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インビザラインのシステム

2021年12月10日

こんにちは、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

歯科矯正と言われて、多くの方がイメージするのはおそらく、歯に金属を取り付けるワイヤー式の矯正ではないかと思います。

確かに小学校の同級生が歯に金属を付けている姿とかを教室で見てきたので、矯正のイメージはどうしてもすごく目立ってしまう、見栄えの悪い、できるだけ避けて通りたい、ちょっとネガティブなイメージをもつものなのではないかなと思います。

しかし、近年では、矯正も大きく変わってほとんど目立たず、かつ日常生活を送る上でも今までほどの手間なく、矯正できるようになりました。

その使いやすさに一役買っているのが、「インビザライン」です。

 

目次

■米国で誕生、世界中に普及しているインビザライン
■インビザラインで使われるシステムはどのようなシステムなのか
■今や芸能人も使うインビザライン
■マウスピース矯正で気をつけなくてはいけないこと

 

 

■米国で誕生、世界中に普及しているインビザライン

インビザラインシステムはアメリカで1999年に矯正歯科医を対象に提供開始されたもので、現在ではグローバル展開を行い、2020年1月現在、世界100カ国以上の国々、そして800万人以上の人がインビザラインシステムでの治療を受けています。

さらに紐解いていくと、このインビザラインを提供するアラインテクノロジー社は1997年にスタンフォード大学の2人のMBA学生が企業して設立した会社です。

この設立者の一人がパキスタン系のアメリカ移民で、当時ワイヤーによる歯の矯正治療を受けていたそうなのですが、これが非常に辛かった経験があったのですが、治療が終了した後のマウスピースのリテーナー(矯正装置を外した直後は歯の周りの骨(歯槽骨)が安定してないため動きやすく、歯は元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぎ、安定させるために装着する装置)を使用した際に、これで矯正もできたら、楽なのでは、という発想から生まれたのがこの「インビザライン」なのです。

つまり、歯科医が生み出したものではなく、矯正を利用した一学生の発想によって生まれたものなのです。

そもそもマウスピースで歯を動かす、矯正していくという発想はそれまでにもあり、臨床応用されていました。

しかし、アラインテクノロジー社が違ったのは最初からコンピューターで装置をデザインしたことと、資本を集めて広く展開していくマーケティング展望を持っていたことにあります。

矯正歯科のプロやコンピューターを用いて歯を動かすことを想起するのは、今まで前例のないことなので、そうしたコンピューターの分野の専門家の力も借りる必要がありました。

彼らはどんどん検証と実践を繰り返し、インビザライン治療の精度もどんどん高まっていきました。

インビザラインが初めて日本にやってきたのは2006年のことですが、そこから年数を経ていくごとにインビザラインによる歯科矯正治療のクオリティは高まっていき、それと同時に矯正歯科におけるインビザラインの導入実績も高まっていきました。

アラインテクノロジー社は上記のごとく、多くの検証を繰り返し、多くの実績を作り出したことによって、マウスピース歯科矯正のパイオニアとして、世界中で専門家集団を形成し、世界一の症例数と、それに伴い進化していく機材、数多くの特許を保持しています。さらには独自のドクター教育プログラムを保有し、マウスピース矯正の分野においては他の追随を許していない状態です。

 

 

■インビザラインで使われるシステムはどのようなシステムなのか

インビザラインシステムは上述した通り、コンピューターを用いて、装置をデザインします。インビザラインで使用しているシステムは「クリンチェックプロ」と呼ばれるソフトウェアです。

インビザラインの治療でこのシステムを用いて行うことは、治療後の歯のポジションの設定(ゴールの設定)、ゴールまでの歯の動きのデザイン、その動きを実現するためのアタッチメントデザイン、この3点が主たる用途です。

そしてクリンチェックプロを用いることによって、治療ゴールの設定を一本一本、細かく設定することができます。そしてこれは矯正歯科医によって、矯正学的な診断と、手腕が発揮されるところであり、同じ患者様の型取りであったとしても歯科医によって全く違ったデザインが生まれる可能性があります。

歯科矯正というのは本当に細かく、先述の通り、歯科医によって全く変わってしまうほど詳細な設定が必要になる作業なのですが、それに適しているソフトウェアは現状ではこの「クリンチェックプロ」以上のものはないと思われます。

こうした精緻なシステムを駆使して、インビザラインではマウスピースを作成しているため、患者様一人一人に適した治療を提供していくことが可能です。

 

 

■今や芸能人も使うインビザライン

インビザラインは日本でもかなり普及してきました。

特に芸能界の方でインビザラインを利用する方が多数いらっしゃるようです。

芸能人の方々は見られるのがお仕事です。

歯並びを綺麗にして、より見た目をよくしたいと思っても、昔からの矯正治療ですと目立ってしまい、なかなか治療するのも難しかったのではないかと思います。

ですが、インビザラインは、見た目にも目立たずに矯正治療をすることができますので、お仕事もしつつ、歯も綺麗にしていけるという一石二鳥で、芸能界の方々も使いやすいようです。

芸能人の方でなくても、見た目がナチュラルに映るのはとてもメリットが多いと思います。

ビジネスシーンでも矯正しているからと言って、何か評価が変わるということではもちろんないと思いますが、人間は本能的にどうしても第一印象が強く残ります。

一生に一回のタイミングの第一印象もできれば、よく見せたいということであれば、インビザラインはワイヤーなどに比べるととても使いやすいのではないかなと思います。

 

■マウスピース矯正で気をつけなくてはいけないこと

インビザラインの初期の特許が2018年で切れ始めた関係で、格安のマウスピース矯正などが現れるようになりました。

ここで気をつけたいのは、確かにインビザラインは基本的に保険適用外となるため、金額が安くはないという点。

その点を突いて、安価なマウスピース矯正が市場に出てきているのは事実です。

 

しかし、安価なマウスピース矯正はむしろ余計にお金をかけてしまう結果になりかねません。

先述した通りインビザラインは非常に高度な技術とシステムに裏打ちされ、かつ歯科矯正医の技術によって結果も様変わりします。

きちんとした矯正専門のドクターが治療に当たる場合、マウスピースで歯をコントロールする難しさを理解しているため、インビザライン以外のマウスピース矯正を選択することは非常にリスクのある選択です。それくらい精度が問われるからです。

逆にいえば、安価なマウスピース矯正を行えるのはそこのリスクをあまり承知していない歯科医が当たっている可能性があります。

そして、マウスピース矯正は単にマウスピースを作って、送って、患者様が自分で装着すれば良いというものでもなく、都度必要なタイミングでフォローが必要です。

安価なマウスピース矯正を選んだ結果、矯正位置の失敗などで再度矯正をし直すことが必要になるケースもあり、失敗したものを改めて治すのですから、当然最初よりも難しくなることは想像に難くないと思います。

そのために費用をなんとか下げるつもりで安価なマウスピース矯正を選んだのに結果的にはお金も時間も余分にかかってしまうケースは少なくありません。

そもそも歯科矯正の治療は確かな技術が求められるもので、精緻な作業が必要になります。その精緻な作業に精緻なシステムで対応できるのがインビザラインなので、マウスピース矯正を選択される場合には、インビザラインによる治療を確かな技術と実績でしっかり行っている歯科医院を選択されることを強くおすすめします。

ディスキングとは

2021年12月3日

みなさんはご自身の歯並びのお悩みはありますか?

悩んだ時に思い浮かぶことは

・矯正治療は費用が高くて手が出せない

・部分的にできないかな

・歯を抜かないといけない

・コロナ禍をきっかけに矯正治療をしたい

・どこの歯医者さんに行こう

・長期間装置をつけていられるかな

 

わからないことが多く、お困りの方がいらっしゃると思います。

矯正治療を行っている歯科医院は増えていき、選ぶのが難しいですよね。

一般歯科の中には矯正歯科もあり、お口の中をトータルで見ていただける歯科医院も増えています。

費用の面、治療方法、担当歯科医師との相性も気になると思います。

しかし、当院はマウスピース矯正専門の歯列矯正歯科!

しっかりとカウンセリングをし、他院ではできない非抜歯の症例や、難症例も対応できます。

皆様がお気軽に相談できるように矯正治療の無料診断を実施しております。

 

目次

■当院が選ばれる5つの理由
■インビザライン治療について
■ディスキングの目的

 

■当院が選ばれる5つの理由


1.シミュレーション可能

矯正治療をしたらどんな歯並びになるか、知りたくないですか?

治療後の仕上がりを治療前にシュミレーションできます。

当院ではiTero「アイテロ」シミュレーションシステムを利用して、モニターで治療後の歯並びをご確認いただけます。

初診時に確認ができ、無料相談のみの方にも利用可能です。費用は一切かかりませんのでご安心ください。

必ず矯正治療では歯型を採る必要があります。今まではシリコンの入った大きなトレーをお口に入れて歯型を採取してました。型取りが苦手な方も多いと思います。iTeroシステムなら苦しい型取りは一切不要です。3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで、素早く歯型を採取できます。

2.痛みが少ない矯正プラン

歯を動かすことで痛みがあることはよく聞きますよね?当院のライトフォース理論と光加速装置を利用した矯正なら痛みを最小限に抑えた治療が実現できます。痛くて食事が出来なかったらどうしよう。日常的に痛みがあると眠れるのかな。このような理由で矯正治療をためらってはいないでしょうか?

