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歯列・歯科矯正の種類とメリット・デメリットを徹底解説!

2022年8月19日

近年、歯並びが気になる方には歯科矯正がおすすめされており、以前より矯正方法も増えました。
しかし、どのような種類があるのかわからない方も多いようです。

そこで、本記事では歯科矯正の種類について解説します。それぞれのメリットとデメリットも
併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

■成人してから歯列矯正はできる?おすすめのタイミングは?
■成人の方が歯列矯正をするメリット
■歯列矯正は大きく3つの種類が存在する
■最適な矯正方法を知るためにはクリニックでのカウンセリングが必須!

■成人してから歯列矯正はできる?おすすめのタイミングは?


結論から言うと、成人してからも歯列矯正は可能です。
また、歯列矯正を始める良いタイミングは特にありません。
ご自身のタイミングで歯列矯正ができるところも嬉しいポイントですよね。

しかし、歯列矯正が完了するまでにおおよそ4年ほどかかると言われています。
そのため、いつまでに治療を完了させたいかを考え、逆算して歯列矯正を始めると良いでしょう。

 

成人してからも歯列矯正は可能

成人してからも歯列矯正は可能

 

■成人の方が歯列矯正をするメリット


こちらでは、成人になってから歯列矯正をするメリットを紹介します。
歯科矯正をすると、あなたの抱えている悩みが解決するかもしれません。
自身の口腔内で気になることと照らし合わせてみましょう。

<見た目のコンプレックスを解消できる>

歯科矯正をすると、見た目のコンプレックスを解消できます。
なぜなら、歯科矯正をすると歯並びがきれいになるからです。

歯並びがガタガタで、笑った時に歯がみえることが気になる方。人に歯並びを指摘されて気にしている方は、歯科矯正でその悩みを解消できます。
少し時間はかかりますが、今よりも整っている歯並びを手に入れることができるため、見た目に自信がつき、笑う回数も多くなるでしょう。

 

<虫歯や歯周病を予防しやすくなる>

実は、歯科矯正には虫歯と歯周病を予防する効果もあります。
虫歯や歯周病は、歯に歯垢が残ると発生します。そのため、歯並びが悪いと、歯の間に汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病につながります。

また、歯ブラシが歯の間にうまく入ることができず、きれいに磨ききれない場合もあります。
しかし、歯並びがよくなれば磨き残し箇所も少なくなることが多いです。
歯ブラシがうまく歯にあたるので、きれいに磨くことができ、虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

 

<咀嚼機能が向上する>

歯科矯正を行うと、咀嚼機能が向上するメリットがあります。
なぜなら、歯並びが良くなると、どの歯同士でも均一な力で接触するので、今よりも咀嚼機能が活発になるからです。

咀嚼機能が活発になると、食べ物を細かく噛み砕けるため、腸で消化されやすくなります。
また、咀嚼が多いほど唾液が分泌される頻度もあがるため、口腔内を常にきれいな状態で保てます。
口腔内のきれいさは口臭に関係しているため、いい状態を保つことは大切です。

さらに、どの歯にも均一な力が加わるため、年齢を重ねたあとでも、良い歯の状態を保てる可能性が高くなります。
そのため、高齢になっても食事を楽しみながら味わえることも、歯科矯正を施術するメリットの1つと言えるでしょう。

 

■歯列矯正は大きく3つの種類が存在する


歯科矯正の種類は1つではありません。歯の状態に合わせて、最適な方法を歯科医院では提示しています。今回は下記の3つご紹介いたします。

  • ワイヤー矯正
  • 裏側矯正
  • マウスピース矯正

ここではどのような違いがあるのかまとめてみました。それぞれのメリットとデメリットも、併せて紹介します。

○ワイヤー矯正

歯科矯正の中でも、最も多い方法がワイヤー矯正です。
ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる小さい装置に、ワイヤーを通した状態で歯に取り付けます。

◇治療方法の特徴

ワイヤーに加わる力を調整しながら矯正を行えるため、個人の歯並びに合わせて歯科矯正することが可能です。

 

◇メリット・デメリット

ワイヤー矯正は、一度取り付けたら外さなくても良いので、余計な手間はかかりません。
また、ワイヤーの力や方向を調整できるため、個人の歯並びに合わせて適切な治療ができる方法です。

ワイヤー矯正のデメリットは、他人から矯正部分が見えることです。歯の表面にワイヤーと装置を固定させるため、口が開いているときにワイヤーが見えてしまいます。
さらに、装着しているうちに、歯に傷みが出る可能性も0とは言い切れないようです。

 

○裏側矯正

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットとワイヤーを通して、歯科矯正を行う治療です。
別名では、「舌側矯正」と呼ばれています。
歯の裏は、表面にくらべて、ワイヤーをとりつけることが難しく、高度な歯科矯正のため、施術できる歯科医師が限られている矯正方法です。

◇治療方法の特徴

表面矯正と同じで、ワイヤーの力を調整しながら歯科矯正を行います。

 

◇メリット・デメリット

表面矯正のようにワイヤーが見えるわけではないため、人からの視線が気になる方には、とても良い方法です。
表面矯正と同じく、取り外す必要もないため、余計な手間がかからない点もメリットの1つといえるでしょう。

しかし、裏側矯正は、表面矯正よりも高度な技術が必要とされるため、施術できる歯科医師が限られています。
表面矯正と比較すると、費用も時間も大きくかかる点が大きなデメリットといえるでしょう。

 

○マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明のマウスピースを口の中に装着し、歯科矯正を行う治療のことです。
個人の歯並びに合わせたオリジナルのマウスピースを作成することで、より自分に適した歯並びに移行できます。
治療を進めていくにつれて、少しずつマウスピースの型を変えて、新しいものと交換しながら歯科矯正を進めていく矯正方法です。

◇治療方法の特徴

マウスピースの型を一定時間、定期的に口の中にはめることで、歯並びを矯正する治療方法です。
他の矯正装置と違って、装置をご自身で取り外しできるのが一番の特徴です。

 

◇メリット・デメリット

メリットとしては、マウスピース矯正は透明の型で作られているため、周りの人に矯正していることを感じられにくい点があります。
また、ご飯を食べる前に取り外しができるため、食事制限もほとんどなく、違和感を感じることなく咀嚼できます。
ワイヤーを使用する矯正に比べて、口の中に傷みを感じることもないため、安心して歯科矯正できる点もメリットの1つです。

一方でマウスピース矯正は自身で装着するため、自己管理が肝になります。
マウスピースを決まった時間だけ装着しないと、きちんと歯が動かないため、時間の管理が必要です。
また、マウスピースを毎日洗浄して衛生面を保つ必要もあります。

 

■最適な矯正方法を知るためにはクリニックでのカウンセリングが必須!


歯科矯正は主に3つの方法があります。それぞれの歯科矯正にはメリットもデメリットもあるため、自身が何を優先して歯科矯正を行いたいか、一度考えてから治療に入りましょう。

しかし、自身にあった矯正方法を判断するのが難しい方は、歯科医院で聞いてみることをおすすめします。

その時に、「どうしていきたいのか?いつまでに治療を終わらせたいのか?」を明確にしておくと、自身にあった治療方法をプロの判断を元に選択できます。

当院では無料相談も実施しております。気になられる方はぜひお気軽にご相談ください!

 

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歯列矯正をしたあと後悔しないために抑えるべきポイントとは?

2022年8月12日

歯並びを良くするためにも、歯列矯正を検討しているものの、なかなか一歩踏み出せない人も多いのではないでしょうか。また、「歯列矯正をやらなきゃよかった」と後悔している話を聞いて、益々不安を感じている人もいるはずです。

今回の記事では、後悔のない選択ができるように、歯列矯正の失敗例・注意点・クリニックの選び方まで詳しく解説していきます。
歯列矯正は正しい知識を持った上で治療を進めていけば、メリットが大きいはずです。ぜひ、最後まで読んでいただき今後の参考にしてください。

目次

■歯列矯正をやらなきゃよかったと感じる主な失敗例
■歯科矯正を失敗しないためにおさえておきたいポイント
■歯科矯正のクリニックを選ぶ際の2つのポイント
■まとめ|歯列矯正で後悔しないように信頼できるクリニックを選ぼう!

