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歯列矯正する前に知っておきたいこと

2023年1月27日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

  

歯並びを改善したい、自分の見た目に自信を持ちたい、という悩みをお持ちの方にとって、歯列矯正はとても有効な治療方法ですよね。SNSや広告などさまざまな場所で目にする機会も増え「矯正治療をしてみようかな」と考える人も多いのではないでしょうか。 

 

しかし、歯列矯正は時間もお金もかかる治療のため、あらかじめ歯列矯正について知っておいた方が良い知識はたくさんあります。機能性や審美性を整えられるといった面でとてもメリットの大きい治療方法ではありますが、注意すべき点やデメリットも存在します。 

  

そこで今回は歯列矯正をする前に知っておきたいことを項目ごとにご紹介します! 

目次

■歯列矯正をする前に知っておきたい6つのこと
■まとめ

■歯列矯正をする前に知っておきたい6つのこと


○矯正の種類

歯列矯正とひとことで言ってもワイヤー矯正や、マウスピース矯正など種類があります。さらに歯の表面に矯正装置を装着する表側矯正、歯の裏側に矯正装置をつける裏側矯正とわけられます。 

◇ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、一般的に広く知られている矯正治療の方法で、ブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーを通して繋ぎ、歯を移動させたい方向に力をかけて動かしていく方法です。矯正装置の取り外しはできませんが、マウスピース矯正よりも治療期間が短いケースもあります。締め付けられるような強い痛みを伴ったり、装置の金属によって口腔内が傷つけられ、痛む場合があります。周囲からも矯正していることを気づかれやすい装置のため、審美的な面が気になるという方にはマウスピース矯正の方が向いているといえるでしょう。 

 

◇マウスピース矯正

マウスピース矯正は、歯型を取って製作された透明のマウスピースを矯正装置として装着し、歯を適切な方向に移動させていく方法です。見た目が透明であるため、装着していても周囲から気づかれることが少なく、審美的な面が気になる人にも向いています。また、取り外しが可能なため、食事制限はほとんどなく、耐え難い痛みを伴うこともほとんどありません。しかしこういったメリットが大きい分、自己管理の徹底が必要不可欠になってきます。矯正装置のつけ忘れや、洗浄などには注意が必要です。 

 

歯列矯正にはワイヤー矯正・マウスピース矯正がある

歯列矯正にはワイヤー矯正・マウスピース矯正がある

 

○虫歯と矯正治療の関係

矯正治療を行う前には必ず歯と口腔内の検査が行われます。ここではお口の中の健康状態を見たり、歯並びの状態を確認したりすると同時に、虫歯と歯周病などの有無を確認します。この時点で虫歯や歯周病があった場合は、まずはそこ部分の治療をしっかりと終わらせてから矯正治療に移行するケースが多いです。しかし、初期段階の虫歯で小さい場合は矯正治療をしながら経過観察するという選択になることもあります。痛む歯や違和感のある歯などがある場合は、事前にしっかりと伝えておきましょう。 

 

また、「矯正治療中は虫歯になりやすい」という噂を多くの人が耳にしていると思いますが、この理由としては、矯正装置に汚れが付着しやすかったり、矯正装置をつけていることによってしっかり歯を磨けないことなどがあげられます。マウスピース矯正であれば取り外して洗浄することが可能ですが、面倒だからと自己管理を怠り、矯正装置が汚れたままつけていると、虫歯のリスクは当然高くなります。 

 

ワイヤー矯正の場合は特に、粘着性のある食べ物や繊維の多い食べ物は控えるのが得策です。また、日常的に使用している歯ブラシにくわえ、装置の隙間は間を磨けるような専用ブラシを併用することがおすすめです。ワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに虫歯にならないためには日頃から意識して生活していくことが重要になってきます。 

 

○矯正治療後の後戻りについて

矯正治療では歯を動かして歯並びを整えます。これを「動的治療」と言い、これにて歯並びが改善されても、自然に歯が元の位置に戻ろうとする力が働きます。これを防ぐために矯正治療によって適切な位置に動かした歯をそこにとどめておく「保定期間」というものが存在します。歯の位置が安定するまで、一定期間リテーナーと呼ばれる保定装置を装着することは後戻りを防ぐためにとても重要です。期間は個人差があります。 

 

○治療期間について

矯正の治療期間は一般的に、ワイヤー矯正の全体的な矯正だと1〜3年、部分矯正だと2ヶ月〜1年、マウスピース矯正では5ヶ月〜2年程度とされています。しかし、歯の状態に個人差があるように、それによって治療期間も変わってきます。「あの日人は1年で終わっていたのに私は2年もかかっているけど大丈夫?」など不安になる必要はありません。担当医からカウンセリングや検査の際にあらかじめどの程度治療期間を要するのかの説明がありますが、気になることがあればしっかり聞いておきましょう。また、歯や口腔内の状況によっては治療計画が変わって治療期間が延長になったりすることもあります。 

 

○矯正治療中の痛みについて

マウスピース矯正では痛みをほとんど伴いませんが、ワイヤー矯正では、マルチブラケット装置などを装着した直後や、ワイヤーを交換した直後に強い痛みを生じることがあります。これも2〜3日で収まるケースがほとんどですが、1週間以上など、長い期間続いてしまう場合には早めに担当医に相談しましょう。 

 

また、矯正によって歯が敏感になりやすくなり、「知覚過敏」があらわれる場合もあります。これも数日で改善されます。歯科医院では知覚過敏のお薬を処方してもらえるので、不安な人は相談しておくのもありえでしょう。 

 

○歯科医院の選び方

矯正治療を診療項目に掲げている歯科医院も増えてきていますが、診療科目にあるからといって、それだけでは歯科医師の矯正治療における技量や経験を把握することはできません。日本矯正歯科学会の認定医や専門医かどうかを見ておくことは歯科医院を選ぶ判断材料のひとつとして重要です。さらに、公式サイトやSNSで過去の症例を確認しておくことも大切です。通院が手間になってしまわないように、ある程度通いやすい所にある歯科医院を選ぶのもポイントですよ。 

 

歯科医院選びでは日本矯正歯科学会の認定医・専門医か確認

歯科医院選びでは日本矯正歯科学会の認定医・専門医か確認

 

■まとめ


今回は歯列矯正をする前に知っておくべき6つのことをご紹介しました。「噛み合わせを整えたい」「歯並びをよくしたい」「自信をもって笑えるようになりたい」など、さまざまな悩みの解決策として有効な歯列矯正ですが、メリットだけではなく注意点やデメリットも存在します。 

   

治療をはじめる前のカウンセリングの段階で担当医としっかり相談し、慎重に判断して治療を進めていくことが重要です。わからないことや不安なことはしっかりと相談し、治療前と治療後でギャップがないように進めていきましょう。 

  

当院では、患者様の歯や口腔内の状態を把握し、患者様のご要望と状態に合った最適な治療を照らし合わせながら最善の治療方法を提案しております。  

  

また、当院は個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。「自分の歯に合う矯正についてもっと詳しく知りたい」「最近話題のインビザラインが気になる」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。公式ホームページからでも受け付けております!  

  

みなさまのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。  

 

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

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矯正中は虫歯になりやすい?虫歯がある場合はどうする? 

2023年1月20日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

歯並びをよくしたい、審美的な面を改善したいという悩みをお持ちの方にとって、歯列矯正はとても有効な治療方法です。さまざまな場所で目にする機会も多くなり、希望する患者様も増えてきています。 

 

歯列矯正をするにあたって、「虫歯がある場合はどうすればいい?」「矯正中に虫歯になってしまったら?」など、矯正を考えるうえで虫歯との関係を心配する声もよく見かけます。 

 

そこで今回は歯列矯正と虫歯の関係についてご紹介いたします。歯列矯正が気になっている方や現在矯正中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。 

目次

■治療前に虫歯がある場合はどうする?
■矯正中は虫歯になりやすいの?
■矯正中に虫歯になったら…
■まとめ

■治療前に虫歯がある場合はどうする?


矯正をはじめる前には、あらかじめ口腔内や歯の検査が行われます。そこで虫歯が見つかった場合には、基本的には虫歯の治療を行い、完了後に矯正治療にすすみます。 

 

歯を削る必要のない初期虫歯のケースは、様子を見ていくという方法をとるため、すぐに矯正治療に移ります。範囲が小さい虫歯の場合は、虫歯をなくした後に白い樹脂の詰め物をします。症状が進行してしまい虫歯が大きくなっている場合は、虫歯を除去した部分に、金属またはセラミックの詰め物や被せ物をして対処していきます。 

 

しかし、矯正治療をする際は歯だけではなく、お口の中の状態も重要になってくるため、お口の中の状態や選択した素材によっては、矯正後に詰め物やかぶせ物をやり替えなければいけないケースもあります。歯の大きさや、どんな矯正治療方法を選択するのか、口腔内の状態など、総合的に見て判断し、どのタイミングで虫歯治療を行うのが適切か検討していくようになります。 

 

矯正治療を行う前に「気になる歯がある」「痛む歯がある」などがあれば、あらかじめ担当医に相談しておくと良いでしょう。 

 

矯正治療前に気になる・痛む歯があるときは担当医に相談

矯正治療前に気になる・痛む歯があるときは担当医に相談

 

■矯正中は虫歯になりやすいの?


