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大人・シニア・50歳以降でも歯科矯正はできるの? 歯並びの矯正治療を行える年齢について

2022年12月16日

皆さんこんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

いくつになっても美しさへのあこがれをお持ちの方は多いかと思います。きれいな歯並びについても同様でしょう。

とは言え、「ちょっと年齢も重ねたから、歯並びの矯正は無理」とあきらめている方はいらっしゃらないでしょうか?

そこで今回は、歯並びの矯正治療を行える年齢や大人になってから矯正治療を行うメリット、また治療にあたっての注意点についてご紹介します。矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■矯正治療を行える年齢
■大人になってから矯正治療を行うメリット
■矯正治療を行う前の注意点
■矯正治療中・治療後に気を付けること
■まとめ

■矯正治療を行える年齢


結論からいうと、歯の矯正治療を行う年齢に、上限はありません。何歳からでも治療を受けられます。

矯正治療には、歯と顎の骨の間にある「歯根膜」と呼ばれる組織の性質を利用します。この「歯根膜」の他、歯や歯ぐきが健康な状態の方であれば、たとえいくつになっても矯正治療は受けることができます。

 

歯の矯正治療を行える年齢に上限はない

歯の矯正治療を行える年齢に上限はない

 

■大人になってから矯正治療を行うメリット


大人になってからの矯正治療には、以下のように様々なメリットもあります。

○見た目のコンプレックスからの解放

営業や接客など仕事で人前に出る機会が多い方ほど、「歯並びが悪い」という見た目のコンプレックスに悩まれるのではないでしょうか。

矯正治療を行えば、そのコンプレックスも解消されます。そうすれば、より積極的に話したり笑顔を見せたりすることができ、自然と仕事や自分自身に対して自信が持てるでしょう。

 

○若返る

噛み合わせが悪いと、「顎に無理な力をかける」「片側だけで噛む」といったクセが起きやすくなり、その結果、顔の筋肉のバランスが悪くなります。

そうなれば、頬がたるんで見える、ほうれい線が深くなる、シワが増えるといった、いわゆる「老け顔」に近づきかねません。

矯正治療で噛み合わせを改善したことにより、顔の筋肉のバランスが整い、シワやたるみが消えたというケースもあります。

 

○口腔内環境の改善

歯並びが悪い場合、歯みがきする際でも奥歯や歯と歯の隙間などにまで歯ブラシが届かず、汚れが残りやすくなります。その結果、むし歯や歯周病を引き起こすことになりかねません。また、歯並びや噛み合わせにより常に口が開いたままになってしまうような場合も、口腔内のトラブルの元にもなります。

矯正治療により、歯ブラシなどで汚れを取り除きやすくなり、口も閉じることができます。そしてひいては、お口の健康を長く保つことに繋がるのです。

 

○しっかりとした咀嚼が行えるようになる

歯列矯正を行えば、歯並びと併せて噛み合わせも改善され、咀嚼機能も向上します。それは胃や腸といった消化器官への負担の減少、そして全身の健康につながります。

 

○滑舌が改善する

歯の隙間が空いている歯並びの場合、その隙間から空気が漏れ、サ行をはじめとする発音が聞き取りにくいケースがあります。

矯正治療を使えば、この滑舌の改善も期待できます。

 

○治療計画を立てやすい

子供が矯正治療を受ける場合だと、注意深く口腔内の変化の状態も見ながら、治療を行っていく必要があります。まだ成長過程にあるため、永久歯が生えそろわなかったり、顎が成長を続けていたりというように、歯の周辺にも様々な変化が起こるためです。

一方大人の場合であれば、歯も全て生え変わり、顎の成長も終わっています。そのため治療計画をたてやすく、実際の治療も計画通りに行いやすくなるのです。

 

大人になってからの矯正治療には様々なメリットがある

大人になってからの矯正治療には様々なメリットがある

 

■矯正治療を行う前の注意点


この様に矯正治療は大人の方にとってもメリットが多いのですが、一方で注意していただきたい点もあります。

○むし歯などの歯科治療との関係

皆さんの中には、過去の治療により差し歯や被せ物、詰め物などをされている方、また今現在むし歯や歯周病の治療中という方もいるかと思います。

矯正治療は当然、それらの事も踏まえて行っていく必要があります。そのため、状態によっては必要な治療を行った後でないと、矯正治療にはいれないという場合もあります。

 

○治療期間の長さや矯正による痛み

大人になってからの矯正は、子供に比べて時間がかかります。大人の場合、顎の骨は成長が止まり固定されています。その骨を土台として生えている歯について力をかけて動かしていくため、どうしても時間がかかってしまうのです。

治療期間中は定期的な通院も必要になりますので、それにかかる手間や体力面もご自身で判断していただく必要があります。

また、動かしづらい歯を動かす関係で、子供よりも大人の方が矯正時に痛みを感じやすい点もご留意ください。

 

■矯正治療中・治療後に気を付けること


○むし歯や歯周病に注意

矯正治療中に気を付けていただきたい事としては、何よりもむし歯や歯周病の発生が挙げられます。

ブラケット矯正の場合、矯正装置と歯の隙間などに汚れが付きやすくなる上、それらの場所は通常の歯ブラシが届きにくい場所です。そのため、以前よりもむし歯や歯周病が発生しやすくなります。むし歯や歯周病の状態がひどくなった場合には、矯正治療を一旦中断してそれらの治療を優先させる必要があり、治療計画への影響も避けられません。

そのため、通常の歯ブラシに加えて歯間ブラシ、ポイントブラシ、デンタルフロスなどを使用し、それまで以上に念入りなセルフケアが必要です。

また、最近人気のあるマウスピースを使った矯正の場合、マウスピースを取り外して従来通りの歯みがきができる為、セルフケアはしやすいと言えます。

ただし、もし歯に食べかすなどの汚れが残ったままの状態でマウスピースを装着すると、汚れや細菌が歯に密着している状態になってしまいます。また、汚れを分解する役割なども果たすだ液も歯列全体がマウスピースで覆われているため行きわたらず、むし歯や歯周病になりやすくなってしまうのです。

マウスピースを装着する際は、必ず歯みがきなどで歯の汚れを取り除いてから装着する必要があります。

 

○矯正された後の「保定」も大切

矯正治療においては、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにする「保定」も大切になります。

矯正位置まで移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より歯が動きやすい状態であり、そのまま放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうと「後戻り」を起こしてしまいます。

それを防ぐため、保定装置を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させるのが「保定」です。

一般的に保定させる期間は、矯正にかかったのと同じ期間は必要と言われています。また保定装置の種類については、まず大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分けられ、さらに「取り外し式」の中にプレートタイプとマウスピースタイプがあります。

「矯正されるまででも時間がかかるのに…」と思われるかもしれませんが、これを怠るとせっかく整った歯並びや噛み合わせがまた振り出しに戻りかねませんので、何卒ご了解ください。

 

■まとめ


今回は、矯正治療を行える年齢の事を中心にご紹介しました。

ご案内したように、矯正治療を始める年齢に上限はありません。また歯の矯正治療を行うことは、口腔内の健康を保つこと、ひいては全体的な心身の健康維持にも繋がります。

当院では、無料での個別相談やメール相談を通じて、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などについてお答えする機会を設けております。また、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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インビザライン矯正の短期治療も可能にする「光加速装置(オルソパルス/PBM)」

2022年12月9日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

近年人気が高まっているマウスピース矯正の中でも、世界シェアNo.1を誇るのが「インビザライン」です。そんなインビザラインによる矯正、効果はいつから実感できるのか気になりませんか?

今回は、矯正の効果が実感できるまでの期間や矯正を促進させる方法についてご紹介していきます。

目次

■インビザラインの効果はいつから実感できる?
■効果をより早く実感するためには?
■光加速装置を使用する方法もある
■当院のインビザラインによる矯正の特徴
■まとめ

■インビザラインの効果はいつから実感できる?


インビザラインによる矯正治療においては、マウスピースを1日20時間以上装着することで歯を少しずつ動かし、さらに約1~2週間ごとにより目標とする歯並びに近いマウスピースへと交換していくことによって、歯並びを整えていきます。

基本的に、1枚のマウスピースで歯が動く量は約0.25㎜と言われています。前述のようにマウスピースは約1~2週間で交換するので、歯が動く量は1ヶ月でおおよそ0.5~1㎜程度となります。

ただし、インビザラインによる矯正の効果が実感できるまでの期間については、矯正する歯並びの状態などによって差があります。

例えば、俗に「すきっ歯」とも呼ばれる空隙歯列の場合であれば、歯の動きがわかりやすいため、少しの移動量でもすぐに効果を実感できます。

一方、別名「乱杭歯(らんぐいば)」とも呼ばれる重度の叢生(ガタガタの歯)を矯正する場合は、効果を実感するのに時間がかかる可能性があります。

なぜなら、重度の叢生を矯正するためには、歯列全体を動かす必要があるケースが多く、その場合は奥歯である臼歯部から動かしていくからです。動きがわかりやすい前歯部は後から動かすので、矯正の効果を実感しにくいのです。

また、矯正効果の感じ方には当然個人差もありますので、同じく歯が1㎜動いた場合でも、「すぐに動いた」と感じる方もいれば、「動いていない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

この様な事も踏まえた一般論として、インビザラインの効果を実感できるのは、早ければ2ヵ月程度、遅いと半年程度かかると言われています。

ただ、これまでのワイヤー矯正と違い、透明なマウスピースを約1~2週間ごとに付け替えながら矯正していくインビザラインによる矯正であれば、矯正されていく歯の動きを患者様ご自身で把握しやすいという点については、間違いなく特徴と言えるでしょう。

 

早くて2ヵ月程度でインビザラインの効果を実感できる

早くて2ヵ月程度でインビザラインの効果を実感できる

 

■効果をより早く実感するためには?


