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歯列矯正する前に知っておきたいこと

2023年1月27日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

  

歯並びを改善したい、自分の見た目に自信を持ちたい、という悩みをお持ちの方にとって、歯列矯正はとても有効な治療方法ですよね。SNSや広告などさまざまな場所で目にする機会も増え「矯正治療をしてみようかな」と考える人も多いのではないでしょうか。 

 

しかし、歯列矯正は時間もお金もかかる治療のため、あらかじめ歯列矯正について知っておいた方が良い知識はたくさんあります。機能性や審美性を整えられるといった面でとてもメリットの大きい治療方法ではありますが、注意すべき点やデメリットも存在します。 

  

そこで今回は歯列矯正をする前に知っておきたいことを項目ごとにご紹介します! 

目次

■歯列矯正をする前に知っておきたい6つのこと
■まとめ

■歯列矯正をする前に知っておきたい6つのこと


○矯正の種類

歯列矯正とひとことで言ってもワイヤー矯正や、マウスピース矯正など種類があります。さらに歯の表面に矯正装置を装着する表側矯正、歯の裏側に矯正装置をつける裏側矯正とわけられます。 

◇ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、一般的に広く知られている矯正治療の方法で、ブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーを通して繋ぎ、歯を移動させたい方向に力をかけて動かしていく方法です。矯正装置の取り外しはできませんが、マウスピース矯正よりも治療期間が短いケースもあります。締め付けられるような強い痛みを伴ったり、装置の金属によって口腔内が傷つけられ、痛む場合があります。周囲からも矯正していることを気づかれやすい装置のため、審美的な面が気になるという方にはマウスピース矯正の方が向いているといえるでしょう。 

 

◇マウスピース矯正

マウスピース矯正は、歯型を取って製作された透明のマウスピースを矯正装置として装着し、歯を適切な方向に移動させていく方法です。見た目が透明であるため、装着していても周囲から気づかれることが少なく、審美的な面が気になる人にも向いています。また、取り外しが可能なため、食事制限はほとんどなく、耐え難い痛みを伴うこともほとんどありません。しかしこういったメリットが大きい分、自己管理の徹底が必要不可欠になってきます。矯正装置のつけ忘れや、洗浄などには注意が必要です。 

 

歯列矯正にはワイヤー矯正・マウスピース矯正がある

歯列矯正にはワイヤー矯正・マウスピース矯正がある

 

○虫歯と矯正治療の関係

矯正治療を行う前には必ず歯と口腔内の検査が行われます。ここではお口の中の健康状態を見たり、歯並びの状態を確認したりすると同時に、虫歯と歯周病などの有無を確認します。この時点で虫歯や歯周病があった場合は、まずはそこ部分の治療をしっかりと終わらせてから矯正治療に移行するケースが多いです。しかし、初期段階の虫歯で小さい場合は矯正治療をしながら経過観察するという選択になることもあります。痛む歯や違和感のある歯などがある場合は、事前にしっかりと伝えておきましょう。 

 

また、「矯正治療中は虫歯になりやすい」という噂を多くの人が耳にしていると思いますが、この理由としては、矯正装置に汚れが付着しやすかったり、矯正装置をつけていることによってしっかり歯を磨けないことなどがあげられます。マウスピース矯正であれば取り外して洗浄することが可能ですが、面倒だからと自己管理を怠り、矯正装置が汚れたままつけていると、虫歯のリスクは当然高くなります。 

 

ワイヤー矯正の場合は特に、粘着性のある食べ物や繊維の多い食べ物は控えるのが得策です。また、日常的に使用している歯ブラシにくわえ、装置の隙間は間を磨けるような専用ブラシを併用することがおすすめです。ワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに虫歯にならないためには日頃から意識して生活していくことが重要になってきます。 

 

○矯正治療後の後戻りについて

矯正治療では歯を動かして歯並びを整えます。これを「動的治療」と言い、これにて歯並びが改善されても、自然に歯が元の位置に戻ろうとする力が働きます。これを防ぐために矯正治療によって適切な位置に動かした歯をそこにとどめておく「保定期間」というものが存在します。歯の位置が安定するまで、一定期間リテーナーと呼ばれる保定装置を装着することは後戻りを防ぐためにとても重要です。期間は個人差があります。 