矯正を検討している方は「矯正中は虫歯になりやすい」なんて噂を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。虫歯とは、ミュータンス菌などのお口の中に常在する虫歯原因菌が出す酸によって、歯が溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことを言います。 

 

歯並びが悪く、凹凸や歯の重なりがあると日常的な歯ブラシでは磨ききれず、歯垢や汚れが残りやすくなります。歯垢の中には虫歯の原因菌がたくさん住んでいるため、飲食物の糖分をエサにしてしまうのです。分解する際に出る酸が歯面を脱灰させ、だんだん穴が大きくなっていき、虫歯が発生し、進行していきます。つまり、歯垢汚れが長期的に残っていればいるほど、虫歯になるリスクは高くなるということです。 

 

矯正治療にはさまざまな方法があり、選択する装置によってもよっても虫歯の虫歯のリスクは変わってきます。装置ごとのなりやすさや注意することを考慮したうえで治療法を検討することも大切です。 

 

矯正装置により虫歯リスクは異なる

矯正装置により虫歯リスクは異なる

 

○表側矯正(ブラケットワイヤー矯正)

矯正治療の先駆けであり、最も広く知られているポピュラーでスタンダードな矯正治療です。ブラケットと呼ばれる四角い小さな装置を、特殊な接着剤で1本の歯につきひとつ装着し、装置をワイヤーで連結して動かしたい方向に圧力をかけて動かしていく方法です。 

 

ブラケットはワイヤーを固定するために凸凹した形をしているため、歯の表面に歯ブラシの毛先が届きにくくなります。歯は裏側よりも表側のほうが汚れが付きやすいため、余計に汚れが付きやすくなってしまい、矯正治療期間中に虫歯が多発してしまう例も少なくありません。 

 

虫歯を予防するためには、定期的に歯科衛生士や担当医から歯みがきのアドバイスを受け、やり方を工夫しましょう。通常の歯ブラシとあわせて、専用の歯ブラシを使用するのが有効的です。ガムやキャラメルなど粘着性の高い食べ物や繊維の多い食べ物はできるだけ避けるのが良いでしょう。 

 

○裏側矯正(ブラケットワイヤー矯正)

表面矯正とメカニズムは同じですが、大きく異なる点は、装置が歯の裏側に付いているということ。歯の表面は矯正治療前と変わらない状態のため、歯並びがある程度整っていれば歯みがきも問題なくできます。裏側には装置が付いているので歯みがきはしにくくなりますが、歯列の内側は唾液に満たされているため、自浄作用という洗浄効果や殺菌作用などが働いて虫歯のリスクは表側に比べると低くなります。 

 

虫歯を予防する方法としては基本的に表側矯正と同じく、歯みがきの仕方を工夫することや、専用の歯ブラシを併用して使うことです。食生活では、やはり粘着性の高い食べ物や繊維が多く絡みやすいものは極力控えましょう。 

 

○マウスピース矯正

ワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型の装置で歯を動かす、近年注目されている新しい矯正方法です。目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。また、ブラケットワイヤー法と違い可撤式の装置なので、好きなときに取り外すことが可能です。 

 

これだけ聞くととてもお手軽で虫歯のリスクが少ないように思えますが、大事なのは、お手軽であるが故に自己管理が重要だということ。例えばお口の中が不衛生のまま装置を付けていると虫歯のリスクは高くなってしまいます。自分のお口の中も装置も、常に清潔に保つことが大切です。さらに、装置を外している時間が長いと思ったように歯が動かないため、注意が必要です。 

 

使用する装置は歯科用プラスチックを使った柔軟性のあるマウスピースなので見た目は透明できれいに見えても表面に細かい傷ができると、当然細菌が繁殖しやすくなります。マウスピースは毎日外して洗浄し、お口の中と共に清潔にしましょう。食事する際は外し、食後はお口に戻す前に、必ず歯みがきをするなどの配慮が必要です。 

 

■矯正中に虫歯になったら…


注意して予防していても、お口の中は毎日使うものであるため、虫歯になってしまうことはあります。もしも矯正治療中に虫歯になった場合には、通常の診療と同じように治療していきます。 

  • ワイヤー矯正の場合
    一時的に矯正装置を外して治療を行い、治療完了後に矯正治療を再開するという流れになります。 
  • マウスピース矯正場合
    装置の取り外しが必要ないため、普段通りに虫歯治療が行われるケースが一般的です。 

 また、どちらの矯正方法も虫歯治療をしているうちに矯正治療の進行に支障を及ぼすことがあり、治療期間が伸びたり、マウスピース矯正であれば噛み合わせの変化による装置の作り直しなどが必要になってきます。 

 

虫歯になってしまっても治療は通常通り可能ですが、ならないに越したことはありません。 

日々の丁寧なブラッシングと検診、食生活への気配りなどを意識して虫歯にならない努力をしていきましょう! 

 

矯正中の虫歯は通常の診療と同じように治療

矯正中の虫歯は通常の診療と同じように治療

 

■まとめ


今回は矯正治療と虫歯の関係についてご紹介しました。 

 

歯並びを整えたい、噛み合わせを調整したいといった機能性を改善させたいというお悩みはもちろん、自信を持って笑えるようになりたい、綺麗な横顔になりたいなど、歯列矯正はあらゆる面でメリットが大きい治療です。 

 

しかし、治療後のメリットが大きい分注意すべきことや自己管理していくこともたくさんあります。気になることは担当医と相談しながら慎重に丁寧に判断し、治療を進めていくことが大切です。 

 

当院では、患者様の歯の状態を把握し、患者様のご要望と最適な治療を照らし合わせながら最善の治療方法を提案しております。 

 

また、当院は個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。「自分に合う矯正について詳しく知りたい」「インビザラインによる矯正が気になる」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。HPからでも受け付けております! 

 

みなさまのご来院を心よりお待ちしております。 

 

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インビザラインの特徴と治療可能な歯並び

2023年1月13日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

歯並びに悩みがある人や審美的な面を改善したい人にとって、 歯列矯正は解決方法のひとつですよね。 

矯正といってもさまざまな種類がありますが、 なかでもマウスピース矯正は、SNSの広告でもたびたび目にする機会も多くなっているかと思います。 

 

マウスピース矯正のなかにも複数の方法があり、 その中でも広く知られているのが「インビザライン」という方法。 

今回はインビザラインの特徴と、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介いたします。 

目次

■そもそもインビザラインって何?
■インビザラインのメリットや特徴は?
■インビザラインで治療可能な歯並び
■当院のインビザラインの特徴
■まとめ

■そもそもインビザラインって何?


インビザラインとは、マウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1を誇るメーカーです。 

ワイヤーや金具を使用せず、取り外しできる透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治していく矯正方法です。取り外しできるのでお口の中を衛生的に保つことができるうえ、透明で目立たないため、審美的な面でもメリットがあります。 

装着していることに気づかれることも少ないため「矯正している時の見た目が気になる」という人にもおすすめです。 

 

使い方や矯正方法はシンプル。透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに定期的に交換していくことによって歯をゆっくり移動していきます。 

 

使用する(交換する)マウスピースはすべて最初の治療段階でまとめて作成するため、何度も歯科医院へ通って歯型をとる、という面倒な手間もありません。 

大人だけはなく、お子さまにも適応できるのもポイントです。 

 

現在このインビザラインは、世界100カ国以上の国々で提供されこれまでに約900万人を超える患者様が治療しており、世界的に認められている矯正方法です。 

 

インビザラインはマウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1

インビザラインはマウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1

 

■インビザラインのメリットや特徴は?


