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インビザラインで気になる部分を目立たせずに矯正しませんか?

2022年2月11日

マウスピース矯正に興味があるけれど、歯並び全体を治すほどでもないような気がする。歯並びの悪さが気になる部分だけ矯正したいな、とお考えの方もいらっしゃるかと思います。今日は、マウスピース型矯正を専門とする当院がおすすめしております矯正装置ブランドの「インビザライン®︎」を用いた部分矯正についてお伝えします。

 

目次

■マウスピース部分矯正の特長
■インビザラインでの部分矯正に向いたケース
■インビザラインでも部分矯正ができないケースもあります
■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ

 

■マウスピース部分矯正の特長


歯の矯正では、歯並びや噛み合わせ全体ではなく、問題がある部位だけを治療する「部分矯正」と呼ばれる方法があります。具体的な矯正方法としては、当院が得意とするマウスピース矯正はもちろん、全体矯正でも用いられるブラケット矯正(ワイヤーを使用)、インプラントを使用した矯正などがあります。

では、インビザラインでの部分矯正が他の方法より優れているのはどのようなところでしょう。

 

① 手軽に矯正できる
歯の矯正治療を始めたことを周囲に気が付かれたくない人もいらっしゃると思います。ワイヤー矯正の装置は、とくに表側に装着すると目立ってしまい、まわりの人に矯正していることが知られてしまいます。
しかし、インビザラインは透明なマウスピースを用いた矯正方法ですので、装着していても目立ちません。また、どうしてもマウスピースをつけたくない時は外すこともできます。ほんの少し歯並びが気になるけれど、矯正すると目立ってしまいそう、と躊躇している方にとって、インビザラインでの部分矯正は適しています。

 

② 多くの症例をもとに治療計画やマウスピースが作られる
インビザラインは、これまで世界1,100万人以上の使用実績があり、日本国内でも2,000以上の歯科医院が採用しています。数々の治療実績をもとに、あなたにもっとも適した治療計画やマウスピースをご用意できるのは、インビザラインだからこそです。
また、インビザラインでは、事前に撮影したレントゲンや口腔内スキャンの画像を元に、3Dで治療のシミュレーションを行います。これらのシミュレーションにも過去の症例が生かされているのです。

 

③ 矯正の痛みや負担が少ない
ワイヤー矯正では、矯正装置を調整することができるのは歯科医師だけですので、通院した際に強い強制力をかける必要があり、歯がその強制力に馴れるまでは強い痛みを伴う恐れが高くなります。いっぽう、インビザラインではおよそ10日ごとにマウスピースを変えることで歯を動かしていくため、歯に対していちどに大きな強制力をかけることはありません。
インビザラインの1回の交換で歯が移動する距離は、なんと、わずか約0.25mmです。ワイヤー矯正と比べて少しずつ、細かく歯を動かしていくため、痛みから起こるからだへの負担が小さくなるのです。

 

④ 治療に通う期間や回数が軽減できる
部分矯正は動かす歯が少ないため、治療期間も短くなります。通常の矯正治療なら2~3年かかるケースも少なくありませんが、部分矯正なら数ヶ月~1年以内に治療が完了します。ですので、部分矯正は結婚式や就職活動など、大事なイベントを控えている方にも人気があります。
また、一般的なマウスピース型矯正システムですと、約2~3週間のペースで来院いただき、その都度歯型を採り、新しいマウスピースを作製しなければなりません。それに対し、インビザラインは各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しできるため、来院回数を6~8週間に1回のペースに減らすことができます。インビザラインは、お忙しい方でもできる部分矯正システムといえます。

マウスピース矯正にはいくつかのメーカーがあり、それぞれこのメーカーではこのケースは対応できないが、他のメーカーでは対応できるといった適応症例があります。当院で利用するメーカーは世界シェアNo.1を誇る「インビザライン®️」で、他のメーカーと比べて適応症例が広いのが特徴です。また、矯正治療に関しての知識や経験が豊富なうえ、インビザラインでの治療を数多く経験した当院の診察力と技術であれば、他の歯科医院で断られてしまったケースもインビザラインで治療できる可能性があります。

 

■インビザラインでの部分矯正に向いたケース


インビザラインでの部分矯正に適しているのは、一般的に次のようなケースです。

 

①前歯
前歯一本だけがずれているのが気になる場合や片方の歯が飛び出ているような歯並び、以前矯正をしていて、後戻りをおこした場合などはインビザラインが適しています。
②軽い乱ぐい歯
専門用語では、叢生(そうせい)とも呼ばれる、歯があちこちを向いて乱れた状態は部分矯正で大丈夫なケースがあります。歯が歯列(アーチ状の歯並び)に収まりきらずわずかに隣同士が重なってしまう状態や、少し歯がねじれている状態です。八重歯もこの一種です。
③すきっ歯
歯のあいだに隙間が出てしまう場合です。小さい歯や形の悪い歯が生えてきた場合、本来生えてくる歯の数より少ない場合など、歯と顎のバランスが崩れている場合に起こります。
すきっ歯は頬杖をついたり、舌で前歯を押してしまったりする癖によっても起こり得ます。若い頃はきれいな歯並びだった方も、生活習慣によってすきっ歯になってしまうこともあるのです。
④ごく軽い出っ歯
隣の歯に比べて少し段差がある程度や、顎自体ではなく歯のみが出ている場合は、インビザラインでの部分矯正が向いております。

 

■インビザラインでも部分矯正ができないケースもあります


インビザラインは『部分矯正』『全体矯正』どちらにも対応できるすぐれた矯正方法です。しかし、残念ながら部分矯正したいと考えている患者さますべてが部分矯正できるわけではありません。凸凹が著しい歯並びや骨格的な問題など、部分矯正が向いていない場合も少なからずあります。また、実際に検査診断をしたところ、部分矯正を希望して来院された患者さまのなかには、実は全体矯正が必要な症例だった例も少なくありません。

 

また、怪我をしたら徐々に元の状態に戻るように、歯も何もしないと「元に戻ろうとする力」が働きます。少しずつ動かした歯並びが元に戻ってしまわないよう、矯正治療後はリテーナーと呼ばれる装置を一定期間付けることで、「今の歯並びが正しい位置である」ということを身体に教え込む必要があります。このリテーナー装着期間が不十分だと、せっかく治療した部分矯正が元に戻ってしまうことがあります。

 

私たち矯正の専門医は、専門家の見地からさまざまな検討を重ね、患者さまの健康に最善の提案をさせていただきたいと考え、日々の診療にあたっております。患者さまの状態をもとにとことんご説明させていただき、患者さまひとりひとりがご納得いただける治療をご提案させていただいておりますことをご理解ください。

 

■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ


当院はインビザライン矯正のエキスパート認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。マウスピース矯正を専門とする当院では、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。
治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行うだけでなく、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点で客観的にご説明いたします。歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひいちど当院の無料個別相談へお申し込みください。他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

 

当院ホームページでは、インビザラインの部分矯正について、より詳しいご説明をいたしております。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

マウスピース矯正専門の当院がおすすめする「インビザライン」

2022年1月28日

当院のブログをご覧いただいているみなさまは、さまざまな歯列矯正の方法をお調べになり、マウスピース型矯正に魅力を感じていらっしゃるかたが多いことと思います。マウスピース型は従来のワイヤーを用いた矯正方法にくらべ、「取り外しできる」「目立ちにくい」「金属アレルギーでも大丈夫」といったメリットがありますが、「歯並びや歯の状態によって使えない」といったデメリットがあるというお話があると言われています。
今日は、マウスピース型矯正を専門とする当院がおすすめしております矯正装置ブランドの「インビザライン®︎」について、おすすめの理由や治療手順をお伝えしたいと思います。

目次

■当院でおすすめする「インビザライン®︎」
■インビザラインを用いた歯列矯正治療の手順
■ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ

 

当院でおすすめする「インビザライン®︎」


マウスピース型の矯正装置はさまざまなものがありますが、当院ではインビザラインをおすすめしています。
インビザラインは、マウスピース型矯正装置のパイオニア企業である米国アライン・テクノロジー社が開発した、従来のワイヤー矯正とはまったく異なる、透明なマウスピース型の矯正装置です。マウスピースは目立ちにくく、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
インビザラインは、1997年から独自技術の研究と改良を続け、いまでは世界で1,100万人以上、日本国内では2,000軒以上の歯科医院で治療方法として取り入れられており(※)、お口の中のトラブルを起こしにくいのが特長です。(※2021年9月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)

歯並び全体の矯正はもちろん、部分的な矯正や矯正後に後戻りしてしまった歯の再矯正など、さまざまなケースに対応できるのがインビザラインの強みです。
しかし、マウスピース型矯正装置が一般的にいわれるように、インビザラインが苦手とする歯並びもあります。
なかでも抜歯が必要な方の治療は難易度が高いと言われており、他の歯医者さんでマウスピースは使えない、と言われたご経験のあるかたもいらっしゃるでしょうか。
当院では、抜歯が必要なケースでも対応できる実績があります。
歯並びによってはワイヤー矯正と併用することで対応できることもあります。ひとりひとり異なるお口の中のコンディションを詳しく把握したうえで、最適な矯正方法をご提案いたしますので、「自分にはマウスピース矯正は無理」などとあきらめてしまわずに、ぜひ一度当院の無料カウンセリングをご利用ください。