では、どうして痛みが少ない矯正治療を実現できたのでしょう。それは技術が進歩したことで、現在ではそれほど大きな痛みを感じることなく治療できるようになりました。

ライトフォースと呼ばれる歯を締め付ける力を弱くする治療方法で「痛みの軽減」「治療期間の短縮」ができました。

どのくらい弱くしているかというと、従来と比較して1/2~1/5程度の強さです。

しかし、弱い力で歯が動くのか?痛くない代わりに治療期間が長くかかるのでは?と言った疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

歯の移動は骨代謝が促進されることで、歯の動くスピードが速くなります。

しかし、従来の方法では、骨に栄養を供給する血管が潰れてしまうほどの力がかけられていることがありました。これが治療期間の長期化を引き起こす原因となっていたのです。

血管の弾力より弱い力をかけるため、つぶさない代謝活動を妨げることがないのです。当院はライトフォース理論にのっとっておりますので、血の流れを邪魔することなく、本来の骨代謝を最大限に促しています。歯の動くスピードを損なうことなく痛みを抑えることができます。治療法や個人差にもよりますが、数か月~1年以内に治療を終えられるケースもあります。

3.納得の説明

通常、診断料の相場は3万円ですが、多くの方に矯正治療を知って頂くため当院では無料で診断を行っています。

当院はインビザラインダイヤモンドプロバイダーの認定医院です。難症例、歯並び全体の矯正治療、他院の治療のリカバリーと言った矯正治療に関しての知識や経験が豊富なためにできるより精度の高い治療計画を導入し、その微調整を加えていくことで対応していきます。

4.女性ドクター在籍

女性に大人気の女医による矯正治療を行っています。歯の悩みはデリケートな問題ですよね。女性の中には男性ドクターには相談しにくいという方や、男性が苦手という方もいらっしゃると思います。当院は女性ドクターも在籍しておりますので、女性だからこそ、同じ目線に立って綺麗な歯並び、安定した咬み合わせを一緒に創り上げていくことができます。

5.プライバシーへの配慮

患者様のプライバシーを守るのは医院の義務だと考えております。当院では個室診療室とカウンセリングルームを設けています。

■インビザライン治療について


マウスピース型矯正装置「インビザライン」は矯正治療中であっても、治療を受けていることがわかりにくい透明なマウスピース型矯正装置です。

従来の大人の矯正では、メタルブラケットにワイヤーを通して固定する方法が一般的でした。しかし、現在では矯正装置の種類が豊富になり、患者様の症状やご希望に合った装置で歯並びのお悩みを解決することが可能です。マウスピース矯正もその一つであり、見た目を気にせず歯列矯正を受けることができます。患者様の歯型をもとにオーダーメイドのマウスピースを作製し、定期的に交換しながら装着を続けることで、少しずつ歯並びを整えていきます。

できる限り抜歯をせずに治療していますが、残念ながらすべての方に非抜歯治療を行えるわけではありません。また、抜歯まで至らなくとも少しだけ歯を削って調整する方法を採ることもあります。この処置をディスキングまたはIPRと呼ばれています。

場合によっては切削器具を使うこともあります。細い紙のようなやすりを使って歯と歯の間を少しずつ削っていく処置になります。矯正治療で歯を削る?と思われるかもしれません。私たちの歯の一番表面にあるエナメル質は約1mm~2mmほど。インビザラインの処置で行われるディスキングで削る歯はほんの0.25mmほどです。そのため、見た目にも大きな変化はなく歯に大きなダメージを残すこともありませんのでご安心して下さい。

元の歯並びの部分で歯が重なっているところや、歯が動くためのスペースの確保ができないことがほとんどです。

通常の矯正では抜歯を行い歯を動かすスペースを作っていきますが、抜歯が必要ない場合、抜歯をしてもさらに微調整で細かいスペースが欲しいときにディスキングで歯を少量削りスペースを作ってあげることで歯が綺麗に並ぶようになります。

 

■ディスキングを行う目的


1.前歯の出っ張りを改善するため

前歯が出てしまっている場合は後ろに下げて歯並びを整える必要がありますが、通常前に出てしまっている場合は歯が横並びに並ぶスペースがないことがほとんどです。そこでディスキングを行い、歯が並ぶスペースを作ってあげます。

2.歯の大きさのバランスを整える

人それぞれ歯の大きさはバラバラです、日本人は前歯が大きくネズミの歯のような見た目になってしまう方が多くいらっしゃいます。その場合は全体的にまとまった見た目になるように、歯の大きさを整えるためディスキングを行って歯をサイズダウンする効果があります。

3.ブラックトライアングルを改善する

元々の歯の形態や歯ぐきが下がってしまったことで、歯と歯の間に逆三角形のような隙間ができてしまいます。

この隙間をブラックトライアングルと呼んでいます。ディスキングをすることで、歯の形態を整えインビザラインの矯正でトライアングルを埋めるように処置することができます。

4.並んだ歯を固定する

ディスキングで整えた歯は綺麗に並べた後に歯と歯がしっかりと密着するように、矯正治療が終了した後もその歯並びを維持しやすくなります。そして、歯の後戻りも起こしにくくなります。

 

歯を削ることはマイナスなイメージを持ちがちですが、インビザラインの矯正治療では必要に応じて効果的に加えることで、より治療結果の精度を高めることができます。

歯にダメージがない程度に行いますので、安心して下さい。

 

マウスピース型矯正装置の歯の移動

2021年11月26日

こんにちは、

世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザラインの魅力ってなんだと思いますか?

透明で目立たない?

取り外し可能でお手入れがしやすい?

実はそれだけではないです!
当院では痛みが少ない矯正治療を実現しました。

歯がどうやって動いていくのか、今日はマウスピース型矯正装置での歯の移動についてお話していきます。

 

目次

■そもそもマウスピース矯正とはなにか
■歯が動く仕組み
■まとめ

 

■そもそもマウスピース矯正とはなにか


インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社が作製するマウスピース型の矯正装置です。

マウスピース矯正は、従来のワイヤーによる矯正治療ではなく、その名の通り、マウスピースをはめる形の矯正になります。

従来のワイヤー矯正と異なる点は歯に固定せずに取り外しができるという点が大きいと思います。

矯正治療中も、従来のワイヤーに比べると、通常と同じように食事をすることや、歯磨きを行うことができます。しかも透明なマウスピースをつけるので、ワイヤーのように目立たないのもメリットの一つと言えます。

インビザラインにはさまざまなメリットがあります。

今までの矯正治療では必ず歯型を採る必要があります。インビザラインの大きな違いは、苦しい型取りは必要ありません。シリコンの入った大きなトレーをお口に入れて採取していましたが、苦手な方も多かったと思います。

インビザラインではアライナーを作製するための歯の型取りはiTeroシステムを使用し、苦しい型取りは一切不要です。

3Dスキャナーの先端をお口に入れるだけで、素早く歯型を採取できます。

すべてではありませんが、一般的なマウスピースによる矯正は歯が動くたびに次の段階の矯正装置に付け替えるタイミングで毎回歯型の採取を必要とします。

最初に1回採取した歯型を3Dデジタル化して、治療完了まで緻密な計画を練り上げます。

立案した計画に基づいて、正確な歯型のデータを採取し、患者様に出来るだけ負担の少ない形で、検査を実施していきます。

仕事にお忙しい方でも無理なく矯正治療を行うのに、インビザラインは適しています。

但し、インビザラインには従来の矯正とは違った特有の知識と技術が必要になります。

医師の高い診断技術が要求され、医師の治療計画によって、治療効果にも影響を及ぼします。

なので、インビザラインも豊富な経験のある医師に相談されるのがいいかと思います。

インビザラインは正確性や再現性が非常に高いのも特徴の一つです。

アメリカのアラインテクノロジー社はマウスピースに関する特許を中心に多数の知的財産を有しており、例えば、コンピューター・テクノロジー、ビジネスモデル、口腔内スキャン、マウスピース製造プロセスなど幅広い分野で、全世界累計550件以上の特許を保有しています。

このインビザラインがほかのマウスピース矯正に比べて、非常に優れているのも、この豊富な技術に裏打ちされています。

インビザラインの知名度は日本でも徐々に高まっており、インビザラインを希望して、歯科医院を訪れる患者様も年々確実に増加しています。

 

 

 

■歯が動く仕組み


インビザラインの場合は、抜歯を伴う全顎的治療も可能です。アタッチメントなど補助装置を利用し、マウスピース矯正単独では苦手としている動きをカバーして治療します。

その他のマウスピース矯正では、出来る限り抜歯をせず、前歯を中心とした治療を行っていることからも適応症例は限定的となる場合が多く、その分安く矯正治療をできるようですが、後戻りがしやすいなどでデメリットも多く、注意が必要です。

歯科矯正治療では、歯あるいは顎に外力を作用させ、周囲組織に変化を起こさせます。(矯正力)矯正力が加わると、移動方向の歯頚部歯根膜は圧縮され、反対側は牽引されます。

○圧迫側に起こる変化

強制力の強弱により圧迫側歯根膜の圧縮度は異なり、組織反応も異なります。弱い力のときには歯根膜はわずかな充血をきたして歯槽壁表面に破骨細胞が現れ、歯槽壁表面から骨吸収が起こります。これを直接性吸収といいます。

一方、強い力のときには歯根膜は強く圧縮されて貧血を起こし、細胞成分がみられなくなり、硝子様変性を起こす。

この段階ではまだ歯は動きません。変性部分から離れた部分および骨の内部には弱い力が加わるので破骨細胞が出現し、内部から骨を吸収します。これを穿下性吸収といい、骨が陥没することで歯は急激に移動する。

○牽引側に起こる変化

牽引側歯根膜は引っ張られ、繊維芽細胞が増殖し、歯槽骨表面には骨芽細胞が現れ、骨を造成して骨添加を起こさせます。

 

