インビザラインと他のマウスピース矯正の違いを比較検証!
2022年12月30日
こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
歯並びに悩みがある人にとって、歯列矯正は悩みを解決する手段のひとつです。
ですが矯正をしたいと思っているにもかかわらず、積極的に矯正にチャレンジできない人もいるでしょう。可能なら矯正装置があまり目立たないマウスピースによる矯正を!と考えている人もいるでしょうね。
歯並びの矯正に関して、様々な種類のマウスピース矯正があることを耳にしたり、SNSの広告で目にしたりする機会も多くなりました。ただ詳しい説明を聞いたことがなければ、違いがあまりわからないかもしれません。
マウスピース矯正には複数の方法があります。今回はその中でも広く知られているインビザラインとその他のマウスピース矯正の特徴の違いなどをご紹介します。
■マウスピース矯正の特徴
マウスピース矯正はワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型装置で歯を動かす矯正方法です。目立ちにくく、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。
誰かと会ったり話すことが多い仕事の方でも、気づかれずに歯列矯正を行えるマウスピース矯正は、社会人や年配の方でも負担の少ない矯正方法と言えるでしょう。
近年、マウスピースメーカーは増え続けていますが、信頼できるメーカーはそれほど多くはありません。治療実績の乏しいメーカーを使うと「思うような歯並びにならなかった」というリスクが高まります。
インビザラインはそんな中で世界シェアNo.1という実績を持っています。
インビザラインの特徴は次の通りです。
- 症例の適応範囲が広く、通常のマウスピース矯正で無理な場合も希望が持てる
- 100カ国以上、700万症例
- 4〜6週間に1度程度の通院
- 邪魔にならないマウスピース
インビザラインは見た目だけではなく奥歯も含めた噛み合わせまで重視します。
■マウスピースの装着時間
1日20~22時間以上です。
マウスピースは1〜2週間ごとに交換します。
■対応できる歯並びと適用範囲
マウスピースによる矯正の種類次第で、対応できる症例が異なります。大々的な歯の移動をする場合には治療不可ということもありえます。
インビザラインであれば、奥歯の移動などであっても適用できることが多く、注目されています。
他人からの見た目を美しくしたいと考えている方にもおすすめですし、とにかく多種多様なケースで有効な点が魅力です。
■治療内容~インビザラインとの比較~
マウスピースでの矯正はお口の中の状態を参考にして、「アライナー」という透明色のマウスピースを作って装着していきます。
○歯の型取り
矯正をしている間は頻繁に歯形をとり、それをもとに歯科技工士がアライナーを作るケースが多いです。
頻繁にこういったことを行うのは大変ですが、インビザラインであれば、一度歯形をとると矯正が終了するまでの状況をシミュレーションできるので、各段階ごとのアライナーをはじめに作れます。このメリットは非常に素晴らしい点だと思います。
例えば歯を美しく並べたい場合、仮にスペース不足であっても拡大床を活用した治療も可能です。もちろん全ての治療で用いられるわけではなく、医師が必要と判断した場合に限ります。
インビザラインは歯の表面にアタッチメントを設置し、アライナーと歯をきちんと固定することになります。様々な取り付け方ができるので、ある程度自由に歯を動かせます。
○アタッチメントの有無
インビザラインによる治療で歯を移動させる際には、それを助けるために小さなサイズの特製樹脂できたアタッチメントを装着します。
アタッチメントのおかげで歯を移動させることのできる方向が増え、他の治療法では適用不可能な場合であっても対応可能です。
○見た目
透明のマウスピースを作り、使用することになるため、歯の表面にワイヤーを通す方法に比べると目立ちにくく…利便性も高いです。
インビザラインによる矯正を始めたばかりの頃はアタッチメントの凸凹が気になるかもしれませんが、使っているうちに慣れてくるでしょう。
ちなみにゴムをかけて矯正をしている場合は口を開けるとゴムが見えることもあり得るため、きちんと把握しておきましょう。
○痛み
矯正治療は歯を移動させるため、当然痛みを伴います。
しかしマウスピースによる治療であればワイヤー矯正よりも痛みが小さい傾向にあります。
もちろんマウスピースの交換直後には痛みを覚えるかもしれません。しかし数日でその痛みも落ち着いてくるはずです。
○装着感
歯科矯正の実施において気になるのが発音です。マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも違和感は小さいですが、インビザラインは厚さが0.5mmなので、より使い心地が良いと評判になっています。
○保定、後戻り
矯正治療が終わった後、何もしないと後戻りしてしまうため、保定装置といって後戻りをさせない装置を入れる必要があります。
せっかく治療したのに後戻りしてしまったら意味がないですね。そのため保定装置が必要になります。保定装置の使用期間は、矯正治療にかかった年月と同じくらいかかることがほとんどです。
装着する時間や期間は、かかりつけの矯正歯科の指示に従ってください。
■インビザラインをおすすめする理由
マウスピース矯正には、奥歯の噛み合わせを治療できないものもあります。症状を選ぶ方法ともいえるかもしれません。そして治療の回数がはじめから決まっていて、きちんと歯が動く前に矯正が終わる…そんな場合は、追加治療が必要になるケースもあります。
そのため、奥歯も同時に矯正する場合や、重度の症例の場合はインビザラインがおすすめです。頻繁に通院することが重荷になる人にとっては、通院間隔が長いことも喜ばしいでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
マウスピース矯正にも様々な種類があります。マウスピース矯正で失敗しないためには、知識のある歯科医師に相談することがとても重要です。
当院では患者様が抱えているお口のお悩みやコンプレックス、疑問などにお応えする機会を設けております。
ご興味のある方は、無料カウンセリングや無料メール相談からお問い合わせください。