インビザラインを用いた歯列矯正治療の手順


インビザラインは、患者さまひとりひとりの歯並びの状態に合わせてマウスピースを作ります。インビザラインを使った矯正治療のステップは、おおむね次のとおりです。

1.カウンセリング
まずは、さまざまな治療方法の中から患者さまにもっともフィットする治療方法を検討するために、診察させていただき、患者さまのニーズをお伺いするカウンセリングからスタートします。カウンセリングの時には、独自のシミュレーションツールを用いて、ご自身の歯並びのビフォーアフターの変化をご覧いただけます。
気になることはなんでも、この段階でお聞きください。

2.精密検査
インビザラインでの治療を始めることが決まりましたら、いよいよ治療の準備に入ります。まずは、精密検査で口腔内の検査と、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影を行ないます。また、型取りが一切不要です。
3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで、素早く歯型を採取できます。

3.治療開始
患者さまひとりひとりにあわせたマウスピースが完成すると、いよいよ治療開始です。初回は、マウスピースを実際につけてみて、歯にフィットしているかを確認します。この時に、マウスピースの扱い方や注意点などもご案内します。マウスピース型矯正装置は、決められた時間しっかりつけることと、洗浄などの日々のメンテナンスなど患者様自身での自己管理が非常に重要です。

4.定期診察を受ける
指定された装着時間を守りながら、治療の段階に合わせて新しいマウスピースにつけ替えていきます。定期診療の都度、口腔内の状態も確認し、治療の進捗を管理していきます。
一般的なマウスピース型のシステムの場合、約2~3週間のペースで来院いただき、歯型を取って新たなマウスピースの型を作らなければなりません。しかし、インビザラインの場合は、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により、各ステージのマウスピースをまとめて作製しお渡しすることができ、来院回数は6~8週間に1回のペースまで減らすことができるのが大きなメリットといえます。

5.治療終了後はリテーナー(保定)を
矯正治療で歯を移動させ、のぞましい歯並びになったら治療終了となりますが、治療した歯並びを正しい位置を長期間にわたって保持しなければなりません。なぜならば、歯並びというものは、歯やあごの骨、筋肉、舌や歯周組織などさまざまな器官の微妙なバランスから成り立っています。いちど治した歯並びが、運動不足や姿勢の悪さ、ストレスといったさまざまな要因で変わってきてしまうことが指摘されています。いったん正しい位置に動かした歯や歯周組織が安定するまでの間、その位置を維持管理することを保定と呼び、そのために用いる装置を保定装置(リテイナー)と呼びます。
保定装置を装着する期間は、原則として、歯を動かした期間と同じくらいかかると言われています。とくに、矯正歯科治療を終えてから3〜6か月のうちは、歯が非常にもとの位置に後戻りしてしまいやすい不安定な状態です。保定をおろそかにしてしまったために、矯正が後戻りしてしまった残念なケースもご相談いただきます。治療の効果を長続きさせるためにももうひとがんばりが求められる、たいせつな時期です。

 

ご相談はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダーの当院へ


当院はインビザライン矯正のエキスパートである認定医が在籍し、年間の治療数も豊富な「ダイヤモンドプロバイダー」です。
マウスピース矯正を専門とする当院では、矯正治療に関しての知識や経験が豊富な当院ドクターが、インビザラインをはじめとしたさまざまな治療法で、患者さまの歯並びのお悩みを解決します。また、治療に先立ってメール相談や対面のカウンセリング、診断までを無料で行い、さまざまな観点から想定される治療内容について専門家としての視点でご説明いたします。当院では口内環境、ライフスタイル、予算などに応じて複数の選択肢をご提案するようにしていますし、決してひとつの治療法を押し付けるようなことはいたしません。
歯並びや咬み合わせにお悩みのかたは、ぜひ一度当院の無料個別相談へお申し込みください。

世界シェアNo.1のインビザラインは適応症例の幅が広いのが特長のひとつです。
とはいえ、そのインビザラインでも対応が難しいケースがあり、歯科医院によっては同じインビザラインでもできることとできないことが起こり得ます。
しかし、矯正を専門とし、かつインビザラインでの治療実績の豊富な当院は、他の歯科医院で断られてしまったケースでも対応できることがあります。どうぞお気軽にご相談ください。

また、当院ホームページでは、インビザラインについて、さまざまな視点からより詳しいご説明を差し上げています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ併せてお読みいただけると幸いです。

 

インビザラインの詳細は「インビザライン矯正」をご覧ください。

高齢者のインビザラインについて

2022年1月14日

もしもあなたがご自身の歯並びにお悩みを抱えているならば、歯列矯正の一つの方法として注目を集めているマウスピース矯正(インビザライン)について、いろいろと調べて検討されたことがあるのではないでしょうか?

目次

■マウスピース矯正の様々なメリット
■マウスピース矯正の対象について
■歯列矯正のメリット

マウスピース矯正のさまざまなメリットについて


一般的なブラケットやワイヤーといった器具を用いた矯正治療と比較した場合、マウスピース矯正には様々なメリットが存在します。

装置が目立たない

透明なポリウレタン製の装置は目立たず、装着していても相手に気づかれることはほとんどありません。
気にせず思いっきり笑顔を出すことができるのはとても大きいのではないでしょうか?
目の前の相手と近い距離で会話することが多い人にとっても安心して治療を進めることができます。
見た目の美しさを損なうことなく歯並びを整えられるのは、マウスピース矯正ならではの特徴です。

簡単に取り外しが可能

治療の効果を最大限に高めるには、長時間装着する必要がありますが、短い時間であれば装置を外して食事を楽しんだり、人前に出たりすることが可能です。
結婚式や写真撮影などの大切なシーンでは装置を取り外すことも可能です。この点もワイヤー式の歯列矯正にはない特徴です。

装着時の違和感が少ない

マウスピースに用いられる素材は柔らかく表面が滑らかです。そのため歯茎や粘膜を傷つけることはほとんどありません。
装置の交換後、2~3日は歯に痛みや締めつけ感が現れることがあります。ただし、ワイヤー矯正よりは痛みが軽度、かつ短期間で慣れることが多いです。
ワイヤー矯正が月に1回程度の間隔でワイヤーの調整や交換を行うのに対し、マウスピースは1週間という短いスパンで新しい装置に交換します。
歯にダメージを与えない程度に少しずつ段階的に歯を動かすように設計されるため負担が少ないのです。

口腔内を衛生的に保ちやすい

装置を簡単に取り外せるということは、フロスを使って歯垢を除去したり、ブラッシングにおいて装置が死角になったりして歯垢が溜まるといったことがありません。
ブラケットとワイヤーの隙間を歯ブラシのみで清掃するのは難しく、装着部分は汚れが溜まってしまい虫歯になるといったケースが見られることがあります。
歯間ブラシなどの口腔ケアグッズを患者さんに使用してもらうことが多いです。
虫歯や歯周病については、矯正前に既になってしまっているものは先に治療を済ませておくのが望ましいです。

金属アレルギーの方でも安心して矯正治療ができる

ワイヤー矯正は一般的に金属の矯正装置を常時装着しているため、金属アレルギーの心配があります。装置は医療用プラスチック製なので、金属アレルギーの方でも使用できます。

 

マウスピース矯正の対象について


基本的には小さいお子様から高齢者の方まで、幅広い年齢層での対応が可能です。
高齢者の方は治療を受ける段階で、これまでの治療痕が目立ったり、歯肉が下がったり腫れていたり、何らかの事情で抜歯されていたりと、患者様によってさまざまな状態が見られます。一人一人の状態に合わせて適切な治療計画を立てて、高度で安全な技術に基づく治療ができる専門医に依頼することが重要です。
若い世代の方々は、主に審美性の観点から矯正治療を考える方が多いと思います。
矯正治療の目的はそれ以外にも大事なことがあります。
それは「きちんとした噛み合わせができる状態」を構築することです。
この噛み合わせについては、特に高齢者の方々が健やかな生活を送れるかどうかにおいて、極めて重要な要因になることをあなたはご存知でしょうか?
今回は審美性の観点ではなく、マウスピース矯正を行うことについて、そのメリットも解説しながら、あらためて自分の歯で食事できることの喜びと健康における重要な役割をお話したいと思います。

 

 