歯はさまざまな方向へ移動していきます。

○傾斜移動

矯正力で歯軸が傾斜することで、近遠心的傾斜移動と唇舌的傾斜移動とがあります。前歯唇面に舌側方向の矯正力が加わり、歯が舌側傾斜する場合には、歯根膜の圧迫側は舌側歯頚部と唇側歯根尖部に生じ、牽引側は唇側歯頚部と舌側歯根根尖部に生じる。

○歯体移動

歯全体が平行移動することを歯体移動といい、移動方向の歯根膜は前面にわたり圧迫側となり、反対側の歯根膜は牽引側となる。

○回転

歯軸を中心に回転することで、歯が捻転している場合に、回転力を加えて歯列弓に正しく配列させる。歯根膜は歯根の形態に応じて圧迫側と牽引側とが生じ、それぞれ異なる変化を示す。

○圧下

歯軸に沿って歯根方向へ矯正力を加えると、歯は歯槽内へ押し込まれる。この移動のことを圧下といい、歯根膜全体が圧縮される。

○挺出

歯軸に沿って歯冠方向に矯正力を加えると、歯は歯槽内から伸び出てくる。この移動のことを挺出といい、歯根膜線維は牽引される。

○トルク

歯冠部に唇舌的回転力を加えて歯根を主体に移動させることで、舌側へのトルクと唇側へのトルクとがある。移動方向の歯根膜は前面にわたり圧迫側となり、反対側は牽引側となる。

 

マウスピースだけではすべての歯は移動できません。

加える力を計算して作っているので、歯の移動距離や移動速度、角度などによって変わります。

その力を補助的に手助けをする機能がアタッチメントなのです。

歯の表面に付けるでこぼこの半透明の突起物のことです。

歯科用のプラスチックでできており、人体に無害な素材です。

白色で歯の色と似ているものを使用しているので、歯の表面についていても思ったよりあまり目立ちません。

逆にアライナーを装着すると、そのアタッチメントが入るアライナーのふくらみの方がちょっと目立つぐらいです。

歯科用の接着剤で歯の表面についているため、脱着の際に力がかかると取れる可能性もあります。

矯正治療が終わったら取れるものでないと全部外すので困りますよね。

そのためアタッチメントはちょうどいい力で歯の表面についています。

■まとめ


ここまでインビザラインの特徴や歯の移動について記載してきましたが、通院回数も少なく、歯型の採取も1度で終わるインビザラインは、日常的に仕事やプライベートの予定で忙しい現代人にとって、とても負担を軽くできる治療方法です。

しかも精度の高い治療を受けることができるので、矯正の効果も望める上、日常生活においても取り外しが可能なので、食事や歯磨きなどもストレスを軽減して、実施することができます。見た目にもワイヤーなどと比べると目立たないので、そういったストレスも抑えられます。

 

インビザラインは確実に日本に浸透してきていましが、それは矯正に対するストレスを抑えたことによって、矯正治療のハードルを下げてきたことにあります。

ぜひ、矯正治療を考えているけど、通院や見た目などさまざまな理由で悩んでおられる方は一度当院へご相談ください。

インビザラインで後戻り治療

2021年11月5日

こんにちは

長期の矯正治療が終わり、噛みやすくきれいな歯並びになると嬉しいですよね。

理想的な位置に歯を動かしたと安心していても、保定装置の装着を怠ったために歯が元の位置に戻ろうと「後戻り」していきます。

私たちの歯は生涯動き続けています。必ず後戻りのリスクがあるため、しっかりとリテーナーを装着することで後戻りのリスクを軽減できます。そのためには保定が必要になります。

マウスピース矯正インビザラインでは矯正治療後の後戻りでずれた歯並びを状態によっては治療することが可能です。

 

目次

■後戻りとは
■後戻りした場合
■後戻りしないように必要なこと
■まとめ

 

■後戻りとは


後戻りの要因としては

○不十分な保定

○不十分な矯正歯科治療

○不正咬合の原因が残っている場合

があります。

不十分な保定は矯正治療後の保定装置の装着に関わってきます。

患者様の自己管理が必要で、ご自身の努力にかかってくる部分なので皆さまに頑張って頂くしかないのですが、それ以外の不十分な矯正歯科治療、不正咬合の原因が残っている場合に関しては、矯正医の不注意や、知識・技術の未熟さからくるものとなります。

歯は顎の骨と直接結合していません。

歯と顎の間にある歯周靭帯と呼ばれる組織で間接的に結合しています。

よくスポーツ選手が手や足の靭帯を断裂することがあります。それと同様の「歯周靭帯」という組織が歯と骨をつないでいるのです。

靭帯は柔軟性に富んだ組織であり、各器官が正常に機能することをサポートしてくれます。歯を移動した場合、その靭帯は元の位置に歯を戻そうとする働きをし、そのまま放っておくと歯の後戻りが起こるのです。

理想の歯列を維持するためには、十分な保定機関をかけ、顎の骨や歯ぐき内部の繊維などを安定させる必要があるのです。

後戻りとは治療前の不正な咬合状態に向かうことです。

矯正治療終了後、矯正器具の力から解放された歯は、本来あった場所へ戻ろうとしてしまうのです。

歯の周りの骨や軟組織が新しい環境になじむためには治療期間と同じ時間がかかると言われています。

 

■後戻りした場合


原因に対してアプローチする必要があります。

例えば、でこぼこな状態に後戻りした場合に、歯と顎の大きさのバランスが悪いことが原因であれば、歯冠形態修正を行い、歯の幅を小さくしたり、必要な場合抜歯も行います。

歯冠形態修正とはストリッピングといい矯正治療の中で歯と歯の間を少し削るものです。

歯の横側を少し削るもので、臨床的に安心性が確認されている方法です。

歯を削ると痛いイメージがあると思います。エナメル質と呼ばれる歯の表層しか削りませんので、象牙質の近くまで削ることなく、痛みは感じません。

ストリッピングは1944年にBallardが初めに行ったと言われています。

以来、どこまでが安全に削れるか様々な論文が出ています。

でこぼこを治すためには歯を並べる隙間をつくることが必要になり、抜歯、歯を削る、歯列を横に広げる、奥歯や前歯を移動して歯列を長くすることが必要です。

どれか、またはいくつか組み合わせて隙間を作ります。

もっとも影響を受けやすい歯は下顎の前歯です。

舌の力や唇の力で前歯部に空隙や叢生といって歯が重なり合ってでこぼこした状態が生じたりといった問題があります。

歯周靭帯の影響によりねじれ戻ったり、本来の犬歯間の幅から逸脱していたり前歯の傾斜が著しかったりすると叢生を引き起こします。

当院では抜歯が必要なケースも対応可能です。

インビザライン「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院として認定を受けています。

年間インビザライン矯正を150症例以上行った医院が認定されます。

インビザラインシステムを開発したアライン社は取扱いに関しての認定条件を定めています。当院の担当医はインビザライン「認定医」を取得しております。

たくさんの患者様を診てきた経験があり、まずはお口の状態を拝見し、適応できるか否かをお伝えさせていただきます。

一般的にマウスピース矯正は抜歯が必要な方の治療は難易度が高いと言われています。そのため、経験が少ない先生に相談するとインビザラインを使用できないと治療を断られるケースもあります。

また、インビザラインは奥歯を後ろに移動させることが非常に得意になります。

どれだけでも歯を後ろに移動できるわけではありません。移動量には限りがあります。

歯や歯ぐきへの負担を考えると、何度も矯正治療を行うより一度できちんと治療していただくことが理想的です。

当院は少しでも体への負担が少ない方法、痛みを抑えて治療を終えるための矯正治療を行っております。

身体に負担をかけない範囲で徐々に歯を動かしていきますので、ほとんど痛みを抑えられます。

 

 

 

■後戻りしないように必要なこと


正常な噛み合わせは上下の歯列が理想的に6本の大きさのバランスが取れている必要があります。

実際には上顎前歯6本の横幅の合計と下顎前歯6本の横幅の合計の比率(トゥースサイズレイシオ)を計算するのですが、このバランスが大きく崩れていると、どのように並べても上下の歯が理想的に噛みあうことはできません。

矯正治療を開始するときに治療方針に沿ってまず治療を行って頂きます。

マウスピース型矯正装置を外した直後に見た目だけ良くなる状態を治療のゴールにしてしまうときちんと保定を継続せずに、後戻りを起こす可能性が大きくなります。

しっかり装着しないことで起きてしまう現象です。

インビザラインで治療した方は、しっかりリテーナーを使用していただけることが多いです。治療中からマウスピースを装着することに慣れているため、その後リテーナーを使用していくことに抵抗がないからです。

慣れていることで装着時間をきちんと守り、自己管理ができます。

そのため、インビザライン治療は後戻りが少ないという考えに繋がります。

今の歯並びが正しい位置だと身体に教え込む必要があります。

当院で行っている矯正歯科治療は、後戻りしにくいことが1つの特徴です。

 

■まとめ


最近はマスク生活の中で矯正治療をする人も増えてきております。

その中には何年か前に矯正治療を中断されて後戻りした方もいらっしゃいます。

後戻り治療は、以前の矯正治療のように何年もかかるものではありません。

過去に矯正した歯が元に戻ってきた方には治療期間を1/2~1/3にできる「光加速装置」もご提案可能です。

赤外線を利用し細胞を活性化させることで歯が動くスピードを促進させる機器になります。

矯正治療は噛み合わせを正しく整える治療でもあります。

噛み合わせに問題があると歯並びが崩れてしまうことがあります。

噛む力をすべての歯で受け止めていないということ。

つまり、一部の歯に過度な力が加わっていることになります。

そして体は回復機能を備えているので、歯を動かそうと元の位置に戻ろうとする機能が働きます。

歯並びをきれいに整えるだけではなく適切な噛み合わせをきちんと考慮した歯科医院での治療を強くお勧めします。

インビザラインは適切な装着が不可欠です。

装着方法や装着時間が適切でない場合は、計画通りに歯が移動しない可能性があります。

自己管理が大変ですが、ぜひ噛み合わせをしっかり意識した歯科医院で、噛みやすく、綺麗な歯並びをぜひ一緒に目指しませんか?