○同時にホワイトニングもできる

別売りのホワイトニング用ジェルをマウスピースの中に入れて使用することで、矯正しながらホワイトニングを行うことができます。 

 

○必要以上の抜歯がない

インビザラインでは、歯を動かすためのスペースが確保できていれば、ほかの矯正方法と比較すると、抜歯をしなければならないリスクは少なくなります。一般的には、スペースが5〜10mm不足している場合に抜歯が選択されることが多いです。 

しかし、歯の生え方や状態は患者様によってそれぞれ違うため、歯科医院と担当の歯科医師との相談によって決めていくことが一番重要です。「なるべく抜歯をしたくない」という人は、その旨を最初の段階で相談してみましょう。 

 

○ワイヤーを装着しないため、見た目が気にならない

インビザラインを選択する方の理由としても多いのが「見た目に影響が少ない」という点。ワイヤーを装着することもなく、透明なので見た目が気にならずに気持ちの面でのストレスも少なくなります。 

 

○取り外しができる

取り外しができるため、簡単の歯のお手入れをすることができ、お口の中を清潔で健康な状態に保つことができます。 

ワイヤーや器具のように、溝や隙間を専用の歯ブラシで磨く必要もなく、汚れも溜まりにくいので、虫歯や歯周病のリスクの心配もありません。 

また、食事のときも取り外せるので、いつもと変わらず食べ飲みすることができます。 

 

○痛みがない

ワイヤーや金具を使った矯正治療の場合、ぎゅっと締め付けられる痛みや、唇や頬の内側に金具があたって発生する口内炎による痛みが伴うことがあります。しかし、インビザラインはそのような心配はありません。 

 

■インビザラインで治療可能な歯並び


すきっ歯や乱ぐい歯、出っ歯、受け口、前歯が咬めない、あごのズレなどはインビザラインでの治療が可能です。 

○出っ歯

下あごが小さい場合や上あごが大きい場合に、上下のバランスがくずれ、「出っ歯(過蓋咬合)」と言われる状態になってしまいます。前歯が出ていると、唇が閉じられない状態の方も多く見られます。前歯が噛み合わないことが多く、奥歯が強く負担を受けてしまいます。これが原因となり、歯周病や顎関節症が発症することも少なくありません。 

 

○乱ぐい歯

日本人に一番多いタイプとされている歯列不正。歯に比べてあごが小さい、もしくは歯があごに比べて大きいとバランスがとれず、歯がきれいにあごの中に収まらずにガタついた歯並びになります。年齢を重ねるうちにガタガタが悪化することが多く、そうなってしまうと歯垢や汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。 

 

○受け口

上あごが小さい、または下あごが大きい場合に上下のバランスがくずれ、「受け口」や「しゃくれ顔」と言われる状態になってしまいます。発音障害や顎関節症が発症することも少なくなく、注意が必要です。 

 

○すきっ歯

生まれつき歯の大きさが小さい場合や、あごの骨のサイズが大きい場合、歯と歯の間にすき間が空いた状態になり、いわゆる「すきっ歯」と言われる状態になります。見た目にも悪く年齢を重ねると歯が大移動してしまう可能性もあります。汚れなどがたまりやすい状態になるので、歯周病などのリスクも懸念されます。 

 

○前歯が咬めない

口を閉じた際に、奥歯のみが接触して、前歯がかみ合わない状態を「開口」と言います。 

遺伝的な要因の場合もありますが、主な原因は小さい頃の指しゃぶりとされています。 

痛みが生じたり、顎関節症を起こす可能性があります。 

 

○あごのズレ

上下の両方のあごにズレがある場合、上下の歯を噛み合わせた際にあごの位置が大きくズレてしまいます。上と下の歯が正しく噛み合えず、歯に大きな摩耗が生じたり、歯を支えている骨に過剰な負担がかかったり、重度の歯周病を引き起こすことがあります。 

 

インビザラインはすきっ歯・出っ歯などの治療が可能

インビザラインはすきっ歯・出っ歯などの治療が可能

 

■当院のインビザラインの特徴


当院で利用するメーカーも、今回ご紹介した世界シェアNo.1を誇る「インビザライン」。 

しかし、インビザラインでも対応が難しいケースがあり、利用しているクリニックでも「当院では対応できない」と言われてしまう事も少なくありません。 

 

しかし、当院は担当医の矯正治療に関しての知識や経験が豊富なため、 

難症例でも対応することができます。 

インビザラインの性能はもちろん素晴らしいものですが、 

当院ではそれだけに頼るのではなく、担当医の経験や知識をプラスすることで、 

より精度の高い治療計画を導入し対応していきます。 

 

■まとめ


今回はインビザラインの特徴や、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介してきました。歯並びの美しさと、噛むという機能性を回復させたいというお悩みのお持ちの方には歯列矯正は有効な治療です。 

 

なかでもインビザラインのマウスピースを使った矯正は、今回ご紹介したように矯正装置を自由に取り外すことが可能なため、口腔内の清潔を保ちやすいく、透明なので「治療中の見た目が気になる」という人でも気にならないというきなメリットがあります。 

 

しかし、メリットがある分デメリットもあり、ご自身のご要望と治療方針を歯科医院と相談して慎重に決めていく必要があります。 

 

当院では個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。患者様の気持ちに寄り添い納得していただいたうえで、判断していただき、インビザラインによる矯正を始めていただきたいと考えております。「インビザラインによる矯正が気になる」「分からないことが多いけどどうしたら良いのだろう」「自分の歯には何が向いている?」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。HPからでも受け付けております。

 

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矯正治療は歯を動かした後も大事~インビザライン矯正の保定について~

2023年1月13日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

当院で取り扱っている「インビザライン」によるマウスピース歯列矯正ですが、実は歯を想定の位置まで動かして完了ではありません。その後に、大事な「保定」の段階があります。これをいい加減にしてしまうと歯は結局元の位置に戻ってしまい、矯正はゼロからやり直しとなってしまうのです。 

 

今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えします。 

目次

■保定とは
■なぜ保定期間が必要なのか
■保定期間の長さ
■保定期間中の注意点
■保定装置の種類
■インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」
■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内
■まとめ

■保定とは


「保定」とは、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにすることです。 

 

具体的な処置としては、歯並びの後戻りを防ぐ保定装置(リテーナー)を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させます。 

 

保定とは、矯正治療を終えてから5年、10年経っても、整った歯並びや正常な噛み合わせが維持できるようにするための、大切な仕上げのプロセスといえるでしょう。 

 

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

保定は矯正で整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする

 

■なぜ保定期間が必要なのか


歯並びがキレイになるとそれで安心してしまい、そこで治療は終わりだと考えてしまう方も多いと思います。 

 

しかし、矯正位置までずっと移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より動きやすい状態であり、何も着けずに放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうとする「後戻り」を起こしてしまいます。また、歯ぎしりや歯の食いしばり癖といった口腔内やあごの動きの習慣によっても、歯が思わぬ位置へ動きかねません。 

 

そのため、歯が定着するまでの保定期間が必要なのです。

 

■保定期間の長さ


一般的に保定装置は、矯正にかかったのと同じ期間は装着が必要とされています。たとえば矯正治療に2年かかった場合は、保定装置をつける期間も2年以上という訳です。また一日のうちで装置をつける時間も、矯正中同様20時間以上が理想です。一定期間を過ぎた後は、歯科医師に判断してもらいながら、装着時間を減らすことが可能です。 

 

ただし、保定装置をしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。怪我をしても徐々に元の状態に戻ろうとするように、歯も何もしないと元に戻ろうとする力が働きます。 

 

それを防ぐためには、できるだけ長い期間保定装置をつけるのが理想的であり、つけていればつけているだけきれいな歯並びを保てるのです。就寝中だけでも、リテーナーをつけることをお勧めします。 

 

■保定期間中の注意点


保定期間中には装置で歯が動かないようにすることに加えて、歯並びを悪くさせるような生活習慣も見直す必要があります。 

 

たとえば頬づえや、睡眠時の体位のように、習慣としてやってしまっていることも、歯並びを悪くする原因になりかねないのです。 

 

見直す必要のある習慣は、目に見えるものだけではありません。患者さんの中には、唇や舌などを使って、口腔内で歯並びに悪影響を及ぼすくせを行っているケースがあります。具体的には、歯を舌で押してしまうくせ、爪を噛んでしまうくせといったものです。 

 

なお、保定期間中の診療では、保定装置の調整や歯並び・かみ合わせのチェックや調整、 

口腔内のセルフケア指導と併せて、歯並びを悪くさせてしまう癖の改善や唇や舌の正しい使い方を学ぶ指導(MFT)も行っています。 

 

■保定装置の種類


保定装置は大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、さらに「取り外し式」の中に、プレートタイプとマウスピースタイプがあります。その方の症状や生活環境、ご希望などを勘案して最適な保定装置をご提案しています。 

 

それぞれの特徴をひとことで言うと、固定式は針金が歯面についている限り歯は動かず、後戻り防止を強力にアシストしてくれるものです。一方、取り外し式は、患者さんに歯並びの後戻り管理が任せられます。 

 

インビザラインでの矯正に慣れた方にとっては、矯正装置の頃と同じように歯磨きや食事の時以外は装着するといった取り外し式の保定装置の方が、なじみやすいかもしれません。 

 

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

保定装置の種類は固定式・取り外し式の2つ

 

○固定式 (フィックスリテーナー)

前歯の裏側に細いワイヤーを貼り付けて、固定するタイプのものです。最も後戻りに対して抑止力があります。フィックスリテーナーでは、前歯6本あるいは小臼歯を含む合計8本を固定するのが一般的です。 

 

フィックスリテーナーは一旦装着すると自分では取り外せませんが、それほど大きなものではなく、意識しなくても長時間保定できるメリットがあります。その一方で、リテーナーの接着部分などは歯磨きしづらくなるため汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるのがデメリットです。 

 

○取り外し式

◇プレートタイプ

プレートタイプのリテーナーは、歯の表側にワイヤーが通り、内側をプラスチックで取り囲むように作られています。細かく分けるとその中でも、「ホーレーリテーナー」、「ベッグリテーナー」などと種類が分かれています。プレートタイプのリテーナーはインビザラインのように、食事や歯磨きの時など必要に応じて外すことができるのが魅力です。ただし、装置に厚みにより慣れるまでしゃべりにくかったり、表側のワイヤーが見えて人目が気になったりします。 