では、インビザラインの効果をより早く実感するには、どうすればよいのでしょうか。ここからは、そのためにできることについてご紹介します。

○正しく装着し、決められた装着時間をしっかり守る

効果を早く実感するためには、まず患者様ご自身がマウスピースを正しく装着し、決められた装着時間をしっかり守ることが最も大切です。

インビザラインによる矯正治療は、取り外し可能なマウスピースを使用して行います。そのため、患者様自身マウスピースを正しく装着しなければ、その効果は十分に発揮されません。また、正しく装着したとしても、実際の装着時間が決められた時間よりも短ければ、歯が予定通りに移動することはないのです。

インビザラインのマウスピース装着時間は、一般的に1日20時間以上とされています。

 

○マウスピースの取替期間を守る

次に大切なのは、マウスピースの取替期間を守っていただくことです。

インビザラインのマウスピースは、先ほどもご紹介したように1つにつき約1~2週間程度装着して歯が動いてから、新しいものに取り替えます。これを繰り返すことで、歯を矯正していくのです。

そのため、患者様ご自身で決められた期間をしっかり守ったうえで取り替えるということを繰り返していただかないと、治療は計画通りに進みません。

歯科医師の指示に従い、マウスピースを取り替えていただくことが大切です。

 

○口腔内ケアを行ってむし歯や歯周病を予防する

インビザラインによる効果を実感するためには、口腔内ケアを行ってむし歯や歯周病を予防することも重要になります。

矯正治療中にむし歯や歯周病になってしまった場合、状態によっては矯正治療を中断しむし歯や歯周病の治療を優先せざるをえなくなります。そうなれば矯正した歯も後戻りしてしまうため、計画が延びる事は必至です。

加えて治療の結果詰め物やかぶせ物をしたり、歯列が変形したりしたとなれば、以前に製作したマウスピースが合わなくなり、改めて製作する必要が出てくるかもしれません。

インビザラインは従来の矯正装置と違い、装置を取り外してこれまで通り歯みがきをすることができます。また、マウスピース自体も、流水で洗うことで清潔にすることが可能です。

そのため口腔内の健康を保ちやすく、歯列矯正中に起こりがちなむし歯や歯周病といった歯へのリスクやトラブルを軽減できるのが大きなメリットと言えます。

だからこそそのメリットが活きるよう、矯正治療を始める前以上に口腔内ケアを心がけることがポイントです。

以上の3点を見ていただければお分かりかと思いますが、効果を早く実感するためには特別な事をしていただく必要はなく、マウスピースの装着について決められたことを守り、併せて口腔内の清潔を保っていただくことが何よりも大切になります。

 

■光加速装置を使用する方法もある


インビザラインを使った矯正においては、光加速装置「オルソパルス」を使って、治療期間を短縮させることも可能です。

光加速装置「オルソパルス」は、近赤外線の効果によって治療速度を加速させる装置です。近赤外線には、歯の移動に関係する細胞(破骨細胞や骨芽細胞)の働きを活性化させ、血流をよくする効果があります。

矯正治療は歯を支える骨の細胞の新陳代謝を利用して歯を動かしているため、それらの細胞の働きが活性化すると治療に必要な時間も短くなるのです。

具体的にはこの装置を使うことで、治療期間を通常の1/2~1/3まで短縮させることが可能になります。

また、使い方もとても簡単です。近赤外線を含む光が照射される部分を、上下の歯茎に1日1回、5分間ずつ当てるだけです。

当院でも扱っておりますので、ご興味持たれた方はぜひご相談ください。

 

光加速装置「オルソパルス」で治療期間を短縮

光加速装置「オルソパルス」で治療期間を短縮

 

■当院のインビザラインによる矯正の特徴


○「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院・インビザライン「認定医」在籍

インビザラインによる歯列矯正システムを開発・提供している米国アライン・テクノロジー社では、年間の治療実績などによってインビザラインを提供している歯科医院を7つにランク付けしています。

当院では上位クラスに当たる「ダイヤモンドプロバイダー」認定を受けています。このダイヤモンド認定は、豊富な治療実績を持つ医院のみが認定されるものです。

また当院の担当医は、インビザライン矯正のエキスパートであることを証明する資格であるインビザラインの「認定医」資格も取得していますので、安心してインビザラインによる矯正を受けて頂けます。

 

○「iTero(アイテロ)」システムで事前に治療後の歯並びも確認できて型取りも不要

当院ではインビザラインの矯正治療において、「iTero(アイテロ)」システムを導入しています。

これにより、治療後の歯並びをシミュレーションして、治療前に知ることができます。シミュレーションに費用は一切かかりませんのでご安心ください。

また、マウスピースの制作に必要な歯型の採取も、今まではシリコンの入った大きなトレーを口に入れて行う必要がありました。iTeroシステムなら、3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで素早く歯型が採取できるため、苦しい型取りは一切不要になります。

 

iTeroで治療後の歯並びを治療前に知れる

iTeroで治療後の歯並びを治療前に知れる

 

■まとめ


今回は、インビザラインによる矯正の効果が出るまでの期間、またより早く効果を実感するために必要な事についてご紹介しました。

インビザラインのマウスピースを使った矯正は、矯正装置を自由に取り外すことが可能なため口腔内の清潔を保ちやすいうえ、透明なので審美面でも優れているといった、大きなメリットを持っています。

ただし一方で、そうであるがゆえに、治療が計画通りに進むかは患者様ご自身によるところも大きくなります。

当院では個別の無料相談の他、検査診断も無料で行っております。患者様に判断し納得していただいた上で、インビザラインによる矯正を始めていただきたいと考えているからです。インビザラインによる矯正が気になった方は、お気軽に私たちにご相談ください。

 

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マウスピース矯正/インビザライン矯正は痛いの?痛みの原因/痛み緩和軽減について

2022年12月2日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

マウスピースによる矯正の問題でよく聞くのが、「痛み」についてです。今回はマウスピース矯正によって起きる痛みの種類と対策について案内します。 

目次

■マウスピース矯正治療における痛みの原因
■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには
■当院の痛みの少ない治療方法について
■まとめ

■マウスピース矯正治療における痛みの原因


○歯が動く痛み

歯は骨に埋まっているため、少しの圧力であれば全く動きません。ですが、矯正アイテムを活用し圧迫し続けますと、歯は徐々に動きます。 

歯を圧迫し続けると、その周りの歯根膜はそれに対抗します。その時に細胞の働きで押し付けられた側の骨が溶けて、その反対側に骨が作られます。これを応用する形で歯並びを美しくします。 

こういった形で圧迫し続けると、歯は移動する時に痛みなどを覚えます。 

矯正をはじめた直後は、引っ張られる感覚を覚え、そして次に痛みを感じると言われています。当然痛みはどんどん軽減していき、およそ1週間くらいでおさまることが多いです。 

ちなみにマウスピース1つでの歯の移動距離は0.25mmだとされており、0.25mmというのは歯と骨の間にある歯根膜の厚みになります。これからも分かるように、一気に動かすのではなく、少しずつ歯を移動させるので、従来のワイヤーによる矯正方法と比較して痛みは優しいと言えます。 

 

○アタッチメントがあたる痛み

アタッチメントは人間の歯と似た色で作られていて、治療が終わると取り除かれます。アタッチメントは歯にかかる力を調節出来ますし、効果的な歯の移動を可能にします。個人個人それぞれ用いることになるアタッチメントの量や形などは千差万別です。 

アタッチメントがもたらす違和感はそれほど心配する必要はないと思われ、特にマウスピースをつけている時にはほとんど気にならないでしょう。 

ただアタッチメントの中に出っ張っている部分がありますが、それが口の中に傷をつけ、口内炎などを引き起こす可能性もあります。他には、マウスピースの取り外し時に、出っ張りが当たり痛みを覚えるケースもあります。 

 

○噛んだり、上下の歯がぶつかった時の痛み

矯正をしている間は、歯に力がかかり続けています。それらの歯は敏感な状態なので、例えば、硬いものを噛んだ時などに違和感を覚えるかもしれません。 

しかし、こういった痛みも徐々に緩和していきます。食べ物を食べる際に痛みなどが続くようであれば、硬い食べ物を避けるなど工夫するのも良いでしょう。 

 

○マウスピースが歯茎や舌に当たる痛み

マウスピースが歯茎や舌に当たっていると、傷ができたり、痛みが襲ってくる可能性もあります。 

 

○ゴムをかけたことによる痛み

マウスピースによる矯正の1種、インビザライン。ゴムを使って歯を引っ張り、その力を使って歯を移動させるという手段をとることもあります。 

ですから、引っ張る力などが原因で痛みが生まれることも考えられます。(通常は数日程度)自己判断で勝手に治療を中止するのではなく、状況を担当の医師に相談してアドバイスを仰ぎたいです。 

 

○久しぶりにマウスピースをつけた時の痛み

長い間マウスピースを装着しないと、後戻り現象が発生することがあるため、久しぶりに装着した場合、痛みが出るかもしれません。 

 

