インビザラインのゴムかけとは?~目的や方法について~

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インビザラインのゴムかけとは?~目的や方法について~

2022年11月18日

こんにちは、マウスピース矯正専門の、世田谷区の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

インビザラインによる矯正では、「ゴムかけ」という治療の段階で上と下の歯にゴムをとりつけて噛み合わせをより良くするケースもあります。ゴムかけは、矯正の仕上がりが良くなる重要な治療の工程です。 

今回はそのインビザラインのゴムかけに関して詳しくご紹介します! 

目次

■インビザラインのゴムかけとは?
■ゴムかけの効果
■インビザラインの主なゴムかけの種類
■ゴムかけの方法と注意点
■さぼるとどうなる?
■ゴムかけで起きやすいトラブル
■まとめ

■インビザラインのゴムかけとは?


インビザライン治療における重要な措置にゴムかけがあります。ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わってきます。ちなみにゴムは「エラスティック」とも呼ばれています。 

 

ゴムかけをする段階に至ると、歯とマウスピースに突起装置をつけます。突起はマウスピースの上下に複数箇所存在しています。口を開けた際に目立つところは目立ちにくい透明の突起で、奥歯の方は金属製を使用するケースもあります。金属製は外れにくいのが特徴です。 

エラスティックには医療で用いられるゴムが使用されています。輪の状態になっており、大きさの違った種類が複数あり、輪のサイズが小さくなればなるほど、矯正する力は強力化します。歯を動かす距離や矯正する力の強さを考えて、どのゴムを使うかを決めます。ちなみに、エラスティックはマウスピースに付けている突起ボタンに取りつけます。 

 

かけ始めるタイミングは患者様によって異なります。ですからインビザライン矯正を開始してすぐ使い始めることもあれば、少し経って効果がみられてから使い始めたりすることもあります。しかし一般的には、ある程度歯並びが整ってくる段階から後半にかけて行われることが多いです。 

担当の医師から「ゴムかけをはじめましょう」と言われるので、指示に従ってください。 

 

ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わる

ゴムかけは治療期間や出来栄えにかなり関わる

 

■ゴムかけの効果


○歯の移動を助ける

ゴムかけをすれば、歯が動くのを助けてくれます。マウスピースのみで歯を移動させるよりもスピーディーに歯並びが良化します。ゴムかけの時期は、歯並びのガタガタが整ってきた時期が多くて、噛み合わせの調整を行う頃にスタートするケースが多いです。 

 

○噛み合わせを整える

ゴムを上と下のマウスピースの突起に取りつけて引っ張り合って、噛み合わせや左右にずれた噛み合わせのバランスを整えます。ゴムを取り付ける突起の場所次第でかかる力の方向が変わり、様々な症例の矯正をサポートします。 

 

○望ましくない歯の移動を予防する

顎間ゴムには、望ましくない歯の移動を予防する役割もあります。 

例えば、出っ歯の治療では、歯を抜いて前歯をそのスペースに移動させる手法が頻繁に用いられます。ですが、奥歯が前の方に移動して、前歯を収めるべきスペースが狭くなってしまうことも。そこで、奥歯の望ましくない移動を予防するために顎間ゴムを補助として活用します。 

 

■インビザラインの主なゴムかけの種類


ゴムの取り付け方によって効果が違ってきます。インビザライン矯正においては、下記のようなゴムのかけ方があります。 

○Ⅱ級ゴム

Ⅱ級ゴムは、出っ歯の矯正に使用します。 

上の歯を後方へ、下の奥歯を前に移動するので、上顎の前から3番目と、下顎の前から6番目にかけるケースが多いです。 

 

○Ⅲ級ゴム

Ⅲ級ゴムは、受け口の矯正に使用します。 

上の歯を前へ、下の奥歯を後ろに移動するので、上顎の前から6番目の歯と、下顎の前から3番目の歯にかけることが多いです。 

 

○垂直ゴム

垂直ゴムは、開咬の良化に向け使います。開咬とは、噛み合わせた際に上と下の前歯が大きく開いてしまっているものです。 

縦方向に引っ張り合うように、上と下の歯に垂直に取り付けます。 

 