 

◇マウスピースタイプ

インビザラインのように、透明なリテーナーも存在します。プレートタイプのリテーナーとの大きな違いは、なんといっても薄いこととワイヤーがないために快適に使用できることと、全体を包み込むため治療終了時の歯並びを保ちやすいことでしょう。 

さらに、食いしばりや歯ぎしりといった歯並びを後戻りさせかねない癖を、ある程度防止する働きがあるのも利点です。 

一方、長く使うと劣化してしまうので再作成が必要となる場合があります。 

 

インビザライン専用保定装置「ビベラリテーナー」


インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社では、インビザラインで矯正された方向けに「ビベラリテーナー」という純正の保定装置も開発しています。 

 

このビベラリテーナーは、インビザラインと同じように審美性・耐久性に優れた保定装置です。 

 

ビベラリテーナーの特長としては、次のような点があります。 

  • 目立ちにくい透明な装置 
  • 取り外し式装置のため清潔 
  • 高い強度(従来の透明リテーナーと比べ30%以上高い強度) 
  • 歯列データを記録・保管 
  • クリンチェックデータから作製 
  • インビザライン以外で治療を受けた患者様にもご利用可能 

 

■もし後戻りしてしまったら…当院の「再矯正」プランのご案内


ここまでお伝えした通り、せっかく矯正しても治療後のリテーナーを装着していないと、歯並びは元に戻ってしまいます。しかし、実は後戻りの原因としてはそれ以外にも、「不正咬合の原因が残っている」「不十分な矯正歯科治療」といった、いわば歯科医の不注意や、知識・技術の未熟さによるものもあるのです。 

 

ただ理由はどうあれ、再矯正となれば「また高額な費用が掛かってしまう……」「また長期間の治療を我慢しなければならない……」などといった事をイメージされるかと思います。 

 

「再矯正によって、患者様に2度も高額な治療費、長期間の治療という負担を負わせたくない」という院長の想いから、当院では「短期間」で、かつ「お手頃価格」で後戻り矯正を行う「再矯正」プランをご提供しております。 

 

詳しくお知りになりたい方は、ぜひ当院までご相談ください。 

 

■まとめ


今回は、インビザライン矯正治療の成功に欠かせない「保定」についてお伝えしました。 

 

当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のメール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。 

 

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インビザラインと他のマウスピース矯正はどのような違いがあるのか?

2022年12月30日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

歯並びに悩みがある人にとって、歯列矯正は悩みを解決する手段のひとつです。
ですが矯正をしたいと思っているにもかかわらず、積極的に矯正にチャレンジできない人もいるでしょう。可能なら矯正装置があまり目立たないマウスピースによる矯正を!と考えている人もいるでしょうね。 

 

歯並びの矯正に関して、様々な種類のマウスピース矯正があることを耳にしたり、SNSの広告で目にしたりする機会も多くなりました。ただ詳しい説明を聞いたことがなければ、違いがあまりわからないかもしれません。 

マウスピース矯正には複数の方法があります。今回はその中でも広く知られているインビザラインとその他のマウスピース矯正の特徴の違いなどをご紹介します。 

目次

■マウスピース矯正の特徴
■マウスピースの装着時間
■対応できる歯並びと適用範囲
■治療内容~インビザラインとの比較~
■インビザラインをおすすめする理由
■まとめ

■マウスピース矯正の特徴


マウスピース矯正はワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型装置で歯を動かす矯正方法です。目立ちにくく、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。 

誰かと会ったり話すことが多い仕事の方でも、気づかれずに歯列矯正を行えるマウスピース矯正は、社会人や年配の方でも負担の少ない矯正方法と言えるでしょう。 

近年、マウスピースメーカーは増え続けていますが、信頼できるメーカーはそれほど多くはありません。治療実績の乏しいメーカーを使うと「思うような歯並びにならなかった」というリスクが高まります。 

インビザラインはそんな中で世界シェアNo.1という実績を持っています。 

 

インビザラインの特徴は次の通りです。

  • 症例の適応範囲が広く、通常のマウスピース矯正で無理な場合も希望が持てる
  • 100カ国以上、700万症例
  • 4〜6週間に1度程度の通院
  • 邪魔にならないマウスピース 

インビザラインは見た目だけではなく奥歯も含めた噛み合わせまで重視します。 

 

マウスピース矯正は立ちにくく気づかれにくい

マウスピース矯正は立ちにくく気づかれにくい

 

■マウスピースの装着時間


1日20~22時間以上です。 
マウスピースは1〜2週間ごとに交換します。 

 

マウスピースの装着時間は1日20~22時間以上

マウスピースの装着時間は1日20~22時間以上

 

■対応できる歯並びと適用範囲


マウスピースによる矯正の種類次第で、対応できる症例が異なります。大々的な歯の移動をする場合には治療不可ということもありえます。 

インビザラインであれば、奥歯の移動などであっても適用できることが多く、注目されています。 

 

他人からの見た目を美しくしたいと考えている方にもおすすめですし、とにかく多種多様なケースで有効な点が魅力です。 

 

■治療内容~インビザラインとの比較~


マウスピースでの矯正はお口の中の状態を参考にして、「アライナー」という透明色のマウスピースを作って装着していきます。 

○歯の型取り

矯正をしている間は頻繁に歯形をとり、それをもとに歯科技工士がアライナーを作るケースが多いです。 

頻繁にこういったことを行うのは大変ですが、インビザラインであれば、一度歯形をとると矯正が終了するまでの状況をシミュレーションできるので、各段階ごとのアライナーをはじめに作れます。このメリットは非常に素晴らしい点だと思います。 

例えば歯を美しく並べたい場合、仮にスペース不足であっても拡大床を活用した治療も可能です。もちろん全ての治療で用いられるわけではなく、医師が必要と判断した場合に限ります。 

インビザラインは歯の表面にアタッチメントを設置し、アライナーと歯をきちんと固定することになります。様々な取り付け方ができるので、ある程度自由に歯を動かせます。 

 

○アタッチメントの有無

インビザラインによる治療で歯を移動させる際には、それを助けるために小さなサイズの特製樹脂できたアタッチメントを装着します。 

アタッチメントのおかげで歯を移動させることのできる方向が増え、他の治療法では適用不可能な場合であっても対応可能です。 

 

○見た目

透明のマウスピースを作り、使用することになるため、歯の表面にワイヤーを通す方法に比べると目立ちにくく…利便性も高いです。 

インビザラインによる矯正を始めたばかりの頃はアタッチメントの凸凹が気になるかもしれませんが、使っているうちに慣れてくるでしょう。 

ちなみにゴムをかけて矯正をしている場合は口を開けるとゴムが見えることもあり得るため、きちんと把握しておきましょう。 

 

○痛み

矯正治療は歯を移動させるため、当然痛みを伴います。 

しかしマウスピースによる治療であればワイヤー矯正よりも痛みが小さい傾向にあります。 

もちろんマウスピースの交換直後には痛みを覚えるかもしれません。しかし数日でその痛みも落ち着いてくるはずです。 

 

○装着感

歯科矯正の実施において気になるのが発音です。マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも違和感は小さいですが、インビザラインは厚さが0.5mmなので、より使い心地が良いと評判になっています。 

 

○保定、後戻り

矯正治療が終わった後、何もしないと後戻りしてしまうため、保定装置といって後戻りをさせない装置を入れる必要があります。 

せっかく治療したのに後戻りしてしまったら意味がないですね。そのため保定装置が必要になります。保定装置の使用期間は、矯正治療にかかった年月と同じくらいかかることがほとんどです。 

装着する時間や期間は、かかりつけの矯正歯科の指示に従ってください。 

 

■インビザラインをおすすめする理由


マウスピース矯正には、奥歯の噛み合わせを治療できないものもあります。症状を選ぶ方法ともいえるかもしれません。そして治療の回数がはじめから決まっていて、きちんと歯が動く前に矯正が終わる…そんな場合は、追加治療が必要になるケースもあります。 

 

そのため、奥歯も同時に矯正する場合や、重度の症例の場合はインビザラインがおすすめです。頻繁に通院することが重荷になる人にとっては、通院間隔が長いことも喜ばしいでしょう。 

 

インビザラインは奥歯も同時に矯正する・重度の症例の方におすすめ

インビザラインは奥歯も同時に矯正する・重度の症例の方におすすめ

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?

マウスピース矯正にも様々な種類があります。マウスピース矯正で失敗しないためには、知識のある歯科医師に相談することがとても重要です。 

当院では患者様が抱えているお口のお悩みやコンプレックス、疑問などにお応えする機会を設けております。 

ご興味のある方は、無料カウンセリングや無料メール相談からお問い合わせください。 

 

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「短期間」「低価格」で出っ歯、すきっ歯の治療ができる?!~部分矯正について~

2022年12月23日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

部分矯正をご存知でしょうか?
部分矯正とは、歯並び全体を矯正で整えるのではなくて、その名の通り部分的に矯正して歯並びを整える方法です。ですから、気になる部分をピンポイントで整えることが可能です。 

「全体的な矯正をすると高いし、治療期間もかかる」と悩んでいて、矯正治療に踏み出せない方にぜひ知っていただきたい矯正治療です! 