マウスピース矯正治療は痛みを伴うことがある

マウスピース矯正治療は痛みを伴うことがある

 

■マウスピース矯正中の痛みを和らげるには


マウスピースを使った矯正での痛みは患者様次第ですが、かなりの痛みが生じることはありませんし、3日以内には違和感も感じなくなるでしょう。 

○歯が動く痛みの対処

マウスピースによる矯正は、そもそも柔らかめの材質で作られており、口の中で当たったとしても痛みは小さくて、口内炎のリスクも低いです。ですから、痛みが発生したとしても、それは歯が移動するときに生じる痛みとなります。 

歯が移動するときの痛み対策には、氷を使って冷やすという方法もあります。様々な方法で痛み対策をしようとするかもしれませんが、歯が動いているというのは治療においては良いことなので、それを妨げることはすべきではありません。 

 

○アタッチメントが当たって痛いときの対処法

アタッチメントによる痛みは「矯正用ワックス」を使い、対処可能なケースも多いです。アタッチメントには凸凹の部分があるのですが、ワックスで覆うという方法です。これに関しても医師にアドバイスをもらいましょう。 

 

○噛む時の痛みと対処法

できるだけ柔らかい食べ物を選び、硬い食べ物は極力避けたり、柔らかくしてから食すのがベストです。 

 

○器具を調整してもらう

マウスピース矯正の場合は、通常は耐えきれないような痛みは出ません。しかしどうしても痛い…という場合には相談してみてください。器具を調整してもらうと楽になることも。 マウスピースが口の中の様々な部位に当たってしまい痛みが出てくるケースもあります。そんな時にも医師に相談をして、削るなどの必要な対策を施してもらいましょう。 

 

○後戻りに関する痛みへの対応

想像以上の痛みを覚えた際やマウスピースの浮きが多いと感じた際には、一旦使用をやめて医師に相談しましょう。
※歯の後戻り防止目的の場合は異なる 

 

■当院の痛みの少ない治療方法について


当院の「ライトフォース理論」と「光加速装置」を活用した矯正であれば、痛みを抑えた治療が期待できます。 

 

ライトフォース理論・光加速装置で痛みを抑える

ライトフォース理論・光加速装置で痛みを抑える

 

○痛みを和らげる「ライトフォース理論」

ライトフォースは、直訳すると「弱い力」です。歯を圧迫する力をその名の通り弱くし、結果的に痛みの軽減に繋げるというものです。一般的な方法と比較すると、最大5分の1程度の力になると言われています。 

力を弱くすると効果があるのか…と心配かもしれませんが、そうは言い切れません。骨代謝の繰り返しで歯は移動しますが、圧力が強いと周りが圧迫されすぎて血行が悪化し、歯の移動が期待しにくくなります。 

ライトフォース理論を用いた矯正であれば、歯の移動速度を心配する必要もありませんから、安心してください。 

 

○光加速装置(オルソパルス):痛みを軽減し、治療期間を短縮

治療による効果をより向上させたい場合には、「光加速装置(オルソパルス)」がおすすめです。これは赤外線を照射し、歯の周りの細胞を活性化させるものです。歯の移動速度を速めるだけでなく、痛みに対する効果もあります。 

 

光加速装置は痛みを軽減・治療期間を短縮

光加速装置は痛みを軽減・治療期間を短縮

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
痛みは人それぞれですが、マウスピース矯正で想定されるものは上述した通りです。事前に知っておくことで少しでも不安を解消出来たらいいですよね。 

 

ご紹介したとおり、当院では痛みの少ない治療を行うこともできます。気になる方は、ぜひ一度無料矯正相談にお越しください! 

 

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スポーツや楽器を吹いても大丈夫?スキューバダイビングは? インビザライン矯正中の趣味について

2022年11月25日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザラインによる歯の矯正をお考えの皆さんの中には、スポーツや吹奏楽器の演奏といった趣味をお持ちの方も多い事でしょう。「矯正中にスポーツをすると、悪影響にならないかしら?」、「矯正用のマウスピースをしたまま演奏しても大丈夫?」と、矯正中の活動が気になる方もいるかもしれませんね

そこで今回は、インビザラインによる矯正治療中の趣味の活動について、ご紹介していきます。ぜひ参考になさってください。

目次

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?
■スポーツ用マウスガードとの違い
■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意
■スポーツと歯並びの関係
■スキューバダイビングとインビザライン矯正
■ジム通いとインビザライン矯正
■楽器演奏とインビザライン矯正
■まとめ

■インビザラインの矯正中にスポーツをしても大丈夫?


早速「インビザラインの矯正中でもスポーツして大丈夫か?」という疑問についてお答えすると、結論として「スポーツの種類による」ということになります。

インビザラインの様なマウスピース型の矯正装置であれば、金属製のブラケットとワイヤーを用いる従来の矯正装置に比べて、口の中を傷つけるリスクは少ないと言えます。そのため、多くのスポーツでは、矯正治療中もこれまで通り楽しんでいただいて、問題ありません。

ただし、アメフトやラグビー、ボクシングなど体同士が激しくぶつかり合うようなスポーツや、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどボールが顔に当たる可能性のあるスポーツ場合、口元に衝撃が加わるとマウスピースが破損する可能性があります。心配な方は、取り外したうえでプレーされることをお勧めします。

 

心配な方はインビザラインを取り外して運動する

心配な方はインビザラインを取り外して運動する

 

■スポーツ用マウスガードとの違い


スポーツでマウスピースと聞くと、ボクシングなどで使われるマウスピースを思い出す方もいるでしょう。インビザラインのマウスピースにもスポーツをする際のプラス効果を期待されるかもしれませんが、その効果は基本的にありません。

「スポーツマウスガード」とも呼ばれるスポーツ用のマウスピースは、衝撃から歯や口を守ったり、瞬発力を発揮する際に噛みしめたりすることが目的です。そのため比較的厚めで、丈夫に出来ています。

一方、インビザラインのマウスピースは矯正装置が目立ちにくいものとなるよう、半透明の薄いプラスチックでできています。そのため、衝撃や強い噛みしめに耐えきれず、変形・ひび割れ・破損等のトラブルが生じる可能性があります。

インビザラインのマウスピースを装着しながらスポーツすること自体は問題ありませんが、スポーツマウスガードの代用とはならない事をご承知おきください。

 

■インビザラインを装着してのスポーツでは補給する飲み物に注意


インビザラインの矯正装置を付けてスポーツする際には、もう1点注意していただきたいことがあります。それは、水分補給のための飲み物についてです。

体を動かす際には、スポーツ飲料を飲むという方も多いかと思います。ただ、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれているため、マウスピースを装着したまま飲むとむし歯のリスクを高めることになってしまいます。

マウスピースを装着ながら飲む場合は、極力水を飲むようにしてください。もし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して飲むようにし、運動後は歯磨きをしっかりと行うようにしましょう。

 

■スポーツと歯並びの関係


スポーツと歯並びには、実は大きな関係性があります。

スポーツにおいては瞬発力、反発力などが勝敗を左右します。その際、重要になるのが歯の噛み合わせです。噛み合わせがズレていると、力を発揮するために食いしばることができません。このため一瞬の力を十分に発揮できず、パフォーマンスに悪影響が出てしまうのです。

また、歯並びが悪いと、あごについている噛みしめる筋肉のバランスが崩れます。それは、あごの関節の近くにあって、体の平衡感覚を保つために重要な役割を果たす「三半規管」にまで作用し、身体全体のバランスの崩れや顎関節症、肩こり、頭痛を引き起こす要因になります。

スポーツにおけるさらなるパフォーマンスの向上を目指したい方は、一度自分の歯並びも見直してみてください。

 

噛み合わせがズレていると一瞬の力を十分に発揮できない

噛み合わせがズレていると一瞬の力を十分に発揮できない

 

■スキューバダイビングとインビザライン矯正


皆さんの中には、スキューバダイビングが趣味という方もいらっしゃるでしょう。ダイビングをする際には、レギュレータとつながるマウスピースを噛む必要がありますから、気になるかと思います。

ダイビングに関しても、口がしっかりと開け、レギュレータのマウスピースを噛むことができれば、矯正治療中に行って問題ありません。ただし、「レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか」「噛んだ際に痛みがないか」などについては、十分気をつけてください。レギュレータのマウスピースには様々な種類がありますので、できるだけ無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締められるものを選びましょう。

また、レギュレータを強く噛みがちな方は、それによりインビザラインのマウスピースを破損するおそれもあります。矯正治療中に初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認してください。不安があれば、インストラクターやダイビングショップ等へ相談されることをおすすめします。

そこまで聞くと、マウスピースを外しての潜水をお考えになるかもしれません。しかし、インビザラインを使って矯正治療をスムーズに進めるためには、1 日 22 時間以上の装着が必要とされています。食事中などその他の取り外し時間を考えると、レジャーやトレーニングの際には矯正装置は装着していることが理想です。

 

■ジム通いとインビザライン矯正


ご自身の健康や体づくりのためのジム通いや日々のトレーニングと、矯正治療への関係はどうでしょうか。

こちらも、基本的には従来通り行っていただいて問題ありません。ただし、ウェイトトレーニングなど歯を食いしばって行っている場合、マウスピースが破損する恐れがあります。

