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インビザライン®️矯正中によくあるトラブルを知って備えよう

2022年3月18日

こんにちは、マウスピース矯正専門の、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
当院でお勧めしているインビザライン®️をはじめとするマウスピース矯正にチャレンジしようとする方が増えています。今日は、マウスピース矯正中に見られるトラブルをお知らせします。どのような場合でも、基本的には主治医にご相談のうえ対策を仰いでいただきたいのですが、よくあるトラブルをあらかじめ知っておくことで心の準備ができ、休診時などもしもの時にもスムーズに対処できることと思います。

 

目次

■アライナーを紛失した
■アライナーが割れた
■アタッチメントが取れた
■歯科医院はあなたの矯正治療の伴走者です

 

■アライナーを紛失した


矯正には、マウスピース矯正のほか、ワイヤー矯正、裏側矯正などさまざまな種類があります。固定式の装置であれば歯科医師がチェック後ワイヤー交換を行いますし、ブラケットもついていて自分では外せないため、矯正装置を紛失するということは起こりにくいでしょう。しかし、インビザライン®️などのマウスピース型矯正装置(アライナー)は、自分で外すことができます。出張などの外出先で、お食事の時、洗浄の時、おうちの中など、ちょっと外した時に紛れてしまうことが意外と少なくありません。透明であることも探しにくくなる原因のひとつかもしれません。
 
インビザラインでは、歯を移動させる量を計画的に細かく調整するため、治療開始前にシミュレーションを行い、多数のアライナーを作ります。
また、マウスピース型矯正装置は外すことができるとはいっても、基本的にはつけっぱなしにすることによって効果を発揮します。インビザラインの場合ですと1日20〜22時間というのが一般的、具体的には歯磨きと食事の瞬間以外はほぼ装着しているという計算になります。
ですので、マウスピース矯正の場合では「外す時間は食事時間と歯磨きの時ぐらいで、基本的にはずっと装着する」という認識で矯正治療にあたっていただくのがいちばん大切になります。外したらつける、という行動様式を身につけることで、アライナーがいつもあるべきお口の中にあるようになります。
 
マウスピースを外して保管する際は、専用のケースに入れて、決まった場所に保管する習慣をつけることもおすすめです。たとえばインビザライン®️には専用ケースが用意されています。ケースに入れずに置いておくと、ほこりを被って不衛生になるだけでなく誤って破損するおそれもありますので気をつけてください。
インビザライン®️のケースはインビザラインホームページでも紹介しています。
https://www.invisalignjapan.co.jp/consumer/mouthpiece/cleaning

万が一紛失してしまった場合には、次の診察日まで待たずに速やかに矯正を担当する歯科医院にご連絡いただき、指示を仰いでください。何もはめずにいると矯正している途中の歯並びが元に戻ってしまう恐れがあります。複数のアライナーをあらかじめ渡されている時は、1つ前のマウスピースを期間が終わってもしばらく取っておくともしもの時に安心できるかもしれません。

 

■アライナーが割れた


装置の付け外しの際に、アライナーが割れてしまうこともあります。とくに、歯並びのでこぼこの状態が大きい場合は付け外しが難しく、割れやすいといわれます。インビザラインのアライナーはポリウレタン製で非常に壊れにくい材質ではありますが、無理な力でアライナーの取り外しを繰り返したり、ケースに入れずに置いてしまい、重たいものの下敷きになったりしたら絶対に壊れないとは言い切れません。
 
アライナーが割れたといっても、多少のひび割れでアライナーの力がじゅうぶん歯に加わっていると歯科医師が判断した場合は、交換予定日まで使用する指示が出ることもあります。ここでも自己判断は避けて、歯科医院へご連絡をお願いいたします。

 

■アタッチメントが取れた


インビザライン®️のアタッチメントは、アライナーの力をうまく歯根まで伝わらせる作用があります。歯の表面はつるつるでアライナーも滑りやすいため、アタッチメントを使うことでしっかり歯と密着させることができます。
アタッチメントが取れても患者さまが痛みを感じることはほとんどありませんし、脱離したり一部が欠けたりしても、そのことは気づけないことさえあります。ですが、アタッチメントが取れてしまったことでアライナーが浮いてしまうことがあります。アライナーが浮いてしまうと矯正の効果が正しく得られない恐れがありますので、診察予定を早めていただく必要が出てくる恐れが高いです。
 
アタッチメントは、食事のときや、マウスピースの脱着のときの摩擦や衝撃で取れてしまうことが多く見られるほか、おせんべいのような歯に力が必要となる固いものを勢いよく食べると外れてしまうことがあるようです。
アタッチメントが取れないようにするには、マウスピースを着脱するときは左右に均等に力がかかるようにすることがポイントです。
片側にだけ力がかかる形で着脱をしようとするとアタッチメントが取れてしまうことがあります。無理矢理片側に力を寄せようとするのはマウスピースの破損にもつながるため注意が必要です。
 
アタッチメントが取れてしまった場合の対処は、アタッチメントが役割を果たすステージによって対応が変わってきます。アタッチメントがないばかりにアライナーの力が上手くかからない段階であれば定期の診察予定を繰り上げて来院いただく必要があるかもしれません。いっぽう、歯の移動が終わっている場合であれば、アタッチメントが外れても再装着しなくてよいという判断ができることもあります。いずれにせよ、主治医の判断のもと症例に応じた対処を行うことになりますので、違和感を感じた時にはためらわずに歯科医院へご連絡ください。 その際には、インビザラインの何番目のアライナーを使っているか、どこの歯のアタッチメントが取れたかわかるようにしていただけると私たち歯科医院の判断も早くでき助かります。現時点でどの歯を動かしているのかを歯科医が判断するために必要な情報となります。

 

■歯科医院はあなたの矯正治療の伴走者です


患者さまができるだけトラブルに見舞われることのないよう歯科医院ではさまざまなケースを想定し治療計画を立てておりますが、長い矯正期間ですので何かしらのことが起こっても不思議ではありません。診察予約を取り直すのが大変だから、電話する時間がないからといったお話から、歯医者さんに叱られるのではないかといった恐れから連絡したくなくなってしまう気持ちがあるかもしれませんが、私たち歯科医院は、患者さまのよりよい歯並びを実現するための応援団です。困ったことがあったら遠慮なくご連絡をください。あらかじめ多段階のアライナーを用意するインビザライン®️なら診察日を早めなくてもできることがあるかもしれません。
 
マウスピース矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。
歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひいちど当院の無料個別相談へお申し込みください。
https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

インビザライン®️の認知と安全性

2022年3月11日

こんにちは。マウスピース矯正を専門としております、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
世界で1,100万人以上に使われた実績があり、当院でも強くお勧めしておりますインビザライン®️ですが、今回はその認知度と安全性に焦点をあてて、お話をしていきたいと思います。マウスピース矯正をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

■インビザラインの歴史
■インビザラインの認知度と利用者数
■インビザラインの評価
■インビザラインの安全性
■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください

 

■インビザラインの歴史


近年ではその名前を聞くことが多くなったインビザライン矯正ですが、実は日本発祥のものではなく、アメリカで開発された矯正方法です。

インビザラインの開発秘話として、おもしろい話があります。
インビザラインが開発されたのは1997年。アメリカの ジア・チシュティ氏とケルシー・ワース氏によって考案されました。興味深いのは、二人とも歯医者ではない、ということです。実は彼らは、スタンフォード大学でMBA(経営学修士)を取得したコンピューターの専門家なのです。では、歯医者ではない2人がどのようにインビザラインを考えついたのでしょうか。

ある日、二人の何気ない会話の中で、ジア・チシュティ氏が昔受けたワイヤー矯正について、痛くて装置が目立つのがとても嫌だったと話しました。
ケルシー・ワース氏はそれを聞き、自分も過去に矯正治療を行い、現在は保定用の透明なマウスピースをつけているが、そのマウスピースを数日使わないと歯が動いてしまう。けれども、またマウスピースをつけると綺麗な位置に歯が戻る。というような話を聞かせます。

そこで2人は、このマウスピースを応用したらワイヤーを使わないで歯が動かせるのではと思いつきました。装置も透明で目立たず、頬にあたる痛みもなく、一石二鳥です。

そこから、彼らは専門とする3Dコンピューター技術を駆使して矯正治療を行う、マウスピース矯正という新しい矯正治療を開発しました。こうして生まれたのが、インビザラインです。会社名は、アラインテクノロジーといいます。

こうしてインビザライン矯正は、全米に普及後、日本をはじめとした世界に広がっていきました。

 

■インビザラインの認知度と利用者数


開発国であるアメリカにおけるインビザラインの認知度は、当然のことながら世界で最も高い水準を誇っています。

2012年に行われた「目立たない歯科矯正に対する認知度の比較調査」では、アメリカの認知度は83.0%という非常に高い結果が報告されています。
マウスピース矯正におけるメリットやデメリット、それから精密検査でみられるポイントや治療方針なども、アメリカ人の方が認知している幅が広いといえます。