 

○治療期間について

矯正の治療期間は一般的に、ワイヤー矯正の全体的な矯正だと1〜3年、部分矯正だと2ヶ月〜1年、マウスピース矯正では5ヶ月〜2年程度とされています。しかし、歯の状態に個人差があるように、それによって治療期間も変わってきます。「あの日人は1年で終わっていたのに私は2年もかかっているけど大丈夫?」など不安になる必要はありません。担当医からカウンセリングや検査の際にあらかじめどの程度治療期間を要するのかの説明がありますが、気になることがあればしっかり聞いておきましょう。また、歯や口腔内の状況によっては治療計画が変わって治療期間が延長になったりすることもあります。 

 

○矯正治療中の痛みについて

マウスピース矯正では痛みをほとんど伴いませんが、ワイヤー矯正では、マルチブラケット装置などを装着した直後や、ワイヤーを交換した直後に強い痛みを生じることがあります。これも2〜3日で収まるケースがほとんどですが、1週間以上など、長い期間続いてしまう場合には早めに担当医に相談しましょう。 

 

また、矯正によって歯が敏感になりやすくなり、「知覚過敏」があらわれる場合もあります。これも数日で改善されます。歯科医院では知覚過敏のお薬を処方してもらえるので、不安な人は相談しておくのもありえでしょう。 

 

○歯科医院の選び方

矯正治療を診療項目に掲げている歯科医院も増えてきていますが、診療科目にあるからといって、それだけでは歯科医師の矯正治療における技量や経験を把握することはできません。日本矯正歯科学会の認定医や専門医かどうかを見ておくことは歯科医院を選ぶ判断材料のひとつとして重要です。さらに、公式サイトやSNSで過去の症例を確認しておくことも大切です。通院が手間になってしまわないように、ある程度通いやすい所にある歯科医院を選ぶのもポイントですよ。 

 

歯科医院選びでは日本矯正歯科学会の認定医・専門医か確認

歯科医院選びでは日本矯正歯科学会の認定医・専門医か確認

 

■まとめ


今回は歯列矯正をする前に知っておくべき6つのことをご紹介しました。「噛み合わせを整えたい」「歯並びをよくしたい」「自信をもって笑えるようになりたい」など、さまざまな悩みの解決策として有効な歯列矯正ですが、メリットだけではなく注意点やデメリットも存在します。 

   

治療をはじめる前のカウンセリングの段階で担当医としっかり相談し、慎重に判断して治療を進めていくことが重要です。わからないことや不安なことはしっかりと相談し、治療前と治療後でギャップがないように進めていきましょう。 

  

当院では、患者様の歯や口腔内の状態を把握し、患者様のご要望と状態に合った最適な治療を照らし合わせながら最善の治療方法を提案しております。  

  

また、当院は個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。「自分の歯に合う矯正についてもっと詳しく知りたい」「最近話題のインビザラインが気になる」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。公式ホームページからでも受け付けております!  

  

みなさまのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。  

 

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

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矯正中は虫歯になりやすい?虫歯がある場合はどうする? 

2023年1月20日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

歯並びをよくしたい、審美的な面を改善したいという悩みをお持ちの方にとって、歯列矯正はとても有効な治療方法です。さまざまな場所で目にする機会も多くなり、希望する患者様も増えてきています。 

 

歯列矯正をするにあたって、「虫歯がある場合はどうすればいい?」「矯正中に虫歯になってしまったら?」など、矯正を考えるうえで虫歯との関係を心配する声もよく見かけます。 

 

そこで今回は歯列矯正と虫歯の関係についてご紹介いたします。歯列矯正が気になっている方や現在矯正中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。 

目次

■治療前に虫歯がある場合はどうする?
■矯正中は虫歯になりやすいの?
■矯正中に虫歯になったら…
■まとめ

■治療前に虫歯がある場合はどうする?