また、そもそも歯を食いしばること自体、矯正治療にとってあまり良い事ではありません。気になる方は担当医にご相談ください。

 

■楽器演奏とインビザライン矯正


楽器の中でもトランペットやサックスといった吹奏楽器は、その名の通り口から息を吹いて音を奏でます。

矯正装置を付けながらでも、吹奏楽器の演奏は可能です。

従来のブラケットとワイヤーを使った矯正装置だと、演奏の際に口腔内や唇がブラケットやワイヤーに当たって痛みを感じるという事がありました。マウスピースを使ったインビザライン矯正であればその心配はありません。

ただ、口腔内の状況が前とは異なる上、矯正治療が進むにつれてその状況も少しずつ変化していくため、練習等でそれに対応していただく必要があります。そのため、治療計画については、大きな大会や発表会といったイベントスケジュールも考慮する必要があります。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

 

矯正装置を付けながらでも吹奏楽器の演奏は可能

矯正装置を付けながらでも吹奏楽器の演奏は可能

 

■まとめ


今回はインビザラインによる矯正治療中の趣味の活動についてお伝えしました。いくつかの注意点を考慮していただければ、矯正治療中であっても従来通り趣味を楽しんでいただけます。また、矯正治療によって歯並びや噛み合わせを整えることは、スポーツや吹奏楽器の演奏にとってもいい影響をもたらします。

「趣味を楽しみながら矯正治療もしたい!」とお考えの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

 

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インビザライン矯正のゴムかけとは(エラスティック)?~目的や方法について~

2022年11月18日

こんにちは、マウスピース矯正専門の、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

インビザラインによる矯正では、「ゴムかけ」という治療の段階で上と下の歯にゴムをとりつけて噛み合わせをより良くするケースもあります。ゴムかけは、矯正の仕上がりが良くなる重要な治療の工程です。 

今回はそのインビザラインのゴムかけに関して詳しくご紹介します! 

目次

■インビザラインのゴムかけとは?
■ゴムかけの効果
■インビザラインの主なゴムかけの種類
■ゴムかけの方法と注意点
■さぼるとどうなる?
■ゴムかけで起きやすいトラブル
■まとめ

■インビザラインのゴムかけとは?


インビザライン治療における重要な措置にゴムかけがあります。ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わってきます。ちなみにゴムは「エラスティック」とも呼ばれています。 

 

ゴムかけをする段階に至ると、歯とマウスピースに突起装置をつけます。突起はマウスピースの上下に複数箇所存在しています。口を開けた際に目立つところは目立ちにくい透明の突起で、奥歯の方は金属製を使用するケースもあります。金属製は外れにくいのが特徴です。 

エラスティックには医療で用いられるゴムが使用されています。輪の状態になっており、大きさの違った種類が複数あり、輪のサイズが小さくなればなるほど、矯正する力は強力化します。歯を動かす距離や矯正する力の強さを考えて、どのゴムを使うかを決めます。ちなみに、エラスティックはマウスピースに付けている突起ボタンに取りつけます。 

 

かけ始めるタイミングは患者様によって異なります。ですからインビザライン矯正を開始してすぐ使い始めることもあれば、少し経って効果がみられてから使い始めたりすることもあります。しかし一般的には、ある程度歯並びが整ってくる段階から後半にかけて行われることが多いです。 

担当の医師から「ゴムかけをはじめましょう」と言われるので、指示に従ってください。 

 

ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わる

ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わる

 

■ゴムかけの効果


○歯の移動を助ける

ゴムかけをすれば、歯が動くのを助けてくれます。マウスピースのみで歯を移動させるよりもスピーディーに歯並びが良化します。ゴムかけの時期は、歯並びのガタガタが整ってきた時期が多くて、噛み合わせの調整を行う頃にスタートするケースが多いです。 

 

○噛み合わせを整える

ゴムを上と下のマウスピースの突起に取りつけて引っ張り合って、噛み合わせや左右にずれた噛み合わせのバランスを整えます。ゴムを取り付ける突起の場所次第でかかる力の方向が変わり、様々な症例の矯正をサポートします。 

 

○望ましくない歯の移動を予防する

顎間ゴムには、望ましくない歯の移動を予防する役割もあります。 

例えば、出っ歯の治療では、歯を抜いて前歯をそのスペースに移動させる手法が頻繁に用いられます。ですが、奥歯が前の方に移動して、前歯を収めるべきスペースが狭くなってしまうことも。そこで、奥歯の望ましくない移動を予防するために顎間ゴムを補助として活用します。 

 

■インビザラインの主なゴムかけの種類


ゴムの取り付け方によって効果が違ってきます。インビザライン矯正においては、下記のようなゴムのかけ方があります。 

○Ⅱ級ゴム

Ⅱ級ゴムは、出っ歯の矯正に使用します。 

上の歯を後方へ、下の奥歯を前に移動するので、上顎の前から3番目と、下顎の前から6番目にかけるケースが多いです。 

 

○Ⅲ級ゴム

Ⅲ級ゴムは、受け口の矯正に使用します。 

上の歯を前へ、下の奥歯を後ろに移動するので、上顎の前から6番目の歯と、下顎の前から3番目の歯にかけることが多いです。 

 

○垂直ゴム

垂直ゴムは、開咬の良化に向け使います。開咬とは、噛み合わせた際に上と下の前歯が大きく開いてしまっているものです。 

縦方向に引っ張り合うように、上と下の歯に垂直に取り付けます。 

 

○交叉ゴム

交叉ゴムは、交叉咬合の矯正の際に使います。交叉咬合は噛んだときに歯並びの途中で上下の噛み合わせが左右にずれてしまう状況のこと。 

上下の同じ歯に噛み合わせをまたぐように表側と裏側にかける必要があり、奥歯の場合は難易度が高いケースもあります。 

 

■ゴムのかけ方と注意点


ゴムかけは、インビザラインに限らずすべての歯列矯正法で行える手法です。 

歯並びや患者様の治療のレベル次第で、ゴムかけをしないまま矯正が終わるケースもあります。 

 

インビザラインのゴムかけは自ら行うことになります。 

正しくゴムをかけられないと、治療期間が延びたり最初のシミュレーション通りの効果が出なくなることもあるでしょう。 

慣れない段階では時間がかかったり、ゴムをつけているので話がしにくい…などの不自由さを覚えるケースもありますが、徐々に慣れてくるでしょう。 

○1日20時間以上つける

ゴムの装着時間も大切です。通常はマウスピースの装着時間と同じくらいの1日20時間以上はしっかりとつけなくてはなりません。食べ物を食べる際・歯磨き中は除きますが、それ以外の際は、マウスピースをつけて、尚且つゴムもかけましょう。 

 

○ゴムは毎日取り替える

エラスティックは毎日、新しいものと取り替えます。衛生面以外にも、ゴムの伸縮性が弱くなるとゴムかけの効果が減少してしまうので必ず取り替えるのを忘れないようにしましょう。左右どちらかのゴムが切れた際は、両方新しいゴムに交換します。 

 

○外出時も必ずゴムとホルダーを忘れずに

外出する際は、マウスピースのケースと共にゴムとエラスティックホルダーも携帯しましょう。もし、外でゴムが切れた際には、即新しいものに付け替えます。 

 

■さぼるとどうなる?


ゴムかけが面倒、目立つので見られたくない、忘れてしまう…といった理由でさぼってしまうケースもあるはず。そういったことが続いてくると様々なデメリットが出てきます。 

  • 計画通りに治療が進まない
    長期間かけていなかったり、さぼってしまったり、自分の判断で時間を調整すると、治療に必要な期間が長くなり、仕上がりも悪くなるリスクもあります。 
  • 後戻りする可能性がある
    矯正治療によって動かした歯は、治療前の歯並びに戻る「後戻り」をすると言われています。長期間さぼってしまうと元の歯並びに戻ってしまうので、医師から指示されたようにつけましょう。 

 

■ゴムかけで起きやすいトラブル


○ゴムがかけられない!

顎間ゴムに慣れない頃はゴムをかけるのもとても大変です!奥歯になればなるほど、難易度は上がっていきます。 

何回トライしてもゴムがかけられない場合はそのままにせず歯科医師に相談しましょう。また、ゴムかけをする専用スティックやピンセットを使うのもおすすめです。 

はじめは鏡をみながらコツをつかむまで何度も繰り返してみて下さい。当院でもゴムかけの方法などのアドバイスをしっかりと行っているため、気軽にご相談下さい。 

 

○痛みが出てきた!

ゴムかけをすると多大な力が歯にのしかかり、ゴムかけを開始した頃は痛みを覚えるケースもあります。 

痛みがあるという理由で即ゴムを外すことはしないでください。(例外アリ)我慢できない痛みの場合は歯科医師に相談しましょう。痛みは2日〜3日ほどで慣れてしまうことがほとんどです。 

 

○ゴムが切れてしまった!

ゴムが切れるケースもたくさんあります。ゴムかけに使用するゴムは1日を基本に新品に交換してください。劣化してしまったゴムだと引っ張る力が弱くなったり、切れてしまう原因にも。 

また、ゴムが切れた時も、新しいゴムにすぐ交換できるようにゴムは常に複数持ち歩くようにして下さい。 

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか? 