歯列矯正のメリット


ここからは高齢者の方に想定される様々な健康上のリスクや要因を踏まえて、歯列矯正においてどのような健康面での恩恵があるかについて、様々な側面から見ていきましょう。

「8020運動」の達成

まず最初に、皆さんは「8020運動」というワードをご存知でしょうか?
これは「はちまるにいまる運動」と読みます。
現在の日本は男性女性ともに平均寿命が長くなり、世界的に見ても長寿国家であり、高齢化社会という現実に直面しています。そのような高齢化社会の中でもう一つ重要な概念として「健康寿命」という考え方も存在します。
これは「何歳まで生きるか?」とは別の問題となる「何歳まで健康的な生活を送れるか?」という観点に立っています。
相手の声が聞こえる、物が見える、自分の足で歩ける。こうした日常的な当たり前の行動でも、年齢を重ねるとともに大変な労力を必要としたりします。
それは当然、「自分の歯で食事ができる」ということにも当てはまります。
8020運動は、80歳になった時点でも20本以上の自分の歯を維持して、明るく健やかな生活を送りましょう、というスローガンです。
厚生労働省のデータによると、平均的な現在80歳で残っている歯の本数はおよそ9本で、20本以上の残存歯を持つ人は、およそ4人中わずかに1人という割合です。
自分の歯を失ってしまう過程としては、何らかの理由で1本の歯を失うと、本来その歯と噛みあっていた反対側の歯や両隣の歯が、土台として安定させるための支えを失います。
抜けてしまってぽっかりと空いてしまった隙間に歯が傾いてくるなどして安定性を失います。この状態により噛み合わせはどんどん悪くなっていき、放置すると歯列が完全に機能を失ってしまい、最終的には総入れ歯をしなくてはならなくなります。
矯正治療は、そのようなリスクを低減するために、噛み合わせを守っていく上でも有効な選択肢の一つとなります。

何歳でも自分の歯で食事を楽しむ

自分の歯で食事を楽しめることは、すなわち自分の歯で食物をしっかりと噛んで、自分の口から生きていくために必要な栄養素を摂取できる、ということになります。
もしもこれができない場合は、口からではなく点滴などで必要な栄養素を取り入れることとなります。

やはり何歳になっても、自分の歯でしっかりと噛むことで、食べ物の味や食感、風味を存分に楽しみたい欲求は存在するでしょう。

噛めることは健康の秘訣

認知症の最前線で研究を続ける専門医の先生のお話で、「歯がない人は認知症になりやすい」という論述が存在します。
歯周病菌は歯が抜ける原因の一つとされていますが、それだけではなく、実はアルツハイマー型認知症の原因となることも今日の研究でわかっています。
歯の下には歯根膜があり、歯と骨の間に存在しています。
歯が残っていることでしっかりと物を噛むことができ、この歯根膜に適度な刺激が加わり、血流が活性化されます。
これにより、脳への血流自体も良くなり、脳が活性化されるという仕組みです。
歯を失っているために噛む力が弱くなったらどうなるでしょう。
当然、歯根膜の運動自体が弱くなり、結果的に血流が減少して脳も十分に活動しているとは言えない状況となります。
このように、矯正治療によってしっかりと噛める状態を維持することは、健康寿命を長くしていくためにも重要だということがお分かりいただけたと思います。
「歯列矯正は若いうちに」だけではなく、いくつになってもご自身の健やかな生活のためにもしっかりと向き合うべきテーマです。
歯の健康にも意識を向けるべきだということを、繰り返しお伝えしてきました。
ご自身はもちろん、ご家族に噛み合わせに悩んでいる場合は、一度カウンセリングを検討されることをおすすめします。

インビザラインでなぜ歯は動くのか?

2022年1月7日

歯列不正を治療する方法として、矯正歯科治療があります。矯正歯科治療とは、さまざまな装置を使って不正に並んだ歯を機能的な位置に再配列したり、顎の成長を人為的にバランスの取れた位置に誘導したりする治療方法です。したがって、矯正歯科治療のためには歯を動かしたり、成長を誘導したりするための装置が発する外的な力が必要になってきます。これを「矯正力」と呼んでいます。
これらの矯正力を獲得するために、矯正歯科治療ではさまざまな材料を用いています。インビザラインを含むマウスピース型矯正装置もそのひとつです。今回は、インビザラインにおける矯正力の仕組みについて解説します。

目次

■なぜ歯は動くのか
■矯正歯科治療における歯の移動
■アタッチメントとは
■まとめ

なぜ歯は動くのか


固定式の矯正装置、あるいはインビザラインのような可撤式の矯正装置によって歯に矯正力がかかると、一般的に歯はどのような動きをするのでしょうか?本来は非常に難しい話ですが、ここでは大まかに説明したいと思います。
ある方向から矯正力がかかると、歯根膜という歯を支える非常に大切な膜が圧迫されます(圧迫側)。押し付けられた歯根膜には、変化、具体的には破骨細胞(骨を溶かす細胞)やマクロファージなどの細胞が出てきます。一方、反対側の牽引側には、血管の新生、線維芽細胞(骨をつくる細胞)の増殖、基質形成が起きます。こうした変化に伴い、矯正力のかかった方向からかけられた方向に少しずつ骨を改造しながら、歯が動いていきます。これが、基本的な歯の動きです。
この歯の動くメカニズムは、ワイヤー矯正のような固定式矯正装置もインビザラインも基本的に同じです。インビザラインは、3D口腔内スキャナーで歯牙の内部構造をスキャンしてデータ化します。そのデータをもとに患者さん専用にカスタマイズしたマウスピース型の矯正装置(アライナー)を作製します。作製したアライナーと元々の歯列には少しズレができるように設計されていて、インビザラインではアライナーを装着することで、このズレの方向に矯正力がかかり、歯が移動します。

 

矯正歯科治療における歯の移動


矯正歯科治療で歯を移動させるには、多くの方法があります。ここでは具体的に、①傾斜移動、②歯体移動、③挺出、④圧下、および⑤回転による移動の5つに大別して説明します。

傾斜移動

歯冠の近遠心方向、あるいは頬舌方向に力を加えると、歯根の根尖測1/3付近の中心点を支点として歯は傾くように動いていきます。これが傾斜移動です。矯正力が作用した圧迫側の歯根膜では骨の吸収が起き、逆に広がった牽引側では線維芽細胞が出現して骨の再生が起きます。
傾斜移動は、歯根の部分はあまり動かさないので、移動のスピードも非常に速く、周囲の骨が安定するまで維持しておけば治療は完了です。

歯体移動

歯体移動は、歯を平行に移動させる方法です。歯を傾斜することなく、歯軸が平行になるように移動させることを、歯体移動といいます。歯根の移動側全体に圧迫側が生じ、その反対側に牽引側ができてくるという状態で、歯軸が傾斜することなく直立のまま移動するイメージです。
例えば抜歯などを行い、歯を移動させるスペースが大きい場合には、歯体移動を行います。歯体移動を行うと、どうしても治療期間が長くなってしまいます。

挺出

「挺」には「真っすぐ、ぴんとしている」という意味があるように、歯軸に沿って骨の中から歯を引き出すような動きをいいます。つまり、歯冠方向に矯正力を加えることで、根尖部に牽引側が生じ、そこに骨が再形成して歯槽骨から抜け出る方向にスムーズに動くのです。

圧下

挺出と反対に、歯を歯槽骨内に押し込むような動きです。歯軸に沿って矯正力を加えると、根尖部に圧迫側が生じます。そうすると、骨が吸収し、歯は押し込まれるように動きます。歯の移動の中でも、最も起こりにくい移動です。

回転

回転とは、文字通り歯の長軸を中心にコマのように、ねじるような動きをさせることです。歯の長軸を中心として、捻転している状態を改善します。歯の幅や歯間によっては、十分にスペースを作ってから行う必要があります。

アタッチメントとは


従来のマウスピース型矯正装置は、先ほど述べた歯の移動の中でも、傾斜移動になることが多い装置でした。そのため、マウスピース型矯正装置は、軽度の叢生や歯冠空隙など、非抜歯で治療可能な比較的難度の低いケースだけに使用してきました。しかし、インビザラインはアタッチメントの併用などによって、多様な歯の移動ができるようになりました。このことで、非抜歯で行う部分矯正だけでなく、抜歯して全体矯正を行う場合にも適応範囲は広がっています。
アタッチメントとは、歯の表面に接着する突起物のことをいいます。アタッチメントは歯科用のプラスチック製の樹脂(CR)でできています。これは虫歯治療の時にも使用している材料で、歯とほぼ同色です。インビザライン治療では、アライナーだけで歯を目標とする場所へ動かすことが難しい場合に、補助的なパーツとしてアタッチメントを歯の表面に接着することがあります。

アタッチメントの役割

アライナーは、固定式の矯正装置と違って取り外しができる反面、矯正力が加わりにくいことが課題でした。適切に矯正力が加わらないと、計画通りに歯が動かないということが起きてしまいます。アライナー自体にも保持力はありますが、アタッチメントがあると着脱時にアライナーの窪みにアタッチメントがはまり込むため、アライナーの保持力がさらに高まります。
また、アライナーは1つ1つの歯に個別の力を加えることが難しい矯正装置です。アタッチメントを付けることで、個別の歯に矯正力を作用させることができます。アタッチメントは、歯体移動や挺出、回転などといった歯の移動のために重要な役割を果たします。使用するアタッチメントの形状や数、設置場所は、歯をどのように動かしていくかによって変わってくるため、患者さんごとに違います。また、アタッチメントで移動させることができる距離には限界があります。移動スペースが大きい場合には、マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)でないとできない症例もあります。インビザラインによる治療が可能かどうかについては、歯科医院にご相談ください。