矯正をはじめる前には、あらかじめ口腔内や歯の検査が行われます。そこで虫歯が見つかった場合には、基本的には虫歯の治療を行い、完了後に矯正治療にすすみます。 

 

歯を削る必要のない初期虫歯のケースは、様子を見ていくという方法をとるため、すぐに矯正治療に移ります。範囲が小さい虫歯の場合は、虫歯をなくした後に白い樹脂の詰め物をします。症状が進行してしまい虫歯が大きくなっている場合は、虫歯を除去した部分に、金属またはセラミックの詰め物や被せ物をして対処していきます。 

 

しかし、矯正治療をする際は歯だけではなく、お口の中の状態も重要になってくるため、お口の中の状態や選択した素材によっては、矯正後に詰め物やかぶせ物をやり替えなければいけないケースもあります。歯の大きさや、どんな矯正治療方法を選択するのか、口腔内の状態など、総合的に見て判断し、どのタイミングで虫歯治療を行うのが適切か検討していくようになります。 

 

矯正治療を行う前に「気になる歯がある」「痛む歯がある」などがあれば、あらかじめ担当医に相談しておくと良いでしょう。 

 

矯正治療前に気になる・痛む歯があるときは担当医に相談

矯正治療前に気になる・痛む歯があるときは担当医に相談

 

■矯正中は虫歯になりやすいの?


矯正を検討している方は「矯正中は虫歯になりやすい」なんて噂を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。虫歯とは、ミュータンス菌などのお口の中に常在する虫歯原因菌が出す酸によって、歯が溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことを言います。 

 

歯並びが悪く、凹凸や歯の重なりがあると日常的な歯ブラシでは磨ききれず、歯垢や汚れが残りやすくなります。歯垢の中には虫歯の原因菌がたくさん住んでいるため、飲食物の糖分をエサにしてしまうのです。分解する際に出る酸が歯面を脱灰させ、だんだん穴が大きくなっていき、虫歯が発生し、進行していきます。つまり、歯垢汚れが長期的に残っていればいるほど、虫歯になるリスクは高くなるということです。 

 

矯正治療にはさまざまな方法があり、選択する装置によってもよっても虫歯の虫歯のリスクは変わってきます。装置ごとのなりやすさや注意することを考慮したうえで治療法を検討することも大切です。 

 

矯正装置により虫歯リスクは異なる

矯正装置により虫歯リスクは異なる

 

○表側矯正(ブラケットワイヤー矯正)

矯正治療の先駆けであり、最も広く知られているポピュラーでスタンダードな矯正治療です。ブラケットと呼ばれる四角い小さな装置を、特殊な接着剤で1本の歯につきひとつ装着し、装置をワイヤーで連結して動かしたい方向に圧力をかけて動かしていく方法です。 

 

ブラケットはワイヤーを固定するために凸凹した形をしているため、歯の表面に歯ブラシの毛先が届きにくくなります。歯は裏側よりも表側のほうが汚れが付きやすいため、余計に汚れが付きやすくなってしまい、矯正治療期間中に虫歯が多発してしまう例も少なくありません。 

 

虫歯を予防するためには、定期的に歯科衛生士や担当医から歯みがきのアドバイスを受け、やり方を工夫しましょう。通常の歯ブラシとあわせて、専用の歯ブラシを使用するのが有効的です。ガムやキャラメルなど粘着性の高い食べ物や繊維の多い食べ物はできるだけ避けるのが良いでしょう。 

 

○裏側矯正(ブラケットワイヤー矯正)

表面矯正とメカニズムは同じですが、大きく異なる点は、装置が歯の裏側に付いているということ。歯の表面は矯正治療前と変わらない状態のため、歯並びがある程度整っていれば歯みがきも問題なくできます。裏側には装置が付いているので歯みがきはしにくくなりますが、歯列の内側は唾液に満たされているため、自浄作用という洗浄効果や殺菌作用などが働いて虫歯のリスクは表側に比べると低くなります。 

 

虫歯を予防する方法としては基本的に表側矯正と同じく、歯みがきの仕方を工夫することや、専用の歯ブラシを併用して使うことです。食生活では、やはり粘着性の高い食べ物や繊維が多く絡みやすいものは極力控えましょう。 

 

○マウスピース矯正

ワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型の装置で歯を動かす、近年注目されている新しい矯正方法です。目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。また、ブラケットワイヤー法と違い可撤式の装置なので、好きなときに取り外すことが可能です。 

 

