インビザライン矯正(マウスピース矯正)で治療できる歯並びとは?出っ歯、すきっ歯、受け口、叢生??
2023年1月13日
こんにちは、二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
歯並びに悩みがある人や審美的な面を改善したい人にとって、 歯列矯正は解決方法のひとつですよね。
矯正といってもさまざまな種類がありますが、 なかでもマウスピース矯正は、SNSの広告でもたびたび目にする機会も多くなっているかと思います。
マウスピース矯正のなかにも複数の方法があり、 その中でも広く知られているのが「インビザライン」という方法。
今回はインビザラインの特徴と、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介いたします。
■そもそもインビザラインって何?
インビザラインとは、マウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1を誇るメーカーです。
ワイヤーや金具を使用せず、取り外しできる透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治していく矯正方法です。取り外しできるのでお口の中を衛生的に保つことができるうえ、透明で目立たないため、審美的な面でもメリットがあります。
装着していることに気づかれることも少ないため「矯正している時の見た目が気になる」という人にもおすすめです。
使い方や矯正方法はシンプル。透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに定期的に交換していくことによって歯をゆっくり移動していきます。
使用する(交換する)マウスピースはすべて最初の治療段階でまとめて作成するため、何度も歯科医院へ通って歯型をとる、という面倒な手間もありません。
大人だけはなく、お子さまにも適応できるのもポイントです。
現在このインビザラインは、世界100カ国以上の国々で提供されこれまでに約900万人を超える患者様が治療しており、世界的に認められている矯正方法です。
■インビザラインのメリットや特徴は?
○同時にホワイトニングもできる
別売りのホワイトニング用ジェルをマウスピースの中に入れて使用することで、矯正しながらホワイトニングを行うことができます。
○必要以上の抜歯がない
インビザラインでは、歯を動かすためのスペースが確保できていれば、ほかの矯正方法と比較すると、抜歯をしなければならないリスクは少なくなります。一般的には、スペースが5〜10mm不足している場合に抜歯が選択されることが多いです。
しかし、歯の生え方や状態は患者様によってそれぞれ違うため、歯科医院と担当の歯科医師との相談によって決めていくことが一番重要です。「なるべく抜歯をしたくない」という人は、その旨を最初の段階で相談してみましょう。
○ワイヤーを装着しないため、見た目が気にならない
インビザラインを選択する方の理由としても多いのが「見た目に影響が少ない」という点。ワイヤーを装着することもなく、透明なので見た目が気にならずに気持ちの面でのストレスも少なくなります。
○取り外しができる
取り外しができるため、簡単の歯のお手入れをすることができ、お口の中を清潔で健康な状態に保つことができます。
ワイヤーや器具のように、溝や隙間を専用の歯ブラシで磨く必要もなく、汚れも溜まりにくいので、虫歯や歯周病のリスクの心配もありません。
また、食事のときも取り外せるので、いつもと変わらず食べ飲みすることができます。
○痛みがない
ワイヤーや金具を使った矯正治療の場合、ぎゅっと締め付けられる痛みや、唇や頬の内側に金具があたって発生する口内炎による痛みが伴うことがあります。しかし、インビザラインはそのような心配はありません。
■インビザラインで治療可能な歯並び
すきっ歯や乱ぐい歯、出っ歯、受け口、前歯が咬めない、あごのズレなどはインビザラインでの治療が可能です。
○出っ歯
下あごが小さい場合や上あごが大きい場合に、上下のバランスがくずれ、「出っ歯(過蓋咬合)」と言われる状態になってしまいます。前歯が出ていると、唇が閉じられない状態の方も多く見られます。前歯が噛み合わないことが多く、奥歯が強く負担を受けてしまいます。これが原因となり、歯周病や顎関節症が発症することも少なくありません。
○乱ぐい歯
日本人に一番多いタイプとされている歯列不正。歯に比べてあごが小さい、もしくは歯があごに比べて大きいとバランスがとれず、歯がきれいにあごの中に収まらずにガタついた歯並びになります。年齢を重ねるうちにガタガタが悪化することが多く、そうなってしまうと歯垢や汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
○受け口
上あごが小さい、または下あごが大きい場合に上下のバランスがくずれ、「受け口」や「しゃくれ顔」と言われる状態になってしまいます。発音障害や顎関節症が発症することも少なくなく、注意が必要です。
○すきっ歯
生まれつき歯の大きさが小さい場合や、あごの骨のサイズが大きい場合、歯と歯の間にすき間が空いた状態になり、いわゆる「すきっ歯」と言われる状態になります。見た目にも悪く年齢を重ねると歯が大移動してしまう可能性もあります。汚れなどがたまりやすい状態になるので、歯周病などのリスクも懸念されます。
○前歯が咬めない
口を閉じた際に、奥歯のみが接触して、前歯がかみ合わない状態を「開口」と言います。
遺伝的な要因の場合もありますが、主な原因は小さい頃の指しゃぶりとされています。
痛みが生じたり、顎関節症を起こす可能性があります。
○あごのズレ
上下の両方のあごにズレがある場合、上下の歯を噛み合わせた際にあごの位置が大きくズレてしまいます。上と下の歯が正しく噛み合えず、歯に大きな摩耗が生じたり、歯を支えている骨に過剰な負担がかかったり、重度の歯周病を引き起こすことがあります。
■当院のインビザラインの特徴
当院で利用するメーカーも、今回ご紹介した世界シェアNo.1を誇る「インビザライン」。
しかし、インビザラインでも対応が難しいケースがあり、利用しているクリニックでも「当院では対応できない」と言われてしまう事も少なくありません。
しかし、当院は担当医の矯正治療に関しての知識や経験が豊富なため、
難症例でも対応することができます。
インビザラインの性能はもちろん素晴らしいものですが、
当院ではそれだけに頼るのではなく、担当医の経験や知識をプラスすることで、
より精度の高い治療計画を導入し対応していきます。
■まとめ
今回はインビザラインの特徴や、インビザラインで治療可能な歯並びについてご紹介してきました。歯並びの美しさと、噛むという機能性を回復させたいというお悩みのお持ちの方には歯列矯正は有効な治療です。
なかでもインビザラインのマウスピースを使った矯正は、今回ご紹介したように矯正装置を自由に取り外すことが可能なため、口腔内の清潔を保ちやすいく、透明なので「治療中の見た目が気になる」という人でも気にならないというきなメリットがあります。
しかし、メリットがある分デメリットもあり、ご自身のご要望と治療方針を歯科医院と相談して慎重に決めていく必要があります。
当院では個別の無料相談や検査診断を無料で行っております。患者様の気持ちに寄り添い納得していただいたうえで、判断していただき、インビザラインによる矯正を始めていただきたいと考えております。「インビザラインによる矯正が気になる」「分からないことが多いけどどうしたら良いのだろう」「自分の歯には何が向いている?」など、お悩みをお持ちの方はお気軽に私たちにご相談ください。HPからでも受け付けております。