりやすく虫歯や歯周病のリスクが高まるデメリットもあります。

     

    取り外し式 (可撤式リテーナー)
    取り外し式リテーナーは歯の表側にワイヤーが通って、内側をプラスチックで囲むように作成されていて、”ホーレーリテーナー”や”ベッグリテーナー”がとくに有名です。取り外し式リテーナーはマウスピース型矯正装置のように、食事や歯磨きの時など必要に応じて外すことができるのが魅力ですが、厚みがあり慣れるまでしゃべりにくかったり、表側のワイヤーが見えて人目が気になったりします。

     

    透明なクリアリテーナー(インビジブルリテーナー)
    マウスピース型矯正装置インビザライン®️のような透明なリテーナーも存在します。このクリアリテーナーは透明なプラスチックで、矯正が終了した時の歯型を包み込んで作成します。クリアリテーナーも取り外し式リテーナーの一種ですが、ほかの取り外し式のリテーナーとの大きな違いは、なんといっても薄いこととワイヤーがないために快適に使用できること、全体を包み込み治療終了時の歯並びを維持しやすいことがあります。さらに食いしばりや歯ぎしりをある程度防止する働きもあります。
    クリアリテーナーはマウスピース型矯正装置と同じように咬む面も覆っているため保定の安定性が高まるのですが、長く使うと劣化してしまうので再作成が必要となる場合があります。

     

    ■ インビザライン専用保定装置のご紹介


    インビザライン®️を開発したアラインテクノロジー社では、インビザラインで矯正された方向けのリテーナーも開発しています。このビベラリテーナーはインビザラインと同じように見た目の良さや耐久性の高さに定評があるリテーナーです。

     

    ビベラリテーナーの特長は、

     

    • ・目立ちにくく透明
    • ・取り外し式で清潔
    • ・高い強度
    • ・歯列データを記録・保管可能
    • ・クリンチェックデータをもとに作れる
    • ・インビザライン以外で治療を受けた患者様も利用できる
    • ・ポンティックやリンガルバーにも対応

     

    といったところが挙げられます。

     

    ■ 「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください


    今日は、矯正終了後の「保定」というプロセスのご説明をいたしました。治療の後にまだあるのか、とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが、整った歯並びは「美しい」のはもとより、「機能的」でもあり「健康的」「衛生的」とも言えます。すこやかで明るい人生を楽しむ上でも、今一度ご自身の歯がどれだけ大事かを見つめ、矯正治療という選択肢と向き合ってみてはいかがでしょうか?
    当院では患者さまのさまざまな疑問や悩みにお答えしようと、毎月5名様限定で「矯正治療」に関する個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。詳しくは当院ホームページ(リンク)をご覧ください。

    初診「個別」相談へのご案内

    当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
    ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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