○交叉ゴム

交叉ゴムは、交叉咬合の矯正の際に使います。交叉咬合は噛んだときに歯並びの途中で上下の噛み合わせが左右にずれてしまう状況のこと。 

上下の同じ歯に噛み合わせをまたぐように表側と裏側にかける必要があり、奥歯の場合は難易度が高いケースもあります。 

 

■ゴムのかけ方と注意点


ゴムかけは、インビザラインに限らずすべての歯列矯正法で行える手法です。 

歯並びや患者様の治療のレベル次第で、ゴムかけをしないまま矯正が終わるケースもあります。 

 

インビザラインのゴムかけは自ら行うことになります。 

正しくゴムをかけられないと、治療期間が延びたり最初のシミュレーション通りの効果が出なくなることもあるでしょう。 

慣れない段階では時間がかかったり、ゴムをつけているので話がしにくい…などの不自由さを覚えるケースもありますが、徐々に慣れてくるでしょう。 

○1日20時間以上つける

ゴムの装着時間も大切です。通常はマウスピースの装着時間と同じくらいの1日20時間以上はしっかりとつけなくてはなりません。食べ物を食べる際・歯磨き中は除きますが、それ以外の際は、マウスピースをつけて、尚且つゴムもかけましょう。 

 

○ゴムは毎日取り替える

エラスティックは毎日、新しいものと取り替えます。衛生面以外にも、ゴムの伸縮性が弱くなるとゴムかけの効果が減少してしまうので必ず取り替えるのを忘れないようにしましょう。左右どちらかのゴムが切れた際は、両方新しいゴムに交換します。 

 

○外出時も必ずゴムとホルダーを忘れずに

外出する際は、マウスピースのケースと共にゴムとエラスティックホルダーも携帯しましょう。もし、外でゴムが切れた際には、即新しいものに付け替えます。 

 

■さぼるとどうなる?


ゴムかけが面倒、目立つので見られたくない、忘れてしまう…といった理由でさぼってしまうケースもあるはず。そういったことが続いてくると様々なデメリットが出てきます。 

  • 計画通りに治療が進まない
    長期間かけていなかったり、さぼってしまったり、自分の判断で時間を調整すると、治療に必要な期間が長くなり、仕上がりも悪くなるリスクもあります。 
  • 後戻りする可能性がある
    矯正治療によって動かした歯は、治療前の歯並びに戻る「後戻り」をすると言われています。長期間さぼってしまうと元の歯並びに戻ってしまうので、医師から指示されたようにつけましょう。 

 

■ゴムかけで起きやすいトラブル


○ゴムがかけられない!

顎間ゴムに慣れない頃はゴムをかけるのもとても大変です!奥歯になればなるほど、難易度は上がっていきます。 

何回トライしてもゴムがかけられない場合はそのままにせず歯科医師に相談しましょう。また、ゴムかけをする専用スティックやピンセットを使うのもおすすめです。 

はじめは鏡をみながらコツをつかむまで何度も繰り返してみて下さい。当院でもゴムかけの方法などのアドバイスをしっかりと行っているため、気軽にご相談下さい。 

 

○痛みが出てきた!

ゴムかけをすると多大な力が歯にのしかかり、ゴムかけを開始した頃は痛みを覚えるケースもあります。 

痛みがあるという理由で即ゴムを外すことはしないでください。(例外アリ)我慢できない痛みの場合は歯科医師に相談しましょう。痛みは2日〜3日ほどで慣れてしまうことがほとんどです。 

 

○ゴムが切れてしまった!

ゴムが切れるケースもたくさんあります。ゴムかけに使用するゴムは1日を基本に新品に交換してください。劣化してしまったゴムだと引っ張る力が弱くなったり、切れてしまう原因にも。 

また、ゴムが切れた時も、新しいゴムにすぐ交換できるようにゴムは常に複数持ち歩くようにして下さい。 

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか? 

 

ゴムかけを開始した当初は、歯を動かすときの痛み、話しにくさなどがつらいと感じるかもしれません。ただ、ほとんどの場合1~2週間で慣れてくることが多いです。

 

まずは3日間使い続け、習慣をつけるようにしましょう。慣れてくるとキツさもマシになり、楽に感じるようになります。ただ、痛みが酷くなる、顎まで痛くなってきたなど…症状がひどくなるようでしたら、我慢せずにすぐに歯科医院にご連絡してください 

当院では矯正相談を無料で受け付けております。治療について不安なこと、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください! 

 

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