アメリカではインビザラインのCMが放送されているということもあり、既に200万人近い患者さんがインビザラインでの歯列矯正を行っています。そもそもアメリカ人というのは、小さい頃に矯正治療を受けるのが普通であるという文化が根付いているため、インビザライン矯正の認知度が高いのはある意味当然かもしれません。

日本はどうでしょうか。残念ながら、日本でのインビザライン知名度はまだまだ高い方ではなく、認知度の割合は30.5%程度となっています。
日本がインビザラインを導入したのは、2006年です。このブログを読まれている皆さんは、きっとインビザラインと聞いて、マウスピースを用いた歯の矯正ということをすぐにイメージできるのではないかと思いますが、普段から歯科に関心がない方の中には、名前すら聞いたことがないという方も、まだまだいらっしゃるはずです。

近年は日本でもインビザラインを導入する歯科医院が増えてきましたが、それでも矯正治療と言えば第一選択肢としてまずワイヤー矯正が挙げられるのが現状です。
ワイヤー矯正は日本では最もポピュラーでオーソドックスな治療法であり、ほとんどの症例に対応できること、実績もあり歴史も古いことから根強く行われています。ワイヤー矯正中心の文化があり、インビザラインによる実績やメリットなどについて未知な部分が多いことなどから認知度が伸び悩んでいると言えます。

それでも見た目が気になるという方や、周りに矯正治療を行っていることを知られたくない方が多いことも事実です。そのような人々のニーズに合致する「見えない矯正治療」としてインビザラインは徐々に知られ始めています。

 

■インビザラインの評価


インビザラインの特徴として、見た目の目立ちにくさ、取り外しが可能なため虫歯などのリスクを抑えられることなどが挙げられます。
従来の矯正治療にはないメリットをたくさん持ち合わせた治療法でもあるインビザラインですが、歯科医師の間ではどのように評価されているのでしょうか。

歯科医師にとって、歯の動きというのはあくまで予測です。ワイヤー治療はほとんどの歯並びや、難しい症例でも対応できる治療法ですが、予見した歯の動きではなかったり、歯の動くスピードが遅かったりすることがあり、なかなかゴールに辿りつけないということも珍しくありません。これは矯正治療が目に見えないゴールに向かって進んでいるからです。

インビザライン・システムにおける歯の移動は、コンピューター上ですべてプログラミングされます。最終的な歯並びを目で見て確認することができることが従来の矯正治療との大きな違いです。
患者さんに視覚を通して歯の動きを説明することができるため、歯科医師としても予見しやすく、また患者さんにとっても自身の歯の動きを目で確認することができるため、モチベーションを高く持ったまま治療を続けることができるという大きなメリットを持っています。

このように、歯科医師にとって予見しやすい治療法であることから、歯科医師からも高評価を受けている治療法ということがわかります。

 

■インビザラインの安全性


歯科医師からも高く評価されるインビザラインですが、海外のものと聞いて、その安全性を心配される方も多いのではないでしょうか。
最後にインビザラインの安全性について、ご紹介したいと思います。

インビザラインは、これまで世界80か国以上で1,100万人以上の治療実績があります。
インビザライン・システムは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けているマウスピース装置で、ISO(国際標準化機構)を取得している最新の工場で製造されています。

日本における、インビザラインを含むすべてのカスタムメイドのマウスピース型矯正歯科装置は、それぞれの患者様ごとに作成している装置であり、市場流通性がないことから、薬事法上の医療機器にも歯科技工法上の矯正装置にも該当せず、医薬品副作用被害救済制度が適用されない場合があります。
しかし、インビザラインのマウスピース材料自体は日本の薬事認証を得ており、アレルギー等に関する安全性は確保されています。

さらに凸凹のあるワイヤーやブラケットを歯に固定する従来の矯正とは異なり、インビザラインは口の中の粘膜に当たって「痛む」「口内炎ができる」などのトラブルを抑えることができます。ブラケットによる口腔内の怪我を心配することもないため、スポーツなども楽しむことができます。

このように、インビザラインの安全性はすでにしっかりと確認されておりますので、ご安心ください。

 

■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください


今回は、インビザラインの認知度と安全性についてご説明いたしましたが、いかがでしたでしょか?インビザラインに興味があっても、安全面や効果などへの不安から、なかなか踏み出せなかったという方も多いのではないでしょうか。
インビザラインは比較的新しい治療方法ですが、目立ちにくく、取り外しのできる矯正装置を使用しており、従来の矯正治療にないメリットがたくさんあります。この機会に矯正治療という選択肢と向き合ってみてはいかがでしょうか?インビザラインには、7つのランクが設定されています。当院はそのトップクラスにあたる「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。インビザラインについて、ご不安なことやご不明な点があれば、お気軽に当院へご相談ください。

当院では患者さまのさまざまな疑問や悩みにお答えしたいとの想いから、「矯正治療」に関する個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください。
https://www.futako-ortho.com/contact/#link03

インビザラインの注意点

2022年3月4日

歯列矯正を検討したことがある人にとって、従来の矯正方法であるワイヤーとブラケットを使用しないマウスピース矯正(インビザライン)は、人前で目立たないことや、簡単に取り外して歯磨きができることなどのメリットから、近年注目を浴びている矯正方法です。

これまで歯列矯正を躊躇し、一歩踏み出す決断ができなかった多くの方々にとって、このインビザラインのメリットは注目され、選ばれるようになってきました。

しかしそんなインビザラインも、実際に矯正治療を受ける前に知っておくべきことがいくつかあります。「思ったような歯並びにならなかった」「もっとこうなって欲しかった」などと不満が残るのは避けたいですよね。

自分自身で後悔のない決断をするためにも、正しい知識と理解を大事していきましょう。

 

目次

1、インビザラインで起こり得るリスクやトラブル
2、トラブルの原因を理解する
3、まとめ

 

1、インビザラインで起こり得るリスクやトラブル


実際にインビザライン矯正を受けて後悔している人たちは、どのような部分で不満を持ったのかを見ていきましょう。

 

①治療期間が想定よりも長くなった

インビザラインの治療期間は、動かしたい歯の本数やどの程度の距離を移動するのかよって変わりますが、およそ1年半〜2年ほどの期間を要します。

しかし、想定した期間内で理想的な歯並びが手に入らないケースもあることが事実です。

重度の叢生といった不正歯列などの状態を除くと、1番の原因はマウスピースの装着忘れなど、1日の生活の中で必要な装着時間をきちんと守られないことです。

また、矯正治療の期間中はメンテナンスや調整のため、数ヶ月に1回のペースにて歯科医院へ通院が必要になります。必要なタイミングでの通院やメンテナンスを怠ってしまうと、それは正しい結果が得られるまでのプロセスの中では時間のロスとなってしまいます。

そして結果的に期間内に終わらずに治療期間が伸びてしまう原因となります。

矯正治療を受けると決めた以上、医師から求められる様々な生活上の制約に対しても辛抱強く対処する忍耐力や精神的な強さがポイントになります。
決して少なくない費用や長期間の治療時間をかけるわけですから、理想的な成果が得られるための努力は是非とも継続していただきたいと思います。

②噛み合わせに違和感が生じた

インビザラインによって、施術前と比較して噛み合わせが合わなくなってしまったという事例が多くあります。

噛み合わせの不一致は、当初の治療計画のシミュレーションでは正確に反映されず、施術中の様々な要因によって予期せず起こります。

噛み合わせが合わなくなる代表的な原因は下記の3つのパターンです。

・マウスピースの装着によって奥歯が下に下がってしまう
・マウスピースの装着によって特定の歯の位置がずれてしまう
・歯の凹凸によって特定の歯が先に当たり、奥歯が浮いて噛み合わなくなる

こうした事例はインビザラインでの治療中に見られます。

インビザライン治療では、マウスピースを1日20時間ほど装着するため、常に奥歯には圧力が加わります。そのため、奥歯が下に沈み込んでしまい、噛み合わせのバランスが悪くなりがちです。

美しい見た目の印象のみを求めると、噛み合わせが崩れてしまうことがあります。

噛み合わせが不安定になり、顎に負担がかかりすぎると、顎関節症を引き起こす可能性もあります。顎関節症になると「口が開けづらい」「口を開くときに不快音が鳴る」といった症状が起こります。