これだけ聞くととてもお手軽で虫歯のリスクが少ないように思えますが、大事なのは、お手軽であるが故に自己管理が重要だということ。例えばお口の中が不衛生のまま装置を付けていると虫歯のリスクは高くなってしまいます。自分のお口の中も装置も、常に清潔に保つことが大切です。さらに、装置を外している時間が長いと思ったように歯が動かないため、注意が必要です。 

 

使用する装置は歯科用プラスチックを使った柔軟性のあるマウスピースなので見た目は透明できれいに見えても表面に細かい傷ができると、当然細菌が繁殖しやすくなります。マウスピースは毎日外して洗浄し、お口の中と共に清潔にしましょう。食事する際は外し、食後はお口に戻す前に、必ず歯みがきをするなどの配慮が必要です。 

 

■矯正中に虫歯になったら…


注意して予防していても、お口の中は毎日使うものであるため、虫歯になってしまうことはあります。もしも矯正治療中に虫歯になった場合には、通常の診療と同じように治療していきます。 

  • ワイヤー矯正の場合
    一時的に矯正装置を外して治療を行い、治療完了後に矯正治療を再開するという流れになります。 
  • マウスピース矯正場合
    装置の取り外しが必要ないため、普段通りに虫歯治療が行われるケースが一般的です。 

 また、どちらの矯正方法も虫歯治療をしているうちに矯正治療の進行に支障を及ぼすことがあり、治療期間が伸びたり、マウスピース矯正であれば噛み合わせの変化による装置の作り直しなどが必要になってきます。 

 

虫歯になってしまっても治療は通常通り可能ですが、ならないに越したことはありません。 

日々の丁寧なブラッシングと検診、食生活への気配りなどを意識して虫歯にならない努力をしていきましょう! 

 

矯正中の虫歯は通常の診療と同じように治療

矯正中の虫歯は通常の診療と同じように治療

 

■まとめ


今回は矯正治療と虫歯の関係についてご紹介しました。 

 

歯並びを整えたい、噛み合わせを調整したいといった機能性を改善させたいというお悩みはもちろん、自信を持って笑えるようになりたい、綺麗な横顔になりたいなど、歯列矯正はあらゆる面でメリットが大きい治療です。 

 

しかし、治療後のメリットが大きい分注意すべきことや自己管理していくこともたくさんあります。気になることは担当医と相談しながら慎重に丁寧に判断し、治療を進めていくことが大切です。 

 

当院では、患者様の歯の状態を把握し、患者様のご要望と最適な治療を照らし合わせながら最善の治療方法を提案しております。 

 

また、当院は個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。「自分に合う矯正について詳しく知りたい」「インビザラインによる矯正が気になる」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。HPからでも受け付けております! 

 

みなさまのご来院を心よりお待ちしております。 

 

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インビザラインの特徴と治療可能な歯並び

2023年1月13日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

歯並びに悩みがある人や審美的な面を改善したい人にとって、 歯列矯正は解決方法のひとつですよね。 

矯正といってもさまざまな種類がありますが、 なかでもマウスピース矯正は、SNSの広告でもたびたび目にする機会も多くなっているかと思います。 

 

マウスピース矯正のなかにも複数の方法があり、 その中でも広く知られているのが「インビザライン」という方法。 

今回はインビザラインの特徴と、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介いたします。 

目次

■そもそもインビザラインって何?
■インビザラインのメリットや特徴は?
■インビザラインで治療可能な歯並び
■当院のインビザラインの特徴
■まとめ

■そもそもインビザラインって何?


インビザラインとは、マウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1を誇るメーカーです。 

ワイヤーや金具を使用せず、取り外しできる透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治していく矯正方法です。取り外しできるのでお口の中を衛生的に保つことができるうえ、透明で目立たないため、審美的な面でもメリットがあります。 

装着していることに気づかれることも少ないため「矯正している時の見た目が気になる」という人にもおすすめです。 

 

使い方や矯正方法はシンプル。透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに定期的に交換していくことによって歯をゆっくり移動していきます。 

 

使用する(交換する)マウスピースはすべて最初の治療段階でまとめて作成するため、何度も歯科医院へ通って歯型をとる、という面倒な手間もありません。 

大人だけはなく、お子さまにも適応できるのもポイントです。 

 

現在このインビザラインは、世界100カ国以上の国々で提供されこれまでに約900万人を超える患者様が治療しており、世界的に認められている矯正方法です。 

 

インビザラインはマウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1

インビザラインはマウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1

 

■インビザラインのメリットや特徴は?