 

ゴムかけを開始した当初は、歯を動かすときの痛み、話しにくさなどがつらいと感じるかもしれません。ただ、ほとんどの場合1~2週間で慣れてくることが多いです。

 

まずは3日間使い続け、習慣をつけるようにしましょう。慣れてくるとキツさもマシになり、楽に感じるようになります。ただ、痛みが酷くなる、顎まで痛くなってきたなど…症状がひどくなるようでしたら、我慢せずにすぐに歯科医院にご連絡してください 

当院では矯正相談を無料で受け付けております。治療について不安なこと、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください! 

 

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横顔の美しさ(Eライン/スマイルライン)と歯列矯正の関係~口ゴボ改善

2022年11月11日

当院には、横顔を綺麗にされたいという患者様もよくご来院されます。「横顔に自信がない…「もっと口元を下げたい」「顎の突出感が気になる」など、横顔に関しても様々なお悩みがありますが、これらを改善するクリニックとしては、歯科医院より美容クリニックを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

たしかに美容クリニックでも、このようなお悩みへのアプローチは可能です。ただし、美容クリニックでは多くの場合、顎の骨を削り骨格を整形するという手術を施します。

一方、中にはこのような手術をしなくても、歯列矯正で、フェイスラインを根本的に整える事が可能な場合もあります。

今回は横顔の美しさと歯列矯正治療に関してご紹介します。

目次

■横顔の美しさが重要な2つの理由
■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び
■歯列矯正による横顔改善
■歯列矯正の方法
■まとめ

■横顔の美しさが重要な2つの理由


正面から見た顔の美しさについてはよく着目されますが、横顔の美しさに言及する方はそれほど多くはありません。しかし、次の理由から、横顔の美しさも大切であると言えるのです。

○フェイスラインが印象を決定づける

フェイスラインとは、あごからこめかみ、そして髪の生え際までぐるりと一周したライン、つまり顔の輪郭のことです。正面・横顔問わずこのフェイスラインがシャープで整っていると、若く美しい印象を相手に与えます。また、顔も小さく見えるので、全身のバランスが整って見えるのです。

反対に、フェイスラインがゆるんだり、歪んだりしていると、顔全体がぼんやりとした印象になって、年齢以上に老けて見られることが多くなります。さらに顔が大きく見えることから、全身のバランスも悪く見えてしまいます。

このように、フェイスラインは顔だけでなく、全身の美しさにも影響を与える重要な要素と言えます。

 

○横顔のフェイスラインは人からよく見られる

フェイスラインと聞くと、多くの方は正面から見た場合のフェイスラインをイメージされるかもしれません。しかし、フェイスラインを整えるにあたっては、正面からのものを整えただけでは不十分と言えます。なぜなら、他の人が通常多く目にするのは、正面よりも横顔、つまり横から見たフェイスラインだからです。

自分ではわかりにくいですが、横顔のフェイスラインは他人にチェックされやすいことを理解しそれを整えることで、他人から見た美しさの印象もまた変わってくるのです。

 

■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び


ではどうすればフェイスラインの整った横顔美人となるのでしょうか。その目安の一つに「エステティックライン」があります。

このラインは、横顔において鼻先と顎先を直線で結んだ線のことをいいます。アメリカの矯正歯科医であるロバート・リケッツ氏により提唱され、横顔の美しさを表す指標として、歯科などの分野で用いられています。

一般的に、唇がエステティックラインからはみ出していなければ美しい横顔だとされており、歯列を矯正することで、このラインの関係性が改善する可能性があるのです。

例えば出っ歯の方の場合、上唇の先端がエステティックラインよりも前に出ていることが多く、口元が前に突き出て見えてしまいます。このようなケースでは、歯列矯正により唇側に傾斜していた前歯を後方に引き戻すことで、口元の突出感が解消される場合が多いです。また、前歯が正しい位置に戻ることで唇も閉じやすくなり、横顔の引き締め効果も期待できるのです。

下顎が前方へ突出し噛み合わせが逆になっている状態の受け口の場合においても、歯列矯正により下顎の突出を抑え、理想的なエステティックラインに近づけることが出来ます。

ただし、噛み合わせや歯並びの状態によっては、必ずしもラインの改善に効果があるわけではないため注意が必要です。また、ラインが崩れる原因としては、歯並びや顎の状態によるものだけでなく、鼻の高さや顔の骨格自体がその原因となっている場合もあります。

 

Eラインとは横顔において鼻先と顎先を直線で結んだ線

Eラインとは横顔において鼻先と顎先を直線で結んだ線

 

■歯列矯正による横顔改善


歯列矯正と言いますと、「きれいな歯並びを得る治療」「噛み合わせを矯正する治療」ですが、副次的効果に「顔のバランス」を整える、「口元の美しさ」を得られるケースもあるでしょう。

矯正治療をしますと、フェイスラインも絶対に綺麗になるというものではありませんが、次からあげるように歯並びが大きく崩れている方が治療をすると、フェイスラインもシャープになるケースも見られます。

  • 出っ歯
    上顎の前歯が下顎の歯に比べて前にかなり出ている状態の歯並びです。
  • 受け口
    下顎が上顎に比べて前に出ている歯並びです。
  • 上下顎前突
    上と下両方の歯が前に突出している歯並びのことです。最近では「口ゴボ」とも言われており、この不正咬合はラインを大きく乱します。
  • 歯の凹凸
    歯が様々な角度で生えて、凹凸になっている歯並びです。
  • 噛み合わせが浅い
    奥歯は噛んでいるが、前歯が噛んでいない歯並びです。

など

■歯列矯正の方法


歯列矯正には、複数の方法があります。

○ブラケットとワイヤーによる歯列矯正

それぞれの歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付けたうえで、そこにワイヤーを通して歯を動かすタイプの矯正方法です。

従来の歯の表側に取り付ける方法に加え、最近では歯の裏側に装着する「裏側矯正」と呼ばれる矯正方法も広まっています。この方法は矯正の中では最も目立ちにくく、他人から装置が見えないため、矯正していることを知られたくないという方にお勧めです。

 

○マウスピースによる歯列矯正

マウスピースを交換しながら一定期間装着し続けることで、歯を矯正する方法です。当院では、世界でナンバーワンのシェアを誇る「インビザライン」と呼ばれる透明なマウスピース型の矯正装置を利用しています

「装置が目立ちにくい」、「取り外しが可能で、食べ物の制限がない」、「装置の洗浄も簡単に行うことができる」というメリットがあります。ただし反面、装置を装着する判断は患者様に一任されるため、装置を付ける時間が短かったりつけない期間があったりした場合は、矯正が進まず治療期間が長くなってしまうというデメリットも存在します。

 

歯列矯正の方法にはブラケットとワイヤー・マウスピースがある

歯列矯正の方法にはブラケットとワイヤー・マウスピースがある

 

■まとめ


いかがでしたか?横顔の美しさは、自信につながり、他人からの印象も変化します。当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお答えする機会を設けております。

どんな事でも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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インビザライン矯正の失敗例(顎関節症になった/歯茎が下がった)から学ぶ!原因と対処方法

2022年11月4日

あまり目立たずに治療ができるマウスピース矯正。そんな中でもインビザラインは特に注目されています。ですがお求めやすい価格というわけではありませんし、そして長い期間を必要とするものなので、成功させたいですよね。 

そのためにもここでは、インビザライン治療における失敗の原因や具体的な例などを紹介し、どうすべきなのかという対処方法も伝授していきます。 

今矯正治療をしている患者様以外にも、今後検討している方もチェックしてみてください。 

目次

■インビザラインの失敗例
■インビザラインが失敗する6つの原因
■インビザラインの成功の秘訣
■まとめ

■インビザラインの失敗例


インビザライン治療において、よくみられる失敗例を3つ案内します。 

○噛み合わせのバランスが悪くなった

歯並びの美しさだけを希望すると、噛み合わせが崩壊することもあるでしょう。噛み合わせが悪くなる原因は様々あり、マウスピースをつけることによってその厚みの分だけ奥歯が当たる!というのも理由のひとつです。この治療は、毎日20時間以上マウスピースを装着しますので、どうしても奥歯に力が加わり、結果として奥歯が沈み込み、噛み合わせが悪化するわけです。 

 

○顎関節症になった

噛み合わせが良くなくて顎に圧力がたくさんかかると、顎関節症になることもあるでしょう。顎関節症の症状も多岐に渡りますが、口を開けるのがきつい、口を開けようとすると音が鳴る、などが代表的な症状です。顎関節症による弊害は他にもあり、口の中や顎周辺だけでなくその他の部位に及ぶこともあります。 

 

○歯茎が下がってしまった

矯正を行い歯が引っ張られると、歯茎も動きます。ですので、歯茎が下がり歯の長さが伸びた…と感じるかもしれません。医師の指示通りマウスピースを用いない場合や、その他、矯正治療において必要以上の大きな力がかかると様々なトラブルになることがあります。ですからきちんとした歯科選びも重要です。 

 

■インビザラインが失敗する6つの原因


インビザライン治療が失敗する原因は主に6つあります。 

○虫歯や歯周病がある

虫歯、歯周病のような疾患があると、途中で歯型が変わる可能性もあり、せっかく作ったマウスピースが適合しなくなるでしょう。そんなマウスピースで矯正をしていると逆効果になりかねませんし、時間の無駄でもあります。例えば矯正をしているうちに虫歯などが進行すると矯正治療を一旦中止し、疾患の治療に移ることもあり得ます。 

