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歯の裏側矯正中は喋りにくい?噂の理由と簡単な解消方法を解説

2023年7月28日

こんにちは。二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

ワイヤー矯正は、大きく分けて表側矯正と裏側矯正があります。このうち裏側矯正は歯の裏に装置を取り付けるため、中には喋りにくい・発音しづらいと感じる方もいます。ただ、人それぞれ感じ方に違いがあるほか、対策次第では喋りづらさを解消することも可能です。
今回は、これらの内容について詳細を紹介します。

 

目次

■歯の裏側矯正について
■歯の裏側矯正中は喋りにくいの?
■どんな音が発音しづらくなるの?
■裏側矯正中の喋りにくさを解消する方法
■歯の裏側矯正のメリットとは
■まとめ

■歯の裏側矯正について


裏側矯正

裏側矯正

裏側矯正は、歯の舌側にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、金属製のワイヤーなどで歯を固定する矯正治療の方法です。舌側矯正と呼ばれる場合もあります。治療期間は症例によりますが、表側矯正とほぼ同等か、マウスピース矯正より短くて済むことも多いです。

 

一般的な歯列矯正の方法は、冒頭で触れた表側矯正で、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けます。しかし、ブラケットやワイヤーの色によっては、装置が目立ってしまう欠点があります。裏側矯正は、装置が表から見えにくいため、見た目を気にする必要がありません。

ただ、表側矯正と比較して治療費が高くなる傾向があります。症例によって異なりますが、100万円を超えるのが一般的です。治療費を抑えたい方には不向きですが、装置の見た目を気にしたくない方には裏柄矯正が適しています。

■歯の裏側矯正中は喋りにくいの?


裏側矯正は、歯の裏にブラケットを取り付けるため、通常時よりも滑舌が悪くなってしまう方もいます。もちろん個人差がありますが、会話がしにくくなったり、喋りづらくなったりすることは覚悟したほうがよいでしょう。

人間は喋る際に舌を動かすことで音を発しています。しかし、歯の裏側に異物があると、舌を動かしづらいと感じてしまい、喋りにくい・発音しづらいといった問題が生じることがあります。裏側矯正中は、歯の裏にブラケットを装着していますので、普段とは状況が異なります。その結果、喋る時に舌がブラケットに当たってしまい、滑舌が悪化する場合があります。

ただ、滑舌が悪くなってしまう現象は一時期のみで終わります。治療が完了するまでの間、喋りにくさを感じるケースはほとんどありません。人によって異なりますが、早ければ1週間、遅くとも1ヶ月程度で元通りになるでしょう。滑舌が悪くなるからといって、裏側矯正を諦める必要はありません。

 

矯正装置を装着して間もない頃は、普段と口腔内の状態が違います。そのため、舌が上手く動かせず、滑舌が悪くなってしまうのです。一方、矯正装置の違和感は徐々に薄れていき、そのうち慣れて気にならなくなります。少し時間は必要ですが、慣れてしまえば普段と同じように話せるようになります。

■どんな音が発音しづらくなるの?


裏側矯正を始めたばかりの時期は、普段より喋りにくくなって不便を感じるかと思います。しかし、全ての言葉が発音しづらくなるわけではありません。発音が難しくなるのは、主にサ行・タ行・ナ行・ラ行の単語です。また、ザ行・ダ行など、濁点を含む言葉の発音が難しくなる場合もあります。

 

サ行やタ行の音は、舌を歯の裏側や歯茎の近くに付けた状態で発音します。ところが、歯の裏側にブラケットがあると、うまく舌を付けられず、音が抜けたような発音になってしまうことがあります。滑舌が悪くなるので、聞き手にうまく伝えられなくなったり、舌足らずに感じられたりする場合もあるでしょう。また、矯正装置を付けて間もない頃は、舌がブラケットに触れる感覚に慣れず、先端が痛んでしまう場合もあります。

ほとんどの方は、1週間から1ヶ月程度で元通り話せるようになります。しかし、サービス業や接客業など、人と会話する機会が多い方は注意が必要です。仕事に影響が出る可能性がありますので、治療開始のタイミングはもちろん、治療可否も含めて慎重な判断が求められます。装置が目立たず、発音への影響も少ないマウスピース矯正のインビザラインも検討するべきでしょう。