○同時にホワイトニングもできる

別売りのホワイトニング用ジェルをマウスピースの中に入れて使用することで、矯正しながらホワイトニングを行うことができます。 

 

○必要以上の抜歯がない

インビザラインでは、歯を動かすためのスペースが確保できていれば、ほかの矯正方法と比較すると、抜歯をしなければならないリスクは少なくなります。一般的には、スペースが5〜10mm不足している場合に抜歯が選択されることが多いです。 

しかし、歯の生え方や状態は患者様によってそれぞれ違うため、歯科医院と担当の歯科医師との相談によって決めていくことが一番重要です。「なるべく抜歯をしたくない」という人は、その旨を最初の段階で相談してみましょう。 

 

○ワイヤーを装着しないため、見た目が気にならない

インビザラインを選択する方の理由としても多いのが「見た目に影響が少ない」という点。ワイヤーを装着することもなく、透明なので見た目が気にならずに気持ちの面でのストレスも少なくなります。 

 

○取り外しができる

取り外しができるため、簡単の歯のお手入れをすることができ、お口の中を清潔で健康な状態に保つことができます。 

ワイヤーや器具のように、溝や隙間を専用の歯ブラシで磨く必要もなく、汚れも溜まりにくいので、虫歯や歯周病のリスクの心配もありません。 

また、食事のときも取り外せるので、いつもと変わらず食べ飲みすることができます。 

 

○痛みがない

ワイヤーや金具を使った矯正治療の場合、ぎゅっと締め付けられる痛みや、唇や頬の内側に金具があたって発生する口内炎による痛みが伴うことがあります。しかし、インビザラインはそのような心配はありません。 

 

■インビザラインで治療可能な歯並び


すきっ歯や乱ぐい歯、出っ歯、受け口、前歯が咬めない、あごのズレなどはインビザラインでの治療が可能です。 

○出っ歯

下あごが小さい場合や上あごが大きい場合に、上下のバランスがくずれ、「出っ歯(過蓋咬合)」と言われる状態になってしまいます。前歯が出ていると、唇が閉じられない状態の方も多く見られます。前歯が噛み合わないことが多く、奥歯が強く負担を受けてしまいます。これが原因となり、歯周病や顎関節症が発症することも少なくありません。 

 

○乱ぐい歯

日本人に一番多いタイプとされている歯列不正。歯に比べてあごが小さい、もしくは歯があごに比べて大きいとバランスがとれず、歯がきれいにあごの中に収まらずにガタついた歯並びになります。年齢を重ねるうちにガタガタが悪化することが多く、そうなってしまうと歯垢や汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。 

 

○受け口

上あごが小さい、または下あごが大きい場合に上下のバランスがくずれ、「受け口」や「しゃくれ顔」と言われる状態になってしまいます。発音障害や顎関節症が発症することも少なくなく、注意が必要です。 

 

○すきっ歯

生まれつき歯の大きさが小さい場合や、あごの骨のサイズが大きい場合、歯と歯の間にすき間が空いた状態になり、いわゆる「すきっ歯」と言われる状態になります。見た目にも悪く年齢を重ねると歯が大移動してしまう可能性もあります。汚れなどがたまりやすい状態になるので、歯周病などのリスクも懸念されます。 

 

○前歯が咬めない

口を閉じた際に、奥歯のみが接触して、前歯がかみ合わない状態を「開口」と言います。 

遺伝的な要因の場合もありますが、主な原因は小さい頃の指しゃぶりとされています。 

痛みが生じたり、顎関節症を起こす可能性があります。 

 

○あごのズレ

上下の両方のあごにズレがある場合、上下の歯を噛み合わせた際にあごの位置が大きくズレてしまいます。上と下の歯が正しく噛み合えず、歯に大きな摩耗が生じたり、歯を支えている骨に過剰な負担がかかったり、重度の歯周病を引き起こすことがあります。 

 

インビザラインはすきっ歯・出っ歯などの治療が可能

インビザラインはすきっ歯・出っ歯などの治療が可能

 