「硬い食べ物や大きい食べ物が食べられない」「顎の音によるストレス」などを抱えながらの生活になってしまいます。

別の事例ですと、矯正治療によって歯を引っ張ることで、歯茎が動くのですが、それにより歯茎が下がって、歯が長くなったように見えることもあります。

無理な力を加えすぎたり、マウスピースを適切に使わなかったりすると歯茎が下がりすぎてしまうため、治療計画に沿って適切に矯正を進めることが大事です。

③前歯が出っ歯になってしまう

患者様の前歯部分で歯列の乱れが大きい場合、事前の入念な治療計画を立てないと出っ歯になってしまうことがあります。

理想的な成果を得る上でどうしても必要であるにもかかわらず、「抜歯を行わない」「歯を削らない」という判断をするようなケースの場合、正しい歯並びにならない矯正治療を進めることとなります。結果的に前歯のガタつきだけを治すことになり、前歯が前方に出てしまう原因となります。

美しい歯列を手に入れるための処置で、逆に歯並びが悪くなってしまうことは何としても避けたいですね。

④最終的に満足のできる歯並びにならなかった

インビザライン矯正は、マウスピースを被せる矯正治療ですので、ブラケット矯正やワイヤー矯正よりも矯正力自体は弱いです。叢生が軽度であればインビザライン矯正で歯並びを改善できますが、重度の不正咬合は、ワイヤー矯正やブランケット矯正を併用する必要があります。

ワイヤー矯正やブランケット矯正と比較すると、インビザライン矯正が対応できる症例数は少なくなります。

 

2、トラブルの原因を理解する


インビザライン治療が失敗する主な原因について見ていきましょう。

①虫歯や歯周病の影響

虫歯や歯周病があると、歯形の変化につながり、その結果マウスピースが合わなくなります。歯に合わないマウスピースを装着しつづけても、矯正治療はできません。そのため、虫歯や歯周病の治療をまず最初に終えることが大事です。
また、矯正治療中に虫歯や歯周病など症状が悪化すると、矯正治療を中断しなければいけません。インビザライン治療はマウスピースを簡単に取り外しができるため、歯磨きをしっかり行ってください。

②装着時間の不足

これはインビザライン矯正における根本的な原因です。

インビザライン治療では、マウスピースの装着時間が20時間以上必要です。1日20時間以上、専用の装置を装着することで常に歯に力が加え続けられ、歯が順調に動きます。

装着する時間が不足すると、治療計画通りに歯が動かず、矯正治療に時間がかかってしまいます。基本的に食事と歯磨き以外の時間はすべて装着するようにしましょう。

③マウスピースの交換時期を守らない

インビザライン治療は、治療計画に沿って新しいマウスピースに交換することが必要です。治療が進むにつれて歯が動くため、同じマウスピースを装着しつづけても矯正が進みません。それぞれの歯を少しずつ、目標の位置へと動かしていきます。

交換時期には関しては歯科医師から指示がありますので、きちんと交換時期を守りましょう。
これを怠ってしまうと治療の期間が長引き、思うような結果が得られなくなります。

④口腔内を清潔に保てない

マウスピースを装着している状態では、唾液が歯に行き渡りません。実は唾液には口腔内の乾燥を防ぐだけではなく、細菌の増殖を防ぐ、口臭や虫歯、歯周病などのトラブル予防などの重要な役割があります。

そのため、インビザライン治療中は、通常よりも口腔トラブルになる可能性が高まります。
矯正治療の妨げになるため、できるかぎり口腔ケアを行い、口の中を清潔に保ちましょう。

 

3、まとめ


いかがでしたでしょうか?
インビザラインの利便性、機能性だけではなく、デメリットもしっかりと考慮した上で後悔のないように決断しましょう。
そして治療を受ける場合は、最終的に矯正が完了するまではやり続ける強い覚悟をもって臨んでください。

 

インビザライン矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。

 

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インビザラインのメリットについて

2022年2月25日

「歯列の矯正」

この言葉を聞いた時に、あなたは何を思い浮かべますか?

この質問をした時に、おそらく多くの人が、歯の表面に矯正装置をつけた人の姿を思い浮かべるのではないでしょうか?

そしてあなた自身が自分の歯並びについて何らかの悩みを抱いているのだとしたら、対面で目立つそうした矯正器具について、何らかのマイナスのイメージを持たれているかもしれません。さらにはそのことが、歯列矯正をするということに対して、一歩踏み出す勇気を持てない原因になっていることさえあるかもしれません。

しかし、歯列矯正の方法は他にもあるのです。

話す時や笑顔の時に目立つと懸念される、一般的な矯正方法は歯の表側に接着する装置(ブラケット)が金属製のもの。この方法のメリットは、あらゆる症例に対応可能で細やかな調整ができることと、器具が頑丈で施術費用も低額なこともあり、多くの方がこの方法を選択しています。

それとは別に、現在では、表側からは見えない装置や、ワイヤーを使わない透明な装置など、患者さまのご要望に応えた様々な種類の矯正装置が開発されています。

その中でも、透明のマウスピースを用いたインビザラインと呼ばれる矯正方法があるのをご存知でしょうか?

今回はそのインビザラインについてのメリットをまとめていますので、歯列矯正を考えている方はぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1、インビザラインのメリットについて
2、歯列矯正は健康面においてもメリットがある
3、まとめ

 

1、インビザラインのメリットについて


ワイヤーやブラケットを一切使わず、マウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着することで、歯を移動させる矯正方法です。

この方法の歴史は、1997年に歯科矯正先進国であるアメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピースによる矯正治療システムです。日本に導入されたのは2006年で、全世界650万症例を超える臨床データをもとに作成される治療計画の精度は非常に高いことが特徴の矯正方法です。重度の叢生といった一部の不正歯列を除いて、ほとんどのケースに対応可能であると言えます。

また、マウスピース治療とワイヤー、ブラケットの治療を上顎、下顎に分けて適用させる方法もあり、それぞれのメリットを考慮して、最も効果が期待できる方法を取り入れることが望ましいです。

一般的なブラケットやワイヤーといった器具を用いた矯正治療と比較した場合、インビザラインには様々なメリットが存在します。

 

装置が目立たない

0.5mm程度の薄く透明なポリウレタン製の装置は目立たず、装着していても相手に気づかれることはほとんどありません。
インビザラインの1番のメリットはまさにこれにつきます。
気にせず思いっきり笑顔を出すことができるのはとても大きいのではないでしょうか?
目の前の相手と近い距離で会話することが多い人にとっても安心して治療を進めることができます。
見た目の美しさを損なうことなく歯並びを整えられるのは、マウスピース矯正ならではの特徴です。

 

簡単に取り外しが可能

治療の効果を最大限に高めるには、長時間装着する必要がありますが、短い時間であれば装置を外して食事を楽しんだり、人前に出たりすることが可能です。
結婚式や写真撮影などの大切なシーンでは装置を取り外すことも可能です。この点もワイヤー式の歯列矯正にはない特徴です。
また、歯の表面に接着剤で装置をつけることもありませんので、取り外す際に歯のエナメル質を傷める心配もありません。

 

装着時の違和感が少ない

マウスピースに用いられる素材は柔らかく表面が滑らかです。そのため歯茎や粘膜を傷つけることはほとんどありません。従来の矯正ではつきものだった口内炎に悩まされることもありません。

装置の交換後、2~3日は歯に痛みや締めつけ感が現れることがあります。ただし、ワイヤー矯正よりは痛みが軽度、かつ短期間で慣れることが多いです。

ワイヤー矯正が月に1回程度の間隔でワイヤーの調整や交換を行うのに対し、マウスピースは1〜2週間という短いスパンで新しい装置に交換します。マウスピースを交換するたびに移動する歯の量を0.25mm程度に抑えてあるため、歯に無駄な力がかからないようになっており、歯が動く際に感じる痛みも極力抑えることができます。

歯にダメージを与えない程度に少しずつ段階的に歯を動かすように設計されるため負担が少ないのです。

 

口腔内を衛生的に保ちやすい

装置を簡単に取り外せるということは、フロスを使って歯垢を除去したり、ブラッシングにおいて装置が死角になったりして歯垢が溜まるといったことがありません。
ワイヤー矯正では器具の部分に食べカスがつまったり、歯垢が溜まりなったりと不衛生になりがちなのがデメリットでした。

ブラケットとワイヤーの隙間を歯ブラシのみで清掃するのは難しく、装着部分は汚れが溜まってしまい虫歯になるといったケースが見られることがあります。
歯間ブラシなどの口腔ケアグッズを患者さんに使用してもらうことが多いです。

虫歯や歯周病については、矯正前に既になってしまっているものは先に治療を済ませておくのが望ましいです。

金属アレルギーの方でも安心して矯正治療ができる。

ワイヤー矯正は一般的に金属の矯正装置を常時装着しているため、金属アレルギーの心配があります。装置は医療用プラスチック製なので、金属アレルギーの方でも使用できます。

 

 

 