後戻りしてしまったが、次は後悔したくない。

これから矯正治療を始めたいが、失敗したくない。

お悩みの方はぜひご相談ください。

 

矯正治療後、歯が後戻りしてしまった方は「歯の後戻り矯正」をご覧ください。

新世代の矯正治療法マウスピース矯正の特徴

2021年11月1日

こんにちは
矯正歯科医院である当院で、特に人気のインビザラインは、マウスピース矯正という新世代の矯正治療法です。
マウスピースは以前から歯科医療の現場でよく使われてきたものなので、ご存知の方も多いと思います。
ですが、実はマウスピース矯正のマウスピースと今まで歯科医療の現場で使われてきたマウスピースは全く異なるものです。
今回は、マウスピース矯正でのマウスピースの特徴から、ワイヤー矯正との歯の移動の仕方の違いまでご紹介します。

目次

■しっかりしたマウスピースが原動力
■マウスピースで歯が動く仕組み
■マウスピース矯正の特徴
■マウスピース矯正での歯の動き方

 

■しっかりしたマウスピースが原動力


マウスピース矯正が登場するまで、矯正治療の方法は、歯の表面にブラケットという金具をつけて、全ての歯にワイヤーを掛け、そのワイヤーの弾力性を利用して歯を動かしていくワイヤー矯正だけでした。
ワイヤー矯正では、ワイヤーが元の形に戻ろうとする働きを利用して、歯を少しずつ動かしていきます。
ワイヤーを実際に触ってみるとよくわかるのですが、細くて頼りなさそうに見えながらも、意外と弾力性があり、少しぐらい曲げても、すぐに元の形に戻ろうとします。
多少曲げたくらいでは、変形しません。
ですから、ワイヤー矯正で歯が移動していくのはなんとなくでも理解しやすいのではないでしょうか。
ところが、今回ご紹介するマウスピース矯正で用いられるのは、補助的にアタッチメントなどを使うことはありますが、基本的にマウスピースだけです。

○インビザラインのマウスピースはかなりしっかりしている
マウスピースというと、顎関節症の治療に使うものや、睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースをイメージされるのではないでしょうか。
顎関節症の治療用のマウスピースの多くはとても軟らかく作られています。
睡眠時無呼吸症候群で使うマウスピースは硬いですが、インビザラインのような薄さや透明度、そして歯への密着感は備わっていません。
スポーツ用のマウスピースもありますが、こちらも軟らかい上、厚みもかなりあります。
ところが、インビザラインのマウスピース、触ってみていただくとわかりますが、かなりしっかりとした作りになっています。
厚みもかなり薄く作られています。
透明度もかなり高いですし、歯にしっかりとフィットします。
ですから、一般的なマウスピースから想像されるものと、インビザラインのマウスピースは似ていません。
インビザラインのマウスピースがどれほどしっかりしているかというと、少々力を加えてみても、ワイヤー矯正のワイヤーのように容易にしなることが、ほとんどないくらいです。
誤解のないようにして欲しいのですが、全くしならないわけではありません。
そんなにしっかりとした作りになっているのに、どうしてマウスピース矯正では歯が動くのでしょうか。
不思議に思いませんか?
その理由こそが、まさにそのしっかりした作り、歯への密着性なのです。
言い方を変えると、よく知られている顎関節治療やスポーツ用に用いられるマウスピースでは軟らかすぎるため、歯は移動しません。

 

■マウスピースで歯が動く仕組み


インビザラインで用いられるマウスピースが、かなりしっかりした作りになっていることは先にご説明しました。
では、マウスピースはどうやって歯を移動させていくのでしょうか。
実は、マウスピース矯正で使うマウスピースは、厳密な意味で治療前の歯並びに完全にフィットしているわけではありません。
歯にどのような力が、どのような向きで、どれくらいの強さでかかるのかを厳密に計算した上で、歯に適切な負荷がかかるようにデザインされています。
そのため、しっかりとした作りと相まって、歯にピッタリとフィットするように作られている上に軟らかい顎関節症の治療用マウスピースやスポーツ用マウスピースと比べると、マウスピース矯正用のマウスピースは、装着すると窮屈な感じがします。
この窮屈感に慣れてきた頃は、マウスピースの交換時期でもあるわけですが、窮屈感に慣れてきた理由は、そのときにはマウスピースの働きで歯が移動し、歯に加わる負荷が軽くなっているためです。

 

■マウスピース矯正の特徴


では、歯を動かすという点で、マウスピース矯正とワイヤー矯正にはどのような差があるのでしょうか。
それは、固定源への影響です。
ワイヤー矯正では、歯を動かすための支えとなる歯が必要となります。
その歯を私たち歯科医師は固定源とよんでいます。
ワイヤー矯正では、この固定源となる歯を利用して、その他の歯を少しずつ移動させていきます。
固定源となる歯は、その他の歯を動かすための支えとなるわけですから、かなりしっかりとした歯を選ばなくてはなりません。
固定源となる歯が動いてしまっては、矯正治療がうまく進まなくなるからです。
そこで、たいていは第一大臼歯や第二大臼歯などのとても大きな奥歯を利用します。
ブラケットという金具ではなく、バンドという金属製の輪が嵌め込んである歯が固定源です。
しかし、残念ながら固定源となる歯が全く動かないかというとそんなことはなく、少しは影響を受けてしまいます。
一方、マウスピース矯正では、ワイヤー矯正のようなバンドを使った強い固定源は設けません。
マウスピース自体に固定能力を加え、動かしたい歯だけに力を加え、そうでない歯を固定源とする方法を採用しています。
このため、固定源となる歯が移動するという、矯正治療の治療計画において無駄とも言える歯の動きが発生しにくいため、効率的に矯正治療が進められます。

 

 

■マウスピース矯正での歯の動き方


マウスピース矯正とワイヤー矯正では、歯の動き方も違います。
ワイヤー矯正では、歯体移動(したいいどう)という歯の動き方が中心となります。
歯体移動とは、平行に歯を移動させる動かし方です。
これは、歯がワイヤーに沿うように移動するためにできる動かし方で、ワイヤー矯正の特徴ともいえます。
一方、マウスピース矯正では、歯の動き方は傾斜移動(けいしゃいどう)という動き方になりま
す。
傾斜移動とは、歯の頭の部分である歯冠が倒れるように移動する動き方です。
移動したように見えても、歯冠ほどに歯根が動いていない動き方です。
この違い影響しやすいのが、抜歯した後の矯正治療です。
歯をきれいに並べるスペースが足りない場合、顎のサイズを大きくすることはできないので、歯を抜いてスペースを確保します。
抜歯して得られたスペースは比較的大きいので、その分、歯を動かす距離も大きくなります。
歯が平行に移動する歯体移動の場合、大きなスペースに移動させる場合でも、比較的スムーズに移動できるのですが、傾斜移動ではそうはいきません。
なぜなら、傾斜移動の場合、移動する距離が大きくなればなるほど、歯根の位置があまり変わらず、つまり歯が倒れるような向きに動いてしまう可能性があるからです。
言い方を変えると、マウスピース矯正では歯を大きく動かすような矯正治療はあまり得意ではないということになります。
あくまでも、ワイヤー矯正と比べればという意味ですが。
このように歯を大きく動かすとなると、ワイヤー矯正と比べて分が悪いマウスピース矯正ですが、それゆえに、細かな歯の移動や、部分的な歯の移動は得意となっています。
それは、マウスピース矯正では無駄な動きが生じにくいからで、言い方を変えるとワイヤー矯正は、細かな歯の移動となるとマウスピース矯正の方が上手となります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正では、歯の動かし方に違いがあり、それぞれに得意不得意があります。
それゆえに、矯正治療の方法選びはとても大切で、矯正治療に取りかかる前のきちんとした診断と治療計画が大切である理由は、まさにここにあります。
中には、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせることで、両者の得意領域を十分に生かした矯正治療を行うこともあります。

インビザラインのアタッチメントの種類

2021年10月29日

 

こんにちは!
『目立たない』『ご自身で取り外しができる』『通院回数が少ない』などの理由により、当院で人気の高いマウスピース矯正『インビザライン』ですが、従来から行われているワイヤー矯正と比べると、適応となる歯列不正の症例に限りがあるなどのデメリットも持っています。

ところが、単にマウスピースを使うのではなく、アタッチメントというものをつけることで、適応となる歯列不正の幅がぐんと増やせます。

まさに「不可能を可能にする」のがアタッチメントの役割です。

そこで、今回は、最近注目度アップのインビザラインの適応症例を増やすアタッチメントの役割についてお話ししたいと思います。

 

目次

■マウスピース矯正でのアタッチメント
■インビザラインで使われるアタッチメントとは
■インビザラインのアタッチメントの種類
■アタッチメントの取り扱い
■アタッチメントの注意点

 

 