■歯列矯正をやらなきゃよかったと感じる主な失敗例


歯列矯正で後悔する失敗例を5つ紹介します。
ぜひ、失敗例を参考にして後悔のない選択をしていきましょう。

○予定していた治療期間に終わらなかった

矯正を始めた時に予定していたスケジュールを過ぎても、矯正期間を終了しないケースがあります。
よくある事例として、結婚式や成人式など大きなイベントに合わせて、矯正を始める方も多いでしょう。しかし、矯正を予定通り外せないとなると、予定していたイベントに間に合わず悲しい想いをしてしまう可能性があります。
また、担当医から具体的な矯正期間が説明されず、「いつまで付けていればいいのか」と不安に感じてしまう人もいるでしょう。
矯正をする前に、ゴールとなるスケジュールを明確に決めておくことが大切です。

 

○口が閉じられなくなった、出っ歯になってしまった

矯正を受けたことが原因で、口がうまく閉じられない・出っ歯になってしまうケースがあります。
不適切な非抜歯矯正が原因で、抜歯すべき状態を無視して、歯列を無理に拡大したことで起きてしまう場合があるでしょう。
無理な矯正は不幸な結果を招くので、矯正を始める前に担当医へ確認を取るようにしてください。

 

○歯の後戻りが起きてしまった

一番多い失敗事例が「歯の後戻り」です。
矯正装置を外すと自然に歯は元の位置に戻ろうとします。これは歯周組織が新しい状態に慣れていないこと、口周りに筋肉の癖が治っていないことが大きな原因です。
子供時代に矯正をしたものの、再度大人になって矯正をした人も多く存在するため、後戻りについては注意が必要でしょう。
矯正終了後に保定装置を装着すれば、リスクは軽減されます。

 

○虫歯や歯周病になってしまい矯正治療が中断してしまった

歯科矯正中は、歯ブラシがしにくい状態となり、虫歯や歯周病になりやすいケースがあります。特にワイヤー矯正の場合、食べかすが歯に残りやすいため、虫歯や歯周病になってしまう可能性が高くなります。
もし、矯正装置をつけている間に、虫歯や歯周病になってしまうと治療が優先される場合もあるため、矯正治療は一度ストップする形になります。中断が起きてしまえば、最初に予定していたスケジュールから大幅にずれ込む形になってしまうでしょう。

 

○あごに痛みを感じるようになった

矯正装置をつけた後、あごに急に痛みを感じてしまうケースがあります。
不適切な治療方法により、本来よりも噛み合わせが悪化したことであごに痛みを感じてしまう恐れがあるのです。
さらに、痛みを放置しておくと顎関節症を発症してしまう場合があり、矯正前よりも口周りが悪化してしまうケースもあるでしょう。
痛みがひどい場合は、すぐに担当医へ報告が大切です。

 

カウンセリングで疑問を残さない等で後悔しない

カウンセリングで疑問を残さない等で後悔しない

 

■歯科矯正を失敗しないためにおさえておきたいポイント


続いて歯科矯正を失敗しないためにおさえておくポイントを3つご紹介します。
後悔のない歯科矯正になるように、ぜひご参考ください。

○歯科矯正に関する知識を身に付ける

まず、歯科矯正に関わる基本知識を自分自身で身に付けることが大切です。
基本的な知識を持っておけば、クリニックを選ぶ際に自分に適切な治療を行う場所を選べます。
「各治療方法のメリットは?」「検査はどんな方法がある?」など、ある程度把握しておけば、信頼ができないクリニックを避けることもできるでしょう。

 

○疑問点や不安なことをあらかじめクリアにする

専門的な知識や情報が必要となる歯科矯正だけに、不安や疑問点が出るのは当然です。気になったことがあれば放置せず、納得がいくまで追求する姿勢が大切になるでしょう。
中には、担当医からの「説明不足」により、不安や疑問点を抱えたまま治療がスタートしてしまうこともあるため、積極的に気になる点は質問をしてから治療を始めるようにしてください。
もし、「質問に丁寧に答えてくれない」「威圧感があって質問ができない」などのクリニックであれば、迷わず他のクリニックへ行きましょう。心から信頼できる担当医に任せることが失敗しない歯科矯正のコツです。

 

○自分の歯並びに最適な矯正方法を探す

歯科矯正は複数の治療方法があります。それぞれ特徴やメリットが違うため、自分に最適な治療方法を選ぶことも重要です。
基本的には自分の歯並び状態に合わせて、最適な矯正方法を選択していきます。とはいえ、選ぶ矯正方法が自分の生活やスタイルとマッチするかも大切です。
マウスピース矯正は手軽に取り組めそうなイメージのある矯正方法ですが、実は1日20時間以上も装着が必要な方法となります。1日20時間以上装着ができる環境なのか、時間はキッチリ守れるのかなど自分の環境に合うかどうかも考えるようにしましょう。
歯並びに合わせた矯正方法を検討しつつ、最大限効果のでる治療方法を選択してくださいね。

 

■歯科矯正のクリニックを選ぶ際の2つのポイント


最後に歯科矯正のクリニックを選ぶ際のポイントを2つご紹介します。
後悔のない矯正治療を進めるためには、自分と相性のよいクリニックを選ぶようにしましょう。
ぜひ、クリニック選びの参考にしてください。

○矯正歯科学会の認定医が在籍している

クリニック選びの大前提として、矯正歯科学会の認定医が在籍しているクリニックを選ぶようにしましょう。
矯正歯科学会の認定医になるには、厳しい試験と5年以上専門的な研修が必要です。この認定を持っていれば、技術や知識が一定数以上のレベルがあると判断できるため、参考材料にしてください。

インビザラインのようなマウスピース矯正にも、7つのランクが認定されています。
当院はトップクラスの「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。
インビザライン矯正(マウスピース矯正)を年間150症例以上行った歯科医院が認定されます。
インビザラインに関するお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください。

 

○複数の矯正装置を取り扱っている

対応できる矯正装置が複数あるクリニックを選んでおくと安心です。
歯並びの状態や噛み合わせによって、矯正装置を選ぶ必要があるだけでなく、自分に適した矯正装置なのかも重要となります。

 

■まとめ|歯列矯正で後悔しないように信頼できるクリニックを選ぼう!


歯列矯正は、正しい知識とクリニック選びをしなければ後悔が残る可能性もあります。矯正は大きな費用が必要で、さらに長い時間も必要とするため、必ず信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。
自分に最適なクリニックと治療方法を選ぶことができれば、後悔のない歯列矯正ができるはずですよ。

当院では皆様に納得のいく形で治療を受けていただきたいという思いから、無料相談のみならず無料診断も行っております!
矯正気になるな、という方はぜひお気軽にご相談くださいませ。HPからでも承っております。

 

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いくつでも大丈夫?インビザライン矯正を行える年齢について

2022年8月5日

「いくつになっても美しくきれいな歯並びでいたい」、そうお考えの方は多くいらっしゃると思います。

とは言え、「ちょっと年齢も重ねたから、歯並びの矯正は難しいかも」とあきらめている方はいらっしゃらないでしょうか?

そこで今回は、インビザラインを行える年齢や大人になってから矯正治療を行うメリット、また治療にあたっての注意点についてご紹介します。インビザラインでの矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■インビザライン矯正を受けられる年齢
■大人のインビザライン矯正を行うメリット
■インビザライン矯正を行う前の注意点
■矯正治療中に気を付けること
■まとめ

■インビザライン矯正を受けられる年齢


結論から言いますと、インビザラインを使った矯正治療について、基本的に年齢の上限はありません。

矯正治療には、歯とあごの骨の間にある、「歯根膜」と呼ばれる組織の性質を利用します。この「歯根膜」を始め、歯や歯ぐきが健康な状態であれば基本的には、たとえいくつになっても矯正治療を受けられます。これはインビザライン矯正の場合であっても同様です。

 

インビザラインの年齢制限に上限はない

インビザラインの年齢制限に上限はない

 

■大人のインビザライン矯正を行うメリット


大人になってからの矯正治療には、以下のように様々なメリットもあります。

○治療計画を立てやすい

子供の時に矯正治療を受ける場合、まだ乳歯が抜けたり、あごが成長を続けていたりと、歯の周辺にも様々な変化が起こります。そのため、その状態を見ながら治療を進める必要があります。

一方大人になれば、歯も全て生え変わって安定しています。そのため治療計画をたてやすく、またそれに沿って治療を行いやすくなるのです。

 

○口内環境の改善

歯並びが悪い場合、歯みがきする際でも奥歯など隅々まで歯ブラシが届かず、歯と歯の間に汚れが残りやすくなります。その溜まった汚れにより、むし歯や歯周病を引き起こすことになりかねません。また、菌が繁殖することにより口臭が強くなるなど、歯に残った汚れは、むし歯や歯周病以外の口腔トラブルの元にもなります。