目次

■部分矯正は前歯の矯正に特化した治療法
■部分矯正のメリット・デメリット
■部分矯正で前歯を矯正した場合にかかる費用と期間はどのくらい?
■部分矯正で前歯を矯正することができるのはこんな方
■当院の「部分矯正」について
■まとめ

■部分矯正は前歯の矯正に特化した治療法


一部分の歯のみを矯正したいと考える際におすすめなのが、部分矯正です。これはプチ矯正と言われることもある治療のことで、全体的な治療に比べると気軽に行えます。 

見た目を美しくするのみならず、噛み合わせを良くするなど、健康に関する様々なメリットも魅力です。 

 

一般的な歯科矯正はかかる費用も高額になりがちで、どうしても治療へのハードルが高まります。こういった問題があると必要性があってもなかなか矯正できませんが、部分矯正であればハードルを下げることが可能です。金銭的な問題に加え、治療にかかる期間の短縮にもつながり、大人の噛み合わせ治療にピッタリだと言えるでしょう。 

 

部分矯正には、一般的なワイヤーを使用した矯正やマウスピースを用いた方法があります。自分が望む結果や治療過程に最も近い治療を行うと良いでしょう。 

 

部分矯正は一部分の歯のみ矯正したい方におすすめ

部分矯正は一部分の歯のみ矯正したい方におすすめ

 

■部分矯正のメリット・デメリット


歯の一部だけに治療を施す部分矯正だと、自分にもできそう!と考える方も多いはずです。ですが部分矯正は全員に適した治療ではないため、以下のメリットとデメリットや治療の特徴についてご覧ください。 

○部分矯正のメリット

  1. 費用や時間を抑えられる
    治療にかかる期間や通院の回数が少なくなり、結果的に必要な費用も節約することができます。 
  2. 目立ちにくい装置
    「矯正=目立ちやすい」というイメージですが、仮にワイヤーを用いる場合であっても、歯の裏側に設置できれば口を開けた時にも目立ちにくくなります。他にも透明なマウスピースを活用した矯正を使うと、ハードルがかなり下がります。 
  3. 痛みや違和感が少ない
    矯正の治療をしていると痛みを感じることもありますし、特に初めは違和感が生じるでしょう。全体的な矯正治療と比較すると、部分矯正の場合負担が少なく、痛みや違和感も結果的に少なくなります。 

 

○部分矯正のデメリット

  1. 仕上がりが全体的な矯正に劣る
    部分矯正も出来栄えは美しくなりますけれど、全体的な矯正に比べるとやや仕上がりの美しさが劣る傾向にあります。 
  2. 全体的な噛み合わせの改善は期待できない
    そもそも部分矯正は名前の通り一部分の歯を矯正する方法なので、全体的な噛み合わせの改善には期待が持てません。 
  3. 症例が限定される
    上記したように部分矯正では改善不可能なケースも様々ありますので、症例が限定されるケースも多々あります。 

 

■部分矯正で前歯を矯正した場合にかかる費用と期間はどのくらい?


歯の矯正をする際の懸念点といえば、費用と期間が代表的です。個人個人の症例や使うことになる装置次第ですが、おおよそ100万円はかかり、治療期間についても最低でも1年は必要です。これだけかかれば歯並びが悪くても、実施に際して躊躇してしまうかもしれません。 

ですが部分矯正であれば、これら2つの問題点に関するハードルをかなり下げられます。 

 

部分矯正であれば、必要な費用も半分もしくは3分の1程度で済みますし、3ヶ月程度で治療が終わることも珍しくありません。 

こういったメリットがあるため、数ヶ月先のイベントのために部分矯正を行う!というケースも増えてきています。ある程度歯並びが美しくなれば嬉しい!できれば期間や費用を抑えたい!と考えている場合には、かなり最適な治療方法です。 

 

■部分矯正で前歯を矯正することができるのはこんな方


適応となる症例は、以下のような状態です。 

  • すきっ歯がある
  • 歯のねじれや傾きがある
  • 軽度の出っ歯、乱杭歯、叢生、上顎前突がある
  • 後戻りにより再矯正が必要 

これらの他にももちろん適用となるケースがあります。 

 

口の中の状態は人によって大きく違っているので、実際に口内状況をチェックしてからの判断となります。 

 

部分的な矯正で対応可能な症例は基本的に軽度なものです。後戻りによる問題も状況次第では治療可能です。 

患者様によって多種多様な状況ですから、歯並びがかなり悪い場合には、まず抜歯を行ってから奥歯から歯を移動させて治療を行うケースもあります。歯並びの度合いやその他様々な状況によっては、部分矯正ではなく全体的な矯正を検討するのも良いと思います。 

 

■当院の「部分矯正」について


○「低価格」で治療が可能

部分的な治療になので、普通の矯正治療よりも相当費用を抑えることができます。 

 

○「目立たない」装置を利用可能

少し前までの矯正装置は「金属色が目立ちやすい」というのが一般的でした。しかし当院では透明で目立ちにくい「インビザライン」を用いているので、周りにバレずに治療を行うことが可能です。 

 

○ピンポイントで治療可能

患者様の要望に応じて、前歯だけ、すきっ歯の箇所だけなど、柔軟な治療ができます。 

 

○短期間で治療が完了する

移動する歯の本数が少ないので、治療に必要な期間も短期間で済みます。一般的な矯正であれば1~3年は必要ですが、部分矯正ならば症状に応じて数ヶ月で完了させられ、長くても1年以内には終わらせることができるはずです。ですので、就職活動などを控えている学生の方でも、気軽に治療に臨めます。 

 

○治療前に治療後のシミュレーションが可能

3Dスキャナを使って口の中のデータを取り込み、矯正治療を終了させた後のもシミュレーションも可能です。「自分の歯を矯正したらその後どんなふうになるのか確認したい」と考えている方にもおすすめです 

 

当院の部分矯正には低価格などの強みがある

当院の部分矯正には低価格などの強みがある

 

■まとめ


部分矯正というのは、前歯の矯正に特化している治療です。軽度な症状だと治療が可能ですが、すべての症例に対応しているわけではありません。 

 

コストや治療にかかる期間を抑えられるとなどのメリットが魅力です。まずは自分なりの仕上がりイメージを医師にきちんと伝えることが重要です。理想的な美しさを実現したいならば、部分的ではなくて、全体的な矯正を検討する必要もあるでしょう。 

部分的に歯を動かすのですから、簡単であると思われがちな部分矯正。ですが、場合によっては全体的な矯正よりも高い診断力や技術力が必要になるのです。

全体的な矯正であれば、噛み合わせを考慮しながら治療を進められるのですが、部分矯正は特定の歯のみを動かすので、噛み合わせの調整が困難です。 

部分矯正だからと安直に考えず、安心できる医院での矯正を行うことをおすすめします。当院では、お口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話していただけたらと思います。 

 

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大人でも歯科矯正はできるの? 歯並びの矯正治療を行える年齢について

2022年12月16日

皆さんこんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

いくつになっても美しさへのあこがれをお持ちの方は多いかと思います。きれいな歯並びについても同様でしょう。

とは言え、「ちょっと年齢も重ねたから、歯並びの矯正は無理」とあきらめている方はいらっしゃらないでしょうか?

そこで今回は、歯並びの矯正治療を行える年齢や大人になってから矯正治療を行うメリット、また治療にあたっての注意点についてご紹介します。矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■矯正治療を行える年齢
■大人になってから矯正治療を行うメリット
■矯正治療を行う前の注意点
■矯正治療中・治療後に気を付けること
■まとめ

■矯正治療を行える年齢


結論からいうと、歯の矯正治療を行う年齢に、上限はありません。何歳からでも治療を受けられます。

矯正治療には、歯と顎の骨の間にある「歯根膜」と呼ばれる組織の性質を利用します。この「歯根膜」の他、歯や歯ぐきが健康な状態の方であれば、たとえいくつになっても矯正治療は受けることができます。

 

歯の矯正治療を行える年齢に上限はない

歯の矯正治療を行える年齢に上限はない

 

■大人になってから矯正治療を行うメリット


大人になってからの矯正治療には、以下のように様々なメリットもあります。

○見た目のコンプレックスからの解放

営業や接客など仕事で人前に出る機会が多い方ほど、「歯並びが悪い」という見た目のコンプレックスに悩まれるのではないでしょうか。

矯正治療を行えば、そのコンプレックスも解消されます。そうすれば、より積極的に話したり笑顔を見せたりすることができ、自然と仕事や自分自身に対して自信が持てるでしょう。

 

○若返る

噛み合わせが悪いと、「顎に無理な力をかける」「片側だけで噛む」といったクセが起きやすくなり、その結果、顔の筋肉のバランスが悪くなります。

そうなれば、頬がたるんで見える、ほうれい線が深くなる、シワが増えるといった、いわゆる「老け顔」に近づきかねません。

矯正治療で噛み合わせを改善したことにより、顔の筋肉のバランスが整い、シワやたるみが消えたというケースもあります。

 