■マウスピース矯正でのアタッチメント

アタッチメントとは、歯の表面につけた突起物のことです。

マウスピース矯正では、マウスピースが歯を押すことで動かしていきます。

しかし、歯の表面はツルツルした状態ですから、マウスピースから加えられた矯正力が逃げてしまうことがあります。

そのようなとき、歯の表面にアタッチメントをつけると、マウスピースが歯に引っかかりやすくなり、マウスピースからの矯正力がしっかりと伝えられるようになります。

そのほかにも、アタッチメントにはマウスピースのフィット感をアップする役割もあります。

つまり、アタッチメントは、それ自体が歯を動かすのではなく、歯をより動かしやすくし、矯正治療をスムーズにすることを目的につけるものといえます。

したがって、矯正治療が終われば、つまりリテーナーで保定する段階になれば、アタッチメントはいらなくなるので、取り除きます。

アタッチメントは歯の表面に貼り付けているだけなので、簡単に取り除けます。

 

■インビザラインで使われるアタッチメントとは

インビザラインは、薄くて透明度の高い、そして歯に密着したマウスピースを矯正装置とした矯正治療法です。

マウスピース矯正の最大の利点は、矯正治療を受けていても、一見しただけではわからないほどの目立ちにくさにあります。

マウスピース矯正の利点を損なうことがないよう、インビザラインのアタッチメントにも目立ちにくさが求められます。

こうした条件をクリアするために、インビザラインのアタッチメントは、コンポジットレジンという歯の色にマッチした白色のプラスチック材料で作られています。

コンポジットレジンはプラスチックですが、虫歯治療でよく使われている材料なので、安全性は問題ありません。

インビザラインのアタッチメントは、四角いタイプ、丸いタイプなどいろいろありますが、いずれのアタッチメントも3〜5mmほどの厚みなので、とても薄く作られていることがわかっていただけることでしょう。

歯の色に似ている上に、コンパクトなので、インビザラインの目立ちにくさを損なうことがありません。

こうしたアタッチメントを歯の表面に接着させ、マウスピースの矯正力を高めるようにします。

 

 

■インビザラインのアタッチメントの種類

インビザラインのアタッチメントは、大きく分けるとインビザライン社が作る『最適アタッチメント』と、歯科医院で作る『通常アタッチメント』の2種類に分けられます。

 

○最適アタッチメント

インビザラインでは、矯正治療に取りかかる前に、専用のソフトウェアで歯の移動をシミュレーションします。

この結果をもとにマウスピースを作るわけですが、このとき、歯の位置や形、サイズなどによってソフトウェアが自動的に作成するアタッチメントが、最適アタッチメントです。

最適アタッチメントの形やサイズは、インビザラインのソフトウェアが、矯正治療の効率が最大限に高められるように計算して、自動的に作ります。

もちろん、最適アタッチメントをどの歯のどの部分につけるのかも、ソフトウェアが指定します。

最適アタッチメントには、いろいろな種類があります。

 

・ルートコントロール用最適アタッチメント

ルートとは、歯根のことです。

道じゃありませんよ。

ルートコントロール用最適アタッチメントは、歯の隙間や前歯の隙間(正中離開)を埋めたいときに多く使われ、それらの歯根を前後に動かし、歯並びの隙間を解消させます。

 

・回転用最適アタッチメント

歯の中心軸を中心にして回転させるためのアタッチメントです。

このアタッチメントは主に犬歯やその後ろの小臼歯という歯に使います。

 

・開咬(オープンバイト)用最適アタッチメント

奥歯を噛み合わせたときに、上顎と下顎の前歯が当たらない歯並びを開咬(オープンバイト)といいます。

開咬(オープンバイト)用最適アタッチメントは、上顎の前歯4本に装着し、前歯を引き出しやすくします。

 

・過蓋咬合(ディープバイト)用最適アタッチメント

過蓋咬合(ディープバイト)とは、奥歯を噛み合わせたときに、下顎の前歯が上顎の前歯に隠されてしまって見えなくなるような噛み合わせのことです。

この最適アタッチメントは、下顎の前歯や小臼歯に貼り付けて、奥歯を引き出すことで過蓋咬合の改善を図ります。

 

・アンカレッジ用最適アタッチメント

この最適アタッチメントは、抜歯部分のスペースを閉じるように設計し、抜歯をしなければならないような歯列不正の矯正治療の際に使います。

 

○通常アタッチメント

こちらは、インビザラインのメーカーが作るのではなく、歯科医師が臨機応変に歯につけるアタッチメントです。

大きさや位置も歯科医師の裁量で調整します。

 

■アタッチメントの取り扱い

インビザラインのようなマウスピース矯正は、ご自身の手でマウスピースを付けたり外したりできるのが利点です。

では、アタッチメントもご自身の手でつけたり外したりできるのかというと、そうではありません。

アタッチメントは歯科医師が専用の接着剤をつけて歯にしっかりと貼り付けます。

外すときは、リムーバーという器具を使って歯の表面から剥がします。

剥がしたままですと、表面がざらざらとしてしまいますから、専用の器械を使って、きれいに磨きます。

アタッチメントに関しては、つけることも外すこともできないのです。

 

■アタッチメントの注意点

○アタッチメントが外れたとき

アタッチメントは、歯に接着しただけのものなので、外れないとも限りません。

しかし、たとえ外れたとしても、すぐに治療計画に影響が出るものでもありません。

ですが、外れた状態を放置していると矯正治療がうまく進まなくなる恐れがありますので、放置したままにはしないようにしてください。

 

○マウスピースの付け外しが難しくなる

アタッチメントには、マウスピースのフィットを高める働きがあります。

そのため、マウスピースを装着したり、外したりするのが難しくなります。

そこで、マウスピースをつけるときは無理なくゆっくりと入れてください。

外すときはマウスピースの端に指先を当てて広げるような感じで外すようにするといいでしょう。

 

○着色汚れがつきやすい

アタッチメントはコンポジットレジンでできています。

歯とコンポジットレジンの境などに食べ物や飲み物に含まれる色素が入り込み、着色汚れを生じさせてしまうことがあります。

あくまでも着色汚れだけなので、虫歯ではないのですが、せっかく目立たないインビザラインを選んだわけですから、矯正治療を受けている間は、色の濃い食べ物や飲み物を避けることをおすすめします。

 

○慣れるまでは口内炎ができやすい

アタッチメントは、歯の表面の突起のようなものです。

したがって、これが頬や唇などに当たると、粘膜が傷つくことがあります。

アタッチメントに頬や唇が慣れるにつれて、こうしたことは起こらなくなりますが、しばらくの間はそのようなリスクがあります。

良い歯並びとは

2021年10月22日

こんにちは!
世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
みなさんはマウスピース矯正(インビザライン)ってご存知ですか?
歯科矯正というと、多くの方が歯に金属のワイヤーをつけるイメージをもたれているのでは
ないでしょうか。
インビザラインはアメリカで生まれた治療方法で透明で目立たないマウスピースを使用した
矯正治療で、金属のワイヤーをつける矯正に対して、見た目の抵抗感をもたれている方も、
インビザラインであれば、それほど目立たずに矯正治療ができるので、若い方や社会人から
の人気もあり、矯正する人も増えています。

 

目次

■■歯科矯正が大事な理由
■インビザラインと従来の矯正は何が違うのか
■当院はインビザラインダイヤモンド認定医院です

■歯科矯正が大事な理由


そもそも矯正治療に抵抗を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大人になってからではもう悪くなった歯並びはどうにもできないのでは・・など諦めていら
っしゃる方もいるかもしれません。
そもそも前提として、矯正治療を「歯並びを綺麗にするため」という風に思っていらっしゃ
るとすると、それは間違いではありませんが、少し補足が必要です。
歯並びを綺麗にすることによって、本来あるべき歯の機能をきちんと発揮できる環境を整え
ることができるのです。
歯並びが良いとは審美性と機能面の両方を兼ね備えていることです。
審美性については見た目に関する問題のためわかりやすいと思います。
極端なお話だと見た目は揃っていて、噛み合わせがずれていると一部の歯にダメージを与え
てしまうことがあります。
つまり、歯並びを良くすることは健康と見た目の両方のメリットがあります
・噛み合わせがよくなる
しっかり上下の歯が噛みあうことで、均等に力が入り体のバランスも良くなります。
噛み合わせが悪いことで体に歪みが生まれ、肩こりや頭痛を引き起こす可能性があります。
噛み合わせを改善することによって、こうした健康の問題を改善できるかもしれません。
・虫歯になりにくくなる
歯並びが悪いと、凹凸が増えるので、ブラッシングの際に磨き残しができやすくなり、そこ
から虫歯ができやすくなります。虫歯予防の観点からも歯並びを整えると、歯磨きが楽にな
るので、メリットが大きいといえます。
・歯周病を防ぐことができる
虫歯と関連しますが、歯垢が歯肉にたまることによって、歯石となり、それが歯周病の原因
となります。歯並びが悪いと歯肉にも磨き残しができやすくなるので、歯周病にもなりやす
いです。歯周病が進むと、最悪のケースでは抜歯が必要になります。
ご自身の歯と一生付き合っていくためには、歯周病予防は必要不可欠だと思います。
そういった意味でも矯正治療を行うことは、長く自分の歯と付き合っていくことにも繋がっ
ているといえます。
・見た目に自信ができる
矯正治療をすることによって、歯並びがよくなるので、自分の見た目にも自信をもつことが
できます。歯並びが綺麗だと、笑顔の印象もとてもよくなりますし、見た目の印象は仕事に
も影響します。
メラビアンの法則というのがあります。人の印象は7%が言語情報、38%が聴覚(声のトーン
や大きさなど)、そして55%が視覚です。
つまりパッとみた時の印象がその後にも影響を与えます。人は3〜5秒で第一印象をもち、
それが2年続くと言われるので、見た目というのはプライベートにおいても仕事においても
大事な要素です。
以上のように歯科矯正をするメリットは多くあります。
ただ、どうしても冒頭にお話したように、金属のワイヤーというイメージがあったりして、
矯正治療に抵抗を持たれている方も多いかと思いますので、インビザラインについてお話し
ていきたいと思います。