矯正で歯を正しい位置に整えると、これまで磨けなかった部分にまで歯ブラシやデンタルフロスが届くようになり、お口の中の汚れを取り除きやすくなります。食べカスや汚れによるむし歯や歯周病のリスクの軽減、口臭の解消、ひいてはお口の健康を長く保つことに繋がるのです。

 

○滑舌が良くなる

歯並びが悪く歯の隙間が空いていると、その隙間から息が漏れ、特にサ行の発音が聞き取りにくいという場合があります。

矯正治療は、この滑舌の改善にも期待できます。

 

○見た目のコンプレックスからの解放

社会に出て人と接する機会が増えるほど、「歯並びが悪い」という見た目のコンプレックスに悩まれる方も多いのではないでしょうか。インビザライン矯正によりきれいな歯並びに治すことでそのコンプレックスも解消されます。

 

■インビザライン矯正を行う前の注意点


この様に大人の方にとってもメリットの多いインビザライン矯正ですが、そこには注意していただきたい点もあります。

○歯などお口周りの状態

人の歯ぐきは、健康な人であっても加齢とともに下がってきます。同じく、それは歯を支える骨でも同じことです。そのような状態で矯正を行うと、状況をより悪化させる可能性があります。

 

○むし歯などの歯科治療との関係

記事をお読みいただいている方の中には、今現在むし歯や歯周病の治療中である方、あるいは過去の治療により差し歯や被せ物、詰め物などをされている方もいらっしゃることでしょう。

矯正治療を行う際には、当然それらの事も考慮して行う必要があります。そのため場合によっては必要な治療を行った後でないと、矯正治療にはいれないという場合もあります。

 

○インビザライン矯正が行えないケースもある

歯並びや骨格によっては、インビザライン矯正が行えないケースがあります。

具体的には、

  • 骨格を変える手術が必要になるほどズレの大きい出っ歯や受け口
  • ウスピースで覆えないほど埋まっている歯(埋状歯)がある場合

などです。

ただし、他の治療や矯正方法などとの併用により、インビザライン矯正が行えることもあります。気になる方はお気軽にご相談ください。

 

○治療期間

年を重ねてからの矯正は、子供の矯正よりも時間がかかりやすくなります。
大人の場合、あごの骨は成長が止まり固定されています。それを土台に生えている歯について力をかけて動かしていきますから、どうしても時間がかかってしまうのです。

 

○矯正時の痛み

また、動かしづらい歯を動かす関係で、子供よりも大人の方が矯正時に痛みを感じやすいという事もあります。
数日でおさまることがほとんどですが、お痛みが強い場合には気兼ねなく担当医までご相談ください。

 

■矯正治療中に気を付けること


○1日20時間以上の装着を心がける

治療計画通りに歯を動かすためには、1日20時間以上マウスピースを装着していることが必要になります。実際の装着時間が想定時間に満たない場合、治療期間が長引いたり、合わなくなったマウスピースの再製作が必要になったりすることがありますので、注意しましょう。

 

○取替期間を守る

マウスピースは定期的な取替が必要です。
歯科医師の指示に従い、取替時期を守るようにしてください。

 

○食事中はマウスピースを外す

食事のときは、必ずマウスピースを取り外してください。

マウスピースを装着したまま食べ物を食べると、噛む力でマウスピースを破損させる可能性があり、その場合は再制作が必要になります。

飲み物についても、ジュース・コーヒー・紅茶・赤ワインなど糖分を含むあるいは色素の強い飲み物は、それぞれはむし歯の原因や色素沈着につながります。また熱い飲み物も、マウスピースを変形させる恐れがあるのでご注意ください。

水以外は必ずマウスピースを外してから飲みましょう。

 

○紛失に気を付ける

ご家庭での食事の際にマウスピースを外してティッシュなどに包み、うっかりそのまま捨ててしまうという患者さんがいらっしゃいます。

再制作となると治療期間が延びることになりますので、外した際には専用のケースに保管するなどして下さい。

 

○むし歯に注意しましょう

被せ物や詰め物などにより歯の形が変わってしまうほど大掛かりなむし歯治療を行った場合、マウスピースの再製作が必要になることがあります。そうならないためにも、歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使った毎日のセルフケアをしっかり行ってください。

 

■まとめ


今回は、インビザライン矯正を始める年齢などについてご紹介しました。

ご紹介した通り、矯正治療を始める年齢に上限はありません。また歯の矯正治療を行うことは、歯やお口の健康を保つことはもちろんの事、消化の手助けや精神面といった全体的な心身の健康を保つことにも繋がります。

当院では、皆さまが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などについてお答えする機会を設けております。今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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インビザライン矯正も後戻りする?

2022年7月29日

「インビザライン矯正も後戻りのリスクがありますか?」という相談を受けるケースもあります。
せっかく治療費と、期間をかけて歯列矯正をしても、その結果を長期間保持できないのでは困りますよね。

今回はインビザライン矯正で後戻りが起こる理由や後戻りした場合の対処法などについてご紹介します。
インビザラインに興味がある方や検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

■歯の後戻りとは?
■インビザライン矯正は後戻りをしやすい?
■インビザラインで後戻りをしてしまう理由
■インビザラインで後戻りしたときの対処法
■まとめ

■歯の後戻りとは?


後戻りというのは、矯正治療が終わった後に、美しくなった歯並びが元に戻ることを言います。

もちろん完璧に元通りになるのではありませんが、後戻りするとせっかく綺麗になった歯並びにほころびが見え始めます。歯を支える骨が安定せず起こり、マウスピースによる矯正以外であっても後戻りは起こり得ます。

矯正の治療によって歯を移動させる際には、歯を支える骨が吸収されて歯が移動し、その動いたところで新しく骨が作り上げられて固定化されるという流れです。

矯正治療が終了して間もない頃は、まだまだ脆弱な部分もあり、せっかく動かした歯が元に戻ろうとする力が働くのです。

以前の習慣のまま口や顎の動きを続けると、歯が後戻りするということですよね。

 

そして歯を抜いた際は、歯を抜かなかった場合に比べて後戻りする可能性も高まると言われています。

どちらにしても後戻りのリスクがなくなるまでは、リテーナーをつけることになるでしょう。

 

■インビザライン矯正は後戻りをしやすい?


一般的なワイヤーを使った矯正と比べると、インビザラインは後戻りしにくいと言われています。インビザライン矯正はマウスピースを用いますが、保定アイテムを使用することに抵抗を感じる患者様が少ないという点も影響しているはずです。

 

ワイヤー矯正の場合は矯正が終了した後にマウスピース型などの保定装置を使います。ですが多くの患者様がこういった保定装置に慣れていないので抵抗を感じてしまい、勝手に途中でやめてしまうことがあるのです。

インビザライン矯正の場合は、マウスピースを着用する習慣がすでにありますから、リテーナーに抵抗を感じることは少ないでしょうね。

 

インビザラインは後戻りしにくいと言われてる

インビザラインは後戻りしにくいと言われてる

 

■インビザラインで後戻りをしてしまう理由


インビザラインによる矯正は、保定装置を使い続けると後戻りしづらいですが、例外的に後戻りをするケースもあるでしょう。

代表的な理由を紹介します

○マウスピースの装着時間を守らない

インビザライン矯正中は、およそ1日あたり22時間以上に渡ってマウスピースを装着します。

ですがマウスピースなので自分でつけたり外したりを自由に行えるため、ルールを守らなければ当然計画通りに進みません。

美しい歯並びを作り上げ、それを維持するためにも、しっかりとルールを守ってください。

 

○リテーナーを使用しなかった

歯並びの矯正治療後には、後戻り予防のための「保定」を行います。

ワイヤー矯正と同様に、インビザライン矯正の治療後にも必ず行います。

矯正治療で並べた歯をしっかりと固定し、後戻りを防ぐためにリテーナーを使うという形です。

 

期間はおよそ2~3年程度です。しかし患者様によってその期間は違ってきますし、矯正治療が終了したばかりの頃は当然装着時間も長くなります。

上記のようにルール厳守ですから、後戻りが発生しないように注意しましょう。

ちなみに歯並びは、日常的な癖や年齢的な要因によっても変化していきます。ですから、固定期間が終わってからも保定装置を付けるケースも見られます。

 

○口に関する癖がある

自分では気づいていないかもしれませんが、多くの方が口に関係する癖思っています。

舌で前歯を押したり、口で呼吸をしたり、歯ぎしりをしたりなど。本当に様々な癖があります。

矯正治療が終わった後も癖が続いていれば、癖の内容次第では後戻りの原因になりかねません。

 