○口腔内環境の改善

歯並びが悪い場合、歯みがきする際でも奥歯や歯と歯の隙間などにまで歯ブラシが届かず、汚れが残りやすくなります。その結果、むし歯や歯周病を引き起こすことになりかねません。また、歯並びや噛み合わせにより常に口が開いたままになってしまうような場合も、口腔内のトラブルの元にもなります。

矯正治療により、歯ブラシなどで汚れを取り除きやすくなり、口も閉じることができます。そしてひいては、お口の健康を長く保つことに繋がるのです。

 

○しっかりとした咀嚼が行えるようになる

歯列矯正を行えば、歯並びと併せて噛み合わせも改善され、咀嚼機能も向上します。それは胃や腸といった消化器官への負担の減少、そして全身の健康につながります。

 

○滑舌が改善する

歯の隙間が空いている歯並びの場合、その隙間から空気が漏れ、サ行をはじめとする発音が聞き取りにくいケースがあります。

矯正治療を使えば、この滑舌の改善も期待できます。

 

○治療計画を立てやすい

子供が矯正治療を受ける場合だと、注意深く口腔内の変化の状態も見ながら、治療を行っていく必要があります。まだ成長過程にあるため、永久歯が生えそろわなかったり、顎が成長を続けていたりというように、歯の周辺にも様々な変化が起こるためです。

一方大人の場合であれば、歯も全て生え変わり、顎の成長も終わっています。そのため治療計画をたてやすく、実際の治療も計画通りに行いやすくなるのです。

 

大人になってからの矯正治療には様々なメリットがある

大人になってからの矯正治療には様々なメリットがある

 

■矯正治療を行う前の注意点


この様に矯正治療は大人の方にとってもメリットが多いのですが、一方で注意していただきたい点もあります。

○むし歯などの歯科治療との関係

皆さんの中には、過去の治療により差し歯や被せ物、詰め物などをされている方、また今現在むし歯や歯周病の治療中という方もいるかと思います。

矯正治療は当然、それらの事も踏まえて行っていく必要があります。そのため、状態によっては必要な治療を行った後でないと、矯正治療にはいれないという場合もあります。

 

○治療期間の長さや矯正による痛み

大人になってからの矯正は、子供に比べて時間がかかります。大人の場合、顎の骨は成長が止まり固定されています。その骨を土台として生えている歯について力をかけて動かしていくため、どうしても時間がかかってしまうのです。

治療期間中は定期的な通院も必要になりますので、それにかかる手間や体力面もご自身で判断していただく必要があります。

また、動かしづらい歯を動かす関係で、子供よりも大人の方が矯正時に痛みを感じやすい点もご留意ください。

 

■矯正治療中・治療後に気を付けること


○むし歯や歯周病に注意

矯正治療中に気を付けていただきたい事としては、何よりもむし歯や歯周病の発生が挙げられます。

ブラケット矯正の場合、矯正装置と歯の隙間などに汚れが付きやすくなる上、それらの場所は通常の歯ブラシが届きにくい場所です。そのため、以前よりもむし歯や歯周病が発生しやすくなります。むし歯や歯周病の状態がひどくなった場合には、矯正治療を一旦中断してそれらの治療を優先させる必要があり、治療計画への影響も避けられません。

そのため、通常の歯ブラシに加えて歯間ブラシ、ポイントブラシ、デンタルフロスなどを使用し、それまで以上に念入りなセルフケアが必要です。

また、最近人気のあるマウスピースを使った矯正の場合、マウスピースを取り外して従来通りの歯みがきができる為、セルフケアはしやすいと言えます。

ただし、もし歯に食べかすなどの汚れが残ったままの状態でマウスピースを装着すると、汚れや細菌が歯に密着している状態になってしまいます。また、汚れを分解する役割なども果たすだ液も歯列全体がマウスピースで覆われているため行きわたらず、むし歯や歯周病になりやすくなってしまうのです。

マウスピースを装着する際は、必ず歯みがきなどで歯の汚れを取り除いてから装着する必要があります。

 

○矯正された後の「保定」も大切

矯正治療においては、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする「保定」も大切になります。

矯正位置まで移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より歯が動きやすい状態であり、そのまま放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうと「後戻り」を起こしてしまいます。

それを防ぐため、保定装置を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させるのが「保定」です。

一般的に保定させる期間は、矯正にかかったのと同じ期間は必要と言われています。また保定装置の種類については、まず大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、さらに「取り外し式」の中にプレートタイプとマウスピースタイプがあります。

「矯正されるまででも時間がかかるのに…」と思われるかもしれませんが、これを怠るとせっかく整った歯並びや噛み合わせがまた振り出しに戻りかねませんので、何卒ご了解ください。

 

■まとめ


今回は、矯正治療を行える年齢の事を中心にご紹介しました。

ご案内したように、矯正治療を始める年齢に上限はありません。また歯の矯正治療を行うことは、口腔内の健康を保つこと、ひいては全体的な心身の健康維持にも繋がります。

当院では、無料での個別相談やメール相談を通じて、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などについてお答えする機会を設けております。また、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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インビザラインによる矯正の効果はいつから実感できるの?より早く実感するために必要な事についてもご紹介

2022年12月9日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

近年人気が高まっているマウスピース矯正の中でも、世界シェアNo.1を誇るのが「インビザライン」です。そんなインビザラインによる矯正、効果はいつから実感できるのか気になりませんか?

今回は、矯正の効果が実感できるまでの期間や矯正を促進させる方法についてご紹介していきます。

目次

■インビザラインの効果はいつから実感できる?
■効果をより早く実感するためには?
■光加速装置を使用する方法もある
■当院のインビザラインによる矯正の特徴
■まとめ

■インビザラインの効果はいつから実感できる?


インビザラインによる矯正治療においては、マウスピースを1日20時間以上装着することで歯を少しずつ動かし、さらに約1~2週間ごとにより目標とする歯並びに近いマウスピースへと交換していくことによって、歯並びを整えていきます。

基本的に、1枚のマウスピースで歯が動く量は約0.25㎜と言われています。前述のようにマウスピースは約1~2週間で交換するので、歯が動く量は1ヶ月でおおよそ0.5~1㎜程度となります。

ただし、インビザラインによる矯正の効果が実感できるまでの期間については、矯正する歯並びの状態などによって差があります。

例えば、俗に「すきっ歯」とも呼ばれる空隙歯列の場合であれば、歯の動きがわかりやすいため、少しの移動量でもすぐに効果を実感できます。

一方、別名「乱杭歯(らんぐいば)」とも呼ばれる重度の叢生(ガタガタの歯)を矯正する場合は、効果を実感するのに時間がかかる可能性があります。

なぜなら、重度の叢生を矯正するためには、歯列全体を動かす必要があるケースが多く、その場合は奥歯である臼歯部から動かしていくからです。動きがわかりやすい前歯部は後から動かすので、矯正の効果を実感しにくいのです。

また、矯正効果の感じ方には当然個人差もありますので、同じく歯が1㎜動いた場合でも、「すぐに動いた」と感じる方もいれば、「動いていない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

この様な事も踏まえた一般論として、インビザラインの効果を実感できるのは、早ければ2ヵ月程度、遅いと半年程度かかると言われています。

ただ、これまでのワイヤー矯正と違い、透明なマウスピースを約1~2週間ごとに付け替えながら矯正していくインビザラインによる矯正であれば、矯正されていく歯の動きを患者様ご自身で把握しやすいという点については、間違いなく特徴と言えるでしょう。

 

早くて2ヵ月程度でインビザラインの効果を実感できる

早くて2ヵ月程度でインビザラインの効果を実感できる

 

■効果をより早く実感するためには?


では、インビザラインの効果をより早く実感するには、どうすればよいのでしょうか。ここからは、そのためにできることについてご紹介します。

○正しく装着し、決められた装着時間をしっかり守る

効果を早く実感するためには、まず患者様ご自身がマウスピースを正しく装着し、決められた装着時間をしっかり守ることが最も大切です。

インビザラインによる矯正治療は、取り外し可能なマウスピースを使用して行います。そのため、患者様自身マウスピースを正しく装着しなければ、その効果は十分に発揮されません。また、正しく装着したとしても、実際の装着時間が決められた時間よりも短ければ、歯が予定通りに移動することはないのです。

インビザラインのマウスピース装着時間は、一般的に1日20時間以上とされています。

 

○マウスピースの取替期間を守る

次に大切なのは、マウスピースの取替期間を守っていただくことです。

インビザラインのマウスピースは、先ほどもご紹介したように1つにつき約1~2週間程度装着して歯が動いてから、新しいものに取り替えます。これを繰り返すことで、歯を矯正していくのです。

そのため、患者様ご自身で決められた期間をしっかり守ったうえで取り替えるということを繰り返していただかないと、治療は計画通りに進みません。

歯科医師の指示に従い、マウスピースを取り替えていただくことが大切です。

 

