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インビザラインの歴史や誕生したきっかけ。メリットは?

2023年3月10日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、インビザラインの歴史をご紹介致します。

インビザラインはマウスピース矯正の1種で、近年、人気がある治療法です。

併せて、インビザラインのメリットについても解説いたします。

目次

■インビザラインがうまれたのはアメリカ合衆国
■アライン・テクノロジー社とは
■変化を続け、進化していくインビザライン
■インビザラインの仕組み
■インビザラインのメリット
■まとめ

■インビザラインがうまれたのはアメリカ合衆国


インビザラインはアメリカで1997年に、アライン・テクノロジー社という会社で誕生しました。まずはじめに米国の矯正歯科医師を対象とし、1999年に提供が開始されました。その後、どんどんと世界的に展開されていき、現在すでに100か国以上の国々で使用されており、インビザラインで治療した患者様の人数は2021年時点で1000万人を越えています。 

 

開発社のアライン・テクノロジー社のグループ会社にあたるインビザライン・ジャパン株式会社が、インビザラインには欠かせないiTero(デジタル印象採得装置)エレメントの販売と同時に、インビザラインでの矯正治療方法を日本の歯科医師に提供し、日本では2006年から本格的にインビザラインが展開されはじめました。 

 

インビザラインは1997年 (米) アライン・テクノロジー社で誕生

インビザラインは1997年 (米) アライン・テクノロジー社で誕生

 

■アライン・テクノロジー社とは


アライン・テクノロジー社の設立は1997年で、スタンフォード大学の卒業者であるZia Chishti(ジア・チシュティー)氏とKelsey Wirth(ケルシー・ワース)氏が起業して作られた会社です。ジア氏はパキスタン系のアメリカ移民であり、自身も当時ワイヤー矯正で歯列矯正をしていたそうです。その治療完了後に保定期間に装着するマウスピース型のリテーナー(保定装置)を渡され、「これはいい。これで歯を動かせないだろうか」という考えに至ったことがきっかけです。マウスピースを用いた矯正治療の可能性を感じたジア氏はさっそくケルシー氏に話を持ちかけたそうです。これが後に世界的に名の知れた会社となるアライン・テクノロジー社のはじまりです。 

 

インビザラインは歯科治療において使用されるものであり方法も近代的なため、会社の設立も歯科医師によるものだと思われていますが、実はそうではなく、スクールに通う当時学生だった2人によってビジネスが立ち上げられたのです。 

 

1997年、アライン・テクノロジー社が2人の学生により誕生

1997年、アライン・テクノロジー社が2人の学生により誕生

 

○マウスピースで歯を動かすという発想自体は存在していた

先ほどジア氏がマウスピースを用いて歯列矯正はできないかと考えたことがきっかけとお話しましたが、この発想自体は元々存在しており、彼の発案ではありません。例をあげると日本でも吉井修先生によって作られたソフトリテーナーなどにおいても臨床的に応用されています。 

 

○アライン・テクノロジー社が行った新しいこと

マウスピースで歯を動かすという方法は新しいものではありませんでしたが、ジア氏とケルシー氏がつくったアライン・テクノロジー社はその発想に「コンピューターではじめから装置をデザインする」という新しい発想をくわえました。 

 

これらを実現するためにプラスチックとメカニクスの専門家を新たに迎え、コンピューター上で解析できる矯正器具のデザインや、下顎を咬頭嵌合位より前方に誘導するためのスプリントの仕組みを組み込むなど、次々と新しい技術を実現していきました。 

 

後にデジタル変革をさらに進めるために、Cadent社を買収し、iTeroスキャナーをアライン・テクノロジー社独自のものとしました。 

 

■変化を続け、進化していくインビザライン


2006年に日本で展開されはじめたと説明しましたが、実は当時開催された認定セミナーでは多くの矯正歯科医師が否定的な意見を持っていたと言われています。今となっては治療の実績も多く、信頼も厚いインビザラインですが、当時は治療のクオリティも良いものとは言えず、採用できないと判断されていました。しかし、その後インビザラインはどんどん変化を続けてよりよい新しいものへと進化していき、従来のワイヤー矯正と全く遜色のない症例も多くなっていきました。 

 

これを受け、日本でも本格的に導入されるようになり、今ではとても人気を集める矯正治療方法となっています。現在でもインビザラインの進化は止まることはなく、日々適応症例も増えてきています。 

 

現在もインビザラインは進化しており適応症例が増えている

現在もインビザラインは進化しており適応症例が増えている

 

■インビザラインの仕組み


インビザラインはマウスピース型の矯正装置を装着することで歯に矯正力をかけ、ゆっくりと適切な位置へと歯を動かしていきます。歯が動く仕組み自体は、ワイヤー矯正と変わりませんが、力のかけ方が異なってきます。 

 

インビザラインは口腔内の歯列のデータを、専用ソフトiTeroを用いて解析し、理想の歯列を最終着地点に設定します。現状の歯並びから理想の歯並びへ向かうために段階的にマウスピースを制作し、1週間〜2週間に1回くらいの頻度で新しいものへ交換していきます。 

 

マウスピースは理想の歯列へと少し進んだ状態のものを装着するため、現在の歯にギャップが生まれ、そのギャップによって歯に矯正力がかかります。歯は目で見てもわからないほど毎日ゆっくりと移動していくため、毎日20〜22時間以上と定められた装置時間を守るということがとても重要です。外している状態では力がかからない状態になってしまうため、取り外している時間は最小限に抑え、持続的に適切な矯正力をかけ続けることが大切なのです。 

 

■インビザラインのメリット


インビザラインのメリットは以下のようなものがあります。 

  • 取り外しができるので食べ物を食べるときに不自由がない
  • ワイヤー矯正と比べると痛みが少ない
  • 矯正装置が透明なので目立たず、周囲に気づかれにくい
  • コンピューター上で治療の流れや最終着地を見られる

 

■まとめ


今回の記事では、近年人気を集めているインビザラインの歴史や開発した会社についてご紹介してきました。インビザラインはほかのマウスピース矯正と比較すると実績も多く、世界的に信頼のあるマウスピース矯正方法です。 

 

従来のワイヤー矯正と比べると、まだ新しい矯正方法なので「きちんと歯は動く?」「治療期間が長くならないかな」など、不安を持ってしまう人も多いですよね。しかし、この記事でも紹介したように、インビザラインは世界的に認められており、「マウスピース矯正をするならインビザライン一択!」という意見も多く見られます。 

 

コンピューターシステムを活用するのでより綿密な治療計画も可能で、治療の流れを目で見ることができるのは安心にも繋がります。 

 

当院では、この記事で紹介したインビザラインでのマウスピース矯正はもちろん、歯の裏側に金具を装着して行う裏側矯正やアンカースクリューを使用する矯正など、さまざまな矯正治療方法をご提案しております。患者様の歯列の状態や悩みに応じて、より適した方法を選択できます。 

 

歯並びに関する悩みがある人や、 歯列矯正を検討している人は、ぜひお気軽にご相談ください。 

 

当院では公式ホームページからでも予約を受け付けております。 

 

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