こういった口に関する癖がある際は、インビザラインによる矯正を行っている最中にトレーニングを行っておくことも重要です

 

○歯周病が進行している

歯周病は多くの日本人が罹患している病気であり、細菌の感染が原因で発生します。

進行していくと、歯を支える骨が溶けることもある怖い病気ですから、自覚症状がなくても歯科医院に行って検診をしてもらいましょう。

 

もし歯周病が進行している場合は、歯を支える骨が安定しないので、結果的に後戻りしやすくなるでしょう。

 

■インビザラインで後戻りしたときの対処法


後戻りをした際は、下記のような対処を行います。

○保定装置を使って止める

早い段階で後戻りに気付いた場合は、リテーナーを使ってそれ以上の進行を防ぎましょう。

ですが、ある程度進行してしまっている状態で保定装置を使うと、入らなかったり、装着した際に痛みを覚えることがあります。

保定装置を入れるために無理をすると状況がより悪化する可能性もあるので、何か違和感などがありましたが気軽にご相談ください。

 

○再度矯正を行う

後戻りを治すには、再度矯正治療を行うという方法もあります。

早期に再度矯正治療を行うことによって、比較的短い期間で改善が見込めるケースも。

後戻りを放置してしまうと症状がどんどん進んでしまい、歯並びが悪化したり、治療期間が長期化することもあり得ます。

 

■まとめ


ここではインビザライン矯正で後戻りが起こるメカニズムや、後戻りした際の対処方法に関して案内しました。

 

インビザライン矯正であってもマウスピースの装着時間を守らなかったり、そもそも保定装置をしっかりつけなければ、後戻りが起こりやすくなります。

せっかく少々面倒な思いをして矯正をしたのですから、リテーナーをきちんと使って、後戻りの予防を行いましょう。そうしなければ、時間や金銭的な負担が再度かかることもあるでしょう。

 

また、当院では後戻り矯正も実施しております。

「歯並びを美しくしたい!という想いで矯正治療をされにもかかわらず、それが達成することができなくなってしまった方に、再度、高額な治療費、長期間の治療という負担を負わせたくない」という想いから、「短期間」で、かつ「お手頃価格」で提供しております。

後戻りが気になる方はぜひお気軽にご相談くださいませ。

インビザラインについて検討中の方やお悩みの方もどうぞお声がけください!

 

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失敗しないために知っておきたい!矯正歯科クリニックの選び方

2022年7月22日

街中で多くの歯科医院を見かけると思いますが、皆様はどのような基準でクリニックを選んでいますか?

矯正治療をするにあたってクリニック選びはとても重要で、高額なお金をかけるわけですから信頼できるところを選びたいですよね。

今回は、歯科矯正を成功させるために知っておくべき、矯正歯科クリニックの選び方に関して案内します。

目次

■矯正歯科クリニックの選び方|6つのポイント
■矯正前にチェックすべき3つのポイント
■まとめ 矯正歯科のクリニック選びは慎重に行っていこう!

■矯正歯科クリニックの選び方|6つのポイント


矯正歯科クリニックを選ぶときに重視したいポイントをピックアップしました。今後矯正治療を受けるためにクリニック選びをする方は参考にしてみてください。

 

矯正歯科クリニックの選び方の6つの視点

矯正歯科クリニックの選び方の6つの視点

 

○矯正歯科学会の認定医が在籍しているかどうか

矯正歯科学会の認定医が在籍しているというのは是非ともチェックすべきポイントでしょう。

たくさんの歯科学会がありますが、そんな中でも最も規模が大きな「日本矯正歯科学会」の認定医以上の資格を有しているかがポイントですね。

 

認定医は、「指導医・臨床指導医」に比べるとベーシックな資格ですが、厳しい基準が設けられているので、認定医になるのも並大抵の事ではありません。

 

そして世界的に人気があるインビザラインに関しても、7種類のランクがあります。

当院はその中のトップクラスでもある「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。

ですからインビザラインに関して、何か不安なことがありましたら、お気軽に当院へご相談ください。

 

○治療費用がわかりやすくて妥当な金額かどうか

矯正治療は、虫歯のような保険適用治療とは異なるので、高額な費用がかかりがちです。

そのため、治療にかかる金額が分かりやすく提示されているか、そのうえ、妥当な金額かどうかが重要なポイントです。

 

高額過ぎるクリニックも避けたいですが、逆に安過ぎるクリニックにも注意が必要です。

安いということは悪い意味で何か理由がある可能性もあるので、失敗しないためにも「妥当な金額」という点が重要になります。

 

○治療費用や期間を具体的に伝えてくれるか

矯正を実際に行う前に、治療に必要な費用の総額や治療期間をしっかり提示してくれるクリニックを選択したいです。矯正は自由診療ですから、各クリニックの金額が大きく異なるケースも多々あるので注意してください。

治療をする前にしっかりとカウンセリングや診療をするクリニックなら、詳細な費用や期間についても伝えてくれるはず。

このタイミングで治療費用が明らかに高額な際や曖昧な説明しか受けられない場合には気を付けてください。

 

○カウンセリングを丁寧に行うかどうか

口の中の状態の確認の他に、治療に付いてのメリットやデメリットをしっかり説明してくれるクリニックは安心感があります。

矯正治療を行うことになれば、複数の装置を使うことになるかもしれません。

患者様が抱えている悩み事をしっかりとヒアリングして、それに応じた形で治療方法提案してくれたり、親身になってくれるかもチェックすべき項目です。

 

○診断結果や契約書などを渡してくれるか

診断結果に関する書類や見積、そして契約書といった書類を提示し、渡してくれるかも重要です。

カウンセリング時に使用する資料を渡してくれると自宅に帰ってからに返すこともできますよね。

クリニック側が率先して患者様にこのような資料を渡してくれるかどうかも、クリニック選びのポイントです。

 

○不要な検査をしない

矯正治療をするとなると、口の中の状態を把握するために多くの検査をすることになります。

中には、必要ではない検査をわざと行い、結果的に費用がかさむ例もあります。

不審だと感じる場合には、検査に関する質問を投げかけてみましょう。その回答次第でクリニックの善し悪しが分かります。

 

■矯正前にチェックすべき3つのポイント


ここでは…矯正前に行うべきセルフチェックポイントを紹介します。

○歯並びで気になるポイントを知る

矯正治療を受けるのであれば、自分の歯並びの中でどこが特に気になるのかを知ることが重要になります。

ある程度であれば、鏡を使えばセルフチェックが可能です。

そして、歯並びに加えて、歯や顎に違和感がないかどうかもチェックしましょう。

 

○歯列矯正で特に治したい箇所を確認

矯正治療をする際に、最も治したい箇所を明確にしておきましょう。どのあたりが気になるかを伝達することにより、理想的な歯並びに近づきやすくなります。

 

○顎関節に痛みがあるかどうか

歯科矯正は歯並びの矯正のみならず、顎関節の痛みについての相談もできます。歯並びが良くない要因に、噛み合わせによるものがあるので、症状に合った治療法を選択したいです。

 

■まとめ 矯正歯科のクリニック選びは慎重に行っていこう!


矯正歯科クリニックを選択する重要なポイントを紹介いたしました。

 

矯正歯科クリニックを選ぶポイント

  1. 矯正歯科学会の認定医が在籍
  2. 治療費用が分かりやすくて妥当な金額
  3. 治療に必要な費用や期間を丁寧に伝えてくれる
  4. カウンセリングをしっかりと行ってくれる
  5. 診断結果や契約書などの書類を渡してくれる
  6. .不必要な検査をしない

 

矯正治療は自費診療ですので、保険診療よりも真剣にクリニック選びをしなくてはなりません。

信頼できる歯科医師・クリニックかどうかを見極めたいですね。

 

二子玉川駅前デザイン歯列矯正歯科では、低価格でクオリティの高い矯正治療を行っています。

そして、患者様のいろいろな疑問や悩みにお答えしたいとの想いから、「矯正治療」に付いての個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。

納得できる治療を選択していただくことが、何よりも大切です。

 

矯正治療について気になられる方は、ぜひお気軽に当院ホームページからでもご相談ください。

 

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インビザライン矯正にかかる一般的な治療期間を徹底解説!

