マウスピース型矯正装置の歯の移動

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マウスピース型矯正装置の歯の移動

2021年11月26日

インビザラインの魅力ってなんだと思いますか?

透明で目立たない?

取り外し可能でお手入れがしやすい?

実はそれだけではないです!
当院では痛みが少ない矯正治療を実現しました。

歯がどうやって動いていくのか、今日はマウスピース型矯正装置での歯の移動についてお話していきます。

目次

■そもそもマウスピース矯正とはなにか
■歯が動く仕組み
■まとめ

■そもそもマウスピース矯正とはなにか


インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社が作製するマウスピース型の矯正装置です。

マウスピース矯正は、従来のワイヤーによる矯正治療ではなく、その名の通り、マウスピースをはめる形の矯正になります。

従来のワイヤー矯正と異なる点は歯に固定せずに取り外しができるという点が大きいと思います。

矯正治療中も、従来のワイヤーに比べると、通常と同じように食事をすることや、歯磨きを行うことができます。しかも透明なマウスピースをつけるので、ワイヤーのように目立たないのもメリットの一つと言えます。

インビザラインにはさまざまなメリットがあります。

今までの矯正治療では必ず歯型を採る必要があります。インビザラインの大きな違いは、苦しい型取りは必要ありません。シリコンの入った大きなトレーをお口に入れて採取していましたが、苦手な方も多かったと思います。

インビザラインではアライナーを作製するための歯の型取りはiTeroシステムを使用し、苦しい型取りは一切不要です。

3Dスキャナーの先端を口の中に入れるのみで、素早く歯型を採取可能です。

すべてではありませんが、一般的なマウスピースによる矯正は歯が動くたびに次の段階の矯正装置に付け替えるタイミングで毎回歯型の採取を必要とします。

最初に1回採取した歯型を3Dデジタル化して、治療完了まで緻密な計画を練り上げます。

立案した計画に基づいて、正確な歯型のデータを採取し、患者様に出来るだけ負担の少ない形で、検査を実施していきます。

仕事にお忙しい方でも無理なく矯正治療を行うのに、インビザラインは適しています。

但し、インビザラインには従来の矯正とは違った特有の知識と技術が必要になります。

医師の高い診断技術が要求され、医師の治療計画によって、治療効果にも影響を及ぼします。

なので、インビザラインも豊富な経験のある医師に相談されるのがいいかと思います。

インビザラインは正確性や再現性が非常に高いのも特徴の一つです。

アメリカのアラインテクノロジー社はマウスピースに関する特許を中心に多数の知的財産を有しており、例えば、コンピューター・テクノロジー、ビジネスモデル、口腔内スキャン、マウスピース製造プロセスなど幅広い分野で、全世界累計550件以上の特許を保有しています。

このインビザラインがほかのマウスピース矯正に比べて、非常に優れているのも、この豊富な技術に裏打ちされています。

インビザラインの知名度は日本でも徐々に高まっており、インビザラインを希望して、歯科医院を訪れる患者様も年々確実に増加しています。

 

マウスピース矯正はワイヤーではなくマウスピースをはめる矯正

マウスピース矯正はワイヤーではなくマウスピースをはめる矯正

 

■歯が動く仕組み


インビザラインの場合は、抜歯を伴う全顎的な治療も当然可能です。アタッチメントなど補助装置を利用し、マウスピース矯正単独では苦手としている動きをカバーして治療します。

その他のマウスピース矯正では、出来る限り抜歯をせず、前歯を中心とした治療を行っていることからも適応症例は限定的となる場合が多く、その分安く矯正治療をできるようですが、後戻りがしやすいなどでデメリットも多く、注意が必要です。

歯科矯正治療では、歯あるいは顎に外力を作用させ、周囲組織に変化を起こさせます。(矯正力)矯正力が加わると、移動方向の歯頚部歯根膜は圧縮され、反対側は牽引されます。

