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インビザラインのアタッチメントの種類

2021年10月29日

『目立たない』『ご自身で取り外しができる』『通院回数が少ない』などの理由により、当院で人気の高いマウスピース矯正『インビザライン』ですが、従来から行われているワイヤー矯正と比べると、適応となる歯列不正の症例に限りがあるなどのデメリットも持っています。

ところが、単にマウスピースを使うのではなく、アタッチメントというものをつけることで、適応となる歯列不正の幅がぐんと増やせます。

まさに「不可能を可能にする」のがアタッチメントの役割です。

そこで、今回は、最近注目度アップのインビザラインの適応症例を増やすアタッチメントの役割についてお話ししたいと思います。

目次

■マウスピース矯正でのアタッチメント
■インビザラインで使われるアタッチメントとは
■インビザラインのアタッチメントの種類
■アタッチメントの取り扱い
■アタッチメントの注意点

■マウスピース矯正でのアタッチメント


アタッチメントとは、歯の表面につけた突起物のことです。

マウスピース矯正では、マウスピースが歯を押すことで動かしていきます。

しかし、歯の表面はツルツルした状態ですから、マウスピースから加えられた矯正力が逃げてしまうことがあります。

そのようなとき、歯の表面にアタッチメントをつけると、マウスピースが歯に引っかかりやすくなり、マウスピースからの矯正力がしっかりと伝えられるようになります。

そのほかにも、アタッチメントにはマウスピースのフィット感をアップする役割もあります。

つまり、アタッチメントは、それ自体が歯を動かすのではなく、歯をより動かしやすくし、矯正治療をスムーズにすることを目的につけるものといえます。

したがって、矯正治療が終われば、つまりリテーナーで保定する段階になれば、アタッチメントはいらなくなるので、取り除きます。

アタッチメントは歯の表面に貼り付けているだけなので、簡単に取り除けます。

 

■インビザラインで使われるアタッチメントとは


インビザラインは、薄くて透明度の高い、そして歯に密着したマウスピースを矯正装置とした矯正治療法です。

マウスピース矯正の最大の利点は、矯正治療を受けていても、一見しただけではわからないほどの目立ちにくさにあります。

マウスピース矯正の利点を損なうことがないよう、インビザラインのアタッチメントにも目立ちにくさが求められます。

こうした条件をクリアするために、インビザラインのアタッチメントは、コンポジットレジンという歯の色にマッチした白色のプラスチック材料で作られています。

コンポジットレジンはプラスチックですが、虫歯治療でよく使われている材料なので、安全性は問題ありません。

インビザラインのアタッチメントは、四角いタイプ、丸いタイプなどいろいろありますが、いずれのアタッチメントも3〜5mmほどの厚みなので、とても薄く作られていることがわかっていただけることでしょう。

歯の色に似ている上に、コンパクトなので、インビザラインの目立ちにくさを損なうことがありません。

こうしたアタッチメントを歯の表面に接着させ、マウスピースの矯正力を高めるようにします。

 

アタッチメントはマウスピースの矯正力を高める

アタッチメントはマウスピースの矯正力を高める

 

■インビザラインのアタッチメントの種類


インビザラインのアタッチメントは、大きく分けるとインビザライン社が作る『最適アタッチメント』と、歯科医院で作る『通常アタッチメント』の2種類に分けられます。

○最適アタッチメント

インビザラインでは、矯正治療に取りかかる前に、専用のソフトウェアで歯の移動をシミュレーションします。

この結果をもとにマウスピースを作るわけですが、このとき、歯の位置や形、サイズなどによってソフトウェアが自動的に作成するアタッチメントが、最適アタッチメントです。

最適アタッチメントの形やサイズは、インビザラインのソフトウェアが、矯正治療の効率が最大限に高められるように計算して、自動的に作ります。

もちろん、最適アタッチメントをどの歯のどの部分につけるのかも、ソフトウェアが指定します。

最適アタッチメントには、いろいろな種類があります。

  • ルートコントロール用最適アタッチメント
    ルートとは、歯根のことです。
    道じゃありませんよ。
    ルートコントロール用最適アタッチメントは、歯の隙間や前歯の隙間(正中離開)を埋めたいときに多く使われ、それらの歯根を前後に動かし、歯並びの隙間を解消させます。
  • 回転用最適アタッチメント
    歯の中心軸を中心にして回転させるためのアタッチメントです。
    このアタッチメントは主に犬歯やその後ろの小臼歯という歯に使います。
  • 開咬(オープンバイト)用最適アタッチメント
    奥歯を噛み合わせたときに、上顎と下顎の前歯が当たらない歯並びを開咬(オープンバイト)といいます。
    開咬(オープンバイト)用最適アタッチメントは、上顎の前歯4本に装着し、前歯を引き出しやすくします。
  • 過蓋咬合(ディープバイト)用最適アタッチメント
    過蓋咬合(ディープバイト)とは、奥歯を噛み合わせたときに、下顎の前歯が上顎の前歯に隠されてしまって見えなくなるような噛み合わせのことです。
    この最適アタッチメントは、下顎の前歯や小臼歯に貼り付けて、奥歯を引き出すことで過蓋咬合の改善を図ります。
  • アンカレッジ用最適アタッチメント
    この最適アタッチメントは、抜歯部分のスペースを閉じるように設計し、抜歯をしなければならないような歯列不正の矯正治療の際に使います。