2022年7月15日

ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、痛みを感じにくい矯正方法として注目されているインビザラインですが、治療にかかる期間が気になるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、インビザライン矯正にかかる一般的な期間について詳しくご紹介します。

記事の後半には、インビザライン矯正を長引かせてしまう主な原因や、期間内に矯正を完了させるためのポイントについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

目次

■インビザラインの矯正にかかる平均的な期間
■インビザライン・Full(フル)の治療期間
■インビザラインGo(ゴー)の治療期間
■インビザライン矯正が長引いてしまう主な3つの原因
■インビザラインの矯正を期間内に終わらせる5つのポイント
■インビザラインの矯正期間をより短くするためにできること
■まとめ

■インビザラインの矯正にかかる平均的な期間


インビザライン矯正にはいくつか種類が存在しますが、そのなかでも人気の「インビザライン・Full」と「インビザラインGo」の平均的な治療期間についてご紹介しましょう。

インビザライン矯正の治療期間は、マウスピースの製作数によって大きく変動します。
マウスピースの数が多ければ多いほど治療期間が長くなります。矯正する範囲や元々の歯並びの状態によって必要なマウスピースの数は異なることを理解しておきましょう。

 

インビザラインFullは2-3年 / Goは3ヶ月-半年の治療期間

インビザラインFullは2-3年 / Goは3ヶ月-半年の治療期間

 

■インビザライン・Full(フル)の治療期間


インビザライン・Fullは、上下の歯全体の矯正に適している治療方法です。
前歯から奥歯である臼歯まですべての歯が矯正の対象となります。

インビザライン・Fullの場合、矯正が完了するまでに大体50個前後のマウスピースが必要といわれていますが、場合によってはそれ以上の個数が必要な場合もあります。
症例によって異なるものの、矯正治療が完了するまでにおよそ2年から3年程度かかることが多いです。

 

■インビザラインGo(ゴー)の治療期間


インビザラインGoとは、前歯の矯正に適した歯列矯正システムのことをいいます。

動かせる歯が前歯から小臼歯のみとなりますので、歯全体の矯正や噛み合わせ治療などには向いていません。しかし、歯並びの乱れが軽度の方やインプラント治療などのために歯牙移動が必要な方におすすめの矯正方法です。

症例によって治療期間は前後するものの、大体3ヶ月から半年程度で済むケースがほとんどです。インビザライン・Fullよりも短期間で矯正が完了するというメリットがあります。

 

■インビザライン矯正が長引いてしまう主な3つの原因


インビザライン矯正を体験した人の中には、治療が長引いてしまったという方もなかにはいるようです。そこで、ここからはインビザライン矯正で長引いてしまう主な3つの原因について詳しくご紹介しましょう。

○リファインメントが必要な場合

インビザラインをはじめとする矯正治療を行う際は、治療完了に向けて緻密な治療計画を練っていきますが、予定通りに治療が進まないこともございます。

新しいマウスピースを製作する上で、一定期間内に到達できなかった箇所をチェックし、誤差を少しずつ修正していくのです。この一連の作業を「リファインメント」といいます。

このリファインメントを実施する回数は個人差があり、1回だけで済む方もいれば2〜3回程度必要な方もいます。リファインメントの回数が多ければ多いほど治療にかかる期間も長くなってしまうのです。

 

○決まった時間にマウスピースを装着していない場合

インビザライン矯正を行う際は、1日20時間以上マウスピースを装着しなければなりません。装着するのを忘れてしまったり、必要な時間数に満たない時間で装着したりすることで、計画通りに矯正治療が行えない可能性があります。

自分で簡単に着脱できるのが魅力であるインビザラインですが、しっかりと時間管理をしなければ治療期間が伸びてしまうこともあるので注意が必要です。

 

○虫歯や歯周病にかかってしまう場合

インビザライン矯正を行っている最中に、虫歯や歯周病にかかってしまうと、虫歯や歯周病の治療が優先されてしまうため矯正期間が伸びてしまうことが考えられます。

小さな虫歯の場合は1回の通院のみで済みますが、神経までに達した虫歯を治療するためには、複数の通院が必要です。さらに、歯を大きく削る場合は、マウスピースを新しく作り直さなければならないことも考えられます。

インビザラインの矯正治療期間中は、いつも以上に口腔内のケアを徹底して行う必要があるのです。

 

■インビザラインの矯正を期間内に終わらせる5つのポイント


インビザライン矯正を期間内に完了させるためには、次の5つのポイントをしっかりとおさえることがとても重要です。

○装着期間をしっかり守る

マウスピースの装着時間をしっかりと守ることは、期間内に矯正治療を完了させるために非常に大切なポイントです。
旅行中にマウスピースを持ってくるのを忘れてしまったり、寝落ちをしてしまって、うっかり装着し忘れてしまったりすることがないように、食事と歯磨き以外の時間は常に装着するように心がけましょう。

 

○マウスピースの紛失を防ぐ

マウスピースを紛失してしまうと、新しいマウスピースを作成するのに時間がかかり、歯が元の歯並びの状態に戻ってしまう「後戻り」という現象が起こってしまいます。そのため、マウスピースの管理は非常に大切です。

マウスピースは決められた場所に清潔な状態で保管するように心がけましょう。

 

○しっかりと通院する

インビザライン矯正では、定期的に歯科医院に通院をし、調整を行う必要があります。

この調整では、きちんとマウスピースが装着できているかはもちろんのこと、順番通りにマウスピースが使用できているかの確認、歯にやすりをかける「IPR」という処置やアタッチメントの付け替えなどを実施します。

通院ができないと、元々の治療計画通りに進まなくなってしまう恐れがあるため、確実に通院するようにスケジュール管理を行っていきましょう。

 

○口腔内を清潔な状態に保つ

1日20時間以上マウスピースを装着し続けなければならないため、通常時以上に口腔内を清潔な状態保つ必要があります。十分に歯磨きができていない状態でマウスピースを装着することで、口臭や虫歯の原因となってしまうので注意しましょう。

 

○アライナーチューイを活用する

アライナーチューイと呼ばれるシリコン状のスティックを活用することで、マウスピースを歯の状態にフィットさせることができます。

自分ではうまく装着できていると感じていても、微妙なズレや隙間がどうしても生じてしまいます。アライナーチューイを使ってマウスピースを正しい状態に装着していきましょう。

 

■インビザラインの矯正期間をより短くするためにできること


インビザライン矯正は、ワイヤー矯正に比べて目立ちにくく痛みが少ない方法としてとても人気です。しかしワイヤー矯正よりも治療期間が長くなりがちというデメリットもあります。

より短期間で矯正治療を終わらせたい方におすすめなのが、ワイヤー矯正とインビザライン矯正を併用して治療を行う方法です。たとえば、マウスピースでの歯の移動が難しい箇所はワイヤー矯正を行い、そのほかの部分はインビザライン矯正を施すことができます。

歯並びの状態や希望の仕上がり時期などを担当医と相談しながら、最適な治療方法を探していきましょう。

 

■まとめ


インビザライン矯正にかかる期間を理解して美しい歯並びを手に入れよう
インビザライン矯正にかかる期間の目安について詳しくご紹介しました。
歯並びや口腔内の状態によって治療にかかる期間は大きく異なります。具体的な治療期間を知りたい場合は、歯科クリニックでのカウンセリングがおすすめです。

 

インビザライン矯正の詳細は「インビザライン矯正」をご覧ください。

 

当院では皆様に安心して納得したうえで治療を受けていただきたいという思いから、「無料カウンセリング」を行っております。
気になられる方はぜひ一度当院のHPからでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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インビザライン矯正(マウスピース矯正)のメリット・デメリット

2022年7月8日

芸能人をはじめ現在では多くの方に利用されているインビザライン矯正ですが、みなさんは何が良いのかをご存知でしょうか?「なんとなく人気の矯正治療」というイメージしかお持ちでないという方に、今回はインビザライン矯正のメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

 

インビザラインは見た目を気にせず治療を進められる

インビザラインは見た目を気にせず治療を進められる

 

目次

■インビザラインとは?
■インビザライン矯正治療の流れ
■インビザラインのメリット
■インビザラインのデメリット
■まとめ

■インビザラインとは?