■裏側矯正中の喋りにくさを解消する方法


会話をしている男女

会話をしている男女

もし裏側矯正中に喋りづらい・滑舌が悪いと感じた時は、「あいうべ体操」を実践してみましょう。あいうべ体操は、舌や口の周囲の筋肉をトレーニングできる体操です。口呼吸の改善につながると言われていますが、滑舌の改善にも効果が期待できます。すぐに実践できますので、毎日コツコツ取り組んでみるとよいでしょう。

 

あいうべ体操は、まず口を大きく動かしながら、あ・い・うを発音します。次は「え」ではなく、思いっきり舌を伸ばし、いわゆる「あっかんベー」の状態にしましょう。これを毎日数回ずつ、1日3セットを目安に実践するのがおすすめです。個人差はありますが、舌が鍛えられることで、裏側矯正中の滑舌がよくなる場合があります。

また、早口言葉を練習してみるのもおすすめです。早口言葉は無関係に思えるかもしれませんが、口や舌をしっかり動かせるので、滑舌のよいトレーニングになります。裏側矯正中の喋りにくさを感じている方はもちろん、普段から滑舌に自信がない方も、早口言葉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

早口言葉は、基本的に何でも大丈夫です。例えば「隣の客はよく柿食う客だ」でもいいですし、「東京特許許可局」でも構いません。何度も繰り返し、口や舌を動かすことが重要です。ただ、早口言葉を喋る際は腹式呼吸を取り入れ、意識的に舌を動かしましょう。もし舌を噛みそうな時や、上手く言えない時は、ゆっくりの状態から始め、少しずつ早くするのがおすすめです。

母音を意識して喋るのもよいでしょう。裏側矯正中は、舌を普段のように動かせない場合があるため、母音がうまく発音できないことがあります。しかし、母音は全ての言葉に含まれていますので、「あいうえお」をしっかり発音できるように意識しましょう。最初は難しくても、少しずつ発音できるようになります。

裏側矯正中の喋りにくさは、数週間ほどで感じなくなるのが一般的です。そのため、各種体操・トレーニングを実施しながら、慣れるまで母音を意識して喋るようにしましょう。

■歯の裏側矯正のメリットとは


歯の裏側矯正は、一時的に発音しづらくなる・喋りにくくなるなどのデメリットがあります。一方でメリットもあります。

裏側矯正は装置を歯の裏側に装着しますので、まず目立つことがありません。表側矯正とは違って外見を気にせず、これまでと同じように過ごせます。装置の外見が気になる方や、人と触れ合う機会が多い方にとっては、装置が目立たないことは大きなメリットになります。

 

また、虫歯のリスクが低い点もメリットといえます。歯の裏側は唾液が溜まりやすく、表側よりも虫歯菌に触れることが少なめです。もちろん毎日のブラッシングは欠かせませんが、歯の裏側はエナメル層も厚いため、虫歯になる可能性は低いといえます。

 

表側矯正と比較して、飲食をしやすいこともメリットでしょう。表側矯正は、ブラケットと歯の隙間に食べかすが詰まる場合もあります。しかし、裏側矯正は食べかすが詰まりにくく、もし詰まったとしても外からは見えないので、見た目を気にせずに飲食を楽しめます。ただ、飲食のしやすさという点では、矯正装置を自由に取り外せるマウスピース矯正が優れています。

■まとめ


歯の裏側矯正を始めると、ブラケットが邪魔になってしまい、滑舌が悪くなることもあります。ただ、あくまで慣れの問題ですので、ほとんどの方は1週間から1ヶ月程度で元に戻ります。しかし、接客業に従事しているなど、人と会話する機会が多い方は注意が必要です。

もし喋りにくいと感じたら、早口言葉を練習するなど、トレーニングを実践してみましょう。母音を意識して喋るなど、喋り方を工夫するだけで改善される場合もあります。いずれにせよ、少しでも不安がある方は、一度歯科医師へ相談することをおすすめします。

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