○口腔内ケアを行ってむし歯や歯周病を予防する

インビザラインによる効果を実感するためには、口腔内ケアを行ってむし歯や歯周病を予防することも重要になります。

矯正治療中にむし歯や歯周病になってしまった場合、状態によっては矯正治療を中断しむし歯や歯周病の治療を優先せざるをえなくなります。そうなれば矯正した歯も後戻りしてしまうため、計画が延びる事は必至です。

加えて治療の結果詰め物やかぶせ物をしたり、歯列が変形したりしたとなれば、以前に製作したマウスピースが合わなくなり、改めて製作する必要が出てくるかもしれません。

インビザラインは従来の矯正装置と違い、装置を取り外してこれまで通り歯みがきをすることができます。また、マウスピース自体も、流水で洗うことで清潔にすることが可能です。

そのため口腔内の健康を保ちやすく、歯列矯正中に起こりがちなむし歯や歯周病といった歯へのリスクやトラブルを軽減できるのが大きなメリットと言えます。

だからこそそのメリットが活きるよう、矯正治療を始める前以上に口腔内ケアを心がけることがポイントです。

以上の3点を見ていただければお分かりかと思いますが、効果を早く実感するためには特別な事をしていただく必要はなく、マウスピースの装着について決められたことを守り、併せて口腔内の清潔を保っていただくことが何よりも大切になります。

 

■光加速装置を使用する方法もある


インビザラインを使った矯正においては、光加速装置「オルソパルス」を使って、治療期間を短縮させることも可能です。

光加速装置「オルソパルス」は、近赤外線の効果によって治療速度を加速させる装置です。近赤外線には、歯の移動に関係する細胞(破骨細胞や骨芽細胞)の働きを活性化させ、血流をよくする効果があります。

矯正治療は歯を支える骨の細胞の新陳代謝を利用して歯を動かしているため、それらの細胞の働きが活性化すると治療に必要な時間も短くなるのです。

具体的にはこの装置を使うことで、治療期間を通常の1/2~1/3まで短縮させることが可能になります。

また、使い方もとても簡単です。近赤外線を含む光が照射される部分を、上下の歯茎に1日1回、5分間ずつ当てるだけです。

当院でも扱っておりますので、ご興味持たれた方はぜひご相談ください。

 

光加速装置「オルソパルス」で治療期間を短縮

光加速装置「オルソパルス」で治療期間を短縮

 

■当院のインビザラインによる矯正の特徴


○「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院・インビザライン「認定医」在籍

インビザラインによる歯列矯正システムを開発・提供している米国アライン・テクノロジー社では、年間の治療実績などによってインビザラインを提供している歯科医院を7つにランク付けしています。

当院では上位クラスに当たる「ダイヤモンドプロバイダー」認定を受けています。このダイヤモンド認定は、豊富な治療実績を持つ医院のみが認定されるものです。

また当院の担当医は、インビザライン矯正のエキスパートであることを証明する資格であるインビザラインの「認定医」資格も取得していますので、安心してインビザラインによる矯正を受けて頂けます。

 

○「iTero(アイテロ)」システムで事前に治療後の歯並びも確認できて型取りも不要

当院ではインビザラインの矯正治療において、「iTero(アイテロ)」システムを導入しています。

これにより、治療後の歯並びをシミュレーションして、治療前に知ることができます。シミュレーションに費用は一切かかりませんのでご安心ください。

また、マウスピースの制作に必要な歯型の採取も、今まではシリコンの入った大きなトレーを口に入れて行う必要がありました。iTeroシステムなら、3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで素早く歯型が採取できるため、苦しい型取りは一切不要になります。

 

iTeroで治療後の歯並びを治療前に知れる

iTeroで治療後の歯並びを治療前に知れる

 

■まとめ


今回は、インビザラインによる矯正の効果が出るまでの期間、またより早く効果を実感するために必要な事についてご紹介しました。

インビザラインのマウスピースを使った矯正は、矯正装置を自由に取り外すことが可能なため口腔内の清潔を保ちやすいうえ、透明なので審美面でも優れているといった、大きなメリットを持っています。

ただし一方で、そうであるがゆえに、治療が計画通りに進むかは患者様ご自身によるところも大きくなります。

当院では個別の無料相談の他、検査診断も無料で行っております。患者様に判断し納得していただいた上で、インビザラインによる矯正を始めていただきたいと考えているからです。インビザラインによる矯正が気になった方は、お気軽に私たちにご相談ください。

 

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マウスピース矯正の痛みはどのくらい?痛みの原因について

2022年12月2日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

マウスピースによる矯正の問題でよく聞くのが、「痛み」についてです。今回はマウスピース矯正によって起きる痛みの種類と対策について案内します。 

目次

■マウスピース矯正治療における痛みの原因
■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには
■当院の痛みの少ない治療方法について
■まとめ

■マウスピース矯正治療における痛みの原因


○歯が動く痛み

歯は骨に埋まっているため、少しの圧力であれば全く動きません。ですが、矯正アイテムを活用し圧迫し続けますと、歯は徐々に動きます。 

歯を圧迫し続けると、その周りの歯根膜はそれに対抗します。その時に細胞の働きで押し付けられた側の骨が溶けて、その反対側に骨が作られます。これを応用する形で歯並びを美しくします。 

こういった形で圧迫し続けると、歯は移動する時に痛みなどを覚えます。 

矯正をはじめた直後は、引っ張られる感覚を覚え、そして次に痛みを感じると言われています。当然痛みはどんどん軽減していき、およそ1週間くらいでおさまることが多いです。 

ちなみにマウスピース1つでの歯の移動距離は0.25mmだとされており、0.25mmというのは歯と骨の間にある歯根膜の厚みになります。これからも分かるように、一気に動かすのではなく、少しずつ歯を移動させるので、従来のワイヤーによる矯正方法と比較して痛みは優しいと言えます。 

 

○アタッチメントがあたる痛み

アタッチメントは人間の歯と似た色で作られていて、治療が終わると取り除かれます。アタッチメントは歯にかかる力を調節出来ますし、効果的な歯の移動を可能にします。個人個人それぞれ用いることになるアタッチメントの量や形などは千差万別です。 

アタッチメントがもたらす違和感はそれほど心配する必要はないと思われ、特にマウスピースをつけている時にはほとんど気にならないでしょう。 

ただアタッチメントの中に出っ張っている部分がありますが、それが口の中に傷をつけ、口内炎などを引き起こす可能性もあります。他には、マウスピースの取り外し時に、出っ張りが当たり痛みを覚えるケースもあります。 

 

○噛んだり、上下の歯がぶつかった時の痛み

矯正をしている間は、歯に力がかかり続けています。それらの歯は敏感な状態なので、例えば、硬いものを噛んだ時などに違和感を覚えるかもしれません。 

しかし、こういった痛みも徐々に緩和していきます。食べ物を食べる際に痛みなどが続くようであれば、硬い食べ物を避けるなど工夫するのも良いでしょう。 

 

○マウスピースが歯茎や舌に当たる痛み

マウスピースが歯茎や舌に当たっていると、傷ができたり、痛みが襲ってくる可能性もあります。 

 

○ゴムをかけたことによる痛み

マウスピースによる矯正の1種、インビザライン。ゴムを使って歯を引っ張り、その力を使って歯を移動させるという手段をとることもあります。 

ですから、引っ張る力などが原因で痛みが生まれることも考えられます。(通常は数日程度)自己判断で勝手に治療を中止するのではなく、状況を担当の医師に相談してアドバイスを仰ぎたいです。 

 

○久しぶりにマウスピースをつけた時の痛み

長い間マウスピースを装着しないと、後戻り現象が発生することがあるため、久しぶりに装着した場合、痛みが出るかもしれません。 

 

マウスピース矯正治療は痛みを伴うことがある

マウスピース矯正治療は痛みを伴うことがある

 

■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには


マウスピースを使った矯正での痛みは患者様次第ですが、かなりの痛みが生じることはありませんし、3日以内には違和感も感じなくなるでしょう。 

○歯が動く痛みの対処

マウスピースによる矯正は、そもそも柔らかめの材質で作られており、口の中で当たったとしても痛みは小さくて、口内炎のリスクも低いです。ですから、痛みが発生したとしても、それは歯が移動するときに生じる痛みとなります。 

歯が移動するときの痛み対策には、氷を使って冷やすという方法もあります。様々な方法で痛み対策をしようとするかもしれませんが、歯が動いているというのは治療においては良いことなので、それを妨げることはすべきではありません。 

 

○アタッチメントが当たって痛いときの対処法

アタッチメントによる痛みは「矯正用ワックス」を使い、対処可能なケースも多いです。アタッチメントには凸凹の部分があるのですが、ワックスで覆うという方法です。これに関しても医師にアドバイスをもらいましょう。 

 

○噛む時の痛みと対処法

できるだけ柔らかい食べ物を選び、硬い食べ物は極力避けたり、柔らかくしてから食すのがベストです。 

 

○器具を調整してもらう

マウスピース矯正の場合は、通常は耐えきれないような痛みは出ません。しかしどうしても痛い…という場合には相談してみてください。器具を調整してもらうと楽になることも。 マウスピースが口の中の様々な部位に当たってしまい痛みが出てくるケースもあります。そんな時にも医師に相談をして、削るなどの必要な対策を施してもらいましょう。 

