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被せ物などがある場合の矯正治療

2022年9月16日

歯の矯正治療に対して興味がある方の中には、過去に被せ物治療や詰め物をしたことがある方もいらっしゃるはずです。「被せ物があるから矯正NG」という誤解をしていませんか?
この記事では、被せ物経験がある際の矯正治療に関して案内します。

目次

■基本的には被せ物や差し歯をしたままでも矯正は可能
■ブラケット矯正と被せ物
■マウスピース矯正と被せ物
■審美治療と矯正治療
■まとめ

■基本的には被せ物や差し歯をしたままでも矯正は可能


歯の詰め物や被せ物を行っていたとしても、基本的には矯正の治療は可能です。

詰め物などの、目に見える歯の部分だけではなく、歯の根元の周辺にある組織が健康か否かという点が非常に重要になってきます。矯正をして歯が動くのはこういった場所ですからね。様々な点を考慮して治療可能かを決めることになりますが、こういった箇所が健康的であれば問題ないでしょう。

 

ですが、詰め物や被せ物をしている部分は虫歯になりやすく、もし罹患している場合には優先的にそちらの治療をすることになります。もちろん治療をすると矯正も可能です。

 

被せ物に使用されている素材次第では、矯正治療にあたって別途の処置が必要になるケースもあります。

 

歯の詰め物・被せ物があっても基本的には矯正可能

歯の詰め物・被せ物があっても基本的には矯正可能

 

■ブラケット矯正と被せ物


被せ物を行っている歯にブラケットを使った矯正をする際、被せ物の素材が大切な意味を持ってきます。

 

「被せ物の素材」

ブラケット矯正というのは、専用の接着剤を用いてブラケットを装着し、そしてワイヤーで歯並びを良くするものです。

 

 

・天然歯

ブラケット治療と最高の相性なのが、天然歯です。考えるまでもなく当然ですよね。

 

私たちの歯はツルツルしているように見えますが、非常に細かい管の集合体でもあるのです。接着剤が管に綺麗に流れて両者がうまくくっつきます。

 

・レジン

レジンは、仮歯でも使用されることがあります。これも接着剤との相性は悪くなく、構造的な面を見ても全く問題ありません。

レジンの歯にブラケットを装着して治療を行う場合、多少の加工をすることはあるかもしれませんが、天然の歯と遜色ない仕上がりが期待できるはずです。

 

・金属

金属を使った代表的な歯といえば銀歯などですね。実はこういった歯と接着剤の相性は良くありません。金属の歯に直接ブラケットをつけるとハズれることも少なくありません。

例えば、サンドブラストと呼ばれる機器を使って金属歯にわざと細かい傷を作ります。結果的に接着剤との結合性が高まります。

場合によっては、金属の歯をやめ、レジンの歯を使用するケースもあります。

 

・セラミック

表面がとてもツルツルしています。天然歯とは違い細かい管もなく、矯正の際に使う接着剤が力を発揮しにくいです。金属の歯のようにわざと傷を作ってしまうと、セラミックの歯自体が壊れかねません。

セラミックプライマーという薬剤でブラケットと接着させることも可能ですが、接着力は高いとはいえません。

 

■マウスピース矯正と被せ物


ブラケット矯正と同じように、近頃知名度が増しているのがマウスピース矯正です。

 

マウスピース矯正は、それぞれの歯に合ったマウスピース型の矯正装置を多数作成して歯に装着していくものです。治療が進むにつれて新しいマウスピースに交換していくので、自分の歯が徐々に動いてきているという実感がわくでしょう。

 

○詰め物をしていたり、銀歯のケース

銀歯であったり、すでに詰め物をしている場合でも、マウスピース矯正が可能です。しかし、矯正治療を行うにおいて歯を何度も移動させることになるため、銀歯や詰め物の種類次第ではあまり適合しないかもしれません。

結果的に矯正が完了した場合は、銀歯や詰め物の調整や作り直しが発生するかもしれません。

 

○ブリッジが入っているケース

歯が欠損している部分の両隣の歯から橋のように繋いだ被せ物がブリッジです。

ブリッジが入っていても、ブリッジがある部分と無関係な場所の矯正ならば、マウスピース矯正可能でしょう。ですからブリッジをされている方は、歯科医師にご確認ください。

 

もしブリッジが入っている部分を含める形でマウスピースによる矯正をするなら、新しい歯並びに対応したブリッジを作る必要性も出てくるかもしれません。

 

■審美治療と矯正治療


審美治療と矯正治療は似ている部分もありますが、手法など異なる部分もたくさん見られます。

 

○審美治療

・メリット

短い期間での治療ができ、セラミックといった素材を使い、白い歯を実現したり、希望の形状にすることもできます。

 

・デメリット

歯に被せているものは永遠に維持できないので、何度か行う必要があるでしょう。そして、健康な歯を削ったり抜くというケースも意外と多いです。

 

○矯正治療

・メリット

自分の歯を守り、歯並び・噛み合わせを改善可能です。マウスピースを使った矯正方法など、様々な種類があります。最近では目立たせずに治療ができます。

 

・デメリット

治療に要する期間が長く、2~3年に及ぶこともあります。

 

審美治療と矯正治療のどちらを優先するか…という悩みも出てくるかもしれませんね。

根本的な歯並びの問題があるのであれば、矯正治療を行うのがベストでしょう。

具体的には人それぞれ異なってくるため、歯科医師にご相談ください。

 

■まとめ


この記事では、被せ物をしている際の矯正治療、そして審美治療と矯正治療の関係について記しました。

当院では、今回のように被せ物がある場合の矯正治療についてなど、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。

ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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