2、歯列矯正は健康面においてもメリットがある


基本的には小さいお子様から70歳以上の高齢者の方まで、幅広い年齢層での対応が可能であり、実際に高齢者の方で矯正治療を受ける方も一定以上存在します。

高齢者の方は治療を受ける段階で、これまでの治療痕が目立ったり、歯肉が下がったり腫れていたり、何らかの事情で抜歯されていたりと、患者様によってさまざまな状態が見られます。一人一人の状態に合わせて適切な治療計画を立てて、高度で安全な技術に基づく治療ができる専門医に依頼することが重要です。

若い世代の方々は、主に審美性の観点から矯正治療を考える方が多いと思います。
矯正治療の目的はそれ以外にも大事なことがあります。
それは「きちんとした噛み合わせができる状態」を構築することです。

この噛み合わせについては、健やかな生活を送れるかどうかにおいて、極めて重要な要因になります。

一つ例を挙げると、認知症と歯列の関連性です。
認知症の最前線で研究を続ける専門医の先生のお話で、「歯がない人は認知症になりやすい」という論述が存在します。

歯周病菌は歯が抜ける原因の一つとされていますが、それだけではなく、実はアルツハイマー型認知症の原因となることも今日の研究でわかっています。

歯の下には歯根膜と呼ばれる器官が存在しており、歯と骨の間に存在しています。
歯列がしっかり存在することは、すなわちしっかりと物を噛むことができ、この歯根膜に適度な刺激が加わり、血流が活性化されます。
これにより、脳への血流自体も良くなり、脳が活性化されるという仕組みです。

この一例からも、歯列は見た目の美しさや第一印象への影響力だけではない、人体の中でも非常に重要な健康要素となります。

 

 

3、まとめ


いかがでしたでしょうか?
「歯並びにコンプレックスがあるので、矯正治療をしてみたい。でも、装置をつけているのを周りの人に見られるのは恥ずかしいし・・・」
このような患者様の声に応えられる、マウスピース型矯正装置。
施術前に歯科医師と相談して、あなたにぴったりの治療方法を見つけましょう。

インビザラインで使われるアタッチメントについて

2022年2月18日

こんにちは。マウスピース矯正を専門としております、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
世界で1,100万人以上に使われた実績があり、当院でも強くお勧めしておりますインビザライン®️には、より効果的に歯の矯正を行うためにマウスピースに加えてアタッチメントを用います。今日は、インビザラインで用いるアタッチメントについてお話しいたします。

目次

■アタッチメントとは何か
■アタッチメントはどんなものがあるか
■アタッチメントの装着方法
■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください

 

■アタッチメントとは何か


インビザラインはマウスピースをどんどん交換していくことで歯が少しずつあるべき位置に動かすことができる矯正治療、というのは当院のご説明やブログ等をご覧になった方はすでにご承知でしょうか。そのマウスピースで歯をしっかり動かしていくために欠かせないのがアタッチメントになります。

インビザラインのマウスピースは、患者さまひとりひとりの治療開始時の歯の状態から、矯正の結果得られる望ましい歯並びをシミュレーションして作成します。ですが、歯の表面はツルツルとしてすべりやすく、マウスピースだけではうまく矯正力がかからないことがあります。また、マウスピースという装置は、形の特性上歯の根っこのほう(歯根)まで覆うことができませんから、どうしても歯根のほうへ力をかかりにくくなります。より効率よく力をかけるために、歯の表面にごく小さな突起物を着けます。これがアタッチメントです。ボルダリングという競技で、選手が岩壁に無数についたカラフルな突起物を足がかりに登っていますよね。あの突起物と同じ役割だと思っていただければよいと思います。また、アタッチメントによってアライナーとの密着性が高まるため、装置が外れてしまったりズレてしまったりする現象も防ぎます。


インビザラインのアタッチメントは、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂の一種で作られています。コンポジットレジンは虫歯治療でも用いられる材料で、これに特別な接着剤を使用することでツルツルした歯の表面にもしっかり装着することができます。
歯に装着する、といってもごく小さなものですし、歯と同じ色のものを選ぶことができますので、マウスピース型矯正のメリットである矯正を目立たせない自然な見た目はもちろん維持できますし、日常生活に支障をきたすものではありません。
アタッチメントの形は四角いものから丸いものまでありますが、おおよその大きさは3㎜から5㎜程度のものが多いです。

 

■アタッチメントはどんなものがあるか


インビザラインのアタッチメントには、インビザラインを設計する時にソフトウェアが自動的にマウスピースに付与する「最適アタッチメント」と、歯科医師が実際に患者さまの診察を行いながら必要に応じてマウスピースに付与する「通常アタッチメント」の2種類があります。
インビザラインのアタッチメントは、最適アタッチメントと通常アタッチメントを合わせ現在10種類ほどがあり、技術の進歩とともに種類が増えています。アタッチメントによってどんな症例に対応できるようになったかを、最適アタッチメントのいくつかを例にご紹介いたします。

最適アタッチメントとは、矯正治療の期間で歯をどのように移動させていくかと患者さまの歯冠の形態に合わせ、インビザラインシステムでアタッチメントの形状やサイズを自動的にカスタムメイドされるものです。
インビザラインは1997年に開発が開始、日本での治療は2006年から開始されましたが、アタッチメントは2009年ごろから開発が始まっています。2011年ごろから飛躍的な技術開発が進み、インビザライン矯正でできることの精度が高まってきました。

たとえば、歯の根っこの傾きを調整するルートコントロールアタッチメントというものがあります。マウスピース型矯正装置は、先ほど述べたように歯根には力がかかりにくいという性質がありますが、実際に歯並びを美しく機能的に矯正するには、正面から見た時の1本1本の歯の微妙な傾きにアプローチする必要が少なくありません。ルートコントロールアタッチメントとはルート、つまり歯の根っこを積極的に動かすアタッチメントなのです。

また、インビザラインがマウスピース型矯正装置として多くの歯科医師に高く評価されるようになった最適アタッチメントのひとつに、オープンバイトの症例向けのアタッチメントが挙げられます。
奥歯は噛んでいるのに前歯が噛み合わずに開いているものをオープンバイト(開咬・かいこう)と呼びますが、オープンバイトは前歯で食べ物を咬み切ることができなかったり、タ行やサ行の発音が適切にできなかったりすることで、発音が不明瞭で聞きとりにくくなってしまう不具合をもたらします。また、本来前歯と奥歯で分散されるべき力が奥歯に一方的にかかってしまう結果、奥歯を傷めやすくなり、奥歯を失ってしまう原因になるのです。オープンバイトの矯正は奥歯と前歯のそれぞれの動きをコントロールする必要があり、ワイヤーを用いた矯正(ブラケット矯正)でも難しいと言われています。
このオープンバイトの矯正に対応できるアタッチメントがコンピュータ技術のイノベーションにより完成したおかげで、必要に応じて、患者様の治療計画に沿ったそれぞれ特有の歯の移動にカスタマイズされたアタッチメントを提供できるようになりました。

その他、インビザラインで用いられるアタッチメントには、咬み合わせが深すぎるディープバイト(過蓋咬合)に対応するもの、個別の歯に働きかけねじれを修正することに用いるアタッチメントや、抜歯したケースにも対応できるアタッチメントなどがあります。

 

■アタッチメントの装着方法


インビザラインのアタッチメントは、歯科医院において次の手順で装着されられます。

① 歯の表面をお掃除する
② 歯の表面に接着の前処置をする
③ 薬剤を水で流し、歯の表面を乾燥させる
④ 歯の面面に接着剤を塗る
⑤ アタッチメントにレジンを流し込んだ、型取り用のマウスピースを装着する
⑥ 光を照射してレジンを固める
⑦ レジンの硬化を確認したら、マウスピースを外す
⑧ 余分な部分(バリ)を除去して完了

手順につきましては、日頃ネイルをされる方でしたら、ジェルネイルの固め方を思い起こしてくださるとよく似ていると思います。

どのアタッチメントも、患者さまひとりひとりの歯並びや矯正の進捗状況に応じて、歯科医師がアタッチメントの装着、脱着を行なっていきます。マウスピースは患者さま自身で着けたり外したりができますが、アタッチメントは患者さまの意思で外すことはできないということをご理解ください。
アタッチメントが外れてしまった場合、再装着が必要になることがほとんどです。基本的には外れてしまった後すぐに再装着しますが、アライナーがパカパカ浮いていない場合や、次回予約がもうすぐという場合には、次の来院時に再装着する場合もあります。

 

■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください


インビザラインのアタッチメントの機能をご説明いたしましたが、長い人生の中では、いくつになっても矯正治療を行うだけのメリットが、健康面を中心にたくさんあります。ととのった歯並びは「美しい」のはもとより、「機能的」でもあり「健康的」「衛生的」とも言えます。すこやかで明るい人生を楽しむ上でも、今一度ご自身の歯がどれだけ大事かを見つめて、矯正治療という選択肢と向き合ってみてはいかがでしょうか?
当院では患者さまのさまざまな疑問や悩みにお答えしたく、毎月5名様限定で「矯正治療」に関する個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。詳しくは当院ホームページをご覧ください。

インビザラインで気になる部分を目立たせずに矯正しませんか?