過去にもご紹介していますが、初めてこのブログを読んでいただいたという方に向けてインビザライン矯正の特徴についておさらいしたいと思います。
インビザライン矯正とは、従来のワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピース型の装置を装着する矯正方法です。従来のワイヤー矯正は、歯の表側にワイヤーが見えてしまい、他人からの目が気になってしまうというデメリットがありました。透明なマウスピースは非常に審美性が高く、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。世界100ヶ国以上で提供され、900万人を超える方がインビザライン矯正による治療を受けている、今大人気の矯正治療方法です。

 

■インビザライン矯正治療の流れ


透明なマウスピース装置を使用してどのように治療を進めるのか、気になりますよね。メリットとデメリットを知る前に、インビザライン矯正治療の流れを簡単にご紹介します。

  1.  無料相談
    矯正治療に対する疑問や不安、矯正治療を受けようと思われたきっかけなどをお伺いし、歯並びの状態も少し確認させていただきます。治療に進む前に、おおよその治療期間や費用についても丁寧にご説明いたします。
  2. 検査・歯型のスキャン
    むし歯や歯周病の状態などを確認します。患者様ご本人にあったマウスピース装置を制作するために歯型のスキャンを行います。
  3. 診断結果のご案内
    検査の結果や今後の治療方法をご説明します。しっかりと不安点やリスクなどをご説明させていただいたうえで、患者様の同意を得られた場合のみ、治療を開始します。
  4. 治療計画のご説明
    今後歯をどのように動かしていくのか、3Dシミュレーションを用いてご説明いたします。
  5. 治療スタート
    患者様ご自身でマウスピースの装着・交換を行っていただきます。
    定期的にクリニックへご来院いただき歯の動き方をチェックします。
  6. 保定装置の装着
    治療完了後は、矯正した歯が元に戻ってしまうのを防ぐため、保定装置を装着していただきます。(1日の装着時間は通常だんだん短くなります。)
    一般的にインビザラインの治療は上記のような流れで行われます。それでは、インビザラインのメリットについてご説明しましょう。

 

■インビザラインのメリット


○目立ちにくい

インビザラインの特徴でも触れましたが、そのメリットは何と言っても「目立たない」ということです。従来の金属ワイヤーとブラケットによる矯正装置とは異なり、マウスピース型の矯正装置は透明で、着けていることが他人からほとんどわかりません。

 

○来院回数を削減できる

「目立ちにくい」という特徴以外に、他のマウスピース型矯正歯科装置と比べ「来院回数を大幅に短縮できる」特徴があります。
インビザライン以外のシステムの場合、約2~3週間のペースで来院し、その都度、歯型を採り、新しいマウスピースを作製する必要がありますので、患者様にはそれなりの負担となります。しかし、インビザラインでは、各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しします。そのため来院回数(6~8週間に1回のペース)を減らすことができます。

 

○痛みや違和感が少ない

一つのマウスピースで歯を動かす距離が少ないため、他の方法と比べると痛みも少ないことが多いです。また、歯の部分だけを覆う構造になっているため金属ワイヤーとブラケットのような従来の装置にあった装着時の違和感が少ないのも特徴です。

 

○取り外しが可能

マウスピース型矯正装置の大きなメリットは「取り外しができる」点にあります。食事や歯磨きの際はご自分で取り外していただくことができる為、歯やマウスピースの手入れがしやすく、むし歯や歯周病などにかかるリスクも削減できます。

 

○幅広い症例に対応

一般的には、抜歯が必要なケースや重度の出っ歯の場合はマウスピース矯正を利用できない場合が多いですが、インビザラインでは短期間の部分的なワイヤーやゴムを併用することで幅広い症例に対応が可能です。

 

■インビザラインのデメリット


上述のように、インビザラインは従来の矯正方法とは違い、目立たず痛みを伴わない非常に優れた矯正装置です。しかしながら、そんなインビザラインにもデメリットが存在します。

○担当医の技術に左右される

インビザラインのライセンスは、歯科矯正のきちんとした知識や技術を持つ歯科医にのみ付与されます。インビザラインの歯型は、コンピュータ上で設計され、製作もデジタル技術により行われますが、肝心の治療計画や治療方針を作成・決定するのは担当医です。
経験や技術が不足している医師がインビザライン治療を行い、歯列矯正に失敗するケースも少なくありません。インビザライン治療が優れた矯正治療法であるからこそ、歯科医師の技術で効果にばらつきが生じてしまうというデメリットがあります。
インビザライン矯正を始めようとお考えの方は、症例が多く経験が豊富な歯科医師を選ぶことがとても重要です。

 

○患者様の協力が必要不可欠

インビザラインは、食事や歯磨きの際は自由に取り外しができる優れた矯正装置です。とはいえ、好きな時に装着してよいというわけではありません。インビザラインでは基本的に、マウスピース装置を1日20時間以上装着する必要があります。
装着時間や付け替えの時期を守ることを前提に治療計画が立てられ、マウスピース装置もそれにあわせて制作されるため、万が一決まりを守らずに装着していると、治療計画の変更や、マウスピース装置を新たに制作しなおさなければならなくなるなどのリスクもあります。また計画通りに歯が動かないことで、マウスピース装置の交換を行ってもうまく歯が動かなかったり、痛みを伴ったりする場合もあります。インビザライン矯正を進めるためには、患者様のご協力が何よりも大切です。

 

○歯周病やインプラントがある場合は使用できない

重篤な歯周病がある場合は、矯正治療の途中で歯が抜けてしまう恐れがあるため、インビザライン矯正ができません。その場合は、矯正治療の前に歯周病の治療が必要になります。また、インプラントは天然の歯と違い後から移動させることができません。もしインプラント治療と歯列矯正を同時に希望する場合は、先に歯列矯正を行ってからインプラントの治療を行うことをおすすめします。

 

■まとめ


今回は今世界から注目されるインビザライン矯正について、そのメリット・デメリットを詳しくご紹介しました。
当院は、インビザラインを扱う歯科医院のランクのうち、トップクラスにあたる「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。インビザライン矯正(マウスピース矯正)を年間150症例以上行った医院が認定されます。
インビザラインによる矯正を始めようか迷っている方、現在治療中だが思ったような結果が出ていない方など、インビザラインに関するお悩みはぜひお気軽に当院までお問い合わせください。

 

インビザライン矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。

 

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インビザライン(マウスピース矯正)で 失敗してしまうケース

2022年7月1日

今や多くの人に認知・利用されているインビザライン。
透明で目立たないマウスピースを使った矯正ですが、今回はそのインビザラインが
残念ながら失敗してしまったケースについて、原因も含めてお話します。

現在インビザラインを行っている、もしくはこれからインビザラインを考えていて、
絶対に失敗したくない!という方はぜひ最後までご覧ください。

目次

■インビザラインで失敗するケース
■インビザラインで失敗しないために
■まとめ

■インビザラインで失敗するケース


インビザラインによる矯正が失敗に終わってしまうというケースには、大きく分けて6つのパターンがあります。

○歯根の露出

インビザライン矯正により、歯根が露出するケースです。
歯は顎の骨に埋まっています。歯列矯正により無理な力をかけることで、歯肉の退縮につながり、歯根が露出してしまうと考えられているのです。
また、歯根が露出すると、「ブラックトライアングル」という歯と歯の間に隙間が生じてしまう可能性もあり、これが生じるとそれを目立たなくするためにさらなる治療が必要になることもあります。
無茶なスケジュールを立てた結果、歯根が露出することもあり得るのです。

 

○噛み合わせの悪化

スケジュールやマウスピース自体に問題があったならば、インビザラインのおかげで歯並びが美しくなっても、噛み合わせが悪くなるというケースも見受けられます。

 

○歯並びが悪化

歯列や噛み合わせを整えるための矯正だったはずが、反対に歯並びが悪化してしまうというケースもあります。特に多くみられるのが、正中とよばれる口の中心が合わなくなってしまうケースです。
出っ歯や受け口などが改善されたとしても、正中がずれてしまったことにより、うまく噛み合わない失敗例が多く見受けられます。これは矯正が完了するまで気づかない方も多いので注意が必要です。

 

○虫歯・歯周病の原因に

インビザラインがもとで、虫歯や歯周病になるケースもあるでしょう。
原因は、口腔内の不衛生と考えられます。下記のような使用方法は注意が必要です。

  • 長い時間のマウスピースの装着
  • 正しくない衛生管理
  • マウスピースを装着したままの飲食
  • 口腔ケア不足

虫歯や歯周病が発覚した際、その治療が優先となるので、矯正期間も当初の予定より伸びる恐れがあります。
虫歯や歯周病によって、マウスピースが自分の歯に合わないケースも出てくるかもしれません。

その場合は、再度型取りから行う必要が出てくるかもしれないため、矯正中には特に虫歯や歯周病対策が必須です。

 

○歯型採取後時間がかかった

マウスピースが完成したけれどすぐに装着せず時間を要した場合、矯正の失敗につながる可能性も高くなります。

歯の場所は毎日変化しているので、マウスピースが完成し次第、できるだけ早めに受け取り、装着を開始してください

 

