八重歯のインビザライン矯正 矯正治療の流れ、マウスピース型矯正装置の解説
2025年1月10日
八重歯が生じるメカニクスと歯の萌出順番との関連
歯には1本ずつ歯の名前が決まっており、正中の真ん中の歯を中切歯と言い、そこから後方につれて側切歯、犬歯、第一小臼歯と命名されています。また歯牙を数値で表現することもあって、中切歯を『1』犬歯を『3』いわゆる親知らずを『8』と表現します。
八重歯が生じるメカニクスは大人の歯(永久歯)の萌出順番と関連することがあります
日本人の場合、永久歯は最初に6と1が萌出します。その後2番、4番の後に3番が萌出します。
なので、3番の犬歯が萌出するタイミングで配列スペースがないと、犬歯は横にずれて出てくる為、八重歯となります。
また八重歯にも2つの種類があります。
上記のように犬歯自体が外に出てきたことで八重歯になる場合。
他の場合として
犬歯の位置は適切な位置で並んでいるのですが
、2番目の歯が内に入ったことで、八重歯っぽく見える場合もあります。
今回は
八重歯とクロスバイトを改善した症例のご紹介をします。
東京都世田谷区在住の20台女性
前歯のでこぼこを改善したく、八重歯の改善もしたく当院に来院されました。
横顔のプロファイルは良好だったため、口唇の変化が軽度の治療計画の立案が必要でした。
下顎前歯のでこぼこが多く、歯を削るIPRのみでは叢生の改善が難しかった為、
今回は下顎前歯1本抜歯を提案しました。
下顎前歯を一本抜いて歯並びを改善する矯正治療は稀ですが
条件がそろえば矯正治療の選択肢ともなります。
条件として、上下正中の一致が達成できないことを了承いただけている
全体的でこぼこが多く非抜歯遠心移動ではスペース不足、2本抜歯程でもない
となります。
今回、上記の条件を了承いただき、また治療期間を短縮するため下顎1本抜歯を伴った治療を行ったのでご覧ください。
治療期間 2年
抜歯本数:下顎前歯1本抜歯
リスクと副作用:歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み
このような治療が可能となります。
特徴とメリット
- 目立たない外見
マウスピースは透明で薄いため、装着していても見た目にほとんど影響がありません。矯正中も自然な笑顔を保てます。 - 取り外しが可能
食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため、食事制限がほとんどなく、従来の矯正装置に比べて虫歯や歯周病のリスクも低くなります。 - 快適な装着感
金属を使用しないため、口内が傷つく心配が少なく、装着中の違和感や痛みも軽減されています。 - 治療計画の可視化
3Dスキャン技術を使って治療計画を立てるため、治療開始前に最終的な歯並びを確認でき、安心して治療を進められます。
このマウスピース型矯正装置の一つにインビザラインがあります。
インビザラインは、1997年にアメリカのアライン・テクノロジーによって開発されました。
当時は、コンピュータを用いて3Dで歯を動かす計画を立て、透明なマウスピースを作製するという革新的な技術が画期的で、矯正業界に大きな衝撃を与えました。
- 1998年:インビザラインの商業販売が開始される。
- 2010年以降:技術の進化により対応できる症例の幅が広がり、軽度の矯正だけでなく、複雑な歯列不正にも対応可能に。
- 2017年:全世界でインビザラインを使用した患者数が500万人を超える。
- 2020年代:アジア市場を中心に成長し、日本でも多くのクリニックで導入されるようになる。
市場シェア
インビザラインはマウスピース型矯正装置市場のトップシェアを誇っています。
- 世界シェア:2023年時点で、インビザラインはマウスピース型矯正装置市場で約80%のシェアを占めています。
- 導入実績:全世界でこれまでに1500万人以上の患者がインビザラインを使用した治療を受けています。
- 対応クリニック:世界100か国以上、約14万件のクリニックでインビザライン治療が行われています。
特に日本では、20代から30代の女性を中心に人気が高まり、ここ数年で急速に普及しています。
当院での治療費
インビザライン治療において、特に多くの方が気にするのが費用です。インビザラインは健康保険適用外のため、治療費は全額自己負担となります。治療目的によっては医療費控除を利用できるものの、費用に不安を感じる方は少なくないでしょう。
しかし、インビザラインの治療費は他の矯正方法と大きく変わりません。もちろん個々の症例によって異なりますが、簡易的な症例なら50万円以下で済みます。100万円を超えるケースはめったにありません。また、医療費控除を利用すれば、実質的な負担額を抑えることが可能です。
ただ、それでも追加費用に対する不安はあると思います。もし安心して治療を受けたいなら、追加費用なしの歯科で治療を受けることが大切です。当医院のインビザライン治療の場合、治療費は定額制で追加費用はいっさいありません。費用に不安を抱えている方も、安心して治療を受けられます。
■総額提示方式なので安心
当医院のインビザライン治療は、総額提示方式を取り入れています。基本的に治療費は定額制で、治療計画に何らかの問題が生じた場合でも、最初に提示した金額が最終的な治療費となります。費用が高額になるのではと不安がある方も、安心して治療を受けていただけるかと思います。
費用は簡易的な症例・通常の症例・難症例に分かれています。簡易的な症例であれば、治療費は44万円(税込)です。デンタルローンを利用した場合、お支払いは毎月4,300円からとなります。
通常の症例の治療費は77万円(税込)です。デンタルローンなら毎月7,600円からですので、一度に費用を支払うのが難しい方も気軽に利用していただけるかと思います。難症例の場合の治療費は99万円(税込)、デンタルローンは毎月9,700円からです。
一般的なインビザライン治療は、治療費のほかにも相談料や診断料、装置の調整料などが発生します。診断料は数万円、調整料は毎月数千円が相場ですが、当医院ならまったくかかりません。相談料はもちろん、診断料や月々の調整料も0円です。
他の歯科医院のインビザライン治療は、診断料や調整料を請求されるケースも珍しくありません。当医院は治療費のみですので、費用を抑えたい方はぜひご検討下さい。
二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科へのご予約・お問い合わせ
八重歯の矯正治療をお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では、初めての患者様にも安心して治療を受けていただけるよう、わかりやすい説明と丁寧な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、公式ホームページ(二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
矯正治療を通じて、失敗やトラブルを防ぎながら、美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、一緒に新たな一歩を踏み出しましょう。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
矯正治療にはさまざまな選択肢があり、それぞれの特徴を理解した上で患者様に最適な方法を選ぶことが重要です。インビザライン矯正のメリットとデメリットをしっかり把握することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様の生活スタイルや歯並びの状態を考慮し、理想とする治療結果に最適な方法をご提案いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。
当院で提供する矯正治療は、目立ちにくいマウスピース型矯正装置をはじめ、部分矯正、小児矯正、インプラントアンカー矯正など多岐にわたります。また、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯、開咬、過蓋咬合など幅広い症例に対応しております。治療後は保定装置を用いて、美しい歯並びをできる限り長期間維持するようサポートいたします。
料金については、処置料がかからない定額制を採用しております。
歯並びに関するご質問やお悩み、不安などがございましたら、ぜひ当院の無料カウンセリングをご利用ください。
当院は、東急田園都市線「二子玉川駅」 https://www.tokyu.co.jp/railway/station/dt.html より徒歩2分とアクセスも非常に便利です。また、土曜日も診療を行っております。
二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科
公式ホームページ: https://www.kyousei-shika.net/clinic/164852/
住所: 〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-6-1 6階
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医療法人社団D.D.Ortho 三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
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