2022年2月11日

こんにちは。マウスピース矯正専門の、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
マウスピース矯正に興味があるけれど、歯並び全体を治すほどでもないような気がする。歯並びの悪さが気になる部分だけ矯正したいな、とお考えの方もいらっしゃるかと思います。今日は、マウスピース型矯正を専門とする当院がおすすめしております矯正装置ブランドの「インビザライン®︎」を用いた部分矯正についてお伝えします。

 

目次

■マウスピース部分矯正の特長
■インビザラインでの部分矯正に向いたケース
■インビザラインでも部分矯正ができないケースもあります
■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ

 

■マウスピース部分矯正の特長


歯の矯正では、歯並びや噛み合わせ全体ではなく、問題がある部位だけを治療する「部分矯正」と呼ばれる方法があります。具体的な矯正方法としては、当院が得意とするマウスピース矯正はもちろん、全体矯正でも用いられるブラケット矯正(ワイヤーを使用)、インプラントを使用した矯正などがあります。

では、インビザラインでの部分矯正が他の方法より優れているのはどのようなところでしょう。

 

① 手軽に矯正できる
歯の矯正治療を始めたことを周囲に気が付かれたくない人もいらっしゃると思います。ワイヤー矯正の装置は、とくに表側に装着すると目立ってしまい、まわりの人に矯正していることが知られてしまいます。
しかし、インビザラインは透明なマウスピースを用いた矯正方法ですので、装着していても目立ちません。また、どうしてもマウスピースをつけたくない時は外すこともできます。ほんの少し歯並びが気になるけれど、矯正すると目立ってしまいそう、と躊躇している方にとって、インビザラインでの部分矯正は適しています。

 

② 多くの症例をもとに治療計画やマウスピースが作られる
インビザラインは、これまで世界1,100万人以上の使用実績があり、日本国内でも2,000以上の歯科医院が採用しています。数々の治療実績をもとに、あなたにもっとも適した治療計画やマウスピースをご用意できるのは、インビザラインだからこそです。
また、インビザラインでは、事前に撮影したレントゲンや口腔内スキャンの画像を元に、3Dで治療のシミュレーションを行います。これらのシミュレーションにも過去の症例が生かされているのです。

 

③ 矯正の痛みや負担が少ない
ワイヤー矯正では、矯正装置を調整することができるのは歯科医師だけですので、通院した際に強い強制力をかける必要があり、歯がその強制力に馴れるまでは強い痛みを伴う恐れが高くなります。いっぽう、インビザラインではおよそ10日ごとにマウスピースを変えることで歯を動かしていくため、歯に対していちどに大きな強制力をかけることはありません。
インビザラインの1回の交換で歯が移動する距離は、なんと、わずか約0.25mmです。ワイヤー矯正と比べて少しずつ、細かく歯を動かしていくため、痛みから起こるからだへの負担が小さくなるのです。

 

④ 治療に通う期間や回数が軽減できる
部分矯正は動かす歯が少ないため、治療期間も短くなります。通常の矯正治療なら2~3年かかるケースも少なくありませんが、部分矯正なら数ヶ月~1年以内に治療が完了します。ですので、部分矯正は結婚式や就職活動など、大事なイベントを控えている方にも人気があります。
また、一般的なマウスピース型矯正システムですと、約2~3週間のペースで来院いただき、その都度歯型を採り、新しいマウスピースを作製しなければなりません。それに対し、インビザラインは各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しできるため、来院回数を6~8週間に1回のペースに減らすことができます。インビザラインは、お忙しい方でもできる部分矯正システムといえます。

マウスピース矯正にはいくつかのメーカーがあり、それぞれこのメーカーではこのケースは対応できないが、他のメーカーでは対応できるといった適応症例があります。当院で利用するメーカーは世界シェアNo.1を誇る「インビザライン®️」で、他のメーカーと比べて適応症例が広いのが特徴です。また、矯正治療に関しての知識や経験が豊富なうえ、インビザラインでの治療を数多く経験した当院の診察力と技術であれば、他の歯科医院で断られてしまったケースもインビザラインで治療できる可能性があります。

 

■インビザラインでの部分矯正に向いたケース


インビザラインでの部分矯正に適しているのは、一般的に次のようなケースです。

 

①前歯
前歯一本だけがずれているのが気になる場合や片方の歯が飛び出ているような歯並び、以前矯正をしていて、後戻りをおこした場合などはインビザラインが適しています。
②軽い乱ぐい歯
専門用語では、叢生(そうせい)とも呼ばれる、歯があちこちを向いて乱れた状態は部分矯正で大丈夫なケースがあります。歯が歯列(アーチ状の歯並び)に収まりきらずわずかに隣同士が重なってしまう状態や、少し歯がねじれている状態です。八重歯もこの一種です。
③すきっ歯
歯のあいだに隙間が出てしまう場合です。小さい歯や形の悪い歯が生えてきた場合、本来生えてくる歯の数より少ない場合など、歯と顎のバランスが崩れている場合に起こります。
すきっ歯は頬杖をついたり、舌で前歯を押してしまったりする癖によっても起こり得ます。若い頃はきれいな歯並びだった方も、生活習慣によってすきっ歯になってしまうこともあるのです。
④ごく軽い出っ歯
隣の歯に比べて少し段差がある程度や、顎自体ではなく歯のみが出ている場合は、インビザラインでの部分矯正が向いております。

 

■インビザラインでも部分矯正ができないケースもあります


インビザラインは『部分矯正』『全体矯正』どちらにも対応できるすぐれた矯正方法です。しかし、残念ながら部分矯正したいと考えている患者さますべてが部分矯正できるわけではありません。凸凹が著しい歯並びや骨格的な問題など、部分矯正が向いていない場合も少なからずあります。また、実際に検査診断をしたところ、部分矯正を希望して来院された患者さまのなかには、実は全体矯正が必要な症例だった例も少なくありません。

 

また、怪我をしたら徐々に元の状態に戻るように、歯も何もしないと「元に戻ろうとする力」が働きます。少しずつ動かした歯並びが元に戻ってしまわないよう、矯正治療後はリテーナーと呼ばれる装置を一定期間付けることで、「今の歯並びが正しい位置である」ということを身体に教え込む必要があります。このリテーナー装着期間が不十分だと、せっかく治療した部分矯正が元に戻ってしまうことがあります。

 

私たち矯正の専門医は、専門家の見地からさまざまな検討を重ね、患者さまの健康に最善の提案をさせていただきたいと考え、日々の診療にあたっております。患者さまの状態をもとにとことんご説明させていただき、患者さまひとりひとりがご納得いただける治療をご提案させていただいておりますことをご理解ください。

 

■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ


当院はインビザライン矯正のエキスパート認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。マウスピース矯正を専門とする当院では、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。
治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行うだけでなく、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点で客観的にご説明いたします。歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひいちど当院の無料個別相談へお申し込みください。他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

 

当院ホームページでは、インビザラインの部分矯正について、より詳しいご説明をいたしております。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

マウスピース矯正専門の当院がおすすめする「インビザライン」

2022年1月28日

こんにちは、マウスピース矯正専門の世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
当院のブログをご覧いただいているみなさまは、さまざまな歯列矯正の方法をお調べになり、マウスピース型矯正に魅力を感じていらっしゃるかたが多いことと思います。マウスピース型は従来のワイヤーを用いた矯正方法にくらべ、「取り外しできる」「目立ちにくい」「金属アレルギーでも大丈夫」といったメリットがありますが、「歯並びや歯の状態によって使えない」といったデメリットがあるというお話があると言われています。
今日は、マウスピース型矯正を専門とする当院がおすすめしております矯正装置ブランドの「インビザライン®︎」について、おすすめの理由や治療手順をお伝えしたいと思います。

目次

■当院でおすすめする「インビザライン®︎」
■インビザラインを用いた歯列矯正治療の手順
■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ

 

当院でおすすめする「インビザライン®︎」


マウスピース型の矯正装置はさまざまなものがありますが、当院ではインビザラインをおすすめしています。
インビザラインは、マウスピース型矯正装置のパイオニア企業である米国アライン・テクノロジー社が開発した、従来のワイヤー矯正とはまったく異なる、透明なマウスピース型の矯正装置です。マウスピースは目立ちにくく、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
インビザラインは、1997年から独自技術の研究と改良を続け、いまでは世界で1,100万人以上、日本国内では2,000軒以上の歯科医院で治療方法として取り入れられており(※)、お口の中のトラブルを起こしにくいのが特長です。(※2021年9月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)