 

○後戻りに関する痛みへの対応

想像以上の痛みを覚えた際やマウスピースの浮きが多いと感じた際には、一旦使用をやめて医師に相談しましょう。
※歯の後戻り防止目的の場合は異なる 

 

■当院の痛みの少ない治療方法について


当院の「ライトフォース理論」と「光加速装置」を活用した矯正であれば、痛みを抑えた治療が期待できます。 

 

ライトフォース理論・光加速装置で痛みを抑える

ライトフォース理論・光加速装置で痛みを抑える

 

○痛みを和らげる「ライトフォース理論」

ライトフォースは、直訳すると「弱い力」です。歯を圧迫する力をその名の通り弱くし、結果的に痛みの軽減に繋げるというものです。一般的な方法と比較すると、最大5分の1程度の力になると言われています。 

力を弱くすると効果があるのか…と心配かもしれませんが、そうは言い切れません。骨代謝の繰り返しで歯は移動しますが、圧力が強いと周りが圧迫されすぎて血行が悪化し、歯の移動が期待しにくくなります。 

ライトフォース理論を用いた矯正であれば、歯の移動速度を心配する必要もありませんから、安心してください。 

 

○光加速装置(オルソパルス):痛みを軽減し、治療期間を短縮

治療による効果をより向上させたい場合には、「光加速装置(オルソパルス)」がおすすめです。これは赤外線を照射し、歯の周りの細胞を活性化させるものです。歯の移動速度を速めるだけでなく、痛みに対する効果もあります。 

 

光加速装置は痛みを軽減・治療期間を短縮

光加速装置は痛みを軽減・治療期間を短縮

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
痛みは人それぞれですが、マウスピース矯正で想定されるものは上述した通りです。事前に知っておくことで少しでも不安を解消出来たらいいですよね。 

 

ご紹介したとおり、当院では痛みの少ない治療を行うこともできます。気になる方は、ぜひ一度無料矯正相談にお越しください! 

 

オンラインWEB初診カウンセリングはこちらから

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スポーツや楽器を吹いても大丈夫?スキューバダイビングは? インビザライン矯正中の趣味の活動について

2022年11月25日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザラインによる歯の矯正をお考えの皆さんの中には、スポーツや吹奏楽器の演奏といった趣味をお持ちの方も多い事でしょう。「矯正中にスポーツをすると、悪影響にならないかしら?」、「矯正用のマウスピースをしたまま演奏しても大丈夫?」と、矯正中の活動が気になる方もいるかもしれませんね

そこで今回は、インビザラインによる矯正治療中の趣味の活動について、ご紹介していきます。ぜひ参考になさってください。

目次

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?
■スポーツ用マウスガードとの違い
■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意
■スポーツと歯並びの関係
■スキューバダイビングとインビザライン矯正
■ジム通いとインビザライン矯正
■楽器演奏とインビザライン矯正
■まとめ

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?


早速「インビザラインの矯正中でもスポーツして大丈夫か?」という疑問についてお答えすると、結論として「スポーツの種類による」ということになります。

インビザラインの様なマウスピース型の矯正装置であれば、金属製のブラケットとワイヤーを用いる従来の矯正装置に比べて、口の中を傷つけるリスクは少ないと言えます。そのため、多くのスポーツでは、矯正治療中もこれまで通り楽しんでいただいて、問題ありません。

ただし、アメフトやラグビー、ボクシングなど体同士が激しくぶつかり合うようなスポーツや、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどボールが顔に当たる可能性のあるスポーツ場合、口元に衝撃が加わるとマウスピースが破損する可能性があります。心配な方は、取り外したうえでプレーされることをお勧めします。

 

心配な方はインビザラインを取り外して運動する

心配な方はインビザラインを取り外して運動する

 

■スポーツ用マウスガードとの違い


スポーツでマウスピースと聞くと、ボクシングなどで使われるマウスピースを思い出す方もいるでしょう。インビザラインのマウスピースにもスポーツをする際のプラス効果を期待されるかもしれませんが、その効果は基本的にありません。

「スポーツマウスガード」とも呼ばれるスポーツ用のマウスピースは、衝撃から歯や口を守ったり、瞬発力を発揮する際に噛みしめたりすることが目的です。そのため比較的厚めで、丈夫に出来ています。

一方、インビザラインのマウスピースは矯正装置が目立ちにくいものとなるよう、半透明の薄いプラスチックでできています。そのため、衝撃や強い噛みしめに耐えきれず、変形・ひび割れ・破損等のトラブルが生じる可能性があります。

インビザラインのマウスピースを装着しながらスポーツすること自体は問題ありませんが、スポーツマウスガードの代用とはならない事をご承知おきください。

 

■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意


インビザラインの矯正装置を付けてスポーツする際には、もう1点注意していただきたいことがあります。それは、水分補給のための飲み物についてです。

体を動かす際には、スポーツ飲料を飲むという方も多いかと思います。ただ、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれているため、マウスピースを装着したまま飲むとむし歯のリスクを高めることになってしまいます。

マウスピースを装着ながら飲む場合は、極力水を飲むようにしてください。もし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して飲むようにし、運動後は歯磨きをしっかりと行うようにしましょう。

 

■スポーツと歯並びの関係


スポーツと歯並びには、実は大きな関係性があります。

スポーツにおいては瞬発力、反発力などが勝敗を左右します。その際、重要になるのが歯の噛み合わせです。噛み合わせがズレていると、力を発揮するために食いしばることができません。このため一瞬の力を十分に発揮できず、パフォーマンスに悪影響が出てしまうのです。

また、歯並びが悪いと、あごについている噛みしめる筋肉のバランスが崩れます。それは、あごの関節の近くにあって、体の平衡感覚を保つために重要な役割を果たす「三半規管」にまで作用し、身体全体のバランスの崩れや顎関節症、肩こり、頭痛を引き起こす要因になります。

スポーツにおけるさらなるパフォーマンスの向上を目指したい方は、一度自分の歯並びも見直してみてください。

 

噛み合わせがズレていると一瞬の力を十分に発揮できない

噛み合わせがズレていると一瞬の力を十分に発揮できない

 

■スキューバダイビングとインビザライン矯正


皆さんの中には、スキューバダイビングが趣味という方もいらっしゃるでしょう。ダイビングをする際には、レギュレータとつながるマウスピースを噛む必要がありますから、気になるかと思います。

ダイビングに関しても、口がしっかりと開け、レギュレータのマウスピースを噛むことができれば、矯正治療中に行って問題ありません。ただし、「レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか」「噛んだ際に痛みがないか」などについては、十分気をつけてください。レギュレータのマウスピースには様々な種類がありますので、できるだけ無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締められるものを選びましょう。

また、レギュレータを強く噛みがちな方は、それによりインビザラインのマウスピースを破損するおそれもあります。矯正治療中に初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認してください。不安があれば、インストラクターやダイビングショップ等へ相談されることをおすすめします。

そこまで聞くと、マウスピースを外しての潜水をお考えになるかもしれません。しかし、インビザラインを使って矯正治療をスムーズに進めるためには、1 日 22 時間以上の装着が必要とされています。食事中などその他の取り外し時間を考えると、レジャーやトレーニングの際には矯正装置は装着していることが理想です。

 

■ジム通いとインビザライン矯正


ご自身の健康や体づくりのためのジム通いや日々のトレーニングと、矯正治療への関係はどうでしょうか。

こちらも、基本的には従来通り行っていただいて問題ありません。ただし、ウェイトトレーニングなど歯を食いしばって行っている場合、マウスピースが破損する恐れがあります。

また、そもそも歯を食いしばること自体、矯正治療にとってあまり良い事ではありません。気になる方は担当医にご相談ください。

 

■楽器演奏とインビザライン矯正


楽器の中でもトランペットやサックスといった吹奏楽器は、その名の通り口から息を吹いて音を奏でます。

矯正装置を付けながらでも、吹奏楽器の演奏は可能です。

従来のブラケットとワイヤーを使った矯正装置だと、演奏の際に口腔内や唇がブラケットやワイヤーに当たって痛みを感じるという事がありました。マウスピースを使ったインビザライン矯正であればその心配はありません。

ただ、口腔内の状況が前とは異なる上、矯正治療が進むにつれてその状況も少しずつ変化していくため、練習等でそれに対応していただく必要があります。そのため、治療計画については、大きな大会や発表会といったイベントスケジュールも考慮する必要があります。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

 

矯正装置を付けながらでも吹奏楽器の演奏は可能

矯正装置を付けながらでも吹奏楽器の演奏は可能

 

■まとめ


今回はインビザラインによる矯正治療中の趣味の活動についてお伝えしました。いくつかの注意点を考慮していただければ、矯正治療中であっても従来通り趣味を楽しんでいただけます。また、矯正治療によって歯並びや噛み合わせを整えることは、スポーツや吹奏楽器の演奏にとってもいい影響をもたらします。

「趣味を楽しみながら矯正治療もしたい!」とお考えの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

 

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