■当院のインビザラインの特徴


当院で利用するメーカーも、今回ご紹介した世界シェアNo.1を誇る「インビザライン」。 

しかし、インビザラインでも対応が難しいケースがあり、利用しているクリニックでも「当院では対応できない」と言われてしまう事も少なくありません。 

 

しかし、当院は担当医の矯正治療に関しての知識や経験が豊富なため、 

難症例でも対応することができます。 

インビザラインの性能はもちろん素晴らしいものですが、 

当院ではそれだけに頼るのではなく、担当医の経験や知識をプラスすることで、 

より精度の高い治療計画を導入し対応していきます。 

 

■まとめ


今回はインビザラインの特徴や、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介してきました。歯並びの美しさと、噛むという機能性を回復させたいというお悩みのお持ちの方には歯列矯正は有効な治療です。 

 

なかでもインビザラインのマウスピースを使った矯正は、今回ご紹介したように矯正装置を自由に取り外すことが可能なため、口腔内の清潔を保ちやすいく、透明なので「治療中の見た目が気になる」という人でも気にならないというきなメリットがあります。 

 

しかし、メリットがある分デメリットもあり、ご自身のご要望と治療方針を歯科医院と相談して慎重に決めていく必要があります。 

 

当院では個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。患者様の気持ちに寄り添い納得していただいたうえで、判断していただき、インビザラインによる矯正を始めていただきたいと考えております。「インビザラインによる矯正が気になる」「分からないことが多いけどどうしたら良いのだろう」「自分の歯には何が向いている?」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。HPからでも受け付けております。

 

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矯正治療は歯を動かした後も大事~インビザライン矯正の保定について~

2023年1月13日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

当院で取り扱っている「インビザライン」によるマウスピース歯列矯正ですが、実は歯を想定の位置まで動かして完了ではありません。その後に、大事な「保定」の段階があります。これをいい加減にしてしまうと歯は結局元の位置に戻ってしまい、矯正はゼロからやり直しとなってしまうのです。 

 

今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えします。 

目次

■保定とは
■なぜ保定期間が必要なのか
■保定期間の長さ
■保定期間中の注意点
■保定装置の種類
■インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」
■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内
■まとめ

■保定とは


「保定」とは、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにすることです。 

 

具体的な処置としては、歯並びの後戻りを防ぐ保定装置(リテーナー)を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させます。 

 

保定とは、矯正治療を終えてから5年、10年経っても、整った歯並びや正常な噛み合わせが維持できるようにするための、大切な仕上げのプロセスといえるでしょう。 

 

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

 

■なぜ保定期間が必要なのか


歯並びがキレイになるとそれで安心してしまい、そこで治療は終わりだと考えてしまう方も多いと思います。 

 

しかし、矯正位置までずっと移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より動きやすい状態であり、何も着けずに放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうとする「後戻り」を起こしてしまいます。また、歯ぎしりや歯の食いしばり癖といった口腔内やあごの動きの習慣によっても、歯が思わぬ位置へ動きかねません。 

 

そのため、歯が定着するまでの保定期間が必要なのです。

 

■保定期間の長さ


一般的に保定装置は、矯正にかかったのと同じ期間は装着が必要とされています。たとえば矯正治療に2年かかった場合は、保定装置をつける期間も2年以上という訳です。また一日のうちで装置をつける時間も、矯正中同様20時間以上が理想です。一定期間を過ぎた後は、歯科医師に判断してもらいながら、装着時間を減らすことが可能です。 

 

ただし、保定装置をしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。怪我をしても徐々に元の状態に戻ろうとするように、歯も何もしないと元に戻ろうとする力が働きます。 

 

それを防ぐためには、できるだけ長い期間保定装置をつけるのが理想的であり、つけていればつけているだけきれいな歯並びを保てるのです。就寝中だけでも、リテーナーをつけることをお勧めします。 

 

■保定期間中の注意点


保定期間中には装置で歯が動かないようにすることに加えて、歯並びを悪くさせるような生活習慣も見直す必要があります。 

 

たとえば頬づえや、睡眠時の体位のように、習慣としてやってしまっていることも、歯並びを悪くする原因になりかねないのです。 

 

見直す必要のある習慣は、目に見えるものだけではありません。患者さんの中には、唇や舌などを使って、口腔内で歯並びに悪影響を及ぼすくせを行っているケースがあります。具体的には、歯を舌で押してしまうくせ、爪を噛んでしまうくせといったものです。 