歯並び全体の矯正はもちろん、部分的な矯正や矯正後に後戻りしてしまった歯の再矯正など、さまざまなケースに対応できるのがインビザラインの強みです。
しかし、マウスピース型矯正装置が一般的にいわれるように、インビザラインが苦手とする歯並びもあります。
なかでも抜歯が必要な方の治療は難易度が高いと言われており、他の歯医者さんでマウスピースは使えない、と言われたご経験のあるかたもいらっしゃるでしょうか。
当院では、抜歯が必要なケースでも対応できる実績があります。
歯並びによってはワイヤー矯正と併用することで対応できることもあります。ひとりひとり異なるお口の中のコンディションを詳しく把握したうえで、最適な矯正方法をご提案いたしますので、「自分にはマウスピース矯正は無理」などとあきらめてしまわずに、ぜひ一度当院の無料カウンセリングをご利用ください。

インビザラインを用いた歯列矯正治療の手順


インビザラインは、患者さまひとりひとりの歯並びの状態に合わせてマウスピースを作ります。インビザラインを使った矯正治療のステップは、おおむね次のとおりです。

1.カウンセリング
まずは、さまざまな治療方法の中から患者さまにもっともフィットする治療方法を検討するために、診察させていただき、患者さまのニーズをお伺いするカウンセリングからスタートします。カウンセリングの時には、独自のシミュレーションツールを用いて、ご自身の歯並びのビフォーアフターの変化をご覧いただけます。
気になることはなんでも、この段階でお聞きください。

2.精密検査
インビザラインでの治療を始めることが決まりましたら、いよいよ治療の準備に入ります。まずは、精密検査で口腔内の検査と、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影を行ないます。また、型取りが一切不要です。
3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで、素早く歯型を採取できます。

3.治療開始
患者さまひとりひとりにあわせたマウスピースが完成すると、いよいよ治療開始です。初回は、マウスピースを実際につけてみて、歯にフィットしているかを確認します。この時に、マウスピースの扱い方や注意点などもご案内します。マウスピース型矯正装置は、決められた時間しっかりつけることと、洗浄などの日々のメンテナンスなど患者様自身での自己管理が非常に重要です。

4.定期診察を受ける
指定された装着時間を守りながら、治療の段階に合わせて新しいマウスピースにつけ替えていきます。定期診療の都度、口腔内の状態も確認し、治療の進捗を管理していきます。
一般的なマウスピース型のシステムの場合、約2~3週間のペースで来院いただき、歯型を取って新たなマウスピースの型を作らなければなりません。しかし、インビザラインの場合は、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により、各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しすることができ、来院回数は6~8週間に1回のペースまで減らすことができるのが大きなメリットといえます。

5.治療終了後はリテーナー(保定)を
矯正治療で歯を移動させ、のぞましい歯並びになったら治療終了となりますが、治療した歯並びを正しい位置を長期間にわたって保持しなければなりません。なぜならば、歯並びというものは、歯やあごの骨、筋肉、舌や歯周組織などさまざまな器官の微妙なバランスから成り立っています。いちど治した歯並びが、運動不足や姿勢の悪さ、ストレスといったさまざまな要因で変わってきてしまうことが指摘されています。いったん正しい位置に動かした歯や歯周組織が安定するまでの間、その位置を維持管理することを保定と呼び、そのために用いる装置を保定装置(リテイナー)と呼びます。
保定装置を装着する期間は、原則として、歯を動かした期間と同じくらいかかると言われています。とくに、矯正歯科治療を終えてから3〜6か月のうちは、歯が非常にもとの位置に後戻りしてしまいやすい不安定な状態です。保定をおろそかにしてしまったために、矯正が後戻りしてしまった残念なケースもご相談いただきます。治療の効果を長続きさせるためにももうひとがんばりが求められる、たいせつな時期です。

 

ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ


当院はインビザライン矯正のエキスパートである認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。
マウスピース矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。また、治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行い、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点でご説明いたします。当院では口内環境、ライフスタイル、予算などに応じて複数の選択肢をご提案するようにしていますし、決してひとつの治療法を押し付けるようなことはいたしません。
歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひ一度当院の無料個別相談へお申し込みください。

世界シェアNo.1のインビザラインは適応症例の幅が広いのが特長のひとつです。
とはいえ、そのインビザラインでも対応が難しいケースがあり、歯科医院によっては同じインビザラインでもできることとできないことが起こり得ます。
しかし、矯正を専門とし、かつインビザラインでの治療実績の豊富な当院は、他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

また、当院ホームページでは、インビザラインについて、さまざまな視点からより詳しいご説明を差し上げています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

インビザラインの詳細は「インビザライン矯正」をご覧ください。

高齢者のインビザラインについて

2022年1月14日

もしもあなたがご自身の歯並びにお悩みを抱えているならば、歯列矯正の一つの方法として注目を集めているマウスピース矯正(インビザライン)について、いろいろと調べて検討されたことがあるのではないでしょうか?

目次

■マウスピース矯正の様々なメリット
■マウスピース矯正の対象について
■歯列矯正のメリット

マウスピース矯正のさまざまなメリットについて


一般的なブラケットやワイヤーといった器具を用いた矯正治療と比較した場合、マウスピース矯正には様々なメリットが存在します。

装置が目立たない

透明なポリウレタン製の装置は目立たず、装着していても相手に気づかれることはほとんどありません。
気にせず思いっきり笑顔を出すことができるのはとても大きいのではないでしょうか?
目の前の相手と近い距離で会話することが多い人にとっても安心して治療を進めることができます。
見た目の美しさを損なうことなく歯並びを整えられるのは、マウスピース矯正ならではの特徴です。

簡単に取り外しが可能

治療の効果を最大限に高めるには、長時間装着する必要がありますが、短い時間であれば装置を外して食事を楽しんだり、人前に出たりすることが可能です。
結婚式や写真撮影などの大切なシーンでは装置を取り外すことも可能です。この点もワイヤー式の歯列矯正にはない特徴です。

装着時の違和感が少ない

マウスピースに用いられる素材は柔らかく表面が滑らかです。そのため歯茎や粘膜を傷つけることはほとんどありません。
装置の交換後、2~3日は歯に痛みや締めつけ感が現れることがあります。ただし、ワイヤー矯正よりは痛みが軽度、かつ短期間で慣れることが多いです。
ワイヤー矯正が月に1回程度の間隔でワイヤーの調整や交換を行うのに対し、マウスピースは1週間という短いスパンで新しい装置に交換します。
歯にダメージを与えない程度に少しずつ段階的に歯を動かすように設計されるため負担が少ないのです。

口腔内を衛生的に保ちやすい

装置を簡単に取り外せるということは、フロスを使って歯垢を除去したり、ブラッシングにおいて装置が死角になったりして歯垢が溜まるといったことがありません。
ブラケットとワイヤーの隙間を歯ブラシのみで清掃するのは難しく、装着部分は汚れが溜まってしまい虫歯になるといったケースが見られることがあります。
歯間ブラシなどの口腔ケアグッズを患者さんに使用してもらうことが多いです。
虫歯や歯周病については、矯正前に既になってしまっているものは先に治療を済ませておくのが望ましいです。

金属アレルギーの方でも安心して矯正治療ができる

ワイヤー矯正は一般的に金属の矯正装置を常時装着しているため、金属アレルギーの心配があります。装置は医療用プラスチック製なので、金属アレルギーの方でも使用できます。

 

マウスピース矯正の対象について


基本的には小さいお子様から高齢者の方まで、幅広い年齢層での対応が可能です。
高齢者の方は治療を受ける段階で、これまでの治療痕が目立ったり、歯肉が下がったり腫れていたり、何らかの事情で抜歯されていたりと、患者様によってさまざまな状態が見られます。一人一人の状態に合わせて適切な治療計画を立てて、高度で安全な技術に基づく治療ができる専門医に依頼することが重要です。
若い世代の方々は、主に審美性の観点から矯正治療を考える方が多いと思います。
矯正治療の目的はそれ以外にも大事なことがあります。
それは「きちんとした噛み合わせができる状態」を構築することです。
この噛み合わせについては、特に高齢者の方々が健やかな生活を送れるかどうかにおいて、極めて重要な要因になることをあなたはご存知でしょうか?
今回は審美性の観点ではなく、マウスピース矯正を行うことについて、そのメリットも解説しながら、あらためて自分の歯で食事できることの喜びと健康における重要な役割をお話したいと思います。

 

 