まとめ


矯正歯科治療では、さまざまな装置を用いて外的な力(矯正力)を発生させ、歯を動かしていきます。適切な矯正力が加わると、圧迫された歯根膜には破骨細胞が出現し、骨吸収が起こります。反対の牽引側では、線維芽細胞による骨造成が起こります。このようなメカニズムで、歯は移動します。
歯の移動様式にはいくつかあり、具体的には「傾斜移動」「歯体移動」「挺出」「圧下」「回転」といった様式があります。従来のマウスピース型の矯正装置では、このような多様な歯の移動様式を実現することが難しく、傾斜移動が主体となっていました。そのため、非抜歯の部分矯正といった症例にしか適応でありませんでした。
しかし、インビザラインではアタッチメントという補助的なパーツを用いることによって、従来のマウスピース矯正では難しかった歯の移動を行うことができるようになり、マウスピース型矯正装置の適応範囲は広がっています。アタッチメントはいろんな形や大きさがあり、その形状によって作用する力は異なります。アタッチメントの使用の有無や使用するアタッチメントの種類などは、症例によって異なってきます。
インビザライン治療について興味のあるという方は、ぜひ一度歯科医院でご相談ください。

歯列矯正治療のイメージ

2021年11月22日

皆さんは「歯科矯正」にどんなイメージをお持ちでしょうか。
痛い?
見た目が気になる?
食事制限があるのかな?などなど、、、
おそらく想像するのは歯に金具を装着している姿という方が多いのではないでしょうか。
しかもどちらかというと「見た目があまりよくない」とか「痛そう」というネガティブな印
象が日本人の場合は多いのではないかと思います。
でも逆に欧米人は日本人とは矯正に対する捉え方が違っているのはご存知でしょうか。
今日は、欧米と日本の矯正に対する意識の違いから、歯科矯正について、改めてお話してい
きたいと思います。

目次

■日本と欧米の矯正に対する考え方の違い
■日本人の持つ矯正へのネガティブイメージ
■欧米では歯並びで社会的評価が変わる
■見た目も自然なインビザラインのご提案
■まとめ


■矯正治療の目的

そもそもデンタルケアに対しての意識が日本と欧米では違います。
日本の場合、歯科医院は歯が痛くなったらいくところ、何か問題が起きたら行こうという意
識が強いのに対し、アメリカやヨーロッパの人々は虫歯などのトラブルがなかったとしても
口の中の健康を保つために定期的に歯科医院へ行こうという意識が高いです。
アメリカでは定期的に歯科医院に通って、デンタルケアを行っている人が7割以上いるのに
対し、日本では3割程度しかいません。
矯正治療を行うというところでみると、アメリカでは5割、日本では2割程度です。
歯並びが悪いことを気にしたり、矯正を考えたりすることは日本でもアメリカやヨーロッパ
でも同じように考えます。ただ、実際に矯正治療まで行うかを見てみるとそれだけの差が生
まれるのです。
では日本人が欧米で矯正を行う人の割合に差が出てくるのはなぜなのでしょうか。

■日本人の持つ矯正へのネガティブイメージ


理由の一つには、冒頭にも挙げた矯正器具の見た目のイメージや不自由そうというネガティ
ブな印象が大きいと思います。
矯正治療をすることに対する捉え方が日本と欧米では異なるようです。
例えばアメリカの場合、7割以上の人が矯正をすることに対して「歯並びがよくなって嬉し
い」というポジティブな印象を持つそうです。
一方で、日本の場合、6割以上の人が「矯正装置によって不自由になる」という印象を持つ
そうです。
実施する治療自体は多少の違いはあるかもしれませんが、基本的には同じはずです。しか
し、捉え方がこんなに違うのはもしかすると歯並びに対する環境の違いが大きいのではない
かと思います。

■欧米では歯並びで社会的評価が変わる


欧米では歯並びが綺麗なことは「教養がある」「仕事で評価される人の象徴」というイメー
ジが根付いています。いい仕事につけるかつけないかが歯並びに影響されてしまうのです。
欧米では肥満や喫煙と並んで、歯並びが悪いことは「自己管理できていない」ということの
象徴だと捉えられます。自己管理ができない、自分に甘い人という評価がビジネスにおいて
はマイナスです。
実際、欧米人が日本人の歯並びをみて歯並びが悪いと感じる人は7割以上に上るそうです。
日本人は健康意識が高いのに、歯並びが悪いということに驚く人が多いようです。
それくらい意識が違います。
欧米では歯並びはビジネスにおいて、自分の評価を高めるための大切な要素の一つだと言え
ます。
日本のビジネスシーンではそんなことは関係ないのではないか・・・と思う方ももしかした
らいらっしゃるかもしれません。
ここは欧米ではなく、日本なのだから、それほどまでに気にしなくてもいいのではないか
と。
確かに、欧米ほどビジネスの場面で歯並びに対して注視されないと思います。
しかし、想像してみていただきたいのは、例えば商談をする時に、歯が白くて歯並びが綺麗
な営業マンと歯が汚れていて、歯並びもあまりいいとは言い難い営業マンが来た時に、心理
的にどちらと商談をしたいと感じるか、ということです。
メラビアンの法則というのがあります。
人の印象は55%の視覚情報と38%の聴覚情報、そして7%の言語情報で決まる、というもの
です。ここで注目すべきは視覚情報が5割以上を占めるということです。
もちろん商談やプレゼンの内容も大事なのは間違いないのですが、そもそも内容を聞く前段
階で印象というのは決まってしまうのです。
ビジネスパーソンは見た目も気にかけた方が、より仕事でも結果を作ることができるので
す。

■見た目も自然なインビザラインのご提案


歯並びが大事なのは噛み合わせにも関係し、治療が必要だと理解しているが、それでも矯正
治療には抵抗があるという方も当然いらっしゃると思います。
そこで近年、日本でも広く普及している「インビザライン」がおすすめです。
インビザラインとは、簡単にいうと、マウスピース型の矯正装置です。
ワイヤーなどを使わずに透明なマウスピースで治療をするので、見た目では目立たない矯正
装置です。
インビザラインは1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社が提供を開始し、日本では
2006年から導入されています。
目立ちにくいので芸能人にも人気の治療法で、特に矯正治療に対してポジティブな印象を持
っている海外ではインビザライン治療を行っていることを公にしているセレブや有名人も多
数います。
一人一人のオーダーメイドで装置を作成し、目立たず、取り外しをすることもできます。
また、インビザラインを始める際に3D画像でどのように矯正治療をしていくかのシミュレー
ションもインビザラインでは可能であるために、矯正治療を行う前に、自分の歯がどう変わ
っていくかをしっかり理解した上で治療を始めることができることも大きなメリットの一つ
と言えるでしょう。
何より、従来のワイヤーによる矯正治療に比べて、痛みを軽減することもできます。
ワイヤー矯正では、歯科医師の手で装置の調整を行うために技術に依存する部分が大きいの
で、調整できる範囲にも限界がありましたが、インビザラインは新しいマウスピースに交換
することによって、調整を実施します。このマウスピースの調整は人の手では調整困難なレ
ベル(およそ0.25mm以内程度)で実施するので、歯が動く時の痛みが少ないです。
今までのワイヤーによる歯科矯正とはそのイメージが大きく変わると思います。
上記の通り、見た目だけでなく、痛みという意味でも患者様への負荷を軽減していくことが
可能です。
一方で当然デメリットもあります。
それは取り外しが可能であるが故に、治療の成果が患者様の自己管理に左右されるというこ
とです。しっかり矯正装置を日常的につけていれば問題はないのですが、取り外せてしまう
と装着するのを忘れてしまい、治療時間が短くなってしまいます。そうすると、矯正治療の
期間が延びてしまいます。

■まとめ


それでもこのインビザラインを使用した歯科矯正は、従来の歯科矯正のイメージを大きく変
えたと思います。見た目も目立たず、歯を矯正できることによって、プライベートでもビジ
ネスでも見た目への心配を少なくすることができ、気軽に矯正治療を受けやすくなったので
はないかなと思います。
当院は女性ドクターが在籍し、難症例、すべての歯並びに対応可能です。
マウスピースメーカーによっては部分的な歯並び改善しか対応できないメーカーもありま
す。
メーカー選びと歯科医院選びは慎重に行ってください。
決して短くない時間を使い、安くはない費用を支払ったのに歯がほとんど動かない、イメー
ジ通りにならないと困りますよね。
ぜひ矯正治療はしたいけど、ちょっと悩んでいるなという方もお気軽にご相談いただければ
幸いです。

新世代の矯正治療法マウスピース矯正の特徴

2021年11月1日

矯正歯科医院である当院で、特に人気のインビザラインは、マウスピース矯正という新世代の矯正治療法です。
マウスピースは以前から歯科医療の現場でよく使われてきたものなので、ご存知の方も多いと思います。
ですが、実はマウスピース矯正のマウスピースと今まで歯科医療の現場で使われてきたマウスピースは全く異なるものです。
今回は、マウスピース矯正でのマウスピースの特徴から、ワイヤー矯正との歯の移動の仕方の違いまでご紹介します。