インビザライン治療ならば気軽にマウスピースの取り外しが可能なので、歯磨きの際にきちんと磨いて虫歯の予防も出来ます。症状の進行を予防したり、疾患そのものを防ぐためにも歯科医院での定期検診などは必須です。 

虫歯や歯周病があると、インビザラインが失敗しやすくなることは覚えておいてください。 

 

○口腔内を清潔に保てていない

口の中の状態が悪いと、失敗する可能性も高まります。 

マウスピースをしていると、どれだけ気を遣っていても乾燥予防や細菌の繁殖予防、そしてそれ以外の疾患の予防が難しくなります。唾液が正常に働かないと、意外なことに口内環境が悪くなりやすくなります。ケアをきちんと行い、口の中の状態を清潔に維持して、矯正治療を適切な形で続けられるようにしたいです。 

 

○インビザライン治療に適さない症例である

かなり注目されているインビザライン治療ですが、全ての症例に適合していません。 

そういった場合、ワイヤー治療を検討したり、場合によってはインビザラインとブラケット矯正を併用して…成功の可能性を高めましょう。

 

○装着時間の不足

インビザライン治療をするには、日々20時間を超えるマウスピースの装着が不可欠です。これだけの時間装着すると、期待通り歯に圧力がかかり、当初の計画のように歯が移動していきます。 

もしこの時間が足りなければ、想定していたように歯が移動せず、治療に時間がかかるでしょうし、望んでいたような歯並びにならないかもしれません。食べ物を食べる際と歯磨きをする際は別ですが、それ以外は仕事中や睡眠中も含めマウスピースを装着し続けてください。 

そしてチューイと呼ばれるアイテムもあり、これを10分以上きちんと噛めば血行も良化し、アライナーのフィット感もより良くなります。成功させるためには装着する時間を厳守し、またチューイを必ず噛むということも覚えておきましょう。 

 

○マウスピースの交換時期を守らない

インビザライン治療で良い結果を出すためには、計画通りにどんどん新たなマウスピースに交換することが重要です。治療をしていくと徐々に歯が移動するので、その時その時によって適切なマウスピースが異なるのです。交換するタイミングは担当の医師が指定するため、これも厳守してください。 

 

○自己管理の甘さ

インビザライン治療の技術力が優れていても、装着する時間など、結局は自分自身の意識に左右されます。装着忘れが増えると計画通りに進行出来ませんし、面倒でも毎日定められた時間付け続けるようにしましょう。 

 

■インビザラインの成功の秘訣


○実績・経験・技術のある歯科医師を選ぶ

『インビザライン』は矯正に関する知識を持っている歯科医師が扱える矯正方法であって、全体的な矯正・部分矯正の両方可能です。マウスピースを外部へ注文するのでデジタルに頼る部分が大きく感じますが、実際に治療計画や治療方針を立てるのは歯科医師です。 

インビザライン矯正の治療で歯科医師が判断すべきことはたくさんあり、根拠を持ってその判断ができているかが治療の成否を決めます。 

 

インビザラインを用いた矯正ができるという資格的な安心感ではなく、この先生だったら大丈夫!と信頼できる医師を見つけることが重要でしょう。 

歯科医師に訊ねたい事項は次の通りです。

  • 全体的な矯正か部分矯正のどちらか
  • 歯が移動するスペースの確保方法
  • IPRをする理由
  • 歯列拡大をする理由
  • 治療完了までどのくらい期間が必要か
  • マウスピース矯正をしても平気な口内環境か
  • 歯列、噛み合わせなど、全ての問題を把握しているか 

 

○装着時間をしっかり守る

インビザラインでの失敗を予防するには、患者様が装着時間を守ることも必要不可欠。 

インビザラインは7日程度ごとに新たなアライナーへ交換し、少しずつ歯を動かしていく矯正です。装着時間を厳守しない際には計画した通りに歯が移動せず、治療計画がずれることも。 

仕方がない理由で装着が不可能な場合は、担当医に相談するか、不足分の時間を追加してから次のアライナーに交換する必要があります。 

きちんと歯が動いていないのに新しいアライナーへチェンジしますと、歯への力が強力になって強い痛みなどが襲うこともあるでしょう。 

推奨されているルールは次の通りです。

  • 1日20~22時間以上
  • 食べ物を食べる際や歯磨き以外は装着しておく 

 

○IPRの必要性を再度確認する

IPR(ヤスリで削る)などは、インビザライン矯正が失敗する要因になりかねません。ですので再度その矯正が必要かどうかを歯科医師に確認するのも有効な対策方法です。 

IPRは歯を削りすぎて矯正完了までの期間が長くなることもあります。 

IPRは健康な歯に手を加えることになるため、治療が必要なのかを再確認したいところです。一本でも多く歯を維持しておきたいという気持ちもあるでしょう。 

しっかりとした治療計画を用意している歯科医師ならば、IPRなどの必要性を分かりやすく説明してくれるはず。ですが、経験などが少ない医師であれば、期待できないことも…。そういう際は、歯科を改めて選択することも考えるべきです。 

 

○矯正中に違和感を覚えたらすぐに担当医に相談する

そして、インビザラインで成功するためにすごく大事なのが、矯正中に違和感を覚えたらすぐに担当医に相談することです。 

インビザライン矯正には、矯正の途中段階で起こりうるトラブルに気づけない危険性もあります。新しいマウスピースに交換するとそれまで以上の力が歯にかかるので、違和感や痛みのもとになることも考えられます。少しでも不安な違和感を覚えた場合には、気軽に担当医に相談しましょう。 

通院間隔の差は以下の通りです。

  • ワイヤー矯正:月に1回の通院が必要
  • インビザライン:1〜3ヶ月に1回の通院が必要 

 

インビザラインは医師を選び・装着時間を守ることが重要

インビザラインは医師を選び・装着時間を守ることが重要

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?インビザライン矯正で成功するために、まずは気になる歯科医院で相談してみましょう。当院では無料で矯正相談を行っています。少しでも気になるという方はお気軽に当院のHPからでもお問い合わせください。 

 

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インビザライン矯正を付け忘れたらどうなる?治療期間が延びる?歯並びが綺麗にならない?

2022年10月28日

マウスピース型矯正であるインビザラインは、矯正装置の取り外しができるという大きなメリットがあります。

しかし、取り外せるが故に、装着し忘れる可能性もあります。もし装着し忘れると、どのような影響があるのでしょうか。

そこで今回は、インビザラインを付け忘れた場合の影響や付け忘れてしまった時の対応、付け忘れを防ぐ方法などについてご紹介します。インビザラインによる矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■インビザラインのメリットであり注意点
■インビザラインの装着時間
■インビザラインを付け忘れてしまった場合の影響
■長期間インビザラインを付け忘れたときの対処法
■保定装置(リテーナー)の付け忘れにも注意
■インビザラインの付け忘れを防ぐには?
■まとめ

■インビザラインのメリットであり注意点


従来のワイヤー矯正装置の場合、一度装着すると取り外しができませんでした。そのため、歯みがきや食事がしにくいというデメリットがありました。

一方、インビザラインのようなマウスピース型矯正は、自分で自由に取り外しができます。そのため、食事の時は取り外せばよく、歯みがきもしやすいため口腔内の健康を保ちやすいというのが大きなメリットです。

しかしそれは同時に、「矯正の成否も、患者さんの心がけによるところが大きい」ということを意味します。ご自身が矯正用のマウスピースをつけない限り、いつまでも歯は矯正されないのです。

 

インビザラインは装着時間を守ることが大切

インビザラインは装着時間を守ることが大切

 

■インビザラインの装着時間


インビザラインは、毎日20時間以上装着するように決められています。
この装着時間を下回ってしまうと、歯の動きが悪くなる可能性があるので気を付けましょう。

 

■インビザラインを付け忘れてしまった場合の影響


では、インビザラインを付け忘れてしまった場合、どうなるのでしょうか。それは、
「どの程度の期間、インビザラインを付け忘れていたのか」によって異なります。

数日程度の付け忘れであれば、歯並びが大きく後戻りする可能性は少ないです。そのためもし少し付け忘れても、すぐにインビザラインを装着しなおせば問題ありません。

しかし、1週間以上も付け忘れてしまった場合は注意が必要です。この場合、治療計画に遅れが発生してしまいますし、動いた歯が元の位置に戻る原因にもなります。インビザラインは自由に取り外せるので付け忘れることもありますが、治療計画にズレが発生しないように、付け忘れを防ぐことが重要です。

 

■長期間インビザラインを付け忘れたときの対処法


では、もし長期間インビザラインを付け忘れたときはどのように対処すればよいのでしょうか。

インビザラインを付け忘れた場合でも、適切な対処を行うことによって、悪影響を最小限に抑えることが可能です。

○装着予定だったインビザラインの装着は見送ったほうが良い

インビザラインの付け忘れが長期間の場合は、装着予定だったインビザラインの装着を見送ったほうが良いでしょう。

インビザラインの付け忘れは、歯並びが元の悪い状態に戻ろうとする「後戻り」を発生させます。そのため、予定していた歯並びの状態とは大きく異なる歯並びになってしまい、装着予定のインビザラインが合わないケースがあるのです。

無理に装着予定のインビザラインを装着しようとしても、痛みを感じ、歯にとって逆効果となりかねません。

 