■インビザラインと従来の矯正治療とは何が違うのか


インビザラインは冒頭にもお話した通り、透明で矯正が目立たないマウスピースを使用する
ため、見た目で大きく目立つことはありません。
昔からマウスピースでの矯正も確かにありましたが、難しい症例に対応ができなかったり、
気軽に扱える治療法ではありませんでした。
基本的に一定の歯並びにしか対応できなかったり、歯科技工士の方が手作業でまさに職人の
域で作業をするために、技工士さんによって技術のバラツキがあったり、一つ一つのマウス
ピースを作るのに時間がかかるため、多くの患者さんに対応することも難しい状況でした。
インビザラインはコンピューターで緻密に計算して、患者さんそれぞれに合わせたオーダー
メイドでのマウスピースを作ることによって、それまでできなかった多くの症例にも対応で
きるようになり、今では世界中で取り入れられている矯正治療の手法です。
コンピューターを使うため、全て手作業で行っていた時よりも制作も効率化されたので、多
様のマウスピースを以前よりも多くの患者さんに供給できるようになりました。そして事前
にシミュレーションを行うことができるため、もっとも効率の良い歯の動かし方で、無駄な
く、痛みや違和感も最小限に抑えることができます。
上記のような背景があり、インビザラインは矯正治療において当たり前のものとなってお
り、インビザラインによって、矯正がより気軽にできるようになりました。
さらにインビザラインが好まれる理由の一つに、自分で取り外しができるという点も挙げら
れます。ワイヤーでの治療の場合、自由に取り外しができなかったので、食事や歯磨きがし
にくいというデメリットがありました。しかし、インビザラインは状況に応じて、ご自身で
取り外しをしていただけるので、食事や歯磨きも問題なくできます。
なので、矯正中でも今まで通り美味しくお食事していただけますし、歯磨きもしやすいの
で、虫歯のなりやすさという意味ではインビザラインで改善されるといえます。
ただし、外す時間が長くなってしまうと矯正治療の期間が伸びてしまう可能性があり、ご自
身で管理していただく必要は出てきますので、ご注意ください。
ちなみにインビザラインは金属を一切使用していないので、金属アレルギーの方も問題なく
ご利用いただくことができます。

 

■当院はインビザライン「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院です


ほかの治療と同様、インビザラインにかかる治療費は決して安いものではありません。
そして長期間での治療が必要になります。なので、安心できる歯科医院で納得をした上で治
療を受けていただくことが重要だと考えます。
マウスピース矯正には7つのランクが設定されています。
当院は豊富な治療実績をもつ歯科医院のみが認定される「ダイヤモンドプロバイダー」とい
う上位クラスの認定を受けております。また当院の担当医はインビザラインの「認定医」資
格も取得しておりますので、安心して矯正治療を受けていただけます。
さらに当院ではシステムを駆使して治療前に治療後の歯並びのシミュレーションなどを無料
で実施することができるため、治療後の状態も事前にきちんと把握した上で矯正治療に臨む
ことができます。
歯科矯正の平均的な治療期間は2年〜2年半と言われています。当院ではそうした長期間のフ
ォローやケアもしっかりさせていただきます。
しかし、必ずしも全ての患者さんがインビザラインに適応するかと言われるとそうとも言い
切れないのが現実です。
ですので、患者さんお一人お一人に治療方針をご納得いただいた上で、進めていくために、
また人によってお口の中の状況や必要な治療も異なってきますので、個別でご相談も承って
います。
安心で安全な矯正治療を受けて、美しい歯並びを手に入れていただくために、お気軽に当院
にご相談ください。

 

・受け口/しゃくれの矯正治療の詳細は「受け口/しゃくれ」。

・叢生/デコボコの歯の矯正治療の詳細は「叢生/デコボコ」。

 

インビザラインについて

2021年10月15日

「マウスピース矯正とは」
こんにちは!
世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
みなさん歯列矯正というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
歯列矯正というと口元がギラギラして、銀色のワイヤーが目立つイメージをお持ちの方も
多いのではないでしょうか。ニコッと笑うとギラっと見える矯正装置が、とてもインパク
トがありますよね。
欧米では歯にお金をかけることこそがステータスになっているので、「矯正治療をしてい
る=裕福な家庭」とみられることが普通のようです。
あとは「矯正って痛そう!」「矯正期間が何年もかかりそう」「そんなに長い期間歯に装
置をつけた状態でいるのは抵抗がある」「歯磨きができなくて虫歯になりそう」など、ネ
ガティブなイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし近年では、歯科に「審美」を求める方が増え、歯並びの見た目を重要だと考える方
が一般的になりつつあります。

目次

■見た目が気になる方はマウスピース矯正を!
■マウスピース矯正に向いている方
■マウスピース矯正のメリット
■マウスピース矯正の「インビザライン」について
■当院は、「インビザラインダイヤモンドプロバイダー認定医院」、担当医は「インビザライ
ンの認定医」です!

■■当院からのメッセージ

■見た目が気になる方はマウスピース矯正を!


マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットと呼ばれる矯正装置を使用することなく透
明なマウスピース型の矯正装置で歯列を整えていく新しい矯正の方法になります。
歯科医院で歯型を採取し、その方専用のマウスピースを作成します。患者様の理想となる
歯並びになるまで段階ごとに新しいステージのマウスピースを作成し交換しながら少しず
つ歯を理想の位置まで動かし、歯並びを整えていく方法です。
人前に出るようなお仕事をされている方でも、人に気付かれることなく歯列矯正をするこ
とができるのがこのマウスピース矯正です。

■マウスピース矯正に向いている方


① 矯正治療中の「見た目」を重視される方
ワイヤー矯正は見ためが気になる・人前に出る仕事をしている・目立つ矯正には抵抗があ
るという方。
②スポーツや金管楽器などをされている方
スポーツ中にボールが口元にぶつかった時などに、マウスピース矯正であれば大怪我をし
なくて済みます。
サックスやフルートなどの楽器をされている方は、取り外しができるので問題ありませ
ん。
③金属アレルギーの方
マウスピース矯正は金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも安心な矯正治療で
す。
④不正歯列が軽度〜中程度な方
マウスピース矯正は、どんな場合でも適応できるわけではないので、まずは適応している
かどうかドクターに診てもらう必要があります。

■マウスピース矯正のメリット


①矯正中なのに目立たない!
装置が透明なので目立ちにくいです。
② 取り外しが可能!
食事の時には外せるのでストレスが少なくて済みますし、矯正治療中もしっかりと歯磨き
ができることで矯正中でも虫歯の予防をすることができます。また、大事な行事の時には
取り外すことができますので矯正治療開始のタイミングも気にしなくて済みます。
③ 通院回数が少なくて済みます!
ワイヤーの矯正やマウスピース矯正の種類にもよりますが、インビザライン以外のシステ
ムの場合は比較的通院回数が多くなります。通常はおよそ 2~3 週おきです。
インビザラインは基本的に 1 回(ズレが発生しても 2〜3 回)歯型を採ってまとめて作製
しお渡しします。
④痛みを感じにくい!
マウスピース矯正でも歯を動かす際に生じる違和感や多少の痛みを感じる方はいらっしゃ
いますが、基本的には歯を数 mm ずつ動かすように無理のないマウスピースの設計になっ
ていますので、装着時の痛みを相対的に感じにくいです。
④ 虫歯・歯周病のリスクが低い!
マウスピース矯正は着脱が可能なことから食事の時に外したり、歯磨きする時もしっかり
と普段通り磨くことができるので矯正中の虫歯リスクが低い矯正治療と言えます。また、
口腔内を常に清潔な状態に保てるので、ワイヤー矯正で時々できてしまう口内炎の発生も
少ないです。
⑤ 抜歯ケースでも対応可能
抜歯が必要な方の治療は難易度が高いと一般的にマウスピース矯正では言われておりま
す。
そのため経験が浅い先生に相談するとインビザラインは使用できないとマウスピース矯正
での治療を断られることがあります。
当院では抜歯が必要なケースも対応可能です。
歯並びによってはワイヤー矯正と併用するケースもございます。

■マウスピース矯正のデメリット


①適応症例が限られる
マウスピース矯正の場合どのような歯並びでも対応できるというわけではありません。不
正歯列の程度が重度であるとマウスピース矯正は選択肢から外さないといけないケースも
あります。
②自己管理によって治療効果が変わる
着脱ができるというメリットの反面、着脱ができるということは患者様ご本人が装着の規
定時間を守らなければ結果は伴いません。自己管理能力が重要になってきます。規定の時
間を守ってない場合には治療期間が長引く場合があります。
③紛失・あるいは破損する恐れがある
着脱が可能でマウスピース本体が透明なことから、紛失・破損してしまうことが時々あり
ます。
⑥ 装着中の飲食に制限がある
マウスピース装着中は、基本的には飲食ができません。ちょっとした間食の際もマウスピ
ースを外して食べることになります。また再装着の際には歯磨きをしてから装着すること
になりますので、間食がしづらいかもしれません。これまでに間食が習慣化されている方
は、これを機に食生活の改善をされてはいかがでしょうか。

 

 

■マウスピース矯正の「インビザライン」について


マウスピース矯正にはいくつかの種類があります。
その中でもインビザラインは世界でもっとも治療実績のあるシステムと言われており、米
国のアラインテクノロジー社が提供を開始した歯列矯正で、一見、矯正中と気が付かれな
い程自然な見た目が特徴です。
またインビザラインの治療実績は累計 600 万件以上に及びますので、様々な症例に対応が
できます。
中でも最大の特徴は、他のマウスピース型矯正歯科装置と比べて来院回数を大幅に短縮で
きるというところです。
通常のマウスピース型矯正歯科装置は通院の度に型取りをし、新しいマウスピースを何回
も作成しなくてはなりません。しかしインビザラインは基本的に一回歯型を採れば 3 次元
画像化システムを使うことにより、治療開始から完了に至るまでの歯の移動をコンピュー
ター画面上で画像および動画として確認することが可能なのです。患者さまの通院回数を
減らすことが実現できる矯正治療となります。

■当院は、「インビザラインダイヤモンドプロバイダー認定医院」、担当医は「インビザライ
ンの認定医」です!