 

○通常アタッチメント

こちらは、インビザラインのメーカーが作るのではなく、歯科医師が臨機応変に歯につけるアタッチメントです。

大きさや位置も歯科医師の裁量で調整します。

 

■アタッチメントの取り扱い


インビザラインのようなマウスピース矯正は、ご自身の手でマウスピースを付けたり外したりできるのが利点です。

では、アタッチメントもご自身の手でつけたり外したりできるのかというと、そうではありません。

アタッチメントは歯科医師が専用の接着剤をつけて歯にしっかりと貼り付けます。

外すときは、リムーバーという器具を使って歯の表面から剥がします。

剥がしたままですと、表面がざらざらとしてしまいますから、専用の器械を使って、きれいに磨きます。

アタッチメントに関しては、つけることも外すこともできないのです。

 

■アタッチメントの注意点


○アタッチメントが外れたとき

アタッチメントは、歯に接着しただけのものなので、外れないとも限りません。

しかし、たとえ外れたとしても、すぐに治療計画に影響が出るものでもありません。

ですが、外れた状態を放置していると矯正治療がうまく進まなくなる恐れがありますので、放置したままにはしないようにしてください。

 

○マウスピースの付け外しが難しくなる

アタッチメントには、マウスピースのフィットを高める働きがあります。

そのため、マウスピースを装着したり、外したりするのが難しくなります。

そこで、マウスピースをつけるときは無理なくゆっくりと入れてください。

外すときはマウスピースの端に指先を当てて広げるような感じで外すようにするといいでしょう。

 

○着色汚れがつきやすい

アタッチメントはコンポジットレジンでできています。

歯とコンポジットレジンの境などに食べ物や飲み物に含まれる色素が入り込み、着色汚れを生じさせてしまうことがあります。

あくまでも着色汚れだけなので、虫歯ではないのですが、せっかく目立たないインビザラインを選んだわけですから、矯正治療を受けている間は、色の濃い食べ物や飲み物を避けることをおすすめします。

 

○慣れるまでは口内炎ができやすい

アタッチメントは、歯の表面の突起のようなものです。

したがって、これが頬や唇などに当たると、粘膜が傷つくことがあります。

アタッチメントに頬や唇が慣れるにつれて、こうしたことは起こらなくなりますが、しばらくの間はそのようなリスクがあります。

二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正についてご紹介

2021年10月6日

矯正歯科医院ってたくさんありますよね。

歯並びをきれいに整えようと思ったとき、どの矯正歯科医院を受診しようかと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

矯正治療と一言で言っても、実はいろいろな方法があることはご存知でしょうか。

仮にAという治療法での対応が難しい場合、Bという治療法で対応するとうまくいくというように、ひとつの方法に拘らず、症状に応じて柔軟に治療法を選ぶことが、歯並びを理想的な状態に整えるためにとても大切です。

そのためには、さまざまな矯正治療の方法に習熟しておく必要がありますが、矯正の専門歯科医院でもなかなか難しいのが現実です。

しかし、当院では、いろいろな治療法に対応していますし、もちろん、それらの治療経験も大変豊富です。

今回は、当院で行なっている矯正治療法についてご紹介します。

 

そこで、今回は、当院「二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科」の特徴をご紹介しようと思います。

目次

■当院はインビザラインの認定医
■マルチブラケット矯正
■裏側矯正
■アンカースクリュー
■部分矯正

■当院はインビザラインの認定医


近年、人気が高まっているマウスピース矯正の中でも、世界で最もシェアの高いのがインビザラインです。

世界シェアが広いということは、それだけ実績も多く、支持されているということの裏返しでもあります。

そのインビザラインでは、認定医制度を設けています。

当院は、インビザラインの認定医資格を持った歯科医院です。

インビザラインは、コンピューターにより歯の動きをシミュレーションする矯正治療法を確立したことで知られています。

コンピューターでシミュレーションするから、矯正の専門医じゃなくても、それこそ研修医でもできそうに思ってしまいませんか?