歯列矯正のメリット


ここからは高齢者の方に想定される様々な健康上のリスクや要因を踏まえて、歯列矯正においてどのような健康面での恩恵があるかについて、様々な側面から見ていきましょう。

「8020運動」の達成

まず最初に、皆さんは「8020運動」というワードをご存知でしょうか?
これは「はちまるにいまる運動」と読みます。
現在の日本は男性女性ともに平均寿命が長くなり、世界的に見ても長寿国家であり、高齢化社会という現実に直面しています。そのような高齢化社会の中でもう一つ重要な概念として「健康寿命」という考え方も存在します。
これは「何歳まで生きるか?」とは別の問題となる「何歳まで健康的な生活を送れるか?」という観点に立っています。
相手の声が聞こえる、物が見える、自分の足で歩ける。こうした日常的な当たり前の行動でも、年齢を重ねるとともに大変な労力を必要としたりします。
それは当然、「自分の歯で食事ができる」ということにも当てはまります。
8020運動は、80歳になった時点でも20本以上の自分の歯を維持して、明るく健やかな生活を送りましょう、というスローガンです。
厚生労働省のデータによると、平均的な現在80歳で残っている歯の本数はおよそ9本で、20本以上の残存歯を持つ人は、およそ4人中わずかに1人という割合です。
自分の歯を失ってしまう過程としては、何らかの理由で1本の歯を失うと、本来その歯と噛みあっていた反対側の歯や両隣の歯が、土台として安定させるための支えを失います。
抜けてしまってぽっかりと空いてしまった隙間に歯が傾いてくるなどして安定性を失います。この状態により噛み合わせはどんどん悪くなっていき、放置すると歯列が完全に機能を失ってしまい、最終的には総入れ歯をしなくてはならなくなります。
矯正治療は、そのようなリスクを低減するために、噛み合わせを守っていく上でも有効な選択肢の一つとなります。

何歳でも自分の歯で食事を楽しむ

自分の歯で食事を楽しめることは、すなわち自分の歯で食物をしっかりと噛んで、自分の口から生きていくために必要な栄養素を摂取できる、ということになります。
もしもこれができない場合は、口からではなく点滴などで必要な栄養素を取り入れることとなります。

やはり何歳になっても、自分の歯でしっかりと噛むことで、食べ物の味や食感、風味を存分に楽しみたい欲求は存在するでしょう。

噛めることは健康の秘訣

認知症の最前線で研究を続ける専門医の先生のお話で、「歯がない人は認知症になりやすい」という論述が存在します。
歯周病菌は歯が抜ける原因の一つとされていますが、それだけではなく、実はアルツハイマー型認知症の原因となることも今日の研究でわかっています。
歯の下には歯根膜があり、歯と骨の間に存在しています。
歯が残っていることでしっかりと物を噛むことができ、この歯根膜に適度な刺激が加わり、血流が活性化されます。
これにより、脳への血流自体も良くなり、脳が活性化されるという仕組みです。
歯を失っているために噛む力が弱くなったらどうなるでしょう。
当然、歯根膜の運動自体が弱くなり、結果的に血流が減少して脳も十分に活動しているとは言えない状況となります。
このように、矯正治療によってしっかりと噛める状態を維持することは、健康寿命を長くしていくためにも重要だということがお分かりいただけたと思います。
「歯列矯正は若いうちに」だけではなく、いくつになってもご自身の健やかな生活のためにもしっかりと向き合うべきテーマです。
歯の健康にも意識を向けるべきだということを、繰り返しお伝えしてきました。
ご自身はもちろん、ご家族に噛み合わせに悩んでいる場合は、一度カウンセリングを検討されることをおすすめします。

インビザラインでなぜ歯は動くのか?

2022年1月7日

歯列不正を治療する方法として、矯正歯科治療があります。矯正歯科治療とは、さまざまな装置を使って不正に並んだ歯を機能的な位置に再配列したり、顎の成長を人為的にバランスの取れた位置に誘導したりする治療方法です。したがって、矯正歯科治療のためには歯を動かしたり、成長を誘導したりするための装置が発する外的な力が必要になってきます。これを「矯正力」と呼んでいます。
これらの矯正力を獲得するために、矯正歯科治療ではさまざまな材料を用いています。インビザラインを含むマウスピース型矯正装置もそのひとつです。今回は、インビザラインにおける矯正力の仕組みについて解説します。

目次

■なぜ歯は動くのか
■矯正歯科治療における歯の移動
■アタッチメントとは
■まとめ

なぜ歯は動くのか


固定式の矯正装置、あるいはインビザラインのような可撤式の矯正装置によって歯に矯正力がかかると、一般的に歯はどのような動きをするのでしょうか?本来は非常に難しい話ですが、ここでは大まかに説明したいと思います。
ある方向から矯正力がかかると、歯根膜という歯を支える非常に大切な膜が圧迫されます(圧迫側)。押し付けられた歯根膜には、変化、具体的には破骨細胞(骨を溶かす細胞)やマクロファージなどの細胞が出てきます。一方、反対側の牽引側には、血管の新生、線維芽細胞(骨をつくる細胞)の増殖、基質形成が起きます。こうした変化に伴い、矯正力のかかった方向からかけられた方向に少しずつ骨を改造しながら、歯が動いていきます。これが、基本的な歯の動きです。
この歯の動くメカニズムは、ワイヤー矯正のような固定式矯正装置もインビザラインも基本的に同じです。インビザラインは、3D口腔内スキャナーで歯牙の内部構造をスキャンしてデータ化します。そのデータをもとに患者さん専用にカスタマイズしたマウスピース型の矯正装置(アライナー)を作製します。作製したアライナーと元々の歯列には少しズレができるように設計されていて、インビザラインではアライナーを装着することで、このズレの方向に矯正力がかかり、歯が移動します。

 

矯正歯科治療における歯の移動


矯正歯科治療で歯を移動させるには、多くの方法があります。ここでは具体的に、①傾斜移動、②歯体移動、③挺出、④圧下、および⑤回転による移動の5つに大別して説明します。

傾斜移動

歯冠の近遠心方向、あるいは頬舌方向に力を加えると、歯根の根尖測1/3付近の中心点を支点として歯は傾くように動いていきます。これが傾斜移動です。矯正力が作用した圧迫側の歯根膜では骨の吸収が起き、逆に広がった牽引側では線維芽細胞が出現して骨の再生が起きます。
傾斜移動は、歯根の部分はあまり動かさないので、移動のスピードも非常に速く、周囲の骨が安定するまで維持しておけば治療は完了です。

歯体移動

歯体移動は、歯を平行に移動させる方法です。歯を傾斜することなく、歯軸が平行になるように移動させることを、歯体移動といいます。歯根の移動側全体に圧迫側が生じ、その反対側に牽引側ができてくるという状態で、歯軸が傾斜することなく直立のまま移動するイメージです。
例えば抜歯などを行い、歯を移動させるスペースが大きい場合には、歯体移動を行います。歯体移動を行うと、どうしても治療期間が長くなってしまいます。

挺出

「挺」には「真っすぐ、ぴんとしている」という意味があるように、歯軸に沿って骨の中から歯を引き出すような動きをいいます。つまり、歯冠方向に矯正力を加えることで、根尖部に牽引側が生じ、そこに骨が再形成して歯槽骨から抜け出る方向にスムーズに動くのです。

圧下

挺出と反対に、歯を歯槽骨内に押し込むような動きです。歯軸に沿って矯正力を加えると、根尖部に圧迫側が生じます。そうすると、骨が吸収し、歯は押し込まれるように動きます。歯の移動の中でも、最も起こりにくい移動です。

回転

回転とは、文字通り歯の長軸を中心にコマのように、ねじるような動きをさせることです。歯の長軸を中心として、捻転している状態を改善します。歯の幅や歯間によっては、十分にスペースを作ってから行う必要があります。

アタッチメントとは


従来のマウスピース型矯正装置は、先ほど述べた歯の移動の中でも、傾斜移動になることが多い装置でした。そのため、マウスピース型矯正装置は、軽度の叢生や歯冠空隙など、非抜歯で治療可能な比較的難度の低いケースだけに使用してきました。しかし、インビザラインはアタッチメントの併用などによって、多様な歯の移動ができるようになりました。このことで、非抜歯で行う部分矯正だけでなく、抜歯して全体矯正を行う場合にも適応範囲は広がっています。
アタッチメントとは、歯の表面に接着する突起物のことをいいます。アタッチメントは歯科用のプラスチック製の樹脂(CR)でできています。これは虫歯治療の時にも使用している材料で、歯とほぼ同色です。インビザライン治療では、アライナーだけで歯を目標とする場所へ動かすことが難しい場合に、補助的なパーツとしてアタッチメントを歯の表面に接着することがあります。

アタッチメントの役割

アライナーは、固定式の矯正装置と違って取り外しができる反面、矯正力が加わりにくいことが課題でした。適切に矯正力が加わらないと、計画通りに歯が動かないということが起きてしまいます。アライナー自体にも保持力はありますが、アタッチメントがあると着脱時にアライナーの窪みにアタッチメントがはまり込むため、アライナーの保持力がさらに高まります。
また、アライナーは1つ1つの歯に個別の力を加えることが難しい矯正装置です。アタッチメントを付けることで、個別の歯に矯正力を作用させることができます。アタッチメントは、歯体移動や挺出、回転などといった歯の移動のために重要な役割を果たします。使用するアタッチメントの形状や数、設置場所は、歯をどのように動かしていくかによって変わってくるため、患者さんごとに違います。また、アタッチメントで移動させることができる距離には限界があります。移動スペースが大きい場合には、マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)でないとできない症例もあります。インビザラインによる治療が可能かどうかについては、歯科医院にご相談ください。

