マウスピース矯正で奥歯が噛めない?

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マウスピース矯正で奥歯が噛めない?

2021年11月12日

過去に矯正した歯が戻ってきた方や転院する患者様が様々な理由があってご相談に来院されます。

矯正治療をして奥歯がかみ合わなくなり治らないという症例もあります。

この奥歯がかみ合わない症状は、インビザラインなどのマウスピースを使用した矯正装置だけで発生するわけではなく、通常のワイヤー矯正でも発生することも。

目次

■かみ合わない原因
■インビザラインの自己管理について
■リカバリーにも対応
■まとめ

■かみ合わない原因


考えられる原因としては

  • 他の歯が先に当たってしまい奥歯がかみ合わない
  • マウスピースの装着により奥歯が沈み込みかみ合わない
  • マウスピースと奥歯がずれ、特定の歯がかみ合わない

マウスピースをつけますと、その厚みの分奥歯が先に当たります。マウスピースによる矯正の場合は毎日20時間くらい装着するので、奥歯には沈み込み圧力がかかりやすくなるでしょう。

ですからマウスピースを装着している患者様は、矯正中に奥歯がきちんとかみ合わないと感じるわけですね。

強く当たる奥歯の部位のみをカットしているマウスピースを装着することによって、通常のかみ合わせに戻るわけです。

ほとんどの歯はピッタリとマウスピースが合っているけれど、特定の歯のみずれてかみ合わないという場合、ズレが生じる原因には

  • 歯の形からズレが発生しやすい
  • 取り外しの回数が多い
  • 移動量が多い、難しい移動を行っている
  • マウスピースをつける際に噛んではめている

といったことが考えられます。

リカバリーで対応するケースと、歯型を採取し追加でアライナーを作るケースがあります。

1本だけずれた場合は、ゴム掛けをしてマウスピースとのずれを解消することも。

マウスピースによる矯正だと、前歯を内側に動かすときに前歯が先に当たり、奥歯がかみ合わない状態になることもあるでしょう。

こういった際には、マウスピースを作成しなおし、スケジュール修正をすることもあります。

場合によっては前歯を内側に引き込む際にマウスピースがかなり歪んでしまって、前歯だけが強く干渉してしまうことも。

マウスピースにズレがなくても、正しく治療スケジュールを直さなければ面倒な事態につながります。

奥歯が噛まないという状態はマウスピースによる治療で発生する一時的なことなので、なぜそうなってしまったのか原因がはっきりしていると適切な対応により理想的なかみ合わせを得ることが可能です。

 

インビザラインは歯冠部から覆って、歯を移動させます。ですから、歯を平行移動させることは苦手です。歯根部は残されてしまい、歯冠部のみが倒れて移動する傾斜移動がはじめに起きます。

人間の歯は通常前方に倒れており、奥歯を後方に動かすと歯が起き上がるので、歯列咬合的には好都合です。斜めに傾いている歯を起こす治療は、アップライトといわれています。

 

奥歯を前方に移動させる時は、注意しないと、奥歯がかなり前に倒れ込むケースもあります。ひどい場合だと、上下の歯が離れてしまい噛めなくなってしまいます。

歯の前への移動を予防するためには、奥歯に大きいアタッチメントを取り付けて、アライナーをきちんとフィットさせる、顎間ゴムを直接奥歯にかけない、という点が必要となるでしょう。

奥歯が倒れ込むと、奥歯がかみ合わなくて、噛めない状態になってしまいます。

顎間ゴムを活用することで、アップライトさせることが可能です。(ケースバイケース)

ここで重要なのは歯の動きやすい歯冠部ではなく、動きにくい歯根部を動かすことです。

見えない奥歯の調整に時間がかかると目に見える前歯の部分に比べると治らない、時間がかかると思われる方もいるかもしれません。

また、マウスピース矯正では奥歯を動かす治療計画を立てると歯が歯ぐき方向に沈んでいきます。

追加アライナーに大きめのアタッチメントを設置したり、上下の歯列の間に顎間ゴムをかけることで治していきます。

 

インビザライン治療に適さない症例や経験が浅く、抜歯が必要なケースであっても「非抜歯でできます」と矯正治療をはじめてしまい、後日トラブルになってしまっている医院も存在します。当院ではそのような対応はしておりません。この点を考慮したうえで患者様自身も医院選びの参考にしていただけたらと思います。

 

インビザライン治療の経験が浅い歯科医院は注意

インビザライン治療の経験が浅い歯科医院は注意

 

■インビザラインの自己管理について


インビザラインは自己管理していただくことがとても大切で、つけ忘れやマウスピースを外した時間が長くなると、歯の動きが悪くなってしまい、治療スケジュール通りに進めることが難しくなります。

スケジュールに沿い新しいマウスピースに変更することになるでしょう。治療が進むと歯が移動するので、同一のマウスピースをつけても治療が進みません。交換時期や装着時間をきちんと守ってくださいね。

患者様自身の管理が甘いとなかなか効果が出ずに治療が進みません。

インビザラインの装着時間は1日20時間以上が推奨されています。常に力が加えられ続け、歯が順調に動きます。アライナー装着時間が短いと、歯の動きは遅くなります。1日の装着時間を長くすることはとても重要なことです。

また、順番通り装着しなければなりません。

決められたルールや期間を守り、その治療効果が最大限発揮されるよう患者様自身に努力していただくことも必要です。

 

■リカバリーにも対応


メーカーによるクオリティの違いも効果が実感できなかった理由の1つです。マウスピース矯正にはさまざまなメーカーがあり、部分的な歯並び改善しか対応できないメーカーもあります。

マウスピース矯正だと、すべての歯並びの治療ができないと諦めてしまう方が多くいます。

インビザラインはすべての歯並びが対象となります。

相談される方にはマウスピース矯正をしたけど歯がほとんど動かなかった、理想の歯並びにならなかったと聞きます。

これはメーカーによるクオリティの違い、歯科医院選びが原因の可能性があります。

本来は治療した歯科医院が責任を持ち、対応すべきですが、対応できる能力がなかったり、患者様自身がそこの歯科医院には行きたくないなど事情があると思います。そのような方にも安心してきていただけるリカバリー治療も行っています。

 

■まとめ


矯正治療は歯を移動させたい距離が長いほど、難易度が高いです。

インビザラインも同じで、歯の移動距離が長いと、マウスピースをはめた際の違和感も大きいでしょう。かみ合わせに関するトラブルが発生しないように検査やカウンセリングを行います。

お気軽にご相談くださいね。

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