目次

■しっかりしたマウスピースが原動力
■マウスピースで歯が動く仕組み
■マウスピース矯正の特徴
■マウスピース矯正での歯の動き方

 

■しっかりしたマウスピースが原動力


マウスピース矯正が登場するまで、矯正治療の方法は、歯の表面にブラケットという金具をつけて、全ての歯にワイヤーを掛け、そのワイヤーの弾力性を利用して歯を動かしていくワイヤー矯正だけでした。
ワイヤー矯正では、ワイヤーが元の形に戻ろうとする働きを利用して、歯を少しずつ動かしていきます。
ワイヤーを実際に触ってみるとよくわかるのですが、細くて頼りなさそうに見えながらも、意外と弾力性があり、少しぐらい曲げても、すぐに元の形に戻ろうとします。
多少曲げたくらいでは、変形しません。
ですから、ワイヤー矯正で歯が移動していくのはなんとなくでも理解しやすいのではないでしょうか。
ところが、今回ご紹介するマウスピース矯正で用いられるのは、補助的にアタッチメントなどを使うことはありますが、基本的にマウスピースだけです。

○インビザラインのマウスピースはかなりしっかりしている
マウスピースというと、顎関節症の治療に使うものや、睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースをイメージされるのではないでしょうか。
顎関節症の治療用のマウスピースの多くはとても軟らかく作られています。
睡眠時無呼吸症候群で使うマウスピースは硬いですが、インビザラインのような薄さや透明度、そして歯への密着感は備わっていません。
スポーツ用のマウスピースもありますが、こちらも軟らかい上、厚みもかなりあります。
ところが、インビザラインのマウスピース、触ってみていただくとわかりますが、かなりしっかりとした作りになっています。
厚みもかなり薄く作られています。
透明度もかなり高いですし、歯にしっかりとフィットします。
ですから、一般的なマウスピースから想像されるものと、インビザラインのマウスピースは似ていません。
インビザラインのマウスピースがどれほどしっかりしているかというと、少々力を加えてみても、ワイヤー矯正のワイヤーのように容易にしなることが、ほとんどないくらいです。
誤解のないようにして欲しいのですが、全くしならないわけではありません。
そんなにしっかりとした作りになっているのに、どうしてマウスピース矯正では歯が動くのでしょうか。
不思議に思いませんか?
その理由こそが、まさにそのしっかりした作り、歯への密着性なのです。
言い方を変えると、よく知られている顎関節治療やスポーツ用に用いられるマウスピースでは軟らかすぎるため、歯は移動しません。

 

■マウスピースで歯が動く仕組み


インビザラインで用いられるマウスピースが、かなりしっかりした作りになっていることは先にご説明しました。
では、マウスピースはどうやって歯を移動させていくのでしょうか。
実は、マウスピース矯正で使うマウスピースは、厳密な意味で治療前の歯並びに完全にフィットしているわけではありません。
歯にどのような力が、どのような向きで、どれくらいの強さでかかるのかを厳密に計算した上で、歯に適切な負荷がかかるようにデザインされています。
そのため、しっかりとした作りと相まって、歯にピッタリとフィットするように作られている上に軟らかい顎関節症の治療用マウスピースやスポーツ用マウスピースと比べると、マウスピース矯正用のマウスピースは、装着すると窮屈な感じがします。
この窮屈感に慣れてきた頃は、マウスピースの交換時期でもあるわけですが、窮屈感に慣れてきた理由は、そのときにはマウスピースの働きで歯が移動し、歯に加わる負荷が軽くなっているためです。

 

■マウスピース矯正の特徴


では、歯を動かすという点で、マウスピース矯正とワイヤー矯正にはどのような差があるのでしょうか。
それは、固定源への影響です。
ワイヤー矯正では、歯を動かすための支えとなる歯が必要となります。
その歯を私たち歯科医師は固定源とよんでいます。
ワイヤー矯正では、この固定源となる歯を利用して、その他の歯を少しずつ移動させていきます。
固定源となる歯は、その他の歯を動かすための支えとなるわけですから、かなりしっかりとした歯を選ばなくてはなりません。
固定源となる歯が動いてしまっては、矯正治療がうまく進まなくなるからです。
そこで、たいていは第一大臼歯や第二大臼歯などのとても大きな奥歯を利用します。
ブラケットという金具ではなく、バンドという金属製の輪が嵌め込んである歯が固定源です。
しかし、残念ながら固定源となる歯が全く動かないかというとそんなことはなく、少しは影響を受けてしまいます。
一方、マウスピース矯正では、ワイヤー矯正のようなバンドを使った強い固定源は設けません。
マウスピース自体に固定能力を加え、動かしたい歯だけに力を加え、そうでない歯を固定源とする方法を採用しています。
このため、固定源となる歯が移動するという、矯正治療の治療計画において無駄とも言える歯の動きが発生しにくいため、効率的に矯正治療が進められます。

 

 

■マウスピース矯正での歯の動き方


マウスピース矯正とワイヤー矯正では、歯の動き方も違います。
ワイヤー矯正では、歯体移動(したいいどう)という歯の動き方が中心となります。
歯体移動とは、平行に歯を移動させる動かし方です。
これは、歯がワイヤーに沿うように移動するためにできる動かし方で、ワイヤー矯正の特徴ともいえます。
一方、マウスピース矯正では、歯の動き方は傾斜移動(けいしゃいどう)という動き方になりま
す。
傾斜移動とは、歯の頭の部分である歯冠が倒れるように移動する動き方です。
移動したように見えても、歯冠ほどに歯根が動いていない動き方です。
この違い影響しやすいのが、抜歯した後の矯正治療です。
歯をきれいに並べるスペースが足りない場合、顎のサイズを大きくすることはできないので、歯を抜いてスペースを確保します。
抜歯して得られたスペースは比較的大きいので、その分、歯を動かす距離も大きくなります。
歯が平行に移動する歯体移動の場合、大きなスペースに移動させる場合でも、比較的スムーズに移動できるのですが、傾斜移動ではそうはいきません。
なぜなら、傾斜移動の場合、移動する距離が大きくなればなるほど、歯根の位置があまり変わらず、つまり歯が倒れるような向きに動いてしまう可能性があるからです。
言い方を変えると、マウスピース矯正では歯を大きく動かすような矯正治療はあまり得意ではないということになります。
あくまでも、ワイヤー矯正と比べればという意味ですが。
このように歯を大きく動かすとなると、ワイヤー矯正と比べて分が悪いマウスピース矯正ですが、それゆえに、細かな歯の移動や、部分的な歯の移動は得意となっています。
それは、マウスピース矯正では無駄な動きが生じにくいからで、言い方を変えるとワイヤー矯正は、細かな歯の移動となるとマウスピース矯正の方が上手となります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正では、歯の動かし方に違いがあり、それぞれに得意不得意があります。
それゆえに、矯正治療の方法選びはとても大切で、矯正治療に取りかかる前のきちんとした診断と治療計画が大切である理由は、まさにここにあります。
中には、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせることで、両者の得意領域を十分に生かした矯正治療を行うこともあります。

インビザラインのアタッチメントの種類

2021年10月29日

『目立たない』『ご自身で取り外しができる』『通院回数が少ない』などの理由により、当院で人気の高いマウスピース矯正『インビザライン』ですが、従来から行われているワイヤー矯正と比べると、適応となる歯列不正の症例に限りがあるなどのデメリットも持っています。

ところが、単にマウスピースを使うのではなく、アタッチメントというものをつけることで、適応となる歯列不正の幅がぐんと増やせます。

まさに「不可能を可能にする」のがアタッチメントの役割です。

そこで、今回は、最近注目度アップのインビザラインの適応症例を増やすアタッチメントの役割についてお話ししたいと思います。

 

目次

■マウスピース矯正でのアタッチメント
■インビザラインで使われるアタッチメントとは
■インビザラインのアタッチメントの種類
■アタッチメントの取り扱い
■アタッチメントの注意点

 

 

■マウスピース矯正でのアタッチメント

アタッチメントとは、歯の表面につけた突起物のことです。

マウスピース矯正では、マウスピースが歯を押すことで動かしていきます。

しかし、歯の表面はツルツルした状態ですから、マウスピースから加えられた矯正力が逃げてしまうことがあります。

そのようなとき、歯の表面にアタッチメントをつけると、マウスピースが歯に引っかかりやすくなり、マウスピースからの矯正力がしっかりと伝えられるようになります。

そのほかにも、アタッチメントにはマウスピースのフィット感をアップする役割もあります。

つまり、アタッチメントは、それ自体が歯を動かすのではなく、歯をより動かしやすくし、矯正治療をスムーズにすることを目的につけるものといえます。

したがって、矯正治療が終われば、つまりリテーナーで保定する段階になれば、アタッチメントはいらなくなるので、取り除きます。

アタッチメントは歯の表面に貼り付けているだけなので、簡単に取り除けます。

 

