インビザライン矯正(マウスピース矯正)で治療中の生活に支障はある?仕事や学校編
2023年9月1日
こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
インビザラインで矯正治療をしたいけれど、どんな生活になるのか不安…という方も多いでしょう。
そのため、今回はインビザラインの治療に際して多くの方が気になっている疑問に答えていきます。
目次
■インビザラインで治療中の生活はどんな感じなのか
■インビザラインの治療中に気を付けるべきこと
■その他インビザラインの治療に関する疑問と答え
■「紹介文を読む・歯科医院で相談する」ことでインビザライン生活を想像
■まとめ
■インビザラインで治療中の生活はどんな感じなのか
インビザライン治療は1~3年程度の時間がかかりますが、治療中の生活が気になる方も少なくはないでしょう。ただ、インビザライン治療中の生活リズムが変化することはなく、これまでと同じように過ごしても問題はありません。
しかし、大きく変化する部分もあるので注意しましょう。特に違うのは、マウスピースを装着しなくてはならない点です。インビザライン治療では、マウスピースを1日20時間以上は装着する必要があります。就寝時はもちろん、日常生活においても常にマウスピースの装着が求められます。装着を忘れてしまわないように、しっかりと習慣化しておきましょう。
インビザラインはマウスピースを自由に取り外せる一方、装置の自己管理が求められます。装着時間はもちろんですが、マウスピースの衛生状態も管理しなくてはいけません。また、紛失してしまわないように注意が必要です。ケースへ入れて持ち運ぶなど、保管を工夫したほうがよいでしょう。
インビザライン治療を開始した後は、定期的に歯科医院へ通院する必要があります。日頃から検診を受けている方なら問題ないと思いますが、歯科医院に行く習慣がない方は、定期的な通院を忘れないようにしましょう。ただ、インビザライン治療の通院頻度は2ヶ月に1回程度です。年6回ほどで済みますので、負担が増えるほどではないかと思います。
インビザラインは複数のマウスピースを使って歯並びを移動させますが、数週間に1回の頻度で交換する必要があります。交換を怠ると治療が計画通りに進まず、治療期間がのびてしまう可能性があるので注意しましょう。交換日を確認するなど、適切な管理が求められます。
■インビザラインの治療中に気を付けるべきこと
インビザライン治療中は、マウスピースを取り外して飲食を楽しみましょう。マウスピースをつけたまま飲食をすると、本体が傷んだり破れたりするおそれがあります。そして飲食が済んだら早めに歯磨きを行い、速やかに再装着することが重要です。もし外食などで歯磨きが難しい時は、マウスウォッシュで口腔内をきれいにしましょう。
また、治療中は糖分が多い食べ物・飲料は極力避けることをおすすめします。糖分は虫歯菌の大好物で、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。もしインビザライン治療中に虫歯などができた場合、矯正治療を中断して虫歯治療を優先しなくてはいけません。治療計画に狂いが生じますので、甘いものはなるべく控えておきましょう。
色素が強い食べ物や飲み物も控えることが重要です。歯はもちろん、マウスピースに色素が沈着すると、変色してしまう可能性があります。カレーやトマトソース、コーヒーなどは減らしたほうがよいでしょう。ただ、あくまで見た目が不衛生になるだけですので、過度に控える必要はありません。
マウスピースを装着する際は、隙間ができないようにすることも大切です。マウスピースが歯から浮いたり、密着しなかったりすると、歯が正しく移動できないおそれがあります。計画通りに治療が進まなくなる可能性があるので、毎回マウスピースはしっかりと装着しましょう。
■その他インビザラインの治療に関する疑問と答え
・インビザラインは矯正中に目立たないか
歯科矯正に際して、多くの方が治療中の見た目を気にされます。従来のワイヤー矯正は、ワイヤーやブラケットと呼ばれる装置が目につきやすかったためと言えるでしょう。
しかし、インビザラインは透明なマウスピースを用いるため目立ちにくく、周囲の目を気にせずに治療ができます。
仕事や学校で人と会うことが多く、見た目を気にして迷っていた方にとってインビザラインは大変おすすめの治療方法です。
・インビザラインの痛みや違和感はないか
歯科矯正といえば、歯を動かすために加える力によって痛みや違和感が辛いというイメージを持たれている方もいらっしゃいます。
しかし、インビザラインは従来のワイヤー矯正と比べて痛みや違和感が少ない治療方法です。これは、マウスピースによって比較的弱い力で歯を動かすためです。
はじめの1週間〜10日くらいは異物感や痛みを感じると言われていますが、こちらも徐々に慣れていくことができます。
・インビザラインの衛生面について
歯科矯正には歯磨きがしづらくなるというお話を聞いたことがあるかもしれません。インビザラインの場合は、食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができます。長期間装置を着けたままにするワイヤー矯正とは異なり、通常通りの歯磨きができるので、むし歯や歯周病の予防も比較的簡単にできます。また、マウスピースの方も取り外した際に洗浄することができるので安心です。
前項でもご紹介したとおり、外食などで歯磨きが難しい場合にはマウスウォッシュで口腔内をできるだけ綺麗にすることをおすすめします。
・インビザラインの装着時間について
マウスピースは1日20時間以上は装着する必要がありますが、自身で管理できるのか不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
食事や歯磨きなどのシーンを除いて、治療中は装着している状態が基本となりますので、習慣化がカギとなります。先述の通りインビザラインは痛みや違和感が少なく、見た目も目立たない治療のため、すぐに慣れることができます
装着時間を管理したりリマインドをしてくれたりするアプリもありますので、不安な方はぜひ活用してみましょう。
・インビザラインで治療中の運動について
インビザラインは取り外しのできる矯正装置なので、使用している患者様のなかには「矯正装置を付けたままスポーツをしても大丈夫か」「取り外して運動をした方が良いのか」という疑問を抱く人も見られます。インビザラインやリテーナーは、装着したまま運動していただいてOKです。むしろ取り外してしまうと、装着時間が短くなってしまうので注意が必要です。また、運動中のに飲むドリンクにも要注意です。スポーツドリンクは塩分補給として使用されることが多いですが、糖分を多く含んでいるため、矯正装置をつけたまま飲むと虫歯になりやすくなってしまいます。運動中の水分補給はできるだけお水かお茶など、糖分を含んでいないものにしましょう。
■「紹介文を読む・歯科医院で相談する」ことでインビザライン生活を想像
本記事のような紹介文を読んだり、事前に歯科医院で相談をすることで、インビザライン矯正を行っている自分自身の生活を想像しやすくなります。矯正は短期間で終わるものではなく、中長期的に続くものです。そのため、事前に情報収集をしておくことは非常に重要です。
当院は無料相談を実施しており、矯正治療に関するさまざまな疑問にお答えしています。ご納得して治療に臨んでいただけるように誠心誠意努力しています。
何か不安な点や疑問に思うことなどがありましたら、ご質問ください。
■まとめ
矯正治療に興味を持っている方や自分の歯列にコンプレックスを抱いている方におすすめのインビザライン治療。しかし治療を始めると、一体どんな生活になるのか…と不安を感じている方も多いはずです。
今回は、多くの方が気になっている矯正中の生活についての疑問にお答えしてみました。
インビザライン治療にご興味を持たれた方、まだまだ疑問がある方は、ぜひ当院の無料相談を受けてみてください。