まとめ


矯正歯科治療では、さまざまな装置を用いて外的な力(矯正力)を発生させ、歯を動かしていきます。適切な矯正力が加わると、圧迫された歯根膜には破骨細胞が出現し、骨吸収が起こります。反対の牽引側では、線維芽細胞による骨造成が起こります。このようなメカニズムで、歯は移動します。
歯の移動様式にはいくつかあり、具体的には「傾斜移動」「歯体移動」「挺出」「圧下」「回転」といった様式があります。従来のマウスピース型の矯正装置では、このような多様な歯の移動様式を実現することが難しく、傾斜移動が主体となっていました。そのため、非抜歯の部分矯正といった症例にしか適応でありませんでした。
しかし、インビザラインではアタッチメントという補助的なパーツを用いることによって、従来のマウスピース矯正では難しかった歯の移動を行うことができるようになり、マウスピース型矯正装置の適応範囲は広がっています。アタッチメントはいろんな形や大きさがあり、その形状によって作用する力は異なります。アタッチメントの使用の有無や使用するアタッチメントの種類などは、症例によって異なってきます。
インビザライン治療について興味のあるという方は、ぜひ一度歯科医院でご相談ください。

歯列矯正治療のイメージ

2021年11月22日

こんにちは、
世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
皆さんは「歯科矯正」にどんなイメージをお持ちでしょうか。
痛い?
見た目が気になる?
食事制限があるのかな?などなど、、、
おそらく想像するのは歯に金具を装着している姿という方が多いのではないでしょうか。
しかもどちらかというと「見た目があまりよくない」とか「痛そう」というネガティブな印
象が日本人の場合は多いのではないかと思います。
でも逆に欧米人は日本人とは矯正に対する捉え方が違っているのはご存知でしょうか。
今日は、欧米と日本の矯正に対する意識の違いから、歯科矯正について、改めてお話してい
きたいと思います。

目次

■日本と欧米の矯正に対する考え方の違い
■日本人の持つ矯正へのネガティブイメージ
■欧米では歯並びで社会的評価が変わる
■見た目も自然なインビザラインのご提案
■まとめ


■矯正治療の目的

そもそもデンタルケアに対しての意識が日本と欧米では違います。
日本の場合、歯科医院は歯が痛くなったらいくところ、何か問題が起きたら行こうという意
識が強いのに対し、アメリカやヨーロッパの人々は虫歯などのトラブルがなかったとしても
口の中の健康を保つために定期的に歯科医院へ行こうという意識が高いです。
アメリカでは定期的に歯科医院に通って、デンタルケアを行っている人が7割以上いるのに
対し、日本では3割程度しかいません。
矯正治療を行うというところでみると、アメリカでは5割、日本では2割程度です。
歯並びが悪いことを気にしたり、矯正を考えたりすることは日本でもアメリカやヨーロッパ
でも同じように考えます。ただ、実際に矯正治療まで行うかを見てみるとそれだけの差が生
まれるのです。
では日本人が欧米で矯正を行う人の割合に差が出てくるのはなぜなのでしょうか。

■日本人の持つ矯正へのネガティブイメージ


理由の一つには、冒頭にも挙げた矯正器具の見た目のイメージや不自由そうというネガティ
ブな印象が大きいと思います。
矯正治療をすることに対する捉え方が日本と欧米では異なるようです。
例えばアメリカの場合、7割以上の人が矯正をすることに対して「歯並びがよくなって嬉し
い」というポジティブな印象を持つそうです。
一方で、日本の場合、6割以上の人が「矯正装置によって不自由になる」という印象を持つ
そうです。
実施する治療自体は多少の違いはあるかもしれませんが、基本的には同じはずです。しか
し、捉え方がこんなに違うのはもしかすると歯並びに対する環境の違いが大きいのではない
かと思います。

■欧米では歯並びで社会的評価が変わる


欧米では歯並びが綺麗なことは「教養がある」「仕事で評価される人の象徴」というイメー
ジが根付いています。いい仕事につけるかつけないかが歯並びに影響されてしまうのです。
欧米では肥満や喫煙と並んで、歯並びが悪いことは「自己管理できていない」ということの
象徴だと捉えられます。自己管理ができない、自分に甘い人という評価がビジネスにおいて
はマイナスです。
実際、欧米人が日本人の歯並びをみて歯並びが悪いと感じる人は7割以上に上るそうです。
日本人は健康意識が高いのに、歯並びが悪いということに驚く人が多いようです。
それくらい意識が違います。
欧米では歯並びはビジネスにおいて、自分の評価を高めるための大切な要素の一つだと言え
ます。
日本のビジネスシーンではそんなことは関係ないのではないか・・・と思う方ももしかした
らいらっしゃるかもしれません。
ここは欧米ではなく、日本なのだから、それほどまでに気にしなくてもいいのではないか
と。
確かに、欧米ほどビジネスの場面で歯並びに対して注視されないと思います。
しかし、想像してみていただきたいのは、例えば商談をする時に、歯が白くて歯並びが綺麗
な営業マンと歯が汚れていて、歯並びもあまりいいとは言い難い営業マンが来た時に、心理
的にどちらと商談をしたいと感じるか、ということです。
メラビアンの法則というのがあります。
人の印象は55%の視覚情報と38%の聴覚情報、そして7%の言語情報で決まる、というもの
です。ここで注目すべきは視覚情報が5割以上を占めるということです。
もちろん商談やプレゼンの内容も大事なのは間違いないのですが、そもそも内容を聞く前段
階で印象というのは決まってしまうのです。
ビジネスパーソンは見た目も気にかけた方が、より仕事でも結果を作ることができるので
す。

■見た目も自然なインビザラインのご提案


歯並びが大事なのは噛み合わせにも関係し、治療が必要だと理解しているが、それでも矯正
治療には抵抗があるという方も当然いらっしゃると思います。
そこで近年、日本でも広く普及している「インビザライン」がおすすめです。
インビザラインとは、簡単にいうと、マウスピース型の矯正装置です。
ワイヤーなどを使わずに透明なマウスピースで治療をするので、見た目では目立たない矯正
装置です。
インビザラインは1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社が提供を開始し、日本では
2006年から導入されています。
目立ちにくいので芸能人にも人気の治療法で、特に矯正治療に対してポジティブな印象を持
っている海外ではインビザライン治療を行っていることを公にしているセレブや有名人も多
数います。
一人一人のオーダーメイドで装置を作成し、目立たず、取り外しをすることもできます。
また、インビザラインを始める際に3D画像でどのように矯正治療をしていくかのシミュレー
ションもインビザラインでは可能であるために、矯正治療を行う前に、自分の歯がどう変わ
っていくかをしっかり理解した上で治療を始めることができることも大きなメリットの一つ
と言えるでしょう。
何より、従来のワイヤーによる矯正治療に比べて、痛みを軽減することもできます。
ワイヤー矯正では、歯科医師の手で装置の調整を行うために技術に依存する部分が大きいの
で、調整できる範囲にも限界がありましたが、インビザラインは新しいマウスピースに交換
することによって、調整を実施します。このマウスピースの調整は人の手では調整困難なレ
ベル(およそ0.25mm以内程度)で実施するので、歯が動く時の痛みが少ないです。
今までのワイヤーによる歯科矯正とはそのイメージが大きく変わると思います。
上記の通り、見た目だけでなく、痛みという意味でも患者様への負荷を軽減していくことが
可能です。
一方で当然デメリットもあります。
それは取り外しが可能であるが故に、治療の成果が患者様の自己管理に左右されるというこ
とです。しっかり矯正装置を日常的につけていれば問題はないのですが、取り外せてしまう
と装着するのを忘れてしまい、治療時間が短くなってしまいます。そうすると、矯正治療の
期間が延びてしまいます。

■まとめ


それでもこのインビザラインを使用した歯科矯正は、従来の歯科矯正のイメージを大きく変
えたと思います。見た目も目立たず、歯を矯正できることによって、プライベートでもビジ
ネスでも見た目への心配を少なくすることができ、気軽に矯正治療を受けやすくなったので
はないかなと思います。
当院は女性ドクターが在籍し、難症例、すべての歯並びに対応可能です。
マウスピースメーカーによっては部分的な歯並び改善しか対応できないメーカーもありま
す。
メーカー選びと歯科医院選びは慎重に行ってください。
決して短くない時間を使い、安くはない費用を支払ったのに歯がほとんど動かない、イメー
ジ通りにならないと困りますよね。
ぜひ矯正治療はしたいけど、ちょっと悩んでいるなという方もお気軽にご相談いただければ
幸いです。

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