■インビザラインで使われるアタッチメントとは

インビザラインは、薄くて透明度の高い、そして歯に密着したマウスピースを矯正装置とした矯正治療法です。

マウスピース矯正の最大の利点は、矯正治療を受けていても、一見しただけではわからないほどの目立ちにくさにあります。

マウスピース矯正の利点を損なうことがないよう、インビザラインのアタッチメントにも目立ちにくさが求められます。

こうした条件をクリアするために、インビザラインのアタッチメントは、コンポジットレジンという歯の色にマッチした白色のプラスチック材料で作られています。

コンポジットレジンはプラスチックですが、虫歯治療でよく使われている材料なので、安全性は問題ありません。

インビザラインのアタッチメントは、四角いタイプ、丸いタイプなどいろいろありますが、いずれのアタッチメントも3〜5mmほどの厚みなので、とても薄く作られていることがわかっていただけることでしょう。

歯の色に似ている上に、コンパクトなので、インビザラインの目立ちにくさを損なうことがありません。

こうしたアタッチメントを歯の表面に接着させ、マウスピースの矯正力を高めるようにします。

 

 

■インビザラインのアタッチメントの種類

インビザラインのアタッチメントは、大きく分けるとインビザライン社が作る『最適アタッチメント』と、歯科医院で作る『通常アタッチメント』の2種類に分けられます。

 

○最適アタッチメント

インビザラインでは、矯正治療に取りかかる前に、専用のソフトウェアで歯の移動をシミュレーションします。

この結果をもとにマウスピースを作るわけですが、このとき、歯の位置や形、サイズなどによってソフトウェアが自動的に作成するアタッチメントが、最適アタッチメントです。

最適アタッチメントの形やサイズは、インビザラインのソフトウェアが、矯正治療の効率が最大限に高められるように計算して、自動的に作ります。

もちろん、最適アタッチメントをどの歯のどの部分につけるのかも、ソフトウェアが指定します。

最適アタッチメントには、いろいろな種類があります。

 

・ルートコントロール用最適アタッチメント

ルートとは、歯根のことです。

道じゃありませんよ。

ルートコントロール用最適アタッチメントは、歯の隙間や前歯の隙間(正中離開)を埋めたいときに多く使われ、それらの歯根を前後に動かし、歯並びの隙間を解消させます。

 

・回転用最適アタッチメント

歯の中心軸を中心にして回転させるためのアタッチメントです。

このアタッチメントは主に犬歯やその後ろの小臼歯という歯に使います。

 

・開咬(オープンバイト)用最適アタッチメント

奥歯を噛み合わせたときに、上顎と下顎の前歯が当たらない歯並びを開咬(オープンバイト)といいます。

開咬(オープンバイト)用最適アタッチメントは、上顎の前歯4本に装着し、前歯を引き出しやすくします。

 

・過蓋咬合(ディープバイト)用最適アタッチメント

過蓋咬合(ディープバイト)とは、奥歯を噛み合わせたときに、下顎の前歯が上顎の前歯に隠されてしまって見えなくなるような噛み合わせのことです。

この最適アタッチメントは、下顎の前歯や小臼歯に貼り付けて、奥歯を引き出すことで過蓋咬合の改善を図ります。

 

・アンカレッジ用最適アタッチメント

この最適アタッチメントは、抜歯部分のスペースを閉じるように設計し、抜歯をしなければならないような歯列不正の矯正治療の際に使います。

 

○通常アタッチメント

こちらは、インビザラインのメーカーが作るのではなく、歯科医師が臨機応変に歯につけるアタッチメントです。

大きさや位置も歯科医師の裁量で調整します。

 

■アタッチメントの取り扱い

インビザラインのようなマウスピース矯正は、ご自身の手でマウスピースを付けたり外したりできるのが利点です。

では、アタッチメントもご自身の手でつけたり外したりできるのかというと、そうではありません。

アタッチメントは歯科医師が専用の接着剤をつけて歯にしっかりと貼り付けます。

外すときは、リムーバーという器具を使って歯の表面から剥がします。

剥がしたままですと、表面がざらざらとしてしまいますから、専用の器械を使って、きれいに磨きます。

アタッチメントに関しては、つけることも外すこともできないのです。

 

■アタッチメントの注意点

○アタッチメントが外れたとき

アタッチメントは、歯に接着しただけのものなので、外れないとも限りません。

しかし、たとえ外れたとしても、すぐに治療計画に影響が出るものでもありません。

ですが、外れた状態を放置していると矯正治療がうまく進まなくなる恐れがありますので、放置したままにはしないようにしてください。

 

○マウスピースの付け外しが難しくなる

アタッチメントには、マウスピースのフィットを高める働きがあります。

そのため、マウスピースを装着したり、外したりするのが難しくなります。

そこで、マウスピースをつけるときは無理なくゆっくりと入れてください。

外すときはマウスピースの端に指先を当てて広げるような感じで外すようにするといいでしょう。

 

○着色汚れがつきやすい

アタッチメントはコンポジットレジンでできています。

歯とコンポジットレジンの境などに食べ物や飲み物に含まれる色素が入り込み、着色汚れを生じさせてしまうことがあります。

あくまでも着色汚れだけなので、虫歯ではないのですが、せっかく目立たないインビザラインを選んだわけですから、矯正治療を受けている間は、色の濃い食べ物や飲み物を避けることをおすすめします。

 

○慣れるまでは口内炎ができやすい

アタッチメントは、歯の表面の突起のようなものです。

したがって、これが頬や唇などに当たると、粘膜が傷つくことがあります。

アタッチメントに頬や唇が慣れるにつれて、こうしたことは起こらなくなりますが、しばらくの間はそのようなリスクがあります。

良い歯並びとは

2021年10月22日

みなさんはマウスピース矯正(インビザライン)ってご存知ですか?
歯科矯正というと、多くの方が歯に金属のワイヤーをつけるイメージをもたれているのでは
ないでしょうか。
インビザラインはアメリカで生まれた治療方法で透明で目立たないマウスピースを使用した
矯正治療で、金属のワイヤーをつける矯正に対して、見た目の抵抗感をもたれている方も、
インビザラインであれば、それほど目立たずに矯正治療ができるので、若い方や社会人から
の人気もあり、矯正する人も増えています。

 

目次

■■歯科矯正が大事な理由
■インビザラインと従来の矯正は何が違うのか
■当院はインビザラインダイヤモンド認定医院です

■歯科矯正が大事な理由


そもそも矯正治療に抵抗を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大人になってからではもう悪くなった歯並びはどうにもできないのでは・・など諦めていら
っしゃる方もいるかもしれません。
そもそも前提として、矯正治療を「歯並びを綺麗にするため」という風に思っていらっしゃ
るとすると、それは間違いではありませんが、少し補足が必要です。
歯並びを綺麗にすることによって、本来あるべき歯の機能をきちんと発揮できる環境を整え
ることができるのです。
歯並びが良いとは審美性と機能面の両方を兼ね備えていることです。
審美性については見た目に関する問題のためわかりやすいと思います。
極端なお話だと見た目は揃っていて、噛み合わせがずれていると一部の歯にダメージを与え
てしまうことがあります。
つまり、歯並びを良くすることは健康と見た目の両方のメリットがあります
・噛み合わせがよくなる
しっかり上下の歯が噛みあうことで、均等に力が入り体のバランスも良くなります。
噛み合わせが悪いことで体に歪みが生まれ、肩こりや頭痛を引き起こす可能性があります。
噛み合わせを改善することによって、こうした健康の問題を改善できるかもしれません。
・虫歯になりにくくなる
歯並びが悪いと、凹凸が増えるので、ブラッシングの際に磨き残しができやすくなり、そこ
から虫歯ができやすくなります。虫歯予防の観点からも歯並びを整えると、歯磨きが楽にな
るので、メリットが大きいといえます。
・歯周病を防ぐことができる
虫歯と関連しますが、歯垢が歯肉にたまることによって、歯石となり、それが歯周病の原因
となります。歯並びが悪いと歯肉にも磨き残しができやすくなるので、歯周病にもなりやす
いです。歯周病が進むと、最悪のケースでは抜歯が必要になります。
ご自身の歯と一生付き合っていくためには、歯周病予防は必要不可欠だと思います。
そういった意味でも矯正治療を行うことは、長く自分の歯と付き合っていくことにも繋がっ
ているといえます。
・見た目に自信ができる
矯正治療をすることによって、歯並びがよくなるので、自分の見た目にも自信をもつことが
できます。歯並びが綺麗だと、笑顔の印象もとてもよくなりますし、見た目の印象は仕事に
も影響します。
メラビアンの法則というのがあります。人の印象は7%が言語情報、38%が聴覚(声のトーン
や大きさなど)、そして55%が視覚です。
つまりパッとみた時の印象がその後にも影響を与えます。人は3〜5秒で第一印象をもち、
それが2年続くと言われるので、見た目というのはプライベートにおいても仕事においても
大事な要素です。
以上のように歯科矯正をするメリットは多くあります。
ただ、どうしても冒頭にお話したように、金属のワイヤーというイメージがあったりして、
矯正治療に抵抗を持たれている方も多いかと思いますので、インビザラインについてお話し
ていきたいと思います。