○矯正の効果が薄い

インビザライン治療を行った患者様の中には、歯列矯正の効果が薄かった思う方もいるみたいです。

矯正効果が芳しくない原因の一部を紹介します。

  • 保定装置をきちんと装着せずに、後戻りしてしまった
  • マウスピースを順番通り装着していない
  • 作成された全てのマウスピースを装着していない
  • 装着すべき時間未満の装着だった
  • 途中で虫歯などに罹患した

上記のような原因が考えられます。

歯科医師の忠告を守れば防ぐことができるものが大半ですから、後戻り防止のためにもきちんと保定を行いましょう。

面倒な気持ちも分かりますが、ルールを守る重要性を理解してください。

 

■インビザラインで失敗しないために


ではここからは、インビザラインで失敗しないためにどのようなことに注意をすれば
よいのかをご紹介します。

○実績・経験・技術がそろった歯科医師を選ぶ

インビザラインは矯正知識豊富な歯科医師が実施できる方法であって、全体矯正・部分矯正どちらも可能です。
デジタルで歯型を取って、マウスピースの制作は外部に依頼するのですがスケジュールを作り上げるのは担当の歯科医師です。インビザライン矯正は、歯科医師の技量も成否に大きくかかわってきます。

インビザラインの症例数が多い歯科医院や、しっかりと認証を受けた歯科医院であるかなど、治療前から見極める必要があります。
また、資格や経験だけではなく、「この先生なら任せられる」という信頼関係を築けるかどうかも重要なポイントになります。

 

○装着時間をしっかり守る

インビザライン矯正で失敗しないためには、装着する患者様本人がしっかりと装着のルールを守ることが必要不可欠です。
インビザラインの着用は、1日20~22時間の着用が推奨されています。
飲食や歯磨きの際は、衛生面からも装置を外した方がよいですが、それ以外の時間はなるべく装着するように心がけましょう。装着時間を守らず使用すると、治療計画通りに歯が動かず、矯正失敗の原因になります。装着できない時間ができる場合には、担当の医師に相談するか、装着できなかった分の時間をプラスしてから次のアライナーへ交換するなどの必要があります。担当医の指示にしっかり従い、正しい装着をしましょう。

 

○マウスピースや歯のケアをしっかりと行う

マウスピースや歯のケアをしっかり行うことも大切です。ケアをしっかりせず、口腔内の衛生環境が悪化すると、むし歯や歯周病、口臭などのトラブルの原因にもつながります。
これらのトラブルを引き起こしてしまうと、矯正が計画通りにスムーズに進まなかったり、途中で中断せざるを得ない可能性が出てきます。
せっかく始めた治療の中断を避けるためにも、歯のケアに加えてマウスピース装置もしっかりとケアし、清潔な状態を保ちましょう。

 

インビザラインの成功には医院選び・自己管理が重要

インビザラインの成功には医院選び・自己管理が重要

 

■まとめ


今回は、インビザラインで失敗してしまう6つのケースと、それを避けるための3つの対策をご説明しました。

上述したように、インビザライン矯正では、特に歯科医院・歯科医師選びが重要です。
そこで参考にしたいのが、インビザライン矯正のステータスランクです。
インビザライン矯正には、7つのランクが設定されています。
当院はトップクラスの「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。
インビザライン矯正を年間150以上行った医院が認定されます。

インビザラインによる矯正を始めようか迷っている方、現在治療中だが思ったような結果が出ていない方など、インビザラインに関するお悩みはぜひお気軽に当院までお問い合わせください。

 

インビザライン矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。

 

また、マウスピース矯正で失敗してしまった方は「こちら」をご覧ください。

 

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矯正治療後に「後戻り」してしまったら?

2022年6月24日

「前に通っていた歯科医院で矯正治療をしたけど、歯がもとの位置にもどった。」
というご相談をいただくことも多いです。
本日は、そのようなお悩みをお持ちの方はもちろん、矯正治療中もしくは矯正治療をこれから考えている方にも知っておいていただきたい「後戻り」についてお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

■後戻りとは?
■なぜ後戻りが起きる?
■後戻りを防ぐには?
■後戻りした方向け 矯正プラン

■後戻りとは?


上述したように、歯科矯正の世界で「後戻り」は、矯正で美しくなった歯並びが、数ヶ月または数年経って、矯正前の状態に戻ることを指します。
完全にはもとに戻らなくても、歯並びが少しでこぼこになったり、前歯が出てきてしまったりすることもあります。
せっかくお金と時間をかけて歯並びを綺麗にしたのに、もとに戻ってしまっては困りますよね。後戻りを防ぐ方法はあるのでしょうか?

 

■なぜ後戻りが起きる?


そもそも何故「後戻り」が起きるかをご説明しましょう。後戻りの原因はいくつか考えられますが、大きく分けると次のようなものがあげられます。

○不正咬合の原因が残っている場合

不正咬合とは、悪い歯並びや嚙み合わせの状態のことです。歯並びや嚙み合わせを悪くしてしまうそもそもの原因が取り除かれていないために、矯正治療を行った後でもまた少しずつ歯並びが悪くなってしまいます。不正咬合の原因としては「態癖(たいへき)」と呼ばれる、歯並びを悪くする習慣がよくあげられます。

  • 口呼吸
  • 唇の巻き込み癖(口唇癖)
  • 舌で歯を押す
  • 指をしゃぶる、爪を噛む

このような要因が残っている場合、せっかく矯正治療をしてもまた歯並びが戻ってしまうリスクが高くなります。後戻りを防ぐためにも、歯列の矯正と同時にこのような癖をなおしていく必要があります。
舌癖や口呼吸については、MFT(口腔筋機能療法)というトレーニングなどを行い、改善をはかることもあります。

 

○不十分な矯正歯科治療

これは、そもそも矯正治療自体が不十分であった場合です。
「だんだん歯並びが整ってきたし、このへんでやめよう」と、矯正治療を自己判断で中断してしまった場合、噛み合わせの調整が完了していないために歯並びが安定せず、後戻りのリスクが高まります。

矯正治療は、歯並びさえ整えば終わりとういうものではないです。
噛み合わせの調整や、上記のような悪癖の改善などもとても重要な要素になります。
特に噛み合わせがしっかりと調整できていないと、噛む力をすべての歯で受け止められず、一部の歯に過度な力が加わってしまいます。
これにより、せっかく整った歯並びが悪化してしまう原因に繋がります。
自己判断での中断は絶対にせず、担当医の指示にしっかり従いながら通院しましょう。

 

○不十分な保定

矯正治療が完了すると、矯正装置を外しますよね。
しかし、その後何も装着しなくてもよいというわけではありません。
矯正治療では、装置を外した後、歯の周辺組織を安定させ、歯並びを定着させるための「保定」という行程がとても重要になります。
この保定時に装着する器具が「リテーナー」です。
リテーナー装着を使った保定をきちんとしないと、綺麗になった歯並びが定着せず、またもとの位置に戻ってしまう可能性が高くなります。

歯は、何もしていなくても様々な要因により一生涯を通じて動き続けます。
むし歯や歯周病により噛み合わせが変わったり、食べ物を噛むことで歯がすり減り、高さが変わることもあります。
また、歯ぎしりや食いしばりの癖など、口、舌、顎の動きによっても少しずつ歯並びは影響を受けます。
矯正治療が終了したばかりの歯の周辺組織はまだ弱く不安定なため、歯は普段よりもずっと動きやすい状態になっているのです。
その状態で放置しておくと、歯は徐々にもとの位置に戻ろうとします。それを防ぐためにも、保定装置をしっかりと装着することが必要になります。

 

■後戻りを防ぐには?