○速やかに歯科医師に相談する

痛みの有無にかかわらず、インビザラインを長期間付け忘れてしまった場合は速やかに歯科医院に連絡してください。そのうえで、矯正治療を担当する歯科医師に事情を正直に話し、今後の治療計画について相談しましょう。

また、引っ越しやご病気、妊娠・出産などに伴いインビザラインによる矯正をいったん中断したいという場合でも、ご自身の判断だけで中断せず、必ず事前に歯科医師にご相談ください。

 

■保定装置(リテーナー)の付け忘れにも注意


付け忘れに関しては、インビザラインといった矯正装置同様に、保定装置(リテーナー)と付け忘れにも注意が必要です。

「保定」とは、矯正して整った歯並びを安定させ元に戻らないようにすることです。
矯正位置までずっと移動してきたばかりの歯は、まだ歯を支える骨が安定していません。そのため通常より動きやすい状態であり、何も着けずに放置してしまうと歯が元の場所に戻ろうとする力で、後戻りを起こしてしまいます。また、歯ぎしりや歯の食いしばり癖といった、口腔内や顎の動きの習慣によっても思わぬところへ動いてしまいかねません。

その歯並びの後戻りを防ぐために、保定装置を使い、歯根周囲の組織が安定するまでの間、歯並びを固定させる必要があります。一般的に、保定装置は矯正にかかったのと同じ期間は装着が必要とされています。たとえば矯正治療に2年かかった場合は、保定装置をつける期間も2年以上という訳です。

付け忘れなどによって保定装置をしなくなると徐々に歯は動いてきます。それは自然な歯の移動があるからです。怪我をしても徐々に元の状態に戻ろうとするように、歯も何もしないと「元に戻ろうとする力」が働きます。それを防ぐためには、できるだけ長い期間リテーナーをつけるのが理想的です。

保定装置は大きく「固定式」と「取り外し式」の2タイプに分かれ、その方の症状や生活環境、ご希望などを勘案して最適な保定装置を選択することになります。もし「取り外し式」のものをつけられる際は、矯正装置の時と同様に付け忘れへの注意が必要です。

 

保定装置で歯並びを安定・元に戻らないようにする

保定装置で歯並びを安定・元に戻らないようにする

 

■インビザラインの付け忘れを防ぐには?


ここまでご説明した通り、インビザラインを装着して理想の歯並びを手に入れるためには、付け忘れを防ぐことが大切です。最後に、インビザラインの付け忘れを防ぐ方法についてご紹介します。

○スマホのアラームを設定する

スマートフォンには、便利なアラーム機能があります。インビザラインの付け忘れ防止には、こちらをうまく活用しましょう。

インビザラインを装着する予定時間にアラームを設定し、インビザラインを装着する時間であることを気づかせるのです。

また、既に付け忘れた経験がある場合は、どのようなタイミングで付け忘れたのかがわかっているかと思います。そのタイミングにアラームを設定すれば、再発防止となり効果的でしょう

 

○食事や歯磨きの時間を決めておく

インビザラインは食事や歯磨きの時以外では、基本的に装着したままになります。そのため、食事や歯磨きといったインビザラインを取り外す時間をあらかじめ決めておくことも、付け忘れ防止となるでしょう。

これはひいては、食事や歯磨き、就寝、起床の時間が一定となり、規則正しい生活をすることにもつながります。

あらかじめインビザラインの装着時間をしっかり確保できるように、食事や歯磨きの時間を決めるなど、規則正しい生活を心がけましょう。

 

○1ステージ前後のマウスピースを持ち歩く

旅行など外出先だと、マウスピースの装着がおろそかになりがちです。そのため外出するときや旅行へ行くときは、1ステージ前後のマウスピースを持ち歩くようにしましょう

いつも使用する鞄の中に入れておけば、つけ忘れたり紛失したりした場合でも、すぐに対処することができますし、つけ忘れによるリスクも軽減することができます。

なお持参する際は、マウスピースが破損しないように専用のケースに入れておきましょう。

 

■まとめ


今回は、インビザラインを付け忘れた場合の影響や対応についてご紹介しました。

患者さんご自身の心がけに頼るところが大きいインビザラインですが、同時に「目立たない」、「痛みや違和感が少ない」などメリットも多い矯正方法です。

当院では個別の無料相談の他、通常3万円ほどかかる「検査診断」も無料で行っております。その他、無料のオンラインカウンセリングや、メール相談も実施していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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インビザライン(マウスピース矯正)の治療の流れ

2022年10月21日

こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン矯正歯科です。 

今回はインビザラインを考えている方に知っていただきたい、基本的な治療の流れについて詳しくご紹介します。 

目次

■詳しい治療の流れ
■費用について
■まとめ

■詳しい治療の流れ


○治療の流れ1 | 初診相談

歯並びに関して、どういった悩みを抱えておられ、矯正治療に対してどんなことを希望されているのかをはじめにお聞きします。口内環境などを確認し、そのうえで今後の治療についての説明を行っていきます。気がかりな治療にかかる期間や金銭面に関してもしっかりと説明しますし、無料相談の際に調整をするかしないか判断していただく必要はありません。 

 

カウンセラーが行う無料個別相談にも力を入れているので、患者様が気になる様々な質問に対して回答します。 

ちなみにiTeroを活用した治療前のシミュレーションも人気を博している点が特徴です。 

◇iTeroの特徴1 | 苦しい型取りは一切不要

歯型を採取するのは矯正治療において不可欠ですが、嫌だという患者様もたくさんいらっしゃいます。ですがインビザライン治療であれば、iTeroを活用するので3Dスキャナーによる歯型採取技術を実感していただけます。 

 

◇iTeroの特徴2 | 治療後の仕上がりをシミュレーション可能

矯正治療をした後に具体的にどういった歯並びになるのかを確認できるシミュレーション機能。当院では現時点での歯並びから想定したシミュレーション結果を事前にチェックいただけます。 

 

◇iTeroの特徴3 | 治療精度の向上

一般的な歯型の採取に比べてハードルが低く、それでいて高い精度を誇っているため、矯正治療に抵抗がある場合でも安心です。データベースを治療にも活用するので、最終的な仕上がりのクオリティも向上します。 

 

◇iTeroの特徴4 | 治療期間の短縮

スキャンしたデータはすぐにマウスピースを製造するところに送信され、時間を無駄にしません。時間の節約の結果、治療完了までの時間も短くなります。 

 

iTeroを活用した治療前のシミュレーションも人気

iTeroを活用した治療前のシミュレーションも人気

 

○治療の流れ2 | 各種精密検査

インビザラインによる矯正を行うに当たり、たくさんの検査を実施します。きちんと検査を行い計画を立ててこそ、理想的な歯並びに近づくわけです。 

例えば、虫歯をはじめとした疾患が口腔内にないかの確認やレントゲンを使った撮影、その他型取りなど、ありとあらゆる検査等を行うので、自分自身の口の中の状況をしっかりと把握することが可能です。 

 

○治療の流れ3 | 虫歯などの初期的な治療

型取りをしっかりとするには、口の中の病気を治療する必要があります。 

仮に歯に疾患がある状態で型取りをしても、その疾患の治療の過程で歯並びなどが変わる可能性があるため、必要に応じて初期治療をした上で矯正をはじめることになります。 

 

○治療の流れ4 | 矯正用マウスピースを作るための歯型採取

iTeroと呼ばれる口腔内の3Dスキャナー機能を活用し、クオリティの高い方を利用します。アライナーを作り上げるための精密な型取りが、矯正へのカギを握っていると言っても過言ではありません。歯型に加えて、その他の各種写真や治療計画をアメリカの企業に送るため、本格的な矯正器具ができ上がります。

 

○治療の流れ5 | 歯の移動シミュレーション

歯がどういった感じで動くのかをシミュレーションし、実際に確認していただき、治療計画の案内もします。 

言葉だけではなく、シミュレーションという形で確認できるため、非常に分かりやすいと思います。そして、精密検査の結果も矯正担当医が説明していきます。 

実際に矯正することになる患者様が納得出来次第、アライナーの発注を行い、到着までに2~3週間程度かかります。 

 

○治療の流れ6 | アライナーの使用方法の説明と装着スタート

アライナーが到着すると、スタッフが使用方法や注意ポイント、日常的な手入れに関してなど、様々な事柄を説明します。無事自身で着脱可能になれば、実際にこれを使った矯正がはじまります。 

ちなみにアライナーの交換は10日に1回程度となっていて、1日あたり最低でも20時間は装着することになるので、その点も含めご理解ください。 

 

○治療の流れ7 | 口内環境の定期的な健診

インビザラインによる矯正の場合は、歯科医院によりますが~3ヵ月程度に1回は、担当の歯科医師が口の中の状況をチェックします。その時、きちんと使用出来ているか、想像通り歯の移動が見られるか、口腔内に異変がないか、なども確認していきます。その内容は人によって異なり、必要に応じて治療を伴うこともあるでしょう。 

ちなみにアライナーを装着する期間は一般的に6ヶ月から2年程度と、患者様によって幅広い点が特徴です。 

 

○治療の流れ8 | アライナーの装着と追加的な矯正

誤差対策の追加矯正(リファインメント)も要するケースがあります。 

はじめに立てた計画と実際の歯の動きにはズレが生じることもあるでしょう。そのズレの生じ方によっては、誤差をなおすための追加的な矯正をすることも。これはもう一度歯並びの型取りを行って、アライナーを作成して装着するというものです。 

誤差を修正する目的でリファインメントと呼ばれる、追加的な矯正治療を行うこともあります。 

もともと立てていた計画に反する形で、実際の歯の移動にズレが発生しているということですね。連れの内容によって修正の有無が決められ、修正することになると、歯型を再度採取し、アライナーを作り直すことになります。 

 

○治療の流れ9 | 治療完了及び、保定作業

修正された歯並びが、治療後に後戻りするのを予防する目的で、保定をします。 

綺麗になった歯並びが安定してくるまでの間、リテーナーという保定アイテムを装着しますが、これは基本的に2年程度だと考えてください。 

保定している間も定期的に通院されることで、噛み合わせに戻りが発生していないか、口腔内に疾患がないかなどのチェックも行います。美しい歯並びを保つためには、保定期間が終了した後も保定を少しい続けることがおすすめです。 

 

■費用について


当院では、治療前に治療費の「総額」をお伝えします。それ以上に追加費用は発生しません。 
「矯正治療の料金システムが分かりにくい・・・」 
「装置代の他、来院するたびに調整料が数千円かかる・・・」 
「結局、いくらかかるのかが分からないと不安・・・」 
という方も安心して治療を開始していただけます。 

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は治療の流れについて詳しくご紹介いたしました。イメージがつかめたでしょうか? 