■インビザラインと従来の矯正治療とは何が違うのか


インビザラインは冒頭にもお話した通り、透明で矯正が目立たないマウスピースを使用する
ため、見た目で大きく目立つことはありません。
昔からマウスピースでの矯正も確かにありましたが、難しい症例に対応ができなかったり、
気軽に扱える治療法ではありませんでした。
基本的に一定の歯並びにしか対応できなかったり、歯科技工士の方が手作業でまさに職人の
域で作業をするために、技工士さんによって技術のバラツキがあったり、一つ一つのマウス
ピースを作るのに時間がかかるため、多くの患者さんに対応することも難しい状況でした。
インビザラインはコンピューターで緻密に計算して、患者さんそれぞれに合わせたオーダー
メイドでのマウスピースを作ることによって、それまでできなかった多くの症例にも対応で
きるようになり、今では世界中で取り入れられている矯正治療の手法です。
コンピューターを使うため、全て手作業で行っていた時よりも制作も効率化されたので、多
様のマウスピースを以前よりも多くの患者さんに供給できるようになりました。そして事前
にシミュレーションを行うことができるため、もっとも効率の良い歯の動かし方で、無駄な
く、痛みや違和感も最小限に抑えることができます。
上記のような背景があり、インビザラインは矯正治療において当たり前のものとなってお
り、インビザラインによって、矯正がより気軽にできるようになりました。
さらにインビザラインが好まれる理由の一つに、自分で取り外しができるという点も挙げら
れます。ワイヤーでの治療の場合、自由に取り外しができなかったので、食事や歯磨きがし
にくいというデメリットがありました。しかし、インビザラインは状況に応じて、ご自身で
取り外しをしていただけるので、食事や歯磨きも問題なくできます。
なので、矯正中でも今まで通り美味しくお食事していただけますし、歯磨きもしやすいの
で、虫歯のなりやすさという意味ではインビザラインで改善されるといえます。
ただし、外す時間が長くなってしまうと矯正治療の期間が伸びてしまう可能性があり、ご自
身で管理していただく必要は出てきますので、ご注意ください。
ちなみにインビザラインは金属を一切使用していないので、金属アレルギーの方も問題なく
ご利用いただくことができます。

 

■当院はインビザライン「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院です


ほかの治療と同様、インビザラインにかかる治療費は決して安いものではありません。
そして長期間での治療が必要になります。なので、安心できる歯科医院で納得をした上で治
療を受けていただくことが重要だと考えます。
マウスピース矯正には7つのランクが設定されています。
当院は豊富な治療実績をもつ歯科医院のみが認定される「ダイヤモンドプロバイダー」とい
う上位クラスの認定を受けております。また当院の担当医はインビザラインの「認定医」資
格も取得しておりますので、安心して矯正治療を受けていただけます。
さらに当院ではシステムを駆使して治療前に治療後の歯並びのシミュレーションなどを無料
で実施することができるため、治療後の状態も事前にきちんと把握した上で矯正治療に臨む
ことができます。
歯科矯正の平均的な治療期間は2年〜2年半と言われています。当院ではそうした長期間のフ
ォローやケアもしっかりさせていただきます。
しかし、必ずしも全ての患者さんがインビザラインに適応するかと言われるとそうとも言い
切れないのが現実です。
ですので、患者さんお一人お一人に治療方針をご納得いただいた上で、進めていくために、
また人によってお口の中の状況や必要な治療も異なってきますので、個別でご相談も承って
います。
安心で安全な矯正治療を受けて、美しい歯並びを手に入れていただくために、お気軽に当院
にご相談ください。

 

・受け口/しゃくれの矯正治療の詳細は「受け口/しゃくれ」。

・叢生/デコボコの歯の矯正治療の詳細は「叢生/デコボコ」。

 

インビザラインについて

2021年10月15日

「マウスピース矯正とは」
みなさん歯列矯正というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
歯列矯正というと口元がギラギラして、銀色のワイヤーが目立つイメージをお持ちの方も
多いのではないでしょうか。ニコッと笑うとギラっと見える矯正装置が、とてもインパク
トがありますよね。
欧米では歯にお金をかけることこそがステータスになっているので、「矯正治療をしてい
る=裕福な家庭」とみられることが普通のようです。
あとは「矯正って痛そう!」「矯正期間が何年もかかりそう」「そんなに長い期間歯に装
置をつけた状態でいるのは抵抗がある」「歯磨きができなくて虫歯になりそう」など、ネ
ガティブなイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし近年では、歯科に「審美」を求める方が増え、歯並びの見た目を重要だと考える方
が一般的になりつつあります。

目次

■見た目が気になる方はマウスピース矯正を!
■マウスピース矯正に向いている方
■マウスピース矯正のメリット
■マウスピース矯正の「インビザライン」について
■当院は、「インビザラインダイヤモンドプロバイダー認定医院」、担当医は「インビザライ
ンの認定医」です!

■■当院からのメッセージ

■見た目が気になる方はマウスピース矯正を!


マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットと呼ばれる矯正装置を使用することなく透
明なマウスピース型の矯正装置で歯列を整えていく新しい矯正の方法になります。
歯科医院で歯型を採取し、その方専用のマウスピースを作成します。患者様の理想となる
歯並びになるまで段階ごとに新しいステージのマウスピースを作成し交換しながら少しず
つ歯を理想の位置まで動かし、歯並びを整えていく方法です。
人前に出るようなお仕事をされている方でも、人に気付かれることなく歯列矯正をするこ
とができるのがこのマウスピース矯正です。

■マウスピース矯正に向いている方


① 矯正治療中の「見た目」を重視される方
ワイヤー矯正は見ためが気になる・人前に出る仕事をしている・目立つ矯正には抵抗があ
るという方。
②スポーツや金管楽器などをされている方
スポーツ中にボールが口元にぶつかった時などに、マウスピース矯正であれば大怪我をし
なくて済みます。
サックスやフルートなどの楽器をされている方は、取り外しができるので問題ありませ
ん。
③金属アレルギーの方
マウスピース矯正は金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも安心な矯正治療で
す。
④不正歯列が軽度〜中程度な方
マウスピース矯正は、どんな場合でも適応できるわけではないので、まずは適応している
かどうかドクターに診てもらう必要があります。

■マウスピース矯正のメリット


①矯正中なのに目立たない!
装置が透明なので目立ちにくいです。
② 取り外しが可能!
食事の時には外せるのでストレスが少なくて済みますし、矯正治療中もしっかりと歯磨き
ができることで矯正中でも虫歯の予防をすることができます。また、大事な行事の時には
取り外すことができますので矯正治療開始のタイミングも気にしなくて済みます。
③ 通院回数が少なくて済みます!
ワイヤーの矯正やマウスピース矯正の種類にもよりますが、インビザライン以外のシステ
ムの場合は比較的通院回数が多くなります。通常はおよそ 2~3 週おきです。
インビザラインは基本的に 1 回(ズレが発生しても 2〜3 回)歯型を採ってまとめて作製
しお渡しします。
④痛みを感じにくい!
マウスピース矯正でも歯を動かす際に生じる違和感や多少の痛みを感じる方はいらっしゃ
いますが、基本的には歯を数 mm ずつ動かすように無理のないマウスピースの設計になっ
ていますので、装着時の痛みを相対的に感じにくいです。
④ 虫歯・歯周病のリスクが低い!
マウスピース矯正は着脱が可能なことから食事の時に外したり、歯磨きする時もしっかり
と普段通り磨くことができるので矯正中の虫歯リスクが低い矯正治療と言えます。また、
口腔内を常に清潔な状態に保てるので、ワイヤー矯正で時々できてしまう口内炎の発生も
少ないです。
⑤ 抜歯ケースでも対応可能
抜歯が必要な方の治療は難易度が高いと一般的にマウスピース矯正では言われておりま
す。
そのため経験が浅い先生に相談するとインビザラインは使用できないとマウスピース矯正
での治療を断られることがあります。
当院では抜歯が必要なケースも対応可能です。
歯並びによってはワイヤー矯正と併用するケースもございます。

■マウスピース矯正のデメリット


①適応症例が限られる
マウスピース矯正の場合どのような歯並びでも対応できるというわけではありません。不
正歯列の程度が重度であるとマウスピース矯正は選択肢から外さないといけないケースも
あります。
②自己管理によって治療効果が変わる
着脱ができるというメリットの反面、着脱ができるということは患者様ご本人が装着の規
定時間を守らなければ結果は伴いません。自己管理能力が重要になってきます。規定の時
間を守ってない場合には治療期間が長引く場合があります。
③紛失・あるいは破損する恐れがある
着脱が可能でマウスピース本体が透明なことから、紛失・破損してしまうことが時々あり
ます。
⑥ 装着中の飲食に制限がある
マウスピース装着中は、基本的には飲食ができません。ちょっとした間食の際もマウスピ
ースを外して食べることになります。また再装着の際には歯磨きをしてから装着すること
になりますので、間食がしづらいかもしれません。これまでに間食が習慣化されている方
は、これを機に食生活の改善をされてはいかがでしょうか。

 

 

■マウスピース矯正の「インビザライン」について


マウスピース矯正にはいくつかの種類があります。
その中でもインビザラインは世界でもっとも治療実績のあるシステムと言われており、米
国のアラインテクノロジー社が提供を開始した歯列矯正で、一見、矯正中と気が付かれな
い程自然な見た目が特徴です。
またインビザラインの治療実績は累計 600 万件以上に及びますので、様々な症例に対応が
できます。
中でも最大の特徴は、他のマウスピース型矯正歯科装置と比べて来院回数を大幅に短縮で
きるというところです。
通常のマウスピース型矯正歯科装置は通院の度に型取りをし、新しいマウスピースを何回
も作成しなくてはなりません。しかしインビザラインは基本的に一回歯型を採れば 3 次元
画像化システムを使うことにより、治療開始から完了に至るまでの歯の移動をコンピュー
ター画面上で画像および動画として確認することが可能なのです。患者さまの通院回数を
減らすことが実現できる矯正治療となります。

■当院は、「インビザラインダイヤモンドプロバイダー認定医院」、担当医は「インビザライ
ンの認定医」です!