そのようなことはありません。

簡単そうに見えて、実はマルチブラケット法などのその他の矯正治療よりも深い知識と経験が要求される治療となっています。

そこで、インビザラインでは、安心してマウスピース矯正を受けていただくために、インビザラインの認定医制度を設けているのです。

 

当院では、このインビザラインの認定医基準をクリアし、インビザラインからインビザドクターの認定を受けています。

また、インビザラインの治療経験が大変多く、インビザドクターの資格に加えて、当院では、このダイヤモンドプロバイダーの認定も受けています。

インビザラインは、マウスピース矯正の先駆けともなった治療法です。

世界的に見ても、最も成功したマウスピース矯正と言っても間違いではなく、世界トップのシェアを誇っています。

他の矯正歯科医院で、インビザラインでの治療は難しいと言われた方も、当院なら対応できるかもしれませんから、一度ご相談ください。

ご自身でマウスピースを交換して歯を移動させる矯正治療のため、1日の装着する時間が決まっています。

指定された時間装着しながら、治療の段階に合わせて新しいものに付け替えていきます。

マウスピースを入れたり、外したりするのは、治療を受けているご自身です。

デメリットとしては適切にマウスピースを管理しないと、予定通りに矯正治療が進まなくなってしまうことだと思います。

メリットはほかの矯正装置による治療とは違って食事の際には装置を取り外せるので、食べ物が装置に挟まったり、くっついたりする心配がありません。

そのため、これまでと同じように食事を楽しむことができます。

 

矯正治療と一言で言っても、実はいろいろな方法があることはご存知でしょうか。

仮にAという治療法での対応が難しい場合、Bという治療法で対応するとうまくいくというように、ひとつの方法に拘らず、症状に応じて柔軟に治療法を選ぶことが、歯並びを理想的な状態に整えるためにとても大切です。

そのためには、さまざまな矯正治療の方法に習熟しておく必要がありますが、矯正の専門歯科医院でもなかなか難しいのが現実です。

しかし、当院では、いろいろな治療法に対応していますし、もちろん、それらの治療経験も大変豊富です。

当院で行なっている矯正治療法についてご紹介します。

 

■マルチブラケット矯正


矯正といえば目立つワイヤーを想像する方が多いと思います。

調べているとよく「マルチブラケット」ってみかけませんか?

マルチブラケット矯正は、歯の表面にブラケットという金具を付けて、ワイヤーを利用して歯を移動させる矯正治療で、最もオーソドックスな矯正治療法です。

100年にほどに及ぶ長い歴史があり、ほぼ全ての歯並びに対応しているほどの適応範囲の広さが特徴です。

ほぼすべての歯列不正を治せるほどの応用範囲の広さが利点ですが、ブラケットが目立ってしまうのが難点です。

慣れるまで歯を磨きにくい、お食事の際に挟まる、矯正装置が当たって口内炎を作ることもあります。

当院では、セルフライゲーションブラケットという特殊なブラケットを使い、ワイヤーも白くコーティングされたものにすることで、マルチブラケット法の難点を解消した違和感の少ない治療法を提供しています。

そのため、マルチブラケットによる矯正治療を受けていただくと、デメリットよりも利点が多く、患者様に安心して受けていただくことができます。

 

マルチブラケット矯正はほぼすべての歯列不正を治せる

マルチブラケット矯正はほぼすべての歯列不正を治せる

 

■裏側矯正


裏側矯正は、歯の裏側にブラケットをつける矯正治療法です。

最大のメリットとしは「矯正装置が見えないこと」で、最も目立ちにくい矯正装置です!

裏側にブラケットをつけるため、目立ちにくくなっていますし、マルチブラケット法の利点も備わっています。

難点は難易度の高さですが、当院は治療経験も多く、安心して受けていただけます。

裏側につける場合も装置の間に食べかすなどが溜まりやすく、歯磨きもしづらいので虫歯のリスクは上がると言われております。

しかい、裏側には常時唾液が循環しております。その唾液には「殺菌作用」があるので細菌が増殖しづらい環境となり虫歯になりにくいのです。

 

■アンカースクリュー


アンカースクリュー矯正とは、アンカーと呼ばれる支えを歯茎に埋めて、ここを固定源として歯を移動させる矯正治療です。

アンカースクリュー矯正なら、従来は難しかった大臼歯という大きな奥歯の後ろへの移動ができます。

大臼歯を奥へ移動させることができると、歯を並べるスペースに余裕が生まれるため、歯を並べるスペースを確保する目的の抜歯をしなくても歯並びを整えられる可能性が高まります。

 

■部分矯正


中には、歯並び全体ではなく、前歯だけなど、ごく一部だけ歯並びを整えたいという希望の方もおられます。

当院では、そうした部分的な矯正を希望される方に対応した部分矯正も行っています。

できる限り受診された方々の希望に沿った治療を行うようにしています。

部分矯正は適応症例が限られ、すべて人に部分矯正治療ができるわけではありません。
そのため、場合によっては部分矯正ではなく、全体的な矯正が必要とお伝えすることもあります。

 

「矯正にも様々な種類があって自分にはどの矯正が合っているのか分からない」そんなお悩みもあるかと思います。

歯周病治療や虫歯治療と手がけている一般歯科医院か、矯正歯科治療を専門的に行っている医院ではどちらがいいか悩みますよね。

歯並びは複雑で、ひとりとして同じ人はいません。

矯正治療の経験の多い歯科医院なら、取り得る選択肢が多いので安心していただけます。

マウスピース矯正治療での対応が難しい場合はマルチブラケット法で対応することも十分可能です。

 

二子玉川デンタルデザイン歯列矯正歯科では、随時歯並びについてのご相談を受付けております。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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