当院は、インビザラインの提供元であるアラインテクノロジー社からインビザラインの症
例数を評価いただき、認定を受けております。これは、矯正歯科医院選びの一つの基準にな
ると思うので参考にして頂ければ幸いです。
インビザライン矯正を扱う歯科医院は、世界共通基準で、年間症例数により 7 つのランク
に分けられております。「インビザラインダイヤモンドプロバイダー」とはそのトップクラ
スにあたり、インビザライン矯正(マウスピース矯正)を年間 150 症例上行った医院が認
定されます。
また、当院に在籍する担当医は、インビザラインの認定医の資格を取得しておりますので、
インビザライン矯正のエキスパートによる治療が受けることが可能です。

■当院からのメッセージ


矯正治療で一番ポピュラーなのはワイヤー矯正ですが、医学の進歩とともに現在では矯正
治療中でも快適に過ごせる治療方法もどんどん出てきています。現在では、患者様のニー
ズに合わせた矯正治療の種類をご自身で選択できる時代です。
歯並びは、見た目はもちろんのこと、噛む機能としても大事です。歯並びのことで気にな
ることがありましたらぜひお気軽に二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科にご相談
ください!

マウスピースのお手入れ

2021年10月8日

こんにちは!

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科ではマウスピース型矯正装置専門のクリニックとしてオープンいたしました!

インビザラインは薄くて透明に近く、矯正していることが周囲の人にわかりづらいです。

人の目を気にすることがなく歯列矯正を始められます。

接客業の方や女性に人気の矯正治療です。

今日はインビザラインの正しいお手入れ方法について注意点をご紹介いたします。

目次

■インビザラインの取り外し方法
■お手入れの重要性
■インビザラインの保管方法
■装着中の注意

 

インビザラインは、マウスピースを装着することで歯を動かし、効果を得る矯正方法のことです。可撤式装置(患者さん自身で取り外しが可能)のため、患者さんご自身での装置の管理が重要になってきます。

装着時間は1日22時間と、1日のうち大半使用することになるマウスピースはできるだけ清潔な状態のものを使いたいですよね。

マウスピース型の矯正治療を開始する前やカウンセリングを受ける前にどんなお手入れが必要か、取扱い方法を確認しておきたい方も多いと思います。

 

■インビザラインの取り外し方法


インビザラインは今までの矯正装置のイメージで、常に装置が口腔内にあることで歯磨きの際、磨きにくいということがありません。

歯を動かす力をしっかりと加えるためにぴったり合うように作られています。

そのため、すぐに取り外すことができません。

「アタッチメント」という小さな矯正装置を歯の表面につけることがあります。

アタッチメントが付いてからさらに外しにくくなります。ですが外し方にはコツがあるので、正しい手順で行うことでスムーズに取り外すことができます。

まず、左右どちらかの奥歯の内側から、指先をマウスピースに引っかけて浮かせます。

ここでのポイントが、焦らずにゆっくりと少しずつ行っていくことです。

爪を痛めないよう、慎重に指先を引っかけるようにしましょう。

片側を浮かせることができたら反対側も同じように浮かせて、そのまま前の方を外していきます。

強い力を加えたり曲げたりひねったりしないよう、注意して行ってくださいね。

マウスピースを交換したばかりだと多少痛みがあります。

2~3日すると外すのも楽になると思います。

■お手入れの重要性


インビザラインは外したら、その都度丁寧に洗浄するようにしましょう。

唾液がついたまま放置してしまうと「石灰化」してマウスピースが白くなったり、臭いの原因になります。透明で目立ちにくい矯正装置というメリットが、唾液で白く着色するとデメリットになってしまいます。

せっかくのメリットが失われるのは避けたいですよね。

洗い方は基本的に手でこすりながら水洗いします。

変形の原因となってしまうため、お湯の使用はお控えください、

こすり洗いだけでは落としきれない汚れがある際には柔らかめの歯ブラシを使用するといいでしょう。ただし、歯磨き粉はマウスピースの表面を傷つけてしまう恐れがあるので使用しないようにしましょう。

少し力を入れすぎると破損したり、変形の原因になりますので注意してください。

表面と内側と磨くことを忘れないようにしてください。

マウスピース専用の洗浄剤もあります。

使用方法は洗浄剤によって変わりますが、基本的にはぬるま湯に洗浄剤を入れて、マウスピースを浸し、水でよくすすぐだけなのでとても簡単に頑固な汚れや臭いを短時間で簡単に取り除いてくれます。

化学的に汚れを落としたい方にはおすすめしております。

インビザラインはご自身でお食事する際には外さなければいけません。

万が一はめたまま食事をしてしまい、マウスピースに汚れが付着してしまった場合には専用の洗浄剤を使用してください。

市販のものもありますが、マウスピースが白濁、変形してしまうことがあるため、専用のものを使用することをお勧めしております。

洗浄した後はよく乾燥させます。乾燥させないと装置内の細菌が増加して不潔になってしまうからです。

乾燥方法としてはケースの中にティッシュを引き、装置をその上に置いて蓋を開けたまま乾燥させるといいです。

1日に1回は必ずよく洗浄するようにしてください。できれば毎食前外すたびに洗浄すると理想的です。

 

 

■インビザラインの保管方法


お食事の際にはそのままテーブルに置くとご自身だけでなく、周囲の方の不快感につながってしまいます。

専用のケースに入れて保管し、お食事してください。

外出時は特に注意が必要です。外したら専用のケースに入れるという習慣を身につけるようにしましょう。

ケースに入れずに置いておくと、ホコリが被って不衛生になったり、誤って破損してしまったりすることがありますから注意しましょう。

マウスピースをつけていると、お口の中が乾燥しやすくなりますから、水分補給はこまめにしてお口の中を潤してくださいね。

変形しやすい素材でできているため、破損や紛失してしまった場合は再作成が必要となるケースもあります。

使い終わったマウスピースと分けて保管すること、マウスピースを外したら必ず専用のケースにしまうことが大切です。

もし破損や紛失した場合はすみやかにご連絡くださいね。

■装着中の注意


マウスピースを装着したまま飲食、喫煙はしないでください。

装着しているときは水以外は飲まないようにして、どうしても飲みたい場合にはマウスピースを外してから飲むようにしましょう。

紅茶やコーヒー、ワインなどの場合は、色のある飲み物なので必ず汚れてしまいます。

透明だからと油断してお湯を飲むことは避けてくださいね。

装着したまま高い温度の飲み物を飲むと、マウスピースにゆがみや破損が生じます。

マウスピースが装着できないというトラブルの原因になります。

飲んだあとは歯磨きやうがいを忘れずにしましょう。

マウスピースを装着した状態で無理に食べ物を噛むことによりマウスピースやアタッチメントが傷つくリスクがあります。

 

お食事の際はお手洗いへ行って外し、ゆすいだ後ケースに入れて保管しましょう。

もしティッシュにくるんで置いておき、そのまま席を外して外食先のスタッフや家庭内

でご家族にゴミと間違えられ、マウスピースを捨てられる可能性があります。

ご自身の歯並びを綺麗にするための歯列矯正ですが、周囲の方への配慮もしつつ進めることで紛失というトラブルを回避でき、ご自身だけでなく周囲の方の精神衛生も保った矯正治療が行えます。

マウスピースの衛生面にも影響してくることになりますので、清潔に保ち、綺麗な歯並びを目指して頑張りましょう。

また、マウスピースに食べかすが付いているまま装着すると虫歯やのもとになってしまったり、マウスピース自体が傷んでしまう可能性があります。

食事の後は、歯磨きをしてからマウスピースを装着すると清潔に保つことができます。

 

 

インビザラインの日々のお手入れはご自身の口腔内を清潔に保つために欠かせません。

毎日の積み重ねが治療に大きく影響を与えるので、毎日のルーティーンとしてお手入れするようにしましょう。

もっとも重要なことは自己管理が大切な治療のため治療終了まで綺麗な歯並びを目指して治療をやり遂げることです。

装着時間の厳守やお手入れを怠ると歯が動くまでに時間がかかり、その分治療期間が長引きます。

取り外し可能でいつでも簡単にお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つ事ができます。

矯正治療したいけど目立つのが困ると始められなかった方はぜひ目立ちにくい透明のマウスピース型矯正装置で一緒に綺麗な歯並びを目指しましょう。

 

マウスピース矯正の詳細は「マウスピース矯正」をご覧ください。

 

矯正治療が終わった後は保定をしよう

2021年10月6日

こんにちは

 

長い年月をかけて矯正治療を受けて、歯並びをきれいにできたとしても、そのままの状態でいると後戻りを起こして、再び歯並びが乱れてしまいます。

これは、当院で行っているインビザラインのようなマウスピース矯正でも同じです。

そこで、後戻りを防ぎ、いつまでも歯並びをきれいな状態に保つために行われるのが、保定(ほてい)です。

今回は、矯正治療が終わった後の保定という治療についてお話ししますね。

目次

■保定ってなに?
■保定の種類はふたつ
■自然的保定
■器械的保定
■保定期間

 

■保定ってなに?


○保定ってなに?