当院は、インビザラインの提供元であるアラインテクノロジー社からインビザラインの症
例数を評価いただき、認定を受けております。これは、矯正歯科医院選びの一つの基準にな
ると思うので参考にして頂ければ幸いです。
インビザライン矯正を扱う歯科医院は、世界共通基準で、年間症例数により 7 つのランク
に分けられております。「インビザラインダイヤモンドプロバイダー」とはそのトップクラ
スにあたり、インビザライン矯正(マウスピース矯正)を年間 150 症例上行った医院が認
定されます。
また、当院に在籍する担当医は、インビザラインの認定医の資格を取得しておりますので、
インビザライン矯正のエキスパートによる治療が受けることが可能です。

■当院からのメッセージ


矯正治療で一番ポピュラーなのはワイヤー矯正ですが、医学の進歩とともに現在では矯正
治療中でも快適に過ごせる治療方法もどんどん出てきています。現在では、患者様のニー
ズに合わせた矯正治療の種類をご自身で選択できる時代です。
歯並びは、見た目はもちろんのこと、噛む機能としても大事です。歯並びのことで気にな
ることがありましたらぜひお気軽に二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科にご相談
ください!

マウスピースのお手入れ

2021年10月8日

インビザラインは薄くて透明に近く、矯正していることが周囲の人にわかりづらいです。

人の目を気にすることがなく歯列矯正を始められます。

接客業の方や女性に人気の矯正治療です。

今日はインビザラインの正しいお手入れ方法について注意点をご紹介いたします。

目次

■インビザラインの取り外し方法
■お手入れの重要性
■インビザラインの保管方法
■装着中の注意

 

インビザラインは、マウスピースを装着することで歯を動かし、効果を得る矯正方法のことです。可撤式装置(患者さん自身で取り外しが可能)のため、患者さんご自身での装置の管理が重要になってきます。

装着時間は1日22時間と、1日のうち大半使用することになるマウスピースはできるだけ清潔な状態のものを使いたいですよね。

マウスピース型の矯正治療を開始する前やカウンセリングを受ける前にどんなお手入れが必要か、取扱い方法を確認しておきたい方も多いと思います。

 

■インビザラインの取り外し方法


インビザラインは今までの矯正装置のイメージで、常に装置が口腔内にあることで歯磨きの際、磨きにくいということがありません。

歯を動かす力をしっかりと加えるためにぴったり合うように作られています。

そのため、すぐに取り外すことができません。

「アタッチメント」という小さな矯正装置を歯の表面につけることがあります。

アタッチメントが付いてからさらに外しにくくなります。ですが外し方にはコツがあるので、正しい手順で行うことでスムーズに取り外すことができます。

まず、左右どちらかの奥歯の内側から、指先をマウスピースに引っかけて浮かせます。

ここでのポイントが、焦らずにゆっくりと少しずつ行っていくことです。

爪を痛めないよう、慎重に指先を引っかけるようにしましょう。

片側を浮かせることができたら反対側も同じように浮かせて、そのまま前の方を外していきます。

強い力を加えたり曲げたりひねったりしないよう、注意して行ってくださいね。

マウスピースを交換したばかりだと多少痛みがあります。

2~3日すると外すのも楽になると思います。

■お手入れの重要性


インビザラインは外したら、その都度丁寧に洗浄するようにしましょう。

唾液がついたまま放置してしまうと「石灰化」してマウスピースが白くなったり、臭いの原因になります。透明で目立ちにくい矯正装置というメリットが、唾液で白く着色するとデメリットになってしまいます。

せっかくのメリットが失われるのは避けたいですよね。

洗い方は基本的に手でこすりながら水洗いします。

変形の原因となってしまうため、お湯の使用はお控えください、

こすり洗いだけでは落としきれない汚れがある際には柔らかめの歯ブラシを使用するといいでしょう。ただし、歯磨き粉はマウスピースの表面を傷つけてしまう恐れがあるので使用しないようにしましょう。

少し力を入れすぎると破損したり、変形の原因になりますので注意してください。

表面と内側と磨くことを忘れないようにしてください。

マウスピース専用の洗浄剤もあります。

使用方法は洗浄剤によって変わりますが、基本的にはぬるま湯に洗浄剤を入れて、マウスピースを浸し、水でよくすすぐだけなのでとても簡単に頑固な汚れや臭いを短時間で簡単に取り除いてくれます。

化学的に汚れを落としたい方にはおすすめしております。

インビザラインはご自身でお食事する際には外さなければいけません。

万が一はめたまま食事をしてしまい、マウスピースに汚れが付着してしまった場合には専用の洗浄剤を使用してください。

市販のものもありますが、マウスピースが白濁、変形してしまうことがあるため、専用のものを使用することをお勧めしております。

洗浄した後はよく乾燥させます。乾燥させないと装置内の細菌が増加して不潔になってしまうからです。

乾燥方法としてはケースの中にティッシュを引き、装置をその上に置いて蓋を開けたまま乾燥させるといいです。

1日に1回は必ずよく洗浄するようにしてください。できれば毎食前外すたびに洗浄すると理想的です。

 

 

■インビザラインの保管方法


お食事の際にはそのままテーブルに置くとご自身だけでなく、周囲の方の不快感につながってしまいます。

専用のケースに入れて保管し、お食事してください。

外出時は特に注意が必要です。外したら専用のケースに入れるという習慣を身につけるようにしましょう。

ケースに入れずに置いておくと、ホコリが被って不衛生になったり、誤って破損してしまったりすることがありますから注意しましょう。

マウスピースをつけていると、お口の中が乾燥しやすくなりますから、水分補給はこまめにしてお口の中を潤してくださいね。

変形しやすい素材でできているため、破損や紛失してしまった場合は再作成が必要となるケースもあります。

使い終わったマウスピースと分けて保管すること、マウスピースを外したら必ず専用のケースにしまうことが大切です。

もし破損や紛失した場合はすみやかにご連絡くださいね。

■装着中の注意


マウスピースを装着したまま飲食、喫煙はしないでください。

装着しているときは水以外は飲まないようにして、どうしても飲みたい場合にはマウスピースを外してから飲むようにしましょう。

紅茶やコーヒー、ワインなどの場合は、色のある飲み物なので必ず汚れてしまいます。

透明だからと油断してお湯を飲むことは避けてくださいね。

装着したまま高い温度の飲み物を飲むと、マウスピースにゆがみや破損が生じます。

マウスピースが装着できないというトラブルの原因になります。

飲んだあとは歯磨きやうがいを忘れずにしましょう。

マウスピースを装着した状態で無理に食べ物を噛むことによりマウスピースやアタッチメントが傷つくリスクがあります。

 

お食事の際はお手洗いへ行って外し、ゆすいだ後ケースに入れて保管しましょう。

もしティッシュにくるんで置いておき、そのまま席を外して外食先のスタッフや家庭内

でご家族にゴミと間違えられ、マウスピースを捨てられる可能性があります。

ご自身の歯並びを綺麗にするための歯列矯正ですが、周囲の方への配慮もしつつ進めることで紛失というトラブルを回避でき、ご自身だけでなく周囲の方の精神衛生も保った矯正治療が行えます。

マウスピースの衛生面にも影響してくることになりますので、清潔に保ち、綺麗な歯並びを目指して頑張りましょう。

また、マウスピースに食べかすが付いているまま装着すると虫歯やのもとになってしまったり、マウスピース自体が傷んでしまう可能性があります。

食事の後は、歯磨きをしてからマウスピースを装着すると清潔に保つことができます。

 

 

インビザラインの日々のお手入れはご自身の口腔内を清潔に保つために欠かせません。

毎日の積み重ねが治療に大きく影響を与えるので、毎日のルーティーンとしてお手入れするようにしましょう。

もっとも重要なことは自己管理が大切な治療のため治療終了まで綺麗な歯並びを目指して治療をやり遂げることです。

装着時間の厳守やお手入れを怠ると歯が動くまでに時間がかかり、その分治療期間が長引きます。

取り外し可能でいつでも簡単にお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つ事ができます。

矯正治療したいけど目立つのが困ると始められなかった方はぜひ目立ちにくい透明のマウスピース型矯正装置で一緒に綺麗な歯並びを目指しましょう。

 

マウスピース矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。

 

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