  • 圧迫側に起こる変化
    強制力の強弱により圧迫側歯根膜の圧縮度は異なり、組織反応も異なります。弱い力のときには歯根膜はわずかな充血をきたして歯槽壁表面に破骨細胞が現れ、歯槽壁表面から骨吸収が起こります。これを直接性吸収といいます。
    一方、強い力のときには歯根膜は強く圧縮されて貧血を起こし、細胞成分がみられなくなり、硝子様変性を起こす。
    この段階ではまだ歯は動きません。変性部分から離れた部分および骨の内部には弱い力が加わるので破骨細胞が出現し、内部から骨を吸収します。これを穿下性吸収といい、骨が陥没することで歯は急激に移動する。
  • 牽引側に起こる変化
    牽引側歯根膜は引っ張られ、繊維芽細胞が増殖し、歯槽骨表面には骨芽細胞が現れ、骨を造成して骨添加を起こさせます。
    歯はさまざまな方向へ移動していきます。
  • 傾斜移動
    矯正力で歯軸が傾斜することで、近遠心的傾斜移動と唇舌的傾斜移動とがあります。前歯唇面に舌側方向の矯正力が加わり、歯が舌側傾斜する場合には、歯根膜の圧迫側は舌側歯頚部と唇側歯根尖部に生じ、牽引側は唇側歯頚部と舌側歯根根尖部に生じる。
  • 歯体移動
    歯全体が平行移動することを歯体移動といい、移動方向の歯根膜は前面にわたり圧迫側となり、反対側の歯根膜は牽引側となる。
  • 回転
    歯軸を中心に回転することで、歯が捻転している場合に、回転力を加えて歯列弓に正しく配列させる。歯根膜は歯根の形態に応じて圧迫側と牽引側とが生じ、それぞれ異なる変化を示す。
  • 圧下
    歯軸に沿って歯根方向へ矯正力を加えると、歯は歯槽内へ押し込まれる。この移動のことを圧下といい、歯根膜全体が圧縮される。
  • 挺出
    歯軸に沿って歯冠方向に矯正力を与えますと、歯は歯槽内から伸び出る。この移動のことを挺出といい、歯根膜線維は牽引される。
  • トルク
    歯冠部に唇舌的回転力を加えて歯根を主体に移動させることで、舌側へのトルクと唇側へのトルクとがある。移動方向の歯根膜は前面にわたり圧迫側となり、反対側は牽引側となる。

 

マウスピースだけではすべての歯は移動できません。

加える力を計算して作っているので、歯の移動距離や移動速度、角度などによって変わります。

その力を補助的に助ける機能がアタッチメントなのです。

歯の表面に付けるでこぼこの半透明の突起物のことです。

歯科用のプラスチックでできており、人体に無害な素材です。

白色で歯の色と似ているものを使用しているので、歯の表面についていても思ったよりあまり目立ちません。

逆にアライナーを装着しますと、アタッチメントが入るアライナーの膨らみの方がちょっと目立つくらいです。

歯科用の接着剤で歯の表面についているため、脱着の際に力がかかると取れる可能性もあります。

矯正治療が終わったら取れるものでないと全部外すので困りますよね。

そのためアタッチメントは適切な力で歯の表面についているのです。

 

■まとめ


ここまでインビザラインの特徴や歯の移動について記載してきましたが、通院回数も少なく、歯型の採取も1度で終わるインビザラインは、日常的に仕事やプライベートの予定で忙しい現代人にとって、とても負担を軽くできる治療方法です。

しかも精度の高い治療を受けることができるので、矯正の効果も望める上、日常生活においても取り外しが可能なので、食事や歯磨きなどもストレスを軽減して、実施することができます。見た目にもワイヤーなどと比べると目立たないので、そういったストレスも抑えられます。

 

インビザラインは確実に日本に浸透してきていましが、それは矯正に対するストレスを抑えたことによって、矯正治療のハードルを下げてきたことにあります。

ぜひ、矯正治療を考えているけど、通院や見た目などさまざまな理由で悩んでおられる方は一度当院へご相談ください。

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