 

なお、保定期間中の診療では、保定装置の調整や歯並び・かみ合わせのチェックや調整、 

口腔内のセルフケア指導と併せて、歯並びを悪くさせてしまう癖の改善や唇や舌の正しい使い方を学ぶ指導(MFT)も行っています。 

 

■保定装置の種類


保定装置は大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、さらに「取り外し式」の中に、プレートタイプとマウスピースタイプがあります。その方の症状や生活環境、ご希望などを勘案して最適な保定装置をご提案しています。 

 

それぞれの特徴をひとことで言うと、固定式は針金が歯面についている限り歯は動かず、後戻り防止を強力にアシストしてくれるものです。一方、取り外し式は、患者さんに歯並びの後戻り管理が任せられます。 

 

インビザラインでの矯正に慣れた方にとっては、矯正装置の頃と同じように歯磨きや食事の時以外は装着するといった取り外し式の保定装置の方が、なじみやすいかもしれません。 

 

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

 

○固定式 (フィックスリテーナー)

前歯の裏側に細いワイヤーを貼り付けて、固定するタイプのものです。最も後戻りに対して抑止力があります。フィックスリテーナーでは、前歯6本あるいは小臼歯を含む合計8本を固定するのが一般的です。 

 

フィックスリテーナーは一旦装着すると自分では取り外せませんが、それほど大きなものではなく、意識しなくても長時間保定できるメリットがあります。その一方で、リテーナーの接着部分などは歯磨きしづらくなるため汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるのがデメリットです。 

 

○取り外し式

◇プレートタイプ

プレートタイプのリテーナーは、歯の表側にワイヤーが通り、内側をプラスチックで取り囲むように作られています。細かく分けるとその中でも、「ホーレーリテーナー」、「ベッグリテーナー」などと種類が分かれています。プレートタイプのリテーナーはインビザラインのように、食事や歯磨きの時など必要に応じて外すことができるのが魅力です。ただし、装置に厚みにより慣れるまでしゃべりにくかったり、表側のワイヤーが見えて人目が気になったりします。 

 

◇マウスピースタイプ

インビザラインのように、透明なリテーナーも存在します。プレートタイプのリテーナーとの大きな違いは、なんといっても薄いこととワイヤーがないために快適に使用できることと、全体を包み込むため治療終了時の歯並びを保ちやすいことでしょう。 

さらに、食いしばりや歯ぎしりといった歯並びを後戻りさせかねない癖を、ある程度防止する働きがあるのも利点です。 

一方、長く使うと劣化してしまうので再作成が必要となる場合があります。 

 

インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」


インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社では、インビザラインで矯正された方向けに「ビベラリテーナー」という純正の保定装置も開発しています。 

 

このビベラリテーナーは、インビザラインと同じように審美性・耐久性に優れた保定装置です。 

 

ビベラリテーナーの特長としては、次のような点があります。 

  • 目立ちにくい透明な装置 
  • 取り外し式装置のため清潔 
  • 高い強度(従来の透明リテーナーと比べ30%以上高い強度) 
  • 歯列データを記録・保管 
  • クリンチェックデータから作製 
  • インビザライン以外で治療を受けた患者様にもご利用可能 

 

■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内


ここまでお伝えした通り、せっかく矯正しても治療後のリテーナーを装着していないと、歯並びは元に戻ってしまいます。しかし、実は後戻りの原因としてはそれ以外にも、「不正咬合の原因が残っている」「不十分な矯正歯科治療」といった、いわば歯科医の不注意や、知識・技術の未熟さによるものもあるのです。 

 

ただ理由はどうあれ、再矯正となれば「また高額な費用が掛かってしまう……」「また長期間の治療を我慢しなければならない……」などといった事をイメージされるかと思います。 

 

「再矯正によって、患者様に2度も高額な治療費、長期間の治療という負担を負わせたくない」という院長の想いから、当院では「短期間」で、かつ「お手頃価格」で後戻り矯正を行う「再矯正」プランをご提供しております。 

 

詳しくお知りになりたい方は、ぜひ当院までご相談ください。 

 

■まとめ


今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えしました。 

 

当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のメール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。 

 

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