後戻りを防ぐためには、上記でご紹介したように「態壁を改善する」「リテーナー(保定装置)を正しく装着する」といった方法があります。ひとつずつ、詳しくご紹介します。

○態壁を改善する

歯並びに影響を及ぼす悪習慣を改善する事で、後戻りのリスクを減らすことができます。
後戻りのリスクを高める習慣の中に当てはまるものがないか確認してみてください。
もし当てはまるものが一つでもあれば、その習慣を改善することを意識して生活してみましょう。

  • 具体的には、
  • 姿勢を整える
  • 舌で歯を押さない
  • 鼻呼吸を意識する
  • 固いものを食べるようにする

などの方法があげられます。ぜひ、少しずつでも意識をしながら、普段の生活を送ってみてください。

 

○リテーナー(保定装置)を正しく装着する

矯正治療をした後は、歯の周辺の骨が不安定になってしまい、そして歯肉繊維が歯をもとの位置へ戻そうとする力が働くため、放っておくと後戻りを起こしてしまいます。
保定装置は、矯正治療で整った歯並びや噛み合わせをしっかりキープし、安定させるための装置です。
リテーナー(保定装置)の装着は、取り外しが可能な装置であっても、24時間の装着が推奨されています。
しかし、飲食や歯を磨く際は着脱が可能で、矯正装置のような大きな力がかかるわけでもないため、使用におけるストレスは比較的小さいと考えられます。

リテーナーの装着期間は、矯正装置を装着していた期間と同期間を目安に設定される場合がほとんどです。
ただし、歯の骨が徐々に安定してくると、装着時間も短縮されていきます。
このリテーナーを正しく装着することで、後戻りのリスクを大幅に減らすことができます。
せっかく整えた歯を後戻りさせないために、担当医の指示に従い、正しく保定装置を使用しましょう。

 

態壁を改善・リテーナーの装着等で後戻り防止

態壁を改善・リテーナーの装着等で後戻り防止

 

■後戻りした方向け 矯正プラン


矯正治療をしてから後戻りをしたら、残念ながらもう一度治療をするしかないでしょう。
再矯正をするとなると、お金や期間の不安がよぎると思います。
実際、一般的な再矯正の際はお金も時間もとてもかかるので、断念する方もいらっしゃいます。

ですが、「歯並びを美しくする」という想いから矯正治療をされたにもかかわらず、叶わなかった方に、もう一度、高い治療費や長い期間といった負担を負っていただきたくない・・・という考えから、当院では特別な、後戻り矯正ができるプランをご用意しております!

後戻り矯正は、最初の矯正のように何年もかかりませんし、口全体に装置を設置しません。まずは一度当院にご相談くださいね。

※歯並びが大きく崩れている際は、短期間・低価格で対応できないこともありますので、予めご了承ください。

 

後戻り矯正の詳細は「後戻り矯正」をご覧ください。

 

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抜歯矯正と非抜歯矯正とは?インビザラインの抜歯について

2022年6月17日

マウスピース型矯正装置のインビザラインは、抜歯をしても治療は行えるのか疑問に思う方も多いでしょう。
またそれとは逆に、抜歯しないで歯並びを整えることはできるのかも気になるポイントですよね。

 

そこで今回は、インビザラインと抜歯治療についてご紹介します。

インビザラインでの矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■矯正治療で抜歯が必要なケース
■抜歯か非抜歯について
■インビザラインは抜歯矯正にも対応可能
■インビザラインは抜歯しなくても歯列を大きくできるのか
■インビザラインが非抜歯矯正に向いている理由は?
■まとめ

■矯正治療で抜歯が必要なケース


まずは、矯正治療で抜歯が必要なケースを見ていきましょう。

○親知らずの生え方が正常でない場合

親知らずの生え方が正常ではない場合、中でも横向きや斜めに歯が生えている場合は、今後の矯正治療に影響が出てしまう可能性があります。歯並びが悪くなった原因が親知らずにある場合は抜歯も視野に治療の計画を立てることがあるのです。

 

また、治療中も親知らずが邪魔をして後方移動できないというトラブルが起きる可能性があるので、抜歯するケースがあります。

 

○重度の叢生の場合

叢生は、歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪く、歯が重なっている状態です。
軽度の叢生の場合は、歯列弓を拡大したり、奥歯を後方移動することで歯を理想的に並べることができるのですが、重度の場合は歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。

 

○重度の虫歯や歯周病に侵されている歯がある場合

重度の虫歯や歯周病がかなり進行してしまっている場合は、先に治療から進めることがあります。矯正治療前に、こういった歯が口腔内に存在しているかどうかしっかりチェックを受けることが大切です。

 

もし、こういった歯が残ったままインビザラインによる矯正治療をスタートすると、矯正治療がうまくいかない可能性があります。

また、全顎的に重度の歯周病に侵されている場合は、インビザラインの矯正力により歯が抜けてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

■抜歯か非抜歯について


歯列矯正では、歯がキレイに並んでいない原因をしっかり突き止めて、歯がキレイに並ぶためのスペースを確保します。

 

実際に矯正治療をしていると、抜歯か非抜歯かで治療をするのか判断に迷う症例もあるのです。

 

抜歯も非抜歯もそれぞれの治療方針はメリットとデメリットがあり、これが絶対にベストということはありません。

 

ただ、インビザラインは治療のシミュレーションが行えます。

患者様に口元の変化を見てもらいながら、抜歯を行うことによるそれぞれのメリットとデメリットを説明し、歯を抜くか抜かないかを相談して決めることが可能です。

 

インビザラインの大きなメリットは、コンピューター上で治療経過がわかるシミュレーションを、アニメーションを見ながら治療計画を立てられる点です。

 

■インビザラインは抜歯矯正にも対応可能


これまでは抜歯を伴う治療の場合、抜歯した後の大きなスペースを閉じるにはまずワイヤー矯正を行って歯を動かしていました。

 

その後インビザラインで治療を行うといった方法が一般的だったのです。

 

しかし、今は抜歯を伴う場合も、インビザラインだけでの治療を選択できる可能性がございます。

 

ただ、ワイヤーを使用して歯を動かしたほうが速く動き、結果的に治療期間が短縮されるので、歯科医師の治療方針や患者様のご希望などによっては、ワイヤー矯正を併用することもあります。

 

■インビザラインは抜歯しなくても歯列を大きくできるのか


お子様と違って大人は骨の成長が終わっているので、歯列を大きくすることはほとんどできないと考えられていました。

 

不正咬合の場合は顎が小さいことが多いので、顎を拡大すれば歯が並ぶためのスペースをつくることができます。

 

しかし、解剖学的に顎の骨格の拡大が難しいケースもあるため、その場合は抜歯して歯を動かすスペースをつくるのです。

 

ワイヤー矯正は、歯の真ん中らへんにブラケットというボタンのようなものを取り付けます。

ブラケットにワイヤーを通し、歯を動かすための力をかけていくので、歯の真ん中あたりが引っ張られます。

 

これに対してインビザラインは、歯全体をマウスピースで覆うので、歯全体に力がかかります。

さらに、インビザラインでの治療は歯にアタッチメントという突起をつけ、歯を動かす際に動かしたい方向へと効果的に力がかかるようにします。

 

そのため、マウスピース治療の場合でも、歯の移動だけでなく歯列全体を大きくできるようになりました。

 

■インビザラインが非抜歯矯正に向いている理由は?


インビザラインは、奥歯の後方移動をすることができます。

装置で奥歯を後ろへ移動できるようになったので、マウスピース型矯正での非抜歯矯正の可能性は大きく広がりました。

 

大臼歯と呼ばれる奥歯の根っこは分かれており、歯の根の表面積は前歯と比較すると非常に大きいです。

 

すべての歯を自在に動かせるワイヤー矯正であっても、大臼歯を動かすのは比較的難しいと言われており、不可能でないにしても簡単なことではありません。

 

しかし、インビザラインは歯全体を覆ったマウスピースにより力をかけることができます。

 

そして、アタッチメントで特定の方向へ力をかけられるので、大臼歯を動かすことができ、非抜歯ですべての歯を並べることが可能となりました。

 

■まとめ


インビザラインは、抜歯も非抜歯も両方の治療に対応しております。

 

抜歯矯正の場合、患者様の症例によってはワイヤー矯正を併用する場合もあります。

どうしても歯を抜くのに抵抗がある方は、当院にご相談ください。

 

マウスピース型矯正には、7つのランクが設定されています。

当院は、症例数がトップクラスにあたるダイヤモンドプロバイダーの認定を受けております。

 

これは、インビザライン矯正(マウスピース型矯正)を年間で150症例以上行った歯科医院が認定されるのです。

 

また、当院では矯正治療前の相談を無料で行っております。

治療前のシミュレーションにも対応しておりますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

 

最近では、マウスピースメーカーはどんどん増加しておりますが、信頼できるメーカーは限られます。

 

治療実績の乏しいメーカーを選んでしまうと、思うような歯並びにならなかったというリスクが高まります。

 

当院では世界シェア一番のインビザラインを使用しております。インビザラインは累計600万件以上の治療実績があり、さまざまな歯並びのケースに対応できますので、どなた様も安心して治療を受けていただくことが可能です。

 

インビザラインでの矯正治療を検討中の方は、当院のホームページからでも、お気軽にお問い合わせくださいね。

一緒にキレイな理想的な歯並びを目指しましょう。

 

非抜歯矯正の詳細は「非抜歯での歯列矯正」をご覧ください。

 

インビザラインは抜歯にも非抜歯にも対応

インビザラインは抜歯にも非抜歯にも対応

 

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