先ほど、保定とは、矯正治療後の後戻りを防ぐことといいましたが、正しくいうと、歯や顎を適切な位置に移動した状態を保持することとなります。

そして、さらには、矯正治療を終えた後の歯や顎、顔の形態や機能を安定させて、噛み合わせという歯の本来の機能を、将来にわたって保つようにしようというところまで含まれています。

保定とは、顎の骨をも含んだ治療、そして将来のお口の機能を保つための治療ということがわかります。

 

○どうして後戻りが起こるの?

では、どうして一度きれいに整えた歯並びが後戻りを起こすのでしょうか。

それは、歯並びや顎は、矯正治療に取りかかる前の乱れた状態で、それなりに均衡が保たれていたからです。

矯正治療で、歯並びや顎を理想的な位置に移動させるということは、治療前の落ち着いた状態を崩すことに他らないからです。

人の体は、落ち着いた状態が崩れると、元の落ち着いた状態に戻ろうとします。

歯並びや顎も同じです。

矯正治療を終えた後、元の落ち着いた状態に戻ろうとするわけです。

そこで、新しい歯並びや顎の状態に体が慣れるまでの一定期間、保定をすることで後戻りを防ぎ、新しい歯並びや顎の状態で落ち着くようにするわけです。

保定している間だけでなく、保定が終わったあとに歯並びが再び悪化してしまっては、矯正治療そのものが無意味になってしまいますから、保定は矯正治療の最終段階としてとても重要ですし、治療の成否にも関わる処置なのです。

 

■保定の種類はふたつ


ひとことで保定と言っても、実は自然的保定と器械的保定の2種類に分けられます。

自然的保定とは、矯正治療を終えて、理想的な歯並びや顎の状態になったのち、その状態を何らかの矯正装置を用いることなく、ご自身の体の力で保とうとすることです。

器械的保定とは、矯正装置によって矯正治療後の歯並びや顎の状態を保つ保定です。

保定は、自然的保定が理想ですが、矯正治療後すぐに自然的保定を得ることはできません。

自然的保定を得るまでの間の保定が器械的保定の役割です。

言い換えると、器械的保定とは矯正治療と自然的保定の架け橋といった感じですね。

 

■自然的保定


理想的な保定状態である自然的保定にもいくつかの種類があります。

 

○筋肉の働きによる保定

実は、歯の位置や向き、並び方などは、お口の周囲のいろいろな筋肉のバランスの上に保たれています。

矯正治療を終えたのち、後戻りが生じるのはお口の周囲の筋肉のバランスが崩れてしまった結果という見方もできます。

例えば、上顎前突症では一般的に唇の筋肉の力が弱い傾向があります。

上顎の前に出っ張った前歯を後ろに下げても、唇の筋力が弱いままですと、唇が歯を後ろに押さえ続けることができないので、再び前歯が前に出てしまいます。

このようなときには、唇やお口の周囲の筋肉を鍛えることが必要です。

下顎前突症では舌を前に出す癖が多く、同じように舌の筋肉のトレーニングが欠かせません。

お口の周囲の筋肉をトレーニングすることで治療後の歯並びを保つというわけですね。

 

○噛み合わせによる保定

歯が理想的に並んでいないとき、もしくは上顎と下顎の歯が適切に噛み合っていないとき、噛み合わせたときに生じる力は、歯の位置や向きを悪くする方向に働いてしまいます。

言い方を変えると、噛み合わせが安定しているようなら、歯並びも安定することになります。

そこで、歯の形や大きさに異常がある場合には、歯の位置を整えるだけでなく、噛み合わせの調整も行って、正しい噛み合わせが得られるようにし、噛み合わせの安定を図ります。

 

○それぞれの歯に応じた向きを得ることによる保定

歯は、ひとつとして同じ形はなく、それぞれの歯に応じた適切な歯の向きや傾き、噛み合わせがあります。

仮に、下顎の前歯の根が平行でなかったり、内側に傾いていたりすると、歯並びの安定性が悪くなります。

歯の向きや傾きだけでなく、隣の歯との並びも平行になるようにすることが、歯並びの安定につながります。

 

○前歯の重なり合いによる保定

上顎と下顎の前歯の重なり合いを縦方向はオーバーバイト、水平方向はオーバージェットと言います。

もし、オーバーバイトが大きすぎると、下顎の前歯が後ろに、上顎の前歯が前に傾く原因となります。

重なり合いも正しくすることも保定のひとつです。

 

○歯周組織による保定

歯周組織とは、歯を支える組織のことで、歯の周囲の歯槽骨という骨や、歯肉、骨と歯根を繋いでいる歯根膜という靭帯状の組織、歯根の周囲を覆うセメント質などがあります。

矯正治療で歯が移動するのは、歯の周囲の歯槽骨が吸収されて、あるいは新しく作り出されるからです。

しかし、歯の移動が終わったとしても、歯槽骨以外の歯周組織が新しい状態にすぐに馴染むわけではありません。

特に馴染みにくいのが、捻転というねじれた状態にあった歯並びを治した場合です。

捻転していた歯の歯周組織の安定は、非常に長期に及ぶことがわかっています。

歯周組織が安定すると歯並びも自然と安定するため、安定した歯周組織を得ることも重要です。

 

■器械的保定


矯正治療後の後戻りを防ぐ保定は、自然的保定が最もいいということは言うまでもありません。

何しろ、なにもしないでも整えられた歯並びを維持できるわけですからね。

しかし、残念ながら歯並びを整えた直後から、自然的保定ができることなんてほとんどありません。

自然的保定が得られるまでの間は、矯正装置によって矯正治療を終えた後の状態を保つ器械的保定が必要とされる場合が大半です。

この器械的保定に用いられる矯正装置を保定装置といいます。

 

○保定装置の条件

保定装置に求められる条件は、矯正装置のそれとは違ったものになります。

①それぞれの歯をきっちりとめない

意外に思われるかもしれませんが、保定装置では歯1本1本をかっちりと留めることはありません。

ある程度、自由に動けるだけの遊びがあります。

②顎の成長発育を邪魔しない

成長期の子供さんに使う保定装置の場合は、顎の成長発育に伴う歯の移動を妨げないようにします。

③調整が簡単

保定期間は長期にわたるため、保定装置を修理したり調整したりすることもあります。

そのようなときに簡単に修理したり調整したりできる形が望ましいです。

壊れにくいことは言うまでもありません。

④目立たない

矯正治療が終わって、せっかくきれいな歯並びになったのに、保定装置が目立ってしまうようでは困りますよね。

したがって、保定装置は外観にあまり触れず、目立たないデザインである必要があります。

⑤清掃が容易

保定期間中は、矯正治療中ほど歯科医院に通わなくなります。

そのため、保定装置をつけたことによって虫歯や歯周病にならないように、歯磨きなどのお口のケアに支障が出ない形にします。

⑥発音や食事に影響しない

保定装置をつけたまま会話をしたり、食事をしたりすることができるように設計します。

 

○保定装置の種類

保定装置は、上記のような条件を満たすため、いろいろなタイプが考案されています。

取り外しができる可撤式、接着剤でつけてしまう固定式が代表的ですが、半固定式や顎外保定装置などもあります。

 

・ホーレータイプ保定装置

ホーレータイプの保定装置は、可撤式保定装置のひとつで、現在、もっとも多く用いられている保定装置のひとつです。

基本的には上顎に用いられるため、上顎の歯並びの内側を覆う口蓋床とよばれる薄いプラスチックの部分と歯並びの表側を通っている唇側線と言う細いワイヤー、そして外れないように奥歯に引っ掛けているクラスプという金具からできています。

ホーレータイプの保定装置は、24時間ずっとつけ続けます。

使用期間は、症状によって変わりますが、おおむね2年くらいですね。

 

・アクチバトールタイプ保定装置

アクチバトールタイプ保定装置も可撤式保定装置のひとつです。

アクチバトールタイプ保定装置も上顎に装着する保定装置なのですが、ホーレータイプよりも一回り大きく、装着すると下顎の歯にも作用します。

上顎前突症や噛み合わせが深い過蓋咬合の治療後の保定装置として使われるほか、舌を前に出す癖や指を吸う癖など、歯並びを悪くさせかねない癖を持っている人の癖を治す目的にも使われます。

 

・トゥースポジショナー

トゥースポジショナーも可撤式保定装置のひとつですが、先にお話しした2種類の保定装置と異なり、マウスピースのような形をしています。

トゥースポジショナーはやわらかく弾力性があります。

この弾力性を利用して、矯正治療を行なったのちに少し残った歯並びの隙間を閉じるなど、単に後戻りを防ぐだけでなく、保定治療中に歯を少し移動させたりするようなことにも使えるのが利点です。

 

・犬歯間保定装置

犬歯間保定装置は、接着剤で歯にくっつける固定式保定装置です。

名前にある通り前から3番目にあたる犬歯から犬歯の間に使います。

以前は、犬歯に金属製のバンドをつけてその間にワイヤーを通していましたが、現在では接着剤の性能が高まってきたこともあり、バンドをつけず歯に直接ワイヤーを接着するタイプが主流です。

固定式保定装置といえば犬歯間保定装置と言ってもあながち間違いはないほど、固定式保定装置の中でもっともよく使われています。

上顎でも下顎でも使うことができますが、特に下顎の前歯の歯並びを整えた後に使われます。

 

■保定期間


保定装置を装着する期間は、年齢や元の歯並びの状態、矯正治療の経過などによって異なり、一律に決めることはできません。

一般的には、矯正治療に要した期間がひとつの目安とされ、それと同じだけの期間保定装置を装着します。

もちろん、それより長くなることもあれば、反対に短くなることもあります。

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