先述したとおり当院では無料個別相談を行っています。気になることがある方は、ぜひ一度ご相談ください! 

 

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あなたの身体の不調は「悪い歯並び/噛み合わせ/咬合」が原因かも?

2022年10月14日

歯並びが悪いと思っている方は、自分の見た目にコンプレックスを持っているはずですが、実は「良くない歯並び」は見た目だけでなく、日常生活の意外なところに影響を及ぼしていることもあります。 

今回は悪い歯並びが及ぼす影響とその改善方法についてご紹介します。 

目次

■悪い歯並びってどんな状態のこと?
■悪い歯並びが引き起こすトラブル
■悪い歯並びの改善方法
■まとめ

■悪い歯並びってどんな状態のこと?


「悪い歯並び」というのは、以下のような状態、そして複合的に生じている様子を言います。 

○歯がデコボコに生えている

ガタガタに歯が生えているのが叢生です。顎が小さい場合や歯のサイズが大きいなど、生まれつきの問題や、後天的な指しゃぶりのような癖が原因というケースもあります。 

 

○歯が全面に突出している「出っ歯(上顎前突)」

出っ歯は、遺伝的に前歯が大きいケースや、舌で前歯を押し出したり、指をしゃぶることがもとで発生します。 

 

○噛み合わせが深い「過蓋咬合」

上の歯は下の歯にかぶさっているものですが、それがかぶさりすぎていると、噛み合わせに問題が生じます。これを過蓋咬合と言い、顎関節の位置が一般的な場所よりも滑っていることが原因です。 

 

○前歯が閉じない「開咬」

開咬は「オープンバイト」とも呼ばれていて、前歯が閉じません。奥歯にかなりの負担がかかってしまい、生じることもあります。その他の原因には、遺伝や指しゃぶりや口呼吸をはじめとした癖が挙げられます。 

 

○隙間が空いている「すきっ歯」

すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の隙間が空いている状態です。

  • もともと歯の本数が少ない
  • 舌で歯を押し出す癖

これらが原因のケースも多々あります。 

 

○噛み合わせが悪い「交叉咬合」

交叉咬合はクロスバイトと言われることもあり、上と下の歯の噛み合わせがすれ違って交叉している状態のことです。上と下の奥歯の噛み合わせが横にずれてしまい、影響を受けて上下の前歯の中心がズレてしまうことも…。 

交叉咬合は主に以下の原因が考えられます。

  • バランスが悪い状態で顎が成長した
  • 片顎だけで咀嚼する癖がある
  • 頬杖をつく癖がある 

 

○下顎が突出している「受け口(下顎前突)」

下の顎が前に出ている症状が「受け口」です。原因は「遺伝」や「筋肉的な癖」が挙げられます。フェイスラインを見ると、下唇が通常より前に出ています。 

 

悪い歯並びの要素は7種類

悪い歯並びの要素は7種類

 

■悪い歯並びが引き起こすトラブル


上記のような悪い歯並びをそのまま放置しておけば、以下のような問題が発生するかもしれません。 

○虫歯や歯周病になりやすい

歯並びの状態が悪ければ、歯が重なっている位置の歯磨きを正しく行いにくくなり、虫歯をはじめとした病気が発生しやすくなるでしょう。そして歯並びが悪ければ、一部の歯だけに集中的に力がかかりやすくなり、歯周病の悪化などにもつながります。歯を失ってしまうと日常生活においても大きなダメージを負いますから、歯並びや噛み合わせの問題には真摯に向き合いたいです。 

 

○しっかり噛めない

歯並びのせいで日頃からあまり噛まずに食べていると、きちんと消化されずに体調悪化にもつながります。そして正しく噛む習慣がつかないため、口周辺の筋肉や骨の成長にも影響を与えます。 

 

○口臭の原因になる

歯並びや噛み合わせが悪いせいで口がきちんと閉じられないと、口呼吸の癖がついてしまい、口の中が常に乾燥した状態になります。また、しっかりと噛む習慣がない場合、唾液の分泌量が少ないため、さらに乾燥が進んでしまいます。すると口の中に雑菌が繁殖し、口臭がひどくなってしまう恐れがあるのです。 

 

○顔貌の変化

歯並びや噛み合わせは上顎や下顎の突出の他、正中線がずれて左右非対称になったり、顔の歪みのもとになるのです。こういった状態は機能的な問題以外に、見た目のコンプレックスも生むため、子供の段階でできるだけ対処しておくべきでしょう。

 

○顎の関節に負担がかかる

歯並びやが悪ければ、咀嚼していると顎が圧迫されて、顎関節症になる可能性が高まります。顎関節症は、「顎から音がする」「口が開きにくい」「顎関節に痛みがある」といったもので、マウスピースや生活習慣の改善による治療のほか、最悪の場合は手術が必要となる場合もあります。 

 

○きれいな発音ができない

歯並びなどが原因で口をきちんと閉じられなければ、滑舌が悪くなることもあるのです。 

口から息が漏れて、歯擦音というサ行が発音しにくくなったり、タ行やラ行を発音する際にも影響が出ることもあります。結果として、話すことにコンプレックスを感じている方も少なくありません。 

上記のような問題は必ず起こるわけではないですが、歯並びにトラブルがある場合は見た目の以外にも、身体の不調につながることもあります。例えば頭痛・肩こり、耳鳴り、胃腸障害などが挙げられます。

 

■悪い歯並びの改善方法


前述したように良くない歯並びは審美性の問題だけではなく、身体の不調にも影響することがあります。ここでは、悪い歯並びを予防する方法などについてご紹介します。 

○生活習慣改善

固い食べ物をあまり食べない食生活や、顎や歯に影響を与えるような癖は悪い歯並びに繋がります。ですから、生活習慣の見直しを行うことも大切でしょう。頬杖に気を付けたり、舌で前歯を押さないようにしてください。 

「もう歯並びが悪いのだから予防できない…」と嘆く方もおられると思いますが、毎日の習慣を見直すことができれば、今以上に歯並びを悪くしないようにすることができます。 

 

○歯並び矯正

歯並びの悪さが原因のイメージの悪さや体の調子…、たくさんの悩みを抱えて場合には歯列矯正という治療があります。自分がコンプレックスを抱えている一部分のみの「部分矯正」、口の中を全体的に矯正して噛み合わせを良くする「全体的な矯正」があるので、矯正を検討してみてはいかがでしょうか。 

 

また、歯列矯正には大きく分けて以下2つのタイプがあります。 

◇ワイヤータイプ

ワイヤータイプは、歯にブラケットを装着した、ワイヤーを用いる治療です。
矯正といえば、ワイヤー式を想像する患者様が大多数だと思います。3~4週間ごとに通院を行うことになり、ワイヤーを適宜調整して歯を移動させます。 

ワイヤー矯正にも選択肢があって、装着する場所が歯の表面側か裏面側か次第で見た目が大きく変わってきます。ワイヤーによる矯正の後は、後戻りを防ぐためにマウスピースによる保定をするのが一般的です。 

 

◇インビザラインタイプ

インビザラインタイプは、ワイヤーを用いずはじめからマウスピースだけで矯正をする治療を指します。透明のマウスピースを装着して歯を移動させます。マウスピースが適合しているか、矯正が順調に進んでいるかをチェックする目的で、1~2ヶ月ごとに通院が必要です。 

コンピューターでマウスピースを作成するため定期的な通院は必須ですが、自分で取り外しが可能ですし、手入れもしやすくメリットも多いです。また、透明で気になりにくいのも選ばれるポイントです。 

 

悪い歯並び改善方法は、生活習慣改善・矯正

悪い歯並び改善方法は、生活習慣改善・矯正

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。歯並びの悪さは、自身で鏡などを見たときに改めて気づくことが多いです。そして、自分で分かるからこそ、コンプレックスに感じるケースも多いでしょう。 

ですが、歯並びの悪さを把握していても、どれくらい悪いのかや噛み合わせがどんな感じか、といった点は判断が難しいです。ですから、専門の歯科医師に相談することをおすすめします。 

当院では無料の矯正相談を行っています。気になることがある方は、ぜひ一度ご相談ください! 

 

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